(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6363390
(24)【登録日】2018年7月6日
(45)【発行日】2018年7月25日
(54)【発明の名称】複数熱交換器の接続構造
(51)【国際特許分類】
B60K 11/04 20060101AFI20180712BHJP
F28F 9/00 20060101ALI20180712BHJP
F28D 1/053 20060101ALI20180712BHJP
E02F 9/00 20060101ALI20180712BHJP
【FI】
B60K11/04 B
F28F9/00 321
F28D1/053 A
E02F9/00 M
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-102004(P2014-102004)
(22)【出願日】2014年5月16日
(65)【公開番号】特開2015-217761(P2015-217761A)
(43)【公開日】2015年12月7日
【審査請求日】2017年2月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000222484
【氏名又は名称】株式会社ティラド
(74)【代理人】
【識別番号】100082843
【弁理士】
【氏名又は名称】窪田 卓美
(72)【発明者】
【氏名】生駒 貴史
【審査官】
米澤 篤
(56)【参考文献】
【文献】
特開2013−244789(JP,A)
【文献】
実開昭62−24288(JP,U)
【文献】
特開2006−335329(JP,A)
【文献】
特開2009−208652(JP,A)
【文献】
特開昭62−221919(JP,A)
【文献】
特開2013−1354(JP,A)
【文献】
特開2000−120438(JP,A)
【文献】
実開昭61−59124(JP,U)
【文献】
特開2011−20590(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60K 11/04
E02F 9/00
F28D 1/053
F28F 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれの平面方向に並列した第1熱交換器(1)と第2熱交換器(2)とを有し、
前記第1熱交換器(1)のコア(1a)の幅方向両側には、それぞれ断面コ字状の第1サイドメンバー(3)が取り付けられ、
前記第2熱交換器(2)のコア(2a)の幅方向両側には、それぞれ断面コ字状の第2サイドメンバー(4)が取り付けられ、
前記第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)の下端は、それらの下端を支持する断面L字状の第1プレート(7)により接続され、
前記第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)の上部間は、第2プレート(8)により接続され、
前記第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)の全幅方向の両端に位置する第1サイドメンバー(3)の側壁部と第2サイドメンバー(4)の側壁部を介して固定される第3熱交換器(18)により、第1熱交換器(1)と第2熱交換器(2)とが互いに接続されており、
前記第1プレート(7)および第2プレート(8)が各熱交換器(1)(2)の全幅方向の両端に位置する第1サイドメンバー(3)の側壁部と第2サイドメンバー(4)の側壁部に接続されていることにより、前記第1熱交換器(1)および前記第2熱交換器(2)の上下が固定されており、
前記第3熱交換器(18)の一対のタンクに夫々ブラケット(17)が取付けられ、
その両ブラケット(17)を介して筋交い機能を有する第3熱交換器(18)が前記第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)の全幅方向の両端に位置する第1サイドメンバー(3)と第2サイドメンバー(4)に接続されていることを特徴とする複数熱交換器の接続構造。
【請求項2】
請求項1に記載の複数熱交換器の接続構造において、
前記第1熱交換器(1)の下端に一対の第1係止ピン(5)が突設され、
前記第2熱交換器(2)の下端に一対の第2係止ピン(6)が突設され、
前記第1プレート(7)は、L字の平面(7a)に一対の第1ピン挿通部(9)と、一対の第2ピン挿通部(10)とが突設され、
第1熱交換器(1)の一対の第1係止ピン(5)が一対の前記第1ピン挿通部(9)に挿通されると共に、第2熱交換器(2)の一対の第2係止ピン(6)が一対の前記第2ピン挿通部(10)に挿通され、
第1プレート(7)のL字の壁面(7b)の長手方向の両端に穿設した下端ビス孔(11)が、前記第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)の第1サイドメンバー(3)、第2サイドメンバー(4)の各下端に設けたビス孔(14)と整合されて、そこに締結ビス(12)を介して、第1プレート(7)により各熱交換器(1)(2)の下端間が締結固定され、
前記第2プレート(8)は、少なくとも4つの上端ビス孔(13)が穿設され、
第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)の一対の第1サイドメンバー(3)および一対の第2サイドメンバー(4)の上端にそれぞれ穿設されたビス孔(14)が、前記第2プレート(8)の4つの各上端ビス孔(13)に整合して、そこに締結ビス(12)を介して、第2プレート(8)により各熱交換器(1)(2)の上端間が締結固定された複数熱交換器の接続構造。
【請求項3】
請求項2に記載の複数熱交換器の接続構造において、
第2熱交換器(2)は、その一対の第2サイドメンバー(4)の各下端に、高さ調整用の一対の延長部材(15)がそれぞれ突設され、その下端がL字に曲折されて、そのL字の下面に前記第2係止ピン(6)が下方に突設され、
両延長部材(15)間の中間に第2熱交換器(2)の熱交換媒体接続用のフランジ(16)が配置された複数熱交換器の接続構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の熱交換器を連結して、エンジンルーム等の取付部材に取付けるための構造に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献には、建築機械用の複数の熱交換器間を接続する取付枠体が記載されている。
これは、建設機械に用いるラジエータと、アフタークーラと、オイルクーラとの三つの熱交換器を並列して保持し、それを車両の本体フレームに固定するものである。そのために、両側に一対の縦プレートを配置し、その上端間を上プレートで連結し、下端間を下プレートにより連結している。
その縦プレートは断面コ字状に形成され、下プレートは断面L字状に形成されている。一対の縦プレートにラジエータの一側部およびオイルクーラの一側部を把持し、それらの下端を下プレートで支持し、上端を上プレートで支持している。なお、上プレートは平板状であり、それぞれの熱交換器の上端部の形状に整合するように形成されている。
これらの部材は、一例として、互いに溶接またはビス等により接続されて、枠体を形成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−335329
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来型の取付枠体は、上述のような構造をしているため、取付枠体自体の重量が重くなる欠点があった。さらにこれらは、枠体とそれぞれの熱交換器との間に塵埃が入り込まないようにシール用のパッキンを介在させる。そのため、その分の重量も大きくなる。
また熱交換器をメンテナンスするため、各熱交換器を枠体の上方から持ち上げて取外す必要があり、特に建設機械用の大型熱交換器の着脱が面倒である欠点があった。また、上プレートの形状が熱交換器の高さに依存して決定されるため、熱交換器自体に寸法誤差などがあると、上端部の固定が困難になるおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は取付に使用する部材を可能な限り減らすことにより、構造が簡単で、全体が軽量化でき、それに伴い製造コストを抑えられる複数熱交換器の接続構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、それぞれの平面方向に並列した第1熱交換器1と第2熱交換器2とを有し、
前記第1熱交換器1のコア1aの幅方向両側には、それぞれ断面コ字状の第1サイドメンバー3が取り付けられ、
前記第2熱交換器2のコア2aの幅方向両側には、それぞれ断面コ字状の第2サイドメンバー4が取り付けられ、
前記第1熱交換器1および第2熱交換器2の下端は、それらの下端を支持する断面L字状の第1プレート7により接続され、
前記第1熱交換器1および第2熱交換器2の上部間は、第2プレート8により接続され、
前記第1熱交換器1および第2熱交換器2の全幅方向の両端に位置する第1サイドメンバー3の側壁部と第2サイドメンバー4の側壁部を介して固定される第3熱交換器18により、第1熱交換器1と第2熱交換器2とが互いに接続され
ており、
前記第1プレート7および第2プレート8が各熱交換器1,2の全幅方向の両端に位置する第1サイドメンバー3の側壁部と第2サイドメンバー4の側壁部に接続されていることにより、前記第1熱交換器1および前記第2熱交換器2の上下が固定されており、
前記第3熱交換器18の一対のタンクに夫々ブラケット17が取付けられ、
その両ブラケット17を介して筋交い機能を有する第3熱交換器18が前記第1熱交換器1および第2熱交換器2の全幅方向の両端に位置する第1サイドメンバー3と第2サイドメンバー4に接続されていることを特徴とする複数熱交換器の接続構造である。
【0008】
請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の複数熱交換器の接続構造において、
前記第1熱交換器(1)の下端に一対の第1係止ピン(5)が突設され、
前記第2熱交換器(2)の下端に一対の第2係止ピン(6)が突設され、
前記第1プレート(7)は、L字の平面(7a)に一対の第1ピン挿通部(9)と、一対の第2ピン挿通部(10)とが突設され、
第1熱交換器(1)の一対の第1係止ピン(5)が一対の前記第1ピン挿通部(9)に挿通されると共に、第2熱交換器(2)の一対の第2係止ピン(6)が一対の前記第2ピン挿通部(10)に挿通され、
第1プレート(7)のL字の壁面(7b)の長手方向の両端に穿設した下端ビス孔(11)が、前記第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)の第1サイドメンバー(3)、第2サイドメンバー(4)の各下端に設けたビス孔(14)と整合されて、そこに締結ビス(12)を介して、第1プレート(7)により各熱交換器(1)(2)の下端間が締結固定され、
前記第2プレート(8)は、少なくとも4つの上端ビス孔(13)が穿設され、
第1熱交換器(1)および第2熱交換器(2)の一対の第1サイドメンバー(3)および一対の第2サイドメンバー(4)の上端にそれぞれ穿設されたビス孔(14)が、前記第2プレート(8)の4つの各上端ビス孔(13)に整合して、そこに締結ビス(12)を介して、第2プレート(8)により各熱交換器(1)(2)の上端間が締結固定された複数熱交換器の接続構造である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の複数熱交換器の接続構造において、
第2熱交換器(2)は、その一対の第2サイドメンバー(4)の各下端に、高さ調整用の一対の延長部材(15)がそれぞれ突設され、その下端がL字に曲折されて、そのL字の下面に前記第2係止ピン(6)が下方に突設され、
両延長部材(15)間の中間に第2熱交換器(2)の熱交換媒体接続用のフランジ(16)が配置された複数熱交換器の接続構造である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の複数熱交換器の接続構造は、各熱交換器1、2の
コ字状の各サイドメンバー3、4
の側壁部を介して第3熱交換器18を固定するものである。
そのため、第3熱交換器18を介して、各熱交換器1、2の連結が強固になる。
また、各熱交換器1、2の下端間がL字状の第1プレートにより支持され、それらの上部間が第2プレートにより接続され、各熱交換器1、2の各サイドメンバー3、4間を一対のブラケット17を介して
筋交い機能を有する第3熱交換器18の両端を固定したものである。
そのため、一対の各熱交換器1、2の各重量を第1プレート7で支持しつつ、第1プレート7および第2プレート8により両熱交換器1、2間を保持しつつ、筋交い機能を有する第3の熱交換器18により各熱交換器1、2の幅方向が固定されるので、最小の接続部品で各熱交換器1、2間を接続できる効果があるとともに、各熱交換器1、2がより強固に連結される。
【0010】
請求項3に記載の複数熱交換器の接続構造は、
各熱交換器1、2の各係止ピン5、6が、第1プレート7の各ピン挿通部9、10に挿通された状態で、第1プレート7の壁面7bが、各熱交換器1、2に締結ビス12を介して締結されて、その第1プレート7により各熱交換器の下端間が連結され、第2プレート8が各熱交換器1、2に締結ビス12を介して締結され、その第2プレート8により各熱交換器1、2の上端間を締結固定したものである。
そのため、簡易な方法で、第1熱交換器1及び第2熱交換器2を固定することができる。
【0011】
請求項4に記載の複数熱交換器の接続構造は、
第2熱交換器2の第2サイドメンバー4の各下端に、高さ調整用のL字状の一対の延長部材15が突設され、その下面に第2係止ピン6が下方に突設され、両延長部材15間の中間に第2熱交換器2の熱交換媒体接続用のフランジ16が配置されたものである。
そのため、隣り合う各熱交換器1、2のコア高さを調整し、一対の延長部材15間にフランジ16を配置することができ、それに配管を容易に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の複数熱交換器の接続構造に用いる熱交換器および支持部材の分解斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき、説明する。
本発明は、複数熱交換器の接続構造であり、一例として、ラジエータとオイルクーラとを接続するものである。
【0014】
(第1熱交換器1の構造)
第1熱交換器1は、この例ではコルゲートフィン型のものであり、多数の偏平チューブとコルゲートフィンとが交互に配置された第1コア1aと、各偏平チューブの両端が貫通するタンクと、第1コア1aの両側に配置された一対のサイドメンバー3とを有する。
各タンクには、被冷却媒体の出入り口パイプが設けられている。さらに、
図4に示す如く、下部のタンクの底面には、一対の第1係止ピン5が互いに離間して突設される。
そして、タンクの両側壁にビス孔を有するナットが固定されており、それに締結ビスを介して、サイドメンバーが取付けられる。第1熱交換器1の一対の第1サイドメンバー3は、断面コ字状に形成されている。また、第1サイドメンバー3の側壁には、この例では後述する第1プレート7と、第2プレート8、第3熱交換器18を取り付けるためのビス孔14が穿設されている。
【0015】
(第2熱交換器2の構造)
図4に示す如く、第2熱交換器2は、この例ではコルゲートフィン型のものであり、その第2コア2aの構造は、第1熱交換器1の第1コア1aと同じで、その高さが異なる。
その第2熱交換器2の底面には、被冷却媒体の出入り口用のフランジ16が突設されている。さらに、第2熱交換器2の一対の第2サイドメンバー4には、その下端にL字状の延長部材15が一体に設けられ、それらの間に前記フランジ16が配置されている。フランジ16の高さは、延長部材15の高さより低い。これにより、第2熱交換器2のフランジ16と第1プレート7とが干渉することを防止している。
また、この延長部材15の底面には、第2係止ピン6が突設形成されている。また、第2サイドメンバー4の側壁には、第1サイドメンバー3と同様、ビス孔14が適宜位置に穿設されている。
【0016】
(第1プレート7及び第2プレート8の構造)
次に、両熱交換器1、2の下端間を接続する第1プレート7は、平面7aと壁面7bとからなり断面L字状に形成されたものである。第1プレート7の平面7a上には、
図4に示すごとく、その両端部に図示しないボルト孔が穿設され、そこに固定ナット20が接合されている。そして、この固定ナットに図示しないボルトを介して、第1プレート7が車体フレーム等の強度メンバー22に螺着締結される。
また、その平面7aには、一対づつの第1ピン挿通部9と第2ピン挿通部10とが突設されている。その第1ピン挿通部9、第2ピン挿通部10は、平面7a上に溶接またはろう付け等の手段により固定される。これらの第1ピン挿通部9、第2ピン挿通部10には、図示しないカラー状のゴム材が嵌着される。
【0017】
次に、第1プレート7の壁面7bには、その両端部に下端ビス孔11が設けられている。この下端ビス孔11は複数の熱交換器の各サイドメンバーの下方のビス孔14に整合する位置にそれぞれ配置されている。
そして、第1ピン挿通部9に第1熱交換器1の第1係止ピン5が、第2ピン挿通部に10に第2熱交換器2の第2係止ピン6がそれぞれ挿入される(
図1および
図4参照)。
次に、第2プレート8が、第1熱交換器1と第2熱交換器2の上部間を連結する。この第2プレート8は、アングル状に形成され、その側壁に複数の上端ビス孔13が設けられている。この上端ビス孔13は、熱交換器の各サイドメンバーの上方のビス孔14に整合する位置にそれぞれ整合して、この例では4つ穿設されている。
【0018】
(第1熱交換器1と第2熱交換器2の取付)
第1熱交換器1と第2熱交換器2は、それぞれ被冷却媒体が縦向きに流通するように取り付けられる。
一例として、第1プレート7と第2プレート8を各熱交換器1、2に取付けるには、次のようにする。先ず、第1プレート7の第1ピン挿通部9に第1熱交換器1の第1係止ピン5を、第2ピン挿通部に10に第2熱交換器2の第2係止ピン6をそれぞれ挿入する。
次に、第1熱交換器1の第1サイドメンバー3と第2熱交換器2の第2サイドメンバー4の各下端に設けたビス孔14と、第1プレート7の下端ビス孔11とを整合させ、各孔を締結ビス12により締結固定する。
次いで、第2プレート8の上端ビス孔13と、第1熱交換器1の第1サイドメンバー3および第2熱交換器2の第2サイドメンバー4の各ビス孔14とを整合して、それらの間を締結ビス12により締結固定する。これにより、第1熱交換器1と第2熱交換器2が連結される。
従来は、このような連結構造の強度を向上させるため筋交いを用いていたが、この例では、別体の第3熱交換器18を配置し、それを筋交いの替りとして用いる。一例として、第3熱交換器18は、インタークーラとすることができる。
【0019】
(第3熱交換器18の取付)
第3熱交換器18の取付方法は、他の熱交換器と異なる。コアの構造は、横向きのコルゲートフィン型である。
第1熱交換器1と第2熱交換器2は被冷却媒体が縦向きに流通するように取り付けられたが、第3熱交換器18は、
図2に示す如く、一対のブラケット17を介し、第1熱交換器1と第2熱交換器2とに横向きに取付けられる。その取付用の各ブラケット17は、第3熱交換器18のタンクに溶接やビス等により固定される。
第1および第2熱交換器1、2の第1サイドメンバー3、第2サイドメンバー4の側壁には、その高さ方向中間部にブラケット17を取り付けるためのビス孔14が設けられており、それとブラケット17のビス孔17a(
図1)とを整合させ、締結ビス12によりそれらの間を締結固定する。これにより複数熱交換器の接続が完成する。
なお、第1熱交換器1と第2熱交換器2の連結体の最外側の中間部には、ブラケット19が溶接により取付けられ、それが連結部材21を介して車体フレーム等の強度メンバー22に固定される。
【符号の説明】
【0020】
1 第1熱交換器
1a 第1コア
2 第2熱交換器
2a 第2コア
3 第1サイドメンバー
4 第2サイドメンバー
5 第1係止ピン
6 第2係止ピン
7 第1プレート
7a 平面
7b 壁面
8 第2プレート
9 第1ピン挿通部
10 第2ピン挿通部
【0021】
11 下端ビス孔
12 締結ビス
13 上端ビス孔
14 ビス孔
15 延長部材
16 フランジ
17 ブラケット
17a ブラケットビス孔
18 第3熱交換器
19 ブラケット
20 固定ナット
21 連結部材
22 強度メンバー