(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6363391
(24)【登録日】2018年7月6日
(45)【発行日】2018年7月25日
(54)【発明の名称】電圧調整装置
(51)【国際特許分類】
H02J 3/12 20060101AFI20180712BHJP
H02M 5/12 20060101ALI20180712BHJP
H02M 7/12 20060101ALI20180712BHJP
【FI】
H02J3/12
H02M5/12 C
H02M7/12 A
【請求項の数】7
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2014-102669(P2014-102669)
(22)【出願日】2014年5月16日
(65)【公開番号】特開2015-220861(P2015-220861A)
(43)【公開日】2015年12月7日
【審査請求日】2017年2月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
(73)【特許権者】
【識別番号】317015294
【氏名又は名称】東芝エネルギーシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100081961
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 光春
(72)【発明者】
【氏名】新井 卓郎
(72)【発明者】
【氏名】餅川 宏
(72)【発明者】
【氏名】渡邊 裕治
【審査官】
坂本 聡生
(56)【参考文献】
【文献】
特開2000−014009(JP,A)
【文献】
特公昭46−008735(JP,B1)
【文献】
特開平08−335119(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G05F1/12−1/44
1/45−7/00
H02J3/00−5/00
H02M5/00−7/98
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1次側が系統に直列に接続される第1の直列変圧器の2次側と、1次側が系統に並列に接続される並列変圧器の2次側に、1次側が直列に接続された前記第1の直列変圧器よりも耐圧の低い第2の直列変圧器と、
交流側が、前記第2の直列変圧器の2次側に接続された交直変換器と、
を有することを特徴とする電圧調整装置。
【請求項2】
前記第2の直列変圧器の1次側と前記並列変圧器の2次側との間に、極性反転スイッチが接続されていることを特徴とする請求項1記載の電圧調整装置。
【請求項3】
直流側が、前記交直変換器の直流側に接続され、交流側が、前記並列変圧器の2次側又は3次側に接続された第2の交直変換器を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電圧調整装置。
【請求項4】
前記第2の直列変圧器の1次側と前記並列変圧器の2次側との間に、相間の短絡スイッチが接続されていることを特徴とする請求項1記載の電圧調整装置。
【請求項5】
前記短絡スイッチは、極性反転スイッチであることを特徴とする請求項4記載の電圧調整装置。
【請求項6】
前記交直変換器の直流側に、エネルギー貯蔵部が接続されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電圧調整装置。
【請求項7】
前記極性反転スイッチは、半導体デバイスとして、自己消弧型デバイス又はサイリスタを用いることを特徴とする請求項2又は請求項5記載の電圧調整装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、系統に設けられる電圧調整装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電力系統では、需要家の受電点電圧を一定に保つ必要がある。しかし、系統のインピーダンスによって電圧変動が生じる。通常、変電所からの距離に比例して、系統のインピーダンスによる電圧降下が生じるので、系統電圧は低下する。一方、夜間などの電力需要が低い場合は、系統に接続された進相コンデンサによって、系統電圧が上昇する現象も報告されている。
【0003】
さらに、近年では、太陽光発電や風力発電などの分散型電源を多数導入し、系統への逆潮流が実施されることによって、電圧上昇や早い周期の電圧変動が生じている。これらの電圧変動を補償するために、電圧調整装置が用いられている。
【0004】
図12に、従来の電圧調整装置を示す。この装置は、UPFC(Unified Power Flow Controller)と呼ばれており、電圧変動の抑制だけでなく、電力潮流の制御も可能である。
図12では、1次巻線が電源Pと負荷Rとの間の系統に直列に接続された直列変圧器T1と、1次巻線が系統に並列に接続された並列変圧器T2があり、それぞれの変圧器T1、T2の2次巻線に、交直変換器Iの交流端子が接続されている。
【0005】
2台の交直変換器Iの直流端子は、コンデンサを介して接続され、いわゆるBTB(Back to Back)構成となっている。ここで、補償電圧をVc、系統電圧をVs、系統負荷容量をPsとすると、交直変換器Iの出力Pcは、以下の通りとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2003−70251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記のような従来の電圧調整装置の交直変換器は、補償電圧と系統線間電圧、系統負荷容量で決まる容量にしなければならない。このため、交直変換器の出力増加につながり、電圧調整装置の損失増加、大型化、複雑化、高コスト化を招いていた。
【0008】
本発明の実施形態は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、系統に直列に接続する電圧調整装置において、その交直変換器の出力を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施形態である電圧調整装置は、上記のような目的を達成するために提案されたものであり、1次側が系統に直列に接続される第1の直列変圧器の2次側と、1次側が系統に並列に接続される並列変圧器の2次側に、1次側が直列に接続された
前記第1の直列変圧器よりも耐圧の低い第2の直列変圧器と、交流側が、前記第2の直列変圧器の2次側に接続された交直変換器と、を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】第1の実施形態の電圧調整装置を示す構成図である。
【
図2】第1の実施形態の第1の交直変換器を示す構成図である。
【
図3】第2の実施形態の電圧調整装置を示す構成図である。
【
図4】第2の実施形態の極性反転スイッチを示す構成図である。
【
図5】第2の実施形態の極性反転スイッチと並列変圧器の結線図である。
【
図6】第3の実施形態の電圧調整装置を示す構成図である。
【
図7】第4の実施形態の電圧調整装置を示す構成図である。
【
図8】補償電圧と変換器出力の関係を示す説明図である。
【
図9】第5の実施形態の電圧調整装置を示す構成図である。
【
図10】第5の実施形態の短絡スイッチを示す構成図である。
【
図11】第6の実施形態の電圧調整装置を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[第1の実施形態]
[構成]
本実施形態の構成を、
図1及び
図2を参照して説明する。本実施形態における電圧調整装置100は、電源11と負荷12との間に接続された第1の直列変圧器13、並列変圧器14に対して接続される装置であり、第2の直列変圧器21、第1の交直変換器22を有する。
【0012】
電源11は、3相交流の系統電源である。電源11としては、例えば、3相又は単相の50Hz若しくは60Hzの商用電源を適用する。負荷12は、需要家に設置され、電源11に接続された系統からの電力を消費する装置である。
【0013】
第1の直列変圧器13は、系統に直列に接続された変圧器である。つまり、第1の直列変圧器13は、1次側が電源11と負荷12との間に直列に接続されている。並列変圧器14は、系統に並列に接続された変圧器である。つまり、並列変圧器14は、1次側が電源11と負荷12との間に、並列に接続されている。
【0014】
第2の直列変圧器21は、1次側が、第1の直列変圧器13の2次側と並列変圧器14の2次側の間に、直列に接続された変圧器である。第1の交直変換器22は、交流端子22aが第2の直列変圧器21の2次側に接続された交直変換器である。
【0015】
図2に、第1の交直変換器22として、3相交直変換器の回路構成例を示す。第1の交直変換器22は、交流端子22a、直流端子22bとの間に接続されたスイッチング素子22c、逆並列ダイオード22d、コンデンサ22eを有する。
【0016】
スイッチング素子22cは、自己消弧能力を持つ半導体デバイスである。例えば、スイッチング素子22cとして、IGBTやMOSFET、GTOなどを用いることができる。逆並列ダイオード22dは、スイッチング素子22cに並列に接続され、スイッチ切り替え直後におけるインダクタの電流を還流させるダイオードである。
【0017】
スイッチング素子22cは、各相毎に少なくとも一対設けられ、各相における一対のスイッチング素子22cの間に、交流端子22aが接続されている。各相におけるスイッチング素子22cの反対端は、直流端子22bに接続されている。
【0018】
コンデンサ22eは、直流端子22bに並列に接続された蓄電要素である。コンデンサ22eは、第1の交直変換器22の出力を得るために、一定の電荷、つまり電気エネルギーを維持している必要がある。このためのエネルギーは、系統から得る方法、外部から得る方法があるが、本実施形態においては、特定の方法には限定されない。
【0019】
[作用効果]
以上のような構成を有する本実施形態の作用効果は、以下の通りである。第1の交直変換器22は、制御装置等からの補償電圧の指令値に応じて、スイッチング素子22cを切り替えて、電圧を出力する。
【0020】
ここで、補償電圧をVc、並列変圧器14の出力電圧をVtr、系統線間電圧をVs、系統負荷容量をPsとすると、第1の交直変換器22が出力する電圧はVc−Vtrで良い。このため、第1の交直変換器22の出力Pcは、以下のように表される。
【0021】
たとえば、Vtr=Vc/2と設定すれば、第1の交直変換器22の出力Pcは、以下の通りとなる。
【0022】
したがって、本実施形態によれば、従来の方法より、第1の交直変換器22の出力を半減できる。このため、電圧調整装置100の低損失化、小型化、簡略化、低コスト化が可能となる。
【0023】
また、本実施形態では、従来の方法と比べて、第2の直列変圧器21を追加することにはなる。しかし、高電圧の電源11と第2の直列変圧器21は絶縁されている。このため、第2の直列変圧器21としては、比較的耐圧の低い変圧器を使用することができるので、高コスト化、大型化を抑えられる。
【0024】
[第2の実施形態]
[構成]
本実施形態の構成を、
図3、
図4、
図5により説明する。本実施形態は、基本的には、上記の第1の実施形態と同様の構成である。但し、本実施形態においては、
図3に示すように、極性反転スイッチ30が設けられている。極性反転スイッチ30は、端子間の電圧の極性を反転させるスイッチである。
【0025】
極性反転スイッチ30は、第2の直列変圧器21の1次側と、並列変圧器14の2次側との間に直列に接続されている。この極性反転スイッチ30は、半導体デバイスで構成されている。
【0026】
このような極性反転スイッチ30の一例を、
図4を参照して説明する。
図4は、1相分の回路構成を示す。交流端子(1)と交流端子(2)との間にブリッジ接続された交流スイッチ(a)〜(d)を有する。各交流スイッチ(a)〜(b)は、スイッチング素子と逆並列ダイオードを並列接続したものが一対、電流の方向が逆となるように接続されている。
【0027】
図4では、交流スイッチ(a)〜(d)のスイッチング素子として、IGBTを使用した例である。但し、その他の自己消弧型の半導体デバイスも適用可能である。また、サイリスタを逆並列に接続した交流スイッチやその他の種類の半導体デバイスでも実現可能である。
【0028】
また、極性反転スイッチ30と並列変圧器14の結線図の例を、
図5に示す。
図5では、並列変圧器14として、2次側がオープンなV結線変圧器を用いている。この例では、並列変圧器14の2次側に、2台の極性反転スイッチ30が接続されている。
【0029】
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果は、以下の通りである。なお、基本的な作用効果は、上記の第1の実施形態と同様である。
【0030】
まず、極性反転スイッチ30による極性反転動作を説明する。交流スイッチ(a)と交流スイッチ(d)をオン、交流スイッチ(b)と交流スイッチ(c)をオフとすると、交流端子(1)と交流端子(2)の電圧の極性は同じになる。交流スイッチ(a)と交流スイッチ(d)をオフ、交流スイッチ(b)と交流スイッチ(c)をオンとすると、交流端子(1)と交流端子(2)の電圧の極性は反転する。
【0031】
第1の実施形態においては、並列変圧器14の出力電圧は、+Vtrのみである。一方、本実施形態の場合は、並列変圧器14と極性反転スイッチ30を組み合わせることで出力電圧は±Vtrとなる。補償電圧が−Vcの場合、並列変圧器14の出力電圧をVtr、系統線間電圧をVs、系統負荷容量をPsとすると、第1の交直変換器22が出力する電圧は−Vc+Vtrで良いため、第1の交直変換器22の出力Pcは、以下のように表される。
【0032】
例えば、Vtr=Vc/2と設定すれば、第1の交直変換器22の出力Pcは、以下の通りとなる。
【0033】
従って、補償電圧が−Vcの場合でも、従来の方法より、第1の交直変換器22の出力を半減できる。このため、電圧調整装置の低損失化・小型化・簡略化・低コスト化が可能となる。
【0034】
[第3の実施形態]
本実施形態を、
図6を参照して説明する。本実施形態は、基本的には上記の第1の実施形態と同様の構成である。但し、本実施形態は、第1の交直変換器22の直流端子22bにコンデンサ22eを介して(
図2参照)、第2の交直変換器23の直流端子を接続し、いわゆるBTB(Back to Back)構成としている。
【0035】
そして、第2の交直変換器23の交流端子を、並列変圧器14の2次側に並列に接続している。なお、
図6の例では、第2の実施形態と同様に極性反転スイッチ30を有しているため、第2の交直変換器23と並列変圧器14との間に、極性反転スイッチ30が接続されている。しかし、第1の実施形態のように、極性反転スイッチ30がなくてもよい。
【0036】
以上のような本実施形態によれば、第1の交直変換器22のコンデンサ22eの蓄電を維持するために、外部の電源を必要とせずに、系統からエネルギーを得ることができる。このため、第1の交直変換器22は、有効成分の電圧と無効成分の電圧を自由に出力することができる。
【0037】
[第4の実施形態]
[構成]
本実施形態の構成を、
図7、
図8を参照して説明する。本実施形態は、基本的には、上記の第2の実施形態と同様の構成である。但し、本実施形態においては、並列変圧器14は3次巻線を持つ変圧器である。そして、並列変圧器14は、その2次巻線が極性反転スイッチ30に接続され、3次巻線が第2の交直変換器23の交流端子に接続されている。
【0038】
[作用効果]
以上のような本実施形態では、極性反転スイッチ30を短絡スイッチとして機能させる。例えば、
図4に示す交流スイッチ(a)と交流スイッチ(c)をオン、交流スイッチ(b)と交流スイッチ(d)をオフとするか、交流スイッチ(a)と交流スイッチ(c)をオフ、交流スイッチ(b)と交流スイッチ(d)をオンとすると、交流端子(1)を短絡させることができる。このような短絡により、出力を0としても、補償電圧を0とすることができる。
【0039】
短絡時においても、第2の交直変換器23は、並列変圧器14の3次巻線に接続されているため、系統からのエネルギーを得ることができる。なお、上記の第3の実施形態と同様の構成として、極性反転スイッチ30を短絡スイッチとして機能させてもよい。
【0040】
図8に、短絡状態を生じさせる本実施形態と、短絡状態を生じさせない実施形態との補償電圧Vcと第1の交直変換器22の出力Pcの関係を示す。図中、一点鎖線は従来、実線は本実施形態、点線は短絡なしの実施形態を示す。並列変圧器14の出力電圧はVtr=Vc/2と設定する。補償電圧がVc/4以下の場合に、短絡状態を生じさせることで(短絡オン)、第1の交直変換器22の出力を低減できる。つまり、補償電圧として0を得るために、電圧出力を打ち消すための電圧を出力する必要がなくなる。
【0041】
[第5の実施形態]
本実施形態の構成を、
図9、
図10を参照して説明する。本実施形態は、基本的には、上記の第1の実施形態と同様の構成である。但し、本実施形態においては、第2の直列変圧器21と並列変圧器14との間に、相間の短絡スイッチ31が接続されている。さらに、並列変圧器14は3次巻線を持つ変圧器である。そして、並列変圧器14は、その2次巻線が短絡スイッチ31に接続され、3次巻線が第2の交直変換器23の交流端子に接続されている。
【0042】
図10に、3相の場合の相間の交流スイッチ31aを有する短絡スイッチ31を示す。交流スイッチ31aの例としては、機械式開閉器、IGBT等の自己消弧型の半導体デバイス、サイリスタを用いた双方向半導体スイッチなどがある。
【0043】
以上のような本実施形態によれば、交流スイッチ31aを閉じることにより、第4の実施形態と同様に、短絡状態を生じさせることができるので、第1の交直変換器22の出力を低減できる。
【0044】
[第6の実施形態]
本実施形態を、
図11を参照して説明する。本実施形態は、基本的には、上記の第1の実施形態と同様の構成である。但し、本実施形態においては、第1の交直変換器22の直流端子22bに、エネルギー貯蔵部22fが接続されている。エネルギー貯蔵部22fの例としては、蓄電池、電気二重層キャパシタ(EDLC)の貯蔵装置がある。
【0045】
本実施形態によれば、系統の電源11が喪失した場合にも、第1の交直変換器22は有効成分の電圧と無効成分の電圧を自由に出力することができる。なお、このエネルギー貯蔵部22fは、第2の交直変換器23を介して、上記の実施形態のように並列変圧器14に接続することにより、系統から充電又は蓄電されるようにしてもよい。
【0046】
[他の実施形態]
本発明の実施形態は、上記の態様に限定されない。例えば、上記の各種変圧器の1次側、2次側は、3次側は、各巻線を区別できるように、便宜的に系統に近い側を1次側として、数字を割り振ったに過ぎない。このため、1次側、2次側、3次側は、変圧器の定格等で定まる1次側、2次側、3次側とは、一致していなくてもよい。
【0047】
また、上記の直列変圧器、並列変圧器の巻線構成は、デルタ結線、Y結線、V結線、あるいは単相結線でも適用可能である。また、上記の各実施形態の作用効果は、系統切り替え時において、電源と負荷が入れ替わった場合でも同様に成り立つ。
【0048】
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0049】
11…電源
12…負荷
13…第1の直列変圧器
14…並列変圧器
21…第2の直列変圧器
22…第1の交直変換器
22a…交流端子
22b…直流端子
22c…スイッチング素子
22d…逆並列ダイオード
22e…コンデンサ
22f…エネルギー貯蔵部
23…第2の交直変換器
30…極性反転スイッチ
31…短絡スイッチ
31a…交流スイッチ
100…電圧調整装置