(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6363602
(24)【登録日】2018年7月6日
(45)【発行日】2018年7月25日
(54)【発明の名称】反射物質センサ
(51)【国際特許分類】
G01N 21/55 20140101AFI20180712BHJP
【FI】
G01N21/55
【請求項の数】21
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-525697(P2015-525697)
(86)(22)【出願日】2013年8月7日
(65)【公表番号】特表2015-525884(P2015-525884A)
(43)【公表日】2015年9月7日
(86)【国際出願番号】CA2013000698
(87)【国際公開番号】WO2014022917
(87)【国際公開日】20140213
【審査請求日】2016年8月4日
(31)【優先権主張番号】13/507,956
(32)【優先日】2012年8月9日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】515032330
【氏名又は名称】ベアード ハロルド ラッセル
(73)【特許権者】
【識別番号】515032341
【氏名又は名称】アドラー ジェフリー スコット
(74)【代理人】
【識別番号】100106002
【弁理士】
【氏名又は名称】正林 真之
(74)【代理人】
【識別番号】100120891
【弁理士】
【氏名又は名称】林 一好
(74)【代理人】
【識別番号】100165157
【弁理士】
【氏名又は名称】芝 哲央
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(72)【発明者】
【氏名】ベアード ハロルド ラッセル
(72)【発明者】
【氏名】アドラー ジェフリー スコット
【審査官】
續山 浩二
(56)【参考文献】
【文献】
特開2000−193586(JP,A)
【文献】
特開平09−118118(JP,A)
【文献】
特開2008−128902(JP,A)
【文献】
実開平05−008487(JP,U)
【文献】
特開2011−091074(JP,A)
【文献】
特開2002−148184(JP,A)
【文献】
特開2005−195566(JP,A)
【文献】
特開2007−333705(JP,A)
【文献】
特開2011−226801(JP,A)
【文献】
実開平06−028716(JP,U)
【文献】
特開昭55−066738(JP,A)
【文献】
特表2011−530691(JP,A)
【文献】
特表2005−504964(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2006/0076478(US,A1)
【文献】
特開平11−174161(JP,A)
【文献】
米国特許第05386111(US,A)
【文献】
米国特許出願公開第2003/0074962(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2012/0026330(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01N 21/55
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
反射物質を感知するセンサであって、センサは、
透明窓を有するハウジング;
ハウジングに位置し、ハウジング壁から離れるように角度が付けられた、センサ搭載部;
1つ以上の放射エミッタであって、センサ搭載部に搭載され、第1軸に沿って透明窓を通じて放射を放出し、透明窓は、その表面に位置するある量の反射物質を有する、放射エミッタ;および
放射ディテクタであって、センサ搭載部に搭載され、1つ以上の放射エミッタに隣り合って位置し、反射物質のある量が存在するときに、第2軸に沿って反射物質から反射された放射を受けるように位置し、第1軸は、第2軸に向かって角度が付けられる、放射ディテクタ
を備え、
1つ以上の放射エミッタは、第1軸に沿って透明窓の表面に放射を放出し、透明窓の表面は、第3軸に沿った放射反射を生じさせ、第3軸は、第1軸および第2軸から離れる方向に角度が付けられ、
1つより多い放射エミッタが、放射ディテクタの両側に位置し、それぞれの放射エミッタの各々の第1軸が、第2軸に向かって鋭角に角度が付けられ、1つ以上の放射エミッタは、放射を、各々の第1軸に沿って、透明窓を通じて、透明窓の外表面上の共通の焦点に向かって、放出するように搭載される、センサ。
【請求項2】
請求項1に記載のセンサであって、放射ディテクタの両側にそれぞれ位置する2つの放射エミッタを含み、2つの放射エミッタは、放射を、それぞれの第1軸に沿って、透明窓を通じて、透明窓の外表面上の共通の焦点に向かって、放出するように搭載される、センサ。
【請求項3】
請求項2に記載のセンサであって、センサ搭載部は、2つの相隔たる空洞を含み、2つの相隔たる空洞は、それぞれの第1軸に沿って整合され、放射エミッタが位置し、別の空洞は、第2軸に沿って整合され、放射ディテクタが位置する、センサ。
【請求項4】
請求項1に記載のセンサであって、センサ搭載部は、ハウジング壁とハウジングフロアとの間の接合部に位置し、センサ搭載部が、ハウジング壁から離れる方向に角度が付けられるようになっている、センサ。
【請求項5】
請求項1に記載のセンサであって、バッフルが、ハウジング壁からハウジングに広がる、センサ。
【請求項6】
請求項1に記載のセンサであって、温度センサが、透明窓の下面に位置する、センサ。
【請求項7】
請求項1に記載のセンサであって、バッフルが、ハウジング壁からハウジングに広がり、温度センサが、透明窓の下面に位置する、センサ。
【請求項8】
請求項1に記載のセンサであって、放射エミッタは、発光ダイオード(LED)である、センサ。
【請求項9】
請求項1に記載のセンサであって、放射ディテクタは、反射された放射を検出するように放射エミッタに隣り合って位置するフォトダイオードまたはフォトトランジスタである、センサ。
【請求項10】
請求項6に記載のセンサであって、コントローラは、ハウジングに位置し、可変抵抗器、放射ディテクタ、放射エミッタおよび温度センサに接続される、センサ。
【請求項11】
請求項6に記載のセンサであって、コントローラは、ハウジングに位置し、固定抵抗器、放射ディテクタ、放射エミッタおよび温度センサに接続される、センサ。
【請求項12】
請求項1に記載のセンサであって、放射ディテクタは集積回路であり、集積回路は、反射された放射を検出するように放射エミッタに隣り合って位置する、フォトトランジスタ、フォトダイオードまたは光依存性レジスタを有する、センサ。
【請求項13】
請求項1に記載のセンサであって、反射物質は、冬季降水である、センサ。
【請求項14】
請求項13に記載のセンサであって、冬季降水は、雪、みぞれ、霜、氷または凍雨である、センサ。
【請求項15】
請求項1に記載のセンサであって、反射物質は、非冬季降水である、センサ。
【請求項16】
請求項15に記載のセンサであって、非冬季降水は、反射液体、汚れ、または液体中に分散している粒子状物質である、センサ。
【請求項17】
請求項1に記載のセンサであって、トラック、自動車、モーターバイク、RV車、列車、またはボートを含む動力輸送手段用に搭載される、センサ。
【請求項18】
請求項1に記載のセンサであって、ソーラーパネルおよびトラフリフレクタ用に搭載される、センサ。
【請求項19】
請求項1に記載のセンサであって、歩道、私設車道、通路、道路、屋根、またはインフラプロジェクト用に搭載される、センサ。
【請求項20】
請求項1に記載のセンサであって、温室、アトリウム、窓、フリーザーガラスドア、天窓と共に使用するために、飛行機、ヘリコプター、フードサービス、フリーザー/冷蔵庫、宇宙船、建物で使用するために、草地およびガーデンメンテナンスなどの修景、作物のために、または、気象判定、気候、生態系保存のために、または、医療的用途および組織および細胞の保管、殺菌のために、または、食品の調製および保存のために、搭載される、センサ。
【請求項21】
請求項1に記載のセンサであって、敷板、壁または屋根板を含む建築材料用にソーラー用途で使用される、センサ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、反射物質センサに、およびより詳細には反射物質を感知するセンサに、関する。
【背景技術】
【0002】
降水センサは、水の存在をその蒸気、液体および固体の形態で判定するが、センサは、大抵物質に浸漬される。非浸漬検出は、重要な課題である。非浸漬センサの1つの例は、Bosch(登録商標)自動車のフロントガラス用ワイパーの制御に使用される雨センサ(光センサ 米国特許第6,376,824号 ミヒェンフェルダーら)である。このセンサは、水が外側ガラス表面にある時に、反射された光ビームの屈折の変化に依存する。しかしながら、それは、ガラスに隣接する雪を溶かすほどにガラスが加熱可能でない限り、雪に対する感度に乏しい。これは、自動車の乗員を非常に不快にせずに容易に行うのは難しく、また最初は、寒い環境で、センサが関与する許容基準に加熱が達するまで、全く動作しないであろう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
我々は、屈折よりむしろ反射の技術を使用する、雪、みぞれ、霜、氷または凍雨などの冬季降水の存在を判別するのに非常に良く適しているような、センサを発明した。LEDなどの放射源は、放射センサに戻る表面反射を引き起こさない角度で、ガラスなどの透明材料を通して放射するように方向づけられる。冬季降水などの反射物質が、透明材料表面上にある時、放射センサは、放射の反射を感知し、放射センサは、例えば、放射源に隣り合う、フォトトランジスタ、フォトダイオードまたは光依存性レジスタであるが、これに限らない。
【0004】
それに応じて、反射物質を感知するセンサが提供され、センサは、
透明窓を有するハウジング;
ハウジングに位置し、ハウジング壁から離れるように角度が付けられた、センサ搭載部;
放射エミッタであって、センサ搭載部に搭載され、第1軸に沿って透明窓を通じて放射を放出し、透明窓は、その表面に位置するある量の反射物質を有する、放射エミッタ;および
放射ディテクタであって、センサ搭載部に搭載され、放射エミッタに隣り合って位置し、第2軸に沿って反射物質から反射された放射を受けるように位置し、第1軸は、第2軸に向かって角度が付けられる、放射ディテクタ
を備える。
【0005】
1つの例では、センサは、放射ディテクタの両側にそれぞれ位置する2つの放射エミッタを含み、2つの放射エミッタは、放射を、それぞれの第1軸に沿って、透明窓を通過し、透明窓の外表面上の共通の焦点に向かって、放出するように搭載される。センサ搭載部は、2つの相隔たる空洞を含み、2つの相隔たる空洞は、各第1軸に沿って整合され、放射エミッタが位置し、別の空洞は、第2軸に沿って整合され、放射ディテクタが位置する。
【0006】
1つの例では、センサ搭載部は、ハウジング壁とハウジングフロアとの間の接合部に位置し、センサ搭載部が、ハウジング壁から離れる方向に角度が付けられるようになっている。
【0007】
別の例では、バッフルが、ハウジング壁からハウジングに広がる。別の例では、温度センサが、透明窓の下面に位置する。
【0008】
さらに別の例では、バッフル壁が、ハウジング壁からハウジングに広がり、温度センサが、透明窓の下面に位置する。
【0009】
1つの例では、放射エミッタは、発光ダイオード(LED)である。
【0010】
1つの例では、放射センサは、反射された放射を検出するように放射エミッタに隣り合って位置するフォトダイオードまたはフォトトランジスタである。
【0011】
別の例では、放射エミッタは、放射が、放射ディテクタに戻る表面反射を引き起こさない角度で、放射窓を通じて放出されるように、配置される。コントローラは、ハウジングに位置し、可変抵抗器、放射ディテクタ、放射エミッタおよび温度センサに接続される。コントローラは、ハウジングに位置し、固定抵抗器、放射ディテクタ、放射エミッタおよび温度センサに接続される。
【0012】
1つの例では、放射ディテクタは集積回路であり、集積回路は、反射された放射を検出するように放射エミッタに隣り合って位置する、フォトトランジスタ、フォトダイオードまたは光依存性レジスタを有する。
【0013】
別の例では、反射物質は、冬季降水である。冬季降水は、雪、みぞれ、霜、氷または凍雨である。
【0014】
1つの例では、反射物質は、非冬季降水である。非冬季降水は、反射液体、汚れ、または液体中に分散している粒子状物質である。
【0015】
1つの例では、センサは、トラック、自動車、モーターバイク、RV車、列車、またはボートを含む動力輸送手段用に搭載される。
【0016】
別の例では、センサは、ソーラーパネルおよびトラフリフレクタ用に搭載される。
【0017】
さらに別の例では、センサは、歩道、私設車道、通路、道路、屋根、またはインフラプロジェクト用に搭載される。
【0018】
別の例では、センサは、温室、アトリウム、窓、フリーザーガラスドア、天窓と共に使用するために、飛行機、ヘリコプター、フードサービス、フリーザー/冷蔵庫、宇宙船、建物で使用するために、草地およびガーデンメンテナンスなどの修景、作物のために、または、気象判定、気候、生態系保存のために、または、医療的用途および組織および細胞の保管、殺菌のために、または、食品の調製および保存、および同類のもののために、搭載される。
【0019】
別の例では、センサは、敷板、壁または屋根板を含む建築材料用にソーラー用途で使用される。
【0020】
発見が容易に理解され得るように、実施形態は、例として添付の図で示される。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】
図1Aはセンサの上面図を示し、
図1Bは放出された放射および反射された放射を表したセンサの側面図を示す。
【
図4】センサの1つの例のセンサ部品間の通信の図表示である。
【
図5】センサの代替的な例のセンサ部品間の通信の図表示である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
装置のさらなる詳細およびその利点は、下記に記載されている詳細な説明から明らかになる。
【0023】
図1A,1Bおよび2を参照すると、全体的に10で示された反射物質12を感知するセンサがある。1つの例では、反射物質は、例えば、雪、霜、氷または凍雨などの、冬季降水である。別の例では、反射物質は、反射液体、汚れ、液体中に分散している粒子状物質などの、非冬季降水である。概して、センサ10は、ハウジング14と、センサ搭載部16と、2つの放射エミッタ(放射源)18,20と、放射ディテクタ(放射センサ)22と、を含む。ハウジング14は、透明窓24を有し、透明窓24は、上面26および下面28を有し、下面28は、ハウジング14の内部に向けて配置される。透明窓24は、その表面に位置する積もった反射物質12の量を有する。センサ搭載部16は、ハウジング14に位置し、ハウジング壁30から離れるように角度が付けられる。放射エミッタ18,20は、センサ搭載部16に搭載される。放射エミッタ18,20は、それぞれ第1軸32,34を有する。放射は、放射エミッタ18,20からそれらの各軸32,34に沿って、透明窓24に向かっておよびを通過して、それが反射物質12に当たるまで、放出される。放射ディテクタ22は、センサ搭載部16に、放射エミッタ18,20に隣り合っておよび放射エミッタ18,20の間に、搭載される。放射ディテクタ22は、第2軸36に沿って、透明窓24に位置する反射物質12で反射して戻る放射を受けるように位置する。放射エミッタ18,20の第1軸32,34は、両方とも第2軸36に向かって角度が付けられる。2つの放射エミッタ18,20は、放射を透明窓24の上面26の共通の焦点38に向かって、それらの放射が上または下透明窓面から放射ディテクタ22に鏡面反射しないように、法線からずらして、放出する。また、法線からのずれは、全ての放射を、反射してハウジング14に戻るようにさせるほど、大きくない。放射ディテクタ22は、透明窓の上面の放射エミッタ共通焦点38に向けられる。
【0024】
図3を少し参照すると、放射エミッタ18および20ならびに放射ディテクタ22は、領域37にわたって降水を感知するのに有用な放射および検出の重複フィールドを有する。
【0025】
なおも
図1A,1Bおよび2を参照し、センサ搭載部16は、2つの間隔を置いた空洞40,42を含み、空洞40,42は、両方ともそれらの各自の第1軸32,34に沿ってそろえられ、放射エミッタ18,20が位置する。別の空洞44は、第2軸36に沿ってそろえられ、放射ディテクタ22が位置する。
【0026】
図1Bに最も良く示されるように、センサ搭載部16は、ハウジング壁30とハウジングフロア46との間の接合部45に位置し、センサ搭載部16がハウジング壁30から離れる方向に角度が付けられるようになっている。
【0027】
なおも
図1Bを参照し、放射バッフル壁48が、ハウジング壁30からハウジング14に広がる。バッフル壁48が、日光などの外部放射源を放射ディテクタ22から遮断するのに使用されてもよい。温度センサ50は、透明窓24の下面28に、放射ディテクタ22の視野外で、位置し、それは、センサに誤った反射をもたらさない。バッフル壁48は、放射窓52に対し境界を定めるのに適切な形状で構成可能であり、放射窓52を、放射エミッタ18,20からの放射と、反射物質12から反射して戻る放射との両方が通過する。
【0028】
放射エミッタのそれぞれは、発光ダイオード(LED)である。
【0029】
放射エミッタ18,20は、放射窓24を通って放出された放射が、放射ディテクタ22に戻る表面反射を引き起こさない角度であるように、配置される。
【0030】
今度は
図1、
図2および
図4を参照し、典型的にマイクロプロセッサまたは同等の装置であるコントローラ54は、可変抵抗56または固定抵抗56A、放射ディテクタ22、放射エミッタ18,20および温度センサ50と通信し、反射物質感知機能を実現する。コントローラ54は、ハウジング14内に、または別の適切なハウジングに、位置してもよい。当業者には、他の装置および回路も、感知機能に組み込まれてよいことが分かり、他の装置および回路は、ケーブル、電圧源、グランド、信号バッファリング、ユーザ通信、コントローラプログラミング、および同類のものなどである。
【0031】
今度は
図4を参照し、放射センサ22は、より高い放射レベルでより高い電流フローを許容する電流弁として動作する。放射信号58は、基準電圧60が可変抵抗56そして放射ディテクタを通ることにより、生成される。放射が増加するにつれて、放射ディテクタ22を通じた電流フローが増加し、可変抵抗56における電圧降下を増加させる。広範な放射を可能にするために、コントローラ54は、可変抵抗56の値を変更し、使用可能な信号を生成する。環境放射範囲が小さい所での設置の場合、安価な固定抵抗56Aが使用されてもよく、それによって、コントローラ54が抵抗56Aの値を変更する必要がなくなる。代替的に、放射センサ22および固定であるが異なる値の抵抗56Aの1つより多くの複製が、感知放射範囲を広げるために使用されてもよい。
【0032】
今度は
図1、2および5を参照し、放射センサ22は集積回路62であり、集積回路62はセンサを含み、センサは、フォトダイオード、フォトトランジスタまたは光依存性レジスタ、および、センサ出力を周波パルスなどのコントローラ54対応の入力に自律的に変換する手段などである。
【0033】
なおも
図4または5を参照し、コントローラ54は、感知機能を発揮するよう要求される時に、放射エミッタ18,20の1つまたは両方を作動させる。冬季降水と非冬季降水を区別するのを支援するために、コントローラ54は温度センサ50と通信し、冬季降水があり得るかどうかを判定する。
【0034】
センサ10は、直射日光から夜間まで、広範な環境放射において機能する。それは、冬季降水または低温降水を感知でき、例えば、温室、アトリウム、窓、フリーザーガラスドア、天窓で、飛行機、ヘリコプター、および、トラック、自動車、モーターバイク、RV車、列車、ボートなどを含む動力輸送手段で、フードサービス、フリーザー/冷蔵庫、宇宙船、建物、光起電性ソーラー(従来パネルおよび従来にないソーラー用途)、トラフリフレクタで、であり、草地およびガーデンメンテナンスなどの修景、作物のため、または、気象判定、気候、生態系保存のため、または、医療的用途および組織および細胞の保管、殺菌のため、または、食品の調製および保存、および同類のもののため、である。非冬季の状況で操作される時に、センサ10は、これらのような表面上の汚れを検出してもよい。耐久性のある透明カバーがあれば、それは、歩道、私設車道、通路、道路、屋根、インフラプロジェクトおよび同類のものに取り付けられた場合にも、冬季降水を感知できる。センサ10は、敷板、壁および屋根板などの建築材料用のソーラー用途で使用可能である。
【0035】
センサ10は、冬季降水を感知するのに使用可能であるが、それは、例えば、液体、沈殿物、汚染、気体の一部、懸濁物質、および同類のものなどの、他の反射物質を感知するのに容易に適用され、食品、化学製品、燃料、および同類のものの製造および流通プロセスに適用可能である。
【0036】
動作
今度は
図1および4を参照して、センサ10の動作が説明される。冬季降水は、放射エミッタ18,20が「オフ」そして「オン」の時に、放射信号58の変化を判定することにより感知される。まず、コントローラ54は、温度センサ50と通信することにより、冬季降水があり得るかどうかを判定する。冬季降水があり得るならば、それから、コントローラ54は、最初に放射エミッタ18,20のスイッチをオンにせず、それから、放射信号58が基準電圧60の約90%になるまで、可変抵抗56を変更することにより、基準環境放射信号58を決定する。コントローラ54は、その結果得られる可変抵抗56抵抗を内部格納データと比較することにより、基準環境放射を決定する。固定抵抗器56Aが使用されるならば、コントローラ54は、放射信号58を内部格納データと比較することにより、基準環境放射を決定する。
【0037】
今度は
図5を参照して、センサ10の代替的な動作が今度は説明される。冬季降水は、放射エミッタ18,20が「オフ」そして「オン」の時に、放射信号58の変化を判定することにより感知される。まず、コントローラ54は、温度センサ50と通信することにより、冬季降水があり得るかどうかを判定する。冬季降水があり得る場合、それから、コントローラ54は、最初に放射エミッタ18,20のスイッチをオンにせず、それから放射ディテクタ62と通信することにより、基準環境放射信号を決定する。
【0038】
今度は
図4および5を参照し、コントローラ54は、それから、環境放射に応じて、放射エミッタの1つまたは両方をオンにする。高い環境放射では、両方の放射エミッタ18,20が、放射信号58の十分な変化を達成するように要求されてもよい。コントローラ54は、それから、放射信号58の値が、透明窓24の不純物と透明窓24の生じ得る汚れとの複合効果以上に、環境放射信号の値から変化したら、冬季降水が存在すると判定する。コントローラ54は、温度センサ50と放射信号58変化の組み合わせに基づいて、冬季降水の種類を判定してもよい。
【0039】
他の物質を感知するのに非冬季降水モードで使用される場合、温度センサ50は、省くことができる、または、冬季降水と積もった汚れなどの非冬季降水とを区別するのに使用できる。
【0040】
上記の説明は、発明者により現在考えられた通りの特定の望ましい実施形態に関するが、当然のことながら、WPSは、その広い局面において、本明細書に記載された要素の機械的および機能的同等物を含む。