特許第6364087号(P6364087)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6364087包装ステーションにおいて所望の順序で保管ユニットを保管設備から利用できるようにすることによる注文調達方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6364087
(24)【登録日】2018年7月6日
(45)【発行日】2018年7月25日
(54)【発明の名称】包装ステーションにおいて所望の順序で保管ユニットを保管設備から利用できるようにすることによる注文調達方法
(51)【国際特許分類】
   B65G 1/137 20060101AFI20180712BHJP
【FI】
   B65G1/137 E
【請求項の数】11
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2016-548416(P2016-548416)
(86)(22)【出願日】2014年9月17日
(65)【公表番号】特表2016-537282(P2016-537282A)
(43)【公表日】2016年12月1日
(86)【国際出願番号】EP2014069811
(87)【国際公開番号】WO2015055372
(87)【国際公開日】20150423
【審査請求日】2017年8月3日
(31)【優先権主張番号】13189234.1
(32)【優先日】2013年10月18日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】516007803
【氏名又は名称】デマティック ゲーエムベーハー
(74)【代理人】
【識別番号】100116850
【弁理士】
【氏名又は名称】廣瀬 隆行
(74)【代理人】
【識別番号】100165847
【弁理士】
【氏名又は名称】関 大祐
(72)【発明者】
【氏名】山下 伸
【審査官】 中田 誠二郎
(56)【参考文献】
【文献】 特表2013−532324(JP,A)
【文献】 国際公開第2010/026633(WO,A1)
【文献】 特開平01−261103(JP,A)
【文献】 特開平01−220610(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 1/00−1/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
注文を調達する方法において、
品物に関する注文にしたがって幾つかの異なる注文からの幾つかの品物を在庫品目から共通容器内(21)に組み入れることによって前記品物を手作業でバッチ式に選別するステップと、
前記共通容器(21)を取り出しステーション(22)へ回送するステップであって、複数の前記品物を各バッチレセプタクル(M)内へ配置することによって前記品物が前記レセプタクル内に配置されるステップと、
必要に応じて直ぐに前記バッチレセプタクル(M)を包装ステーションへと直接経路付けるか、もしくは前記バッチレセプタクル(M)を自動保管設備(II、6)へと経路付けて、それらの中に前記バッチレセプタクルを保管するステップと、
前記自動保管設備内(II)に保管される前記個々の品物の全てが注文品を完納するために利用できるときに、これらの品物を収容する前記保管されたバッチレセプタクル(M)を、前記注文を調達するための特定の品物回収のために回収して前記複数の包装ステーション(7)のうちの1つへ輸送するステップと、
回収された品物を、注文の他の回収された品物と共に、包装ステーション(7)で包装するステップと、
前記バッチレセプタクル(M)空になるまで更なる包装ステーション(7)へ経路付けるステップとを備える
方法。
【請求項2】
仕切りを伴う及び/又は伴わない1つの共通容器(21)、又は、複数の共通容器(21)が使用され、同じ又は近い保管庫及び/又は包装ゾーン(II)ヘ送られるべき品物が同じ容器又はセクションに入れられる
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
2つ以上の品物が前記取り出しステーション(22)で各バッチレセプタクル(M)内に配置される
請求項1又は請求項2に記載の方法。
【請求項4】
2つ以上の同一の品物が前記取り出しステーション(22)で各バッチレセプタクル(M)内に配置される
請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記自動保管設備(II、6)の同じ通路又は領域に属する2つ以上の品物が前記取り出しステーション(22)で同じ前記バッチレセプタクル(M)内に配置される
請求項1から4のいずれかに記載される方法。
【請求項6】
同じ注文に属する2つ以上の品物が前記取り出しステーション(22)で各バッチレセプタクル(M)内に配置される
請求項1から5のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記バッチレセプタクル(M)は、等しい及び/又は異なるサイズの区画室へと再分割される
請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記品物を手作業でバッチ式に選別するステップは、通路(3)により分けられて手作業で扱われるラック(2)を伴う保管領域内(I、III)で行われる
請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記包装ステーション及び保管設備(II、6)が各通路(13)及び場合により各レベルを扱うシャトル(11)を用いてレセプタクル(M、O、D、U)を保管するための三次元倉庫を備え、前記シャトル(11)自体は、前記レセプタクル(M、O、D、U)を第1のラックの供給元ラック位置から隣り合う第2のラックの送り先ラック位置へ押し引きすることによって隣り合うラック(R)間で直接に前記レセプタクルの移送を可能にする荷操作手段を有する
請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
各通路(13)が包装ステーション(7)に接続される
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記包装ステーション及び保管設備は、シーケンサー(26)、ルーティングコンベア(5)、バッファ(27)、置き壁(25)、及び/又は、全自動又は半自動包装ステーション(7、7A)を備える
請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1に係る注文調達方法に関する。
【背景技術】
【0002】
注文調達のために保管設備を動作させるときには、後述するように幾つかの態様が考慮に入れられなければならない。
【0003】
例えば物品又は容器などの輸送ユニットから注文を選別し又はまとめている間、共通の注文と関連付けられる輸送ユニット又は保管ユニットを、方向性をもった或いは仕分けされた態様で用意することが必要である。また、注文のために必要とされる輸送ユニットの全てが存在するまで、注文の輸送ユニットを中間的に保管する(一時的に格納する)ことが従来から続けられている。これらの輸送ユニットはその後一緒に収集ラインへ送られ、収集ラインは、これらの輸送ユニットを例えばパレット載置領域、包装ステーション、商品出口、出荷等へ導く。
【0004】
包装ステーションにおいて、注文を調達するための商品は、保管ユニットから引き出されて、注文にしたがって注文容器等内へ配置される。保管容器(しばしばドナーと呼ばれる)は、その後、元のラッキング保管庫へと経路付けられて、次の注文のために必要とされるまで保管される。
【0005】
インターネットを介してなされる注文の他の調達は、商業的に優位となるように比較的短い期間内で行われなければならない。そのような注文調達は、電子商取引として知られており、そのような義務を満たすために注文調達システムに要求を突き付ける。これは、電子商取引が通常は多数の見込まれる品物から選択される多数の小口注文(それぞれが僅か1つの品物を注文に含む)を伴うということによって度合いを増す。それぞれの固有の品物は、最小在庫管理単位(SKU)として業界で知られる特別な在庫識別表示を有する。それぞれの品物は、通常、品物のSKUを特定するバーコード又は無線周波数識別(RFID)タグなどの光学的なコードを有する。
【0006】
そこから注文が選択されてもよい多数のSKUに起因して、在庫倉庫は設置面積が非常に大きくなる場合がある。したがって、それぞれの選別者が各注文の一部だけを選別するように個々の選別者によりそれぞれ選別されるべき在庫倉庫の地理的部分を指定することが一般的である。これは、それぞれの注文が在庫倉庫の全体の一般的な設置面積にわたって散らばっている場合があるからである。各選別者は、当該技術分野において知られる様々な選別技術を使用して幾つかの注文の一部を選別するように倉庫管理システムによって指示される。複数のレセプタクルのそれぞれに1つの注文の一部を担わせるのではなく、選別者に幾つかの注文を1つの選別している或いは選別されたレセプタクルに混ぜ込ませることが効率的であり、そのようにすると、注文が個々の品物を上回る品物を含む場合に、それぞれの注文を幾つかの選別されたレセプタクル内に含めることができる。しかしながら、この場合、その後に、選別されたレセプタクルの中身を注文に仕分けるとともに、宅配業者を介した発送のために品物を包装できるように品物を処理することが必要である。また、注文は、幾つかの品物を従来のマテリアル・ハンドリング・システムによって容易に取り扱うことができないような様々な物理的特性を有する品物で構成される場合がある。そのような品物は、搬送不可能であるとして知られている。
【0007】
欧州特許第2170742号明細書は、マテリアルハンドリング設備の単一化ステーションで、品物の個々のユニットが一群の品物から選択される方法を開示し、この場合、一群の品物は、複数の注文を調達するためにマテリアルハンドリング設備の在庫保管庫から選別される異種の品物のユニットを含み、品物の個々のユニットの特定の品物の品物識別子を複数の搬送レセプタクルの特定の搬送レセプタクルのレセプタクル識別子と関連付け、特定の搬送レセプタクルを特定の品物の少なくとも1つのユニットを特定する特定の注文と関連付ける。言い換えると、混合又はダーティーバッチ選別プロセスからの物品は、単一の別個の物品を搬送レセプタクル内に/上に置くとともにそれらの物品の識別子をデータベース内で相互に関連付けることによりこれらの物品を結び付けることによって単一化される。それ以降、レセプタクル識別子のみが設備の全体にわたって追跡される。米国2011/029541号明細書は、混合バッチピックからの個々の品物が誘導ステーションで単一でレセプタクルの中に単一化される類似した方法を開示する。
【0008】
また、保管設備内の需要の変動を管理することは難しい。手動包装ステーションを有する手動で起動される保管設備は、通常、変動を管理することができるとともに、低い初期コストを有し、また、一般的に非常に遅く移動し且つ特に限られた物品を横切って速く移動する物品にとって、また、低コスト労働状況にとって非常に効果的となり得る。しかしながら、それらの保管設備は、自動ハイベイシステムと同じ注文量を取り扱うために空間が更に大きくなければならない。加えて、手動工程の進展を適時な態様で制御することが難しく、また、ランニングコスト及び労働者の利用可能性でさえ、高コスト労働状況で問題となる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】欧州特許第2170742号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
それとは対照的に、本発明の目的は、効果的でスペースを取らない注文調達を可能にする注文調達方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この目的は、請求項1に記載される方法によって達成される。
【0012】
本発明によれば、品物を手作業でバッチ式に選別することにより品物が欧州特許第2170742号明細書の場合のように単一化されず、複数の品物をバッチレセプタクル内へ配置することにより品物がレセプタクル内に配置されれば、効果的でスペースを取らない注文調達を行うことができることが分かってきた。これは、同じ量の注文に関してより少ない数の容器を取り扱うだけで済むため、全システムのスループットを向上させるとともに、より少ない数のレセプタクルを格納するだけで済むため、保管スペース利用も向上させる。
【0013】
本発明によれば、品物は、品物に関する注文にしたがって幾つかの異なる注文からの或いはたまたま同じ注文からの幾つかの品物を在庫品目から共通容器内へ組み入れることによって手作業でバッチ式に選別される。このいわゆるダーティーバッチ選別は、通路により分けられて手作業で扱われるラックを伴う保管領域内で行われる。異なる注文における品物を収容する共通容器内のダーティーバッチ選別物は、その後、取り出しステーションへ回送され、このステーションにおいて、共通容器からの品物は、複数の品物をバッチレセプタクル内へ配置することによってレセプタクル内に置かれる。
【0014】
したがって、少なくとも2つの品物が、共通容器、いわゆるバッチレセプタクル内に配置される。通常は、品物のタイプ(色、サイズ、重量等)に応じて、8個以下の品物がバッチレセプタクル内に配置される。これにより、包装ステーションにいる人員(又は装置)が注文の調達のために包装ステーションで必要とされる品物をバッチレセプタクル内の複数の品物から効果的に選択できるようにするレベルまでレセプタクル内の品物の数を減らすことができる。この選択は、非常に異なる品物を意図的に混合することによって容易にされ得る。
【0015】
また、取り出しステーションで同一の品物を各バッチレセプタクル内に配置することもできる。また、品物は、同じ通路又は領域に属することもでき、その後、取り出しステーションで同じバッチレセプタクル内に配置される。2つ以上の品物が同じ注文に属してもよい。このとき、選別者は、幾つかのダーティーバッチ選別容器を運んでもよく、また、その後、選別された品物を倉庫ソフトウェア又は管理システムにより特定される容器内に置くように求められる。このようにすると、我々は、少なくとも通路によらずにゾーンへの事前仕分けを行うことができる。選別者が例えば3つの容器を運ぶ場合、各容器は、自動保管庫の3つのゾーン、すなわち、L(左)ゾーン、C(中央)ゾーン、R(右)ゾーンのうちの1つに割り当てられる。取り出しステーションにおいて、選別者は、単に、事前仕分けが「自動的に」達成されるように同じ共通容器からの複数の品物をバッチレセプタクル内に置くだけである。
【0016】
その後、バッチレセプタクルの一部は、その後の回収のために、自動保管庫へ向けて経路付けられて、自動保管庫内に格納される。一部のバッチレセプタクルは、必要に応じて直ちに包装ステーションへ直接に経路付けられてもよい。
【0017】
保管設備内に保管される個々の品物の全てが注文品を完納させるために利用できる場合、保管設備内に当初から保管されるドナートートと共に同じ通路内にあってもよく或いはなくてもよい保管されたバッチレセプタクルは、包装ステーションに割り当てられる特定の注文における特定の品物を回収するべく回収されて包装ステーションへ輸送され、この包装ステーションにおいて、回収された品物は、注文調達のために他の注文回収品物と共に包装される。
【0018】
依然として品物を収容するバッチレセプタクルは、元の保管ラックへと経路付けられ、或いは、次の包装ステーションへ直接に経路付けられる。このプロセスは、バッチレセプタクルが品物を降ろして空になるまで続けられる。その後、バッチレセプタクルは、再使用のために取り出しステーションへ戻されてもよい。
保管設備が自動保管設備であってもよく、このことは、保管設備が部分的に或いは完全に自動化され得ることを意味する。
【0019】
用語「レセプタクル」は、トート、トレイ、容器、板紙容器、カートンボックス等を含む。別段に示されなければ、レセプタクルは、
−注文に何ら割り当てられない保管された在庫を収容するドナータイプのものであってもよく、言い換えると、品物がこれらのレセプタクルから選別され、又は、
−手動選別領域内の取り出しステーション又は手動包装ステーションからの、未調達の1つの注文/複数の注文に既に割り当てられて1つの注文/複数の注文のために選別されるべき品物を収容するバッチタイプのものであってもよく、或いは、
−選別された品物を収容する、すなわち、完成された注文品又は進行中の注文品を収容する注文タイプのものであってもよい。
【0020】
バッチレセプタクルの一部又は全てが区画室に分けられ、それにより、品物の輸送及び選択が容易にされる。区画室が等しい及び/又は異なるサイズを有してもよい。通常は、そのような区画室は小さい品物に関して意味を成し、したがって、多数の品物を単一のレセプタクル内に置くことができる。バッチレセプタクルが8個以下の区画室に分割されてもよい。分割は、容器内の径方向に中心付けられる壁等によって、或いは、レセプタクル内の角度のある壁によって行われてもよい。無論、全てのレセプタクルが同じ態様で分割される必要はなく、また、幾つかの異なる種類の再分割レセプタクルを必要に応じて並行して使用でき、或いは、誘導ステーションで仕切り配置を動的に変更することもできる。
【0021】
本発明の更なる態様によれば、特許請求の範囲に記載されるように手動保管選別領域が自動保管回収ラッキング領域と組み合わされると、言い換えると、複合型の解決策が提案されると、需要又は注文の調達の高い変動率を伴う用途或いは非常に遅い移動体又は限られた数の非常に速い移動体の存在を伴う用途を最良に扱うことができることが分かってきた。手動選別領域を使用して、非常に遅い移動体及び非常に速い移動体を経済的且つ効率的な態様で選別できるだけでなく、需要のピーク期間に対処することもでき、また、他方では、必要でないときに、手動選別領域をOFFに切り換えることができる。これにより、保管回収ラッキング領域を最適な利用範囲内に保つことができる。また、手動選別領域は、保管容積の一部から自動保管回収ラッキング領域を解放する。また、自動保管回収ラッキング領域を使用して、注文調達プロセスを手動選別と包装との間で切り離すこともできる。
自動保管回収ラッキング領域が手動選別領域よりも下流側に位置されるときには、それにより、2つの領域間の注文処理の切り離し機能及び注文解放管理の切り離し機能がもたらされる。このことは、それにより、両方の領域に乱れがない環境が与えられるとともに、注文処理のタイミングの適合がなされ、その結果、作業効率が向上するとともに、何時、何の、どのくらいの、何の順序で注文が送出領域へ解放されるのかについての良好な制御がもたらされることを意味する。
【0022】
自動保管回収ラッキング領域は、手動選別領域よりも下流側に配置されるとともに、出荷領域にもつながるルーティングコンベアによって手動選別領域に接続される。したがって、ルーティングコンベアは、両方の選別領域を接続するとともに、出荷領域への完成した注文品の送出コンベアとしての役目を果たしてもよい。
【0023】
手動選別領域は手動包装ステーションを備え、該手動包装ステーションは、ルーティングコンベアの延在部に沿って配置されるとともに、手動包装ステーションで包装されたレセプタクルをルーティングコンベアに供給する。手動包装ステーションにもルーティングコンベアによってレセプタクルが供給される。
【0024】
手動包装ステーションは任意の種類のものであってもよく、また、オペレータは、ステーション付近に位置される任意の保管媒体から、例えば、非常に速い移動体のためのパレットフローラック又は静的な位置、速い移動体のためのフローラック、遅い移動体のための棚、選別壁等から品物を選別できる。
【0025】
自動選別領域内の手動包装ステーションは、自動保管回収ラッキングの補充のためのドナーレセプタクル及び/又はバッチレセプタクルを供給するために使用されてもよく、これらのレセプタクルは、複数の同一の品物で満たされるとともに、輸送されて保管回収ラッキング領域内に保管される。例えば、補充レセプタクルは、フローラックからの非常に速い移動体で満たされてもよい。これらの品物は、しばしば、そのような作業が行われる前に注文に割り当てられ、したがって、オペレータは、残量を保管ラック内に残さないように正確な量を選別して置くことができる。
【0026】
自動保管回収ラッキング領域は、複数のマルチレベル保管ラックを備える保管ラッキングを備え、保管ラック内には、注文及び/又は製品ユニットが保管され、この場合、保管ラックは、対を成して背中合わせに配置されるとともに、対間に通路を有する。言い換えると、ラックはそれらの間に通路を有し、また、各ラックは、隣り合う通路のラックと境を接する。
【0027】
全てのドナー、バッチレセプタクル、及び、注文レセプタクルは、少なくとも1つの保管−入口コンベアによって保管ラッキングへ送られるとともに、少なくとも1つの保管−出口コンベアによって回収される。好ましくは、1つの保管−入口コンベア及び1つの保管−出口コンベアがそれぞれの通路ごとに設けられる。
【0028】
各保管ラッキング通路は、保管庫からのレセプタクルの回収及び保管のために少なくとも1つの自動保管回収装置(AS/RS)によって扱われる。好ましくは、各通路の各レベルは、専用のAS/RSマシンを有するが、2つ以上のレベルを扱うAS/RS装置も想定し得る。
【0029】
レセプタクルは、供給元保管ラックから隣り合う送り先保管ラックへと保管ラック自体内の交差搬送位置を介して2つの隣り合う保管品ラック間で直接にやりとりされる。これは、更に簡単な態様で且つ通路の外側での仕分けを伴うことなく保管庫からの仕分けされた回収を可能にする。これは、技術的な複雑さ及びスペースを減らし、コストを低減するとともに、より良好な信頼性を達成する。
【0030】
本発明によれば、レセプタクルが2つの隣り合う保管ラッキングユニット間で保管ラッキング通路の1つのラックから保管ラッキングユニット内の交差搬送位置を介して隣の保管ラッキング通路の隣り合うラックへと直接にやりとりされるときにフロントゾーン内での分配及び/又は複雑な仕分けを省くことができることも分かった。これは、最初にレセプタクルが他の場所に保管されていた場合であってもレセプタクルが既に単一の保管ラック通路内に保管されるからである。保管庫から回収されるときには、レセプタクルが単に順々に回収される。したがって、「交差」コンベアを伴わずに、通路の外側で分配又は仕分けを伴わないレセプタクルの直接的な移送を達成でき、また、これは、スペースがより小さく信頼性が更に高い、より簡単で更に小さい技術的な設備を伴って達成できる。したがって、単にそれぞれの通路から所要の順序でレセプタクルを回収することができる。これは、いわゆるフロントゾーン設備の減少を可能にする。保管庫は全自動保管庫であることが好ましい。
【0031】
言い換えると、当接するラックの保管ラッキング位置は、輸送ユニットを一方のラッキングから隣のラッキングへ移送できるように、レセプタクルをラッキングの一方側から隣へと通過させるために使用される。
【0032】
したがって、自動保管設備は、各通路及び場合により各レベルを扱うシャトルを用いてレセプタクルを保管するための三次元倉庫を備え、その場合、シャトル自体は、レセプタクルを第1のラックの供給元ラック位置から隣り合う第2のラックの送り先ラック位置へ押し引きすることによって隣り合うラック間で直接にレセプタクルの移送を可能にする荷操作手段を有し、また、随意的に、各通路が包装ステーションに接続される。
【0033】
したがって、ラッキングユニット自体の内側で交差搬送又は仕分けが可能であり、そのため、フロントゾーンにおける「交差搬送」を完全に省くことができる。
【0034】
必要に応じて、特に交差搬送以外の理由のためにフロントゾーンコンベアを省くことができない場合には、交差搬送のためのフロントゾーンコンベアの使用をこの概念と組み合わせることができるが、フロントゾーンコンベア及び制御システムの複雑さ及びスループット要件が減少する。
【0035】
目的にかなった態様で、交差搬送位置が保管ラッキングユニットの各レベルで或いは任意の選択されたレベルで与えられる。
【0036】
特に有効な経路−時間最適化は、入庫及び出庫コンベアラインに更に近付いて交差搬送位置が配置される場合に達成される。また、交差搬送位置を1レベル内の異なる場所に位置付けることもできる。
【0037】
また、特に交差搬送位置がレセプタクルの最終送り先通路に属する場合には、交差搬送位置をバッファとして使用することもできる。すなわち、輸送ユニット又は保管ユニットは、それらが実際に必要とされる或いは回収されるまで交差搬送位置にとどまる。
【0038】
交差搬送位置内でのやりとりは、AS/RSに関して能動的に或いは受動的に行われ得る。すなわち、一方では、交差搬送位置を単に受動的な保管面にすることができ、この保管面上に1つの通路のAS/RSがレセプタクルを預ける(レセプタクルを保管庫内に置く)とともに、隣接する通路のAS/RSがレセプタクルを保管面から受ける(レセプタクルを保管庫から除去する)。それぞれのラッキング保管位置又は交差搬送位置ごとに、この手順を常に一方向でのみ或いは両方向で行うことができる。
【0039】
好ましくは、自動保管回収装置自体は、交差搬送位置内のレセプタクルを移動させる。すなわち、AS/RS自体が能動的な操作手段であることが最も好ましく、つまり、レセプタクルは、交差搬送位置内でのやりとりに関してもAR/RSによってのみ取り扱われ、これらは、任意の種類のそれ自体の駆動手段を有さない。
【0040】
交差搬送位置を簡単にするために、交差搬送位置をその後に後付けする或いは再適合させることもでき、また、保管システム内で必要とされる効率のレベルに柔軟に適合することもできる。
【0041】
やりとりの目的で、AS/RSは、レセプタクルを交差搬送位置で二重深さ保管庫内又は多重深さ保管庫内に配置させることも同様にできる。したがって、1つの通路のAS/RSは、レセプタクルが既に隣り合うラッキングに対して割り当てられるようになっていて「通常は」AS/RSによって到達され得るような深さまでレセプタクルを交差搬送位置で保管庫内に配置することができる。言い換えると、供給元ラックの自動保管回収装置は、レセプタクルを隣り合う送り先ラック内の交差搬送位置へと配置する。また、荷重受け手段、例えば伸縮アームが所定の伸長範囲を有することができる。また、レセプタクルの積み重ね保管を使用することもできる。
【0042】
交差搬送位置が広範囲に利用されてレセプタクルの損傷を減らすようになっているため、摩擦を減らすために交差搬送位置の床がコーティングされれば都合が良い。また、構造的補強を実施できる。
【0043】
AS/RSが「小荷重」又は単一レベルのラッキングサービングユニットであれば特に好ましい。特に、シャトル又は衛星車両が好ましい。「小荷重」AS/RSは、幅広い範囲の個々の物品、束ねられた或いは積み重ねられた物品、容器、トレイ、異なるサイズ及び重量のカートンを支持するフレキシブルな操作装置を有する床走行マルチレベル保管回収マシンである。また、単一のレールから幾つかのレベルを扱うために本発明と関連して2つの荷重ハンドリングプラットフォーム又は昇降プラットフォームの積層配置を伴うシャトルも使用できる。
【0044】
シャトルは、2つの配置、すなわち、いわゆる「キャプティブ」配置又は「ローミング」配置で使用され得る。キャプティブ配置では、シャトルがそれらのそれぞれのレベルにとどまる。ローミングの代替的配置では、必要に応じてシャトルがレベルを変更する。
【0045】
したがって、本発明によれば、任意の通路内の輸送レセプタクル又は保管レセプタクルの所望の順序を完全に維持しつつ特に高レベルの回収効率を達成することができる。また、これは、従来技術に従うよりもかなり少ない技術的作業で達成される。
【0046】
レセプタクルを少なくとも1つの保管−出口コンベアへ移送するために少なくとも1つの昇降装置が使用される。すなわち、リフトは、保管−入口コンベアから来る或いは保管−出口コンベアへ行くことになっているレセプタクルのレベル変更を可能にする。通常、これは固定リフトであるが、リフト機能(例えば、小荷重)を有するAS/RSも想定できる。
【0047】
少なくとも1つのリフトは随意的にドライブスルータイプのものであり、このことは、レセプタクルがリフトをあたかもそれがコンベアであるかのようにラック内で通過できることを意味する。
【0048】
好ましい実施形態では、リフトが通路内の各ラックに設置され、また、各リフトは、保管−入口コンベアに接続される入庫リフトであり、或いは、保管−出口コンベアに接続される出庫リフトであり、或いは、保管−入口コンベア及び保管−出口コンベアの両方に接続される入庫・出庫リフトである。
【0049】
想定し得るリフトは特に垂直搬送手段を含む。レセプタクルのための1つ以上、特に2つの位置/場所を各リフトが有していれば有益である。また、単一レベルAS/RSとリフトとを切り離すための少なくとも1つのバッファ位置を保管ラッキングの各レベルが有していても都合が良い。これは、より急速な単一レベルAS/RSを十分に利用すること及びリフトの空走行を防止することを可能にする。
【0050】
また、各リフトが個別に駆動される搬送手段をそれぞれの位置ごとに有していても有益である。特に、このとき、異なる方向に移動できる個別に駆動される搬送手段をそれぞれが備える2つの位置を各リフトが有していれば都合が良い。したがって、レベルごとの2つのレセプタクルの移送は、異なる方向で或いは異なる出庫バッファへ向けて、例えば左右で常に同時に行われ得る。また、リフト上へのレセプタクルの受け入れは、好ましくは、2つのレセプタクルが1つのレベルへ排出されるように制御される。これは、使用されるシャトルの高い効率に起因して可能である。この高い効率は、実際にリフトへの移送位置(バッファ位置)が実際には常に占められているためであり、それにより、リフトの制御のため、1つのレベルの異なるバッファに関してリフトをレセプタクルにより適宜に占めることができるようにする選択的なオプションが与えられる。
【0051】
また、自動保管回収ラッキング領域は、注文を調達するためにドナーレセプタクルから注文レセプタクルへと選別するための少なくとも1つの全自動又は半自動包装ステーションを含んでもよく、包装ステーションにはレセプタクルが少なくとも1つの保管−出口コンベアによって送られ、また、包装ステーションからレセプタクルが少なくとも1つの保管−入口コンベアによって送出される。また、幾つかの全自動又は半自動包装ステーション、特にそれぞれの通路ごとに1つの全自動又は半自動包装ステーションを使用することもできる。
【0052】
本出願において、全自動注文包装ステーションは、全自動レセプタクルハンドリング、すなわち、完全に自動化された供給・排出とレセプタクルの提供とを伴うグッズ・トゥ・パーソン(goods−to−person)原理に従う包装ステーションとして規定される。空の注文レセプタクル及び選別商品を伴うレセプタクルが自動的にステーションへ供給される。レセプタクルは、人間工学的に最適な高さで包装ステーションに配置される。通常、そのようなステーションは、依然としてドナーレセプタクルから手作業で選別して注文レセプタクルへ入れる選別者(例えば、ピック・トゥ・ライト(pick−to−light)など)を方向付ける、選別者に指示する、選別者を制御する、及び、選別者を監視するための手段も組み込む。選択肢として、全自動選別プロセスを実現するために、オペレータが自動選別装置/マシンと置き換えられてもよい。
【0053】
一方、半自動選別ステーションは、今しがた説明した全自動ユニットハンドリングを有さず、レセプタクルの手動処理を伴う。
【0054】
注文を調達するために、少なくとも1つの入庫保管−入口コンベア及び/又は少なくとも1つの保管−出口コンベアにはルーティングコンベアが接続される。これは、
・手動選別領域からくる完成された注文品を収容する注文レセプタクルを、ルーティングコンベアを介して出荷領域へ送出できるようにし、或いは、その後の送出のために少なくとも1つの保管−入口コンベアを介して自動保管回収ラッキング領域の保管ラッキング内へ導入することができるようにし、
・自動保管回収ラッキング領域の保管ラッキングからくる完成された注文品を収容する注文レセプタクルをルーティングコンベアを介して出荷領域へ送出できるようにし、
・自動保管回収ラッキング領域の全自動又は半自動包装ステーションからくる完成された注文品を収容する注文レセプタクルを、ルーティングコンベアを介して出荷領域へ送出できるようにし、或いは、その後の送出のために少なくとも1つの保管−入口コンベアを介して自動保管回収ラッキング領域の保管ラッキング内へ導することができるようにし、
・手動選別領域からくる不完全注文品を収容する注文及び/又はバッチレセプタクルを更なる処理のために少なくとも1つの保管−入口コンベアを介して自動保管回収ラッキング領域の保管ラッキング内へ導入できるようにし、
・手動選別領域からくる不完全注文品を収容する注文及び/又はバッチレセプタクルを包装ステーションへ経路付けることができるようにし、
・自動保管回収ラッキング領域の保管ラッキングからくる不完全注文品を収容する注文及び/又はバッチレセプタクルを少なくとも1つの保管−出口コンベアを介して包装ステーションへ導入できるようにし、
・自動保管回収ラッキング領域の全自動又は半自動包装ステーション或いは保管ラッキングからくる不完全注文品を収容する注文及び/又はバッチレセプタクルを自動保管回収ラッキング領域の保管ラッキング内へ導入して更なる処理のために次の包装ステーションへ経路付けることができるようにし、
・手動選別領域からくる複数の完成した注文を収容する注文レセプタクルを包装ステーションへ経路付けることができるようにし、
・受け入れ領域からくる新たに受けられた品物を収容するドナーレセプタクルを自動保管回収ラッキング領域の保管ラッキング内へ導入できるようにし、
・受け入れ領域からくる新たに受けられた品物を収容するドナーレセプタクルを「適時な補充」のために選別ステーションへ経路付けることができるようにし、
・受け入れ領域からくる新たに受けられた品物を収容するドナーレセプタクルを補充のために手動選別領域へ経路付けることができるようにし、
・選別ステーションからくる空のドナーレセプタクルを補充のために元の受け入れ領域へ送り帰すことができるようにし、
・全自動又は半自動包装ステーションからくる空の注文レセプタクルを更なる処理のために元の手動選別領域へ送り帰すことができるようにする。
【0055】
これは、必要に応じた即時の或いは制御された注文解放を可能にし得る。
【0056】
自動保管回収装置(AS/RS)は、入庫バッファによって品が供給されてもよく、また、出庫バッファへ品を供給してもよく、この場合、バッファが保管ラック内に配置され、また、交差搬送位置は、好ましくは、対応する保管ラックの入庫バッファ及び/又は出庫バッファの直ぐ背後/隣に配置されるが、これに限定されない。
【0057】
また、少なくとも1つの保管−入口コンベア、少なくとも1つのリフト、及び、少なくとも1つの保管−出口コンベアを用いてコンベアループを形成することができ、その場合、少なくとも1つのリフトには保管−入口コンベアによって品が供給され、また、リフト自体が保管−出口コンベアに品を供給する。このとき、出庫バッファがコンベアループへ品を供給してもよく、また、入庫バッファにコンベアループによって品を供給することができる。包装ステーションがループ内に組み込まれるべきである。
【0058】
好ましくは、ルーティングコンベアは、それぞれの選別レベルごとに1つ又は2つのレベルを有し、また、複数の選別レベルが存在してもよい。特に好ましい実施形態において、下位レベルのルーティングコンベアは、不完全注文及び/又はドナーレセプタクルを自動保管回収ラッキング領域の保管ラッキングから全自動又は半自動包装ステーションへ供給し、また、上位レベルのルーティングコンベアは、不完全又は完成された注文及び/又はドナーレセプタクルを自動保管回収ラッキング領域の保管ラッキングへ戻す。このとき、下位レベルのルーティングコンベアが空のレセプタクルを全自動又は半自動包装ステーションへ供給することが想定し得る。他の方法も想定することができ、すなわち、上位レベルのルーティングコンベアが不完全注文及び/又は製品ユニットを供給する、並びに、空のレセプタクルを手渡すとともに、下位レベルのルーティングコンベアが不完全注文/ドナーレセプタクルを戻す。
【0059】
システム内で注文トートを取り扱う必要がないときには、単一レベルコンベアが好ましく、このとき、ドナーレセプタクルを仕分け形態で次々に回収することができ、また、空の注文ユニットが取り扱われてはならない。
【0060】
注文又はドナーレセプタクルは、保管庫内に無作為に(「無秩序状態で」)配置されて、それらが回収されるときにその後の順序の情報を伴うことなくシステム全体にわたって分配され得る。ドイツ実用新案第29912230号明細書とは対照的に、想定し得るモジュール又は保管領域に関する制限が必要とされない。
【0061】
本発明は、入庫及び出庫供給ラインを対応するリフトに対して任意のポイントで接続できるため、高度な柔軟性によって更に特徴付けられる。
【0062】
出庫リフトと並行して、対応して供給する分配送りラインを伴う専用の入庫リフトを設けることも同様に可能である。他方で、出庫動作に加えてそれらの出庫リフトを入庫リフトとして使用することもできるように出庫リフトを制御することもできる。逆のシナリオでは、随意的に存在する専用の入庫リフトを必要に応じて出庫リフトとして使用することもできる。これにより、個々のリフトの故障時に、途切れない動作或いはシステム効率の向上も可能である。この目的を達成するため、リフトとラッキングとの間に異なる高さで入庫ライン又は出庫ラインが配置されなければならない。これは、2つの同様の組み合わされた入庫レベル及び出庫レベルの存在を必要とし、その収集ラインは、最後の出庫ラインを順に通過した後に一緒にされる。
【0063】
横方向移動機能、すなわち、AS/RS自体によるラック内の交差搬送位置の範囲内におけるやりとりは、例えば出庫リフト/入庫リフト又は供給ラインの故障時に関連する通路の機能を維持できるという利点を与える。
【0064】
また、自動保管設備は、シーケンサー、ルーティングコンベア、又は、置き壁を備えてもよい。
【0065】
本発明の更なる特徴及び詳細は、図面の以下の説明から明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0066】
図1】手動保管選別領域と自動保管選別領域とを伴う保管設備の概略平面図を示す。
図2図1の自動保管設備におけるラッキング保管庫内のラック間の輸送ユニットのやりとりの典型的な概略平面図を示す。
図3】単一レベルルーティングコンベアを有する保管設備における第1及び第2の選別レベルの典型的な概略平面図を示す。
図4】2レベルルーティングコンベアを有する更なる保管設備における選別レベルの典型的な概略平面図を示す。
図5】それぞれのレセプタクルの動作を示す図1の概略図である。
図6】手動保管選別領域と置き壁を使用する注文調達領域とを伴う更なる保管設備の概略平面図を示す。
図7】手動保管選別領域とシーケンサー及び/又はバッファから成る自動保管選別領域とを伴う保管設備の更なる実施形態の概略平面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0067】
図1には、手動保管選別領域I、IIIと自動保管回収ラッキング領域IIとを伴う保管設備の概略平面図が示される。
【0068】
自動保管回収ラッキング領域IIは、手動選別領域I、IIIよりも下流側に配置されるとともに、最終的に出荷領域IVにつながるルーティングコンベア5によって手動選別領域I、IIIに接続される。
【0069】
他の周回路も想定することができ、その場合、自動保管回収ラッキング領域IIは、手動選別領域Iよりも上流側に配置されるとともに、ルーティングコンベア5によって手動選別領域Iに接続され、また、ルーティングコンベアの端部は出荷領域IVにつながる。
【0070】
手動保管選別領域IIIには、幾つかの異なる注文からの幾つかの製品を共通容器内へ組み入れる手動バッチ選別プロセスによって製品が供給され(ダーティーバッチ選別)、この共通容器から、製品は、製品ユニット内へ別々に配置されて、ルーティングコンベア5上に置かれる。これは、各製品を単一の容器等内に分けることによって或いは複数の製品を再分割された容器等内に配置することによって行うことができる。
【0071】
手動バッチ選別プロセスは、通路3により分けられて手作業で扱われるラック又は棚2を伴うバッチ選別領域III内で行われ、選別者1は、自分の選別カート4を通路3内へ持ち込むとともに、自分に割り当てられた注文にしたがって物品/製品を共通容器21内に集める。オペレータ1が複数の共通容器或いは仕切りを有する単一の容器を運ぶことができる場合、オペレータは、選別された品物を自分がいずれの容器内に及び/又は容器のいずれのセクション内に置くべきかを倉庫管理システム(データベース)によって指示されてもよい。同じ或いは近い保管庫及び/又は包装ゾーンへ送られるべき品物は、一般に、バッチレセプタクルの経路付けが最小限に抑えられるように同じ容器/セクションに置かれる。
【0072】
異なる注文における品物を収容する共通容器21内のダーティーバッチ選別物は、その後、取り出しステーション22へ回送され、このステーションにおいて、共通容器21からの品物は、複数の品物をバッチレセプタクルM内へ配置することによってレセプタクル内に置かれる(単一化とは対照的に、いわゆる多重化)。
【0073】
少なくとも2つの品物がバッチレセプタクルM内に配置される。通常は、品物のタイプ(色、サイズ、重量等)に応じて、8個以下の品物がバッチレセプタクルM内に配置される。これにより、包装ステーション7にいる人員が注文の調達のために包装ステーションで必要とされる品物をバッチレセプタクルM内の複数の品物から効果的に選択できるようにするレベルまでレセプタクルM内の品物の数を減らすことができる。
【0074】
多重化は、一般に、それが同じトート/セッションから行われて、それにより、バッチトートの経路付けが最小限に抑えられる或いは特定の状況下(バッチトート内に置かれた品物の送り先がたまたま同じであるとき)で排除されるように行われる。
【0075】
その後、バッチレセプタクルMは、その後の回収のために、自動保管庫6へ向けて(コンベア5上で)経路付けられて、自動保管庫6内に保管される。一部のバッチレセプタクルは、必要に応じて直ちに包装ステーションへ直接に経路付けられてもよい。したがって、バッチレセプタクルは、ある種のドナーレセプタクル(以下参照)である。
【0076】
保管設備内に保管される個々の品物の全てが注文品を完納させるために利用できる場合、保管されたバッチレセプタクルMは、包装ステーションに割り当てられる特定の注文における特定の品物を回収するべく回収されて包装ステーションへ輸送され、この包装ステーションにおいて、回収された品物は、以下で詳しく述べられるように、注文調達のために他の注文回収品物と共に包装される。
【0077】
バッチレセプタクルMは、ルーティングコンベアを経由して或いはラック内の交差搬送位置を経由して、次の送り先、一般的には、次の注文が実行される保管通路へ経路付けられる。このプロセスは、バッチレセプタクルが品物を降ろして空になるまで続けられる。その後、バッチレセプタクルは、再使用のために取り出しステーションへ戻されてもよい。
【0078】
手動保管選別領域Iは、曲がりくねったルーティングコンベア5の一方側又は両側に延在部に沿って配置されて品物が供給される手動選別ステーション23を更に備え、この手動選別ステーション23は、該手動選別ステーション23で選別されたレセプタクルをルーティングコンベア5に供給する。
【0079】
選別ステーション23は、保管棚10付近に位置されるローラ又はベルトコンベアのような従来の搬送技術によってルーティングコンベアに接続され、保管棚10から特定の製品が選別されて注文レセプタクル内に配置されてもよい。
【0080】
選別ステーション23は、別々に動作され或いは2人の選別者によって同時に動作されてもよい。
【0081】
或いは、ゾーンルーティングコンベアを伴うゾーン選別ステーション23の代わりに「ペースベルトピック」を使用できる。「ペースベルトピック」は、ゾーン迂回システムを伴わない直線状のルーティングコンベアを有し、また、この上を注文ユニットが一貫したペースで走行する。選別者は、必要とされる物品を選別して、それらの物品を各選別ゾーン内のフライ上の注文レセプタクル内に置く。さもなければ、コンベアは、製品が入れられるまで停止する。
【0082】
選別ステーション23は、自動保管回収ラッキングIIの補充のためのドナーレセプタクルの供給のために使用されてもよく、ドナーレセプタクルは、複数の同一の品物で満たされるとともに、輸送されて保管回収ラッキング領域内に保管される。例えば、補充レセプタクルRRは、非常に速い移動体でフローラック24から満たされてもよい。
【0083】
以下の実施形態の多くは類似又は同様の装置や設備等を有し、したがって、これらは同じ参照数字により示される。
【0084】
自動保管回収ラッキング領域IIは、複数のマルチレベル保管ラックRを備える保管ラッキング6を備え、保管ラックR内には、一般的にUで示される注文レセプタクル及び/又は製品レセプタクルが保管され、保管ラックRは、対を成して背中合わせに配置されるとともに、対間に通路13を有する(図2も参照)。
【0085】
通路13は、コンベア設備8を介して半自動又は全自動選別ステーション7に接続され、コンベア設備8は、注文レセプタクル及び/又は製品レセプタクルUを保管ラッキング6、Rへ送るために設けられる少なくとも1つの保管−入口コンベア14と、注文レセプタクル及び/又は製品レセプタクルUを保管ラッキング6、Rから回収するために設けられる少なくとも1つの保管−出口コンベア15とを含む。
【0086】
したがって、注文を調達するために製品レセプタクルD(ドナーに関するD)から注文レセプタクルO(注文に関するO)へと選別するための半/全自動包装ステーション7には少なくとも1つの保管−出口コンベア15によって製品が送られ、また、注文レセプタクル及び/又は製品レセプタクルは、少なくとも1つの保管−入口コンベア14によって保管ラックへ戻される。
【0087】
また、ルーティングコンベア5は少なくとも1つの入庫保管−入口コンベア14及び少なくとも1つの保管−出口コンベア15に接続される。
【0088】
各保管ラッキング通路13は、保管ラックRにおける注文レセプタクル及び/又は製品レセプタクルの保管及び回収のためにそれぞれのレベルに或いはそれぞれの幾つかのレベルに設けられるシャトル11の形態を成す1つの自動保管回収装置を有する。
【0089】
注文レセプタクル及び/又は製品レセプタクルUは、供給元保管ラックから隣り合う送り先保管ラックへと保管ラック自体内の交差搬送位置Q(図2参照)を介して2つの隣り合う保管品ラックR間で直接にやりとりされ、交差搬送位置Qは、一方向やりとり位置Q又は双方向やりとり位置であってもよい。
【0090】
シャトル11自体は、その荷操作手段12を能動的に用いて交差搬送位置Q内の注文レセプタクル又は製品レセプタクルUを移動させ、荷操作手段12は、取り込みプラットフォームの両側が伸縮アームであるとともに、ユニット操作レバーを備える。ラックR自体内には能動的な駆動手段は存在しない。
【0091】
供給元ラックのシャトル11は、注文レセプタクル又は製品レセプタクルUを隣り合う送り先ラック内の交差搬送位置Q内へ配置し、それにより、対応する隣の通路内で動作するシャトルは、通常のディープ動作によってユニットを取り扱うことができる。言い換えると、供給元シャトルは、やりとりのため、通常の1倍又は2倍深い保管庫よりも深くまで、例えば3倍深くまで動作する。
【0092】
したがって、レセプタクルUを保管状態のままにすることなく保管ラッキング6を通じて矢印9の方向に移送できる。
【0093】
図3及び図6によれば、半/全自動包装ステーション7が多くの異なる形態を有してもよい。
【0094】
図3において、半自動包装ステーション7A(左手側)は、1つの保管−入口コンベア14と1つの保管−出口コンベア15とを介して保管ラッキング6の通路13に直接に接続され、また、保管−入口コンベア14及び保管−出口コンベア15は、当該技術分野においてRATとも呼ばれる直角移送装置16、17によってルーティングコンベア5に接続される/ルーティングコンベア5を通過する。
【0095】
半自動包装ステーション7Aは、選別者のための1つ/2つの作業場所を組み込み、該作業場所間には、完成した注文品を出荷領域IVへ直接送り出すための送出コンベアがある。そのようなステーションは、電子商取引の場合のような小口注文において理想的である。
【0096】
これに代えて或いは加えて、1つの保管−入口コンベア14及び1つの保管−出口コンベア15とを介して注文レセプタクルO及び製品レセプタクルDをレベルAで受けるように配置される全自動包装ステーション7Bが使用されてもよく、この場合、保管−入口コンベア14及び保管−出口コンベア15は、前述したように、直角移送装置16、17によってルーティングコンベア5に接続される/ルーティングコンベア5を通過するが、注文レセプタクルOのためのサービスコンベア19A及び製品又はドナーレセプタクルDのためのサービスコンベア20Aで終わる。
【0097】
しかしながら、注文レセプタクルO及び製品又はドナーレセプタクルDの送出は、注文レセプタクルOのためのサービスコンベア19B及び製品又はドナーレセプタクルDのためのサービスコンベア20Bによって更に高いレベルB(右手側)で行われる。これは、レベルAで保管−入口コンベア14へ経路付けるレベル変更コンベア装置18によって達成される。
【0098】
ルーティングコンベア5は、レベルAでは1つのレベルのみを有し、完成した注文品を出荷ステーションIVへ供給するために使用され得る。
或いは、図4に描かれるように、ルーティングコンベア5は、2つのレベル5A、5Bを有し、すなわち、それぞれのレベルA(左手側)、B(右手側)に1つの搬送レベルを有してもよい。
【0099】
レベルAでは、選別ステーション7Cには、先と同様に注文レセプタクルO及び製品レセプタクルDが供給されるが、サービスコンベア19A及び20Aは、保管−出口コンベア15と直接に一直線に合わされず、ルーティングコンベア5A上の下流側に位置されて、RAT17を使用することにより到達可能である。
【0100】
したがって、レベルBは、更に高いレベルB(右手側)にある注文レセプタクルOのためのサービスコンベア19B及び製品又はドナーレセプタクルDのためのサービスコンベア20Bによって注文レセプタクルO及び製品レセプタクルDをステーション7Cから送出するために使用される。サービスコンベア19Bは、保管−入口コンベア14と一直線に合わされず(レベルAと同様)、下流側でRAT16を介して合わされる。一方、サービスコンベア20Bは保管−入口コンベア14と一直線に合わされる。したがって、ステーション7Cからの注文レセプタクルOは、RAT16を通過してルーティングコンベア5上を下流側に搬送されてもよく、一方、製品レセプタクルDは、元の保管庫へと直接に経路付けられ得る。また、注文レセプタクルOは、RAT16により保管庫へと向け直されてもよい。
【0101】
したがって、前述した保管及び選別は、以下が可能である。
・手動保管選別領域Iからくる完成された注文品を収容する注文レセプタクルは、ルーティングコンベア5を介して出荷領域IVへ送出され、或いは、その後の送出のために少なくとも1つの保管−入口コンベアを介して自動保管回収ラッキング領域IIの保管ラッキング6内へ導入される。
・自動保管回収ラッキング領域IIの保管ラッキング6からくる完成された注文品を収容する注文レセプタクルは、ルーティングコンベア5を介して出荷領域IVへ送出される。
・自動保管回収ラッキング領域IIの半自動包装ステーション7からくる完成された注文品を収容する注文レセプタクルは、ルーティングコンベア5を介して出荷領域へ送出され、或いは、その後の送出のために少なくとも1つの保管−入口コンベア14を介して自動保管回収ラッキング領域IIの保管ラッキング6内へ導入される。
・手動保管選別領域Iからくる不完全注文品を収容する注文及び/又はバッチレセプタクルは、更なる処理のために少なくとも1つの保管−入口コンベア14を介して自動保管回収ラッキング領域IIの保管ラッキング6内へ導入され、或いは、即時の処理のために半/全自動包装ステーション7内へ直接に導入される。
・自動保管回収ラッキング領域IIの半/全自動包装ステーション7からくる不完全注文品を収容する注文及び/又はバッチレセプタクルは、自動保管庫の保管ラッキング内へ導入されて、更なる処理のために半/全自動包装ステーション7へ回収される。
【0102】
注文レセプタクル及び/又は製品レセプタクルを少なくとも1つの保管−出口コンベア15へ移送するため、及び、注文レセプタクル及び/又は製品レセプタクルを保管−入口コンベア14から受けるために、レセプタクルのレベルを変えるための少なくとも1つのリフト21が使用される。リフト21は、複数のレセプタクルを同時に運ぶために、レセプタクルのための複数の位置を有してもよい。
【0103】
幾つのリフト21が使用されるか及びこれらのリフトがどのように配置されるかは、特定の実施によって決まる。
【0104】
図5を参照して、図1に係る配置における例示的な作業流れについて、バッチレセプタクルM及び他のドナーレセプタクルDを用いて説明する。設備内のそれらのレセプタクルの変化場所は、これらのレセプタクルの参照符号に数字を加えることによって、例えばM1、M2、M3、...;D1、D2、D3、..等によって示される。
【0105】
選別者1は、自分の選別カート4を持ち込み、自分に割り当てられる注文にしたがって物品/製品を共通容器21内に集める。異なる注文に対する品物を収容する共通容器21内のダーティーバッチ選別物は、その後、取り出しステーション22で取り出される。共通容器21からの2つ以上の品物は、バッチレセプタクルM1内に配置される(開始)。
【0106】
これらの品物は、その後、前述したようにルーティングコンベア5上で保管ラッキング6へと輸送され、この保管ラッキングにおいて、それらの品物は、必要とされるまで、すなわち、特定の注文のための全ての品物が通路内で入手可能となるまで、格納される。
【0107】
この例では、バッチレセプタクルMが通路番号3に保管される(参照符号M4参照)。これは、このバッチレセプタクルが対応する包装ステーションで最初に必要とされるからである。
【0108】
この通路13−3には、ドナーレセプタクルDも保管される。これは、そのドナーレセプタクルの中身も同じ注文のために同じ包装ステーション7で必要とされるからである。
【0109】
ドナーレセプタクルDは、回収されて包装ステーション7−3へ輸送され(参照符号D2参照)、選別された後、元の通路13−3へと保管される(参照符号D3参照)。
【0110】
その後、バッチレセプタクルMが回収されて包装ステーション7−3へ輸送され(参照符号M5参照)、また、包装ステーション17−3で処理されるべき注文のための品物が選別される。対応する注文レセプタクルは示されない。
【0111】
その後、2つの当初の品物のうちの最後の品物を収容するバッチレセプタクルMは、その中身が次に必要とされる場合には、交差搬送位置Q又はルーティングコンベアのいずれかを経由して通路13−5へ輸送される(参照符号M6参照)。
【0112】
これらの処理順序は、通常、ビジネスルール(例えば、容易な包装のために重い品物が軽い品物よりも前に選別されるべきである)によって特定されるケースを除いて或いは解決策が注文レセプタクルを取り扱うことである場合を除いて重要ではない。
【0113】
その後、同じ手順が包装ステーション7−5でたどられる。これについては、D1、D2、D3及びM6、M7を参照されたい。
【0114】
その後、バッチレセプタクルMは、使い果たされ、すなわち、空になって、更なる使用のためにコンベア5及び更なる搬送手段を介して元の取り出しステーション22へ送出される。
【0115】
図6の実施形態では、同様の態様で、バッチレセプタクルMが取り出しステーション22からコンベア5により置き壁25へ輸送される。
【0116】
バッチレセプタクルMは最初に置き壁25−1へ搬送され、この置き壁では、注文に対応して置き壁25−1の区画室を満たすべく第1の品物が必要とされる(参照符号M2、M3参照)。
【0117】
その後、バッチレセプタクルMは、第2の品物の選別のために第3の置き壁25−3へと搬送される(参照符号M5、M6参照)。
【0118】
その後、バッチレセプタクルは、空になって、更なる使用のために例えば元の取り出しステーション22へと搬送され得る(参照符号M8参照)。
【0119】
図7の実施形態では、図5の場合と同様の態様で、バッチレセプタクルMが取り出しステーション22からコンベア5によりシーケンサー26へ輸送される。
【0120】
2つのシーケンサー26−1、26−2は、一方側で包装ステーション7−1、7−2にそれぞれ接続されるとともに、ループ27を介して前述した自動保管庫6に接続される。
【0121】
最初に、取り出しステーション22からのバッチレセプタクルMがコンベア5を介してシーケンサー26−1へ輸送される(参照符号M1、M2及びM3参照)。
【0122】
同時に/並行して、図1図4に関連して前述したように、ドナーレセプタクルYが、保管庫6から回収されるとともに、ループ26を介してシーケンサー26−1へ輸送される(参照符号Y1、Y2、Y3参照)。
【0123】
シーケンサー26−1では、ドナーレセプタクルYが最初に包装ステーション7−1へ送られるべく保管され、包装ステーション7−1では、ドナーレセプタクルが選別された後に元のシーケンサーへ輸送されるとともにループ27を介して保管庫6へ輸送される(参照符号Y4、Y5、Y6参照)。
【0124】
その後、バッチレセプタクルMを必要とする包装ステーション7−1に割り当てられる注文の全てが調達されるまで、バッチレセプタクルMに関して同様の手順が行われ、その後、バッチレセプタクルが更なる選別のためにシーケンサー26−2へ輸送される(参照符号M4及びM5参照)。
【0125】
同時に、図1図4に関連して前述したように、平行なドナーレセプタクルXが、保管庫6から回収されて、ループ26を介してシーケンサー26−1へ輸送され、選別のために包装ステーション7−1へ輸送される(参照符号X1、X2、X3及びX4参照)。
【0126】
第2のシーケンサー26−2では、ドナーレセプタクルX及びYに関して前述したようにドナーレセプタクルZが利用可能にされており、この場合、ドナーレセプタクルZは、第1の出力へ仕分けられて、選別のために包装ステーション7−2へ送られる(参照符号Z1、Z2及びZ3参照)。
【0127】
その後、ドナーレセプタクルは、元のシーケンサーへ輸送され、ループ27を介して保管庫6へ輸送される(参照符号Z4及びZ5参照)。
【0128】
ドナーレセプタクルZが輸送されて離れている間、バッチレセプタクルMがシーケンサー26−2から包装ステーション7−2へ輸送されて、最後の品物が選別される(参照符号M6参照)。その後、バッチレセプタクルは、空になって、及び搬送されて離れ得る(参照符号M7参照)。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7