(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6364578
(24)【登録日】2018年7月6日
(45)【発行日】2018年7月25日
(54)【発明の名称】走る電気クン
(51)【国際特許分類】
H02J 7/14 20060101AFI20180712BHJP
H02J 7/00 20060101ALI20180712BHJP
【FI】
H02J7/14 K
H02J7/00 303Z
H02J7/00 301A
【請求項の数】3
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2017-255380(P2017-255380)
(22)【出願日】2017年12月4日
【審査請求日】2018年1月24日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518013305
【氏名又は名称】羽田 四郎
(72)【発明者】
【氏名】羽田 四郎
【審査官】
永井 啓司
(56)【参考文献】
【文献】
特開平10−080006(JP,A)
【文献】
特開2015−027242(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60L1/00−3/12
7/00−13/00
15/00−15/42
H02J7/00−7/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行中に輸送手段に牽引される牽引トレーラーの車輪が回転することによる回転動力は相応のエネルギーを持っており、その回転動力を活用して牽引トレーラー台上で発電と蓄電を行う装置であって、
輸送手段に牽引される振動に耐える牽引トレーラーを用いるものであって、牽引トレーラーの両輪を結ぶ横棒の上の床面の一部に形成された縦25cm、横15cmの穴を有し、
床上の穴の近傍の位置に1台の発電機が設置されており、さらに、発電機の近傍の位置に2台の蓄電池が設置されており、発電機はボルトにより止めて固定されており、蓄電池は振動から守るように箱状の枠で囲われた状態でボルトにより固定されており、
牽引トレーラーの床下の両輪を結ぶ横棒には、直径20cmの2本の溝がある回転鉄輪が溶接により固定されており、ここで、横棒に固定される回転鉄輪は、床面に形成された穴の真下に位置しており、
床上の発電機には、直径10cmの2本の溝がある回転鉄輪が取り付けられており、ここで、発電機の回転鉄輪が、床下の横棒の回転鉄輪の真上になるように、発電機の位置が決められており、
発電機の出力電線と2台の蓄電池が繋がれており、ここで、2台の蓄電池は並列に繋がれており、並列に繋がれた2台の蓄電池の出力電線は、外部に通じるコンセントと繋がれており、床下の回転鉄輪と床上の発電機の回転鉄輪は、穴を通じて2本のベルトにより結ばれており、
牽引トレーラーの台は、丈夫で錆びない素材で屋根により装置を覆うことで、中の装置を守っており、ここで、屋根は開閉及び修理が楽に出来るように製作されており、床下の横棒と回転鉄輪は、泥除けの為に、丈夫で錆びない素材が床面に溶接されて、全て覆われることで、完全に密閉されており、
輸送手段の走行中には、牽引トレーラーの床下の回転鉄輪が回転し、床下の回転鉄輪と2本のベルトで結ばれている床上の発電機の回転鉄輪が2倍の速さで回転し、2倍の速さの回転動力によって発電機を発電し、発電機の出力電線で繋がれている2台の蓄電池は蓄電が行われ、
従って、輸送手段の速度の違いによって蓄電池の蓄電量は変化するが、速度の変化に関係なく走行中はずっと蓄電を続けるものであり、輸送手段が停車中には当然発電しないが、走行中に蓄電した電気を用いて牽引トレーラーのコンセントに繋がれた外部の電気器具が無料の電気を使用可能となる、ことを特徴とする装置。
【請求項2】
走行中に輸送手段に牽引されるキャンピングトレーラーの車輪が回転することによる回転動力は相応のエネルギーを持っており、その回転動力を活用してキャンピングトレーラー内部で発電と蓄電を行う装置であって、
輸送手段に牽引されるキャンピングトレーラーを用いるものであって、キャンピングトレーラーの車輪が有る真上の床面には、縦120cm、横110cm、高さ50cmの小部屋用のスペースが形成されており、小部屋用のスペース内において、キャンピングトレーラーの両輪を結ぶ横棒の上の床面の一部に形成された縦25cm、横15cmの穴を有し、
小部屋用のスペース内において、床上の穴の近傍の位置に1台の発電機が設置されており、さらに、発電機の近傍の位置に2台の蓄電池が設置されており、発電機はボルトにより止めて固定されており、蓄電池は振動から守るように箱状の枠で囲われた状態でボルトにより止めて固定されており、
キャンピングトレーラーの床下の両輪を結ぶ横棒には、直径20cmの2本の溝がある回転鉄輪が溶接により固定されており、ここで、横棒に固定される回転鉄輪は、床面に形成された穴の真下に位置しており、床上の発電機には、直径10cmの2本の溝がある回転鉄輪が取り付けられており、ここで、発電機の回転鉄輪が、床下の横棒の回転鉄輪の真上になるように、発電機の位置が決められており、
発電機の出力電線と2台の蓄電池が繋がれており、ここで、2台の蓄電池は並列に繋がれており、並列に繋がれた2台の蓄電池の出力電線は、キャンピングトレーラー内のコンセントと繋がれており、床下の回転鉄輪と床上の発電機の回転鉄輪は、穴を通じて2本のベルトにより結ばれており、
小部屋用のスペースは、丈夫で錆びない素材の屋根が取り付けられており、屋根で覆うことにより、中の装置を守っており、ここで、屋根は開閉及び修理が楽に出来るように製作されており、床下の横棒と回転鉄輪は、泥除けの為に、丈夫で錆びない素材が床面に溶接されて、全て覆われることで、完全に密閉されており、
輸送手段の走行中には、キャンピングトレーラーの床下の回転鉄輪が回転し、床下の回転鉄輪と2本のベルトで結ばれている床上の発電機の回転鉄輪が2倍の速さで回転し、2倍の速さの回転動力によって発電機を発電し、発電機の出力電線で繋がれている2台の蓄電池は蓄電が行われ、
従って、輸送手段の速度の違いによって蓄電池の蓄電量は変化するが、速度の変化に関係なく走行中はずっと蓄電を続けるものであり、
輸送手段が停車中には当然発電しないが、走行中に蓄電した電気を用いてキャンピングトレーラー内のコンセントに繋がれた室内の電気器具が、無料の電気を使用可能とした、ことを特徴とする装置。
【請求項3】
走行中に電気自動車に牽引される牽引トレーラーの車輪が回転することによる回転動力は相応のエネルギーを持っており、その回転動力を活用して牽引トレーラー台上で発電と蓄電を行う、請求項1に記載の装置であって、
電気自動車が停車中は発電をしないが、走行中に牽引トレーラーの蓄電池に蓄電された電気があることから、
牽引トレーラーのコンセントを、ケーブルにより繋いで電気自動車の動力用バッテリーを連結することで、電気自動車の動力用バッテリーの充電を行うように構成されており、
牽引トレーラーに蓄電された電気の全量を取り入れた場合には、相応の電気量が電気自動車の動力用バッテリーに充電されることから、電気自動車の充電量を増加させ、より長い時間の運転を可能とし、更に場所と時間を問わず無料の回転動力エネルギーで作った電気を動力用バッテリーに充電可能とした、ことを特徴とする装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
輸送手段が走行中に牽引トレーラーの車輪が回転する、
その回転動力は相応のエネルギーを持っている、その回転動力をベルトで繋いで発電機に伝える、それで発電機は回転するから発電する、発電された電気を蓄電池に送って蓄電する、
本発明は「装置」である。
【0002】
輸送手段が駐車中に本発明の装置により、外部の電気器具を繋げば蓄電された電気を利用できる。
【背景技術】
【0003】
走行中の車輪が回転する運動エネルギーを活用して発電と蓄電をする装置は存在しなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
輸送手段が走行中に牽引トレーラーの車輪は回転する、
その回転動力は相応のエネルギーを持っている、それを活用して発電と蓄電をする装置である、その回転動力はクリーンでエネルギーコストゼロなので、経済的であり環境に優しいエネルギーである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
電気自動車が走行中に回転動力エネルギーを活用して発電と蓄電をする、
駐車中に、コンセントにケーブルで繋げば電気自動車に搭載された動力用バッテリーが充電される、それで電気自動車動力用バッテリーの充電量が増す。
【0006】
電気自動車に搭載された動力用バッテリーに充電される電気は、車輪の回転運動と言うコストゼロのエネルギーで作った電気だから無料である。
【発明の効果】
【0007】
牽引キャンピングトレーラー内の装置で蓄電した電気は、旅行先やキャンプ地でキャンピングトレーラー室内の電気器具の電源として活用できる。
【0008】
牽引トレーラーの装置で蓄電した電気は、旅行先やキャンプ地で野外活動や夜間照明、及び通信用電源として活用できる。
【0009】
牽引トレーラーの装置で蓄電した電気は、災害時や停電時に家庭や職場の電源として利用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明は「装置」の発明である。
【0011】
装置を製造する為に牽引トレーラー、1台の発電機、2台の蓄電池、2本のベルト、発電機から蓄電池を繋ぐ電線、蓄電池からコンセントを繋ぐ電線、牽引トレーラー上に設置する機器を守る丈夫で腐食しない屋根、牽引トレーラー床下の横棒と回転鉄輪を保護する泥除け用の腐食しない金属板を用意する。
【0012】
牽引トレーラーと牽引キャンピングトレーラーに設置する装置は同様だから、ここでは牽引トレーラーの装置を記入する。
【0013】
牽引トレーラーの車輪の横棒が有る位置の真上の床に縦25cm、横15cmの穴を開ける。
【0014】
開けた穴近傍の床上に1台の発電機と2台の蓄電池を設置する、それらは振動に耐えるように床面にボルトで固定する。
【0015】
床下の車輪の横棒に直径20cmの2本の溝がある回転鉄輪を付ける。
【0016】
床上の発電機に直径10cmの2本の溝がある回転鉄輪を付ける。
【0017】
発電機の出力電線を2台の蓄電池に繋ぐ。
【0018】
2台の蓄電池は並列に繋ぐ。
【0019】
2台の蓄電池の出力電線を牽引トレーラー外部に通じる出口まで引いて外部に向いているコンセントに繋ぐ。
【0020】
床下にある回転鉄輪に2本のベルトを付けて、穴の中を通して床上にある発電機の回転鉄輪と結ぶ。
【0021】
床上の装置は丈夫で腐食しない屋根で囲んで守る、屋根はロックする、しかし開閉が出来るようにする。
【0022】
床下の横棒と回転鉄輪を泥除けの為に、腐食しない金属板で覆って床面に溶接して固定する。
【産業上の利用可能性】
【0023】
電気自動車搭載の動力用バッテリーは本発明の装置の活用により、エネルギーコストゼロで充電ができる。
【0024】
今の電気自動車のエネルギー経費に比べて、コストゼロの電気が充電されて充電量を増すから経済的である、それにクリーンエネルギー活用の発電と蓄電だから、環境に優しい電気自動車となる、その効果により生産の伸びが期待される。
【図面の簡単な説明】
【
図2】牽引トレーラーの床下の装置を下(地面)から見た図。
【
図3】牽引トレーラー内部の装置を正面から見た図。床上に発電機と2台の蓄電池が設置される、床下の横棒に付けた回転鉄輪がある、更に床下の回転鉄輪と床上の発電機の回転鉄輪がベルトで連結されている。
【
図4】横から見た床下の回転鉄輪と床上の発電機の回転鉄輪がベルトで連結されている図。
【
図5】正面から見た床下の回転鉄輪と床上の発電機の回転鉄輪がベルトで連結されている図。
【符号の説明】
1 牽引バー。輸送手段と牽引トレーラーの間にある牽引用のバー。
2 コンセント。外部の電気機器をこのコンセントに繋げば電気を使用できる。
3 電線。発電機から蓄電池、蓄電池からコンセントに繋がれている電線。
4 蓄電池。
5 発電機。
6 ベルト。ベルトは2本で床下の回転鉄輪と床上の発電機の回転鉄輪を連結する。
7 発電機の回転鉄輪。
8 牽引トレーラーの車輪。
9 床下の回転鉄輪。床下の横棒に付けて溶接して固定する。
10 横棒。車輪と回転鉄輪が横棒に付けてあるから同じ回転運動を行う。
11 牽引トレーラー前部の床下にある小型の車輪。
12 床下の横棒と回転鉄輪を守る密閉された泥除け装置。
13 床。一連の機器を乗せる床。
14 床上の全装置を保護する丈夫なステンレス製の鉄板の囲いとロック。
15 穴。床上の発電機と床下の回転鉄輪をベルトで結ぶ為の空間用の穴で縦25cm、 横15cmの広さがある。
16 牽引トレーラー機器を囲む枠。
【要約】
【課題】輸送手段が走行中は牽引トレーラーの車輪が回転する、その回転動力は無料の力強いクリーンエネルギーだ、その回転動力を活用して発電と蓄電を行う技術を実現する。
【解決手段】輸送手段に牽引される牽引トレーラーを用意、その床上に1台の発電機と2台の蓄電池を設置、2台の蓄電池は並列で繋ぐ、床に縦25cm、横15cmの穴を開ける、床下の車輪と結ばれた横棒に回転鉄輪を付ける、床上の発電機に回転鉄輪を付ける、床下と床上の回転鉄輪を2本のベルトで繋ぐ、床上の発電機と蓄電池を電線で繋ぐ、並列で繋いだ蓄電池からコンセントまで電線で繋ぐ、床上は丈夫で腐食しない屋根で覆って装置を守る、床下の横棒と回転鉄輪を腐食しない鉄板の泥除けカバーで覆う。輸送手段が走行すると床下の回転鉄輪が回転し、ベルトで繋いだ発電機が回転して発電し蓄電池が蓄電する。停車中に装置のコンセントに繋げば外部の電気機器が使える。
【選択図】
図3