(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6365006
(24)【登録日】2018年7月13日
(45)【発行日】2018年8月1日
(54)【発明の名称】ベルトコンベア装置
(51)【国際特許分類】
B65G 39/12 20060101AFI20180723BHJP
B65G 15/08 20060101ALI20180723BHJP
【FI】
B65G39/12
B65G15/08 A
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-132520(P2014-132520)
(22)【出願日】2014年6月27日
(65)【公開番号】特開2016-11175(P2016-11175A)
(43)【公開日】2016年1月21日
【審査請求日】2017年3月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006264
【氏名又は名称】三菱マテリアル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100101465
【弁理士】
【氏名又は名称】青山 正和
(72)【発明者】
【氏名】吉武 裕之
(72)【発明者】
【氏名】蔵本 武
【審査官】
中田 誠二郎
(56)【参考文献】
【文献】
特開2013−052987(JP,A)
【文献】
特開2003−241615(JP,A)
【文献】
実開昭58−111767(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 13/00−13/12,39/00−39/20
B65G 15/00−15/28,15/60−15/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
架台に設けられたコンベアベルトのリターン側の下方位置に、リターン側のコンベアベルトを支持するリターンローラを有するベルトコンベア装置において、前記架台の一部に、前記リターンローラを支持するローラガイドが設けられ、このローラガイドに、前記リターンローラを回転可能に支持するローラ台が、前記コンベアベルトの下方から退避する位置まで該コンベアベルトの幅方向にスライド可能に支持され、前記ローラ台に、該ローラ台を引き出す際の取っ手となるレバーが前記ローラ台のスライド方向に沿う軸を中心として回転可能に設けられ、該レバーに前記軸と直交する方向に突出する突出片が一体に設けられ、前記ローラガイドに、前記レバーの回転操作によって前記突出片が特定方向に向けられたときにこれを当接させて前記ローラ台のスライドを拘束するストッパが設けられており、
前記ローラガイドの両端部に、リターン側の前記コンベアベルトを持ち上げるための棒状部材の両端部を該コンベアベルトよりも上方位置で掛け止め可能なフック片が設けられていることを特徴とするベルトコンベア装置。
【請求項2】
前記架台の側部に、前記ローラガイドよりも低い位置に通路座張が配置されており、前記ローラガイドから引き出した前記ローラ台の後端部が前記ローラガイドに支持された状態で、該ローラガイドの先端が前記通路座張に載置可能とされていることを特徴とする請求項1記載のベルトコンベア装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベアベルトを支持するリターンローラが交換可能に設けられたベルトコンベア装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、石炭、粉コークス、セメント等の粉状物や塊状物が搬送されるベルトコンベア装置では、ベルトのリターン側がリターンローラに支えられている。リターンローラは、ベルトコンベア装置の運転に伴って消耗や劣化するため、ベルトコンベア装置の動作を円滑な状態に保つために交換やメンテナンスが必要となる。そのため、この種のベルトコンベア装置では、リターンローラを交換のため着脱することができるようになっている。
【0003】
例えば、特許文献1に開示されたベルトコンベヤ装置では、ベルトのリターン側表面にベルトの走行方向に対して直角にアングル材からなるガイドレールが設けられ、このガイドレールの上にベルトの幅方向にスライド可能なアングル材からなるスライダが設けられている。スライダの両端にはリターンスタンドが設けられ、このリターンスタンドにリターンローラが交換可能に取り付けられている。さらに、ベルトコンベヤの両側フレームには支持金具が取り付けられ、このうち、スライダの取り出し側の支持金具にはスライダ及びリターンローラが通過可能な窓が設けられ、一方、スライダの窓側にはこの窓を閉鎖し、ビスにより支持金具に固定される蓋が設けられている。
このような構成により、このベルトコンベヤ装置では、蓋の窓側の支持金具への当接によりリターンローラがスライド方向に位置決めされ、蓋が支持金具にビスで固定されることで通常時にはスライダが拘束されて引き出し方向への移動が阻止された状態となっており、固定しているビスを外すことにより、リターンローラを引き出すことができる。
【0004】
特許文献2においては、ベルトコンベアのローラ取り替え用治具が開示されている。このローラ取り替え用治具は、リターンローラの取り替え時にベルトコンベアに取り付けられ、把手を回転させることでコンベアベルトが持ち上げられ、これによりリターンローラにかかる力が軽減されてこの状態でリターンローラの取り替え作業が行われるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2013−52987号公報
【特許文献2】特開平8−67320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前者の特許文献1のベルトコンベヤでは、ガイドレールに載置されたアングル材のスライドによりリターンローラが引き出されるように設けられているため、重量のあるリターンローラが載せられたときにはスライダが安定しにくくなる。また、このベルトコンベヤにおいては、スライダの窓を閉鎖するための蓋の支持金具への当接によりリターンローラが位置決めされ、さらに、蓋がビス止めにより固定されていることから構造が複雑化し、ビスをドライバ等の工具で緩める必要があるためにリターンローラの交換作業にも手間がかかっていた。
【0007】
一方、後者の特許文献2のローラ取り替え用治具は、ベルトコンベアに装着されてリターンローラとコンベアベルトとの接触を外してリターンローラへの負担を軽減させることはできるが、リターンローラを着脱しやすい位置に移動するためのものではない。
このため、リターンローラをベルトの下方位置から移動させて着脱を容易にできるものが望まれていた。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、工具を必要とすることなく簡単な操作でリターンローラを安定して引き出して着脱できるベルトコンベア装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のベルトコンベア装置は、架台に設けられたコンベアベルトのリターン側の下方位置に、リターン側のコンベアベルトを支持するリターンローラを有するベルトコンベア装置において、前記架台の一部に、前記リターンローラを支持するローラガイドが設けられ、このローラガイドに、前記リターンローラを回転可能に支持するローラ台が、前記コンベアベルトの下方から退避する位置まで該コンベアベルトの幅方向にスライド可能に支持され、前記ローラ台に、該ローラ台を引き出す際の取っ手となるレバーが前記ローラ台のスライド方向に沿う軸を中心として回転可能に設けられ、該レバーに前記軸と直交する方向に突出する突出片が一体に設けられ、前記ローラガイドに、前記レバーの回転操作によって前記突出片が特定方向に向けられたときにこれを当接させて前記ローラ台のスライドを拘束するストッパが設けられて
おり、前記ローラガイドの両端部に、リターン側の前記コンベアベルトを持ち上げるための棒状部材の両端部を該コンベアベルトよりも上方位置で掛け止め可能なフック片が設けられていることを特徴とする。
【0010】
このベルトコンベア装置では、レバーの突出片が特定方向に向けられた状態のときは、レバーを引いても突出片がローラガイドのストッパに当接して、ローラ台を引き出すことはできない。レバーを回転させることにより突出片をストッパへの当接位置からずらした後にレバーを引けば、ローラガイドに沿ってローラ台をベルトコンベアの幅方向にスライドさせながら引き出すことができる。レバーを回転操作してローラ台をローラガイドに沿って引き出すという簡単な作業でリターンローラを引き出すことができるので、特別の工具を必要とせず、一人の作業者により少ない負担でリターンローラのメンテナンス作業を実施できる。
また、棒状部材をコンベアベルトの一側方からコンベアベルトの下方に差し込み、棒状部材の先端部を奥側のフック片に掛け止めし、てこの原理を利用しながら棒状部材でコンベアベルトを上方に持ち上げてリターンローラから離間させ、この状態で棒状部材の他端側を他方側のフック片に掛け止めすることでコンベアベルトの持ち上げ状態を保持できる。これによって、ローラ台を引き出す前に、コンベアベルトを持ち上げてリターンローラに力が加わることを防止し、ローラ台を容易に引き出すことが可能になる。
また、フック片がローラガイドに設けられているので、リターンローラの交換の度にこれらフック片を取り付ける必要がなく、効率的である。
【0011】
この場合、前記架台の側部に、前記ローラガイドよりも低い位置に通路座張が配置されており、前記ローラガイドから引き出した前記ローラ台の後端部が前記ローラガイドに支持された状態で、該ローラガイドの先端が前記通路座張に載置可能とされているとよい。
【0012】
このような構造とすることにより、ローラ台をローラガイドから完全に引き出すことなく、先端を通路座張に載置して安定させることができ、ローラガイドと通路座張との間で斜めの姿勢となったローラ台からリターンローラを着脱することができ、通路座張を利用しながら一人でリターンローラを交換可能で作業性がよい。
通路座張とは、コンベアの片側もしくは両側にコンベアに沿って配置され、作業者の歩行用、作業用等の足場となるものであり、高所に設けられる場合は金網等によって形成される。
【発明の効果】
【0015】
本発明のベルトコンベア装置によれば、工具を必要とすることなくレバーを回転操作するだけでローラ台を引き出し可能とし、ローラガイドによりローラ台を安定して引き出すことができ、リターンローラのメンテナンス作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明におけるベルトコンベア装置の一実施形態を示した(コンベアベルトを横断して視た)断面図である。
【
図4】
図1におけるローラ台の端部付近の拡大図である。
【
図5】
図4に示す状態からレバーを回転した状態を示す拡大図である。
【
図6】
図5に示す状態からレバーを引いてローラ台をスライドさせている途中の状態を示す拡大図である。
【
図7】リターン側のコンベアベルトの下方に挿入した棒状部材の端部をフック部材に掛け止めした状態を示す
図1同様の断面図である。
【
図8】
図7に示す状態から棒状部材の基端部をフック部材に掛け止めしてコンベアベルトを持ち上げた状態を示す断面図である。
【
図9】ローラ台を引き出した状態を示す要部の断面図である。
【
図10】本発明のベルトコンベア装置の他の実施形態を示した
図1同様の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明のベルトコンベア装置の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1において、ベルトコンベア装置は、セメントや石炭などの粉状物や塊状物を搬送するためのものであり、架台1に、粉状物や塊状物が載置されるコンベアベルト2が無端状に支持されている。このコンベアベルト2は、搬送側が複数のキャリアローラ3A,3Bによって支持されるとともに、リターン側がリターンローラ4によって支持されている。なお、図示例では、コンベアベルトの搬送側及びリターン側の両方に符号2を付している。
【0018】
このリターンローラ4は、コンベアベルト2の長さ方向に間隔をおいて複数設けられており、架台1には、各リターンローラ4を支持するためのローラガイド5が設けられ、このローラガイド5にローラ台6がコンベアベルト2の幅方向にスライド可能に支持され、このローラ台6にリターンローラ4が回転自在に支持されている。
【0019】
ローラ台6は、両端に垂直に設けられた端板11の間をフレーム部材12によって連結した構成とされており、端板11の上部には上方に開放する溝部13が形成され、この溝部13にリターンローラ4の両端の軸部15が落とし込まれた状態で支持されている。リターンローラ4は、溝部13に両端が支持されていることで、着脱可能かつ回転自在に設けられる。
【0020】
ローラガイド5は、
図3に示すように、平行な一対のレール21の間を桟部材22により連結した構成とされている。両レール21はアングル材等によって形成され、架台1にコンベアベルト2の幅方向に沿って水平に固定され、両レール21の上にローラ台6をスライド自在に載置することができる。
一方、ローラ台6の一端には、リターンローラ4の軸方向と平行(ローラ台6のスライド方向と平行)にレバー25が設けられている。このレバー25は、ローラ台6をローラガイド5に沿って引き出す際の取っ手となるものであり、先端部25aが90°に屈曲形成され、基端はスライド方向に沿う軸を中心にローラ台6に回転自在かつ上下方向、左右方向等に揺動自在に支持されている。また、このレバー25の途中位置に、レバー25の長さ方向と直交する方向に突出する突出片26が固定されている。この突出片26は、ローラガイド5の上でレバー25を中心に回転することができる大きさの板状に形成されている。そして、リターンローラ4がコンベアベルト2を支持する通常の位置では、
図4に示すように、突出片26は、自重により、ローラガイド5の桟部材22の上に垂直に載置される。また、この突出片26が載置される桟部材22の上には、突出片26を当接させて、ローラ台6の引き出し方向へのスライドを拘束するストッパ27が設けられている。
なお、レバー25の屈曲した先端部25aは、任意の向きに向けられていればよいが、本実施形態では、レバー25の先端部25aの向きと突出片26の突出方向とが一致した状態とされている。
【0021】
また、架台1の一方の側部には、通路座張31がコンベアベルト2に沿って設けられている。この通路座張31は、ローラガイド5よりも低い位置に配置されている。そして、ローラ台6は、その引き出し時に、
図9に示すように、後端部6aがローラガイド5に支持された状態で、先端部6bが通路座張31に載置されるようになっている。
【0022】
また、ローラガイド5の両端部には、フック片32がそれぞれ設けられている。これらフック片32には、
図2に示すように、上方を開放する凹部33が形成されている。これら凹部33は、フック片32間の距離よりも長尺に形成された棒状部材41の両端部を掛け止めできる大きさに形成される。また、これら凹部33の下端は、両フック片32で同じ高さ位置に設置され、棒状部材41を係止したときに、棒状部材41の上面が走行運転時のリターンローラ4のコンベアベルト2への載置面よりも上方位置となる高さ位置とされる。
棒状部材41は、コンベアベルト2を支承可能な強度を確保するために、例えば鉄パイプなどの硬い材料により形成される。
【0023】
次に、上述したベルトコンベア装置の架台1からリターンローラ4を交換する手順を説明する。
先ず、
図1に示す通常時に対して、
図7に示すように通路座張31から、リターン側のコンベアベルト2の下方に棒状部材41をコンベアベルト2の幅方向に沿って挿入し、棒状部材41の先端部を反対側の端部のフック片32の凹部33に掛け止めする。これにより、コンベアベルト2の幅方向の一側部は、棒状部材41によりやや持ち上がった状態となる。そして、
図7の矢印で示すように、棒状部材41の基端部を持ち上げながら、基端側のフック片32の凹部33に掛け止めする。これにより
図8に示すように、コンベアベルト2がリターンローラ4から離間した状態で水平に保持される。
【0024】
次に、
図2及び
図4に示すように下向きに配置されているレバー25の先端部25aを90°回転させて、
図5に示すように突出片26を横向きに配置すると、この突出片26の下面がストッパ27の上面よりも上方に配置されることにより、該ストッパ27からの拘束が外れた状態となり、
図6に示すようにローラ台6をローラガイド5から引き出すことが可能になる。この場合、レバー25の先端部25aを取っ手として把持しながら容易にレバー25を回転させ、また引っ張ることができるため、ローラ台6の引き出し作業を容易に行うことができる。
【0025】
そして、
図9に示すように、ローラ台6の大部分をローラガイド5から引き出し、その後端部6aをローラガイド5に支持した状態で、先端部6bを通路座張31に載置することにより、ローラ台6がローラガイド5と通路座張31との間に傾斜した状態に支持される。この傾斜姿勢から、リターンローラ4を上方に持ち上げることにより、ローラ台6から外すことができる。
【0026】
次に、新たなリターンローラ4をローラ台6に保持させた後、引き出し時と逆の手順によりレバー25を押しながらローラ台6をローラガイド5の奥方向にスライドさせることにより、ローラ台6をローラガイド5の所定位置に装着でき、この状態でレバー25を回転させることで突出片26をストッパ27の後方で桟部材22の上に載置すると、抜け止めされた状態となる。
次いで、棒状部材41を装着時とは逆に手前側のフック片32から外した後に、先端側のフック片32から外すと、コンベアベルト2をリターンローラ4に載置してベルトコンベア装置の運転が可能となる。
【0027】
このように、このベルトコンベア装置では、両側に設けられたフック片32に棒状部材41を掛け止めしてリターン側のコンベアベルト2を持ち上げることにより、リターンローラ4からコンベアベルト2を浮かせて、その負荷を取り除くことができるので、リターンローラ4を容易にスライドさせることができ、スライドした後は、通路座張31とローラガイド5との間でローラ台6を斜めに支持することができ、一人の作業者により容易にリターンローラ4の着脱作業を行うことができる。また、メンテナンス時以外の通常時は、レバー25の突出片26がストッパ27に当接して、ローラ台6のスライドを拘束しており、不用意にスライドされることを防止して安全である。
【0028】
図10は、本発明のベルトコンベア装置の他の実施形態を示している。なお、この実施形態において、前記実施形態と同一部分は同一符号によって表し、その説明を省略する。
先の実施形態では1本のリターンローラ4によってコンベアベルト2を支持していたが、この実施形態のベルトコンベア装置では、リターンローラ4がコンベアベルト2の幅方向の中央から二つに分割されている。また、架台1の両側に通路座張31が配置されるとともに、リターンローラ4もそれぞれ別個のローラ台6に支持されており、レバー25及び突出片26も各ローラ台6に設けられている。ローラガイド5は二つのローラ台6を支持しており、その両端部にストッパ27が設けられている。
そして、リターンローラ4を取り外す際には、矢印で示すように、各ローラ台6を左右別々にスライドさせて両側方に引き出すことができる。
【0029】
なお、本発明のベルトコンベア装置は、前述した機能を発揮可能であれば、その細部構成は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前述の実施形態では、レバーの突出片を桟部材上のストッパにより拘束したが、ローラガイドの両レール間に垂下するように突出片を配置し、桟部材自体をストッパとするようにしてもよい。
また、ローラガイドの両端部に同じ形状のフック片を配置したが、一方の端部(通路座張に対して奥側の端部)は、棒状部材の先端部を挿入可能な孔部を有するフック片、他方の端部は棒状部材の基端部を掛け止め可能な凹部を有するフック片としてもよい。
また、本発明は、石炭、粉コークス、セメント等の粉状物や塊状物を搬送するベルトコンベア装置以外のベルトコンベア装置にも適用することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 架台
2 コンベアベルト
3A,3B キャリアローラ
4 リターンローラ
5 ローラガイド
6 ローラ台
6a 後端部
6b 先端部
11 端板
12 フレーム部材
13 溝部
15 軸部
21 レール
22 桟部材
25 レバー
25a 先端部
26 突出片
27 ストッパ
31 通路座張
32 フック片
33 凹部
41 棒状部材