特許第6366011号(P6366011)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6366011
(24)【登録日】2018年7月13日
(45)【発行日】2018年8月1日
(54)【発明の名称】自転車用サスペンション
(51)【国際特許分類】
   B62K 21/20 20060101AFI20180723BHJP
   B62J 1/08 20060101ALI20180723BHJP
【FI】
   B62K21/20
   B62J1/08 D
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-83480(P2014-83480)
(22)【出願日】2014年4月15日
(65)【公開番号】特開2015-178352(P2015-178352A)
(43)【公開日】2015年10月8日
【審査請求日】2017年3月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】310015282
【氏名又は名称】許 偉鋼
(74)【代理人】
【識別番号】110001014
【氏名又は名称】特許業務法人東京アルパ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】許 偉鋼
【審査官】 米澤 篤
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−72067(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0119634(US,A1)
【文献】 特開2011−98715(JP,A)
【文献】 特開平9−221080(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0006496(US,A1)
【文献】 中国特許出願公開第103770863(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62K 21/20
B62J 1/06 − 1/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車輪に加わる衝撃を吸収するための自転車用サスペンションであって、
上円筒部材を有するサスペンションユニットと、下円筒部材を有するロックユニットを備え、該上下円筒部材は上下動自在に互いに嵌合してなり、
該サスペンションユニットは、該上円筒部材内上部に固定された軸受けと、該軸受けに摺動自在に挿通された断面多角形状の外周と円筒状の内周を有するスライド軸と、該スライド軸の下端部外周を段差を介して支持する支持ベースと、該スライド軸内に挿通されたサスペンションボルトと、該スライド軸及び支持ベースの下端から延出したサスペンションボルト先端部に螺着される固定ナットと、該軸受けと該支持ベース間における該スライド軸外周に挿嵌されたコイルスプリングとからなり、
該ロックユニットは、該下円筒部材内上端部に固定される該支持ベースと所定間隔を隔てて該下円筒部材内に固定されるリング状のストッパーと、該ストッパーに挿通されるとともに頭部が該ストッパーに支持され、先端がロックナットに螺入固定されるロックボルトとからなり、
上記軸受けの内周は、該スライド軸外周に対応した多角形状に形成され、当該スライド軸に対して該上円筒部材が回転することなく該コイルスプリングの伸縮にシンクロして上下動するようにしたことを特徴とする自転車用サスペンション。
【請求項2】
上記スライド軸の下端部外周は多角形から段差を形成してなる円形状であり、該支持ベースの内周上端部には当該スライド軸の多角形外周の対向する2辺を挟持する対向壁部が形成されるとともに、当該対向壁部から下側の該支持ベース内周は該スライド軸の円形状下端部が嵌合する円形状としたことを特徴とする請求項1に記載の自転車用サスペンション。
【請求項3】
上記軸受けは内周面上部には該スライド軸外周と軸受け間に潤滑油を充填する潤滑油貯留スペースを形成してなる請求項1または2に記載の自転車用サスペンション。
【請求項4】
上記スライド軸の外周は断面六角形状としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自転車用サスペンション。
【請求項5】
上記支持ベースとストッパー間の下円筒部材内周には、該固定ナットの外径よりもやや大きい内径を有する円筒状のガイドリングを備え、該固定ナットの軸心を該サスペンションボルトの軸心に一致させるよう配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自転車用サスペンション。
【請求項6】
上記支持ベースと該ガイドリング間の下円筒部材の周壁には該固定ナットの回転を阻止する回転阻止棒を挿通するための回転阻止棒用貫通孔を形成したことを特徴とする請求項に記載の自転車用サスペンション。
【請求項7】
上記軸受け、支持ベース、及びストッパーは、上円筒部材及び下円筒部材の周壁に貫通形成された複数の小さな溶接孔がスポット溶接されて固定されたことを特徴とする請求項1〜いずれかに記載の自転車用サスペンション。
【請求項8】
上記軸受け、支持ベース、及びストッパーは、上円筒部材及び下円筒部材の周壁に貫通形成された複数の小さなネジ孔から螺入される固定ピンにより固定されたことを特徴とする請求項1〜いずれかに記載の自転車用サスペンション。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自転車用サスペンションに関し、殊に前輪と後輪が受ける衝撃からハンドル支柱とサドル支柱を介してライダーに伝わる振動を抑制するためにハンドル支柱やサドル支柱に設けるロードバイク、シティサイクル、電動アシスト自転車に適した自転車用サスペンションに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ロードバイク、シティサイクル、電動アシスト自転車等の自転車には、走行時に前輪と後輪からハンドルやサドルに伝達される衝撃を吸収するためのサスペンションをハンドル支柱やサドル支柱に装備したものが知られている。例えば、特許文献1には、相互に伸縮自在に挿通した上下一対の円筒部材内の同一軸心上を上下移動自在に配置された長尺ボルトが、該上円筒部材内に固定された軸受けに上端部を摺動自在に支持され、該下円筒部材内に固定されたリング状支持ベースに下端部を螺合自在に支持されている。該長尺ボルトと上下円筒部材間には該長尺ボルトを上方に付勢するコイルスプリングが配置され、該上下円筒部材には上下一対の回転止ホルダーが固定されるとともに、該上下回転止ホルダーの両端部いずれか一方又は双方に固定され、対向する回転止ホルダーの両端部いずれか一方又は双方に形成されたガイド孔内を摺動自在のガイドレールとからなる回転防止機構を備えた、強度が強く安定性に優れた「自転車用サスペンション」が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−98715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した従来の構成では、強度が強く安定性に優れているが、回転止ホルダー等の部品点数が多く、製造の工数やコストがかかるという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、ハンドル支柱、サドル支柱の強度を確保しつつ、上下移動が円滑かつ安定しているのみならず、より簡潔な構成として製造工数、製造コストが削減したサスペンションを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本発明に係る自転車用サスペンションは、車輪に加わる衝撃を吸収するための自転車用サスペンションであって、上円筒部材を有するサスペンションユニットと、下円筒部材を有するロックユニットを備え、該上下円筒部材は上下動自在に互いに嵌合してなり、該サスペンションユニットは、該上円筒部材内上部に固定された軸受けと、該軸受けに摺動自在に挿通された断面多角形状の外周と円筒状の内周を有するスライド軸と、該スライド軸の下端部外周を段差を介して支持する支持ベースと、該スライド軸内に挿通されたサスペンションボルトと、該スライド軸及び支持ベースの下端から延出したサスペンションボルト先端部に螺着される固定ナットと、該軸受けと該支持ベース間における該スライド軸外周に挿嵌されたコイルスプリングとからなり、該ロックユニットは、該下円筒部材内上端部に固定される該支持ベースと所定間隔を隔てて該下円筒部材内に固定されるリング状のストッパーと、該ストッパーに挿通されるとともに頭部が該ストッパーに支持され、先端がロックナットに螺入固定されるロックボルトとからなり、上記軸受けの内周は、該スライド軸外周に対応した多角形状に形成され、当該スライド軸に対して該上円筒部材が回転することなく該コイルスプリングの伸縮にシンクロして上下動するようにした構成とした。
【0007】
該スライド軸の下端部外周は多角形から段差を形成してなる円形状であり、該支持ベースの内周上端部には当該スライド軸の多角形外周の対向する2辺を挟持する対向壁部が形成されるとともに、当該対向壁部から下側の該支持ベース内周は該スライド軸の円形状下端部が嵌合する円形状とすることが好ましい。
【0008】
該軸受けの内周面上部には該スライド軸外周と軸受け間に潤滑油を充填する潤滑油貯留スペースを形成することが該スライド軸の円滑な上下動を確保する上で好ましい。
【0009】
該スライド軸の外周は断面六角形状とすることが当該スライド軸の回転防止のみならず強度上でも好ましい。
【0010】
該支持ベースとストッパー間の下円筒部材内周には、該固定ナットの外径よりもやや大きい内径を有する円筒状のガイドリングを備え、該固定ナットの軸心を該サスペンションボルトの軸心に一致させるよう配置することが、固定ナットをよりスムーズにサスペンションボルトに取り付ける上で好ましい。
【0011】
該軸受け、支持ベース、及びストッパーは、上円筒部材及び下円筒部材の周壁に貫通形成された複数の小さな溶接孔がスポット溶接されて固定されることが好ましい。
【0012】
また、軸受け、支持ベース、及びストッパーは、上円筒部材及び下円筒部材の周壁に貫通形成された複数の小さな貫通孔から挿通される固定ピンにより固定することもできる。さらには、この固定ピンに替えてボンド注入用の貫通孔としてそこから注入されるボンドによって固定することもできる。
【0013】
さらに、該支持ベースと該ガイドリング間の下円筒部材の周壁には該固定ナットの回転を阻止する回転阻止棒を挿通するための回転阻止棒用貫通孔を形成することが、該サスペンションボルトに当該固定ナットをスムーズに螺着固定する上で好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明の自転車用サスペンションによれば、断面多角形状の外周と円筒状の内周を有するスライド軸を設けると共に、軸受けの内周を該スライド軸外周に対応した多角形状に形成して、当該スライド軸に対して該上円筒部材が回転することなく該コイルスプリングの伸縮にシンクロして上下動する構成としたので、自転車用ハンドル支柱、サドル支柱の回転を防止して強度を確保でき、タイヤからの衝撃吸収が円滑かつ安定するのみならず、製造工数、製造コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施例に係る自転車用サスペンションを示す縦断面図である。
図2】同サスペンションをサスペンションユニットとロックユニットに分離して示す縦断面図である。
図3】同サスペンションユニットとロックユニットの上下円筒体内に軸受け、支持ベース及びストッパーを固定するためのスポット溶接箇所を示す縦断面図である。
図4】同サスペンションユニットの軸受けにスライド軸が嵌合した状態を示すそれぞれ(b)中のX−X線矢視断面(a)、縦断面図(b)、及びスライド軸の底面図(c)である。
図5】同スライド軸の平面図(a)、スライド軸を支持ベースに嵌合した状態を示す縦断面図(b)、同底面図、及びY−Y線矢視断面図(d)である。
図6】同上円筒部材を除外したサスペンションユニットを示す縦断面図である。
図7】同ロックユニットを示す縦断面図である。
図8】同ロックユニットをロック金具に固定する様子を示す縦断面図である。
図9】同サスペンションボルトに固定ナットを螺着する状態を示す縦断面図である。
図10】同ロックユニットにおいてコイルスプリングロックボルトが圧縮された状態を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明に係る自転車用サスペンションは、自転車の前輪及び後輪に生じる衝撃を吸収するためにハンドル支柱及びサドル支柱に適用されるもので、図1に示すように、サスペンション1は、上円筒部材101を有するサスペンションユニット100と、下円筒部材201を有するロックユニット200を備え、該上下円筒部材101,201は上下動自在に互いに嵌合している。
【0017】
該サスペンションユニット100は、該上円筒部材101内の上部に固定された軸受け102と、該軸受け102に摺動自在に挿通された断面六角形状の外周と円筒状の内周を有するスライド軸103と、該スライド軸103の下端部外周を段差を介して支持する支持ベース105と、該スライド軸103内に挿通されたサスペンションボルト104と、該スライド軸104及び支持ベース105の下端から延出したサスペンションボルト104先端部に締着される固定ナット107と、該軸受け102と該支持ベース105間における該スライド軸103外周に挿嵌されたコイルスプリング106とから構成されている。
【0018】
該軸受け102と当該軸受け102に挿通されたスライド軸103の上端とサスペンションボルト頭部104aとの間にはワッシャ104bが配設されている。サスペンションボルト頭部104a中央には六角レンチがフィットする六角溝が形成されている。また、該軸受け102の上端部内周側にはスライド軸103外周との間でグリース等の潤滑油を充填するための潤滑油貯留スペース102aが形成されている(図4(b)参照)。
【0019】
該軸受け102の内周は、図4(a)に示すように、該スライド軸103外周に対応した六角形状に形成され、当該スライド軸103に対して該上円筒部材101が回転することなく該コイルスプリング106の伸縮にシンクロして上下動する構成としている。
【0020】
該スライド軸103の下端部外周103bは断面六角形状から段差103aを介して円形状に形成され(図4c参照)、該支持ベース105の内周上端部には、図5dに示すように、該スライド軸103の断面六角形の対向する平行な2辺を挟持する対向壁部105b,105bが形成されるとともに、当該対向壁部107b,107b間の平坦面105aから下側の該支持ベース105内周は該スライド軸103の円形状下端部103bが嵌合する円形状に形成されている。また、該下端部103bは、先端が支持ベース105下端から出ない長さに形成されている(図5b参照)。
【0021】
該支持ベース105は、ロックユニット200の上端部に嵌合固定されて、該支持ベース105の下端から下方に延出したサスペンションボルト104先端部を固定ナット107で締着することによりサステンションユニット100とロックユニット200とを連結している。
【0022】
該ロックユニット200は、下円筒部材201内の上端部に固定された該支持ベース105と所定間隔を隔てて該下円筒部材201内に固定されるリング状のストッパー202と、該ストッパー202に挿通されてその頭部203aが該ストッパー202に支持され、先端がロックナット300に螺入固定されるロックボルト203を有している。また、該支持ベース105と該ストッパー202間の下円筒部材201内周壁面に沿っては該固定ナット107の外径よりも僅かに大きい内径を有する短筒状のガイドリング204を備えている。
【0023】
該軸受け102と該支持ベース105及び該ガイドリング202は、図3に示すように、上円筒部材101と下円筒部材201内に対応する周壁にそれぞれ複数の小さな溶接孔101a、201a、202aを貫通形成してスポット溶接によって固定されている。
【0024】
図6は、サスペンションユニット100から上下円筒部材101,201を除外した状態を示すもので、コイルスプリング106が該軸受け102と支持ベース105間にあって該スライド軸103外周に伸縮自在に装着されている。該支持ベース105内にサスペンションボルト104を挿通して先端ネジ部を固定ナット107で締着することによって、該スライド軸103とサスペンションボルト104は、該支持ベース105に支持されるが、該スライド軸103は該軸受け102内を上下動自在であるので、該スライド軸103とサスペンションボルト104はコイルスプリング106の伸縮範囲内において上下可動となる。かかる構成により、当該サステンションユニット100は該ロックユニット200に対して軸回りの回転が阻止され、コイルスプリング106の伸縮にシンクロしての上下動のみ可能となる。
【0025】
上述のように構成された自転車用サスペンション1の組み立てるには、まず、図3において、該上下円筒部材101,201の所定位置に軸受け102、ストッパー202をそれぞれスポット溶接し固定する。次いで、図7に示すように、ロックボルト203をストッパー202に挿通すると共に、ガイドリング204及び固定ナット107をストッパー202上のロックボルト頭部203a上に載置した上で、支持ベース105を下円筒部材201上端部に嵌合しスポット溶接し固定する。
【0026】
次に、ロックボルト203をロック金具300に締着してロックユニット200を固定する。ロックボルト203をロック金具300に締着するには、図8に示すように、六角レンチWを支持ベース105及び固定ナット107の内側を挿通してロックボルト頭部203aの六角溝に嵌合し回転して取り付ける。
【0027】
上記固定されたロックユニット200にサスペンションユニット100を取り付ける。図2に示す状態のサスペンションユニット100をロックユニット200に挿入すると、上円筒部材101の下端部が下円筒部材201の上端部外周に嵌合しつつ、サスペンションボルト104の先端が支持ベース105を通過して固定ナット107のネジ孔に到達する。これを六角レンチを用いてサスペンションボルト頭部104aの六角溝に嵌合して回転させ定着する。このとき、図9に示すように、下円筒部材201に穿孔した回転阻止棒用貫通孔201cから回転阻止棒Pを差し込んで固定ナット107を押圧して該固定ナット107の回転を阻止しておく。
【0028】
そして、最後に上円筒部材101の上端開口部を密封キャップ108で密閉する。該密封キャップ108下端側外周にはネジが切られ、該上円筒部材101の上端部内周には対応するネジが切られているものである。また、該密封キャップ108の中央にはネジ孔が形成され、スクリューキャップ109によって密封自在としている。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明にかかる自転車用サスペンションは、特にロードバイク、シティサイクル、電動アシスト自転車のハンドル支柱、サドル支柱に適用することができ有用である。
【符号の説明】
【0030】
1 :サスペンション装置
100:サスペンションユニット
101:上円筒部材
101a:溶接孔
102:軸受け
102a:潤滑油貯留部
103:スライド軸
104:サスペンションボルト
104a:サスペンションボルト頭部
104b:ワッシャ
105:支持ベース
106:コイルスプリング
107:固定ナット
108:密封キャップ
109:スクリューキャップ
200:ロックユニット
201:下円筒部材
201a、201b:溶接孔
201c:回転阻止棒用貫通孔
202:ストッパー
203: ロックボルト
204: ガイドリング
203a:ロックボルト頭部
300:ロック金具
P :回転阻止棒
W :六角レンチ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10