(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記決定手段は、前記取得手段で取得した前記形状情報に応じて、前記振動手段による振動動作を行うか否かを決定することを特徴とする請求項1に記載の錠剤供給装置。
錠剤収容部から錠剤を取り出す錠剤取出手段と、前記錠剤取出手段によって取り出された錠剤を、包装装置に供給する供給経路と、前記供給経路を振動させる振動手段とを有し、錠剤を収容する錠剤収容部から錠剤を取り出して、錠剤を包装する前記包装装置に錠剤を供給する錠剤供給装置の制御方法であって、
前記錠剤供給装置の取得手段が、前記錠剤収容部に収容されている錠剤の底面の形状が平らであるか否かを示す形状情報を取得する取得工程と、
前記錠剤供給装置の決定手段が、前記取得工程で取得した前記形状情報に応じて、前記振動手段による振動動作内容を決定する決定工程と、を有する
ことを特徴とする錠剤供給装置の制御方法。
錠剤収容部から錠剤を取り出す錠剤取出手段と、前記錠剤取出手段によって取り出された錠剤を、包装装置に供給する供給経路と、前記供給経路を振動させる振動手段と、前記錠剤取出手段によって取り出された錠剤を検出する検出手段とを有し、錠剤を取り出して、錠剤を包装する前記包装装置に錠剤を供給する錠剤供給装置の制御方法であって、
前記錠剤供給装置の制御手段が、前記振動手段による動作を行わない状態で前記錠剤取出手段による取り出し動作の結果、前記検出手段により錠剤が検知されなかったことを条件に、前記振動手段を動作させるように制御し、一方、前記取り出し動作の結果、前記検出手段により錠剤が検知されたことを条件に、前記振動手段を動作させず、次の前記錠剤取出手段による錠剤取り出し動作を行うように制御する制御工程
を有することを特徴とする錠剤供給装置の制御方法。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
【0015】
本実施形態に係る錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部(以下、ポケットともいう)に封入した錠剤シート51から錠剤を取り出して、錠剤を包装する包装装置5に錠剤を供給する。錠剤供給装置10は、錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す錠剤取出部(内部押圧体83、外部押圧体84)と、取り出された錠剤を、供給経路を介して包装装置5に供給する供給部(以下、導入シュート24)と、供給部を振動させる振動部(以下、振動モータ1511)と、錠剤収容部に封入されている錠剤の形状を示す形状情報を記憶部(データベース(
図20))から取得し、形状情報に応じて振動部を制御する制御部(
図21)と、を備える。
【0016】
ここで、形状情報には、錠剤の底面が平らであることを示す情報と、錠剤の底面が平らでないことを示す情報とが含まれる。例えば、形状情報が錠剤の底面が平らであることを示す場合、制御部は、錠剤取出部(内部押圧体83、外部押圧体84)による錠剤の取り出しが行われる前に、振動モータ1511を制御して導入シュート24を振動させる。また、形状情報が錠剤の底面が平らでないことを示す場合、制御部(
図21)は、錠剤取出部(内部押圧体83、外部押圧体84)による錠剤の取り出しが行われた後に、振動モータ1511を制御して導入シュート24を振動させる。
【0017】
また、錠剤供給装置10は、供給経路に配置され、錠剤取出部(内部押圧体83、外部押圧体84)によって取り出された錠剤を検出する検出部(光学センサ204)を備えている。錠剤供給装置10の制御部(
図21)は、形状情報と光学センサ204の検出結果とを用いて、振動モータ1511を制御することが可能である。以下、錠剤供給装置10の具体的な構成を説明する。
【0018】
図1は、錠剤供給装置10と、錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する包装装置5を含む錠剤供給システム(分包システム)を示す図である。尚、錠剤供給装置10により供給される薬剤は、錠剤の他、シートの収容部に収容されたカプセル剤を取り出して供給することも可能である。錠剤供給装置10は、錠剤およびカプセル剤をシートから除包して包装装置5に供給することが可能な薬剤供給装置としても機能する。
【0019】
図1において、錠剤取出ユニット1は、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。錠剤シートは、一般的にPTPシートと呼ばれており、錠剤シートのことをPTPシートとも言う。
【0020】
錠剤供給装置10には複数の錠剤取出ユニット1が収納されている。錠剤取出ユニット1は、本発明の錠剤取出し装置の適用例である。錠剤取出ユニット1は、幅方向(左右方向)に6つ並べられ、この6つの錠剤取出ユニット1からなる組が上下に3段に配置されている。すなわち、錠剤取出ユニット1は、左右6列、上下3段に配列されている。なお、本実施形態では、錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1つでもよい。
【0021】
包装装置5は、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。散薬投入部103には、分包される散薬が投入される。散薬投入部103に投入された散薬は、投薬1回分に分けて、分けられた1回分の散薬が後述するメインホッパー505に入れられ、1回分ずつに分包される。
【0022】
錠剤供給装置10は、1つまたは複数の錠剤取出ユニット1の他に、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する錠剤供給ユニット400を備えている。錠剤供給装置10は、錠剤取出ユニット1により錠剤シート(PTPシート)から錠剤を取り出して、錠剤供給ユニット400の供給経路を経て、包装装置5に供給する。
【0023】
図2は、錠剤供給装置10を正面側から見て拡大して示した図である。
図2において、投入口203は、錠剤シートを錠剤取出ユニット1に投入する部分である。また、LCD操作パネル104は、処方データの入力、処理の選択を促す画面を表示する。
【0024】
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す斜視図である。なお、
図3は、錠剤取出ユニット1が、2つ並んでいる状態を示している。
【0025】
それぞれの錠剤取出ユニット1は、錠剤シート51を搬送する搬送機構と、搬送機構により搬送された錠剤シート51が載置される載置台と、載置台上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構とを有している。
【0026】
錠剤シート51は、錠剤を収容する錠剤収容部を有するシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けることによって錠剤が錠剤収容部に密封されたものである。錠剤シート51は、シート部上に凸状の錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて2列に並んだ形態である。各列をなす複数の錠剤収容部は錠剤シート51の長さ方向に沿って並んでいる。
【0027】
なお、本実施形態では、シート部上に錠剤収容部が2列に並んだ形態の錠剤シートを扱う錠剤供給装置について説明している。しかし、錠剤シート51としては、シート部上に錠剤収容部が2列に並んだ形態のものに限らず、錠剤収容部が錠剤シート51の長さ方向に1列に並んだ形態や、錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて3列以上の複数列に並んだ形態も可能であり、本発明はこのような形態の錠剤シートの場合でも適用可能である。
【0028】
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す断面図であり、錠剤シートの投入口203に錠剤シートをセットし、錠剤シートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送した状態を示す図である。
【0029】
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートを搬送する錠剤シート搬送機構と、錠剤シートが載置される載置台18と、錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出機構(押出し機構)とを備えている。
【0030】
錠剤シート搬送機構は、錠剤シート51を進行方向に向け搬送するものであって、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた下部ローラ39と、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた上部ローラとを備えている。
【0031】
下部ローラ39は、駆動源により回転駆動可能であり、錠剤シート51の下面に当接して錠剤シート51に進行方法への力を加えることができる。上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、錠剤シート51のシート部の上面に当接して錠剤シート51に進行方向への力を加えることができる。上部ローラの幅方向の配置位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
【0032】
このような構成により、下部ローラ39と上部ローラは、錠剤シート51のシート部を上下から挟み込んで錠剤シート51を進行方向に搬送できる。また、下部ローラ39と上部ローラは逆回転することにより、錠剤シート51を進行方向とは逆の方向にも搬送できる。
【0033】
導入シュート24は、載置台の下側に設けられており、錠剤シート51から取り出された錠剤を、後述する錠剤導入路401(
図5参照)に導くものである。すなわち、導入シュート24は、載置台の下側に排出口を有しており、錠剤シート51から取り出された錠剤はその排出口を通り、後述する錠剤導入路401に落ちていく。なお、この導入シュート24は、錠剤取出しホッパーとも言う。
【0034】
押出し機構(錠剤取出機構)は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内部押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外部押圧体84とを備えている。内部押圧体83と外部押圧体84とが独立して動作することで錠剤シートの錠剤収容部を押圧して、錠剤シートから錠剤を取り出す。
【0035】
押出し機構は、内部押圧体83よりも先に外部押圧体84により錠剤収容部を押圧させる。内部押圧体83の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が狭いので、内部押圧体83は錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シートに開いた穴から先端が突き出る。
【0036】
外部押圧体84の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が広いので、錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シート51に開いた穴から先端が突き出ない。つまり、錠剤シート51の錠剤収容部を押し潰すためのものである。
【0037】
錠剤取出機構(押出し機構)は、外部押圧体84を昇降させる第1昇降機構と、内部押圧体83を昇降させる第2昇降機構とを有する。
【0038】
第1昇降機構は、外部押圧体84が取り付けられた第1昇降体93と、回転駆動して第1昇降体93を昇降させるカム94と、第1昇降体93を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
【0039】
第1昇降体93は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に外部押圧体84が取り付けられている。カム94は、外部押圧体84の昇降動作を考慮して設計された形状の板状体であり、駆動機構によって回転駆動する軸部に固定されている。
【0040】
カム94は、第1昇降体93の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動され、第1昇降体93を押圧することによって外部押圧体84の高さ位置を調整する(外部押圧体84の昇降動作を行う)ことができる。第1昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、外部押圧体84の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
【0041】
第2昇降機構は、内部押圧体83が取り付けられた第2昇降体98と、回転駆動して第2昇降体98を昇降させるカム99と、第2昇降体98を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
【0042】
第2昇降体98は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に内部押圧体83が取り付けられている。カム99は、第2昇降体98の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動され、第2昇降体98を押圧して内部押圧体83の高さ位置を調整する(内部押圧体83の昇降動作を行う)ことができる。第2昇降機構は、カム99の回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、内部押圧体83の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
【0043】
このため、カム94とカム99は、それぞれ第1昇降体と第2昇降体に対して互いに独立に動作可能であり、内部押圧体83と外部押圧体84は、互いに独立に昇降動作させることができる。
【0044】
錠剤取出機構における2つのカムの回転動作のタイミング等は、錠剤位置検出機構の検出部からの信号に基づいて定めることができる。具体的には、検出された錠剤収容部の位置に合わせて内部押圧体83と外部押圧体84を動作させることができる。
【0045】
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートの錠剤収容部の押圧をする前に、押圧される錠剤収容部の長さと位置を検出する検出機構17をさらに有している。錠剤供給装置は、検出機構17により検出された錠剤収容部の長さに基づいて後述する所定の距離を算出する。
【0046】
また、錠剤供給装置10は、検出機構17により検知された錠剤シートの錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する。搬送機構(下部ローラ39、上部ローラ)は、この算出された搬送距離により載置台18上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
【0047】
なお、押出し機構は、後述する錠剤が取り出されたか否かを検知する検知機構により錠剤が取り出されたことが検知されない場合には、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。このとき、搬送機構は、錠剤収容部の押圧を継続する前に載置台18上の押圧される位置から、前述した錠剤収容部の長さに基づいて算出された所定の距離だけ錠剤シート51を前方または後方に搬送し、押出し機構が、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
【0048】
ここで、錠剤取出ユニット1は、押出し機構により載置台18上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。そして、押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
【0049】
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す、錠剤供給装置を背面側(裏側)から見た斜視図である。
【0050】
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたか否かを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構(光学センサ204)を有している。
【0051】
具体的には、光学センサ(ビームセンサ)204は、落下物を検知するセンサである。除包された錠剤が導入シュート24内を落下する際、除包された錠剤がビームセンサ上を通過し、ビームセンサを遮光する。このビームセンサが遮光された状態をON状態とし、遮光されていない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を検出して落下物の有無の判定を行う。錠剤落下検出機構は、光学センサ204と落下錠剤カウンタとを備えて構成されている。
【0052】
押出し機構は、光学センサ204により、取り出された錠剤が検知されない場合には、前述したように錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)し、取り出された錠剤が検知された場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)しない。
【0053】
錠剤導入路401は、導入シュート24と導通しており、錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパー402(
図6参照)に中継する。
【0054】
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す斜視図である。
【0055】
第1集積ホッパー402は、錠剤取出ユニット1により、錠剤シートから取り出された錠剤が導入シュート24を落下して通り、そして、導入シュート24から錠剤導入路401を通り、該錠剤が集積される部分である。すなわち、錠剤導入路401は、第1集積ホッパー402と直接、連通している。
【0056】
第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402で集積された錠剤をさらに集積する。すなわち、第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402と連通している。そのため、第1集積ホッパー402に落ちてきた錠剤50は、第2集積ホッパー501に落ちて集積される。
【0057】
第1の送り出し機構502は、第2集積ホッパー501に集積された錠剤50を第3集積ホッパー503に移動させる。第3集積ホッパー503は、第1の送り出し機構502により送り出(移動)された錠剤を集積する。
【0058】
第2の送り出し機構504は、第3集積ホッパー503に集積された錠剤をメインホッパー505に移動させる。メインホッパー505は、第2の送り出し機構504により送り出(移動)された錠剤(1回分)を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
【0059】
ここで、第1集積ホッパー402は、本発明の第1の供給部の適用例であり、第2集積ホッパー501、第3集積ホッパー503は、本発明の供給部の適用例である。また、各供給部は、錠剤取出し装置から、重力方向に向けて配置されている。
【0060】
図7は、包装ユニット701の内部構造を示す図であり、
図8は、
図7に示す包装ユニット701の内部構造の一部(703、704、705)を拡大した図である。
図7、
図8に示される包装ユニットにより、投薬1回分の錠剤が分包される。
【0061】
図7、
図8において、包装ユニット701は、包装装置5内のユニットである。ロール紙送出機構702は、包装シートが連なるロール紙(分包紙がロール状になっている紙)を包装機構に送り出す。
【0062】
包装機構703、704は、メインホッパー505内に集積された錠剤(1回分の錠剤803)を包装シートの中に投入し、この包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する。すなわち、包装機構703、704で、包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する。
【0063】
分断機構705は、連なるロール紙を1包毎の包装シート(1つの包み802)に分断するための分断用ミシン目801を形成する。プリンタ706は、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
【0064】
図9は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す斜視図である。
図9において、カバー901は、錠剤シートの投入口203のカバーである。カバー901を開けることにより、錠剤シート51を投入口203に入れることが出来るようになる。
【0065】
図10は、錠剤供給装置10を正面から見た図である。
図10において、錠剤取出ユニット1により錠剤シートから取り出された錠剤は、導入シュート24を通り、そして、錠剤導入路401を通り、第1集積ホッパー402に落ちていく。
【0066】
図11は、錠剤供給装置10を横(正面から見て右側)から見た図である。
図10でも説明したが、錠剤取出ユニット1により錠剤シートから取り出された錠剤は、導入シュート24、錠剤導入路401を通り、第1集積ホッパー402内に落ちてくる。そして、第1集積ホッパー402を通った錠剤は、第2集積ホッパー501を通り、第1の送り出し機構502に送られる。第1の送り出し機構は、第1の中継ユニットである。そして、第1の送り出し機構502は、錠剤を第3集積ホッパー503に送り、第3集積ホッパー503は、第2の送り出し機構504に錠剤を送る。第2の送り出し機構504は、第2の中継ユニットである。第2の送り出し機構504は、第2の送り出し機構504に送られた錠剤を、メインホッパー505に送る。
【0067】
図12は、
図10に示した錠剤供給装置10の一部を抜粋した図である。すなわち、
図10に示す錠剤取出ユニット1を2段分削除した図が、
図12である。
図12に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。また、第1集積ホッパー402の左側の導管、及び真ん中の導管の幅は、直径が78mmである。
【0068】
図13は、錠剤供給装置10の内部を横(正面から見て右側)から見た図である。
図13に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。最上段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第1の傾斜部1401までの距離は、約460mmであり、中段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第1の傾斜部1401までの距離は、約265mmである。また、第1集積ホッパー402の長さは、約362mmである。すなわち、最下段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第2集積ホッパー501までの距離は、約362mmである。各段の錠剤取出ユニット1で、錠剤シートから錠剤が取り出されると、錠剤は、導入シュート24を通り、導入シュート24の出口から、錠剤導入路401を通り、そして、第1集積ホッパー402に入り、第2集積ホッパー501に集積される。この時、錠剤供給装置10全体の分包時間を短縮させることを考慮すると、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)の出口から、まっすぐ下に垂直落下させ、第2集積ホッパー501下部に収めることが考えられる。
【0069】
しかしながら、最上段の錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)の出口から、第2集積ホッパー下部まで、まっすぐ下に垂直落下させると、約876mmもあるため、錠剤が割れたり、欠けたりして破損してしまう可能性が高くなる。また、錠剤シートから取り出される薬が、カプセルの場合は凹んだりして変形をしてしまう可能性が高くなる。
【0070】
このように、本実施形態の錠剤供給装置10は、錠剤取出ユニット1を複数積み上げて使用できるようになっているため、特に最上段の錠剤取出ユニット1から錠剤が落下する場合には、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)の出口から第2集積ホッパーまでの距離が非常に長くなる。そして、錠剤シートから取り出される錠剤、又はカプセルが、破損してしまう可能性が高くなってしまう。
【0071】
そこで、第1集積ホッパー402の上部に、分包時間を余りロスしない程度に錠剤をバウンドさせる第1の傾斜部1401を設ける。すなわち、第1集積ホッパー402の上部の一部をオフセットさせる。本実施形態では、重力方向から約32°の傾斜を有する第1の傾斜部1401としている。
【0072】
また、第2集積ホッパー501においても、第1集積ホッパー402から第2集積ホッパー501の下部にダイレクトに錠剤が到達しないように、第2集積ホッパー501にも分包時間を余りロスしない程度に錠剤をバウンドさせる第2の傾斜部1402を設けている。本実施形態においては、第2の傾斜部1402は、水平方向より約40°の傾斜としている。
【0073】
ここで、本実施形態では、第1の傾斜部1401、第2の傾斜部1402の角度を、それぞれ約32°、約40°としているが、これは一例であり、落下してくる錠剤がバウンドして(落下スピードを落として)、その後の経路に移動可能な角度(次の供給部に落下により供給可能な角度の傾斜)であれば、どのような角度であってもよい。
【0074】
このように、第1集積ホッパー402に、第1の傾斜部1401を備え、第2集積ホッパー501に第2の傾斜部1402を備えることにより、錠剤取出ユニット1の導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から、第2集積ホッパー501の下部までダイレクトに錠剤を落下させず、錠剤の落下向きを変えつつ錠剤が破損、変形しない程度のクッションを与えることができる。その結果、落下してくる錠剤が第2集積ホッパー501の下部に到達した時の衝撃を和らげることができ、錠剤が破損、変形する可能性を低減させることが出来るようになる。
【0075】
なお、第1の傾斜部1401、第2の傾斜部1402に、ゴムなどの、衝撃を吸収する材料(衝撃吸収材)を更に設けることにより、錠剤の衝撃をさらに抑えることも可能である。
【0076】
図14は、導入シュートの簡略斜視図である。錠剤シート51から取り出された錠剤は、導入シュートの錠剤入口1411から導入シュート24に入る。導入シュート24内には、光学センサ(ビームセンサ)204(
図5)が設けられており、除包された錠剤が導入シュート24内を落下する際、除包された錠剤がビームセンサ上を通過し、ビームセンサを遮光する。このビームセンサが遮光された状態をON状態とし、遮光されていない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を検出して落下物の有無の判定を行う。光学センサ(ビームセンサ)204による信号の検出は、光学センサ基板1413により処理される。錠剤シート51から取り出され、導入シュート24内を落下する錠剤は導入シュート24の錠剤出口1412から出て、錠剤導入路に落ちていく。
【0077】
図15は導入シュート24と外部押圧体84と内部押圧体83の位置関係を示す簡略正面図である。振動モータ1511は導入シュート24に取付けられており導入シュート24に振動を与える。
【0078】
錠剤取出ユニットの内部押圧体83と外部押圧体84が、錠剤シート51から錠剤の取り出しを一度試みた後、光学センサ204に反応が無いOFF状態の場合は、錠剤の取り出しに失敗したと判定して、内部押圧体83と外部押圧体84は、再度錠剤の取り出し(錠剤取出のリトライ動作)を開始する。振動モータ1511により導入シュート24に振動を与えることで、導入シュート24内に止まった錠剤が落下すると、光学センサ204が反応し、錠剤の取り出しに成功したことが検出される(ON状態)。
【0079】
制御部(
図21)は、錠剤取出のリトライ動作時のみ、導入シュート24に振動を与えるように振動モータ1511を制御することが可能である(例えば、
図19A、
図19B)。この振動は導入シュート内に錠剤がとどまらないようにする為である。このように、錠剤取出のリトライ動作時のみ、振動モータ1511を振動させることにより、導入シュート内に吸着し止まった錠剤を、錠剤の剤型(種類)に応じた振動により吸着から解放し落下させることができる。また、振動モータ1511の駆動をリトライ動作時に限定することで、振動モータ1511の寿命を延ばすことができるとともに、振動モータによる騒音の発生する時間も最小限に抑えることが可能になる。
【0080】
また、錠剤の剤型(種類)によっては、錠剤の底面が平らであり導入シュート24に吸着しやすいものもある。このような錠剤を供給する場合、制御部(
図21)は、除包動作を開始する前から振動モータ1511を制御して導入シュート24に振動を加えるように加振のタイミングを制御することも可能である(例えば、
図17A、
図17B)。
【0081】
導入シュート24へ振動が無い場合、次に説明するような場合が生じ得る。
図16は導入シュートの内部が分かるようにした簡略断面図である。錠剤収容部52(a)は錠剤が取り出された空の錠剤収容部を示し、錠剤収容部52(b)は錠剤が入っている錠剤収容部を示している。
図16では、錠剤収容部52(a)から取り出された錠剤50が導入シュート24の中で、錠剤に帯電した静電気の影響により導入シュート24に吸着している状態を示している。
【0082】
導入シュート24に吸着している錠剤50の位置は、導入シュート24に備えられている光学センサ204の上流側の位置である。この状態では、錠剤シート51から錠剤50の取出に成功しているにも関わらず、取り出された錠剤50が光学センサ204へ反応を与えていない為、錠剤取出ユニット1(
図1)は錠剤の取出に失敗している、つまり錠剤を錠剤シートから取り出せていないと判断する。
【0083】
そして、外部押圧体84と内部押圧体83は錠剤を取り出そうとして、すでに錠剤が取り出されている空の錠剤収容部52(a)をある一定回数繰り返し押圧する(錠剤取出のリトライ動作を繰り返す。)。この錠剤取出のリトライ動作中、吸着している錠剤にかかる重力が静電気による吸着力に勝って導入シュート24を下っていけば、光学センサ204が反応し、錠剤取出のリトライ動作は終了し、次の錠剤収容部より錠剤を取り出す動作に移る。
【0084】
錠剤取出リトライ動作中の導入シュート24に対する振動が無い場合の一つ目の場合は、錠剤が導入シュート24に吸着していることによって、錠剤取出に成功しているにも関わらず、錠剤を取り出せていないと判断し、光学センサ204に反応があるまで錠剤取出のリトライ動作をする時間が無駄になるということである。
【0085】
次に、導入シュート24に吸着している錠剤50が、一定回数の錠剤取出リトライ動作中、吸着状態を保持し導入シュートを下っていかない場合、外部押圧体84と内部押圧体83は現在取り出そうとしている錠剤の取出を諦め、次の錠剤収容部(例えば、錠剤収容部52(b))より錠剤を取り出す動作に移る。
【0086】
そして、次の錠剤収容部より錠剤が取り出され、錠剤が導入シュートを下っていく時に、導入シュート24に吸着している錠剤50にぶつかり、衝撃により吸着が解放されると、吸着解除された錠剤50と錠剤収容部52(b)から取り出された錠剤との2錠が、導入シュート24内を滑り落ち、光学センサ204が2錠の落下を検出してしまう。通常の錠剤の取り出しにおいて、光学センサ204は、錠剤を1錠ずつ検出する。しかしながら、光学センサ204が2錠の落下を検出すると、光学センサ204は必要以上の錠剤を取り出したと判断するので、錠剤過多エラーを検出する。結果として、必要以上の錠剤数が分包されてしまうので分包のやり直しが発生してしまう。
【0087】
錠剤取出のリトライ動作中の導入シュート24の振動が無い場合の二つ目の場合は、この分包のやり直しが発生する手間と時間であり、分包作業の効率化を妨げてしまうことである。
【0088】
吸着している錠剤が、先に述べた次の錠剤の衝突を免れて吸着した状態が続いても、あるタイミングで、導入シュート24に吸着している錠剤の吸着が開放され、落下し、光学センサ204に反応する時が必ず発生する。このタイミングが、錠剤を取り出そうとしていない時であると、光学センサ204が意図していないタイミングで反応するので「誤落下エラー」を検出することになる。結果として、分包のやり直しが発生してしまうこともあり、分包のやり直しの手間と時間が発生し、やはり分包作業の効率化を妨げてしまう。これが導入シュート24の振動が無い場合の三つ目の場合となる。
【0089】
導入シュート24へ振動を与えることによって、導入シュート24に錠剤が吸着している場合は、この振動により錠剤の吸着を開放させ、錠剤を導入シュート24の錠剤出口1412へ速やかに落下させることが出来る。これにより、錠剤の取出に成功しているにも関わらず失敗していると判断し、錠剤取出のリトライ動作を繰り返す無駄な時間を減少させることが出来る。また、意図しないタイミングで錠剤の吸着が開放され、錠剤の落下が始まることに起因する「錠剤過多エラー」「誤落下エラー」の発生を減少させ、分包をやり直す作業も減少させることが出来る。錠剤取出リトライ時にのみ振動モータを動作させるので、振動モータの寿命を延ばすことが出来る。更には、振動モータ1511による騒音も最小時間に抑えることが出来る。 尚、導入シュート24に与える振動は、錠剤取出動作を開始してから動作を終了するまで振動させても良い。
【0090】
次に、導入シュート24に対して振動モータ1511により振動を加えた除包動作を説明する。
図18は、導入シュート24、錠剤取出部(内部押圧体83、外部押圧体84)、振動モータ1511、錠剤シート51の位置関係を例示する簡略斜視図である。錠剤取出部(内部押圧体83、外部押圧体84)は、錠剤が封入された錠剤収容部(以下、ポケットともいう)を少なくとも1つ備えた錠剤シート51から錠剤を取り出す取出し動作を行う。供給部(導入シュート24)は、錠剤取出部(内部押圧体83、外部押圧体84)によって取り出された錠剤を包装装置に供給する。錠剤シート51の下面には、バーコードが記載されており、制御部(
図21)はバーコードの情報(識別情報)を用いて、錠剤収容部に封入されている錠剤の情報(錠剤情報)をデータベースから取得することが可能である。
図20は、データベースに格納されている錠剤情報を例示する図であり、錠剤情報には、例えば、錠剤名、錠剤の底面の形状を示す形状情報が含まれる。錠剤情報は、バーコードと錠剤名と、錠剤の底面の形状に関する情報と、が対応付けられた状態で格納されている。バーコードの情報により錠剤を特定することにより、制御部(
図21)はその錠剤の底面の形状を示す形状情報を取得することができる。錠剤の底面の形状を示す形状情報には、例えば、
図20のデータベースの情報のように、底面の形状が平面であるものと、平面でないものと、が含まれている。制御部は錠剤の底面の形状を用いて、振動部(振動モータ1511)から供給部(導入シュート24)に加えられる振動を制御する。以下の
図17A、17Bおよび
図19A、19Bでは、錠剤情報(錠剤の底面の形状)に応じて、振動モータ1511の動作開始の加振タイミングを変更する制御と、振動モータ1511の動作終了の制御を例として説明する。尚、錠剤の底面の形状に応じて、振動モータ1511の制御の例は、この例に限定されるものではなく、例えば、錠剤の底面の形状に応じて、振動モータ1511による振動の振幅を変更することも可能である。例えば、錠剤の底面が平らである錠剤は、錠剤の底面が平らでない錠剤に比べて導入シュート24に吸着されやすいため、錠剤の底面が平らである場合の振幅(A1)を、錠剤の底面が平らでない場合の振幅(A2)に比べて大きくするように振幅(A2<A1)を制御することも可能である。このような制御により、振動モータ1511の消費電力を低減することが可能になる。
【0091】
以下、導入シュート24に対して振動モータ1511により振動を加えた除包動作の具体的な処理の流れを説明する。
【0092】
図17A、Bは、錠剤シート51に格納されている錠剤の底面が平らの場合、導入シュート24に振動を与える際の処理ステップを説明する図である。
【0093】
S1701では、制御部(
図21)が、錠剤シート51の底面に記載されているバーコードの情報(識別情報)とデータベース(
図20)に格納されているバーコードの情報とを照合して、バーコードに対応している錠剤情報をデータベースから読み取り、錠剤の底面の形状を示す形状情報を取得する。ここで、錠剤シート51の底面に記載されているバーコードは、錠剤取出ユニットに錠剤シート51が供給される際に読取部(バーコードリーダ)により読取られる。この場合、制御部(
図21)は、読取部(バーコードリーダ)により読取られた錠剤の情報に対応する形状情報を記憶部(データベース(
図20))から取得する。
【0094】
尚、バーコードの情報の入力は、この例に限定されるものではなく、例えば、ユーザインタフェースを介して操作者がキーボード等の入力部(KB(
図21))を介して入力(設定)することも可能である。この場合、制御部(
図21)は、入力部(KB(
図21))により読取られた錠剤の情報に対応する形状情報を記憶部(データベース(
図20))から取得する。
【0095】
S1702では、制御部(
図21)が、S1701で取得した形状情報を用いて錠剤の底面が平らか否かを判定する。錠剤の底面が平らである場合(S1702−Yes)、処理をS1703に進める。錠剤の底面が平らである場合、導入シュート24と錠剤の底面との接触面積は、底面が平らでない場合に比べて大きくなり、静電気による吸着力も大きくなる。このため、錠剤は導入シュート24に吸着されやすくなる。以下に説明する
図17A、17Bの動作シーケンスで、制御部は錠剤取出しユニット1が除包動作を開始する前から振動モータ1511を制御して導入シュート24に振動を加えるように加振のタイミングを制御する。除包動作の開始前から予め導入シュート24を加振しておくことで、錠剤シート51から取り出され、落下してきた錠剤が導入シュート24に吸着する前に錠剤を導入シュート24の錠剤出口1412に向けて振り落すことが可能になる。
【0096】
一方、S1702の判定で、錠剤の底面が平らでない場合(S1702−No)、
図19AのS1902に処理を進める。錠剤の底面が平らでない場合、導入シュート24と錠剤の底面との接触面積は、底面が平らな場合に比べて小さくなり、静電気による吸着力も小さくなる。このため、
図19A、19Bで説明する動作シーケンスでは、
図17AのS1705、17BのS1714のように制御部は錠剤取出しユニット1による除包動作の開始前に導入シュート24への加振を行なわず、光学センサ204により錠剤が検出されない場合に振動モータ1511を制御して導入シュート24に振動を加えるように加振のタイミングを制御する。
図19A、19Bの具体的な処理の流れは後に説明する。
【0097】
S1703では、光学センサ204が錠剤取出しユニット1毎に検知した総合計の錠剤数のカウント更新データを、制御部(
図21)が記憶部にデータ管理することで、錠剤供給装置による所定数(錠剤取出しユニット1に指定された錠剤数)の除包動作が完了したか否かを判断する。除包動作が完了したと制御部が判断した場合には除包処理を終了し(S1703−Yes)、錠剤シート51を排出ユニットに排出する。一方、S1703の判定で、除包動作が完了していないと制御部が判断した場合には、S1704に処理を進める。
【0098】
S1704では、錠剤取出しユニット1が、左列右列同時に錠剤シート51を前進移動させて(搬送方向1820)、除包位置に錠剤ポケットの左右の1列分が位置合わせされるように錠剤シート51の搬送を行う。搬送処理中に、錠剤取出しユニット1の計測部が錠剤シート51上のポケット1810の大きさの計測を行い、S1705に処理を進める。
【0099】
S1705では、錠剤シート51上のポケット1810から取出された錠剤が、静電気等の影響を受け、導入シュート24に張り付かないよう、制御部(
図21)は振動モータ1511を動作させ、導入シュート24を振動させる。
【0100】
S1706では、錠剤取出しユニット1が左列の除包動作(通常時)を行う。この動作は錠剤シート51から1錠毎の錠剤を取り出すために必ず行うものであり、動作後にS1707に進む。
【0101】
S1707では、錠剤供給装置の制御部(
図21)は、S1706の結果により、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたか否かを判断する。所定の時間内に錠剤ポケットから錠剤の取り出しが成功したと判断した場合には(S1707−Yes)、錠剤取出しユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、S1712に進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合には(S1707−No)、錠剤取出しユニット1において、リトライ回数を管理するカウントデータを1回目とし、S1708に処理を進める。
【0102】
S1708で、制御部は管理されているリトライ回数が錠剤供給装置に設定されている最大リトライ回数未満か否かを判定しており、最大取出し回数未満の場合(S1708−Yes)、S1709に進む。一方、S1708の判定で、リトライ回数が最大取出し回数に達している場合(S1708−No)、錠剤シート51の左列のポケットからの錠剤取出し動作を停止し、S1712に処理を進め、制御部は振動モータ1511を停止させる(S1712)。
【0103】
S1709では、錠剤取出しユニット1が左列の除包動作(リトライ時)を行う。この除包動作は通常時の除包動作を行っても、なお錠剤の取り出しが成功しなかった場合に行うものである。除包位置においてリトライ時の除包動作を再度実行することから、この除包動作をリトライ除包と定義する。リトライ除包した後にS1710に進む。
【0104】
リトライ除包を行う際、管理しているリトライ回数が錠剤取出し装置に設定されている最大リトライ回数未満の場合、制御部は、振動モータ1511および内部押圧体83を制御する。すなわち、制御部は内部押圧体83が錠剤シート51の同一ポケットを押圧した状態で、一定期間(例えば1秒間)導入シュート24に振動モータ1511の振動を与え続け、錠剤の落下を待つ。例えば、錠剤シート51の裏面のアルミニウム箔に錠剤が引っ掛かり、錠剤が落下しない場合であっても、内部押圧体83でポケットを押圧した状態で、導入シュート24に振動を加えることで、錠剤を錠剤シート51から、より確実に取り出すことが可能になる。
【0105】
S1710では、錠剤供給装置10の制御部(
図21)は、S1709の結果により、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたか否かを判断する。所定の時間内に錠剤ポケットから錠剤の取り出しが成功したと判断した場合に(S1710−Yes)、錠剤取出しユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、S1712に進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合(S1710−No)には、錠剤取出しユニット1において、リトライ回数を管理するカウントデータを1回分更新し、S1711に進む。
【0106】
S1711では、錠剤取出しユニット1が錠剤シート51の押し出し位置の変更を行う際の処理ステップである。この動作はS1709で説明したリトライ時の振動動作を指定回数行っても、なお錠剤の取り出しが成功しなかった場合に行うものである。S1704の処理中に測定したポケットの大きさをもとに、錠剤取出しユニット1は、異なる除包位置に錠剤シート51を移動させた後にS1709で説明したリトライ時の除包動作を再度実行することから、この搬送をリトライ搬送と定義する。錠剤取出しユニット1は錠剤シート51を異なる除包位置(前進または後退)に搬送移動した後に、S1708に処理を戻す。以下、S1708以降同様の処理を行う。
【0107】
S1712で、制御部は振動モータ1511の動作を停止させ、S1713に処理を進める。振動モータ1511の動作が停止となるのは、先に説明したS1707で錠剤が1錠検出された場合(S1707−Yes)、最大リトライ回数に到達した場合(S1708−No)、リトライ除包により、錠剤の取出しに成功した場合である(S1710−Yes)。
【0108】
次に、説明を
図17BのS1713に進める。S1713では、光学センサ204が錠剤取出しユニット1毎に検知した総合計の錠剤数のカウント更新データを制御部が記憶部にて管理することで、錠剤供給装置10の制御部は所定数(錠剤取出しユニットに指定された錠剤数)と比較して、除包動作が完了したか否かを判断する。S1713の判定で、除包動作が完了していないと判断した場合(S1713−No)、S1714に進む。一方、S1713の判定で、除包動作が完了したと判断した場合(S1713−Yes)、除包処理を終了し、錠剤シート51を排出ユニットに排出する。
【0109】
S1714では、錠剤シート51上のポケットから取出された錠剤が、静電気等の影響を受け、導入シュート24に張り付かないよう、制御部は振動モータ1511を動作させ、導入シュート24を振動させる。
【0110】
S1715では、錠剤取出しユニット1が右列の除包動作(通常時)を行う。この動作は錠剤シート51から1錠毎の錠剤を取り出すために必ず行うものであり、除包動作後にS1716に進む。
【0111】
S1716では、錠剤供給装置10の制御部は、S1715の結果により、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたか否かを判断する。所定の時間内に錠剤ポケットから錠剤の取り出しが成功したと判断した場合には(S1716−Yes)、錠剤取出しユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、S1721に進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合には(S1716−No)、錠剤取出しユニット1において、リトライ回数を管理するカウントデータを1回目とし、S1717に進む。
【0112】
S1717で、制御部は管理されているリトライ回数が錠剤供給装置に設定されている最大リトライ回数未満か否かを判定しており、最大取出し回数未満の場合(S1717−Yes)、S1718に進む。S1717の判定で、リトライ回数が最大取出し回数に達している場合(S1717−No)、制御部は、右列のポケットからの錠剤取出し動作を停止し、S1721で、制御部は振動モータ1511を停止させる。
【0113】
S1718では、錠剤取出しユニット1が右列の除包動作(リトライ時)を行う際の処理ステップである。この除包動作は通常時の除包動作を行っても、なお錠剤の取り出しが成功しなかった場合に行うものである。除包位置においてリトライ時の除包動作を再度実行することから、この除包動作をリトライ除包と定義する。リトライ除包した後に、S1719に進む。
【0114】
また、リトライ除包を行う際、管理しているリトライ回数が錠剤取出し装置に設定されている最大リトライ回数未満の場合、制御部は、振動モータ1511および内部押圧体83を制御する。すなわち、制御部は内部押圧体83が 錠剤シート51の同一ポケットを押圧した状態で、一定期間(例えば1秒間)導入シュート24に振動モータ1511の振動を与え続け、錠剤の落下を待つ。
【0115】
S1719では、錠剤供給装置10の制御部(
図21)は、S1718の結果により、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたか否かを判断する。所定の時間内に錠剤ポケットから錠剤の取り出しが成功したと判断した場合に(S1719−Yes)、錠剤取出しユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、S1721に進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合(S1719−No)には、錠剤取出しユニット1において、リトライ回数を管理するカウントデータを1回分更新し、S1720に進む。
【0116】
S1720では、錠剤取出しユニット1が押し出し位置の変更を行う際の処理を実行する。この動作はS1718で説明したリトライ時の振動動作を指定回数行っても、なお錠剤の取り出しが成功しなかった場合に行うものである。S1704の処理中に測定したポケットの大きさをもとに、錠剤取出しユニット1は、異なる除包位置に錠剤シート51を移動させた後にS1718で説明したリトライ時の除包動作を再度実行することから、この搬送をリトライ搬送と定義する。錠剤取出しユニット1は錠剤シート51を異なる除包位置(前進または後退)に搬送移動した後に、S1717に処理を進める。以下、S1717以降同様の処理を行う。
【0117】
S1721では、制御部は、振動モータ1511の動作を停止させ、S1703に処理を進める。以上の処理を所定数の錠剤が除包されるまで繰り返す。尚、振動モータ1511の動作が停止となるのは、先に説明したS1716で錠剤が1錠検出された場合(S1716−Yes)、最大リトライ回数に到達した場合(S1717−No)、リトライ除包により、錠剤の取出しに成功した場合である(S1719−Yes)。
【0118】
次に、説明を
図19A、19Bに進める。
図19A、19Bは、錠剤シート51に格納されている錠剤の底面が平らでない場合に、導入シュート24に振動を与える際の処理を説明する図である。
【0119】
S1902で、錠剤の底面が平らでない場合の処理が開始する。本処理は、
図17AのS1702における錠剤の形状情報を用いた判定結果により、錠剤の底面が平らでない場合(S1702−No)に実行される。
【0120】
S1903では、光学センサ204が錠剤取出しユニット1毎に検知した総合計の錠剤数のカウント更新データを、制御部(
図21)が記憶部にデータ管理することで、錠剤供給装置10の制御部は所定数(錠剤取出しユニット1に指定された錠剤数)の除包動作が完了したか否かを判断する。除包動作が完了したと制御部が判断した場合には除包処理を終了し(S1903−Yes)、錠剤シート51を排出ユニットに排出する。一方、S1903の判定で、除包動作が完了していないと制御部が判断した場合には、S1904に処理を進める。完了したと判断した場合には除包処理を終了し、PTPシートを排出ユニットに排出する。
【0121】
S1904では、錠剤取出しユニット1が、左列右列同時に錠剤シート51を前進移動させて(搬送方向1820)、除包位置に錠剤ポケットの左右の1列分が位置合わせされるように錠剤シート51の搬送を行う。搬送処理中に、錠剤取出しユニット1の計測部が錠剤シート51上のポケットの大きさの計測を行い、S1905に処理を進める。
【0122】
S1905では、錠剤取出しユニット1が左列の除包動作(通常時)を行う。この動作は錠剤シート51から1錠毎の錠剤を取り出すために必ず行うものであり、動作後にS1906に進む。
【0123】
S1906では、錠剤供給装置10の制御部(
図21)は、S1905の結果により、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたか否かを判断する。所定の時間内に錠剤ポケットから錠剤の取り出しが成功したと判断した場合には(S1906−Yes)、錠剤取出しユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、S1913(
図19B)に進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合には(S1906−No)、錠剤取出しユニット1において、リトライ回数を管理するカウントデータを1回目とし、S1907に処理を進める。
【0124】
S1907では、錠剤シート51上のポケットから取出された錠剤が、静電気等の影響を受け、導入シュート24に張り付かないよう、制御部(
図21)は振動モータ1511を動作させ、導入シュート24を振動させる。
【0125】
S1908で、制御部は管理されているリトライ回数が錠剤供給装置に設定されている最大リトライ回数未満か否かを判定しており、最大取出し回数未満の場合(S1908−Yes)、S1909に進む。一方、S1908の判定で、リトライ回数が最大取出し回数に達している場合(S1908−No)、錠剤シート51の左列のポケットからの錠剤取出し動作を停止し、S1912に処理を進め、制御部は振動モータ1511を停止させる(S1912)。振動モータ1511の停止後(S1912)、処理は
図19BのS1913に進められる。
【0126】
S1909では、錠剤取出しユニット1が左列の除包動作(リトライ時)を行う。この除包動作は通常時の除包動作を行っても、なお錠剤の取り出しが成功しなかった場合に行うものである。除包位置においてリトライ時の除包動作を再度実行することから、この除包動作をリトライ除包と定義する。リトライ除包した後に、S1910に進む。
【0127】
リトライ除包を行う際、管理しているリトライ回数が錠剤取出し装置に設定されている最大リトライ回数未満の場合、制御部は振動モータ1511および内部押圧体83を制御する。すなわち、制御部は内部押圧体83が錠剤シート51の同一ポケットを押圧した状態で、一定期間(例えば1秒間)導入シュート24に振動モータ1511の振動を与え続け、錠剤の落下を待つ。例えば、錠剤シート51の裏面のアルミニウム箔に錠剤が引っ掛かり、錠剤が落下しない場合であっても、内部押圧体83でポケットを押圧した状態で、導入シュート24に振動を加えることで、錠剤を錠剤シート51から確実に取り出すことが可能になる。
【0128】
S1910では、錠剤供給装置10の制御部(
図21)は、S1909の結果により、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたか否かを判断する。所定の時間内に錠剤ポケットから錠剤の取り出しが成功したと判断した場合に(S1910−Yes)、錠剤取出しユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、S1912に進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合(S1910−No)には、錠剤取出しユニット1において、リトライ回数を管理するカウントデータを1回分更新し、S1911に進む。
【0129】
S1911では、錠剤取出しユニット1が錠剤シート51の押し出し位置の変更を行う際の処理ステップである。この動作はS1909で説明したリトライ時の振動動作を指定回数行っても、なお錠剤の取り出しが成功しなかった場合に行うものである。S1904の処理中に測定したポケットの大きさをもとに、錠剤取出しユニット1は、異なる除包位置に錠剤シート51を移動させた後にS1909で説明したリトライ時の除包動作を再度実行することから、これらのリトライ搬送と定義する。錠剤取出しユニット1は錠剤シート51を異なる除包位置(前進または後退)に搬送移動した後に、S1908に処理を戻す。以下、S1908以降同様の処理を行う。
【0130】
S1912で、制御部は振動モータ1511の動作を停止させ、S1913に処理を進める。振動モータ1511の動作が停止となるのは、最大リトライ回数に到達した場合(S1908−No)、リトライ除包により、錠剤の取出しに成功した場合である(S1910−Yes)。
【0131】
次に、説明を
図19BのS1913に進める。S1913では、光学センサ204が錠剤取出しユニット1毎に検知した総合計の錠剤数のカウント更新データを制御部が記憶部にて管理することで、錠剤供給装置10の制御部は、所定数(錠剤取出しユニットに指定された錠剤数)と比較して、除包動作が完了したか否かを判断する。S1913の判定で、除包動作が完了していないと判断した場合(S1913−No)、S1914に進む。一方、S1913の判定で、除包動作が完了したと判断した場合(S1913−Yes)、除包処理を終了し、錠剤シート51を排出ユニットに排出する。
【0132】
S1914では、錠剤取出しユニット1が右列の除包動作(通常時)を行う。この動作は錠剤シート51から1錠毎の錠剤を取り出すために必ず行うものであり、除包動作後にS1915に進む。
【0133】
S1915では、錠剤供給装置10の制御部は、S1914の結果により、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたか否かを判断する。所定の時間内に錠剤ポケットから錠剤の取り出しが成功したと判断した場合には(S1915−Yes)、錠剤取出しユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、S1903(
図19A)に処理を進める。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合には(S1915−No)、錠剤取出しユニット1において、リトライ回数を管理するカウントデータを1回分とし、S1916に進む。
【0134】
S1916では、錠剤シート51上のポケットから取出された錠剤が、静電気等の影響を受け、導入シュート24に張り付かないよう、制御部は振動モータ1511を動作させ、導入シュート24を振動させる。
【0135】
S1917で、制御部は管理されているリトライ回数が錠剤供給装置に設定されている最大リトライ回数未満か否かを判定しており、最大取出し回数未満の場合(S1917−Yes)、S1918に進む。S1917の判定で、リトライ回数が最大取出し回数に達している場合(S1917−No)、制御部は、右列のポケットからの錠剤取出し動作を停止し、S1921で、制御部は振動モータ1511を停止させる。
【0136】
S1918では、錠剤取出しユニット1が右列の除包動作(リトライ時)を行う際の処理ステップである。この除包動作は通常時の除包動作を行っても、なお錠剤の取り出しが成功しなかった場合に行うものである。除包位置においてリトライ時の除包動作を再度実行することから、この除包動作をリトライ除包と定義する。リトライ除包した後に、S1919に進む。
【0137】
また、リトライ除包を行う際、管理しているリトライ回数が錠剤取出し装置に設定されている最大リトライ回数未満の場合、制御部は振動モータ1511および内部押圧体83を制御する。すなわち、制御部は内部押圧体83が 錠剤シート51の同一ポケットを押圧した状態で、一定期間(例えば1秒間)導入シュート24に振動モータの振動を与える続け、錠剤の落下を待つ。
【0138】
S1919では、錠剤供給装置10の制御部(
図21)は、S1918の結果により、1個の錠剤を光学センサ204が検知(取り出し成功)できたか否かを判断する。所定の時間内に錠剤ポケットから錠剤の取り出しが成功したと判断した場合に(S1919−Yes)、錠剤取出しユニット1において取り出された錠剤数の合計を管理するカウント更新データを1個分インクリメントし、S1921に進む。所定の時間内に取り出しが成功しないと判断した場合(S1919−No)には、錠剤取出しユニット1において、リトライ回数を管理するカウントデータを1回分更新し、S1920に進む。
【0139】
S1920では、錠剤取出しユニット1が押し出し位置の変更を行う際の処理を実行する。この動作はS1918で説明したリトライ時の振動動作を指定回数行っても、なお錠剤の取り出しが成功しなかった場合に行うものである。S1904の処理中に測定したポケットの大きさをもとに、錠剤取出しユニット1は、異なる除包位置に錠剤シート51を移動させた後にS1918で説明したリトライ時の除包動作を再度実行することから、この搬送をリトライ搬送と定義する。錠剤取出しユニット1は錠剤シート51を異なる除包位置(前進または後退)に搬送移動した後に、S1917に処理を進める。以下、S1917以降同様の処理を行う。
【0140】
S1921では、制御部は、振動モータ1511の動作を停止させ、S1903に処理を進める。以上の処理を所定数の錠剤が除包されるまで繰り返す。尚、振動モータ1511の動作が停止となるのは、最大リトライ回数に到達した場合(S1917−No)、リトライ除包により、錠剤の取出しに成功した場合である(S1919−Yes)。
【0141】
図21は、本実施形態において制御を実行するための錠剤供給装置10の制御部のハードウエア構成を例示した図である。コンピュータ(CPU2101)は、システムバス2104に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM2102あるいは外部メモリ2511には、CPU2101の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0142】
RAM2103は、CPU2101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU2101は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM2102あるいは外部メモリ2511からRAM2103にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0143】
入力コントローラ2105は、キーボード(KB)2109や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。ビデオコントローラ2106は、表示部2510への表示を制御する。なお、表示部2510はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。また表示部は指やペン等にてユーザが表示画面内の対象位置を指定するタッチパネル機能を含むものであってもよい。
【0144】
メモリコントローラ2107は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ2511へのアクセスを制御する。
【0145】
通信I/Fコントローラ2108は、ネットワーク(通信回線)2を介して外部装置と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0146】
なお、CPU2101は、例えばRAM2103内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT上での表示を可能としている。また、CPU2101は、CRT上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0147】
本実施形態を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ2511に記録されており、必要に応じてRAM2103にロードされることによりCPU2101によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられるデータファイル及びデータテーブル、データベースも、外部メモリ2511または記憶部に格納されている。また、プログラムは、フローチャートの処理を制御部が実行可能なプグラムであり、記憶部はフローチャートの処理方法を実行可能なプログラムを記憶している。
【0148】
本実施形態によれば、包装装置に錠剤を供給する導入シュートに対して与える振動を錠剤の形状に応じて制御することにより、導入シュート内で止まった錠剤を落下させることが可能な錠剤供給技術を提供することが可能になる。すなわち、導入シュート内に吸着し止まった錠剤を、錠剤の剤型(形状情報)に応じた振動により吸着から解放し落下させることができる。