(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記前方縁部と前記後方縁部との間で前記長手方向に測定される場合の製品の長さをさらに画定し、前記製品の長さが、少なくとも600mmである、請求項1に記載の吸収性衣類。
前記第1の前方側縁部が、第1の側縫合部で前記第1の後方側縁部に接続され、前記第2の前方側縁部が、第2の側縫合部で前記第2の後方側縁部に接続されて、腰開口部及び2つの脚開口部を有するパンツの様な構成を形成する、請求項1に記載の吸収性衣類。
前記前方縁部から前記後方縁部まで延在し、かつ前記第1の側縫合部から前記第2の側縫合部まで延在する単一の積層物外側カバーをさらに備える、請求項6に記載の吸収性衣類。
前記長手方向に延在し、前記吸収性衣類の身体対向表面に接合されている第1及び第2の封じ込めフラップを備え、前記第1及び前記第2の封じ込めフラップの各々が、取り付け縁部から遠位縁部まで測定される20mm未満の高さを画定する、請求項1に記載の吸収性衣類。
前記吸収性部材の最小幅が、65mm未満であり、各封じ込めフラップが、前記吸収性部材の最小幅に対して少なくとも10mmのオフセットを有する、請求項8に記載の吸収性衣類。
挿入パネルの前方縁部から挿入パネルの後方縁部まで前記長手方向に延在する第1及び第2の封じ込めフラップを備え、前記第1及び前記第2の封じ込めフラップが、前記挿入パネルの前方縁部で終結し、かつ前記挿入パネルの後方縁部で終結し、前記第1及び前記第2の封じ込めフラップの各々が、取り付け縁部から遠位縁部まで測定される20mm未満の高さを画定し、前記吸収性部材の最小幅が、65mm未満である、請求項10に記載の吸収性衣類。
前記前方縁部から前記後方縁部まで前記長手方向に延在し、かつ前記第1の側縫合部から前記第2の側縫合部まで前記横方向に延在する単一の外側カバーをさらに備える、請求項14に記載の吸収性衣類。
前記前方領域が、前方パネルの股ぐり縁部を画定する前方パネルを備え、前記前方パネルが、前記前方縁部から前記前方パネルの股ぐり縁部まで前記長手方向に延在し、かつ前記第1の前方側縁部から前記第2の前方側縁部まで前記横方向に延在して、前方パネル範囲を画定し、前記前方パネルが、ポリマー膜層の両表面上に重ねられた2つの不織布層の積層物を備え、前記2つの不織布層及び前記ポリマー膜層が、前記前方パネルの全範囲を実質的に通って延在し、
前記後方領域が、後方パネルの股ぐり縁部を画定する後方パネルを備え、前記後方パネルが、前記後方縁部から前記後方パネルの股ぐり縁部まで前記長手方向に延在し、かつ前記第1の後方側縁部から前記第2の後方側縁部まで前記横方向に延在して、後方パネル範囲を画定し、前記後方パネルが、ポリマー膜層の両表面上に重ねられた2つの不織布層の積層物を備え、前記2つの不織布層及び前記ポリマー膜層が、前記後方パネルの全範囲を実質的に通って延在し、
前記股ぐり領域が、前記前方パネルと前記後方パネルとの間に長手方向に配置され、かつそれらを相互接続する挿入パネルを備える、請求項14に記載の吸収性衣類。
前記長手方向に延在し、前記吸収性衣類の身体対向表面に接合されている第1及び第2の封じ込めフラップをさらに備え、前記第1及び前記第2の封じ込めフラップの各々が、取り付け縁部から遠位縁部まで測定される20mm未満の高さを画定する、請求項14に記載の吸収性衣類。
前記吸収性部材の最小幅が、65mm未満であり、前記第1及び前記第2の封じ込めフラップの各々が、前記吸収性部材の最小幅に対して少なくとも10mmのオフセットを有する、請求項18に記載の吸収性衣類。
【発明の概要】
【0002】
一態様において、本発明は、長手方向及び横方向を画定する吸収性衣類を提供する。吸収性衣類は、前方縁部、第1の前方側縁部、及び第1の前方側縁部に対して横方向に対置する第2の前方側縁部を画定する前方領域を含む。また、前方領域は、第1の前方側縁部と第2の前方側縁部との間で横方向に前方領域幅を画定する。
【0003】
吸収性衣類は、後方縁部、第1の後方側縁部、及び第1の後方側縁部に対して横方向に対置する第2の後方側縁部を画定する後方領域も含む。また、後方領域は、第1の後方側縁部と第2の後方側縁部との間で横方向に後方領域幅を画定する。
【0004】
吸収性衣類は、前方領域と後方領域との間に長手方向に配置され、かつそれらを相互接続する股ぐり領域も含む。股ぐり領域は、最小股ぐり幅を画定する。最小股ぐり幅は、前方領域幅の30%未満である。
【0005】
吸収性衣類は、股ぐり領域内に位置付けられ、吸収性部材の第1の側縁部と吸収性部材の第2の側縁部との間で横方向に測定される吸収性部材幅を画定する吸収性部材も含む。吸収性部材幅は、吸収性部材の最大幅及び吸収性部材の最小幅を画定する。吸収性部材の最小幅は、80mm未満であり、吸収性部材の最小幅は、吸収性部材の最大幅の60%未満であり、吸収性部材の最小幅は、最小股ぐり幅の53%未満である。
【0006】
この態様の様々な実施形態において、吸収性部材の最小幅は、65mm未満である。様々な実施形態において、吸収性衣類は、前方縁部と後方縁部との間で長手方向に測定される場合、少なくとも600mmの製品の長さをさらに画定する。様々な実施形態において、吸収性
衣類は、少なくとも600gの生理用食塩水の吸収容量を画定する。
【0007】
いくつかの実施形態において、吸収性衣類は、
吸水層を更に備え、前記吸水層は、吸水層の第1の側縁部と
吸水層の第2の側縁部との間で前記横方向に最小幅を画定
し、前記吸水層の最小幅が、前記吸収性部材の最小幅の85%未満である。
【0008】
いくつかの実施形態において、吸収性衣類は、第1の前方側縁部は、第1の側縫合部で第1の後方側縁部に接続され、第2の前方側縁部は、第2の側縫合部で第2の後方側縁部に接続されて、腰開口部及び2つの脚開口部を有するパンツの様な構成を形成するように構成される。
【0009】
いくつかの実施形態において、吸収性衣類は、前方縁部から後方縁部まで延在し、かつ第1の側縫合部から第2の側縫合部まで延在する単一の積層物外側カバーをさらに含む。
【0010】
いくつかの実施形態において、吸収性衣類は、長手方向に延在し、吸収性衣類の身体対向表面に接合されている第1及び第2の封じ込めフラップをさらに含む。第1及び第2の封じ込めフラップの各々は、取り付け縁部から遠位縁部まで測定される20mm未満の高さを画定する。これらの実施形態において、吸収性部材の最小幅は、65mm未満であり得、各封じ込めフラップは、吸収性部材の最小幅に対して少なくとも10mmのオフセット上で有し得る。
【0011】
別の態様において、本発明は、長手方向及び横方向を画定する吸収性衣類を提供する。吸収性衣類は、前方パネル、後方パネル、及び挿入パネルを含む。前方パネルは、前方パネル縁部、前方パネルの股ぐり縁部、前方パネルの第1の側縁部、及び前方パネルの第1の側縁部に対して横方向に対置する前方パネルの第2の側縁部を画定する。また、前方パネルは、前方パネルの第1の側縁部と前方パネルの第2の側縁部との間で横方向に前方パネル幅を画定する。後方パネルは、後方パネル縁部、後方パネルの股ぐり縁部、後方パネルの第1の側縁部、及び後方パネルの第1の側縁部に対して横方向に対置する後方パネルの第2の側縁部を画定する。また、後方パネルは、後方パネルの第1の側縁部と後方パネルの第2の側縁部との間で横方向に後方パネル幅を画定する。挿入パネルは、前方パネルと後方パネルとの間に長手方向に配置され、かつそれらを相互接続する。挿入パネルは、挿入パネルの第1の側縁部と挿入パネルの第2の側縁部との間で横方向に測定される挿入パネル幅を画定する。挿入パネル幅は、最大幅及び最少幅を有する。挿入パネルは、身体対向ライナー、衣類対向裏面シート、及びライナーと裏面シートとの間に位置付けられている吸収性部材を含む。吸収性部材は、前方パネルから後方パネルまで長手方向に延在する。吸収性部材は、吸収性部材の第1の側縁部と吸収性部材の第2の側縁部との間で横方向に測定される吸収性部材幅を画定する。吸収性部材幅は、最大幅及び最少幅を有する。吸収性部材の最小幅は、80mm未満であり、吸収性部材の最小幅は、挿入パネルの最小幅の53%未満である。吸収性部材の最小幅は、吸収性部材の最大幅の60%未満である。前方パネルの第1の側縁部は、第1の側縫合部で後方パネルの第1の側縁部に接続され、前方パネルの第2の側縁部は、第2の側縫合部で後方パネルの第2の側縁部に接続されて、腰開口部及び2つの脚開口部を有するパンツの様な構成を形成する。
【0012】
この態様の様々な実施形態において、挿入パネルの最小幅は、前方パネル幅の30%未満である。この態様の様々な実施形態において、吸収性衣類は、挿入パネルの前方縁部から挿入パネルの後方縁部まで長手方向に延在する第1及び第2の封じ込めフラップを含む。第1及び第2の封じ込めフラップは、挿入パネルの前方縁部で終結し、かつ挿入パネルの後方縁部で終結する。第1及び第2の封じ込めフラップの各々は、取り付け縁部から遠位縁部まで測定される20mm未満の高さを画定する。吸収性部材の最小幅は、65mm未満である。
【0013】
この態様の様々な実施形態において、吸収性衣類は、
吸水層を更に備え、前記吸水層は、吸水層の第1の側縁部と
吸水層の第2の側縁部との間で前記横方向に最小幅を画定
し、前記吸水層の最小幅が、前記吸収性部材の最小幅の85%未満である。
【0014】
別の態様において、本発明は、長手方向及び横方向を画定する吸収性衣類を提供する。吸収性衣類は、前方縁部、第1の前方側縁部、及び第1の前方側縁部に対して横方向に対置する第2の前方側縁部を画定する前方領域を含み、第1の前方側縁部と第2の前方側縁部との間で横方向に前方領域幅を画定する。吸収性衣類は、後方縁部、第1の後方側縁部、及び第1の後方側縁部に対して横方向に対置する第2の後方側縁部を画定する後方領域を含み、第1の後方側縁部と第2の後方側縁部との間で横方向に後方領域幅を画定する。吸収性衣類は、前方縁部と後方縁部との間で長手方向に測定される場合、少なくとも600mmの製品の長さを画定する。また、吸収性衣類は、前方領域と後方領域との間に長手方向に配置され、かつそれらを相互接続する股ぐり領域を含む。股ぐり領域は、最小股ぐり幅が前方領域幅の30%未満である最小股ぐり幅を画定する。また、吸収性物品は、股ぐり領域内に位置付けられ、前方領域から後方領域まで長手方向に延在する吸収性部材を含む。吸収性部材は、吸収性部材の第1の側縁部と吸収性部材の第2の側縁部との間で横方向に測定される吸収性部材幅を画定する。吸収性部材幅は、吸収性部材の最大幅及び吸収性部材の最小幅を画定し、吸収性部材の最小幅は、80mm未満であり、吸収性部材の最小幅は、吸収性部材の最大幅の60%未満であり、吸収性部材の最小幅は、最小股ぐり幅の53%未満であり、吸収性衣類は、少なくとも600gの吸収容量を画定する。吸収性衣類は、第1の前方側縁部が、第1の側縫合部で第1の後方側縁部に接続され、第2の前方側縁部が、第2の側縫合部で第2の後方側縁部に接続されて、腰開口部及び2つの脚開口部を有するパンツの様な構成を形成するように構成される。
【0015】
この態様の様々な実施形態において、吸収性衣類は、前方縁部から後方縁部まで長手方向に延在し、かつ第1の側縫合部から第2の側縫合部まで横方向に延在する単一の外側カバーをさらに含む。
【0016】
この態様の様々な実施形態において、前方領域は、前方パネルの股ぐり縁部を画定する前方パネルを含む。前方パネルは、前方縁部から前方パネルの股ぐり縁部まで長手方向に延在し、かつ第1の前方側縁部から第2の前方側縁部まで横方向に延在して、前方パネル範囲を画定する。前方パネルは、ポリマー膜層の対置する表面上に重ねられた2つの不織布層の積層物を含み、2つの不織布層及びポリマー膜層は、前方パネルの全範囲を実質的に通って延在する。後方領域は、後方パネルの股ぐり縁部を画定する後方パネルを含む。後方パネルは、長手方向に後方縁部から後方パネルの股ぐり縁部まで延在し、かつ第1の後方側縁部から第2の後方側縁部まで横方向に延在して、後方パネル範囲を画定する。後方パネルは、ポリマー膜層の対置する表面上に重ねられた2つの不織布層の積層物を含み、2つの不織布層及びポリマー膜層は、後方パネルの全範囲を実質的に通って延在する。股ぐり領域は、前方パネルと後方パネルとの間に長手方向に配置され、かつそれらを相互接続する挿入パネルを含む。
【0017】
この態様のいくつかの実施形態において、挿入パネルは、透液性身体対向ライナーと不透液性衣類対向裏面シートとの間に位置付けられている吸収性部材を含む。
【0018】
この態様のいくつかの実施形態において、吸収性衣類は、長手方向に延在し、吸収性衣類の身体対向表面に接合されている第1及び第2の封じ込めフラップをさらに含む。第1及び第2の封じ込めフラップの各々は、取り付け縁部から遠位縁部まで測定される20mm未満の高さを画定する。いくつかの実施形態において、吸収性部材の最小幅は、65mm未満であり、第1及び第2の封じ込めフラップの各々は、吸収性部材の最小幅に対して少なくとも10mmのオフセット上に有する。
【0019】
この態様のいくつかの実施形態において、吸収性衣類は、
吸水層を更に備え、前記吸水層は、吸水層の第1の側縁部と
吸水層の第2の側縁部との間で前記横方向に最小幅を画定
し、前記吸水層の最小幅が、前記吸収性部材の最小幅の85%未満である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本明細書で使用される場合、以下の用語は、以下の意味を有する。
【0022】
「取り付ける」及びその派生語は、2つの要素を1つに接合すること、接着すること、接続すること、連結すること、縫合することなどを指す。2つの要素は、それらが互いに統合されているか、または互いに直接的、もしくは各々が中間要素に直接取り付けられているときのように互いに間接的に取り付けられているとき、1つに取り付けられていると見なされるであろう。「取り付ける」及びその派生語は、永久的、取り外し可能、または再固定可能な取り付けを含む。加えて、取り付けは、製造プロセスの間または最終使用者により完成され得る。
【0023】
「連結する」及びその派生語は、2つの要素を1つに接合すること、接着すること、接続すること、取り付けること、縫合することなどを指す。2つの要素は、それらが互いに直接的、または各々が中間要素に直接連結しているときのように互いに間接的に連結しているとき、1つに連結されていると見なされるであろう。「連結する」及びその派生語は、永久的、取り外し可能、または再固定可能な連結を含む。
【0024】
「接続する」及びその派生語は、2つの要素を1つに接合すること、接着すること、連結すること、取り付けること、縫合することなどを指す。2つの要素は、それらが互いに直接的、または各々が中間要素に直接接続されているときのように互いに間接的に接続されているとき、1つに接続されていると見なされるであろう。「接続する」及びその派生語は、永久的、取り外し可能、または再固定可能な接続を含む。加えて、接続は、製造プロセスの間または最終使用者により完成され得る。
【0025】
用語「上に配置されている」、「に沿って配置されている」、「と共に配置されている」、または「に向かって配置されている」、及びそれらの変化形は、1つの要素が、別の要素と統合され得るか、または1つの要素が、別の要素に連結するか、もしくは別の要素と共に配置されるか、もしくは別の要素の近くに配置される別々の構造であり得ることを意味することを意図する。
【0026】
「繊維」は、直径または幅に対して高い比率の長さを有する連続的または断続的な部材を指す。よって、繊維は、細糸、縫い糸、撚り糸、紡績糸、もしくは任意の他の部材、またはこれらの部材の組み合わせであり得る。
【0027】
「層」は、単数形で使用されるとき、単数の要素または複数の要素の二重の意味を有し得る。
【0028】
「不透液性」は、層または複数の層の積層物を説明するのに使用されるとき、尿などの液体が、通常の使用条件において、液体接触点で、層または積層物の平面に対して概して垂直の方向で層または積層物を通過しないことを意味する。
【0029】
「透液性」は、不透液性ではない任意の材料を指す。
【0030】
「溶融吹き付け」は、溶融熱可塑性材料を複数の微細で、通常は円形をしているダイ毛細管を通して押し出すことにより形成された繊維を指し、溶融糸またはフィラメントが、一般的に加熱された収束高速度ガス(例えば、空気)流に入れられ、これは、溶融熱可塑性材料の細糸を細くして、それらの直径を低減する。その後、溶融吹き付け繊維は、高速度ガス流により運ばれ、収集表面上に積層されて不定期に分散される溶融吹き付け繊維のウェブを形成する。かかるプロセスは、例えば、Butinらに対する米国特許第3,849,241号で開示される。溶融吹き付けプロセスは、マクロ繊維(約40〜約100ミクロンの平均直径を有する)、布地型繊維(約10〜40ミクロンの平均直径を有する)、及びミクロ繊維(約10ミクロン未満の平均直径を有する)を含む、様々な寸法の繊維を作製するために使用され得る。溶融吹き付けプロセスは特に、超微細ミクロ繊維(約3ミクロン以下の平均直径を有する)を含む、ミクロ繊維を作製するのに適している。超微細ミクロ繊維を作製する例となるプロセスの記載は、例えば、Timmonsらに対する米国特許第5,213,881号で見ることができる。溶融吹き付け繊維は、連続的または断続的であり得、概して、収集表面上に積層されると自己連結する。
【0031】
「部材」は、単数形で使用されるとき、単数の要素または複数の要素の二重の意味を有し得る。
【0032】
「不織布」及び「不織布ウェブ」は、布地織りまたは編みプロセスの助けなしに形成される材料及び材料のウェブを指す。例えば、不織布材料、布、またはウェブは、例えば、溶融吹き付けプロセス、スパンボンディングプロセス、エアレイプロセス、及び梳繊接合法ウェブプロセスなどの多くのプロセスから形成されている。
【0033】
これらの用語は、本明細書の別の場所で追加の言語で定義され得る。
【0034】
本発明の様々な態様及び実施形態の説明において、
図1〜5を参照されたい。
図1〜5で描写される実施形態は、本発明の衣類(または衣類の部分)の単なる代表的な例にすぎないことを留意されたい。例示の目的のために、本発明のある特定の特徴が、成人用失禁衣類に関して記載及び例示されるが、本発明の様々な態様及び実施形態は、おむつ、水泳用パンツ、トレーニング用パンツ、夜尿用衣類、月経用パンツなどで使用するのにも好適である。
【0035】
図1を参照すると、吸収性衣類20の一実施形態の平面図が代表的に、長手方向及び横方向に伸縮され、平らに置かれた状態で例示され、これは、基本的な特徴を示すために裁ち落とされている部分があり、観察者に対向しているのが吸収性衣類の身体対向表面である。吸収性衣類20は、前及び後腰領域が接合される前の状態で例示される。吸収性衣類20は、長手方向32、及び長手方向32に対して垂直である横方向33を画定する。吸収性衣類20は、前方領域22、後方領域26、及び股ぐり領域30を含む。
図1の吸収性衣類20の他の観点も、
図2、3、及び4で見られる。
図2は、線2−2に沿って切り取られた
図1の断面図を代表的に例示する。
図3は、線3−3に沿って切り取られた
図1の断面図を代表的に例示する。
図4は、線4−4に沿って切り取られた
図1の断面図を代表的に例示する。
図5は、衣類が引き上げ型パンツの様な構成になるように、前及び後腰領域が接合されている、
図1の実施形態の前方斜視図を代表的に例示する。
【0036】
前方領域22は、前方縁部23、第1の前方側縁部24、及び第1の前方側縁部24に対して横方向に対置する第2の前方側縁部25を画定する。前方領域22は、
図1及び3で例示されるように、第1の前方側縁部24と第2の前方側縁部25との間で横方向33に測定される前方領域幅72を画定する。前方領域幅72は、吸収性衣類20が横方向33に完全に伸ばされた状態で測定される。本明細書で使用される場合、用語「完全に伸ばされた」は、衣類が所定の方向で、該方向においてさらに伸ばすことが1つ以上の材料の破損(例えば、破断または永久的な変形)をもたらすであろう点まで伸ばされた状態を記載する。第1の前方側縁部及び/または第2の前方側縁部が長手方向と平行ではない実施形態において(例示なし)、前方領域幅は、第1の前方側縁部上の任意の点から第2の前方側縁部上の任意の点まで横方向と平行に測定される最大幅である。様々な実施形態において、前方領域幅72は、600〜1000mm、700〜900mm、または750〜850mmであり得る。いくつかの実施形態において、前方領域幅72は、約750mmまたは約840mmであり得る。後方領域26は、後方縁部27、第1の後方側縁部28、及び第1の後方側縁部28に対して横方向に対置する第2の後方側縁部29を画定する。後方領域26は、
図1で例示されるように、第1の後方側縁部28と第2の後方側縁部29との間で横方向33に測定される後方領域幅76を画定する。後方領域幅76は、吸収性衣類20が横方向33に完全に伸ばされた状態で測定される。第1の後方側縁部及び/または第2の後方側縁部が長手方向と平行ではない実施形態において(例示なし)、後方領域幅は、第1の後方側縁部上の任意の点から第2の後方側縁部上の任意の点まで横方向と平行に測定される最大幅である。様々な実施形態において、後方領域幅76は、600〜1000mm、700〜900mm、または750〜850mmであり得る。いくつかの実施形態において、後方領域幅76は、約750mmまたは約840mmであり得る。吸収性衣類20は、
図1で例示されるように、前方縁部23から後方縁部27まで長手方向32に測定される場合の製品の長さ58をさらに画定する。製品の長さ58は、吸収性衣類20が長手方向32に完全に伸ばされた状態で測定される。様々な実施形態において、製品の長さ58は、少なくとも600mm、少なくとも650mm、または少なくとも700mmであり得る。
【0037】
特定の実施形態において、及び
図5で代表的に例示されるように、衣類が、腰開口部50及び2つの脚開口部51を有する引き上げ型パンツの様な構成を画定するように、第1の前方側縁部24は、第1の側縫合部74で第1の後方側縁部28に接続され得、第2の前方側縁部25は、第2の側縫合部75で第2の後方側縁部29に接続され得る。
【0038】
股ぐり領域30は、前方領域22と後方領域26との間に長手方向32に配置され、かつそれらを相互接続する。股ぐり領域は、第1の股ぐり側縁部81と第2の股ぐり側縁部82との間で横方向33に股ぐり領域幅を画定する。股ぐり領域幅は、吸収性衣類が完全に伸ばされた状態及び平らに置かれた状態で測定される。股ぐり領域幅は、
図2で例示されるように、最小股ぐり幅80を含む。様々な実施形態において、最小股ぐり幅80は、前方領域幅72の20%未満、25%未満、または30%未満である。いくつかの実施形態において、最小股ぐり幅80は、約150mmであり得、前方領域幅72は、約750mmまたは約840mmであり得る。他の実施形態において、最小股ぐり幅80は、約210mmであり得、前方領域幅72は、約750mmまたは約840mmであり得る。前方領域幅に対する最小股ぐり幅の割合が低ければ低いほど、吸収性衣類はより成形されている。言い換えれば、割合が高ければ高いほど(最大100%)、吸収性衣類はより長方形である。様々な実施形態において、最小股ぐり幅80は、
図1で例示されるように、吸収性衣類20の長手方向の中心線に近接して位置し、前方領域幅72の30%未満である。
【0039】
また、股ぐり領域30は、前方領域22から、股ぐり領域30を通って、後方領域26まで長手方向32に延在し得る吸収性部材36を含む。様々な実施形態において、吸収性部材は、股ぐり領域から前方領域までのみ、股ぐり領域から後方領域までのみ延在し得るか、または股ぐり領域内にのみ位置付けられ得る(例示なし)。吸収性部材36は、
図1及び2で例示されるように、吸収性部材の第1の側縁部84と吸収性部材の第2の側縁部85との間で横方向33に測定される吸収性部材幅86を画定する。吸収性部材幅86は、吸収性部材の最大幅87(
図1)及び吸収性部材の最小幅88(
図2)を画定する。様々な実施形態において、吸収性部材の最小幅88は、80mm未満、75mm未満、70mm未満、または65mm未満である。様々な実施形態において、吸収性部材の最小幅88は、吸収性部材の最大幅87の70%未満、65%未満、60%未満、55%未満、50%未満、または45%未満である。いくつかの実施形態において、吸収性部材の最小幅88は、吸収性部材の最大幅87の約41%である。吸収性部材の最大幅に対する吸収性部材の最小幅の割合が低ければ低いほど、吸収性部材はより成形されている。言い換えれば、割合が高ければ高いほど(最大100%)、吸収性部材はより長方形である。本発明において、
図1及び5で例示されるように、吸収性衣類の全体的な吸収容量は、いくつかの吸収性材料を吸収性部材36の横に延在する耳部89に動かすことにより、吸収性部材の厚みを増加することなく、より狭い股ぐりを有する吸収性部材で維持され得ることが見出された。様々な実施形態において、吸収性部材の最小幅88は、吸収性部材の長手方向の中心線に近接して位置する。いくつかの実施形態において、吸収性部材の最小幅88は、吸収性衣類20の股ぐり領域30内に位置し、吸収性部材の最大幅87は、前方領域22または後方領域26内に位置する。いくつかの実施形態において、吸収性部材の最大幅87は、
図1で例示されるように、前方領域22及び後方領域26内の両方に位置する。
【0040】
いくつかの実施形態において、吸収性部材の最小幅88は、最小股ぐり幅80の53%未満である。相対的により幅広い股ぐり幅は、その最も狭い点で吸収性部材を囲むより多くの収容容積を提供する。この増加した容積は、尿が吸収性部材により吸収され得るまで、その区域にあることを可能にすると考えられている。この増加した容積は、密着性衣類を提供しながらも、男性の解剖学的形態のための追加の封じ込め区域を提供するとも考えられている。
【0041】
吸収性部材は、木材パルプ綿毛、超吸収ポリマー、吸収泡などの液体排泄物を吸収するのに好適であるような当技術分野で既知の材料から構成され得る。特定の実施形態において、吸収性部材は、1つ以上の基材の中に包まれている。例えば、吸収性部材は、ティッシュ及び/または不織布基材の中に覆われている場合がある。あるいは、または加えて、吸収性部材は、衣類側の不透液性裏面シートと身体側の透液性ライナーとの間に挟まれ得る。例えば、股ぐり領域30は、
図1及び2で代表的に例示されるように、ライナー37と裏面シート38との間に挟まれている吸収性部材36を含み得る。吸収性部材幅86は、任意のライナー、裏面シート、ティッシュ、または包装を一切含まない。
【0042】
様々な実施形態において、吸収性衣類は、任意の好適な吸収容量を有し得る。いくつかの実施形態において、吸収性衣類は、300〜1000gの生理用食塩水、350〜800gの生理用食塩水、または350〜700gの生理用食塩水の吸収容量を有し得る。いくつかの実施形態において、吸収性衣類は、少なくとも300、400、500、または600gの生理用食塩水の吸収容量を有する。特定の実施形態において、吸収容量は、約350gの生理用食塩水または約700gの生理用食塩水であり得る。
【0043】
いくつかの実施形態において、吸収性衣類は、
図1及び2で例示されるように、任意の吸水層92をさらに含み得る。吸水層92は、吸収性部材36と合わせて作用するように適合され得る。特に、吸水層92は、流体を迅速に吸水及び保持するために吸収性部材36より高い空隙容積を有し得、そのために、吸収性部材36は、流体を漏らすことなく吸収するための時間を有する。吸水層92は、吸水層の第1の側縁部93と吸水層の第2の側縁部94との間で横方向33に測定される吸水層幅95を画定する。吸水層幅95は、吸水層の最大幅96及び吸水層の最小幅97を含む。いくつかの実施形態において、吸水層の最小幅97は、吸収性部材の最小幅88の85%未満である。他の実施形態において、吸水層の最小幅97は、吸収性部材の最小幅88の90〜100%であり得る。
【0044】
特定の実施形態において、前方領域22は、ポリマー膜層40及び少なくとも1つの不織布層41を備える積層物39から少なくとも部分的に構成され得、ポリマー膜層40及び不織布層41の両方は、積層物39の全範囲を実質的に通って延在する。他の実施形態において、前方領域22は、弾性撚り糸及び少なくとも1つの不織布層を備える積層物から少なくとも部分的に構成され得、弾性撚り糸及び不織布層は、積層物の全範囲を実質的に通って延在する(例示なし)。
【0045】
図3及び4で代表的に例示される一実施形態において、積層物39は、ポリマー膜40が、2つの対向する不織布41/41の間に挟まれ、ポリマー膜40及び両方の不織布層41/41の両方が、積層物39の全範囲を実質的に通って延在するように、ポリマー膜40の対置する上部及び底部表面上に重ねられた2つの不織布層41/41を備える。特定の実施形態において、
図3で代表的に例示されるように、積層物39は、第1の前方側縁部24から第2の前方側縁部25まで横方向に延在する。別の実施形態において(例示なし)、積層物は、ポリマー撚り糸が、2つの対向する不織布の間に挟まれ、弾性撚り糸及び不織布層が、積層物の全範囲を実質的に通って延在するように、複数の弾性撚り糸の対置する上部及び底部表面上に重ねられた2つの不織布層を含み得る。特定の実施形態において、弾性撚り糸を有する積層物は、第1の前方側縁部から第2の前方側縁部まで延在し得る。
【0046】
特定の実施形態において、
図4で代表的に例示されるように、積層物39は、前方縁部23から前方脚縁部78まで長手方向に延在する。別の実施形態において(例示なし)、積層物は、ポリマー撚り糸が、2つの対向する不織布の間に挟まれ、弾性撚り糸及び不織布層が、積層物の全範囲を実質的に通って延在するように、複数の弾性撚り糸の対置する上部及び底部表面上に重ねられた2つの不織布層を含み得る。特定の実施形態において、弾性撚り糸を有する積層物は、前方縁部から前方脚縁部まで延在し得る。
【0047】
特定の実施形態において、前方領域及び後方領域の両方は、積層物を備え得、積層物は、積層物が前方領域、股ぐり領域、及び後方領域を通して連続的であり、かつ統合されており、前方縁部から後方縁部まで、及び第1の側縫合部から第2の側縫合部まで延在するように、前方領域から後方領域まで延在し得るが、これは必須ではない(例示なし)。言い換えれば、積層物は、吸収性衣類にわたって単一であり得る。他の実施形態において、単一の外側カバーは、外側カバーが前方領域、股ぐり領域、及び後方領域を通して連続的であり、かつ統合されており、前方縁部から後方縁部まで、及び第1の側縫合部から第2の側縫合部まで延在するように、前方領域から後方領域まで延在し得る(例示なし)。これらの実施形態において、単一の外側カバーは、弾性であっても、なくてもよい。
【0048】
いくつかの実施形態において、
図1、2、及び5で代表的に例示されるように、前方領域22は、前方パネル122により少なくとも部分的に画定され得る。前方パネル122は、本明細書に記載されるいずれかのもののような積層物であり得る。例えば、前方パネル122は、ポリマー膜層の対置する表面上に重ねられた2つの不織布層の積層物を備え得る。いくつかの実施形態において、2つの不織布層及びポリマー膜層は、前方パネル122の全範囲を実質的に通って延在する。前方パネル122は、前方パネル縁部123、前方パネルの股ぐり縁部171、前方パネルの第1の側縁部124、及び前方パネルの第2の側縁部125を画定する。前方パネルの第1の側縁部124は、前方パネルの第2の側縁部125に対して横方向33に対置する。前方パネル122は、衣類が完全に伸ばされた状態で、前方パネルの第1の側縁部124と前方パネルの第2の側縁部125との間で横方向33に測定される前方パネル幅172を画定する。前方パネル122は、衣類が完全に伸ばされた状態で、前方パネル縁部123と前方パネルの股ぐり縁部171との間で長手方向32に測定される前方パネルの長さ173も画定する。
【0049】
同様に、後方領域26は、後方パネル126により少なくとも部分的に画定され得る。後方パネル126は、本明細書に記載されるいずれかのもののような積層物であり得る。例えば、後方パネル126は、ポリマー膜層の対置する表面上に重ねられた2つの不織布層の積層物を備え得る。いくつかの実施形態において、2つの不織布層及びポリマー膜層は、後方パネルの全範囲を実質的に通って延在する。後方パネル126は、後方パネル縁部127、後方パネルの股ぐり縁部175、後方パネルの第1の側縁部128、及び後方パネルの第2の側縁部129を画定する。後方パネルの第1の側縁部128は、後方パネルの第2の側縁部129に対してに横方向33に対置する。後方パネル126は、衣類が完全に伸ばされた状態で、後方パネルの第1の側縁部128と後方パネルの第2の側縁部129との間で横方向33に測定される後方パネル幅176を画定する。後方パネル126は、衣類が完全に伸ばされた状態で、後方パネル縁部127と後方パネルの股ぐり縁部175との間で長手方向32に測定される後方パネルの長さも画定する。
【0050】
また、股ぐり領域30は、挿入パネル101により少なくとも部分的に画定され得る。挿入パネル101は、本明細書に記載されるいずれかのもののような弾性積層物であり得る。しかし、いくつかの実施形態において、挿入パネル101は、主に非弾性であり得る。挿入パネル101は、前方パネル122と後方パネル126との間に長手方向に配置され、かつそれらを相互接続する。いくつかの実施形態において、挿入パネルは、
図1及び2で例示されるように、身体対向ライナー37、衣類対向裏面シート38、及びライナー37と裏面シート38との間に位置付けられている吸収性部材36を含む。様々な実施形態において、身体対向ライナー37は、部分的または完全に透液性であり得、裏面シート38は、部分的または完全に不透液性であり得る。吸収性部材36は、例示されるように前方パネル122から後方パネル126まで長手方向32に延在し得るか、または前方パネルにしか延在しない場合があるか、または後方パネルにしか延在しない場合がある(例示なし)。挿入パネル101は、衣類が完全に伸ばされた状態で、挿入パネルの第1の側縁部103と挿入パネルの第2の側縁部104との間で横方向33に測定される、挿入パネル幅102を画定する。挿入パネル幅102は、挿入パネルの最大幅105及び挿入パネルの最小幅106を画定する。いくつかの実施形態において、挿入パネルの最小幅106は、挿入パネルの最大幅105の75%未満である。また、挿入パネル101は、挿入パネルの前方縁部107及び挿入パネルの後方縁部108を画定する。
【0051】
前方パネル122、後方パネル126、及び挿入パネル101を有する実施形態において、製品の長さ58は、吸収性衣類20が長手方向32に完全に伸ばされた状態で、前方パネル縁部123から後方パネル縁部127まで測定される。これらの実施形態において、前方パネル幅172及び後方パネル幅176は、吸収性衣類20が横方向33に完全に伸ばされた状態で測定される。また、これらの実施形態において、及び
図5で代表的に例示されるように、衣類が、腰開口部50及び2つの脚開口部51を有する引き上げ型パンツの様な構成を画定するように、前方パネルの第1の側縁部124は、第1の側縫合部74で後方パネルの第1の側縁部128に接続され得、前方パネルの第2の側縁部125は、第2の側縫合部75で後方パネルの第2の側縁部129に接続され得る。
【0052】
例示されるように、吸収性部材36の一部分は、前方領域22または前方パネル122の積層物39の一部分に長手方向に重なって、積層物39内の重なっている領域44及び重なっていない領域46を画定する。積層物39の重なっている領域44の少なくともの一部分は、非弾性であり、積層物39の重なっていない領域46の少なくともの一部分は、弾性である。1つの好ましい手法において、全ての積層物39は、弾性膜層及び少なくとも1つの不織布対向層を含む弾性膜積層物から構成され、積層物の部分は、「非活性化」または「鈍化」されて、それに非弾性を供する。別の好ましい手法において、全ての積層物は、弾性縫い糸または繊維及び少なくとも1つの不織布対向層を含む弾性積層物から構成され、積層物の部分は、「非活性化」または「鈍化」されて、それに非弾性を供する。本明細書で使用される場合、「弾性」は、弛緩長さの少なくとも50パーセント伸長され得、適用された力が放たれると、伸長の少なくとも50パーセント戻る材料または複合体を指す。弾性材料または複合体が、その弛緩長さの少なくとも100パーセント、より好ましくは少なくとも200パーセント伸長されることができ、適用された力が放たれると、その伸長の少なくとも50パーセント戻ることができることが概して好ましい。「非弾性」は、非伸張性であるか、または伸張性ではあるが、適用された伸長力が放たれた後に、伸長された長さの20パーセントを超えては戻らないであろう材料または複合体を指す。「非伸張性」は、付勢力を適用すると、弛緩長さの25パーセントを超えて、裂けることなく伸縮できないかまたは伸びることができない材料を指す。「部分的に弾性」は、弛緩長さの少なくとも50パーセント伸長され得、適用された力が放たれると、伸長の少なくとも20パーセントを超えるが50パーセント未満戻る材料または複合体を指す。
【0053】
特定の実施形態において、積層物39の重なっている領域44の大半は、非弾性である。特定の実施形態において、積層物39の重なっている領域44の全体は、非弾性である。いくつかの実施形態において、非弾性領域48は、吸収性部材36の重なっている部分より大きい場合がある。相対的により大きい非弾性領域48(重なっている領域44に対してより大きい)は、吸収性部材36の直接的な周辺または部分的な周辺での収縮/集群の量を最低限に抑えるのを補助し得、これは、ある特定の望ましい実施形態において、より滑らかで、「より平ら」で、より下着のような衣類を提供し得る。
【0054】
特定の実施形態において、積層物39の重なっている領域44の大半は、部分的にのみ弾性である。特定の実施形態において、積層物39の重なっている領域44の全体は、部分的にのみ弾性である。特定の実施形態において、重なっている領域の範囲の実質的に全体が、重なっていない部分の範囲の実質的に全体の弾性の半分未満、1/4未満、または1/10未満の弾性を有する。
【0055】
特定の実施形態において、積層物の重なっていない領域46の大半は、弾性であり、つまり、積層物の重なっていない領域の範囲の50%超えが弾性である。好ましい実施形態において、積層物の重なっていない領域の範囲の75%超え、及びさらにより好ましくは90%超えは、弾性である。特定の実施形態において、積層物の重なっていない領域の全体は、弾性である。例えば、
図1で代表的に例示されるように、積層物39の重なっていない領域46の全体は、弾性である。
【0056】
特定の実施形態において、重なっていない領域46の範囲の実質的に全体は、重なっている部分44の範囲の実質的に全体の弾性の2倍超、より好ましくは3倍超、及びさらにより好ましくは4倍超の弾性を有する。特定の実施形態において、積層物の弾性領域は、横方向及び長手方向の両方において弾性である。他の実施形態において、積層物の弾性領域は、横方向においてのみ弾性である。
【0057】
特定の実施形態において、後方領域26も、ポリマー膜層40及び不織布層41を備える積層物39から少なくとも部分的に構成され、ポリマー膜層40及び不織布層41の両方は、積層物39の全範囲を実質的に通って延在する。後方領域26は、前方領域22に関する上述の特徴または構成のいずれかを含み得る(例えば、積層物の組成に関するか、または重なっているもしくは重なっていない領域の弾性もしくは非弾性に関する)。さらに、衣類の前及び後方領域の両方は、単独または組み合わせて、前方領域22に関する上述の特徴または構成のいずれかを同時に特徴とする。
【0058】
図2を参照すると、任意の封じ込めフラップが、例示される。第1の封じ込めフラップ63及び第2の封じ込めフラップ64は、長手方向32に延在し得、前方領域22及び/または股ぐり領域30及び/または後方領域26の身体対向表面66に取り付けられ得る。
図1の封じ込めフラップ63及び64は、前方領域22、股ぐり領域30、及び後方領域26内に取り付けられる。いくつかの実施形態において、封じ込めフラップ63及び64は、
図1で例示されるように、挿入パネル101の身体対向表面66に取り付けられる。これらの実施形態において、封じ込めフラップ63及び64は、挿入パネルの前方縁部107から挿入パネルの後方縁部108まで長手方向32に延在し得る。これらの実施形態において、
図1で例示されるように、封じ込めフラップ63及び64は、挿入パネルの前方縁部107で終結し得、かつ挿入パネルの後方縁部108で終結し得る。他の実施形態において、封じ込めフラップは、吸収性衣類の前方縁部から後方縁部まで延在し得る(例示なし)。
【0059】
各封じ込めフラップ63及び64は、取り付け縁部69から遠位縁部68まで、長手方向及び横方向の両方に対して垂直の方向に測定されるフラップの高さ65を画定する。様々な実施形態において、フラップの高さ65は、20mm未満、18mm未満、または15mm未満であり得る。封じ込めフラップ63及び64の取り付け縁部69は、
図2で例示されるように、横方向33に測定される場合のフラップ間隔70を有する。様々な実施形態において、フラップ間隔70は、80〜140mm、90〜120mm、または95〜105mmであり得る。いくつかの実施形態において、フラップ間隔70は、少なくとも90mmであり得る。いくつかの実施形態において、フラップ間隔70は、約102mmであり得る。また、各封じ込めフラップは、吸収性部材の側縁部から離間(オフセット)されている場合がある。例えば、第1の封じ込めフラップ63は、
図2で例示されるように、吸収性部材の第1の側縁部84からのフラップオフセット71を有し得る。同様に、第2の封じ込めフラップ64は、
図2で例示されるように、吸収性部材の第2の側縁部85からのフラップオフセット71を有し得る。様々な実施形態において、フラップオフセット71は、少なくとも10mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、または少なくとも40mmであり得る。いくつかの実施形態において、フラップオフセットは、10〜40mm、15〜30mm、約20mm、または約25mmであり得る。封じ込めフラップは、遠位縁部68に近接して及び/または取り付け縁部69に近接して、1つ以上の弾性部材(例示なし)を含み得る。
【0060】
図5を参照すると、特定の実施形態において、任意の弾性腰バンド60が、前方領域22に取り付けられ得るか、もしくはそこから形成され得、かつ/または後方領域26に取り付けられ得るか、そこから形成され得る。かかる腰バンドは、好ましくは弾性であるが必須ではなく、弾性膜、弾性撚り糸またはリボン、弾性泡、弾性積層物などを備え得る。
【0061】
本発明は、必要な封じ込め及び容量を維持しながら、改善された快適性及び密着性を提供するために、股ぐりを通して相対的に薄く狭いデザインを有する吸収性衣類を提供する。股ぐりの吸収性部材を狭くして、吸収性部材の厚みを増加することは、快適性及び密着性に対し十分に対処しないことが見出された。加えて、製品の厚みを維持しながら吸収性部材を狭くすることは、快適性を改善することを助けるが、製品の封じ込め及び容量性能が劣る場合があることが見出された。具体的には、股ぐりの吸収性材料を取り除くことにより吸収挿入物を狭くすることは、液体が漏れる前に捉えるための不十分な量の吸収性材料をもたらし得る。本発明者は、吸収性衣類の最小幅に対する股ぐりの吸収性部材の幅の入念なデザインが、所望の快適性、密着性、及び性能を提供し得ることを見出した。本発明の2つの例となる実施形態に関する情報は、以下の表1に含まれる。加えて、表1は、比較のために他の市販の製品を含む。
【0062】
概して、吸収性部材の最小幅は、吸収性衣類の股ぐり領域内に位置付けられている。しかし、股ぐりの吸収性部材の幅に対する最小股ぐり幅が、製品の性能、快適性、及び密着性にとって重大であることが見出された。具体的には、吸収性部材の最小幅は、吸収性部材が流体を吸収し得るまで、大量の尿を保持するための十分な「バケツ」を達成するために、本体の最小股ぐり幅の53%未満であるべきであることが見出された。より大きいバケツデザインは、股ぐりの吸収性材料の低減に対する補填を助け、最小幅を有する吸収性部材の部分(股ぐり)から最大幅を有する吸収性部材の部分(耳部)まで流体を逃すことにより、漏れることなく吸収性部材が吸収する余分な時間を提供する。
【0063】
高度に成形された吸収性部材が、良好な製品性能を維持しながら、吸収性衣類に身体密着性を提供する上で有利となり得ることも見出された。高度に成形された吸収性部材は、吸収性部材の耳部の幅と比較して、股ぐり領域で相対的に狭い幅を有する。股ぐりに近い吸収体の狭い幅は、使用者に快適性を提供することを助けるが、一方で耳部に近い吸収体のより幅広い幅は必要な吸収容量を提供することを助ける。改善されたバケツデザインは、恥部で身体からの流体を保持することにより、高度に成形された吸収性部材と組み合わせて作用し、吸収性部材は、流体を吸収し、吸収性部材の耳部のような他の範囲に逃す。
【0064】
高度に成形された本体が、吸収性衣類に身体密着性、快適性、及び良好な製品性能を提供する上で有利となり得ることも見出された。これは特に、成人による使用のために適合される吸収性衣類に適用可能である。高度に成形された本体は、前及び後方領域の幅と比較して股ぐり領域で相対的に狭い幅を有して、脚の間の嵩を最低限に抑えることを助けながらも、腰部、臀部、及び腹部回りで最大の網羅及び密着を提供する。
【0065】
任意の実施形態において、吸収性物品は、封じ込めフラップを含み得る。相対的に低い封じ込めフラップと組み合わせた本発明の狭い股ぐり領域が、良好な製品性能を提供することが見出された。吸収性部材の最小幅に対して幅広い間隔があるフラップと組み合わせた本発明の狭い股ぐり領域が、良好な製品性能を提供することも見出された。封じ込めフラップは圧下されるかまたは折り曲げられるため、より低い封じ込めフラップは、本発明の改善されたバケツデザインと共に作用し、相対的に低い高さは、吸収性部材の標的区域に到達することを遮断される流体の量を最低限に抑えると考えられている。しかし、より低いフラップは、本発明の「バケツ」構成と合わせて使用されるとき、十分な封じ込めを提供する。
【0066】
特許請求の範囲に記載の数値限定に「約」が記載されているか否かにかかわらず、本発明の技術思想に鑑みて、実質的に同一の範囲を含むものである。
【0069】
本発明は、それらの具体的な実施形態に関して詳細に記載されているが、当業者が、前述の内容を理解すると、これらの実施形態の代替物、変化形態、同等物を容易に理解するであろうことが理解される。したがって、本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲及びそれらに対する任意の同等物の範囲として評価されるべきである。加えて、開示される実施形態、範囲、実施例、及び代替物の全ての組み合わせ及び/または部分的な組み合わせも企図される。