(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記災害対応支援サーバの前記優先度判定手段は、前記通報と共に受信した通報種別を表す付加情報に所定の種別が含まれているか否かを判別する種別判別手段をさらに備えており、前記種別判別手段の判別結果に従って前記災害の優先度を決定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の災害対応支援システム。
前記優先度判定手段は、前記種別判別手段が前記通報種別に所定の種別が含まれていると判別した場合に高い優先度とするように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の災害対応支援システム。
前記優先度判定手段の前記信頼度重み付け係数取得手段は、前記通報者が自治体職員等であるか否か、前記通報者が市民等であるが同種の災害であり災害発生位置が近い他の通報が存在するか否か、前記通報者が市民等であるが同種の災害でありかつ災害発生位置が近い自治体職員等による他の通報が存在するか否か、及び前記通報者が市民等であるが同種の災害でありかつ災害発生位置が近い他の通報が所定件数以上であるか否かに応じて前記信頼度を決めるように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の災害対応支援システム。
前記少なくとも1つの携帯端末は、発生した災害に関して撮影した静止画及び/又は動画を、前記通報と共に前記災害対応支援サーバへ送信するように構成されており、前記災害対応支援サーバは、前記通報の情報と受信した静止画及び/又は動画とを前記データベースに記憶するように構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の災害対応支援システム。
前記少なくとも1つの携帯端末は、音声入力によって入力された前記付加情報を、前記通報と共に前記災害対応支援サーバへ送信するように構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の災害対応支援システム。
前記少なくとも1つの携帯端末は、地図情報を配信する地図配信サービスサイトから前記災害発生の位置周辺の地図情報を取得し、前記取得した地図情報による地図上に前記災害発生の位置を表示するように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の災害対応支援システム。
前記災害対応支援サーバに接続され、自治体職員等によって操作される第1の自治体端末をさらに備えており、前記災害対応支援サーバの前記優先度判定手段は、前記第1の自治体端末から災害発生の通報を受信した際にその優先度を判定し、判定した優先度を前記データベースに記憶させるように構成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の災害対応支援システム。
前記災害対応支援サーバに接続され、自治体職員等によって操作される第2の自治体端末をさらに備えており、該第2の自治体端末は前記災害対応支援サーバの前記データベースに記憶されている通報情報及び優先度情報の一覧を表示するように構成されており、前記災害対応支援サーバは、前記第2の自治体端末から送信された災害に関する作業指示情報を前記データベースに記憶させるように構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の災害対応支援システム。
前記災害対応支援サーバに接続され、自治体職員等によって操作される第3の自治体端末をさらに備えており、前記災害対応支援サーバは、前記データベースに記憶されている作業指示情報及び優先度情報を前記第3の自治体端末に送信し、作業の進捗状況を表す作業進捗情報を前記第3の自治体端末から受信し、前記データベースに記憶するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の災害対応支援システム。
前記災害対応支援サーバに接続され、自治体職員等によって操作される第4の自治体端末をさらに備えており、該第4の自治体端末は、地図情報を配信する地図配信サービスサイトから前記災害発生の位置周辺の地図情報を取得し、前記災害対応支援サーバの前記データベースから通報情報、優先度情報、作業指示情報及び作業進捗情報を取得し、前記取得した地図情報による地図上に、前記取得した通報情報、優先度情報、作業指示情報及び作業進捗情報を表示するように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の災害対応支援システム。
前記災害対応支援サーバの前記データベースは、本稼働による災害対応支援を行うための情報を記憶する本稼働データベースと、訓練による災害対応支援を行うための情報を記憶する訓練データベースとを備えており、前記災害対応支援サーバは、本稼働モードで処理を行う場合は前記本稼働データベースに記憶されている情報を用いて処理を行い、訓練モードで処理を行う場合は前記訓練データベースに記憶されている情報を用いて処理を行うように構成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の災害対応支援システム。
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1は本発明の災害対応支援システムの一実施形態におけるシステム構成を概略的に示しており、
図2は
図1の災害対応支援システムにおけるスマートフォンの構成を概略的に示している。
【0025】
本実施形態は、例えば、火災、津波、洪水、台風等の大嵐、大雨、竜巻、山崩れ、崖崩れ、地震、大事故、テロ又はその他の大災害が発生した際に、この災害に対応する災害対応支援システムに関するものである。
【0026】
なお、本実施形態では、災害対応支援システムの携帯端末の一例としてスマートフォンを用いているが、スマートフォンに代えて、モービルフォン、個人情報端末、PDA、携帯タブレット、携帯パソコン、その他小型の携帯可能なコンピュータ、又は携帯電話機等を用いても良い。
【0027】
図1において、10は市民等(市民、ボランティア若しくは匿名者)又は自治体職員等(地方自治体(地方公共団体)の職員、それ以外の公務員(例えば警察庁、消防庁若しくは防衛庁などの職員)、若しくはこれに相当する者であって、正しい災害発生判断が可能な者を称するもの)が所持する携帯端末の一例であるスマートフォン、11はこのスマートフォン10に通信ネットワークを介して接続可能となっているクラウド上の災害対応支援サーバ、12はスマートフォン10及び災害対応支援サーバ11に通信ネットワークを介して接続可能となっている地図配信サービスサイト(例えば、GEOSPACE CDS)、13はGPS衛星電波を常に発信している複数のGPS衛星、14は自治体職員等の一例である市役所職員が操作し、市役所に設置されている通報(及び指示)Webシステムである第1の自治体端末、15は自治体職員等の一例である市役所職員が操作し、市役所に設置されている指示Webシステムである第2の自治体端末、16は自治体職員等の一例である市役所職員の作業班が操作し、市役所に設置されている作業Webシステムである第3の自治体端末、17は自治体職員等の一例である市役所職員の対策本部員が操作し、市役所に設置されている全体状況把握Webシステムである第4の自治体端末をそれぞれ示している。なお、図では単一のスマートフォン10が示されているが、本実施形態の災害対応支援システムにおいては、実際には、複数のスマートフォン10が設けられている。
【0028】
スマートフォン10には、災害通報用のアプリがあらかじめインストールされており、初期設定がなされている。このスマートフォン10は、複数のGPS衛星13からの衛星電波を受信して現在の位置が認識可能となっており、地図配信サービスサイト12から現在位置及びその周辺の地図情報及び住所情報を取得可能となっている。
【0029】
災害対応支援サーバ11は、サーバ本体11aと、本稼働による災害対応支援を行うための情報を記憶する本稼働データベース(本稼働DB)11bと、訓練による災害対応支援を行うための情報を記憶する訓練データベース(訓練DB)11cとを備えており、クラウド上に設置されている。この災害対応支援サーバ11にも災害通報用のアプリがあらかじめインストールされている。災害対応支援サーバ11は、スマートフォン10、第1の自治体端末14、第2の自治体端末15、第3の自治体端末16及び第4の自治体端末17に通信ネットワークを介して接続されていると共に、地図配信サービスサイト12からスマートフォン10の現在位置及びその周辺の地図情報及び住所情報を取得可能となっている。
【0030】
第1の自治体端末14は、市民等又は自治体職員等の電話、FAX、メール、又は直接の訪問により災害発生の通報を受けた際に市役所職員が通報情報を入力し、さらに、指示情報及び要請判断情報を取得し、それら情報を、通信ネットワークを介して災害対応支援サーバ11へ送信するように構成された、デスクトップ型又はノート型の一般的なコンピュータ装置である。
【0031】
第2の自治体端末15は、作業指示に関する通報の優先度情報及び作業進捗情報を通信ネットワークを介して災害対応支援サーバ11から受信し、市役所職員が入力した指示情報を通信ネットワークを介して災害対応支援サーバ11へ送信するように構成された、デスクトップ型又はノート型の一般的なコンピュータ装置である。
【0032】
第3の自治体端末16は、優先度情報及び作業指示情報を通信ネットワークを介して災害対応支援サーバ11から受信し、作業班の市役所職員が入力した対応実施応答及び作業進捗情報を通信ネットワークを介して災害対応支援サーバ11へ送信するように構成された、デスクトップ型又はノート型の一般的なコンピュータ装置である。
【0033】
第4の自治体端末17は、対策本部において、通報情報、優先度情報、作業指示情報及び作業進捗情報を、通信ネットワークを介して災害対応支援サーバ11から受信し、全体状況を把握するために、地図上に、取得した通報情報、優先度情報、作業指示情報及び作業進捗情報を表示する、デスクトップ型又はノート型の一般的なコンピュータ装置である。
【0034】
スマートフォン10は、ハードウェア上は、
図2に示すように構成されている。即ち、マルチコア及びキャッシュを含むCPU(セントラルプロセッシングユニット)、GPU(グラフィックプロセッシングユニット)、メモリコントローラ、周辺デバイスコントローラ、及びディスプレイコントローラを一般的に有するアプリプロセッサ10aと、アプリプロセッサ10aに接続されており、メインメモリを構成しているDRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)10bと、アプリプロセッサ10aに接続されており、オペレーションシステム(OS)やアプリプログラムが格納されているフラッシュメモリ10cと、アプリプロセッサ10aに接続されているベースバンドプロセッサ10dと、ベースバンドプロセッサ10dに接続されている無線部10eと、無線部10eに接続されているアンテナ10fと、アプリプロセッサ10a及びベースバンドプロセッサ10dに接続されている電源・オーディオ用LSI(半導体集積回路)チップ10gと、電源・オーディオ用LSIチップ10gに接続されているバッテリ10hと、電源・オーディオ用LSIチップ10gに接続されているスピーカ10iと、アプリプロセッサ10aに接続されているタッチパネル式のディスプレイ10jと、アプリプロセッサ10aに接続されているGPSチップ10kと、アプリプロセッサ10aに接続されている、例えばカメラ、無線LAN、Bluetooth(登録商標)「ブルートゥース」及びセンサ類等からなる周辺デバイス10lとを備えている。
【0035】
アプリプロセッサ10aに設けられているCPUは、OSやブートプログラム等の基本プログラムに従ってフラッシュメモリ10cに記憶されているアプリプログラムを実行して本実施形態の処理を行うように構成されている。また、CPUは、このアプリプロセッサ10aの動作を制御するように構成されている。
【0036】
DRAM10bはメインメモリとして使用され、フラッシュメモリ10cから転送されたプログラムやデータを一時的に保存するように構成されている。また、このDRAM10bは、プログラム実行時の各種データが一時的に保存されるワークエリアとしても使用される。後述するように、CPUのキャッシュも同じ目的で使用される。
【0037】
このような構成のスマートフォン10において、アプリプロセッサ10aは、プログラム起動時は、まず、DRAM10b内にプログラム記憶領域、データ記憶領域及びワークエリアを確保し、フラッシュメモリ10cからプログラム及びデータを取り込んで、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域に格納する。次いで、このプログラム記憶領域に格納されたプログラムに基づいて以下の処理フローを実行する。なお、アプリプロセッサ10aがフラッシュメモリ10cからプログラム及びデータを直接的に取り込んで、このプログラムに基づいて以下の処理フローを実行しても良い。
【0038】
図3a及び
図3bは、
図2のスマートフォン10のアプリによるスマートフォン側の処理フローを概略的に示しており、
図4、
図5、
図6、
図7、
図8、
図9及び
図10はこの通報処理フローを実施する際にスマートフォン10のディスプレイ10j上に表示される画面の一例を示している。
【0039】
災害が発生し、これを通報すべくユーザ(通報者)がこのアプリを起動させる(ステップS1)と、アプリプロセッサ10aにより、そのディスプレイ10j上にログイン画面が表示される(ステップS2)。
【0040】
図4はこの場合にディスプレイ10j上に表示されるログイン画面40の一例を表している。この画面上には、スマートフォン10のユーザのID入力欄41と、パスワード入力欄42と、災害時に利用する「本稼働モード」か、平常時の訓練で使用する「訓練モード」かを選択するログインモード選択欄43と、ログインボタン44とが表示される。
【0041】
なお、スマートフォン10のユーザは、この災害通報用のアプリをインストールし、初期設定する際に、氏名、住所、電話番号、市民等であるのか自治体職員等であるかの区分、ユーザID及びパスワードを設定しておくものとする。匿名であっても良い。
【0042】
ユーザID及びパスワードを入力し、ログインモードの選択を行った後、ログインボタン44をタップ(押下)すると、認証が行われ、選択したログインモードが利用可能かどうかのチェックが行われた後、
図5に示すメインメニュー画面50が表示される(ステップS3)。
【0043】
このメインメニュー画面50には、静止画を撮影するための写真撮影ボタン51と、動画を撮影するための動画撮影ボタン52と、ネットワーク不通により送信できなかった通報情報の一覧を表示するための未送信一覧ボタン53と、現在位置の周辺の被害状況の確認をしたい場合又は既に災害対応支援サーバ11に登録してある通報情報に対して追加の画像や動画を送信したい場合に使用するための地図情報表示ボタン54と、パスワード変更ボタン55とが表示される。
【0044】
ユーザ(通報者)は、メインメニュー画面50のいずれかのボタンをタップすることによって操作を選択する(ステップS4)。写真撮影ボタン51をタップすると、
図6(A)に示す撮影待ち画面60が表示される。
【0045】
この画面上でカメラシャッタボタン61をタップし、災害現場の静止画を撮影する(ステップS5)。戻るボタン62をタップすれば、ステップS3のメインメニュー画面50(
図5)に戻る。撮影が完了すると
図6(B)に示す撮影完了画面60′が表示される。この画面上で、撮りなおしボタン64をタップすると、
図6(A)に示す撮影待ち画面60へ戻り、再度の撮影が可能となる。
【0046】
図6(B)に示す撮影完了画面60′において送信ボタン63をタップすると、通報者が自治体職員等である場合、
図7(A)に示す付加情報選択入力画面70が表示される。この付加情報選択入力画面70としては、災害名の選択欄71、2次災害の可能性の選択欄72、通報種別の選択欄73、人的被害の有無の選択欄74、要請判断依頼の有無の選択欄75、災害状況の音声メモボタン76、及びOKボタン77が表示される。自治体職員等である通報者は、この付加情報選択入力画面70上において、付加情報を選択入力する(ステップS6)。即ち、ステップS6では、災害名を選択し、2次災害の可能性を選択し、通報種別を選択し、人的被害の有無を選択し、要請判断依頼の有無を選択する。
【0047】
ここで、災害名の選択は、今回の通報がどのような災害名、例えば「平成26年台風6号」等、に基づくものであるかを選択する。この災害名は、Webシステム側で登録可能である。終息していない災害名を選択しても良い。2次災害の可能性の選択は、「有(住宅密集地)」、「有(近隣にがけ有)」、「有(近隣にガス扱う施設有)」、「有(近隣に危険物扱う施設有)」、「有(近隣に毒劇物扱う施設有)」、「有(その他)」、「不明」、「無」の中から選択する。通報種別の選択は、「建物被害」、「火災被害」、「道路被害」、「橋梁被害」、「河川被害」、「がけ崩れ被害」、「砂防被害」、「水道被害」、「電話被害」、「電気被害」、「ガス被害」、「鉄道被害」、「学校被害」、「病院被害」、「清掃施設被害」、「港湾/漁港被害」、「船舶(港内・河川)被害」、「船舶(海上)被害」、「その他被害」、「県管理建物被害」、「ボランティアニーズ」から選択する。人的被害の有無の選択は、「有」、「無」、「不明」から選択する。要請判断依頼の有無の選択は、「有(人員不足)」、「有(技術不足)」、「有(物品不足)」、「無」から選択する。
【0048】
図6(B)に示す撮影完了画面60′において送信ボタン63をタップすると、通報者が自治体職員等ではなく市民等である場合、
図7(B)に示す付加情報選択入力画面70′が表示される。この付加情報選択入力画面70′は、
図7(A)の付加情報選択入力画面70における要請判断依頼の有無の選択欄75が存在しないものに相当する。
【0049】
次いで、音声によるメモを付与するかどうかを選択する(ステップS7)。音声付与する場合(YESの場合)は音声メモボタン76をタップし音声によりメモを録音する(ステップS8)。音声メモボタン76をタップすると、
図7(C)に示す録音中ダイアログが表示され、キャンセルボタン78及び停止ボタン79が表示される。キャンセルボタン78をタップすれば音声録音がキャンセルされ、停止ボタン79をタップすれば音声録音が停止される。
【0050】
音声メモの録音を終了した場合及びステップS7において音声付与しないと選択した場合(NOの場合)はOKボタン77をタップする。
【0051】
OKボタン77をタップすると、このスマートフォン10がインターネットに接続可能か否かが判別され(ステップS9)、接続可能な場合(YESの場合)は、複数のGPS衛星13からの衛星電波を受信して最新の現在位置情報を取得し、ログインモード、取得した位置情報、撮影した静止画情報、及び付加情報を、災害対応支援サーバ11へ送信する(ステップS10)。インターネットに接続可能ではない場合(NOの場合)は、複数のGPS衛星13からの衛星電波を受信して最新の現在位置情報を取得し、取得した位置情報、撮影した静止画情報、及び付加情報を、このスマートフォン10内に未送信情報として保存する(ステップS11)。
【0052】
その後、ログアウトしアプリを停止する(ステップS12)。
【0053】
一方、操作を選択するステップS4において、動画撮影ボタン52をタップすると、
図8(A)に示す動画撮影待ち画面80が表示される。
【0054】
この画面上でビデオボタン81をタップし、災害現場の動画を撮影して録画する(ステップS13)。戻るボタン82をタップすれば、ステップS3のメインメニュー画面50(
図5)に戻る。撮影中は
図8(B)に示す撮影中画面80′が表示される。この画面上で停止ボタン84をタップすれば録画が停止する。撮影が完了すると、
図8(C)に示す撮影完了画面80″が表示される。この画面上で、撮りなおしボタン85をタップすると、
図8(A)に示す動画撮影待ち画面80へ戻り、再度の撮影が可能となる。
【0055】
図8(C)に示す撮影完了画面80″において送信ボタン83をタップすると、通報者が自治体職員等である場合、
図7(A)に示す付加情報選択入力画面70が表示される。この付加情報選択入力画面70には、災害名の選択欄71、2次災害の可能性の選択欄72、通報種別の選択欄73、人的被害の有無の選択欄74、通報に対して作業の要請を行うか否か等の判断を含む要請判断の依頼の有無の選択欄75、災害状況の音声メモボタン76、及びOKボタン77が表示される。自治体職員等である通報者は、この付加情報選択入力画面70上において、付加情報を選択入力する(ステップS14)。即ち、ステップS14では、災害名を選択し、2次災害の可能性を選択し、通報種別を選択し、人的被害の有無を選択し、要請判断依頼の有無を選択し、その後、OKボタン77をタップする。
【0056】
図8(C)に示す撮影完了画面80″において送信ボタン83をタップすると、通報者が自治体職員等ではなく市民等である場合、
図7(B)に示す付加情報選択入力画面70′が表示される。この付加情報選択入力画面70′は、
図7(A)の付加情報選択入力画面70における要請判断依頼の有無の選択欄75が存在しないものに相当する。
【0057】
動画撮影の場合は音声によるメモ付与はできないため、ステップS14において付加情報の選択入力が終了してOKボタン77をタップすると、ステップS9へ進み、以後は前述した通りの処理が行われる。
【0058】
操作を選択するステップS4において、未送信一覧表示ボタン53をタップすると、
図9(A)に示す未送信一覧画面90が表示される(ステップS15)。
【0059】
この未送信一覧画面90には、未送信静止画のサムネイル91、未送信動画92、戻るボタン93、及び確定ボタン94が表示される。さらに、各静止画及び動画の撮影日時が表示される。
【0060】
この未送信一覧画面90上で災害対応支援サーバ11へ送信すべき静止画91a及び91b並びに動画92aを、
図9(B)の未送信一覧選択画面90′に示すように選択し、確定ボタン94をタップすると、これら静止画91a及び91b並びに動画92aが災害対応支援サーバ11へ送信される。実際には、ステップS9へ進み、以後は前述した通りの処理が行われる。未送信一覧画面90又は未送信一覧選択画面90′上で戻るボタン93をタップすれば、ステップS3のメインメニュー画面50(
図5)に戻る。
【0061】
操作を選択するステップS4において、現在位置の周辺の被害状況の確認をしたい場合又は既に災害対応支援サーバ11に登録してある通報情報に対して追加の画像や動画を送信したい場合に、地図情報表示ボタン54をタップすると、複数のGPS衛星13からの衛星電波を受信してスマートフォン10の最新の現在位置情報が取得され、さらに、地図配信サービスサイト12から現在位置及びその周辺の地図情報及び住所情報が取得される(ステップS16)。
【0062】
さらに、現在位置の周辺の通報情報が災害対応支援サーバ11から取得され、地図上にアイコン表示される(ステップS17)。
【0063】
これにより、スマートフォン10のディスプレイ10j上には、
図10(A)に示す電子地図画面100が表示される。この電子地図画面100には、さらに、戻るボタン101、地図をスクロールしたり、拡大/縮小する場合に利用するスクロールボタン102、地図上のアイコンに関連する情報を吹き出しで表示する場合に利用する位置検索ボタン103、及び電子地図・航空写真切り替えボタン104が表示される。取得した現在位置が地図の中心に表示され、その周辺領域105の通報情報がアイコンで表示される。後に説明する
図21bには、この地図上に表示されるアイコンが示されている。
【0064】
この電子地図画面100上で、戻るボタン101をタップすれば、ステップS3のメインメニュー画面50(
図5)に戻る。電子地図・航空写真切り替えボタン104をタップすれば、
図10(B)に示す航空写真画面100′が表示される。
【0065】
電子地図画面100上で任意のアイコンをタップすると、その画面上にそのアイコンに関する通報情報を示す吹き出し106が
図10(C)に示すように表示される(ステップS18)。アイコンが重なっている場合は、
図10(D)に示すように一覧表示がなされる。
【0066】
この吹き出し106には報告ボタン106aが表示されており、この報告ボタン106aをタップすることによって、
図10(E)に示すような報告方法選択ダイアログが表示される。このダイアログには、写真報告ボタン107、動画報告ボタン108及びキャンセルボタン109が表示される。ユーザ(通報者)がいずれかのボタンをタップすることにより、報告方法が選択される(ステップS19)。なお、この報告処理とは、既に災害対応支援サーバ11に登録されている通報情報に、追加の静止画や動画を登録する場合に行われる。
【0067】
既に災害対応支援サーバ11に登録されている通報情報に、静止画を追加した場合は、報告方法選択ダイアログの写真報告ボタン107をタップする。これにより、前述したステップS5の場合と同様に、
図6(A)に示す撮影待ち画面60が表示される。
【0068】
この画面上でカメラシャッタボタン61をタップし、災害現場の静止画を撮影する(ステップS20)。撮影が完了すると
図6(B)に示す撮影完了画面60′が表示される。この画面上で、撮りなおしボタン64をタップすると、
図6(A)に示す撮影待ち画面60へ戻り、再度の撮影が可能となる。
【0069】
次いで、音声によるメモを付与するかどうかを選択する(ステップ21)。音声付与する場合(YESの場合)は、
図7(D)に示す音声メモ入力画面70″の音声メモボタン76をタップし音声によるメモを録音する(ステップS22)。音声メモボタン76をタップすると、
図7(C)に示す録音中ダイアログが表示され、キャンセルボタン78及び停止ボタン79が表示される。キャンセルボタン78をタップすれば音声録音がキャンセルされ、停止ボタン79をタップすれば音声録音が停止される。
【0070】
音声メモの録音を終了した場合及びステップS21において音声付与しないと選択した場合(NOの場合)はOKボタン77をタップすると、ステップS9へ進み、以後は前述した通りの処理が行われる。
【0071】
図11は、
図2のスマートフォンのアプリによるサーバ側の処理フローを概略的に示している。前述したスマートフォンアプリによって、災害対応支援サーバ11は、同図に示す処理を実行する。
【0072】
まず、インターネットを介してスマートフォン10から送信された通報情報が受信される(ステップS31)。
【0073】
次いで、この受信した通報情報が、通報であるのか否か、即ちこの通報情報が「通報」であるのかこの通報に情報を追加する「報告」であるのか、が判別される(ステップS32)。
【0074】
「通報」である場合(YESの場合)、受信した通報情報にスマートフォン10の位置情報(災害の位置情報)が含まれているか否かが判別される(ステップS33)。位置情報が含まれている場合(YESの場合)は、
図16a及び
図16bを用いて後に詳細に説明する、通報情報の優先度の判定が行われる(ステップS34)。位置情報が含まれていない場合(NOの場合)は、災害の位置情報が、事前に設定されている固定座標、例えばこの災害対応支援システムを使用している自治体の市役所の位置座標、に設定され(ステップS35)、ステップS34の優先度の判定処理が行われる。
【0075】
次いで、ログインモードが「本稼働モード」か否か、即ち「本稼働モード」であるか「訓練モード」であるか、が判別される(ステップS36)。「本稼働モード」である場合(YESの場合)は、通報情報、位置情報、優先度が本稼働DB11bに登録され(ステップS37)、さらに、静止画、動画、音声メモもこの通報情報に紐付けて本稼働DB11bに登録される(ステップS38)。一方、「本稼働モード」ではなく、「訓練」モードである場合(NOの場合)は、通報情報、位置情報、優先度が訓練DB11cに登録され(ステップS39)、さらに、静止画、動画、音声メモをもこの通報情報に紐付けて訓練DB11cに登録される(ステップS40)。
【0076】
ステップS32において、通報情報が「通報」ではなく、「報告」である場合(NOの場合)は、ログインモードが「本稼働モード」か否か、即ち「本稼働モード」であるか「訓練モード」であるか、が判別される(ステップS41)。「本稼働モード」である場合(YESの場合)は、追加の通報情報(続報情報)が本稼働DB11bに登録され(ステップS42)、さらに、静止画、動画、音声メモもこの通報情報に紐付けて本稼働DB11bに登録される(ステップS43)。一方、「本稼働モード」ではなく、「訓練」モードである場合(NOの場合)は、追加の通報情報(続報情報)が訓練DB11cに登録され(ステップS44)、さらに、静止画、動画、音声メモもこの通報情報に紐付けて訓練DB11cに登録される(ステップS45)。
【0077】
操作を選択するステップS4において、パスワード変更ボタン55をタップすると、図示しないパスワード変更ダイアログが表示され、パスワードが変更され(ステップS24)、図示しないOKボタンをタップすると、ステップS4の操作選択処理に戻る。
【0078】
図12a及び
図12bは
図1の災害対応支援システムにおける第1の自治体端末14側の通報(及び指示)Webシステムの処理フローを概略的に示しており、
図13、
図14及び
図15はこの処理フローを実施する際にその第1の自治体端末14のディスプレイ上に表示される画面の一例を示している。
【0079】
なお、
図12a及び
図12bに示す処理フローは、災害の通報処理とその災害への対応の指示処理と要請判断処理とを行う場合であり、
図1に示すように第1の自治体端末14が災害の通報処理のみを行う場合は、ステップS57〜S60の処理を除去した構成となり、ステップS66及びS68の処理が通報情報の本稼働DB又は訓練DBへの登録処理となる。
【0080】
まず、市役所職員がこの通報(及び指示)Webシステムのブラウザを起動させる(ステップS51)と、ブラウザによって第1の自治体端末14のディスプレイ上にログイン画面が表示される(ステップS52)。
【0081】
図13はこの場合にディスプレイ上に表示されるログイン画面130の一例を表している。この画面上には、この端末のユーザのID入力欄131、パスワード入力欄132、災害時に利用する「本稼働モード」か、平常時の訓練で使用する「訓練モード」かを選択するログインモード選択欄133、ログインボタン134及びパスワード変更ボタン135が表示される。
【0082】
なお、この第1の自治体端末14のユーザは、災害通報用のアプリをインストールし、初期設定する際に、このユーザが自治体職員等であること、ユーザID及びパスワードを設定しておくものとする。また、パスワードを変更する場合は、パスワード変更ボタン135をタップして所定のパスワード変更手続きを行う。
【0083】
ユーザID及びパスワードを入力し、ログインモードの選択を行った後、ログインボタン134をタップすると、認証が行われ、選択したログインモードが利用可能かどうかのチェックが行われた後、
図14に示すメインメニュー画面140が表示される(ステップS53)。
【0084】
このメインメニュー画面140には、新たな災害発生があった際に利用し災害名の登録等を行う災害名一覧画面を表示するための災害名管理ボタン141と、通報指示登録画面を表示する通報指示登録(新規)ボタン142aと、対応状況閲覧・登録画面を表示する対応状況閲覧・登録ボタン142b及び対応登録(新規)画面を表示する対応登録(新規)ボタン142cを表示又は非表示する通報指示対応ボタン142と、住民発令一覧画面を表示する住民発令ボタン143と、連絡会議一覧画面を表示する連絡会議・本部会議ボタン144と、県報告一覧画面を表示する県報告ボタン145と、要援護者名簿一覧画面を表示する要援護者名簿ボタン146と、り災・被災者証明書一覧画面を表示するり災・被災者証明書発行ボタン147と、地図画面を別ウィンドウで表示する地図情報ボタン148とが表示される。
【0085】
次いで、災害名を登録するか否かが判別される(ステップS54)。市役所職員が、市民等又は自治体職員等の電話、FAX、メール、又は直接の訪問により災害発生の通報を受けた際に新たな災害発生と判断し、災害名管理ボタン141をタップすると(YESの場合)、災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cにおける災害名及び災害発生期間の登録、修正、削除又は閲覧を行うことが可能となる(ステップS55)。
【0086】
ステップS55において災害名及び災害発生期間の登録、修正、削除若しくは閲覧を行った後、又はステップS54において災害名を登録しない場合(NOの場合)、
図14のメインメニュー画面140において、災害対応指示ボタン142をタップし、表示された通報指示登録(新規)ボタン142aをタップすると、
図15に示す通報指示登録画面150が表示される。
【0087】
この通報指示登録画面150には、入力内容をチェックすると共に、通報情報、指示情報、要請判断情報及び画像情報を災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cへの登録を行うための登録ボタン151と、通報、指示及び画像情報の災害名を選択するための災害名選択欄(初期状態ではステップS55で登録、修正した災害名が表示される)152と、通報情報に関する全ての入力項目を初期化する通報情報のクリアボタン153aと、通報種別選択(火災被害、建物被害)のための画面をダイアログ表示し、選択した通報種別の名称を表示するための通報種別選択欄153bと、人的被害の有無を「有」、「無」、「不明」から選択する人的被害の有無の選択欄153cと、災害発生場所の住所を、住所選択(都道府県名、市区町村名、町名、番地から選択)する若しくは地図選択(地図から位置を指定)すると共にテキスト入力するための住所選択及び入力欄153dと、発生場所住所の地図サムネイル画像欄153eと、通報日時選択欄153fと、通報者氏名(匿名の場合はチェック)入力欄153gと、通報者が市民等であるのか自治体職員等であるかの分類(区分)を選択する通報者分類選択欄153hと、通報内容を入力し、ボランティアニーズが選択された場合は項目名がボランティアニーズに変更される通報内容入力欄153iと、2次災害の可能性を選択すると共に必要に応じて2次災害の可能性をテキスト入力するための2次災害可能性の選択及び入力欄153jと、電話、FAX、メール、又は直接の訪問等の災害の覚知種別を選択する覚知種別選択欄153kと、通報者電話番号を入力する通報者電話番号入力欄153lと、指示情報の入力項目を初期化する指示情報のクリアボタン154aと、指示を出す先の組織名を選択する画面をダイアログ表示させ選択された組織名を表示する指示先組織選択欄154bと、指示内容を入力する指示内容欄154cと、指示先及び指示内容を追加、修正及び削除を行う指示の追加及び修正欄154dと、ファイルを指定し、通報に紐づく災害現場の静止画及び動画等の画像ファイルを登録する画像登録ボタン155aと、登録済みの画像件数を表示する画像登録件数表示欄155bと、要請判断情報の入力項目を初期化する要請判断情報のクリアボタン156aと、要請判断の依頼の「有」又は「無」を選択する要請判断依頼有無選択欄156bと、要請判断依頼の理由や現状等を入力するための要請判断依頼内容入力欄156cとが表示される。
【0088】
市役所職員がこの通報指示登録画面150上において、受け付けた通報情報に基づく選択及び入力を行い、登録ボタン151をタップすることにより、これらが災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cに記憶され登録される(ステップS56)。
【0089】
次いで、指示情報を登録するか否かが判別される(ステップS57)。市役所職員は、
図18に示す対応状況閲覧・登録画面180に示される通報情報に基づいて、指示を出すか否かを判断する。指示を出す場合、
図15に示す通報指示登録画面150上において、指示を出す先の組織名及びその指示内容(指示情報)が入力されている状態で、市役所職員が、登録ボタン151をタップすると(YESの場合)、これら指示情報が災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cに記憶され登録される(ステップS58)。
【0090】
ステップS58において指示情報の登録を行った後、又は指示を出さないと判断してステップS57において指示情報を登録しない場合(NOの場合)、通報に対して作業の要請を行うか否か等の上長の判断を含む要請判断を依頼するか否かが判別される(ステップS59)。市役所職員は、
図18に示す対応状況閲覧・登録画面180に示される通報情報に基づいて、上長の判断を仰ぐ要請判断の依頼を出すか否かを判断する。要請判断依頼を出す場合、
図15に示す通報指示登録画面150上において、要請判断依頼の有無、要請判断依頼の理由や現状等(要請判断情報)が入力されている状態で、市役所職員が、登録ボタン151をタップすると(YESの場合)、これら要請判断情報が災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cに記憶され登録される(ステップS60)。
【0091】
ステップS60において要請判断情報の登録を行った後、又はステップS59において要請判断を依頼しない場合(NOの場合)、災害現場の画像ファイルを登録するか否かが判別される(ステップS61)。災害現場の画像ファイルを登録する場合、
図15に示す通報指示登録画面150上において、静止画や動画等の災害現場の画像ファイルが存在している状態で、市役所職員が、画像登録ボタン155aをタップすると(YESの場合)、これら画像ファイルが災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cに記憶され登録される(ステップS62)。
【0092】
ステップS62において画像ファイルの登録を行った後、又はステップS61において画像ファイルを登録しない場合(NOの場合)、
図16a及び
図16bを用いて後に詳細に説明する通報情報の優先度の判定処理が行われる(ステップS63)。
【0093】
次いで、地図配信サービスサイト12から通報情報における災害の「発生場所住所」に該当する位置情報が取得される(ステップS64)。
【0094】
次いで、ログインモードが「本稼働モード」か、即ち「本稼働モード」であるか「訓練モード」であるか、否かが判別される(ステップS65)。「本稼働モード」である場合(YESの場合)は、通報情報、指示情報、要請判断情報、優先度が本稼働DB11bに登録され(ステップS66)、さらに、災害現場の静止画、動画等の画像情報もこれら情報に紐付けて本稼働DB11bに登録される(ステップS67)。一方、「本稼働モード」ではなく、「訓練」モードである場合(NOの場合)は、通報情報、要請判断情報、優先度が訓練DB11cに登録され(ステップS68)、さらに、災害現場の静止画、動画等の画像情報もこれら情報に紐付けて訓練DB11cに登録される(ステップS69)。
【0095】
その後、ログアウトする(ステップS70)。
【0096】
図16a及び
図16bは
図1の災害対応支援システムにおける災害対応支援サーバ11の優先度判定処理フローを概略的に示しており、以下、これらの図を用いて通報情報の優先度の判定処理(
図11のステップS34及び
図12bのステップS63参照)について説明する。
【0097】
まず、災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cに登録されている「通報種別」の項目に、例えば、「火災被害」、「道路被害」等の優先される所定の種別が含まれている否かが判別される(ステップS71)。ただし、この優先される所定の種別は、システム設定において、変更可能である。
【0098】
このような優先される所定の種別が含まれている場合(YESの場合)、それだけで優先度が「高」と判定され(ステップS84)、この判定処理が終了される。
【0099】
「通報種別」の項目内にこのような優先される所定の種別が含まれていない場合(NOの場合)、通報者の信頼度による重み付け、人的被害の有無による重み付け、2次災害の可能性の有無(「有(住宅密集地)」、「有(近隣にがけ有)」、「有(近隣にガス扱う施設有)」、「有(近隣に危険物扱う施設有)」、「有(近隣に毒劇物扱う施設有)」、「有(その他)」)による重み付け、及び未対応の通報件数(対応状況が「通報」及び「指示済み」である通報情報の件数)による重み付けが行われる。
【0100】
通報者の信頼度による重み付けは以下のようにして行われる。まず、通報者が自治体職員等であるか否か、即ち通報者が自治体職員等であるか市民等であるか、が判別される(ステップS72)。通報者が自治体職員等である場合(YESの場合)、信頼度「高」と判別される(ステップS73)。通報者が自治体職員等でない場合(NOの場合)、即ち、市民やボランティア又は匿名である場合、同種類の災害であり今回の通報に対して近い位置(半径100m以内)の通報が有りか否かが判別される(ステップS74)。そのような通報が存在しない場合(NOの場合)、信頼度「低」と判別される(ステップS75)。そのような通報が有る場合(YESの場合)、今回の通報の他に自治体職員等の通報有りか否かが判別される(ステップS76)。(同種類の災害であり今回の通報に対して近い位置(半径100m以内)の通報が有り、かつ)自治体職員等の通報が有る場合(YESの場合)、信頼度「高」と判別される(ステップS73)。自治体職員等の通報が無い場合(NOの場合)、市民等からの通報の件数が判別される(ステップS77)。(同種類の災害であり今回の通報に対して近い位置(半径100m以内)の通報が有り、かつ)市民等からの通報の件数が10件以上である場合、信頼度「高」と判別される(ステップS73)。(同種類の災害であり今回の通報に対して近い位置(半径100m以内)の通報が有り、かつ)市民等からの通報の件数が10件未満である場合、信頼度「中」と判別される(ステップS78)。なお、上述した半径の閾値、及び通報件数の閾値は、システム設定において、変更可能である。
【0101】
次いで、このように判別された信頼度に従って分岐し(ステップS79)、重み付け係数が求められる。信頼度「高」の場合は重み付け係数が「3」に設定され、信頼度「中」の場合は重み付け係数が「2」に設定され、信頼度「低」の場合は重み付け係数が「1」に設定される。この重み付けの係数は、システム設定において、変更可能である。
【0102】
人的被害の有無による重み付けは以下のようにして行われる。人的被害の有無に従って分岐し(ステップS80)、重み付け係数が求められる。人的被害「有」の場合は重み付け係数が「10」に設定され、人的被害「不明」の場合は重み付け係数が「6」に設定され、人的被害「無」の場合は重み付け係数が「1」に設定される。この重み付けの係数は、システム設定において、変更可能である。
【0103】
2次災害の可能性の有無による重み付けは以下のようにして行われる。2次災害の可能性の有無に従って分岐し(ステップS81)、重み付け係数が求められる。2次災害の可能性「有」の場合は重み付け係数が「3」に設定され、2次災害の可能性「不明」の場合は重み付け係数が「2」に設定され、2次災害の可能性「無」の場合は重み付け係数が「1」に設定される。この重み付けの係数は、システム設定において、変更可能である。
【0104】
未対応の通報件数による重み付けは以下のようにして行われる。未対応の通報件数に従って分岐し(ステップS82)、重み付け係数が求められる。未対応の通報件数が「10〜」の場合は重み付け係数が「3」に設定され、未対応の通報件数が「6〜9」の場合は重み付け係数が「2」に設定され、未対応の通報件数が「0〜5」の場合は重み付け係数が「1」に設定される。上述した重み付けの係数、及び未対応通報件数の閾値は、システム設定において、変更可能である。
【0105】
以上のごとく重み付け係数を求めた後、重み付け係数の総和が算出され、その総和と閾値との比較に従って分岐し(ステップS83)、優先度が決定される。即ち、算出された重み付け係数の総和が「10〜19」の場合は優先度「高」と判定され(ステップS84)、算出された重み付け係数の総和が「7〜9」の場合は優先度「中」と判定され(ステップS85)、算出された重み付け係数の総和が「4〜6」の場合は優先度「低」と判定され(ステップS86)、この優先度の判定処理を終了する。なお、上述した優先度の閾値は、システム設定において、変更可能である。
【0106】
図17は
図1の災害対応支援システムにおける第2の自治体端末15側の指示Webシステムの処理フローを概略的に示している。
図13、
図14、
図18及び
図19はこの指示処理フローを実施する際にその第2の自治体端末15のディスプレイ上に表示される画面の一例を示している。
【0107】
なお、
図17に示す処理フローは、指示情報の修正となっているが、これは、
図12a及び
図12bの処理フローにおいて既に登録された通報に関して指示情報を登録するために、
図15に示す通報指示登録画面150ではなく、
図19に示す指示修正画面190上での指示情報の修正となっている。
【0108】
まず、市役所職員がこの指示Webシステムのブラウザを起動させる(ステップS91)と、ブラウザによって第2の自治体端末15のディスプレイ上に
図13に示すログイン画面が表示される(ステップS92)。ユーザID及びパスワードを入力し、ログインモードの選択を行った後、ログインボタン134をタップすると、認証が行われ、選択したログインモードが利用可能かどうかのチェックが行われた後、
図14に示すメインメニュー画面140が表示される(ステップS93)。
【0109】
ログイン処理(ステップS92)及びメニュー表示処理(ステップS93)における動作は、
図12aの場合と同じであるため、説明を省略する。
【0110】
図14に示すメインメニュー画面140において、市役所職員が、対応状況閲覧・登録ボタン142bをタップすると、通報の一覧を表す、
図18に示す対応状況閲覧・登録画面180が表示される(ステップS94)。
【0111】
この対応状況閲覧・登録画面180には、災害名に関する全ての情報を一覧エリア181aと、ツリー画面181bとが表示される。ツリー画面181bには、上位階層の「自組織ボタン」及び「他組織ボタン」を含む種々のボタンが階層的に表示される。「自組織ボタン」は災害名に関するログインユーザの組織宛に指示が出ている全ての情報を一覧エリア181aに表示するためのものであり、各部の職員がこのボタンを操作すれば、通報や自組織宛に出ている指示を確認することができる。その他に、例えば、災害名に関する対応状態が「通報」の全ての情報を一覧エリア181aに表示するための「通報ボタン」、災害名に関する対応状態が「指示済み」の全ての情報を一覧エリア181aに表示するための「指示済みボタン」、災害名に関する対応状態が「作業中」の全ての情報を一覧エリア181aに表示するための「作業中ボタン」、災害名に関する対応状態が「作業完了」の全ての情報を一覧エリア181aに表示するための「作業完了ボタン」、災害名に関する対応状態が「完了」の全ての情報を一覧エリア181aに表示するための「完了ボタン」等が表示される。対応状況閲覧・登録画面180には、さらに、検索条件エリア182の表示・非表示を切り替える検索条件表示ボタン182aと、検索対象とする災害名を選択するための災害名選択欄182bとが表示される。この検索条件エリア182において検索条件を指定することにより、所望の通報を検索することができる。通報の一覧は、「通報」、「指示済み」、「作業中」、「作業完了」及び「完了」という対応状態に応じて色分けして表示されており、その状態が一目で理解できるようになされている。
【0112】
表示された検索条件エリア182には、アイコンをタップすることにより通報種別選択画面をポップアップし、通報種別(火災被害、建物被害等)を選択して表示する通報種別選択及び表示欄182cと、アイコンをタップすることにより受付組織選択画面をポップアップし、通報を受け付けた組織を指定して表示する受付組織選択及び表示欄182dと、アイコンをタップすることにより対応組織選択画面をポップアップし、指示先の組織を指定して表示する対応組織選択及び表示欄182eと、検索対象とする対応状況(通報、指示済み、作業中、作業完了、完了等)を選択する対応状況選択欄182fと、アイコンをタップすることにより災害場所の住所を指定する画面をポップアップし、住所を選択して表示する住所選択及び表示欄182gと、検索対象とする指令台連係機能より取得した通報情報の事案分類(消防通常、地震風水害、保留、市庁部局)を選択するための指令台事案分類選択欄182hと、検索対象とする通報の開始日時及び終了日時を指定するための通報期間指定欄182iと、検索項目で検索を実行し一覧を表示させるための検索ボタン182jと、検索項目の入力値を画面初期表示時の状態に初期化するためのクリアボタン182kとが表示される。
【0113】
対応状況閲覧・登録画面180の一覧エリア181aには、ブラウザに搭載されているファイルダイアログを表示し、エクセルファイルを出力するためのファイル出力アイコン183aと、通報指示対応詳細画面を表示するための通報ID欄183bと、通報情報の通報種別/対応情報の被害種別(複数件有り)を表示する通報種別/被害種別表示欄(対応状況が通報又は指示済みの場合は通報種別より検索し、作業中、作業完了又は完了の場合は通報種別と被害種別とから検索し、結果を表示する)と、該当通報情報の災害名を表示する災害名表示欄と、通報指示情報又は対応情報の最新の更新日時を表示する更新日時表示欄と、通報情報の通報日時を表示する通報日時表示欄と、通報情報の人的被害有無を表示する人的被害の表示欄と、通報情報の算出した優先度を表示する優先度表示欄と、通報情報の発生場所住所を表示する発災場所表示欄と、通報情報を登録したユーザの所属組織を表示する受付組織名表示欄と、指示情報の指示先を表示する対応組織名表示欄と、通報情報に対し組織と状況(通報、指示済み、作業中、作業完了又は完了)を判定し表示する対応状況表示欄と、要請判断状況(要請依頼不可、要請判断依頼中、要請依頼済み)を表示する要請判断表示欄と、指示に対して対応した内容を登録するための対応登録画面185を表示する対応登録ボタン183cとが表示される。
【0114】
市役所職員が、対応状況閲覧・登録画面180の一覧エリア181aにおける表示すべき通報の通報ID欄183bをタップすることにより、その通報指示対応詳細画面184が表示される(ステップS95)。この通報指示対応詳細画面184において、通報内容、指示内容、要請判断依頼内容、及び対応実施内容を確認することができる。また、上長へのエスカレーション(判断要請、承認、差し戻し)が可能となる。
【0115】
既に登録されている通報情報等を修正する場合、市役所職員が、通報指示対応詳細画面184における指示の修正ボタン(図示なし)をタップすることにより、
図19に示す指示修正画面190が表示される。
【0116】
この指示修正画面190には、この画面の入力内容を災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cに登録するための登録ボタン191と、該当情報に関連する災害名を表示する災害名ボタン192と、入力項目を画面初期表示時の状態に初期化するための指示情報クリアボタン193aと、アイコンをタップすることにより組織選択画面をポップアップし、指示先の組織を指定して表示する対応組織選択及び表示欄193bと、その組織への指示内容を入力する指示内容欄193cと、入力中の指示先・指示内容を一覧に追加するための指示の追加ボタン193dと、組織選択画面で選択した組織情報を表示する指示先表示欄193eと、組織への指示内容を登録する指示内容入力欄193fと、一覧に追加した対応内容情報のコピーを入力欄に表示する複写ボタン193gと、一覧に追加した対応内容情報を入力欄に表示する修正ボタン193hと、該当行の指示先、指示内容を削除する削除ボタン193iと、この画面の入力内容を災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cに登録する登録ボタン193jとが表示される。
【0117】
市役所職員は、この指示修正画面190上で、指示を出す組織、指示内容(指示情報)を修正し、登録ボタン191をタップすることにより、修正した指示情報を災害対応支援サーバ11の本稼働DB11b又は訓練DB11cに登録する(ステップS96)が、ここで、ログインモードが「本稼働モード」か、即ち「本稼働モード」であるか「訓練モード」であるか、否かが判別され(ステップS97)、「本稼働モード」である場合(YESの場合)は、修正した指示情報が本稼働DB11bに登録される(ステップS98)。一方、「本稼働モード」ではなく、「訓練」モードである場合(NOの場合)は、修正した指示情報が訓練DB11cに登録される(ステップS99)。
【0118】
その後、ログアウトして(ステップS100)この指示Webシステム処理を終了する。
【0119】
一方、作業班の市役所職員は、
図1に示す第3の自治体端末16において、災害対応支援サーバ11の本稼働DB11bに記憶されている、例えば、
図18に示す対応状況閲覧・登録画面180を表示し、自組織ボタンをタップすることにより、優先度情報を含む通報情報及び自組織宛に出ている作業指示情報を取得し、作業を実施することができる。さらに、その作業指示に関する対応実施応答及び作業進捗情報を災害対応支援サーバ11へ送信することにより、本稼働DB11bに記憶させ登録することができる。
【0120】
図20は
図1の災害対応支援システムにおける第4の自治体端末17側の全体状況把握Webシステムの処理フローを概略的に示している。
図21a及び
図21bはこの処理フローを実施する際にその第4の自治体端末17のディスプレイ上に表示される画面の一例を示している。
【0121】
この第4の自治体端末17は、例えば、市役所に設けられた災害対策本部において、優先度情報を含む通報情報、作業指示情報及び作業進捗情報を災害対応支援サーバ11から受信して全体状況を把握するために設けられている。
【0122】
まず、市役所職員がこの全体把握Webシステムのブラウザを起動させる(ステップS101)と、ブラウザによって第4の自治体端末17のディスプレイ上に
図13に示すログイン画面が表示される(ステップS102)。ユーザID及びパスワードを入力し、ログインモードの選択を行った後、ログインボタン134をタップすると、認証が行われ、選択したログインモードが利用可能かどうかのチェックが行われた後、
図14に示すメインメニュー画面140が表示される(ステップS103)。
【0123】
ログイン処理(ステップS102)及びメニュー表示処理(ステップS103)における動作は、
図12a及び
図17の場合と同じであるため、説明を省略する。
【0124】
図14に示すメインメニュー画面140において、市役所職員が、地図情報ボタン148をタップすると、地図が別画面で表示され(ステップS104)、さらに、地図情報を取得して(ステップS105)この地図上に表示することにより、
図21aに示す地図画面210が表示される。
【0125】
この地図画面210には、地図に表示しているアイコンの関連する災害名を表示する災害名表示欄211と、災害名選択画面で選択した災害名の災害発生日から災害終息日までの期間を表す情報取得期間表示欄212と、情報取得期間に指定された日付で地図上に対象の情報(アイコン)を表示する最新情報への更新ボタン213と、地図の情報を最新化する更新間隔の時間(1分、10分、30分、60分)を選択するための更新間隔選択欄214と、住所検索パネルを表示する住所検索ボタン215と、アイコンを範囲指定してその範囲内のアイコンの情報を一覧で表示したい場合に、地図にエリア検索モードを設定するエリア検索ボタン216と、地図を航空写真及び電子地図間で切り替える航空写真・電子地図切替ボタン217と、地図画面210を閉じるための閉じるボタン218と、アイコン表示切替欄219とが表示される。
【0126】
アイコン表示切替欄219においては、通報要請情報のアイコンを表示するか否か、通報要請情報の互いに異なる色の通報アイコン(通報のみ、指示済み)を表示するか否か、通報要請情報の互いに異なる色の人的被害アイコン(作業中、作業完了、完了)を表示するか否か、通報要請情報の互いに異なる色の建物被害アイコン(作業中、作業完了、完了)を表示するか否か、通報要請情報の互いに異なる色の土木被害アイコン(作業中、作業完了、完了)を表示するか否か、通報要請情報の互いに異なる色の火災被害アイコン(作業中、作業完了、完了)を表示するか否か、通報要請情報の互いに異なる色のライフライン被害アイコン(作業中、作業完了、完了)を表示するか否か、通報要請情報の互いに異なる色のその他の被害アイコン(作業中、作業完了、完了)を表示するか否か、通報要請情報の互いに異なる色の複数被害アイコン(作業中、作業完了、完了)を表示するか否かが切り替えられる。
【0127】
この地図画面210上に表示されるアイコンは、
図21bに示すように通報に対する対応状況(進捗状況)である、通報、指示済み、作業中、作業完了、完了によって表示色を変えてあり、また、各表示色は優先度に応じて濃淡が与えられている。
【0128】
さらに、各町単位で、未対応通報件数が互いに異なる色の円領域で表されている。例えば青色の塗りつぶしで表される円領域220はその町の未対応通報件数が1〜5件の場合、例えば黄色の塗りつぶしで表される円領域221はその町の未対応通報件数が6〜9件の場合、例えば赤色の塗りつぶしで表される円領域222はその町の未対応通報件数が10〜件の場合をそれぞれ示している。その町の未対応通報件数が0件の場合は着色のない円領域で表される。この地図画面210を見ることにより、被害の終息状況を一目で把握でき、どの町にリソースを集中すべきかを容易にかつ瞬時に把握することができる。なお、上述した色及び未対応通報件数は、システム設定において、変更可能である。
【0129】
次いで、ログインモードが「本稼働モード」か、即ち「本稼働モード」であるか「訓練モード」であるか、否かが判別される(ステップS106)。「本稼働モード」である場合(YESの場合)は、本稼働DB11bに登録されている通報情報の位置が地図上にマッピングして表示される(ステップS107)。一方、「本稼働モード」ではなく、「訓練」モードである場合(NOの場合)は、訓練DB11cに登録されている通報情報の位置が地図上にマッピングして表示される(ステップS108)。市役所職員や災害対策本部員は、この地図画面210を見ることにより、災害に関する全体状況を容易に把握することができる。
【0130】
その後、ログアウトして(ステップS109)この全体把握Webシステム処理を終了する。
【0131】
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、通報者に基づいて定まる信頼度に応じて重み付け係数を求め(信頼度が高ければ大きい(例えば3)、信頼度が低ければ小さい(例えば1)、信頼度が中間であればその中間(例えば2)の重み付け係数とする)、人的被害の有無の付加情報に応じて重み付け係数を求め(人的被害があれば非常に大きい(例えば10)、人的被害がなければ小さい(例えば1)、不明であればその中間(例えば6)の重み付け係数とする)、2次災害の可能性の付加情報に応じて重み付け係数を求め(2次災害の可能性があれば大きい(例えば3)、2次災害の可能性がなければ小さい(例えば1)、不明であればその中間(例えば2)の重み付け係数とする)、災害発生の通報に対して未対応の件数に応じて重み付け係数を求め(未対応の件数が10以上であれば大きい(例えば3)、未対応の件数が0〜5であれば小さい(例えば1)、未対応の件数が6〜9であればその中間(例えば2)の重み付け係数とする)、これら求めた重み付け係数に応じて災害の優先度を決定している。このように、信頼度、人的被害、2次災害の可能性及び未対応の件数に応じて重み付け係数を決定し、その決定した重み付け係数に応じて作業指示に関する通報の優先度を判定しているため、正確な優先度判定を行うことができ、しかも、市民又はボランティアからの通報を無視することなく、これらを考慮して作業指示に関する通報の優先度を決めているため、災害に対する作業指示を、素早くかつ高い信頼度で行うことができる。また、通報種別に例えば、「火災被害」、「道路被害」等の優先される所定の種別が含まれていると判別した場合に高い優先度とするように構成されているため、通報に対して非常に素早い対応を行うことができる。
【0132】
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。