特許6369856IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

インピーダンス計測装置に関し、特に、原子力設備における反応度事故を模擬する場合に適用して有用なものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら特許文献1に開示するWMSをはじめ、従来技術におけるWMSでは、励起電極として機能する第1の電極および計測電極として機能する第2の電極を、何れもステンレス等の導線をそのまま利用して、例えば格子状に立体的に交差させて組み合わせることにより作製した計測部をインピーダンスを計測する流体中に浸漬している。 かかるWMSを、上述の如き直接通電加熱体系と組み合わせてインピーダンスセンサとした場合、WMSの計測部および直接通電加熱体系のロッド状部材が同一の流路中で水等の液体に浸漬されることになるので、ロッド状部材に流れる電流に起因する電気的なノイズがインピーダンス計測値の外乱となり、高精度の計測が阻害される。 さらに、上述の如く、導線をそのまま組み合わせてWMSの計測部を形成した場合には、γ線やヘチェレンコフ光等もインピーダンス計測のノイズ源となる。 本発明は、従来技術に鑑み、電気的なノイズをはじめ、種々のノイズの発生原因となる外乱要素がWMSの計測部と同一流体中に浸漬されている場合でも、ノイズの影響を可及的に低減して高精度の計測を行うことができるインピーダンス計測装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成する本発明の第1の態様は、異なる平面の一方に配設されて励起電極となる第1のワイヤ電極と、前記平面の他方において前記第1のワイヤ電極に対し離間して配設された計測電極となる第2のワイヤ電極とを有するとともに、前記第1のワイヤ電極および前記第2のワイヤ電極が流体の流路中に配設されて前記流体のインピーダンスを計測するワイヤメッシュセンサにおける少なくとも前記第2のワイヤ電極が、絶縁被覆・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、WMSの計測電極となる第2の電極の計測領域を少なくとも除く他の部分および励起電極となる第1の電極では絶縁被覆で導電体の外周面が覆われているので、外乱要素が発生する電磁ノイズを含む、例えば原子力設備におけるγ線やチェレンコフ光に伴うノイズの影響を除去し得る。一方、計測に必要な電気信号である計測信号は計測領域において絶縁被覆が除去されている部分を利用して好適に得ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施の形態に係るインピーダンス計測装置の回路系を示す概略構成図である。

【図2】本発明の実施の形態に係るインピーダンス計測装置のWMSの部分を中心にその構成を示す概略構成図である。

【図3】図2の一部を抽出して示す拡大図である。

【図4】参考例の形態の作用を示す説明図である。

【図5】図4に対応させて、従来技術の作用を示す説明図である。

【図6】本発明の実施の形態を示す説明図である。

【図7】図6に示す実施の形態の変形例を示す説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 管路   2 第1のワイヤ電極   2A 絶縁被覆   2B 導体   3 第2のワイヤ電極   3A 絶縁被覆   3B 導体   4 電源   5 気泡   6 直接通電加熱手段   7 ロッド状部材   8 電池   9 計測領域   10 電気ノイズ   12 第1のワイヤ電極   12A 絶縁被覆   12B 導体   13 第2のワイヤ電極   13A 絶縁被覆   13B 導体   15 気泡   16 結束部

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