【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る半導体装置は、
第1の主面、および前記第1の主面の反対側の第2の主面を有する第1導電型の半導体基板と、
前記半導体基板の前記第1の主面に形成された第2導電型の第1の半導体領域と、
前記第1半導体領域内に形成された第1導電型の第2の半導体領域と、
前記半導体基板の前記第2の主面に形成された第2導電型の第3の半導体領域と、
前記第1の半導体領域に電気的に接続するように前記第1の主面上に形成されたゲート電極と、
前記第2の半導体領域に電気的に接続するように前記第1の主面上に形成された第1の主電極と、
前記第3の半導体領域に電気的に接続するように前記第2の主面上に形成された第2の主電極と、を備え、
前記第1の主面に平行な平面において、前記第1の主電極は、前記ゲート電極と隣り合う第1の電極領域と、前記第1の電極領域を挟んで前記ゲート電極の反対側に位置する第2の電極領域と、を有しており、
前記第1の電極領域には、前記第2の半導体領域を貫通し且つ前記第1の主電極および前記第1の半導体領域に接続する第2導電型の複数の第1のショートゲートが設けられ、
前記第2の電極領域には、前記第2の半導体領域を貫通し且つ前記第1の主電極および前記第1の半導体領域に接続する第2導電型の複数の第2のショートゲートが設けられ、
前記複数の第1のショートゲートのうち前記ゲート電極から見て最前列に位置する最近傍ショートゲートであって前記ゲート電極から最も離れているトリガショートゲートと、前記ゲート電極との間の距離は、基準値に基づく距離範囲内にあり、かつ
前記第2のショートゲートの配置密度は、前記第1のショートゲートの配置密度よりも高いことを特徴とする。
【0009】
また、前記半導体装置において、
前記最近傍ショートゲートと前記ゲート電極との間の距離は全て、前記基準値に基づく距離範囲内にあるようにしてもよい。
【0010】
また、前記半導体装置において、
前記第2のショートゲートの配置密度は、前記ゲート電極から遠ざかるほど高くなるようにしてもよい。
【0011】
また、前記半導体装置において、
前記第1の主電極と前記ゲート電極は、平面視して前記ゲート電極が一隅を占める略正方形状に形成されており、
前記第1のショートゲートおよび前記第2のショートゲートは、前記トリガショートゲートと前記ゲート電極とを最短距離で結ぶ対角線、および前記対角線に平行な線に配置されているようにしてもよい。
【0012】
本発明の半導体装置は、
第1の主面、および前記第1の主面の反対側の第2の主面を有する第1導電型の半導体基板と、
前記半導体基板の前記第1の主面に形成された第2導電型の第1の半導体領域と、
前記第1半導体領域内に形成された第1導電型の第2の半導体領域と、
前記半導体基板の前記第2の主面に形成された第2導電型の第3の半導体領域と、
前記第1の半導体領域に電気的に接続するように前記第1の主面上に形成されたゲート電極と、
前記第2の半導体領域に電気的に接続するように前記第1の主面上に形成された第1の主電極と、
前記第3の半導体領域に電気的に接続するように前記第2の主面上に形成された第2の主電極と、を備え、
前記第1の主面に平行な平面において、前記第1の主電極は、前記ゲート電極と隣り合う第1の電極領域と、前記第1の電極領域を挟んで前記ゲート電極の反対側に位置する第2の電極領域と、を有しており、
前記第1の電極領域には、前記第2の半導体領域を貫通し且つ前記第1の主電極および前記第1の半導体領域に接続する第2導電型の複数の第1のショートゲートが設けられ、
前記第2の電極領域には、前記第2の半導体領域を貫通し且つ前記第1の主電極および前記第1の半導体領域に接続する第2導電型の複数の第2のショートゲートが設けられ、
前記複数の第1のショートゲートのうち前記ゲート電極から見て最前列に位置する最近傍ショートゲートであって前記ゲート電極から最も離れているトリガショートゲートと、前記ゲート電極との間の距離は、基準値に基づく距離範囲内にあり、かつ
前記第2のショートゲートの大きさは、前記第1のショートゲートよりも大きいことを特徴とする。
【0013】
また、前記半導体装置において、
前記最近傍ショートゲートと前記ゲート電極との間の距離は全て、前記基準値に基づく距離範囲内にあるようにしてもよい。
【0014】
また、前記半導体装置において、
前記第2のショートゲートの大きさは、前記ゲート電極から遠ざかるほど大きくなるようにしてもよい。
【0015】
また、前記半導体装置において、
前記第1の主電極と前記ゲート電極は、平面視して前記ゲート電極が一隅を占める略正方形状に形成されており、
前記第1のショートゲートおよび前記第2のショートゲートは、前記トリガショートゲートと前記ゲート電極とを最短距離で結ぶ対角線、および前記対角線に平行な線に配置されているようにしてもよい。
【0016】
本発明に係る半導体装置は、
第1の主面、および前記第1の主面の反対側の第2の主面を有する第1導電型の半導体基板と、
前記半導体基板の前記第1の主面に形成された第2導電型の第1の半導体領域と、
前記第1半導体領域内に形成された第1導電型の第2の半導体領域と、
前記半導体基板の前記第2の主面に形成された第2導電型の第3の半導体領域と、
前記第1の半導体領域に電気的に接続するように前記第1の主面上に形成されたゲート電極と、
前記第2の半導体領域に電気的に接続するように前記第1の主面上に形成された第1の主電極と、
前記第3の半導体領域に電気的に接続するように前記第2の主面上に形成された第2の主電極と、
前記第2の半導体領域を貫通するように設けられ、前記第1の主電極および前記第1の半導体領域に接続する第2導電型の複数のショートゲートと、を備え、
前記複数のショートゲートのうち前記ゲート電極から見て最前列に位置する最近傍ショートゲートであって前記ゲート電極から最も離れているトリガショートゲートと、前記ゲート電極との間の距離は、基準値に基づく距離範囲内にあり、
前記ショートゲート同士間の距離は、前記最近傍ショートゲートと前記ゲート電極との間の最短距離よりも短いことを特徴とする。
【0017】
また、前記半導体装置において、
前記最近傍ショートゲートと前記ゲート電極との間の距離は全て、前記基準値に基づく距離範囲内にあるようにしてもよい。
【0018】
また、前記半導体装置において、
前記ショートゲート同士間の距離は、0.1mm以上0.8mm以下であるようにしてもよい。
【0019】
また、前記半導体装置において、
前記ショートゲート同士間の距離は、0.1mm以上0.5mm以下であるようにしてもよい。
【0020】
また、前記半導体装置において、
前記複数のショートゲートは、均等に配置されているようにしてもよい。