特許第6371110号(P6371110)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6371110-両面接続用実装パッケージ 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6371110
(24)【登録日】2018年7月20日
(45)【発行日】2018年8月8日
(54)【発明の名称】両面接続用実装パッケージ
(51)【国際特許分類】
   H01L 23/50 20060101AFI20180730BHJP
【FI】
   H01L23/50 N
【請求項の数】20
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2014-101210(P2014-101210)
(22)【出願日】2014年5月15日
(65)【公開番号】特開2015-220270(P2015-220270A)
(43)【公開日】2015年12月7日
【審査請求日】2017年4月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000116024
【氏名又は名称】ローム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100133514
【弁理士】
【氏名又は名称】寺山 啓進
(74)【代理人】
【識別番号】100122910
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 広之
(72)【発明者】
【氏名】臼井 弘敏
【審査官】 ▲吉▼澤 雅博
(56)【参考文献】
【文献】 特開平05−299557(JP,A)
【文献】 特開平05−190739(JP,A)
【文献】 特開平02−260450(JP,A)
【文献】 特開平04−010597(JP,A)
【文献】 特開2009−027070(JP,A)
【文献】 特開平05−013647(JP,A)
【文献】 特開平04−061365(JP,A)
【文献】 実開平02−031147(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 23/50
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
集積回路と、
前記集積回路の第1側面に配置され、前記第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピンと、
前記第1側面に配置され、前記複数の第1リードピンに対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピンと
を備え、前記複数の第1リードピンと前記複数の第2リードピンは、前記複数の第1リードピンと前記複数の第2リードピンとの間に第1実装基板を挟み込むために対向する狭幅用の第1段差および狭幅用の第2段差をそれぞれするとともに、さらに前記第1実装基板よりも厚い他の第1実装基板を前記複数の第1リードピンと前記複数の第2リードピンとの間に挟み込むために対向する広幅用の第1段差および広幅用の第2段差をそれぞれ有することを特徴とする両面接続用実装パッケージ。
【請求項2】
前記第1側面に対向する第2側面に垂直に配置され、互いに平行に延伸する複数の第3リードピンを備えることを特徴とする請求項1に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項3】
前記複数の第1リードピンと前記複数の第2リードピンは、互い違いに配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項4】
前記第2側面に配置され、前記複数の第3リードピンに対して互いに平行に延伸する複数の第4リードピンを備えることを特徴とする請求項2または3に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項5】
前記複数の第3リードピンと前記複数の第4リードピンは、互い違いに配置されていることを特徴とする請求項4に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項6】
前記複数の第3リードピンは、第2実装基板の上面実装用に第3段差を有し、前記複数の第4リードピンは、前記第2実装基板の下面実装用に第4段差を有することを特徴とする請求項4または5に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項7】
前記複数の第3リードピンは、第2実装基板の下面実装用に第3段差を有し、前記複数の第4リードピンは、前記第2実装基板の上面実装用に第4段差を有することを特徴とする請求項4または5に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項8】
前記第3段差若しくは前記第4段差は、複数であることを特徴とする請求項6または7に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項9】
前記第1実装基板は、第1PCBを備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項10】
前記第2実装基板は、第2PCBを備えることを特徴とする請求項6、7または8のいずれか1項に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項11】
前記複数の第3リードピンは、FPC基板に接続されることを特徴とする請求項2に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項12】
前記集積回路の前記第1側面および前記第2側面に隣接する第3側面に配置され、前記第3側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第5リードピンと、
前記第3側面に配置され、前記複数の第5リードピンに対して互いに平行に延伸する複数の第6リードピンと、
前記第3側面に対向する第4側面に配置され、前記第4側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第7リードピンと、
前記第4側面に配置され、前記複数の第7リードピンに対して互いに平行に延伸する複数の第8リードピンと
を備え、前記複数の第5リードピンは、第3実装基板の上面実装用に第5段差を有し、前記複数の第6リードピンは、前記第3実装基板の下面実装用に第6段差を有し、前記複数の第7リードピンは、第4実装基板の上面実装用に第7段差を有し、前記複数の第8リードピンは、前記第4実装基板の下面実装用に第8段差を有することを特徴とする請求項6に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項13】
前記複数の第5リードピンと前記複数の第6リードピンは互い違いに配置され、前記複数の第7リードピンと前記複数の第8リードピンは互い違いに配置されていることを特徴とする請求項12に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項14】
前記第3段差、前記第4段差、前記第5段差、前記第6段差、前記第7段差、若しくは前記第8段差は、複数であることを特徴とする請求項12または13に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項15】
前記第1実装基板は第1PCBを備え、前記第2実装基板は第2PCBを備え、前記第3実装基板は第3PCBを備え、前記第4実装基板は第4PCBを備えることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項16】
前記集積回路の前記第1側面および前記第2側面に隣接する第3側面に配置され、前記第3側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第5リードピンと、
前記第3側面に対向する第4側面に配置され、前記第4側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第6リードピンと
を備えることを特徴とする請求項6に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項17】
前記複数の第5リードピンと前記複数の第6リードピンは、互い違いに配置されていることを特徴とする請求項16に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項18】
前記第3段差、若しくは前記第4段差は、複数であることを特徴とする請求項16または17に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項19】
前記第1実装基板は第1PCBを備え、前記第2実装基板は第2PCBを備えることを特徴とする請求項16〜18のいずれか1項に記載の両面接続用実装パッケージ。
【請求項20】
前記複数の第5リードピンは、第1FPC基板に接続され、前記複数の第6リードピンは、第2FPC基板に接続されることを特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に記載の両面接続用実装パッケージ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、両面接続用実装パッケージに関し、回路基板との接続において、厚さの違いを補完可能な両面接続用実装パッケージに関する。
【背景技術】
【0002】
プリント回路基板(PCB:Printed Circuit Board)上に面実装される面実装パッケージには、クアッドフラットパッケージ(QFP:Quad Flat Package)、スモールアウトラインパッケージ(SOP:Small Outline Package)などがある。また、PCB上に挿入実装される挿入実装型パッケージには、デュアルインラインパッケージ(DIP:Dual Inline Package)などがある。
【0003】
一方、面実装可能なシングルインラインパッケージも開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
集積回路(IC:Integrated Circuit)のリード形状はパッケージごとに異なる。特に面実装タイプ(表面実装型)のフラットパッケージではJリード型、ガルウィング型、バットリード型などがある。このリード曲げ加工では、リードバタつき(高低差)で約0.1mm以下の精度が必要になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開昭63−61115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、様々な厚さ・形状を有するPCBとの接続において、PCBの厚さ・形状の違いを補完可能でかつ部品点数およびVIAを削減可能な両面接続用実装パッケージを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明の一態様によれば、集積回路と、前記集積回路の第1側面に配置され、前記第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピンと、前記第1側面に配置され、前記複数の第1リードピンに対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピンとを備え、前記複数の第1リードピンと前記複数の第2リードピンは、前記複数の第1リードピンと前記複数の第2リードピンとの間に第1実装基板を挟み込むために対向する狭幅用の第1段差および狭幅用の第2段差をそれぞれするとともに、さらに前記第1実装基板よりも厚い他の第1実装基板を前記複数の第1リードピンと前記複数の第2リードピンとの間に挟み込むために対向する広幅用の第1段差および広幅用の第2段差をそれぞれ有する両面接続用実装パッケージが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、様々な厚さを有するPCBとの接続において、PCBの厚さ・形状の違いを補完可能でかつ部品点数およびVIAを削減可能な両面接続用実装パッケージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】比較例に係る面実装パッケージであって、(a)PCB上にQFPパッケージを搭載した面実装パッケージの模式的平面構成図、(b)長方形を有するPCB上にSOPを搭載した面実装パッケージの模式的平面構成図。
図2】比較例に係るパッケージであって、(a)PCB上にDIPを搭載した模式的鳥瞰構成図、(b)図2(a)の模式的断面構造図、(c)DIPの右側面から観た模式的鳥瞰構成図、(d)DIPの左側面から観た模式的鳥瞰構成図。
図3】実施の形態に係る両面接続用実装パッケージであって、片側に垂直リードピン20S1、他方の側に両面実装用の段差リードピン20U2・20D2を備える構成例の模式的鳥瞰図。
図4図3の構成例の上面図。
図5】実施の形態に係る両面接続用実装パッケージであって、(a)リードピン20U2・20D2が接続される面から観た側面図、(b)段差リードピン20U2・20D2が接続される面および垂直リードピン20S1が接続される面に直交する面から観た側面図。
図6】実施の形態の変形例に係る両面接続用実装パッケージであって、(a)片側に両面実装用の段差リードピン20U1・20D1、他方の側に垂直リードピン20S2を備える構成例(変形例1)の側面図、(b)片側に両面実装用の段差リードピン20U1・20D1、他方の側にも両面実装用の段差リードピン20U2・20D2を備える構成例(変形例2)の側面図、(c)片側に両面実装用の段差リードピン20D1・20U1、他方の側にも両面実装用の段差リードピン20U2・20D2を備える構成例(変形例3)の側面図。
図7】大規模集積回路(LSI)を搭載した面実装パッケージを実装したPCBと別のPCBをフレキシブルプリント回路(FPC:Flexible Printed Circuit)基板を介して接続する比較例の模式的平面構成図。
図8】(a)実施の形態の変形例1に係る両面接続用実装パッケージに搭載した集積回路(LSI)と2枚のPCBを接続する構成例、(b)図8(a)において、FPCを介して集積回路(LSI)とPCBを接続する部分の拡大された模式的鳥瞰図。
図9】実施の形態の変形例2に係る両面接続用実装パッケージに搭載した集積回路(LSI)と2枚のPCBを接続する構成例。
図10】比較例に係る面実装パッケージに搭載されたLSIをPCB上に実装した模式的断面構造図。
図11】実施の形態に係る両面接続用実装パッケージに搭載されたLSIをPCBと両面実装した模式的断面構造図。
図12】実施の形態に係る両面接続用実装パッケージのリードピン部分の拡大された模式的断面構造図。
図13】実施の形態に係る両面接続用実装パッケージとPCBとの接続例を示すリードピン部分の拡大された模式的断面構造図。
図14】実施の形態に係る両面接続用実装パッケージとPCBとの別の接続例を示すリードピン部分の拡大された模式的断面構造図。
図15】実施の形態に係る両面接続用実装パッケージとPCBとの別の接続例を示す模式的平面構成図。
図16】実施の形態に係る両面接続用実装パッケージとPCBおよびFPC基板との接続例を示す模式的平面構成図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、図面を参照して、実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
【0011】
又、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施の形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
【0012】
(比較例)
比較例に係る面実装パッケージであって、PCB100上に搭載した面実装パッケージ2の模式的平面構成は、図1(a)に示すように表される。図1(a)の面実装パッケージ2は、QFP構造を備える。PCB100上には、大規模集積回路(LSI:Large Scale Integration)200が搭載される。QFPの4方向側面には、図1(a)に示すように、リードピン20a・20b・20c・20dが配置され、PCB100上に面実装されている。
【0013】
一方、比較例に係る面実装パッケージであって、長方形の形状を有するPCB100上に搭載した面実装パッケージ2の模式的平面構成は、図1(b)に示すように表される。図1(b)の面実装パッケージ2は、SOP構造を備える。SOP上には、大規模集積回路(LSI)202が搭載される。SOPの互いに対向する側面には、図1(b)に示すように、リードピン20a・20bが配置され、PCB100上に面実装されている。
【0014】
PCB100が細くなるにつれて、大規模集積回路(LSI)のパッケージへの要求が、小型化や長方形化に変化している。
【0015】
比較例に係るパッケージであって、PCB100上にDIP3を搭載した模式的鳥瞰構成は、図2(a)に示すように表わされ、図2(a)の模式的断面構造は、図2(b)に示すように表される。また、DIP3の右側面から観た模式的鳥瞰構成は、図2(c)に示すように表わされ、DIP3の左側面から観た模式的鳥瞰構成は、図2(d)に示すように表される。図2のDIP3上には、集積回路(LSI)204が搭載される。DIPの底面には、図2(a)〜図2(d)に示すように、リードピン201・202が配置される。このリードピン201・202は、図2(b)に示すように、PCB100に対して垂直方向に差し込まれて実装されている。このように、リードフレームを振り分ける手法は存在しているが、DIP対応を主目的としている。
【0016】
(実施の形態)
集積回路(IC:Integrated Circuit)の組立・検査工程は、一般的に半導体ウェハをチップ単位に分離するダイシング工程と、チップをリードフレーム上に接着固定するダイボンディング工程と、チップとリードフレーム端子間を金属線で結線するワイヤボンディング工程と、例えば、トランスファ成型法でチップを樹脂封止するモールディング工程と、製品名を捺印し最終リード形状に加工するマーキング・リード加工工程と、特性検査により良品を選別し、出荷形態に梱包する最終検査工程を備える。リード加工工程では、モールドで発生したパッケージ周辺の樹脂バリをレジンパンチで打ち抜く樹脂バリ打ち抜き工程と、外部リードを電気的に分離するために、タイバー(樹脂止め)を切り離すタイバーカット工程と、リード先端をカットし、リードフレームから個々のICに分離する工程とを有する。
【0017】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージにおいては、集積回路(IC:Integrated Circuit)のフォーミングを上下に分け、かつ様々な厚さを有するPCBとの接続において、PCBの厚さの違いを補完するために、フォーミングに段差を備える。
【0018】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージは、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)、携帯電話、タブレットPCなどのような狭いスペースにPCBを配置し、かつデータ(信号)や電力を外部から若しくは外部へ供給可能なインタフェースを有するPCBへの搭載に有利なIC形状を提供可能である。
【0019】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1であって、片側に垂直リードピン20S1、他方の側に両面実装用の段差リードピン20U2・20D2を備える構成例の模式的鳥瞰構造は、図3に示すように表される。また、図3の構成例の上面図は、図4に示すように表される。さらに、図3の構成例において、リードピン20U2・20D2が接続される面から観た側面図は、図5(a)に示すように表わされ、段差リードピン20U2・20D2が接続される面および垂直リードピン20S1が接続される面に直交する面から観た側面は、図5(b)に示すように表される。
【0020】
両面接続用実装パッケージ1は、図3図5に示すように、集積回路206と、集積回路206の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20U2と、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20U2に対して互い違いに平行に延伸する複数の第2リードピン20D2と、第1側面に対向する第2側面に配置され、互いに平行に延伸する複数の第3リードピン20S1とを備える。ここで、複数の第1リードピン20U2は、PCBの上面実装用に第1段差を有し、複数の第2リードピン20D2は、PCBの下面実装用に第2段差を有する。
【0021】
ここで、複数の第1リードピン20U2・複数の第2リードピン20D2は、互い違いに配置されていても良い。
【0022】
また、複数の第3リードピン20S1は、図3に示すように、第2側面に垂直に配置され、段差は備えていなくても良い。
【0023】
第1段差および第2段差は、複数であっても良い。例えば、図3に示すように、いずれも2段であっても良い。また、これらの段差数は、1段であっても良い。
【0024】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージによれば、様々な厚さを有するPCBとの接続において、PCBの厚さの違いを補完可能である。
【0025】
(変形例)
実施の形態の変形例に係る両面接続用実装パッケージ1であって、片側に両面実装用の段差リードピン20U1・20D1、他方の側に垂直リードピン20S2を備える構成例(変形例1)の側面図は、図6(a)に示すように表わされ、片側に両面実装用の段差リードピン20U1・20D1、他方の側にも両面実装用の段差リードピン20U2・20D2を備える構成例(変形例2)の側面図は、図6(b)に示すように表わされ、片側に両面実装用の段差リードピン20D1・20U1、他方の側にも両面実装用の段差リードピン20U2・20D2を備える構成例(変形例3)の側面図は、図6(c)に示すように表される。
【0026】
―変形例1―
実施の形態の変形例1に係る両面接続用実装パッケージ1は、図6(a)に示すように、集積回路206と、集積回路206の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20U1と、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20U1に対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピン20D1と、第1側面に対向する第2側面に配置され、互いに平行に延伸する複数の第3リードピン20S2とを備える。ここで、複数の第1リードピン20U1は、PCBの上面実装用に第1段差を有し、複数の第2リードピン20D1は、PCBの下面実装用に第2段差を有する。
【0027】
ここで、複数の第1リードピン20U1・複数の第2リードピン20D1は、互い違いに配置されていても良い。
【0028】
また、複数の第3リードピン20S2は、図6(a)に示すように、第2側面に垂直に配置され、段差は備えていなくても良い。
【0029】
第1段差および第2段差は、複数であっても良い。例えば、図6(a)に示すように、いずれも2段であっても良い。また、これらの段差数は、1段であっても良い。
【0030】
―変形例2―
実施の形態の変形例2に係る両面接続用実装パッケージ1は、図6(b)に示すように、集積回路206と、集積回路206の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20U1と、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20U1に対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピン20D1と、第1側面に対向する第2側面に配置され、第2側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第3リードピン20U2と、第2側面に配置され、複数の第3リードピン20U2に対して互いに平行に延伸する複数の第4リードピン20D2とを備える。ここで、複数の第1リードピン20U1は、第1PCBの上面実装用に第1段差を有し、複数の第2リードピン20D1は、第1PCBの下面実装用に第2段差を有する。複数の第3リードピン20U2は、第2PCBの上面実装用に第3段差を有し、複数の第4リードピン20D2は、第2PCBの下面実装用に第4段差を有する。
【0031】
ここで、複数の第1リードピン20U1・複数の第2リードピン20D1は、互い違いに配置されていても良い。また、複数の第3リードピン20U2・複数の第4リードピン20D2は、互い違いに配置されていても良い。
【0032】
また、第1段差および第2段差は、複数であっても良い。例えば、図6(b)に示すように、いずれも2段であっても良い。また、第3段差および第4段差も、複数であっても良い。例えば、図6(b)に示すように、いずれも2段であっても良い。また、これらの段差数は、1段であっても良い。
【0033】
―変形例3―
実施の形態の変形例3に係る両面接続用実装パッケージ1は、図6(c)に示すように、集積回路206と、集積回路206の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20U1と、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20U1に対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピン20D1と、第1側面に対向する第2側面に配置され、第2側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第3リードピン20U2と、第2側面に配置され、複数の第3リードピン20U2に対して互いに平行に延伸する複数の第4リードピン20D2とを備える。ここで、複数の第1リードピン20U1は、第1PCBの下面実装用に第1段差を有し、複数の第2リードピン20D1は、第1PCBの上面実装用に第2段差を有する。複数の第3リードピン20U2は、第2PCBの上面実装用に第3段差を有し、複数の第4リードピン20D2は、第2PCBの下面実装用に第4段差を有する。
【0034】
ここで、複数の第1リードピン20U1・複数の第2リードピン20D1は、互い違いに配置されていても良い。また、複数の第3リードピン20U2・複数の第4リードピン20D2は、互い違いに配置されていても良い。
【0035】
また、第1段差および第2段差は、複数であっても良い。例えば、図6(c)に示すように、いずれも2段であっても良い。また、第3段差および第4段差も、複数であっても良い。例えば、図6(c)に示すように、いずれも2段であっても良い。また、これらの段差数は、1段であっても良い。
【0036】
(実装構造)
―比較例―
大規模集積回路(LSI)200を搭載した面実装パッケージ2を実装したPCB101と別のPCB102をFPC基板300を介して接続する比較例の実装構造は、図7に示すように表される。
【0037】
PCB101上には、大規模集積回路(LSI)200を搭載した面実装パッケージ2が面実装されており、リードピン20は、PCB101上に配置されたコネクタ301に接続されている。PCB102上はコネクタ302が配置されており、PCB101・102間は、コネクタ301・302に接続されるFPC基板300を介して接続される。
【0038】
―実施の形態の変形例1―
実施の形態の変形例1に係る両面接続用実装パッケージ1に搭載した大規模集積回路(LSI)206と2枚のPCB101・102を接続する実装構造は、図8(a)に示すように表される。また、図8(a)において、FPC基板300を介して大規模集積回路(LSI)206とPCB102を接続する部分の拡大された模式的鳥瞰図は、図8(b)に示すように表される。
【0039】
図8において適用される両面接続用実装パッケージ1は、図6(a)に示す構造に対応している。すなわち、集積回路206と、集積回路206の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20U1と、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20U1に対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピン20D1と、第1側面に対向する第2側面に配置され、互いに平行に延伸する複数の第3リードピン20S2とを備える。ここで、複数の第1リードピン20U1は、PCB101の上面実装用に第1段差を有し、複数の第2リードピン20D1は、PCB101の下面実装用に第2段差を有する。
【0040】
ここで、複数の第1リードピン20U1・複数の第2リードピン20D1は、互い違いに配置されていても良い。
【0041】
また、第1段差および第2段差は、複数であっても良い。例えば、図8(a)に示すように、いずれも2段であっても良い。また、これらの段差数は、1段であっても良い。
【0042】
複数の第3リードピン20S2は、図8(b)に示すように、第2側面に垂直に配置され、FPC基板300に接続される。FPC基板300は、コネクタ30を介してPCB102に接続されている。
【0043】
実施の形態の変形例1に係る両面接続用実装パッケージによれば、様々な厚さを有するPCBとの接続において、PCBの厚さの違いを補完可能である。また、コネクタが不要になるなど部品点数を削減可能である。
【0044】
―実施の形態の変形例2―
実施の形態の変形例2に係る両面接続用実装パッケージ1に搭載した大規模集積回路(LSI)206と2枚のPCB101・102を接続する実装構造は、図9に示すように表される。
【0045】
図9において適用される両面接続用実装パッケージ1は、図6(b)に示す構造に対応している。すなわち、集積回路206と、集積回路206の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20U1と、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20U1に対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピン20D1と、第1側面に対向する第2側面に配置され、第2側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第3リードピン20U2と、第2側面に配置され、複数の第3リードピン20U2に対して互いに平行に延伸する複数の第4リードピン20D2とを備える。
【0046】
ここで、複数の第1リードピン20U1は、第1PCB101の上面実装用に第1段差を有し、複数の第2リードピン20D1は、第1PCB101の下面実装用に第2段差を有する。複数の第3リードピン20U2は、第2PCB102の上面実装用に第3段差を有し、複数の第4リードピン20D2は、第2PCB102の下面実装用に第4段差を有する。
【0047】
また、複数の第1リードピン20U1・複数の第2リードピン20D1は、互い違いに配置されていても良い。また、複数の第3リードピン20U2・複数の第4リードピン20D2は、互い違いに配置されていても良い。
【0048】
また、第1段差および第2段差は、複数であっても良い。例えば、図9に示すように、いずれも2段であっても良い。また、第3段差および第4段差も、複数であっても良い。例えば、図9に示すように、いずれも2段であっても良い。また、これらの段差数は、1段であっても良い。
【0049】
実施の形態の変形例2に係る両面接続用実装パッケージ1によれば、様々な厚さを有するPCBとの接続において、PCBの厚さの違いを補完可能である。また、コネクタが不要になるなど部品点数を削減可能である。
【0050】
比較例に係る面実装パッケージ2に搭載されたLSI200をPCB100上に実装した模式的断面構造例は、図10に示すように表される。図10において、リードピン20aはPCB100の表面側の実装に使用され、リードピン20bはPCB100の裏面配線20Rに接続されたVIA20Vに接続される。
【0051】
一方、LSI206を搭載した実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1をPCB100に両面実装した模式的断面構造例は、図11に示すように表される。
【0052】
PCB100の表面側には、PCB配線100U・PCB接続電極100TUが配置され、PCB100の裏面側には、PCB配線100D・PCB接続電極100TDが配置されており、PCB配線100U・PCB接続電極100TU間はボンディングワイヤもしくはPCB表面上の配線パターンで接続可能である。同様に、PCB配線100D・PCB接続電極100TD間はボンディングワイヤもしくはPCB裏面上の配線パターンで接続可能である。
【0053】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1は、集積回路206と、集積回路206の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20Uと、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20Uに対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピン20Dとを備える。複数の第1リードピン20Uは、PCB接続電極100TUに接続可能であり、複数の第2リードピン20Dは、PCB接続電極100TDに接続可能である。複数の第1リードピン20U・複数の第2リードピン20Dはいずれも段差は1段の例が示されているが、複数段であっても良い。
【0054】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1によれば、VIAを削減可能である。
【0055】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージのリードピン部分の拡大された模式的断面構造は、図12に示すように表される。両面接続用実装パッケージ1は、集積回路206と、集積回路206の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20Uと、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20Uに対して互い違いに平行に延伸する複数の第2リードピン20Dとを備える。第1リードピン20U・第2リードピン20Dの第1段差部の長さはL2、間隔はW2で表わされ、第2段差部の長さはL1、間隔はW1で表わされている。ここで、間隔W1・W2の値は、例えば、約0.5mm・約1.0mm、約1,0mm・約2.0mmなどと適宜選択可能である。また、長さL1・L2の値は、例えば、約0.5mm〜約2.0mmである。
【0056】
また、実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1とPCB1001との接続例を示すリードピン部分の拡大された模式的断面構造は、図13に示すように表される。また、実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1とPCB1002との接続例を示すリードピン部分の拡大された模式的断面構造は、図13に示すように表される。
【0057】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1は、図13図14に示すように、それぞれ厚さのことなるPCB1001・1002に対応して、両面実装可能である。
【0058】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージとPCBとの別の接続例を示す模式的平面構成は、図15に示すように表される。実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1は、図15に示すように、4枚のPCB1001・1002・1003・1004とLSI208の4方向の側面において両面実装可能である。
【0059】
すなわち、実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1は、図15に示すように、集積回路208と、集積回路208の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20U1と、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20U1に対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピン20D1と、第1側面に対向する第2側面に配置され、第2側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第3リードピン20U3と、第2側面に配置され、複数の第3リードピン20U3に対して互いに平行に延伸する複数の第4リードピン20D3と、集積回路208の第1側面・第2側面に隣接する第3側面に配置され、第3側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第5リードピン20U2と、第5側面に配置され、複数の第5リードピン20U2に対して互いに平行に延伸する複数の第6リードピン20D2と、第3側面に対向する第4側面に配置され、第4側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第7リードピン20U4と、第4側面に配置され、複数の第7リードピン20U4に対して互いに平行に延伸する複数の第8リードピン20D4とを備える。
【0060】
ここで、複数の第1リードピン20U1・複数の第2リードピン20D1は、互い違いに配置されていても良い。また、複数の第3リードピン20U3・複数の第4リードピン20D3は、互い違いに配置されていても良い。複数の第5リードピン20U2・複数の第6リードピン20D2は、互い違いに配置されていても良い。また、複数の第7リードピン20U4・複数の第8リードピン20D4は、互い違いに配置されていても良い。
【0061】
また、複数の第1リードピン20U1は、PCB1001の上面実装用に第1段差を有し、複数の第2リードピン20D1は、PCB1001の下面実装用に第2段差を有する。複数の第3リードピン20U3は、PCB1003の上面実装用に第3段差を有し、複数の第4リードピン20D3は、PCB1003の下面実装用に第4段差を有する。同様に、複数の第5リードピン20U2は、PCB1002の上面実装用に第5段差を有し、複数の第6リードピン20D2は、PCB1002の下面実装用に複数の第6段差を有する。複数の第7リードピン20U4は、PCB1004の上面実装用に複数の第7段差を有し、複数の第8リードピン20D4は、PCB1004の下面実装用に複数の第8段差を有する。
【0062】
第1段差〜第8段差は、複数であっても良い。例えば、図15に示すように、いずれも2段であっても良い。また、これらの段差数は、1段であっても良い。段差数は、接続対象のPCBの厚さの違いを補完可能なように選択される。
【0063】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1によれば、様々な厚さを有するPCBとの接続において、PCBの厚さの違いを補完可能である。また、コネクタが不要になるなど部品点数を削減可能である。
【0064】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージとPCBおよびFPC基板との接続例を示す模式的平面構成は、図16に示すように表される。
【0065】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1は、図16に示すように、集積回路210と、集積回路210の第1側面に配置され、第1側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第1リードピン20U1と、第1側面に配置され、複数の第1リードピン20U1に対して互いに平行に延伸する複数の第2リードピン20D1と、第1側面に対向する第2側面に配置され、第2側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第3リードピン20U2と、第2側面に配置され、複数の第3リードピン20U2に対して互いに平行に延伸する複数の第4リードピン20D2と、集積回路210の第1側面・第2側面に隣接する第3側面に配置され、第3側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第5リードピン20S3と、第3側面に対向する第4側面に配置され、第4側面に対して垂直に、互いに平行に延伸する複数の第6リードピン20S4とを備える。
【0066】
ここで、複数の第1リードピン20U1・複数の第2リードピン20D1は、互い違いに配置されていても良い。また、複数の第3リードピン20U2・複数の第4リードピン20D2は、互い違いに配置されていても良い。
【0067】
また、複数の第1リードピン20U1は、PCB1001の上面実装用に第1段差を有し、複数の第2リードピン20D1は、PCB1001の下面実装用に第2段差を有する。複数の第3リードピン20U2は、PCB1002の上面実装用に複数の第3段差を有し、複数の第4リードピン20D2は、PCB1002の下面実装用に複数の第4段差を有する。
【0068】
第1段差〜第4段差は、複数であっても良い。例えば、図16に示すように、いずれも2段であっても良い。また、これらの段差数は、1段であっても良い。段差数は、接続対象のPCBの厚さの違いを補完可能なように選択される。
【0069】
一方、第5リードピン20S3・第6リードピン20S4は、垂直ピンであり、FPC基板3003・3004に接続されている。また、FPC基板3003・3004はコネクタ303・304を介して、PCB1003・1004に接続される。
【0070】
実施の形態に係る両面接続用実装パッケージ1によれば、様々な厚さを有するPCBとの接続において、PCBの厚さの違いを補完可能である。また、コネクタが不要になるなど部品点数を削減可能である。
【0071】
以上説明したように、本発明によれば、様々な厚さを有するPCBとの接続において、PCBの厚さの違いを補完可能でかつ部品点数およびVIAを削減可能な両面接続用実装パッケージを提供することができる。
【0072】
[その他の実施の形態]
上記のように、実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
【0073】
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
【産業上の利用可能性】
【0074】
本発明の両面接続用実装パッケージは、狭いスペースにPCBを配置し、かつデータ(信号)や電力を外部から若しくは外部へ供給可能なインタフェースを有するPCBへの搭載に有利なICに適用可能であることから、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タブレットPCなど幅広い応用分野に適用可能である。
【符号の説明】
【0075】
1…両面接続用実装パッケージ
2…面実装パッケージ(QFP、SOP)
3…デュアルインラインパッケージ(DIP)
20、20a、20b、20c、20d、201、202、20U1、20D1、20U2、20D2、20U3、20D3、20U4、20D4、20S1、20S2、20S3、20S4、20U、20D…リードピン
20R…裏面配線
20V…VIA
301、302、303、304…コネクタ
100、101、102、1001、1002、1003、1004…PCB
200、202、204、206、208、210…大規模集積回路(LSI)
300、3003、3004…FPC基板
100U、100D…PCB配線
100TU、100TD…PCB接続電極
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16