特許第6371315号(P6371315)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6371315骨要素をリーミングするためのシステム、方法、および装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6371315
(24)【登録日】2018年7月20日
(45)【発行日】2018年8月8日
(54)【発明の名称】骨要素をリーミングするためのシステム、方法、および装置
(51)【国際特許分類】
   A61B 17/17 20060101AFI20180730BHJP
【FI】
   A61B17/17
【請求項の数】23
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2015-560383(P2015-560383)
(86)(22)【出願日】2014年2月28日
(65)【公表番号】特表2016-508434(P2016-508434A)
(43)【公表日】2016年3月22日
(86)【国際出願番号】US2014019702
(87)【国際公開番号】WO2014134584
(87)【国際公開日】20140904
【審査請求日】2017年2月27日
(31)【優先権主張番号】61/770,410
(32)【優先日】2013年2月28日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/912,547
(32)【優先日】2013年12月5日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】515213755
【氏名又は名称】フェイベル,ジョナサン
(73)【特許権者】
【識別番号】515213744
【氏名又は名称】ゴースリン,ロバート
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】フェイベル,ジョナサン
(72)【発明者】
【氏名】ゴースリン,ロバート
(72)【発明者】
【氏名】ヴァロ,ニコラス,ジェー.
(72)【発明者】
【氏名】ラガイス,クリストス
(72)【発明者】
【氏名】ブラウン,クリストファー
(72)【発明者】
【氏名】ホーカー,クリストファー
(72)【発明者】
【氏名】ルート,ジェフリー,ジェー.
【審査官】 木村 立人
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第6033407(US,A)
【文献】 特表2004−522537(JP,A)
【文献】 特表2003−533327(JP,A)
【文献】 特開2005−7183(JP,A)
【文献】 米国特許第6371959(US,B1)
【文献】 独国特許出願公開第102008004922(DE,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0228031(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 17/17
A61B 17/56 ― 17/92
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
骨要素をリーミングするための安定化装置であって、
外側スリーブと、および
内側スリーブと
を備え、
前記外側スリーブには、前記安定化装置を骨要素に対して取り付けるための支持ロッドを受領し誘導するように作動可能な、少なくとも1つの支持ロッド孔が含まれ、かつ
前記外側スリーブが外側スリーブハンドルを備え、かつ前記内側スリーブが内側スリーブハンドルを備え、かつ前記外側スリーブハンドルが少なくとも1つの連動機構デバイスを備えて前記内側スリーブハンドルと連動する、
安定化装置。
【請求項2】
前記外側スリーブは、医療処置中に軟組織を作動可能に保護するための軟組織保護要素を備える、請求項1に記載の安定化装置。
【請求項3】
前記外側スリーブはリーマを誘導するように作動可能である、請求項1に記載の安定化装置。
【請求項4】
前記外側スリーブは少なくとも1つのオフセットを備え、前記少なくとも1つのオフセットは、前記支持ロッドを受領し誘導するように作動可能な前記少なくとも1つの支持ロッド孔を備える、請求項1に記載の安定化装置。
【請求項5】
前記内側スリーブは、医療処置中にパイロットホールを穿孔するためのパイロットホールガイド部を備える、請求項1に記載の安定化装置。
【請求項6】
前記外側スリーブは前記内側スリーブと嵌合するように作動可能であり、前記内側スリーブは前記外側スリーブ内に少なくとも一部が含まれる、請求項1に記載の安定化装置。
【請求項7】
前記外側スリーブは、前記外側スリーブの実質的に中心を通って延在する腔を備える、請求項1に記載の安定化装置。
【請求項8】
前記外側スリーブおよび前記内側スリーブの少なくとも1つは、放射線透過材料、非放射線透過材料、または放射線透過材料および非放射線透過材料の組合せの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の安定化装置。
【請求項9】
骨要素をリーミングするための安定化装置であって、
外側スリーブであって、
医療処置中およびリーマを誘導するために使用される軟組織を作動可能に保護するための軟組織保護要素と、
内側スリーブハンドルと連動するために少なくとも1つの連動機構デバイスを有する外側スリーブハンドルとを備える、外側スリーブと、
医療処置中にパイロットホールを穿孔するためのパイロットホールガイド部をさらに備える内側スリーブと
を備え、かつ
前記外側スリーブは少なくとも1つのオフセットをさらに備え、前記少なくとも1つのオフセットは、前記安定化装置を骨要素に対して取り付けるための支持ロッドを受領し誘導するように作動可能な、少なくとも1つの支持ロッド孔を有する、安定化装置。
【請求項10】
前記内側スリーブハンドルは、前記外側スリーブと連動するために少なくとも1つの連動機構デバイスを含む、請求項9に記載の安定化装置。
【請求項11】
前記外側スリーブは前記内側スリーブと嵌合するように作動可能であり、前記内側スリーブは前記外側スリーブ内に少なくとも一部が含まれる、請求項9に記載の安定化装置。
【請求項12】
前記外側スリーブは、前記外側スリーブの実質的に中心を通って延在する腔を備える、請求項9に記載の安定化装置。
【請求項13】
前記外側スリーブおよび前記内側スリーブの少なくとも1つは、放射線透過材料、非放射線透過材料、または放射線透過材料および非放射線透過材料の組合せの少なくとも1つを含む、請求項9に記載の安定化装置。
【請求項14】
骨要素をリーミングするための安定化装置であって、
外側スリーブと、
前記外側スリーブの実質的に中心を通って延在する腔と、および
パイロットホールガイド部を含む内側スリーブと
を備え、
前記外側スリーブは、前記安定化装置を骨要素に対して取り付けるための支持ロッドを受領し誘導するように作動可能な、少なくとも1つの支持ロッド孔を含み、かつ
前記外側スリーブが外側スリーブハンドルを備え、かつ前記内側スリーブが内側スリーブハンドルを備え、かつ前記外側スリーブハンドルが少なくとも1つの連動機構デバイスを備えて前記内側スリーブハンドルと連動する、
安定化装置。
【請求項15】
前記支持ロッドは、第1の骨要素を通り第2の骨要素の中に延在するように作動可能である、請求項14に記載の安定化装置。
【請求項16】
前記外側スリーブおよび前記内側スリーブの少なくとも1つは、放射線透過材料、非放射線透過材料、または放射線透過材料および非放射線透過材料の組合せの少なくとも1つを含む、請求項14に記載の安定化装置。
【請求項17】
前記外側スリーブは、医療処置中に軟組織を作動可能に保護するための軟組織保護要素を備える、請求項14に記載の安定化装置。
【請求項18】
前記連動機構デバイスが前記外側スリーブハンドルおよび前記内側スリーブハンドルの重複部を備える、請求項1に記載の安定化装置。
【請求項19】
前記連動機構デバイスが前記外側スリーブの軸方向外への前記内側スリーブの動きを防止するように構成される、請求項1に記載の安定化装置。
【請求項20】
前記連動機構デバイスが前記外側スリーブハンドルおよび前記内側スリーブハンドルの重複部を備える、請求項14に記載の安定化装置。
【請求項21】
前記連動機構デバイスが前記外側スリーブの軸方向外への前記内側スリーブの動きを防止し、かつ同時に前記外側スリーブに対し前記内側スリーブの回転を防止するように構成される、請求項14に記載の安定化装置。
【請求項22】
前記連動機構デバイスが前記外側スリーブハンドルおよび前記内側スリーブハンドルの重複部を備える、請求項9に記載の安定化装置。
【請求項23】
前記連動機構デバイスが前記外側スリーブの軸方向外への前記内側スリーブの動きを防止し、かつ同時に前記外側スリーブに対し前記内側スリーブの回転を防止するように構成される、請求項9に記載の安定化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2013年2月28日に出願された米国特許仮出願第61/770,410号、および2013年12月5日に出願された米国特許仮出願第61/912,547号の優先権を主張し、各出願はその全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
関節、骨折、および他の癒合の癒合、安定化、および固定のための整形外科的移植デバイスの移植には、様々な複雑なプロセスおよび構成要素が関与する。整形外科的移植デバイスの移植のための骨要素のリーミングは、骨要素を物理的に安定化する補助を必要とすることが多く、これはリーミング処置中に骨要素の移動および/または不整合をもたらしやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
骨要素をリーミングするためのより安定し正確なシステム、方法、および装置が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
一実施形態では、骨要素をリーミングするための安定化装置が提供され、安定化装置は、外側スリーブと内側スリーブとを備え、外側スリーブおよび内側スリーブの少なくとも1つには、安定化装置を骨要素に対して取り付けるための支持ロッドを受領し誘導するように作動可能な、少なくとも1つの支持ロッド孔が含まれる。
【0005】
別の実施形態では、骨要素をリーミングするための安定化装置が提供され、安定化装置は、外側スリーブであって、医療処置中に軟組織を作動可能に保護するための軟組織保護要素を備え、リーマを誘導するために使用され、内側スリーブハンドルと連動する少なくとも1つの連動機構デバイスをもつ外側スリーブハンドルを備える外側スリーブと、内側スリーブであって、医療処置中にパイロットホールを穿孔するためのパイロットホールガイド部をさらに備える内側スリーブとを備える。
【0006】
別の実施形態では、骨要素をリーミングするための安定化装置は、外側スリーブと、外側スリーブの実質的に中心を通って延在する腔と、パイロットホールガイド部を含む内側スリーブとを備え、外側スリーブおよび内側スリーブの少なくとも1つには、安定化装置を骨要素に対して取り付けるための支持ロッドを受領し誘導するように作動可能な、少なくとも1つの支持ロッド孔が含まれる。
【0007】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付図面は、様々な例示的装置、システム、および方法を示し、様々な例示的実施形態を説明するために使用されるに過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】安定化装置の例示的構成を示す図である。
図2】安定化装置の例示的構成の前面図である。
図3】安定化装置の内側スリーブの例示的構成を示す図である。
図4】安定化装置の外側スリーブの例示的構成を示す図である。
図5】使用中の安定化装置の例示的構成を示す図である。
図6】骨要素の圧縮をもたらすためのシステムを示す図である。
図7】安定化装置の例示的構成を示す図である。
図8】安定化装置の例示的構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は安定化装置100の例示的構成を示す。安定化装置100は外側スリーブ102を備えてもよく、内側スリーブ104は外側スリーブ102を通って延在してもよい。また安定化装置100は1つまたは複数の支持ロッド孔108を含む1つまたは複数の支持ロッド孔オフセット138を備えてもよい。支持ロッド110は、医療処置のために安定化装置100を使用する前、または使用中に安定化装置100を固定するために支持ロッド孔108を通って誘導されてもよい。
【0010】
また安定化装置100の外側スリーブ102および内側スリーブ104は、内側スリーブ104を外側スリーブ102と連動させるように構成された少なくとも1つの連動機構デバイスを備えてもよく、これは連動外側スリーブハンドル112および連動内側スリーブハンドル122であってもよいので、内側スリーブ104を連動ハンドル112および122を介して使用する際に、内側スリーブ104は外側スリーブ102に選択的に固定されてもよい。
【0011】
安定化装置100は、1つまたは複数の骨要素を通る穴をリーミングするために、1つまたは複数の骨要素を特定の所望の配向に維持するように構成されてもよい。安定化装置100は、1つまたは複数の骨要素を通る整形外科的移植デバイスの移植のために、1つまたは複数の骨要素を特定の所望の配向に維持するように構成されてもよい。一実施形態では、安定化装置100は、骨要素の間に圧縮をもたらすための装置を挿入するための関節を作成する、1つまたは複数の骨要素を通る穴をリーミングするために、該1つまたは複数の関節を特定の所望の配向に維持するように構成される。
【0012】
外側スリーブ102は、軟組織保護要素106の周囲に配置された、1つまたは複数の支持ロッド孔オフセット138を通って長手方向に延在する一連の支持ロッド孔108を有する、実質的に円筒形の軟組織保護要素106を備えてもよい。支持ロッド孔108は、あらゆる支持ロッド110または外側スリーブ102を通る同様の固定デバイスを通過させることができる。外側スリーブ102は、外側スリーブ102の実質的に円筒形の軟組織保護要素106内に含まれる、内側スリーブ104のパイロットホールガイド部118を有する内側スリーブ104と作動可能に嵌合する。内側スリーブ104は外側スリーブ102内に少なくとも部分的に含まれてもよい。
【0013】
内側スリーブ104は、中心パイロットホール孔120を有するパイロットホールガイド部118を備えてもよい。安定化装置100の外側スリーブ102が1つまたは複数の支持ロッド110により医療処置中に本体領域に実質的に固定されるとき、医療処置中に本体領域に対して内側スリーブ104の軸方向運動、横方向運動、および回転運動の少なくとも1つを防止するために、連動外側スリーブハンドル112および連動内側スリーブハンドル122を連動させるように、内側スリーブ104のパイロットホール孔120を有するパイロットホールガイド部118を、外側スリーブ102の軟組織保護要素106の中に挿入し回転させてもよい。
【0014】
パイロットホールガイド部118およびパイロットホール孔120を使用して、1つまたは複数の骨要素を通るパイロットホールを穿孔してもよい。一実施形態では、パイロットホール孔120を使用して、骨のリーミング処置の前にパイロットホールを穿孔してもよい。別の実施形態では、パイロットホールガイド部118およびパイロットホール孔120の大きさ、形状、およびジオメトリは、医療処置、骨の大きさ、および骨のリーミングの場所に基づいて変化してもよい。
【0015】
支持ロッド110のための支持ロッド孔108を、支持ロッド孔オフセット138により外側スリーブ102の両側にオフセットしてもよい。支持ロッド孔オフセット138の大きさ、形状、およびジオメトリを変えて、1つまたは複数の支持ロッド孔108の場所を変えてもよい。一実施形態では、支持ロッド孔108を医療処置に従ってオフセットしてもよい。別の実施形態では、支持ロッド孔108を骨の大きさに従ってオフセットしてもよい。別の実施形態では、支持ロッド孔108を骨の場所に従ってオフセットしてもよい。一実施形態では、支持ロッド110に対する2つ以上の支持ロッド孔108を、軟組織保護要素106に対して実質的に反対に約180度配向してもよい。別の実施形態では、安定化装置100は、支持ロッド110に対して3つ以上の支持ロッド孔108を備え、支持ロッド孔108を軟組織保護要素106を中心に実質的に均一に分散させてもよい。すなわち3つの支持ロッド孔108は軟組織保護要素106に対して約120度に配向されてもよいが、4つの支持ロッド孔108は軟組織保護要素106に対して約90度に配向されてもよく、以下同様である。
【0016】
一実施形態では、1つまたは複数の支持ロッド110は、支持ロッド110が回転すると骨要素を通るチャネルを生成するように構成された切断先端部を備える。別の実施形態では、1つまたは複数の支持ロッド110は、骨要素を通るチャネルをドリルビットで穿孔した後挿入されるように構成される。骨要素を通るチャネルをドリルビットで穿孔するのに、穿孔ガイドとして支持ロッド孔108を使用してもよい。別の実施形態では、1つまたは複数の支持ロッド110は、軸力で駆動されると骨要素を通るチャネルを生成するように構成された尖端を備える。一実施形態では、支持ロッド110は1つまたは複数の骨要素の中に穿孔するために螺合されてもよい。
【0017】
外側スリーブ102は、リーミングされる骨要素の部位に隣接した軟組織、または骨要素の部位の周囲の軟組織を保護するために、軟組織保護要素106を使用してもよい。例えば軟組織保護要素106は、安定化装置100の使用中に皮膚、筋肉、靭帯、軟骨、骨、脂肪、またはあらゆる組織の少なくとも1つがパイロットホールドリルビットまたは骨をリーミングするドリルビットに接触しないように、またはパイロットホールドリルビットまたは骨をリーミングするドリルビットにより損傷を受けないように保護してもよい。一実施形態では、パイロットホールガイド部118およびパイロットホール孔120を使用してパイロットホールを穿孔した後、内側スリーブ104を医療処置中に外側スリーブ102から取り外すように、内側スリーブ104を外側スリーブ102に対して回転させて、内側スリーブ104を外側スリーブ102からロック解除してもよい。別の実施形態では、医療処置中にパイロットホールガイド部118およびパイロットホール孔120を使用してパイロットホールを穿孔した後、内側スリーブ104を外側スリーブ102から取り外し、穿孔されたパイロットホールと連結した軟組織保護要素106を使用して1つまたは複数の骨要素のより大きい直径部をリーミングする。一実施形態では、軟組織保護要素106の内径は骨の中に挿入される骨移植の外径に基づいて変化し、それに応じてパイロットホールガイド部118の大きさが比例して変化して、パイロットホールガイド部118が軟組織保護要素106内にぴたりと嵌合するはずである。
【0018】
安定化装置100の内側スリーブ104および外側スリーブ102は、それぞれ連動内側スリーブハンドル122および連動外側スリーブハンドル112などの連動機構デバイスを備えてもよい。連動内側スリーブハンドル122は機械的停止部124を備えてもよく、機械的停止部124は連動外側スリーブハンドル112の機械的停止部114に対応して、連動内側スリーブハンドル122および連動外側スリーブハンドル112の回転を互いに対して制限し、ひいてはロッキング位置を画定する。連動内側スリーブハンドル122は機械的停止部126、例えば上層部も備えてもよく、または代わりに備えてもよく、機械的停止部126は機械的停止部116、例えば下層部に対応して、ロッキング位置にあるときに内側スリーブ104の外側スリーブ102からの除去を制限する。
【0019】
外側スリーブ102、内側スリーブ104、および支持ロッド110のいずれも、1つまたは複数の金属、合金、複合材料、高分子、または別の有機物質もしくは生体適合性物質を含む、あらゆる様々な材料を含んでもよい。一実施形態では、外側スリーブ102、内側スリーブ104、および支持ロッド110のいずれも、放射線透過材料(radio translucentまたはradiolucent)、非放射線透過材料(non−radio translucentまたはnonradiolucent)、または放射線透過材料および非放射線透過材料の組合せを含む。外側スリーブ102および/または軟組織保護要素は、軟組織とのその接触効果を最小にするように構成された実質的な弾性材料を備えてもよい。
【0020】
一実施形態では、安定化装置100を使用して固定される骨要素の中に最初のパイロットホールを配置する一方で、軟組織を保護し、ならびに骨要素の位置を維持し、1つまたは複数の骨要素をリーミング中にリーマを誘導して整形外科的移植デバイスを受容してもよい。
【0021】
一実施形態では、外側スリーブ102は、外側スリーブ102の実質的に中心を通って延在する腔を含む。この腔は、リーミング中にリーマを誘導するように構成されてもよい。この腔は、患者の体内で移植中に整形外科的移植を誘導するように構成されてもよい。
【0022】
図2は安定化装置200の前面図を示す。安定化装置200は外側スリーブ202および内側スリーブ204を備えてもよい。内側スリーブ204のパイロットホール220を有するパイロットホールガイド部218は、外側スリーブ202の軟組織保護要素206と結合して部分202および204を接合してもよい。部分202および204は機械的停止部214、216、224、および226、またはハンドル212および222のそれぞれの上に配置された他の同様の連動機構デバイスによって連動されてもよい。両ハンドルを連動するための機械的停止部214、216、224、および226に加えて、外側スリーブハンドル212は移動制限挿入部228を含んでもよく、移動制限挿入部228は内側スリーブハンドル222上の戻り止め230に対応する。移動制限挿入部228により、バネで留めた玉軸受、ピン、または戻り止め230と相互作用し摩擦係合する他の同様のデバイスのような移動制限デバイスの挿入が、内側スリーブ204に対する外側スリーブ202の回転運動を制限して2つの部分が係止されたままにすることができる。支持ロッド孔208は外側スリーブ202上の軟組織保護要素206の周囲に配置される。
【0023】
図3は内側スリーブ304の例示的実施形態を示す。内側スリーブ304はハンドル322を備えてもよく、医療処置中に1つまたは複数の骨要素内にパイロットホールを穿孔するのに使用するためのパイロットホール孔320を有するパイロットホールガイド部318、および医療処置中にハンドル322の回転運動を制限するために他の機械デバイスと相互作用するように使用される機械的な止まり止め324と326、及び戻り止め330がハンドル322の上に配置される。
【0024】
図4は外側スリーブ402の例示的実施形態を示す。外側スリーブ402は、ハンドル412であって、医療処置中に軟組織を保護するため、さらに骨要素リーマを作動可能に誘導するために軟組織保護要素406がハンドル412上に配置された、ハンドル412と、軟組織保護要素406の周囲に配置された支持ロッド孔オフセット438であって、支持ロッド孔オフセットは医療処置中に支持ロッドを受領し誘導するための1つまたは複数の孔408を備える、支持ロッド孔オフセット438と、機械的停止部414、416と、医療処置中にハンドル412の回転運動を制限するための他の機械デバイスと相互作用するために使用される移動制限挿入部428とを備えてもよい。
【0025】
図5は例示的医療処置中に使用される安定化装置500の例示的実施形態を示す。安定化装置500は医療処置中に1つまたは複数の骨に対して固定されてもよい。この例示的実施形態では、安定化装置は踵骨532、距骨534、および脛骨536に固定される。安定化装置は、軟組織の中に軟組織保護要素506を挿入する本体領域に対して、軟組織を最初に切除することにより骨532、534、および536に固定されてもよい。1つまたは複数の支持ロッド510は支持ロッド孔オフセット538上の支持ロッド孔508を通って誘導されて骨532、534、および536と相互作用して、安定化装置500を骨532、534、および536に対して固定する。内側スリーブ504のパイロットホールガイド部(図示せず)およびパイロットホール孔(図示せず)は、骨532、534、および536を通るパイロットホールを誘導するために使用される。ハンドル522をハンドル512に対して回転して機械的停止部514、516、524、および526を係脱するので、内側スリーブ504を外側スリーブ502から取り外してもよい。一旦内側スリーブ504が外側スリーブ502から取り外されると、穿孔されたパイロットホールに加えて軟組織保護要素506を使用して、骨532、534、および536を通るより大きい直径の骨のリーマを誘導できるので、対応する直径の骨移植を骨の中に挿入できる。軟組織保護要素506は、残りの医療処置のために定位置に残されて、骨移植の挿入中に軟組織を保護する。別法として、軟組織保護要素506はリーミング後に取り外される。
【0026】
図6は距骨632、634、および636を固定する医療処置に使用される際に骨要素の間に圧縮をもたらすための、システム601の例示的構成を示す。図6は、人の左足内部の骨632、634、および636の内側の図を示す。システム601は、ターゲティングアーム660、安定化装置600の軟組織保護スリーブ606、および張力デバイス668に加えて骨要素の間に圧縮をもたらすための骨移植装置603を含んでもよい。
【0027】
例示的実施形態では、骨要素の間に圧縮をもたらすための装置603を骨632、634、および636の中に挿入する。装置603を挿入する前に、軟組織保護要素606を使用して挿入のために骨632、634、および636を準備する。踵骨632に近位の足の底部上の軟組織を切除することにより、軟組織保護要素606の少なくとも一部を踵骨632に近位の軟組織の中に挿入できる。軟組織保護要素606は内側スリーブ(図示せず)をさらに備え、内側スリーブは軟組織保護要素606の中に嵌合し、軟組織保護要素606から取り外すことができる。軟組織保護要素606を足の底部で軟組織の中に挿入した後、1つまたは複数の支持ロッド610を軟組織保護要素606上の支持ロッド位置合わせ孔608の中に挿入する。支持ロッド610は骨632、634、および636の中に穿孔されて、軟組織保護要素606を軟組織内に骨632、634、および636に対して適所に保持する。パイロットホールを穿孔するための中心ガイドを有する内側スリーブを軟組織保護要素606の中に挿入する。骨632、634、および636を通るパイロットホールを穿孔し、内側スリーブを軟組織保護要素606から取り外す。したがって軟組織保護要素606の内径は、装置603の外径に適合する大きさにされる。ガイドとして穿孔されたパイロットホールを使用すると、軟組織保護要素606をガイドとして使用して装置603の全外径を骨632、634、および636からリーミングする。したがって軟組織保護要素606の内径は、挿入される装置603の外径の大きさに基づいて変化してもよく、それに応じて内側スリーブの内径は、内側スリーブと軟組織保護要素606との間に適切な嵌合を確保するために変化する。軟組織保護要素606は、骨632、634、および636の穿孔およびリーミング中に周囲の軟組織を保護する。骨が適切な直径にリーミングされた後、ターゲティングアーム662を使用して骨632、634、および636を通る孔を穿孔する。ターゲティングアーム660のシステム601を参照すると、ターゲティングアーム660は、装置603上の圧縮スロット607、ダイナミゼーション・スロット609、および静的固定孔611の孔に対応する複数の孔662を有する。ターゲティングアーム660をガイドとして使用して、骨632、634、および636を通る圧縮スロット607、ダイナミゼーション・スロット609、および静的固定孔611に対応する孔を穿孔する。ターゲティングアーム660は90度ずつ回転して、装置603上の圧縮スロット607、ダイナミゼーション・スロット609、および静的固定孔611に対応する孔の90度のオフセットに一致するので、骨632、634、および636に穿孔された孔は、一旦装置603が骨632、634、および636の中に挿入されると、装置603上の圧縮スロット607、ダイナミゼーション・スロット609、および静的固定孔611の孔と正確に一致する。骨632、634、および636に孔を穿孔した後、細長い軸602の遠位端820は、穿孔された骨の孔に対して装置603の適切な位置合わせが達成されるまで、軟組織保護要素606から挿入され、骨632、634、および636を通る。釘ファスナー(図示せず)を使用して装置603を操作して、体内で適切な位置合わせを達成してもよい。装置603が一旦位置合わせされると、踵骨ネジ646を踵骨632から挿入し、装置603上の対応する静的固定孔を通って、骨632、634、および636に対して部分的に装置603を静的に固定する。横ボルトを脛骨636内の対応する穿孔された孔から圧縮スロット607に向けて挿入し圧縮スロット607を通す。装置603の長手方向内腔内部のケーブル(図示せず)を適切に位置付けて、圧縮スロット607を通る横ボルトと相互作用させる。支持デバイス650を通過し、さらに張力デバイス668を通るケーブル端部(図示せず)、およびケーブルの一部は、張力デバイス668のケーブル固定カム670に固定される。ケーブルはラチェット張力調整部672をよって伸張されてもよく、ラチェット張力調整部672はケーブルへの張力、ひいてはケーブルと圧縮スロット607を通る横ボルトとの間の張力を徐々に増加させる。ケーブルが伸張されるにつれて、骨632、634、および636ならびにそれらのそれぞれの関節は、適切な張力に達するまで互いに引き合う。一旦適切な張力に達すると、より多くの横ボルトが骨632、634、および636上に穿孔された孔を通り、装置603のダイナミゼーション・スロット609、および静的固定孔611に対応する孔を通って固定されて、装置603を骨632、634、および636内に最終的に固定させる。装置603が最終的に固定された後、カム670を外してケーブルを緩め、張力デバイス668をシステム601から取り外す。ケーブルは、支持デバイス650上の孔(図示せず)を介して装置603から取り外される。支持デバイス650および軟組織保護要素606内のその対応する部分を釘ファスナーに加えて取り外す。ターゲティングアーム660を取り外して、定位置に固定されたまま軟組織保護要素606を残す。支持ロッド610は体内に残されるか、または軟組織保護要素606と共に取り外されてもよく、軟組織保護要素606を取り外した後に残された軟組織を閉じて、骨の圧縮および固定処置のこの例示的実施形態を完了する。したがって他の処置およびステップを使用してこの例示的実施形態を完了してもよく、例示的実施形態を使用して、骨要素の間の圧縮医療処置のためにシステム601に対する装置603の使用を説明した。
【0028】
図7は安定化装置700の例示的構成を示す。安定化装置700は外側スリーブ702を備えてもよく、外側スリーブ702を通ってガイドワイヤ704および支持ロッド706が延在してもよい。また安定化装置700は鈍先端の軟組織保護要素708およびハンドル710も備えてもよい。一実施形態では、用語「外側スリーブ」は用語「本体部」と交換可能であってもよい。別の実施形態では、用語「支持ロッド」は「安定化ワイヤ(stabilizing wires)」または「安定化ワイヤ(stabilization wires)」と交換可能であってもよい。別の実施形態では、用語「軟組織保護要素」は用語「外側スリーブ」と交換可能であってもよい。別の実施形態では、用語「ハンドル」は用語「装着部」と交換可能であってもよい。
【0029】
安定化装置700は、1つまたは複数の骨要素を通る穴をリーミングするために、該1つまたは複数の骨要素を特定の所望の配向に維持するように構成されてもよい。安定化装置700は、1つまたは複数の骨要素を通る整形外科的移植デバイスの移植のために、該1つまたは複数の骨要素を特定の所望の配向に維持するように構成されてもよい。一実施形態では、安定化装置700は、骨要素の間に圧縮をもたらすための装置を挿入するための関節を作成する、該1つまたは複数の骨要素を通る穴をリーミングするために、1つまたは複数の関節を特定の所望の配向に維持するように構成される。
【0030】
外側スリーブ702は、外側スリーブ702の本体を通って長手方向に延在する一連の孔を有する、実質的に円筒形の輪郭を備えてもよい。孔は、あらゆるガイドワイヤ704または支持ロッド706が外側スリーブ702を通過させてもよい。ガイドワイヤ704のための孔を外側スリーブ702内の中心に実質的に配置してもよい。
【0031】
支持ロッド706のための孔は外側スリーブ702の両側にオフセットされてもよい。一実施形態では、支持ロッド706のための孔はガイドワイヤ704のための孔に対して実質的に反対に約180度配向されてもよい。別の実施形態では、安定化装置700は、支持ロッド706のための3つ以上の孔を備え、その孔は外側スリーブ702の周辺を中心に実質的に均一に分散されてもよい。すなわち3つの孔はガイドワイヤ704のための孔に対して約120度に配向されてもよいが、4つの孔はガイドワイヤ704のための孔に対して約90度に配向されてもよく、以下同様である。
【0032】
一実施形態では、1つまたは複数のガイドワイヤ704および支持ロッド706は、ガイドワイヤ704または支持ロッド706が回転すると、骨要素を通るチャネルを生成するように構成された切断先端部を備える。別の実施形態では、1つまたは複数のガイドワイヤ104および支持ロッド706は、骨要素を通るチャネルをドリルビットで穿孔した後挿入されるように構成される。別の実施形態では、1つまたは複数のガイドワイヤ704および支持ロッド706は、軸力で駆動されると、骨要素を通るチャネルを生成するように構成された尖端を備える。
【0033】
軟組織保護要素708は、外側スリーブ702の半径方向外方に配向されてもよい。軟組織保護要素708は、リーミングされる骨要素の部位に隣接した軟組織、または周囲の軟組織を保護するように構成されてもよい。例えば軟組織保護要素708は、安定化装置700の使用中に皮膚、筋肉、および靭帯があらゆるガイドワイヤ704、支持ロッド706、または外側スリーブ702に接触しないように、またはあらゆるガイドワイヤ704、支持ロッド706、または外側スリーブ702により損傷を受けないように保護してもよい。
【0034】
ハンドル710は、使用者の手で保持する、または安定化装置700を患者もしくは患者の骨要素に対して安定させるように構成された固定デバイスに選択的に接続するためのハンドルまたはタブを含み、使用者により安定化装置700の制御を維持するように構成されたあらゆる様々なデバイスを備えてもよい。
【0035】
外側スリーブ702、ガイドワイヤ704、支持ロッド706、軟組織保護要素708、およびハンドル710のいずれも、1つまたは複数の金属、合金、複合材料、高分子、または別の有機物質もしくは生体適合性物質を含む、あらゆる様々な材料を含んでもよい。一実施形態では、外側スリーブ702、ガイドワイヤ704、支持ロッド706、軟組織保護要素708、およびハンドル710のいずれも、放射線透過材料、非放射線透過材料、または放射線透過材料および非放射線透過材料の組合せを含む。軟組織保護要素708は、軟組織とのその接触効果を最小にするように構成された実質的な弾性材料を備えてもよい。
【0036】
一実施形態では、安定化装置700を使用して、固定される骨要素の中に最初のガイドワイヤを配置する一方で、軟組織を保護し、ならびに長手方向の腔を配置中に骨要素の位置を維持して、整形外科的移植デバイスを受容してもよい。
【0037】
図8は、外側スリーブ802、パイロットホール孔804、1つまたは複数の支持ロッド806、ハンドル810、および内側スリーブ812を備える安定化装置800の例示的構成の端面図を示す。一実施形態では、用語「パイロットホール孔(pilot hole aperture)」は用語「ガイドワイヤ孔(guide wire aperture)」と交換可能であってもよい。別の実施形態では、用語「内側スリーブ」は用語「取外し可能な挿入部」と交換可能であってもよい。
【0038】
安定化装置800は、図7に示された安定化装置700と実質的に同様に構成されてもよい。
【0039】
内側スリーブ812は、パイロットホール孔804を含む実質的に円筒形の本体を備え、安定化装置800の腔814内に嵌合するように構成されてもよい。内側スリーブ812は、1つまたは複数の金属、合金、複合材料、高分子、または別の有機物質もしくは生体適合性物質を含む、あらゆる様々な材料を含んでもよい。一実施形態では、内側スリーブ812は、放射線透過材料、非放射線透過材料、または放射線透過材料および非放射線透過材料の組合せの少なくとも1つを含む。
【0040】
一実施形態では、内側スリーブ812は一連の取外し可能な挿入部を備えてもよく、それぞれはそれらの全長を通って長手方向に延在する、より長いパイロットホール孔804を備える。使用中、安定化装置800は、切削頭部と嵌合するガイドワイヤを受容するように構成されたパイロットホール孔804を有する、第1の内側スリーブ812を搭載してもよい。骨要素をガイドワイヤでリーミングした後、ガイドワイヤおよび第1の内側スリーブ812を取り外してもよい。より大きいパイロットホール孔804を含む第2の内側スリーブ812を安定化装置800の中に挿入してもよく、その後第1の内側スリーブ812と共に使用されたガイドワイヤより大きい直径を有するガイドワイヤが、第2の内側スリーブ812を通って延在されてもよい。一実施形態では、より大きいパイロットホール孔804を有する第3の内側スリーブ812を第2の内側スリーブ812と交換してもよく、以下同様である。
【0041】
一実施形態では、腔814は、移植される整形外科的移植デバイスの外径とほぼ同じ直径を含む。腔814とほぼ同じ直径の外径を有するリーマは、固定され、取り外される安定化装置800および骨要素を通って延在されてもよい。整形外科的移植デバイスは安定化装置800の腔814から挿入され、固定される骨要素を通ってもよい。整形外科的移植デバイスを配置すると、骨要素内に設置された整形外科的移植デバイスを残して、安定化装置800を取り外してもよい。
【0042】
用語「含む(includes)」または「含む(including)」が本明細書または特許請求の範囲に使用される限りは、特許請求の範囲において移行用語として利用される場合に解釈される用語のように、用語「含む(comprising)」と同様の方法で包括的であると意図される。さらに、用語「または(or)」が利用される(たとえば、AまたはB(A or B))限りは、「AもしくはBまたは両方(A or B or both)」を意味することが意図される。出願人が「AまたはBのみだが両方ではない(only A or B but not both)」ことを示すことを意図する際は、用語「only A or B but not both」が利用される。したがって、本明細書で用語「or」の使用は包括的であり、排他的使用ではない。Bryan A. Garner、A Dictionary of Modern Legal Usage 624(第2版、1995年)を参照されたい。また、用語「中(in)」または「中(into)」が本明細書または特許請求の範囲において使用される限りは、「上(on)」または「上(onto)」を追加的に意味することが意図される。用語「選択的に」が本明細書または特許請求の範囲において使用される限りは、装置の使用者が装置の使用を必要とするまたは所望する際に構成要素の特徴または機能を活性化または非活性化してもよい構成要素の状態を指すことが意図される。用語「作動可能に接続される」が本明細書または特許請求の範囲において使用される限りは、同定された構成要素が指定された機能を実行するための方法で接続されることを意味することが意図される。用語「実質的に」が本明細書または特許請求の範囲において使用される限りは、同定された構成要素は、その業種において受容可能であるはずの誤差の程度で示された関係または品質を有することを意味することが意図される。本明細書または特許請求の範囲で使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は複数を含む。最後に用語「約」は数と共に使用される場合、その数の±10%を含むことが意図される。換言すると「約10」は9〜11を意味してもよい。
【0043】
上述のように、本出願はその実施形態の説明によって示され、これらの実施形態はかなり詳しく説明されたが、添付の特許請求の範囲をそのような詳細に制限する、または限定するとは決して出願者が意図するものではない。追加の利点および修正形態が、本出願の利益を有する当業者には容易に明らかになろう。したがって、本出願はそのより広い態様において、示された具体的な詳細、説明に役立つ実例、または言及されたあらゆる装置に限定されない。全体的な発明概念の精神または範囲から逸脱することなく、このような詳細、例、および装置からの逸脱がなされ得る。
図1
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図8