(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明にかかる実施形態の通信システムは、家電機器と;リクエストを受信する通信部と;前記通信部で受信したリクエストをWebAPIに基づいて解析する解析部と;前記解析部が、前記通信部が受信したリクエストに前記家電機器の識別子および前記WebAPIに定義された制御命令が記述されていると解析した場合、前記制御命令に従って前記家電機器を制御する制御部と;リクエストを送信可能な端末に対し、前記端末の表示部に表示され前記家電機器の識別子および前記家電機器の制御命令が記述されたリクエストを実行するためのショートカット情報を、前記端末へ送信するショートカット提供部と;を備えることを特徴とする。
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0011】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の通信システムの一例として、端末2および家電機器3の各機能構成を示すブロック図である。
【0012】
通信システム1は、端末2および家電機器3が、有線または無線の通信手段によって構築されたネットワークによって接続される。本実施形態において、家電機器3および端末2がそれぞれ1台の場合を例に説明するが、家電機器3および端末2は、通信システム1にそれぞれ複数存在しても良い。
【0013】
端末2は、表示部21を有するパソコンやタブレット、携帯電話などのブラウザ機能を有する端末である。また、
図2に例示する端末2では、正面に表示部21が設けられており、表示部2はアプリケーションプログラムを起動するショートカット画像、ホームページのショートカット画像等の各種情報が表示可能に構成されるとともに、これらのショートカット画像を例えばタッチパネルによって操作することができる。また、「お気に入り」サイトのURIを登録する機能と、その「お気に入り」に関連する画像一覧を並べて表示部21に表示する機能を備える。ユーザは、表示部21に表示される画像を操作することによって、登録されたURIまたは文字列をリクエストとして送信し、Webブラウザを介してページを閲覧するなどといった機能を動作させることができる。画像の操作とは、たとえば表示部21がタッチパネルであれば、表示部21に表示された画像をタッチすることによって、所定のリクエストが端末2から送信されるように構成されることが考えられる。
【0014】
なお、前述の画像一覧には、「お気に入り」として登録したURIに関連するタイトルを、ショートカット画像と同時に表示させてもよい。また、それぞれのショートカット画像をどの位置に表示するかはユーザが自由に配置可能としてもよい。複数のホーム画面を有する場合、お気に入りの分類ごとにそれぞれ異なるホーム画面に配置すると、ホーム画面を切換えることで簡単にアクセスできる。
【0015】
これらの機能は、近年の一般的なスマートフォンに標準搭載されており、通常、スマートフォンのホーム画面から特別なアプリケーションを起動することなく、ショートカット画像一覧を表示可能になっている。
【0016】
家電機器3は、有線または無線の通信手段によって構築されたネットワークを介して、他の通信機器と情報を送受信することが可能である、エアコン、冷蔵庫、照明や、テレビなどといった家電機器である。
【0017】
家電機器3は、通信部31、解析部32、制御部33、制御部33によって制御される可動部、ショートカット提供部35を備える。
【0018】
なお、家電機器3は、ネットワーク内で唯一の識別子をあらかじめ有し、mDNS(multicast Domain Name System)またはLLMNR(Link−Local Multicast Name Resolution)機能を備えることが好ましい。mDNSまたはLLMNR機能を有する機器は、別途特別なサーバ、たとえばDNSサーバを必要とせずに、端末3からネットワーク内に識別子をマルチキャストで問い合わせると、所望の対象機器から当該機器のIPアドレスをユニキャスト受信できる。
【0019】
具体的には、たとえば端末3が、家電機器3とするエアコンの識別子「home.aircon.net」を含むURI「http://home.aircon.net/」へアクセスを試みる場合、まず、端末3は、識別子「home.aircon.net」が記述されているmDNSまたはLLMNRリクエストをホームネットワーク内にマルチキャストする。当該リクエストを受信したエアコンは、端末3に向けてユニキャストで自身のIPアドレスを送信する。それを受信した端末3は、そのIPアドレスへ向けて、HTTPリクエストを送信し、接続を確立する。
【0020】
通信部31は、HTTPリクエストを受信した際、当該HTTPリクエストを解析部32に受け渡す。
【0021】
解析部32は、前記HTTPリクエストを解析し、HTTPリクエストに記述されているURIが自身のURIと一致している場合、自身のIPアドレスを含む応答を通信部31を介して応答させる。たとえば、家電機器3とするエアコンのURIが「home.aircon.net」であり、IPアドレスが「192.168.126.10」である場合、端末2から識別子「home.aircon.net」を含むmDNSまたはLLMNRリクエストを受信したとき、自身のIPアドレス情報「192.168.126.10」を含む応答を端末2に送信する。
【0022】
また、家電機器3は、自身の機能を外部から制御可能とするWebAPIを備える。
図3に本実施形態におけるWebAPIの例を示す。
【0023】
解析部32は、通信部31が受信したHTTPリクエストに記述されているURIが自身のURIと一致し、さらに、当該HTTPリクエストにWebAPIで定義された制御命令が記述されている場合、当該制御命令に従って、制御部33に可動部34を制御させる。
【0024】
制御命令と制御部33の動作内容とを対応づけるために、家電機器3は
図3のようにHTTPリクエストと制御動作の対応関係をあらかじめ保有してもよい。たとえば通信部31が「http://home.aircon.net/set/off」というHTTPリクエストを受信した場合、解析部32はURI以外の文字列「/set/off」、またはHTTPリクエスト全体「http://home.aircon.net/set/off」に対して解析を行い、
図3に示した当該HTTPリクエストに対応する動作に従って、制御部33にエアコンの運転を中止させる。または、制御部33が認識できるパラメータを直接HTTPリクエストに記述してもよい。例えば、ECHONETまたはECHONET Liteで定義されているESV(ECHONET Service)、EOJ(ECHONET Object)、EPC(ECHONET Property)、EDT(ECHONET Data)の各数値を、HTTPリクエストの文字列にて記述してもよい。具体的には、「http://home.aircon.net/0x62/0x013001/0x80/0x31」というHTTPリクエストを受信した場合、解析部32は「ESV=0x62(制御)、EOJ=0x013001(エアコン1)、EPC=0x80(運転状態)、EDT=0x31(停止)」の制御命令であると解釈し、当該制御命令を制御部33に受け渡す。制御部33は、当該制御命令に従って、エアコンの運転を中止させる。
【0025】
ショートカット提供部35は、解析部32が解析可能であり、制御部33に可動部34を制御させる制御命令を含むHTTPリクエストと、当該HTTPリクエストに関連する画像と、を有するショートカット情報を、少なくとも一つ格納する。なお、前記ショートカット情報には、当該HTTPリクエストに関連する文字列が、HTTPリクエストおよび画像とともに含まれても良い。
【0026】
たとえば、エアコンの運転をOFFにする制御命令のショートカット情報が
図4に示すHTML情報である場合、<title>のタグで「停止」の文字列が指定され、<link rel=“shortcut icon”>のタグで「off.ico」の画像が指定される。すると、端末2が「http://home.aircon.net/set/off」を「お気に入り」に登録したとき、画像「off.ico」とタイトルである文字列「停止」が、
図5のようにショートカットとして表示部21に表示される。
【0027】
HTTPリクエストの登録は、ユーザが端末2のブラウザを介してHTTPリクエストの文字列を入力することで登録してもよいが、HTTPリクエストが送信されることによって、不必要な制御命令を家電機器3が受け付けてしまう恐れがある。また、ユーザがHTTPリクエストを直に入力することも労力を要する。そのため、たとえば別途HTTPリクエストのリンク一覧を掲載したWebページ(HTML、CSS、JavaScript(登録商標)等で記述されたファイル)を用意し、HTTPリクエストを送信せずにユーザが登録可能に構成することが好ましい。このとき、各々のHTTPリクエストに関連する画像と文字列をWebページに掲載すると、ユーザが容易に制御命令の内容を認識できる。また、すべてのHTTPリクエストを一括に登録できるスクリプトを実行させてもよい。
【0028】
家電機器3は、前述のHTTPリクエストの一覧を掲載したWebページを、自身の操作画面としてあらかじめ格納し、端末2からの要求に応じて操作画面を送信する機能を備えてもよい。たとえば、ショートカット提供部35にWebサーバを備え、自身が保有するWebAPIにおいて定義されている制御命令、たとえば「停止」「暖房」「冷房」「設定温度変更」「風量変更」などを表す画像が配置され、それぞれの画像は、ユーザによって操作されると所定のHTTPリクエストが送信されるように構成されたWebページを格納し、端末2からの要求に応じて当該Webページを返送する。HTTPリクエストの一覧を掲載したWebページは家電機器3に用意しても、任意の場所に設置されたサーバに用意してもよく、機器の操作説明書などにアクセス方法を記載することで、ユーザを誘導する方法が考えられる。なお、前述のショートカット提供部35から提供されたWebページは、そのまま操作画面としても利用できる。
【0029】
具体的には、端末2に搭載されているWebブラウザ機能を用いて「http://home.aircon.net/」を入力すると、端末2は当該mDNSまたはLLMNRリクエストをマルチキャスト送信し、発見した機器のIPアドレスへHTTPリクエストをユニキャスト送信する。「home.aircon.net」が自身のURIである家電機器3とするエアコンが当該HTTPリクエストを受信すると、前述の操作画面を端末2に送信する。ユーザは、端末2の表示部21に表示された操作画面において、所望の制御内容を表す画像を操作することによって、所望の制御に対応するHTTPリクエストを端末2から送信することができる。
【0030】
ユーザは、前述の手順に従ってショートカット画像一覧が表示されるホーム画面を、従来のエアコンのリモコンに見立てて操作することが可能である。制御命令に対応するHTTPリクエストを「お気に入り」として登録した後、表示される画像をユーザの好みの位置に配置可能であると、より好ましい。また、
図5のように、家電機器3の操作画面を、ユーザがHTTPリクエストを「お気に入り」として登録するためのWebページにすると、好ましい配置を提示できる効果が生じる。好ましい配置とは、従来の家電機器に付随するリモコンに従う配置など、ユーザの操作性を考慮した配置である。
【0031】
第1の実施形態に係る通信システム1の動作の一例を、
図6に示すシーケンス図を用いて説明する。ここで、家電機器3とするエアコン3は、
図3のWebAPIを有し、エアコンの運転をOFFにする制御命令のショートカット情報は
図4に示すHTML情報であるとする。
【0032】
エアコン3を操作したいユーザは、まず、端末2のWebブラウザにおいて、アクセス先のURI「http://home.aircon.net/」を入力し、当該mDNSまたはLLMNRリクエストをマルチキャスト送信し、発見した機器のIPアドレスへHTTPリクエストをユニキャスト送信する。アクセス先のURIは、エアコン3の操作説明書等に記載されていてもよいし、任意の場所に設置されたサーバ、たとえば家電機器の製造会社のホームページにWebAPIのURL一覧を掲載し、ユーザが一旦そこにアクセスし各URIを取得してもよい。
【0033】
端末2は、mDNS又はLLMNRを用いて、URIが「home.aircon.net」であるエアコン3をマルチキャストして検索する。図示しないエアコン3の通信部31が前述のmDNSまたはLLMNRリクエストを受信すると、解析部32が当該URIが自身のURIと一致すると判断し、自身のIPアドレス「192.168.126.10」を端末2に返す。端末2は、取得したIPアドレスを用いてWebサーバ機能をもつショートカット提供部35にアクセスする。ショートカット提供部35は、エアコン3の制御に関するショートカット情報が記載されたWebページ、または操作画面のWebページを返す。なお、これらやりとりはユーザからは見えず、Webブラウザに「http://home.aircon.net/」を入力したら操作画面が開いたように見える。
【0034】
ショートカット提供部35が提供するWebページには、エアコン3が保有するWebAPIにおいて定義されている制御命令、たとえば「停止」「暖房」「冷房」「設定温度変更」「風量変更」などを表す画像が記載されている。Webページは、
図5のように画像の好ましい配置を提示してもよく、ショートカットを登録した際に表示される文字列もともに表示すると好ましい。ユーザは、必要な制御命令を表す画像とその画像に関連付けられているHTTPリクエストを、Webブラウザの「お気に入り」機能を利用しホーム画面に登録する。すると、
図5に示した画像およびタイトルがそれぞれホーム画面に表示され、ユーザの好みによって配置可能となる。
【0035】
ユーザが、たとえばエアコン3の運転を停止させたいとき、ホーム画面に表示される「停止」画像を操作することによって、HTTPリクエスト「http://home.aircon.net/set/off」が送信される。図示しないエアコン3の通信部31が前述のHTTPリクエストを受信すると、解析部32は当該URIが自身のURIと一致すると判断し、HTTPリクエストに含まれる制御命令「/set/off」またはHTTPリクエスト全体「http://home.aircon.net/set/off」を、WebAPIを用いて解析する。
図3のWebAPIによると、当該HTTPリクエストが対応する動作は「運転OFF」であるため、制御部33は「運転OFF」の制御を行う。
【0036】
なお、一般的なスマートフォンでは、ショートカット画像を操作するとWebブラウザが立ち上がる。たとえば、制御部33の制御結果にもとづいて、エアコン3の図示しないWebサーバから「エアコンOFFしました」など記載されたWebページを端末2に返送してもよいし、ページを閉じるといった処理が記載されたWebページを返送してもよい。
【0038】
本実施形態によれば、mDNSまたはLLMNR、および、Webブラウザ機能を備えた一般的なパソコンやタブレットと家電機器のみにおいて、家電機器の発見、家電機器の操作画面提供、ユーザ操作に応じた機器制御を実現可能とし、家電機器を制御する制御命令が含まれるショートカット情報を提供することによって、特別な通信プロトコルを備えたアプリケーションを別途必要とせず、端末のホーム画面から簡単に家電機器を操作できる。
【0039】
また、ショートカット用の画像をユーザの好みによって端末に表示される位置を変更できるため、リモコンボタンをカスタマイズできる効果がある。さらに、異なる家電機器の制御命令を表すショートカット用画像を、異なるホーム画面に配置し、複数のホーム画面を切換えることによって、1つの端末を複数のリモコンに見立てて、簡単に切換え操作することが可能である。
(変形例)
【0040】
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0041】
たとえば
図7のように、ホームネットワークのゲートウェイ機能を有する制御装置4を介して端末2と家電機器3が通信する通信システム1において、第1の実施形態において説明した、通信部31、解析部32、制御部33、ショートカット提供部35を、制御装置4が有しても良い。すなわち、端末2からのHTTPリクエストを制御装置4が一旦受信し、制御装置4に搭載されたWebAPIにて解析した結果に従い、ショートカットを提供するか、家電機器3を制御してもよい。
【0042】
変形例の通信システム1の動作シーケンス図を
図8に示す。この場合、HTTPリクエストにおいて家電機器3のURIを指定してもよいし、制御装置4のURIを指定し、制御対象の家電機器3を別途記載してもよい。また、この変形例では、HTTPリクエストで指定されている制御対象の家電機器3が、ホームネットワークに接続されているか否かを判断してから、制御内容の解析を行うことが好ましい。
【0043】
ここで、制御装置4は、
図3のWebAPIを搭載し、家電機器3とするエアコンの運転をOFFにする制御命令のショートカット情報は
図4に示すHTML情報であるとする。
【0044】
エアコン3を操作したいユーザは、まず、端末2のWebブラウザにおいて、アクセス先のURI「http://home.aircon.net/」を入力し、当該httpリクエストをホームネットワーク内に向けて送信する。アクセス先のURIは、エアコン3の操作説明書等に記載されていてもよいし、任意の場所に設置されたサーバ、たとえば家電機器の製造会社のホームページにWebAPIのURL一覧を掲載し、ユーザが一旦そこにアクセスし各URIを取得してもよい。
【0045】
図示しない制御装置4の通信部41が前述のHTTPリクエストを受信すると、解析部42が、当該URIが示す家電機器3がホームネットワーク上に存在するか否かを判断する。家電機器3の存在の判断は、たとえば制御装置4に家電機器3の接続リストを格納し、リストに当該家電機器3が存在するか否かを確認してもよいし、前述のHTTPリクエストを受信した際に検索してもよい。
【0046】
HTTPリクエストで指定された家電機器3が存在すると判断した場合、制御装置4は、エアコン3の制御に関するショートカット情報が記載されたWebページ、または操作画面のWebページが存在するIPアドレス「192.168.126.1」を端末2に返す。端末2は、取得したIPアドレスを用いてWebサーバ機能をもつショートカット提供部45にアクセスし、前述のWebページを取得する。なお、これらやりとりはユーザからは見えず、Webブラウザに「http://home.aircon.net/」を入力したらエアコン3の操作画面が開いたように見える。
【0047】
ショートカット提供部35が提供するWebページには、エアコン3が保有するWebAPIにおいて定義されている制御命令、たとえば「停止」「暖房」「冷房」「設定温度変更」「風量変更」などを表す画像が記載されている。Webページは、
図5のように画像の好ましい配置を提示してもよく、ショートカットを登録した際に表示される文字列とともに表示されることが好ましい。ユーザは、必要な制御命令を表す画像とその画像に関連付けられているHTTPリクエストを、Webブラウザの「お気に入り」機能を利用しホーム画面に登録する。すると、
図5に示した画像およびタイトルがそれぞれホーム画面に表示され、ユーザの好みによって配置可能となる。
【0048】
ユーザが、たとえばエアコン3の運転を停止させたいとき、ホーム画面に表示される「停止」画像を操作することによって、HTTPリクエスト「http://home.aircon.net/set/off」が送信される。図示しない制御装置4の通信部41が前述のHTTPリクエストを受信すると、解析部42は当該HTTPリクエストにて指定されているエアコン3がネットワーク内に存在するか否かを判断し、エアコン3が存在する場合HTTPリクエストに含まれる制御命令「/set/off」またはHTTPリクエスト全体「http://home.aircon.net/set/off」を、WebAPIを用いて解析する。
図3のWebAPIによると、当該HTTPリクエストが対応する動作は「運転OFF」であるため、制御部43はエアコン3に対し「運転OFF」の制御を行う。
【0049】
なお、一般的なスマートフォンでは、ショートカット画像を操作するとWebブラウザが立ち上がる。たとえば、制御部43の制御結果にもとづいて、エアコン3の図示しないWebサーバから「エアコンOFFしました」など記載されたWebページを端末2に返送してもよいし、ページを閉じるといった処理が記載されたWebページを返送してもよい。
(変形例の効果)
【0050】
変形例では、家電機器にWebAPIやショートカット提供部、Webサーバなどといった機能を搭載せずに、家電機器を制御する制御命令が含まれるショートカット情報を提供することによって、特別な通信プロトコルを備えたアプリケーションを別途必要とせず、端末のホーム画面から簡単に家電機器を操作できる。
【0051】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。