(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6373312
(24)【登録日】2018年7月27日
(45)【発行日】2018年8月15日
(54)【発明の名称】真空引き出し用シーリングバー及び真空引き出し
(51)【国際特許分類】
B65B 51/10 20060101AFI20180806BHJP
B65B 31/02 20060101ALI20180806BHJP
A47B 77/08 20060101ALI20180806BHJP
【FI】
B65B51/10 320
B65B31/02 A
A47B77/08 Z
【請求項の数】8
【外国語出願】
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-157236(P2016-157236)
(22)【出願日】2016年8月10日
(65)【公開番号】特開2017-74990(P2017-74990A)
(43)【公開日】2017年4月20日
【審査請求日】2016年12月12日
(31)【優先権主張番号】10 2015 010 432.2
(32)【優先日】2015年8月11日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】516120744
【氏名又は名称】ミハテック ケー エス
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】特許業務法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ボックス シュテファン
(72)【発明者】
【氏名】ハルランダー フロリアン
(72)【発明者】
【氏名】コプフェンシュタイナー ピーター
【審査官】
宮崎 基樹
(56)【参考文献】
【文献】
実開平05−061006(JP,U)
【文献】
欧州特許出願公開第02862807(EP,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2008/0302253(US,A1)
【文献】
特開2013−001458(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 51/10
B65B 31/00−31/10
A47B 77/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1本の溶着ワイヤを有する支持基材と、付着防止テープが一体化されたフレーム部とを備え、食品を真空包装する真空引き出し用のシーリングバーであって、
上記フレーム部は、上記支持基材に対して取り外し可能に取り付けられ、
上記フレーム部は、密閉される袋に対向する面に、長手方向に連続し、上記付着防止テープによって覆われる開口部を有し、
上記付着防止テープの両縦端部は、下向きに湾曲して又は折り曲げられて上記フレーム部の上記開口部の内部へ突出し、
上記付着防止テープの上記折り曲げ端部は、上記開口部の少なくとも1つの縦端部に沿って延びる上記フレーム部のシーリングリップにぴったりと貼りつく湾曲した段差部を形成している
ことを特徴とするシーリングバー。
【請求項2】
請求項1において、
上記付着防止テープは、テフロン(登録商標)テープである
ことを特徴とするシーリングバー。
【請求項3】
請求項1又は2において、
上記付着防止テープの湾曲した又は折り曲げられた縦端部は、上記シーリングリップまで又は該シーリングリップ辺りまで延長されている
ことを特徴とするシーリングバー。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つにおいて、
上記支持基材の上記溶着ワイヤは、設置された上記フレーム部に取り付けられた上記付着防止テープの直下において延びている
ことを特徴とするシーリングバー。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1つにおいて、
上記付着防止テープは、上記フレーム部及び/又は上記支持基材に対して固定され、好ましくは少なくとも複数箇所で接着接合されている
ことを特徴とするシーリングバー。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1つにおいて、
上記付着防止テープは、上記フレーム部と上記支持基材との間に挟持されることにより上記シーリングバーに固定されている
ことを特徴とするシーリングバー。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1つにおいて、
上記支持基材と上記フレーム部との間の上記取り外し可能な接続は、係止によって行われる
ことを特徴とするシーリングバー。
【請求項8】
真空引き出し、特に、家具の一部分の中に設けることに適した真空引き出しであって、
真空チャンバと、
上記真空チャンバ内に支持された請求項1〜7のいずれか1つに記載の少なくとも1つのシーリングバーとを備える
ことを特徴とする真空引き出し。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品を真空包装するための真空引き出し用シーリングバー、及びそのようなシーリングバーを有する真空チャンバを備えた真空引き出しにも関する。
【背景技術】
【0002】
真空包装ユニットは、例えば、密閉可能な袋状の適切な容器が内部に設けられた真空チャンバを備える。細長いシーリングバーは、真空チャンバ内において延び、該真空チャンバを横断するように設けられている。このシーリングバーは、垂直方向の位置の調節が可能である。食品を詰めた容器を真空チャンバの中に入れた後、真空ポンプを用いてチャンバ内を真空状態にするために、真空チャンバを蓋で密閉する。シーリングバーは、まず、開放位置に配置されるため、容器内から空気を吸い出すこともできる。次に、シーリングバーの垂直方向の位置を調整し、上述の袋をシーリングバーとそれと対を成す部材との間に挟み込む。しばしばプラスチックを含む上記袋が発生した熱によって密閉されるように、一体化された溶着ワイヤ又はシーリングバーの溶着ワイヤに必要な溶着エネルギーが供給される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
通常、溶着される袋が配置された上記シーリングバーの上部には、伝熱性を有する付着防止コーティングが施される。この付着防止コーティングは、その下方に配置された溶着ワイヤの発生熱を、該コーティングの上に直に置かれた袋へと伝達する。このコーティングは、一般的には、単一の部分からなるシーリングバー構造の表面に接着接合されるのに適したフィルムである。上記溶着工程中に常時発生する熱により、上記付着防止テープには、遅かれ早かれ目に見える摩耗現象が生じる。そのような摩耗は、憂慮すべき退色によって特徴付けられる。これにより、見た目上の欠陥に加えて、テープの付着防止機能及び伝熱機能も損なわれる虞がある。そのため、上記付着防止コーティングは、時折、新調されるべきである。フィルムを単体で交換することは、シーリングバー全体を容易に交換できるように、フィルムが接着接合されているため、実質的には不可能である。しかしながら、全体の交換にかかる高い修理費用は、望ましいものではない。
【0004】
以上により、本発明の目的は、付着防止コーティングのより好適な交換を可能にするシーリングバーの新たな構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、請求項1に記載する特徴を有する食品を真空包装するための真空引き出し用のシーリングバーによって達成される。また、該シーリングバーの種々の好適な実施形態が、複数の従属請求項の主題となる。
【0006】
本発明によれば、上記必須の溶着ワイヤを有する支持基材と、付着防止コーティングが一体化されたフレーム部とを備え、上記フレーム部と上記支持基材とが、互いに取り外し可能に接続可能又は接続された革新的なシーリングバーが提供される。したがって、シーリングバーは、2つの部品によって構成されるので、付着防止コーティングを新調するために全体を交換する必要は無く、上記コーティングを含むフレーム部のみを交換すれば良いことになる。フレーム部の交換に当たり、シーリングバー全体が上記真空引き出しから取り外され、上記フレーム部が交換のために上記支持基材から取り外される。上記支持基材は、理想的には、取り外し可能なかたちで上記フレーム部に係止される。したがって、このような交換作業は単により簡単なだけでなく、よりコストの低いものである。上記コーティングは、好ましくは、上記フレーム部に取り外し可能に固定されて単体で交換可能な付着防止テープによって実施され得る。これにより修理費用がさらに下がることになる。
【0007】
上記付着防止コーティングは、付着防止性に加えて伝熱性も有し、具体的には、伝熱性材料からなる。ある好ましい実施の形態では、この付着防止テープはテフロン
(登録商標)テープである。付着防止テープは、好ましくは、上記溶着ワイヤに平行に延びる。すなわち、溶着ワイヤと密閉すべき袋との直接接触を避けるために、上記溶着ワイヤが上記付着防止テープで覆われる。付着防止テープは、溶着ワイヤに発生した熱を密閉すべき袋に容易に伝達するが、該付着防止テープの材料組成により、シーリングバーに対する袋の付着は回避される。
【0008】
上記付着防止テープを受け止める上記フレーム部は、好ましくは、その上面に、長手方向に連続し、上記付着防止テープによって少なくとも部分的に、理想的にはほぼ完全に覆われた開口部を有し得る。上記フレーム部の上面は、シーリングバーの密閉のために袋が配置される面に対応する。
【0009】
上記付着防止テープは、好ましくは、上記フレーム部の上記開口部よりも幅広である。この場合、上記付着防止テープの両縦端部は、下向きに湾曲して又は折り曲げられて上記シーリングバーの内部であって上記フレーム部の上記開口部の内部へ突出する。このように折り曲げられた両縦端部によって、付着防止テープを上記シーリングバーの内部に固定することができる。
【0010】
特定の状況下では、上記開口端部と上記付着防止テープとの間において端部に塵埃が集まり、それに伴う汚れによって見た目上の欠陥が生じることになる。そこで、上記フレーム部の開口部の少なくとも1つの端部であって、該開口部の少なくとも縦端部には、端部に塵埃が集まるのを避けるためにシーリングリップが設けられる。シーリングリップにより、上記フレーム部と付着防止テープとの間に「滑らかな(flowing)」継ぎ目が提供される。これにより、上記フレーム部と上記付着防止テープとの間の段差が大幅に低減されるため、上記継ぎ目における塵埃の発生が低減する。
【0011】
上記付着防止テープの両縦端部を折り曲げることにより、上記シーリングリップの外形に正確に合うように配置される又は上記シーリングリップの周囲において少なくとも部分的に延びる湾曲した段差部が形成されることが特に好ましい。
【0012】
上記付着防止テープは、好ましくは、上記フレーム部及び/又は上記支持基材に固定される。この接続は、例えば、上記支持基材とフレーム部との間に挟み込むことによって取り外し可能に構成してもよく、又は、接着接合により固定してもよい。上記フレーム部との接着接合は、少なくとも複数の点においてなされる。挟持接続と、接着接合による接続とを組み合わせて用いることも考えられる。
【0013】
さらに、本発明に係るシーリングバーに加え、本発明は、真空引き出し、特に、真空チャンバと、上記真空チャンバ内に支持された本発明に係る又は本発明の好適な実施の形態に係る少なくとも1つのシーリングバーとを有する家具の一部分の中に設けるための真空引き出しにも関する。したがって、この真空引き出しについても、本発明に係るシーリングバーについて既に詳細に述べた効果・特性と同様の効果・特性が結果として得られる。したがって、同様の説明の繰り返しは避けることとする。
【0014】
本発明のその他の効果及び詳細な特徴については、以下の図面に示された実施の形態においてより詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1a】
図1aは、本発明に係る真空引き出しの等角図である。
【
図1b】
図1bは、本発明に係る真空引き出しの別の等角図である。
【
図2】
図2は、本発明に係るシーリングバーのフレーム部を示す斜視図である。
【
図4】
図4は、本発明に係るシーリングバーの縦軸を横断する断面図である。
【
図5a】
図5aは、支持基材の縦軸に沿った断面図である。
【
図6】
図6は、シーリングバーの支持基材を示す分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1a及び
図1bは、本発明に係る真空引き出しの等角図である。
図1aは、通常の真空包装動作を行うために引き出しが引き出された状態を示す。
図1bでは、メンテナンスを行うために引き出しが
図1aよりも少しだけさらに引き出され、真空ポンプ30が見える状態になっている。この引き出しは、設置高さが約140mmであり、システムキッチンの標準的な寸法に対応することから、キッチン家具での使用に適している。
【0017】
この真空引き出しは、引き出し枠組み12内において、両側のガイドレールによって、縦方向に移動可能に案内される引き出し伸長部10を備える。図示される実施の形態では、フロントカバー11には取手がなく、その引き出し伸長部は、プッシュプル式の開閉装置として設計されている。引き出し伸長部内には真空チャンバ20が支持され、該真空チャンバ20は、閉状態の真空チャンバ20から空気をポンプで汲みだすように、真空引き出しの真空ポンプ30と流体的に接続されている。真空チャンバ20は、該チャンバ20に回動可能に取り付けられたカバー21によって気密状に閉じられるように構成されている。カバー21自体は、デザイン上の理由により、ガラス製である。
【0018】
上記チャンバ内で引き出しの引き出し方向に延びるシーリングバー22が、挿入された袋のシールに用いられる。食品を詰めた袋は、真空包装のためにチャンバ20内に配置され、カバー21は気密状になるように閉じられる。袋は、
図1bに示す真空ポンプ30でチャンバ20を真空にした後に、シーリングバー22でシールされる。シールされる袋の開口部は、真空引き後に袋に当接してその接点で押圧しながら熱を加えることでシールするシーリングバー22上に配置される。該バー22は、カバー21に取り付けられた逆向きの押圧バー23又は別の押圧面のいずれかに押しつけられる。真空ポンプ30は、引き出し伸長部10の後部においてチャンバ20の後ろに配置され、チャンバ20から空気をポンプで汲みだして真空を発生させるように、真空チャンバ20に流体的に接続されている。
【0019】
シーリングバー22は、基材本体40と、テフロン
(登録商標)テープ26を有するフレーム部25とを備えている。シーリングバー22は、シール工程において、挿入された袋とテフロン
(登録商標)テープ26を介して接触し、溶着ワイヤ42により生成された熱が、テフロン
(登録商標)テープ26を介して袋に出力される。
図2は、本発明に係るシーリングバー22のフレーム部25を示す斜視図である。フレーム部25は、シーリングバー22の表面ほぼ全体を覆うように長手方向に延びるテフロン
(登録商標)テープ26を備える。
【0020】
シーリングバー22のこのように基材本体40とフレーム部25とを有する2部品設計により、素早く、簡単に、且つ安価にテフロン
(登録商標)テープ26を交換することが可能になる。なお、テフロン
(登録商標)テープ26の交換だけでなく、フレーム部25の全体の交換も可能である。
【0021】
図3の分解図は、テフロン
(登録商標)テープ26の全体を示すとともに、フレーム部25の表面の本来の構造も示す。フレーム部25は、シール工程において対応してシールされる袋が配置される表面27に形成された切欠き28を備えている。テフロン
(登録商標)テープ26の両縦端部29は下向きに折り曲げられている。その結果、テフロン
(登録商標)テープ26の幅は、切欠き28の開口幅とほぼ一致することになる。これにより、テフロン
(登録商標)テープ26を開口28内に挿入することができ、また、フレーム部25とテフロン
(登録商標)テープ26との間の継ぎ目に非常に小さいオフセットが生じるだけで、フレーム部25には、ほぼ段差のない表面27が形成されることとなる。
【0022】
しかしながら、テフロン
(登録商標)テープ26の折り曲げ端部31は、単なる縁部ではなく、寧ろ、湾曲した段差部31を形成する折り曲げ部となる。この部分の正確な大きさは、
図4の断面図に示されている。折り曲げ端部31にこのような断面形状を選択することにより、テフロン
(登録商標)テープ26を、開口28の両縦端部に沿って延びるフレーム部25の2つのシーリングリップ32にぴったりと貼りつけることができる。該シーリングリップ32は、フレーム部25とテフロン
(登録商標)テープ26との間の継ぎ目における汚染のリスクが最小限に抑えられるように、継ぎ目のオフセットを低減する。
【0023】
また、
図4に示されるように、フレーム部25は、シーリングバー22の支持基材40の上に上方から据え付けられている。内壁33は、フレーム部25の開口28の開口端部領域において、シーリングバー22の内部へ内向き又は下向きに突出し、その結果、開口壁が形成される。この内壁33は、背中合わせに設けられた支持基材40の側壁41に平行に延びている。また、内壁33は、フレーム部25の各外壁34にも平行に延びている。内壁33と外壁34との間には、隙間が形成されている。
【0024】
溶着ワイヤ42は、支持基材40の表面45上で長手方向に延びている。フレーム部25を支持基材40の上に上方から据え付ける場合、溶着ワイヤ42は、テフロン
(登録商標)テープ26の直下に配置され、その結果、理想的な熱伝達が実現される。テフロン
(登録商標)テープ26は、シーリングバー22に挟持接続によって固定され得る。このために、折り曲げられた両縦端部29は、支持基材40の側壁41とフレーム部25の内壁33との間に挟み込まれる。また、支持基材40の表面上におけるシーリングリップ32の領域においても、同様にシール・挟持が行われる。また、テフロン
(登録商標)テープ26は、フレーム部25にさらに接着接合されてもよく、別の手法でフレーム部25に固定されてもよい。
【0025】
フレーム部25を支持基材40の上に据え付けると、内壁33の下端部が、突出部43によって形成される支持基材40の溝44内においてその端部側が挟み込まれる。
【0026】
以下では、溶着ワイヤ42の支持基材40への固定について、
図5a、
図5b及び
図6を参照してさらに詳しく説明する。
図6は、支持基材40の分解図であり、
図5aは、支持基材40の縦断面図である。
図5bは、
図5aの支持基材40の右側の詳細断面図である。
【0027】
溶着ワイヤ42は、長手方向において支持基材40の表面45全体にわたり、溶着ワイヤの自由端が支持基材40の両端縁部上を案内されながら、支持基材40の両端部の下方に挟み込まれる。溶着ワイヤ42の支持基材40への固定は、クランプ手段50を用いて行われる。クランプ手段は導電性材料から形成され、電力供給用のシーリングバー22の接続点にもなる。
【0028】
クランプ手段50の湾曲した端縁部56により形成されるフック51は、クランプ手段50の上側に設けられている。クランプ手段50の下側には、溝53と、撓み可能な状態でクランプ手段に取り付けられ、溝53内へ圧入されてぴったり合うプラグ52とが設けられる。クランプ手段50の上側には、切欠き55が形成され、クランプ手段50の後部にも別の切欠き54が形成されている。溶着ワイヤ42の自由端は、上側から下方へ向かってクランプ手段50の湾曲した端面56を経由して溝53を超えて設けられ、プラグ52を溝53内に圧入することにより、クランプ手段50に挟み込まれて固定される。
【0029】
2つのクランプ手段は、フック51を介して支持基材40の端部側に吊り下げられている。これらのフックは、好ましくは、支持基材に上方から引っかけられるが、その後、内向きに回動させることにより、支持基材の下側へ押し下げられることになる。これに伴うてこ効果により、溶着ワイヤには、上記溶着ワイヤが支持基材40の上面45上で均等且つ平坦に延びるような十分な張力が得られる。熱によって溶着ワイヤ42が伸長すると共に均等に接触するように、予め加えられる負荷(張力)が選択される。このような状況において、クランプ手段50は、さらに、切欠き54、55を介して支持基材40の対応する係止フック47、48に係止される。なお、クランプ手段50は、クランプ本体50の中空空間内の所定の位置に保護された状態で設けられていることにも留意されたい。