特許第6373318号(P6373318)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6373318-圧力センサー 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6373318
(24)【登録日】2018年7月27日
(45)【発行日】2018年8月15日
(54)【発明の名称】圧力センサー
(51)【国際特許分類】
   G01L 19/04 20060101AFI20180806BHJP
   G01D 21/02 20060101ALI20180806BHJP
   G01L 9/00 20060101ALI20180806BHJP
【FI】
   G01L19/04
   G01D21/02
   G01L9/00 E
【請求項の数】7
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2016-173880(P2016-173880)
(22)【出願日】2016年9月6日
(65)【公開番号】特開2017-207462(P2017-207462A)
(43)【公開日】2017年11月24日
【審査請求日】2016年9月6日
(31)【優先権主張番号】201620448964.7
(32)【優先日】2016年5月17日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】515342457
【氏名又は名称】エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】AAC TECHNOLOGIES PTE.LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100078721
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 喜樹
(72)【発明者】
【氏名】ワン カイ
(72)【発明者】
【氏名】チェン フー
(72)【発明者】
【氏名】リュウ グォジュン
【審査官】 大森 努
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−169541(JP,A)
【文献】 特開平11−160179(JP,A)
【文献】 特開2013−156165(JP,A)
【文献】 特開平08−247801(JP,A)
【文献】 実開昭59−142741(JP,U)
【文献】 特開2014−215097(JP,A)
【文献】 特開2014−048072(JP,A)
【文献】 特開2009−282015(JP,A)
【文献】 特開2013−186108(JP,A)
【文献】 特開平10−132684(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0132096(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0317772(US,A1)
【文献】 特開平07−110276(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01L 7/00−23/02,27/00−27/02
G01D 21/02
G01P 15/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
収容空間が設けられたパッケージ構造、及び前記収容空間に設置された、圧力信号を検出するためのMEMSチップと複数の回路モジュールを有するASICチップを備える圧力センサーであり、前記ASICチップにおける回路モジュールは、MEMSチップに接続された信号処理モジュールを含み、前記信号処理モジュールは、前記MEMSチップが検出した圧力信号を処理すると共に、処理された圧力信号を出力し、前記ASICチップにおける回路モジュールは、前記圧力センサーの周囲の環境温度を示す温度信号を検出すると共に、当該温度信号を出力するための温度検出モジュールをさらに含み、
前記ASICチップにおける回路モジュールは、前記温度検出モジュールに接続されたクロックモジュールをさらに含み、前記クロックモジュールは、外部のクロック信号を受信したうえで前記温度検出モジュールが温度信号を出力するか否かを制御することを特徴とする圧力センサー。
【請求項2】
前記温度検出モジュールは、デジタル回路モジュールであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサー。
【請求項3】
前記MEMSチップは、信号検出モジュールを含み、前記信号検出モジュールは、検出した圧力信号をASICチップにおける信号処理モジュールに伝送することを特徴とする請求項1に記載の圧力センサー。
【請求項4】
前記MEMSチップの信号検出モジュールが検出した圧力信号は、差分アナログ信号であることを特徴とする請求項に記載の圧力センサー。
【請求項5】
前記信号処理モジュールは、差分アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器を含むことを特徴とする請求項に記載の圧力センサー。
【請求項6】
前記信号処理モジュールは、前記デジタル信号を増幅する増幅器をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の圧力センサー。
【請求項7】
前記MEMSチップは、MEMS電源モジュールを含み、前記ASICチップは、MEMS電源モジュールに駆動電圧を提供する電圧モジュールを含むことを特徴とする請求項1に記載の圧力センサー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧力センサーに関し、特に温度検出機能を有する圧力センサーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の圧力センサーは、圧力を検出する機能を有するが、圧力センサーの周囲の環境温度を検出することができない。
【0003】
従って、前記欠陥を克服するために、新たな技術案を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、リアルタイムに動作環境の温度を検出可能な圧力センサーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の技術案は、以下の通りである。
【0006】
圧力センサーであって、前記圧力センサーは、収容空間が設けられたパッケージ構造、及び前記収容空間に設置された、圧力信号を検出するためのMEMSチップと複数の回路モジュールを有するASICチップとを備え、前記ASICチップにおける回路モジュールは、MEMSチップに接続された信号処理モジュールを含み、前記信号処理モジュールは、前記MEMSチップが検出した圧力信号を処理すると共に、処理された圧力信号を出力し、前記ASICチップにおける回路モジュールは、温度信号を検出すると共に、当該温度信号を出力するための温度検出モジュールをさらに含み、
前記ASICチップにおける回路モジュールは、前記温度検出モジュールに接続されたクロックモジュールをさらに含み、前記クロックモジュールは、外部のクロック信号を受信したうえで前記温度検出モジュールが温度信号を出力するか否かを制御する。
【0007】
好ましくは、前記温度検出モジュールは、デジタル回路モジュールである。
【0009】
好ましくは、前記MEMSチップは、信号検出モジュールを含み、前記信号検出モジュールは、検出した圧力信号をASICチップにおける信号処理モジュールに伝送する。
【0010】
好ましくは、前記MEMSチップの信号検出モジュールが検出した圧力信号は、差分アナログ信号である。
【0011】
好ましくは、前記信号処理モジュールは、差分アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器を含む。
【0012】
好ましくは、前記信号処理モジュールは、前記デジタル信号を増幅する増幅器をさらに含む。
【0013】
好ましくは、前記MEMSチップは、MEMS電源モジュールを含み、前記ASICチップは、MEMS電源モジュールに駆動電圧を提供する電圧モジュールを含む。
【発明の効果】
【0014】
本発明の有益な効果は、以下の通りである。本発明に係る圧力センサーは、リアルタイムに動作環境の周囲の環境温度を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に係る圧力センサーを示す断面図である。
図2】本発明に係る圧力センサーの原理を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面および実施形態を参照しながら、本発明について、さらに説明する。
【0017】
図1図2を合わせて参照すると、本発明に係る圧力センサー100は、外部電源200に接続され、前記圧力センサー100は、収容空間10が設けられたパッケージ構造1、及び前記収容空間10に設置された、MEMSチップ20と複数の回路モジュールを有するASICチップ30を備え、パッケージ構造1に気孔11がさらに設けられ、前記気孔11は前記パッケージ構造1の上方に設けられてもよいし、前記パッケージ構造1の下方に設けられてもよい。
【0018】
前記MEMSチップ20は、信号検出モジュール21及びMEMS電源モジュール22を含み、前記信号検出モジュール21は、圧力信号を検出するためのものであり、前記圧力信号は差分アナログ信号であり、前記信号検出モジュール21は、差分アナログ信号をASICチップ30に伝送する。
【0019】
前記ASICチップ30における回路モジュールは、MEMSチップ20における信号検出モジュール21に接続された信号処理モジュール31と、MEMSチップ20のMEMS電源モジュール22に駆動電圧を提供する電圧モジュール32と、環境温度を検出すると共に、該環境温度を出力するための温度検出モジュール33と、前記温度検出モジュール33に接続されたクロックモジュール34とを含む。前記信号処理モジュール31は、アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器311と、デジタル信号を増幅する増幅器312とを含む。前記電圧モジュール32は、一定の電圧を提供し、前記MEMS電源モジュールを駆動する。前記クロックモジュール34は、外部のクロック信号を受信したうえで前記温度検出モジュール33が温度信号を出力するか否かを制御する。前記温度検出モジュール33は、デジタル回路モジュールであり、それが出力する信号は、デジタル信号である。
【0020】
前記各回路モジュールを駆動するように、前記外部電源200は、前記ASICチップ30における信号処理モジュール31、電圧モジュール32、温度検出モジュール33、及びクロックモジュール34にそれぞれ接続されている。
【0021】
具体的には、前記MEMSチップ20における信号検出モジュール21は圧力信号を検出すると、差分アナログ信号を信号処理モジュール31に伝送し、信号処理モジュール31におけるアナログデジタル変換器311は、受信した差分アナログ信号をデジタル信号に変換し、前記増幅器312は、上記デジタル信号を増幅し、前記信号処理モジュール31は、最終的に有用な電気信号、即ち処理された圧力信号を出力し、それとともに、前記温度検出モジュール33は、当時の動作環境に応じて、温度信号を検出すると共に、クロックモジュール34に信号を伝送する。クロックモジュール34は、同時に外部のクロック信号を受信し、そして、クロックモジュール34は、温度検出モジュール33に制御信号を出力する。前記温度検出モジュール33は、この制御信号に基づき、温度信号を出力するか否かを決定する。前記クロック信号は、各種モードを有するデジタル信号であってもよい。
【0022】
本発明は、圧力センサーに温度検出モジュールが追加されているため、圧力センサーが、リアルタイムに動作環境の周囲の環境温度を検出できるようにする。
【0023】
上述したのは本発明の実施形態に過ぎず、ここで明確にすべきなのは、当業者にとっては、本発明の創造的発想を逸脱しない前提で、改良を行うことができるが、これらは全て本発明の保護範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0024】
1・・パッケージ構造、10・・収容空間、11・・気孔、20・・MEMSチップ、30・・ASICチップ、100・・圧力センサー、200・・外部電源。
図1
図2