特許第6373979号(P6373979)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6373979
(24)【登録日】2018年7月27日
(45)【発行日】2018年8月15日
(54)【発明の名称】赤外線センサ
(51)【国際特許分類】
   G01J 1/44 20060101AFI20180806BHJP
   G01J 1/02 20060101ALI20180806BHJP
   G01J 5/10 20060101ALI20180806BHJP
   G01J 5/14 20060101ALI20180806BHJP
【FI】
   G01J1/44 D
   G01J1/02 R
   G01J1/02 C
   G01J5/10 B
   G01J5/14
【請求項の数】19
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-517360(P2016-517360)
(86)(22)【出願日】2014年8月14日
(65)【公表番号】特表2016-532086(P2016-532086A)
(43)【公表日】2016年10月13日
(86)【国際出願番号】US2014051068
(87)【国際公開番号】WO2015047578
(87)【国際公開日】20150402
【審査請求日】2017年5月18日
(31)【優先権主張番号】14/037,963
(32)【優先日】2013年9月26日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】597115727
【氏名又は名称】ローズマウント インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100098914
【弁理士】
【氏名又は名称】岡島 伸行
(72)【発明者】
【氏名】ルド, ジェイソン ハロルド
【審査官】 塚本 丈二
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第05829876(US,A)
【文献】 特開2000−136966(JP,A)
【文献】 特開平09−126896(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01J 1/00−1/60
G01J 5/00−5/62
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
関心のある点の温度の関数として電圧を生成するための熱電対列と、
前記熱電対列が直列に接続されて回路を構成し、周囲温度の関数として抵抗が変化する測温抵抗体(RTD)と、
前記RTDの第1のRTD端子に接続されている第1及び第2の導線と、
前記RTDの第2のRTD端子及び前記熱電対列の第1の熱電対列端子に接続されている第3の導線と、
前記熱電対列の第2の熱電対列端子に接続されている第4の導線と、を備え
前記第2の導線は励起電流を前記RTDへ、前記第3の導線は前記励起電流を前記RTDから、それぞれ供給するように構成され、
前記第1の導線及び前記第4の導線は、前記直列回路の両端間電圧を、前記第1の導線及び前記第4の導線を前記励起電流が流れることなく測定できるように構成される、
赤外線センサ。
【請求項2】
請求項に記載の赤外線センサにおいて、前記RTDに励起電流が流れていないときに前記直列回路の両端間の第1電圧を測定し、前記RTDに励起電流が流れているときに前記直列回路の両端間の第2電圧を測定するために構成された前記第1、第2、第3及び第4の導線に接続されている測定回路をさらに備える、赤外線センサ。
【請求項3】
請求項に記載の赤外線センサにおいて、前記測定回路は、前記第1電圧及び前記第2電圧に基づいて、補償された温度測定値を生成する、赤外線センサ。
【請求項4】
請求項に記載の赤外線センサにおいて、前記第1電圧は、前記RTDに励起電流が流れていないときの前記第1の導線と前記第4の導線との間の電圧である、赤外線センサ。
【請求項5】
請求項に記載の赤外線センサにおいて、前記第2電圧は、前記RTDに励起電流が流れているときの前記第1の導線と前記第4の導線との間の電圧である、赤外線センサ。
【請求項6】
請求項に記載の赤外線センサにおいて、前記第2電圧は、前記RTDに励起電流が流れているときの前記第1の導線と前記第3の導線との間の電圧である、赤外線センサ。
【請求項7】
請求項に記載の赤外線センサにおいて、前記測定回路は、前記第2電圧が測定されるときに前記励起電流を提供するために前記第2の導線及び前記第3の導線に接続されている励起回路と、
前記第1電圧に基づいて第1電圧値を生成し、前記第2電圧に基づいて第2電圧値を生成する信号処理回路と、
前記第1電圧値及び前記第2電圧値に基づいて、前記補償された温度測定値を生成するデジタルプロセッサと、を含む、赤外線センサ。
【請求項8】
請求項に記載の赤外線センサにおいて、前記励起回路は、前記信号処理回路及び前記デジタルプロセッサのいずれか一によって制御される、赤外線センサ。
【請求項9】
請求項に記載の赤外線センサにおいて、前記測定回路は、第1、第2、第3及び第4の端子を有する端子台を含み、
前記第1、第2、第3及び第4の導線は、前記第1、第2、第3及び第4の端子にそれぞれ接続されており、
前記励起回路は、前記第2及び第3の端子に接続されており、
前記信号処理回路は、前記第1及び第4の端子に接続されている、赤外線センサ。
【請求項10】
請求項に記載の赤外線センサにおいて、前記信号処理回路は、前記第3の端子にも接続されている、赤外線センサ。
【請求項11】
第1のRTD端子及び第2のRTD端子を有する測温抵抗体(RTD)と、
第1の熱電対列端子及び第2の熱電対列端子を有し、前記第1の熱電対列端子が前記第2のRTD端子に接続されている熱電対列と、
前記第1のRTD端子に接続されている第1の励起電流導線と、
前記第2のRTD端子に接続されている第2の励起電流導線と、
前記第1のRTD端子に接続されている第1の電圧感知導線と、
前記第2の熱電対列端子に接続されている第2の電圧感知導線と、
前記第1及び第2の励起電流導線に励起電流が流れていないときには、前記第1の電圧感知導線と前記第2の電圧感知導線との間の第1電圧に基づいて温度測定値を提供し、前記第1及び第2の励起電流導線に励起電流が流れているときには、前記第1の電圧感知導線と前記第2の電圧感知導線又は前記第2の励起電流導線のいずれかとの間の第2電圧に基づいて温度測定値を提供する測定回路と、を備える赤外線センサ。
【請求項12】
請求項11に記載の赤外線センサにおいて、前記測定回路は、前記第1電圧及び前記第2電圧に基づいて、補償された温度測定値を生成する、赤外線センサ。
【請求項13】
請求項12に記載の赤外線センサにおいて、前記第1電圧は、前記RTDに励起電流が流れていないときの前記第1の電圧感知導線と前記第2の電圧感知導線との間の電圧である、赤外線センサ。
【請求項14】
請求項13に記載の赤外線センサにおいて、前記第2電圧は、前記RTDに励起電流が流れているときの前記第1の電圧感知導線と前記第2の電圧感知導線との間の電圧である、赤外線センサ。
【請求項15】
請求項13に記載の赤外線センサにおいて、前記第2電圧は、前記RTDに励起電流が流れているときの前記第1の電圧感知導線と前記第2の励起電流導線との間の電圧である、赤外線センサ。
【請求項16】
請求項12に記載の赤外線センサにおいて、前記測定回路は、前記第2電圧が測定されるときに前記励起電流を提供するために前記第1及び第2の励起電流導線に接続されている励起回路と、
前記第1電圧に基づいて第1電圧値を生成し、前記第2電圧に基づいて第2電圧値を生成する信号処理回路と、
前記第1電圧値及び前記第2電圧値に基づいて、前記補償された温度測定値を生成するデジタルプロセッサと、さらに含む、赤外線センサ。
【請求項17】
請求項16に記載の赤外線センサにおいて、前記励起回路は、前記信号処理回路及び前記デジタルプロセッサのいずれか一によって制御される、赤外線センサ。
【請求項18】
請求項16に記載の赤外線センサにおいて、前記測定回路は、第1、第2、第3及び第4の端子を有する端子台を含み、
前記第1及び第2の電圧感知導線は、前記第1及び第4の端子にそれぞれ接続されており、
前記第1及び第2の励起電流導線は、前記第2及び第3の端子にそれぞれ接続されており、
前記励起回路は、前記第2及び第3の端子に接続されており、
前記信号処理回路は、前記第1及び第4の端子に接続されている、赤外線センサ。
【請求項19】
請求項18に記載の赤外線センサにおいて、前記信号処理回路は、前記第3の端子にも接続されている、赤外線センサ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、温度測定デバイスに関し、より具体的には赤外線センサに関する。
【背景技術】
【0002】
赤外線(IR)スポットセンサ(或いは赤外線放射温度計)のような赤外線センサは、関心のある点の温度を示す出力信号を提供するために用いられる。多くの赤外線スポットセンサは、熱電対列及び測温抵抗体(RTD)の両方を使用する。熱電対列は、関心のある点の温度を示す出力電圧を生成する。RTDは、周囲温度の補償のために用いられ、抵抗の関数であり周囲温度の関数である電圧を生成するためにRTDを通じて流れる電流を要する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
全体の導線の数を最小限にするために、赤外線センサの熱電対列及びRTDは、2つの独立した測定のための2本の電線によって互いに接続されている。RTDのような抵抗デバイスを2本の導線だけで測定するときには、その導線の抵抗が、全てのRTDセンサ抵抗に直接に加わることによって測定誤差を生じさせる。
【0004】
2線式RTD測定において、導線の抵抗によって引き起こされる誤差に対処する1つのアプローチは、大きい(高抵抗の)RTDを用いることである。例えばOptris社が販売する赤外線放射温度計の感知ヘッドの1つ(モデルLT15)は、熱電対列及びPT1000RTDを含む。このPT1000RTDは、約30オーム/度Cの公称感度を有し、これは例えばPT100RTDのようなより小さいRTDを有する2線式の類似の回路に比べて、導線の抵抗の影響を最小限にするのに役立つ。
【0005】
しかし大きいRTDセンサは、その高い抵抗に起因して、電磁妨害(EMI)電流を増幅することになり、それに曝され、デジタル処理の分解能が低下することになる。このように大きいRTDは、PT1000RTDの周囲温度補償抵抗により提供される2線式測定に、PT100RTDのようなより小さいRTDデバイスに比べて、よりノイジーで精度が低いという結果をもたらす。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の赤外線センサは、関心のある点の温度の関数として電圧を生成する熱電対列、及び周囲温度の関数として抵抗が変化するRTDを含む。この熱電対列及びRTDは、直列に接続された回路を構成し、その直列回路に4本の導線が接続されている。第1及び第2の導線は、RTDに接続されており、第3の導線は、RTD及び熱電対列に接続されており、第4の導線は、熱電対列に接続されている。4本の導線は、熱電対列によって生成される出力電圧の周囲温度補償のための3又は4線式の抵抗測定を可能にする。
【0007】
本発明の赤外線センサは、温度センサと測定回路を含む。温度センサは、熱電対列及びRTDを含む。熱電対列は、第1の熱電対列端子及び第2の熱電対列端子を有し、RTDは、第1のRTD端子及び第2のRTD端子を有する。第1の熱電対列端子は、第2のRTD端子に接続されている。第1の励起電流導線は、第1のRTD端子に接続され、第2の励起電流導線は、第2のRTD端子に接続されている。第1の電圧感知導線は、第1のRTD端子に接続され、第2の電圧感知導線は、第2の熱電対列端子に接続されている。
【0008】
測定回路は、第1及び第2の励起電流導線に励起電流が流れていないときに、第1及び第2の電圧感知導線の間の第1電圧に基づく温度測定値を提供し、第1及び第2の励起電流導線に励起電流が流れているときに、第1の電圧感知導線と第2の電圧感知導線又は第2の励起電流導線のいずれか一方との間の第2電圧に基づく温度測定値を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】赤外線スポットセンサの実施例の電気ブロック図。
図2】赤外線スポットセンサの他の実施例の電気ブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、赤外線スポットセンサ(又は赤外線放射温度計)10の実施例を図示したものである。赤外線スポットセンサ10は、IR熱センサ12及び送信器14を含む。赤外線スポットセンサ10は、4本の導線だけを用いて連結及び測定される4線式の抵抗測定及び2線式のミリボルト熱電対列出力を可能にする。
【0011】
センサ12は、IR感知熱電対列16、周囲温度補償抵抗RTD18(例えばPT100RTD等)及び導線20、22、24、26を含む。導線20、26は、第1及び第2の電圧感知導線である。導線22、24は、第1及び第2の励起電流導線である。
【0012】
送信器14は、励起回路30、信号プロセッサ32、デジタルプロセッサ34及び通信インタフェース36を含む。信号の変換、調整及び送信が送信器14の主要機能である。
【0013】
端子台28は、センサ12と送信器14の電気回路との間の相互接続を提供する。図1の実施例において端子台28は、1〜4の番号が付された4つの端子を含む。センサ12の第1の電圧感知導線20は、端子台28の端子1に接続されている。第2の電圧感知導線26は、端子台28の端子4に接続されている。第1及び第2の励起電流導線22、24は、端子台28の端子2、3にそれぞれ接続されている。
【0014】
励起回路30は、センサ12の周囲温度の関数である周囲温度補償電圧VCOMPを生成するためにRTD18に流れる励起電流IEXCを提供する。
【0015】
信号プロセッサ32は、端子台28の端子1及び端子4から受電し、その端子1と端子4との間の電圧をデジタル値に変換する。このデジタル値は、デジタルプロセッサ34へ提供される。
【0016】
図1に図示された実施例において信号プロセッサ32は、2つの別個の測定結果を示す電圧値を提供する。信号プロセッサ32(或いはデジタルプロセッサ34)は、第1電圧測定のために励起電流IEXCが流れていない状態、及び第2電圧測定のために励起電流IEXCが流れている状態で、端子1と端子4との間の電圧が測定され得るように励起回路30の動作を制御する。第1及び第2電圧測定は、いずれかの順番で交互に実行され得る。
【0017】
熱電対列16は、熱電対列16が受ける赤外線放射の関数である電圧VDETを生成する。熱電対列16は熱センサであることから、IRセンサ12の周囲温度は、電圧VDETの値に影響を及ぼす。そのため周囲温度補償抵抗18は、周囲温度補償信号VCOMPを生成するために用いられる。周囲温度補償抵抗18の抵抗値RCOMPは、センサ12の周囲温度の関数として変化する。補償信号は、VCOMP=IEXC・RCOMPとなる。
【0018】
図1に図示されている導線20、22、24、26の配線に伴い、端子台28の端子1と端子4との間の電圧が感知される。第1電圧測定のために励起回路30が停止されると、補償抵抗18に電流は流れない。補償抵抗18に電流が流れないので、補償抵抗18における電圧降下はゼロとなる。端子1と端子4との間の第1電圧V1は、熱電対列16が生成する電圧に等しくなる。すなわちV1=VDETとなる。信号プロセッサ32は、第1電圧V1をデジタル値に変換し、その電圧値をデジタルプロセッサ34へ提供する。第2電圧測定は、励起回路30が動作している状態で、信号プロセッサ32によって行われる。第2電圧測定の間、端子1と端子4との間の第2電圧V2は、熱電対列16の電圧に周囲温度補償電圧を加算した電圧に等しくなる。すなわちV2=VDET+VCOMPとなる。第2電圧V2も同様に、デジタル値に変換され、デジタルプロセッサ34へ提供される。
【0019】
デジタルプロセッサ34は、IRセンサ12によって観測される関心のある点の補償された周囲温度測定結果を生成するために、周囲温度の関数として熱電対列電圧VDETの補償を実行する。デジタルプロセッサ34は、電圧V2を示す値から電圧V1を示す値を減算することによって、周囲温度を示す値を取得する。その結果、デジタルプロセッサ34は、VDET及びVCOMPを示す値を有することになる。これらの値からデジタルプロセッサ34は、IRセンサ12によって観測される関心のある点の温度を示す補償された温度測定値を導出する。
【0020】
デジタルプロセッサ34は、その補償された温度測定値を通信インタフェース36へ供給し、通信インタフェース36は、その値をモニタリング又は制御システム(図示せず)へ通信する。通信インタフェース36による通信は、4〜20mAの間で変化するアナログ電流レベル、デジタル情報が4〜20mAの電流に変調されるHART通信プロトコル、例えばフィールドバス(IEC61158)等のデジタルバスを介する通信プロトコル、或いは例えば無線HART(IEC62951)等の無線プロトコルを用いる無線ネットワークを介する無線通信を含む様々な公知の形式で行われ得る。
【0021】
図1に図示されている測定形態によって、熱電対列16からのミリボルト信号、及びRTD周囲温度補償抵抗18の抵抗は、例えばEMF補償が統合されたRosemount3144P温度送信機等の温度送信機で用いられるような4線形態で共に測定され得る。これは、より高い信頼性を提供できる周囲温度補償のためのとても小さいRTDをセンサ12に実装することを可能にする。
【0022】
図2は、図1のIRスポットセンサ10に類似し、信号プロセッサ32が端子台28の端子3にも接続されているIRスポットセンサ10Aが図示されている。当該実施例においてVCOMPは、4線式測定というよりは、むしろ信号プロセッサ32による3線式測定として測定される。励起回路30が停止しているときには、信号プロセッサ32は、端子1と端子4との間の電圧V1を測定する。励起回路30が停止して補償抵抗18に電流が流れないため、V1=VDETとなる。励起回路30が動作しているときには、信号プロセッサ32は、端子1と端子3との間の電圧V2を測定する。励起電流IEXCがRTD18に流れている間、端子1と端子3との間の電圧は、導線24の導線抵抗R24にIEXCが流れることによって生成される電圧降下をVCOMPに加算した電圧に等しくなり、すなわちV2=VCOMP+IEXC・R24となる。
【0023】
この3線式測定は、導線誤差を含んでいるものの、その誤差はRTD18の2線式測定の誤差よりも小さくなる。この3線式測定は、一の電圧測定値から他の電圧測定値を減算することなく補償値を提供する。
【0024】
本発明について例示的な実施形態を参照しながら説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく、種々の変形が可能であり、各構成要素を等価なものに置き換えることが可能であることは、当業者に理解されるであろう。さらに個々の状況又は材料を本発明の教示に適合するために、本発明の本質から逸脱することなく、多くの改良がなされ得る。それ故、本発明は、本明細書に開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内の全ての実施形態を含む。
図1
図2