(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1拡張部と前記第2拡張部は、前記第1基板上に配置されているゲート線と同一層からなるか、前記第1基板上に配置されているデータ線と同一層からなることを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は、種々の異なる形態で実現可能であり、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0022】
図面において、様々な層及び領域を明確に表現するために厚さを拡大して示した。明細書全体にわたって類似の部分については同一の図面符号を付した。層、膜、領域、板などの部分が他の部分の「上」にあるとする時、これは、他の部分の「直上」にある場合のみならず、その中間にさらに他の部分がある場合も含む。逆に、ある部分が他の部分の「直上」にあるとする時には、中間に別の部分がないことを意味する。
【0023】
以下、本発明の実施形態にかかる液晶表示装置について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、
図1を参照して、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の配置図である。
【0024】
図1を参照すれば、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置は、複数の開口領域を有する複数の画素領域PXを含む。複数の画素領域PXは、不透明な遮光部材LBで定義される。
【0025】
遮光部材LBは、複数の画素領域PXの一部分に配置されている拡張部LB1、LB2を含む。遮光部材の拡張部LB1、LB2は、第1スペーサS1と重なる第1拡張部LB1と、第1スペーサS1と重ならない第2拡張部LB2とを含む。
【0026】
第1拡張部LB1の平面形態は、第2拡張部LB2の平面形態と類似する。
第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁は、少なくとも1つの曲線を含む平面形態を有し得る。
【0027】
例えば、
図1に示す実施形態において、点線で表した部分を合わせて参照すれば、遮光部材LBのうち、第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁EGに囲まれている遮光部材LBの一部分は、円形の平面形態を有するが、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁に囲まれている遮光部材LBの一部分は、楕円形態であり得る。遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁がなす平面形態は、第1スペーサS1の平面形態に応じて変化可能である。
【0028】
以下、
図2乃至
図5を参照して、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材の拡張部の配置について説明する。
図2乃至
図5は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材の拡張部の配置を示す平面図である。
【0029】
まず、
図2を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第1画素PX1及び第2画素PX2の領域に配置され、その周縁は、曲線の平面形態を有する。
【0030】
また、第1画素PX1の領域内に配置される第1周縁EG1と、第2画素PX2の領域内に配置される第2周縁EG2との形態及び長さは互いに異なる。具体的には、第1画素PX1の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第2画素PX2の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは互いに異なる。
【0031】
しかし、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の場合、遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第1画素PX1及び第2画素PX2の領域に跨って配置され、第1画素PX1の領域内に配置される第1周縁EG1と、第2画素PX2の領域内に配置される第2周縁EG2との形態及び長さは互いに対称であり得る。その場合、第1画素PX1の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第2画素PX2の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは実質的に等しい。
【0032】
次に、
図3及び
図4を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4領域に跨って配置され、その周縁は、曲線の平面形態を有する。
【0033】
また、第1画素PX1の領域内に配置される第1周縁EG1と、第2画素PX2の領域内に配置される第2周縁EG2と、第3画素PX3の領域内に配置される第3周縁EG3と、第4画素PX4の領域内に配置される第4周縁EG4とは、それぞれ互いに異なる形態及び長さを有する。具体的には、第1画素PX1の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第2画素PX2の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第3画素PX3の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第4画素PX4の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは互いに異なる。
【0034】
しかし、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の場合、遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4領域に跨って配置され、第1画素PX1の領域内に配置される第1周縁EG1と、第2画素PX2の領域内に配置される第2周縁EG2と、第3画素PX3の領域内に配置される第3周縁EG3と、第4画素PX4の領域内に配置される第4周縁EG4との形態及び長さは互いに対称であり得る。その場合、第1画素PX1の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第2画素PX2の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第3画素PX3の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第4画素PX4の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは実質的に等しい。
【0035】
次に、
図5を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第3画素PX3及び第4画素PX4の領域に配置され、その周縁は、曲線の平面形態を有する。
【0036】
また、第3画素PX3の領域内に配置される第3周縁EG3と、第4画素PX4の領域内に配置される第4周縁EG4との形態及び長さは互いに異なる。具体的には、第3画素PX3の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第4画素PX4の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは互いに異なる。
【0037】
しかし、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の場合、遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第3画素PX3及び第4画素PX4の領域に配置され、第3画素PX3の領域内に配置される第3周縁EG3と、第4画素PX4の領域内に配置される第4周縁EG4との形態及び長さは互いに対称であり得る。その場合、第3画素PX3の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第4画素PX4の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは実質的に等しい。
【0038】
図示していないが、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の場合、遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第1画素PX1及び第3画素PX3にのみ配置されてもよく、又は第2画素PX2及び第4画素PX4にのみ配置されてもよい。
【0039】
以下、
図6を参照して、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図6は、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の配置図である。
【0040】
図6を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図1に示す液晶表示装置と類似する。
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図1に示す液晶表示装置とは異なり、第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁は、少なくとも1つの直線を含む平面形態を有する。
【0041】
例えば、
図6に示す実施形態において、点線で表した部分を合わせて参照すれば、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁EGに囲まれている遮光部材LBの一部分の平面形態は菱形であり、第1拡張部LB1と重なる第1スペーサS1の平面形態も菱形であり得る。
【0042】
このように、本発明の実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2と、第1スペーサS1の平面形態とは互いに実質的に同一であり得、その周縁に囲まれている部分は、少なくとも1つの曲線又は少なくとも1つの直線を含む平面形態を有し得る。例えば、円形や、楕円形のほか、菱形の形態であり得る。
【0043】
以下、
図7乃至
図10を参照して、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材の拡張部の配置について説明する。
図7乃至
図10は、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材の拡張部の配置を示す平面図である。
【0044】
まず、
図7を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第1画素PX1及び第2画素PX2の領域に配置され、その周縁は、少なくとも1つの直線を含む平面形態を有する。
【0045】
また、第1画素PX1の領域内に配置される第1周縁EG1と、第2画素PX2の領域内に配置される第2周縁EG2との形態及び長さは互いに異なる。具体的には、第1画素PX1の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第2画素PX2の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは互いに異なる。
【0046】
しかし、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の場合、遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第1画素PX1及び第2画素PX2の領域に配置され、第1画素PX1の領域内に配置される第1周縁EG1と、第2画素PX2の領域内に配置される第2周縁EG2との形態及び長さは互いに対称であり得る。その場合、第1画素PX1の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第2画素PX2の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは実質的に等しい。
【0047】
次に、
図8を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第2画素PX2及び第4画素PX4の領域に配置され、その周縁は、少なくとも1つの直線を含む平面形態を有する。
【0048】
また、第2画素PX2の領域内に配置される第2周縁EG2と、第4画素PX4の領域内に配置される第4周縁EG4との形態及び長さは互いに異なり得る。具体的には、第2画素PX2の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第4画素PX4の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは互いに異なり得る。
【0049】
しかし、
図8に示したように、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の場合、遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第2画素PX2及び第4画素PX4の領域に配置され、第2画素PX2の領域内に配置される第2周縁EG2と、第4画素PX4の領域内に配置される第4周縁EG4との形態及び長さは互いに対称である。その場合、第2画素PX2の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第4画素PX4の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは実質的に等しい。
【0050】
次に、
図9を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第1画素PX1及び第3画素PX3の領域に配置され、その周縁は、少なくとも1つの直線を含む平面形態を有する。
【0051】
また、第1画素PX1の領域内に配置される第1周縁EG1と、第3画素PX3の領域内に配置される第3周縁EG3との形態及び長さは互いに異なり得る。具体的には、第1画素PX1の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第3画素PX3の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは互いに異なり得る。
【0052】
しかし、
図9に示したように、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の場合、遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第1画素PX1及び第3画素PX3の領域に配置され、第1画素PX1の領域内に配置される第1周縁EG1と、第3画素PX3の領域内に配置される第3周縁EG3との形態及び長さは互いに対称である。その場合、第1画素PX1の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第3画素PX3の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは実質的に等しい。
【0053】
次に、
図10を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第3画素PX3及び第4画素PX4の領域に配置され、その周縁は、少なくとも1つの直線を含む平面形態を有する。
【0054】
また、第3画素PX3の領域内に配置される第3周縁EG3と、第4画素PX4の領域内に配置される第4周縁EG4との形態及び長さは互いに異なり得る。具体的には、第3画素PX3の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第4画素PX4の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは互いに異なり得る。
【0055】
しかし、
図10に示したように、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の場合、遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第3画素PX3及び第4画素PX4の領域に配置され、第3画素PX3の領域内に配置される第3周縁EG3と、第4画素PX4の領域内に配置される第4周縁EG4との形態及び長さは互いに対称である。その場合、第3画素PX3の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積と、第4画素PX4の領域内に配置される遮光部材LBの拡張部LB1/LB2の面積とは実質的に等しい。
【0056】
図示していないが、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の場合、遮光部材LBの拡張部LB1/LB2は、互いに隣接した4つの画素PX1、PX2、PX3、PX4のうち、第1画素PX1及び第3画素PX3にのみ配置されてもよく、又は第2画素PX2及び第4画素PX4にのみ配置されてもよい。
【0057】
以下、
図11を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図11は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の配置図である。
図11を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図1及び
図6に示す液晶表示装置と類似する。
【0058】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図1に示す液晶表示装置とは異なり、第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁は、少なくとも1つの直線を含む平面形態を有し得る。例えば、
図11に示す実施形態において、点線で表した部分を合わせて参照すれば、遮光部材LBのうち、第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁EGに囲まれている部分の平面形態は、六角形形態であり、第1拡張部LB1と重なる第1スペーサS1の平面形態も、六角形であり得る。しかし、第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁に囲まれている部分と、第1スペーサS1の平面形態とは、異なる形態の多角形であり得る。
【0059】
このように、本発明の実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁がなす平面形態と、第1スペーサS1の平面形態とは互いに実質的に同一であり得、円形や、楕円形、菱形、又は六角形の形態であり得る。つまり、本発明の実施形態にかかる液晶表示装置の遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2の周縁に囲まれている部分と、第1スペーサS1の周縁とは、少なくとも1つの曲線又は少なくとも1つの直線を含む平面形態、例えば、円形や、楕円形、又は菱形又は六角形などの多角形の平面形態を有し得る。
【0060】
以下、
図1乃至
図11と共に
図12を参照して、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図12は、本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0061】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0062】
遮光部材LB、そして、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、第2基板210上に配置されている。第2基板210上に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、ブラックマトリックス(black matrix)の拡張部であり得る。
【0063】
遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0064】
図示のように、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。また、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は実質的に同一である。
【0065】
本発明の実施形態にかかる液晶表示装置は、複数の画素PX領域に配置されている、第1拡張部LB1と第2拡張部LB2とを含む遮光部材LBを有し、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0066】
これにより、第1スペーサS1によって発生し得る光漏れなどを遮光部材LBの第1拡張部LB1で遮ると同時に、第1スペーサS1が配置されている領域A1を含む画素PXと、第1スペーサS1が配置されていない領域A2を含む画素PXとの間の開口率の差を低減し、ムラなどの表示品質の低下を防止できる。
【0067】
図示の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第2基板210上に配置されているが、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第1基板110上に配置されてもよい。
【0068】
図1乃至
図11と共に
図13を参照して、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図13は、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0069】
図13を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図12を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0070】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0071】
遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0072】
図示のように、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。また、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は実質的に同一である。
【0073】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、第1基板110上に配置されている。図示していないが、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、第1基板110上に配置されているゲート線と同一層からなるゲート導電体、又はデータ線と同一層からなるデータ導電体の拡張部であり得る。
【0074】
図示の実施形態において、第3領域A3に配置されている遮光部材LBは、第1基板110上に配置されている。しかし、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置によれば、第3領域A3に配置されている遮光部材LBは、第1基板110上にではなく、第2基板210上に配置されてもよい。
【0075】
図示の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第2基板210上に配置されているが、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第1基板110上に配置されてもよい。
【0076】
前記、
図12を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0077】
以下、
図1乃至
図11と共に
図14を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図14は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0078】
図14を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図12又は
図13を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0079】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0080】
図示のように、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。また、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は実質的に同一である。
【0081】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、先に説明した実施形態とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2のうちの少なくとも一部は、第2スペーサS2と重なる。
【0082】
第1スペーサS1は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210と接触する。しかし、第2スペーサS2は、対向する第1基板110から第1間隔d1だけ離隔して配置されている。
【0083】
図示の実施形態において、第1スペーサS1は、第1高さH1を有し、第2スペーサS2は、第2高さH2を有する。また、第1スペーサS1の第1高さH1は、第2スペーサS2の第2高さH2より高い。
【0084】
しかし、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1の高さは、第2スペーサS2の高さより低くてもよい。また、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1の幅は、第2スペーサS2の幅と異なり得、平面形態が異なっていてもよい。その場合、第1スペーサS1と第2スペーサS2は、高さの差によってではなく、幅又は平面形態の差によって区分される。
【0085】
前記、
図12及び
図13を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0086】
以下、
図1乃至
図11と共に
図15を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図15は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0087】
図15を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図14を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0088】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0089】
図示のように、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。また、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は実質的に同一である。
【0090】
また、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2のうちの少なくとも一部は、第2スペーサS2と重なる。
【0091】
第1スペーサS1は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210と接触する。しかし、第2スペーサS2は、対向する第1基板110から第2間隔d2だけ離隔して配置されている。
【0092】
しかし、図示の実施形態において、第1スペーサS1と第2スペーサS2は、互いに実質的に同一の第3高さH3を有する。
【0093】
第1スペーサS1及び第2スペーサS2に対向する第1基板110上には、複数の薄膜層120a、120b、120cが形成されている。しかし、遮光部材LBの第1拡張部LB1が配置されている第1領域A1内に配置されている第1薄膜層120aの高さは、遮光部材LBの第2拡張部LB2が配置されている第2領域A2内に配置されている第2薄膜層120bの高さより第2間隔d2の分だけ高い。
【0094】
第1スペーサS1と第2スペーサS2は、互いに実質的に同一の第3高さH3を有するが、薄膜層120a、120b、120cの高さの差により、第1スペーサS1は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210と接触し、第2スペーサS2は、対向する第1基板110から第2間隔d2だけ離隔して配置される。
【0095】
しかし、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1の高さは、第2スペーサS2の高さと異なっていてもよい。この場合、第1スペーサS1及び第2スペーサS2が対向する第1基板110と離隔する距離の差は、第1スペーサS1及び第2スペーサS2の高さの差と、薄膜層120a、120b、120cの高さの差による段差によって決定される。
【0096】
前記、
図12乃至
図14を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0097】
以下、
図1乃至
図11と共に
図16を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図16は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0098】
図16を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図12に示す実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0099】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0100】
遮光部材LB、そして、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、第2基板210上に配置されている。第2基板210上に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、ブラックマトリックス(black matrix)の拡張部であり得る。
【0101】
遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0102】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図12に示す実施形態にかかる液晶表示装置とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1は、第2拡張部LB2の幅W2より広い。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置と同様に、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。
【0103】
本発明の実施形態にかかる液晶表示装置は、複数の画素PX領域に配置されている、第1拡張部LB1と第2拡張部LB2とを含む遮光部材LBを有し、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0104】
これにより、第1スペーサS1によって発生し得る光漏れなどを遮光部材LBの第1拡張部LB1で遮ると同時に、第1スペーサS1が配置されている領域A1を含む画素PXと、第1スペーサS1が配置されていない領域A2を含む画素PXとの間の開口率の差を低減し、ムラなどの表示品質の低下を防止できる。
【0105】
図示の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第2基板210上に配置されているが、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第1基板110上に配置されてもよい。
【0106】
先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0107】
以下、
図1乃至
図11と共に
図17を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図17は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0108】
図17を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図13を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0109】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0110】
遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0111】
本実施形態にかかる液晶表示装置において、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、第1基板110上に配置されている。図示していないが、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、第1基板110上に配置されているゲート線と同一層からなるゲート導電体、又はデータ線と同一層からなるデータ導電体の拡張部であり得る。
【0112】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図13に示す実施形態にかかる液晶表示装置とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1は、第2拡張部LB2の幅W2より広い。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置と同様に、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。
【0113】
図示の実施形態において、第3領域A3に配置されている遮光部材LBは、第1基板110上に配置されている。しかし、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置によれば、第3領域A3に配置されている遮光部材LBは、第1基板110上にではなく、第2基板210上に配置されてもよい。
【0114】
図示の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第2基板210上に配置されているが、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第1基板110上に配置されてもよい。
【0115】
先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0116】
以下、
図1乃至
図11と共に
図18を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図18は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0117】
図18を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図14を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0118】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0119】
本実施形態にかかる液晶表示装置において、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2のうちの少なくとも一部は、第2スペーサS2と重なる。
【0120】
第1スペーサS1は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210と接触する。しかし、第2スペーサS2は、対向する第1基板110から第1間隔d1だけ離隔して配置されている。
【0121】
図示の実施形態において、第1スペーサS1は、第1高さH1を有し、第2スペーサS2は、第2高さH2を有する。また、第1スペーサS1の第1高さH1は、第2スペーサS2の第2高さH2より高い。
【0122】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図14に示す実施形態にかかる液晶表示装置とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1は、第2拡張部LB2の幅W2より広い。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置と同様に、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。
【0123】
先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0124】
以下、
図1乃至
図11と共に
図19を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図19は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0125】
図19を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図15を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0126】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0127】
また、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2のうちの少なくとも一部は、第2スペーサS2と重なる。
【0128】
第1スペーサS1は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210と接触する。しかし、第2スペーサS2は、対向する第1基板110から第2間隔d2だけ離隔して配置されている。
【0129】
しかし、図示の実施形態において、第1スペーサS1と第2スペーサS2は、互いに実質的に同一の第3高さH3を有する。
【0130】
第1スペーサS1及び第2スペーサS2に対向する第1基板110上には、複数の薄膜層120a、120b、120cが形成されている。しかし、遮光部材LBの第1拡張部LB1が配置されている第1領域A1内に配置されている第1薄膜層120aの高さは、遮光部材LBの第2拡張部LB2が配置されている第2領域A2内に配置されている第2薄膜層120bの高さより第2間隔d2の分だけ高い。
【0131】
第1スペーサS1と第2スペーサS2は、互いに実質的に同一の第3高さH3を有するが、薄膜層120a、120b、120cの高さの差により、第1スペーサS1は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210と接触し、第2スペーサS2は、対向する第1基板110から第2間隔d2だけ離隔して配置される。
【0132】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図15に示す実施形態にかかる液晶表示装置とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1は、第2拡張部LB2の幅W2より広い。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置と同様に、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。
【0133】
先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0134】
以下、
図1乃至
図11と共に
図20を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図20は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0135】
図20を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図12に示す実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0136】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0137】
遮光部材LB、そして、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、第2基板210上に配置されている。第2基板210上に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、ブラックマトリックス(black matrix)の拡張部であり得る。
【0138】
遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0139】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図12に示す実施形態にかかる液晶表示装置とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1は、第2拡張部LB2の幅W2より狭い。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置と同様に、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。
【0140】
本発明の実施形態にかかる液晶表示装置は、複数の画素PX領域に配置されている、第1拡張部LB1と第2拡張部LB2とを含む遮光部材LBを有し、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0141】
これにより、第1スペーサS1によって発生し得る光漏れなどを遮光部材LBの第1拡張部LB1で遮ると同時に、第1スペーサS1が配置されている領域A1を含む画素PXと、第1スペーサS1が配置されていない領域A2を含む画素PXとの間の開口率の差を低減し、ムラなどの表示品質の低下を防止できる。
【0142】
図示の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第2基板210上に配置されているが、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第1基板110上に配置されてもよい。
【0143】
先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0144】
以下、
図1乃至
図11と共に
図21を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図21は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0145】
図21を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図13を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0146】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0147】
遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0148】
本実施形態にかかる液晶表示装置において、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、第1基板110上に配置されている。図示していないが、遮光部材LBの第1拡張部LB1及び第2拡張部LB2は、第1基板110上に配置されているゲート線と同一層からなるゲート導電体、又はデータ線と同一層からなるデータ導電体の拡張部であり得る。
【0149】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図13に示す実施形態にかかる液晶表示装置とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1は、第2拡張部LB2の幅W2より狭い。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置と同様に、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。
【0150】
図示の実施形態において、第3領域A3に配置されている遮光部材LBは、第1基板110上に配置されている。しかし、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置によれば、第3領域A3に配置されている遮光部材LBは、第1基板110上にではなく、第2基板210上に配置されてもよい。
【0151】
図示の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第2基板210上に配置されているが、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1は、第1基板110上に配置されてもよい。
【0152】
先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0153】
以下、
図1乃至
図11と共に
図22を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図22は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0154】
図22を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図14を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0155】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0156】
本実施形態にかかる液晶表示装置において、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2のうちの少なくとも一部は、第2スペーサS2と重なる。
【0157】
第1スペーサS1は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210と接触する。しかし、第2スペーサS2は、対向する第1基板110から第1間隔d1だけ離隔して配置されている。
【0158】
図示の実施形態において、第1スペーサS1は、第1高さH1を有し、第2スペーサS2は、第2高さH2を有する。また、第1スペーサS1の第1高さH1は、第2スペーサS2の第2高さH2より高い。
【0159】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図14に示す実施形態にかかる液晶表示装置とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1は、第2拡張部LB2の幅W2より狭い。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置と同様に、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。
【0160】
また、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1の高さは、第2スペーサS2の高さより低くてもよい。また、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1の幅は、第2スペーサS2の幅と異なり得、平面形態が異なっていてもよい。この場合、第1スペーサS1と第2スペーサS2は、高さの差によってではなく、幅又は平面形態の差によって区分される。
【0161】
先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0162】
以下、
図1乃至
図11と共に
図23を参照して、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置について説明する。
図23は、本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。
【0163】
図23を参照すれば、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図15を参照して説明した実施形態にかかる液晶表示装置と類似する。
【0164】
本実施形態にかかる液晶表示装置は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210を含む。本実施形態にかかる液晶表示装置は、第1領域A1に配置されている遮光部材LBの第1拡張部LB1と、第2領域A2に配置されている遮光部材LBの第2拡張部LB2と、第3領域A3に配置されている遮光部材LBとを含む。
【0165】
また、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2のうちの少なくとも一部は、第2スペーサS2と重なる。
【0166】
第1スペーサS1は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210と接触する。しかし、第2スペーサS2は、対向する第1基板110から第2間隔d2だけ離隔して配置されている。
【0167】
しかし、図示の実施形態において、第1スペーサS1と第2スペーサS2は、互いに実質的に同一の第3高さH3を有する。
【0168】
第1スペーサS1及び第2スペーサS2に対向する第1基板110上には、複数の薄膜層120a、120b、120cが形成されている。しかし、遮光部材LBの第1拡張部LB1が配置されている第1領域A1内に配置されている第1薄膜層120aの高さは、遮光部材LBの第2拡張部LB2が配置されている第2領域A2内に配置されている第2薄膜層120bの高さより高い。
【0169】
第1スペーサS1と第2スペーサS2は、互いに実質的に同一の第3高さH3を有するが、薄膜層120a、120b、120cの高さの差により、第1スペーサS1は、互いに向き合う第1基板110及び第2基板210と接触し、第2スペーサS2は、対向する第1基板110から第2間隔d2だけ離隔して配置される。
【0170】
しかし、本実施形態にかかる液晶表示装置は、
図15に示す実施形態にかかる液晶表示装置とは異なり、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1は、第2拡張部LB2の幅W2より狭い。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置と同様に、遮光部材LBの第1拡張部LB1の幅W1及び第2拡張部LB2の幅W2は、遮光部材LBの幅W3より広い。
【0171】
また、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置において、第1スペーサS1の高さは、第2スペーサS2の高さと異なっていてもよい。このように、第1スペーサS1及び第2スペーサS2が対向する第1基板110と離隔する距離の差は、第1スペーサS1及び第2スペーサS2の高さの差と、薄膜層120a、120b、120cの高さの差による段差によって発生可能である。
【0172】
先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置の多くの特徴は、本実施形態にかかる液晶表示装置にすべて適用可能である。
【0173】
このように、本発明の実施形態にかかる液晶表示装置は、複数の画素PX領域に配置されている、第1拡張部LB1と第2拡張部LB2とを含む遮光部材LBを有し、遮光部材LBの第1拡張部LB1は、第1スペーサS1と重なり、遮光部材LBの第2拡張部LB2は、第1スペーサS1と重ならない。
【0174】
これにより、第1スペーサS1によって発生し得る光漏れなどを遮光部材LBの第1拡張部LB1で遮ると同時に、第1スペーサS1が配置されている領域A1を含む画素PXと、第1スペーサS1が配置されていない領域A2を含む画素PXとの間の開口率の差を低減し、ムラなどの表示品質の低下を防止できる。
【0175】
図示していないが、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置は、第1基板110上に形成されている第1電場生成電極と、第2基板210上に形成されている第2電場生成電極とを含み得る。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置は、第1基板110上に形成されている第1電場生成電極及び第2電場生成電極を含み得る。また、先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置は、第1基板110上に形成されている第1電場生成電極及び第2電場生成電極と、第2基板210上に形成されている第3電場生成電極とを含み得る。電場生成電極は、板状の平面形態を有し得、複数の枝電極を含み得る。先に説明した実施形態にかかる液晶表示装置は、例えば、PLS(Plane to Line Switching)モードの液晶表示装置、IPS(In−Plane Switching)モードの液晶表示装置、又はTN(Twisted Nematic)モードの液晶表示装置などに適用可能であり、このようなモードの液晶表示装置に適用する場合、その効果に優れる。
【0176】
以上、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明したが、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、これより多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であることを理解できるであろう。従って、本発明の権利範囲は、これに限定されるものではなく、以下の請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の様々な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属する。