(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6374876
(24)【登録日】2018年7月27日
(45)【発行日】2018年8月15日
(54)【発明の名称】検索結果の意図ベースのプレゼンテーション
(51)【国際特許分類】
G06F 17/30 20060101AFI20180806BHJP
【FI】
G06F17/30 210D
【請求項の数】18
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2015-542729(P2015-542729)
(86)(22)【出願日】2013年11月12日
(65)【公表番号】特表2015-535114(P2015-535114A)
(43)【公表日】2015年12月7日
(86)【国際出願番号】US2013069709
(87)【国際公開番号】WO2014078317
(87)【国際公開日】20140522
【審査請求日】2016年11月9日
(31)【優先権主張番号】13/675,300
(32)【優先日】2012年11月13日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】314015767
【氏名又は名称】マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100140109
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 新次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100075270
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 泰
(74)【代理人】
【識別番号】100101373
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 茂雄
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100162846
【弁理士】
【氏名又は名称】大牧 綾子
(72)【発明者】
【氏名】ラムジー,ウィリアム
(72)【発明者】
【氏名】アグラワル,ナイティン
(72)【発明者】
【氏名】デューベ,シマント
(72)【発明者】
【氏名】グリ,アントニオ
(72)【発明者】
【氏名】ジャ,ビニト・クマール
【審査官】
岡北 有平
(56)【参考文献】
【文献】
特開2006−018843(JP,A)
【文献】
特開2001−229178(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2012/0278309(US,A1)
【文献】
特開2009−176274(JP,A)
【文献】
特表2014−518581(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2010/0299343(US,A1)
【文献】
特開2012−018536(JP,A)
【文献】
特開2010−066888(JP,A)
【文献】
特開2008−165437(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 17/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューターユーザーからの検索クエリに応答するための、コンピューター実装される方法であって、
コンピューターユーザーから受信された検索クエリに応答して検索結果を取得するステップと、
取得された検索結果に従って、複数のユーザー意図を識別するステップと、
前記取得された検索結果を検索結果の複数のグループにグループ化するステップであって、前記複数のグループの各々が識別された複数のユーザー意図のうちの1つに対応する、グループ化するステップと、
前記複数のユーザー意図から第1のユーザー意図と、前記第1のユーザー意図とは異なるユーザー意図である第2のユーザー意図とを選択するステップと、
第1の検索結果ページを含む1以上の検索結果ページを生成するステップであって、前記第1の検索結果ページは、選択された第1のユーザー意図に対応する検索結果のグループから生成される、ステップと、
前記検索クエリに応答して、少なくとも前記第1の検索結果ページを前記コンピューターユーザーに提供するステップと
を含み、
前記検索結果ページを生成するステップが、さらに前記第2のユーザー意図に対応する検索結果のグループからの検索結果のサブセットを、前記検索結果ページ上の最初に見えない位置に含めるステップを含む、コンピューター実装方法。
【請求項2】
前記コンピューターユーザーから受信された前記検索クエリを拡張するステップをさらに含み、前記検索クエリに応答して検索結果を取得するステップが、拡張された検索クエリのための検索結果を取得するステップを含む、請求項1に記載のコンピューター実装方法。
【請求項3】
前記第2のユーザー意図に対応する検索結果のグループについて、意図に特定的な検索クエリを決定するステップと、
前記意図に特定的な検索クエリを、関連検索クエリとして、前記生成された検索結果ページに含めるステップと
をさらに含む請求項1に記載のコンピューター実装方法。
【請求項4】
前記第2のユーザー意図に対応する検索結果のグループからの検索結果の前記サブセットが、前記生成された検索結果ページの折り目の下に含まれ、前記折り目はアバブ・ザ・フォールドとなる前記生成された検索結果ページ上の位置を示し、前記第1のユーザー意図に対応する検索結果の前記グループからの検索結果の前記サブセットは、最初に見え、前記折り目の上にあり、前記第2のユーザー意図に対応する検索結果のグループからの検索結果の前記サブセットは、前記生成された検索結果ページを表示する際に最初に見えない、請求項1に記載のコンピューター実装方法。
【請求項5】
前記第1のユーザー意図に対応する検索結果のグループを除く検索結果の前記複数のグループの各々について、複数の意図に特定的な検索クエリを決定するステップと、
前記複数の意図に特定的な検索クエリのサブセットを、関連検索クエリのセットとして、前記生成された検索結果ページに含めるステップと
をさらに含む請求項1のコンピューター実装方法。
【請求項6】
少なくともプロセッサを備えるコンピューティングシステムで実行されると、ユーザーからの検索クエリに応答するために方法を実行する、コンピューター実行可能な命令を有するコンピューター可読媒体であって、前記方法は、
コンピューターユーザーから受信された検索クエリに応答して検索結果を取得するステップと、
取得された検索結果に従って、複数のユーザー意図を識別するステップと、
前記取得された検索結果を複数のグループにグループ化するステップであって、前記複数のグループの各々は識別された複数のユーザー意図のうちの1つに対応する、ステップと、
前記検索クエリに基づいて前記複数のユーザー意図から第1のユーザー意図と、前記第1のユーザー意図とは異なる第2のユーザー意図とを選択するステップと、
前記コンピューターユーザーから受信した検索クエリに応答して、前記選択された第1のユーザー意図に対応する前記検索結果のグループから検索結果ページを生成するステップと、
前記検索クエリに応答して、前記生成された検索結果ページを前記コンピューターユーザーに提供するステップと
を含み、前記検索結果ページを生成するステップが、さらに、前記第2のユーザー意図に対応する検索結果のグループからの検索結果のサブセットを、前記検索結果ページ上の最初に表示されない位置に含めるステップを含む、コンピューター可読媒体。
【請求項7】
前記コンピューターユーザーから受信された前記検索クエリを拡張するステップをさらに含み、前記検索クエリに応答して検索結果を取得するステップが、拡張された検索クエリのための検索結果を取得するステップを含む、請求項6に記載のコンピューター可読媒体。
【請求項8】
前記第2のユーザー意図に対応する検索結果のグループについて、意図に特定的な検索クエリを決定するステップと、
前記意図に特定的な検索クエリを、関連検索クエリとして、前記第1のユーザー意図に対応する1以上の関連検索クエリを有する、前記生成された検索結果ページに含め、前記第2のユーザー意図に対応する前記関連検索クエリは、前記第1のユーザー意図に対応する1以上の関連検索クエリと比較して前記検索結果ページ上の最初に表示されない位置に含められるステップと
をさらに含む請求項7に記載のコンピューター可読媒体。
【請求項9】
前記第2のユーザー意図に対応する検索結果のグループからの検索結果の前記サブセットと、前記第1のユーザー意図に対応する検索結果のグループからの検索結果のサブセットとが、前記生成された検索結果ページの折り目の下に含まれ、前記折り目はアバブ・ザ・フォールドとなる前記生成された検索結果ページ上の位置を示す、請求項6に記載のコンピューター可読媒体。
【請求項10】
請求項6のコンピューター可読媒体であって、前記方法は、
前記第1のユーザー意図に対応する検索結果のグループを除く検索結果の前記複数のグループの各々について、複数の意図に特定的な検索クエリを決定するステップと、
前記複数の意図に特定的な検索クエリのサブセットを、関連検索クエリのセットとして、前記生成された検索結果ページに含めるステップと
をさらに含む、コンピューター可読媒体。
【請求項11】
プロセッサと、メモリとを含む、オンライン検索サービスを提供するためのコンピューターシステムであって、前記プロセッサが、コンピューターユーザーからの検索クエリに応答するために、追加的なコンポーネントの一部として、または追加的なコンポーネントと連携して、前記メモリに記憶された命令を実行し、
前記追加的なコンポーネントが、
それにより前記コンピューターシステムが、ネットワーク上で、前記コンピューターユーザーからの前記検索クエリを受信し、生成された検索結果ページを前記コンピューターユーザーに戻す、通信コンポーネントと、
前記コンピューターユーザーからの前記検索クエリを受信する前記コンピューターシステムに応答して、コンテンツストアから複数の検索結果を取得する検索結果取り出しコンポーネントであって、取得された検索結果の各々はスコアに関連している、検索結果取り出しコンポーネントと、
前記コンピューターユーザーから前記検索クエリを受信する前記コンピューターシステムに応答して、前記検索結果取り出しコンポーネントによって取得された前記検索結果から複数のユーザー意図を識別する意図識別コンポーネントと、
前記検索クエリに基づいて、前記複数のユーザー意図から、前記検索クエリの一次意図としての第1のユーザー意図を選択する意図選択コンポーネントであって、前記最も高いスコアの検索結果を有する検索結果のグループに従って、前記複数のユーザーの意図から、前記第1ユーザーの意図を選択する、前記意図選択コンポーネントと、
前記検索結果取り出しコンポーネントによって取得された前記検索結果を、検索結果の複数のグループにグループ化する検索結果グループ化コンポーネントであって、前記複数のグループの各々が識別された複数のユーザー意図のうちの1つに対応する、検索結果グループ化コンポーネントと、
前記検索クエリの受信に応答して、選択された第1のユーザー意図に対応する検索結果のグループから、1以上の検索結果ページを生成する検索結果ページ生成器であって、各検索結果ページが単一のユーザー意図を目的とするように、前記1以上の検索結果ページを生成し、前記第1のユーザー意図とは異なる第2のユーザー意図に対応する検索結果のグループからの検索結果のサブセットを、前記1以上の検索結果ページ上の最初に表示されない位置に含める、前記検索結果ページ生成器と
を含む、コンピューターシステム。
【請求項12】
請求項11に記載のコンピューターシステムであって、前記取得された検索結果の各々はスコアに関連し、前記複数のユーザー意図から第1のユーザー意図を選択するステップは、前記最も高いスコアの検索結果を有する前記検索結果のグループに対応する第1のユーザー意図を選択するステップを含む、コンピューターシステム。
【請求項13】
請求項12に記載のコンピューターシステムであって、
前記第1のユーザー意図に対応する検索結果のグループを除く検索結果の前記複数のグループの各々について、意図に特定的な検索クエリを決定する意図特定検索クエリコンポーネントをさらに含み、
前記検索結果ページ生成器は、前記生成された検索結果ページにおいて、関連した検索クエリのセットとして複数の意図に特定的な検索クエリを含む、コンピューターシステム。
【請求項14】
前記検索結果のグループの各々は、検索結果のタブ付きビューとして、検索結果ページ上に提示される、請求項6に記載のコンピューター可読媒体。
【請求項15】
前記取得された検索結果の各々はスコアと関連し、前記複数のユーザー意図から第1のユーザー意図を選択するステップは、最も高いスコアの検索結果を有する検索結果の前記グループに対応する前記第1ユーザー意図を選択するステップを含む、請求項1に記載のコンピューター実装方法。
【請求項16】
請求項7に記載のコンピューター可読媒体であって、前記取得された検索結果の各々はスコアに関連し、前記複数のユーザー意図から第1のユーザー意図を選択するステップは、前記最も高いスコアの検索結果を有する前記検索結果のグループに対応する第1のユーザー意図を選択するステップを含む、コンピューター可読媒体。
【請求項17】
請求項11に記載のコンピューターシステムであって、前記検索結果のグループの各々は、検索結果のタブ付きビューとして前記検索結果ページ上に提示される、コンピューターシステム。
【請求項18】
請求項16に記載のコンピューター可読媒体であって、各検索結果に関連する前記スコアは、ユーザーコンテキスト情報、明示的なユーザプロファイル情報、ユーザー嗜好、及び前記検索クエリに対する前記検索結果の関連度のうち少なくとも1つに従って決定される、コンピューター可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
[0001]オンライン検索サービスプロバイダー(検索エンジンと呼ばれる)は、コンピューターユーザーから、検索クエリの意図が曖昧である検索クエリを、かなりよく受信することがある。たとえば、検索クエリ「速いジャガー」は、車のブランド(Jaguar)や、アメリカに生息するネコ科動物を指す、または敏捷なアメリカンフットボールの選手を指すことさえある。当然のことながら、検索クエリを送るコンピューターユーザーは、特定の話題または意図を念頭に置いていることになる。しかしながら、検索エンジンは、曖昧な検索クエリのコンピューターユーザーの意図を、単に検索クエリそれ自体からは知ることができないので、検索エンジンは、潜在的な話題の各々を対象とする検索結果を取り出すことになる。当業者が認識するように、取り出された検索結果は(さまざまな要因に基づいて)スコア付けされ、スコア付けされた検索結果に基づいて、1つまたは複数の検索結果ページが生成される。最も高いスコアを有する検索結果が、第1の検索結果ページに掲載される。曖昧な意図を含む検索クエリについて、任意の所与の検索結果ページに含まれる検索結果、すなわち複数の潜在的な話題/意図をカバーする検索結果が混在されることは、驚くことではない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
[0002]開示される主題の実施形態によれば、コンピューターユーザーからの検索クエリに応答するように構成された、コンピューター実装される方法が提示される。コンピューターユーザーからの検索クエリの受信に応答して、検索結果が取得される。複数のユーザー意図が、取得された検索結果に従って識別される。取得された検索結果は次いで、検索結果の主題に従ってグループ化され、各グループは、複数のユーザー意図のうちの1つに対応する。(検索結果の対応するグループによる)第1のユーザー意図が選択される。検索結果が選択された第1のユーザー意図に対応するグループの検索結果から、検索結果ページが生成され、検索クエリに応答して、生成された検索結果ページがコンピューターユーザーに戻される。
【0003】
[0003]開示される主題のさらなる実施形態によれば、コンピューター実行可能命令を有するコンピューター可読媒体が提示される。コンピューター可読媒体によって記憶され命令は、少なくとも1つのプロセッサを含むコンピューティングシステム上で実行されるとき、ユーザーからの検索クエリに応答するための方法を遂行する。方法は、コンピューターユーザーから検索クエリを受信すると、検索結果を取得するステップを含む。取得された検索結果は、検索結果の主題に従ってグループ化され、各グループは、複数のユーザー意図のうちの1つに対応する。(検索結果の対応するグループによる)第1のユーザー意図が選択される。検索結果が選択された第1のユーザー意図に対応するグループの検索結果から、検索結果ページが生成され、検索クエリに応答して、生成された検索結果ページがコンピューターユーザーに戻される。
【0004】
[0004]開示される主題のなおさらなる実施形態および態様によれば、オンライン検索サービスを提供するためのコンピューターシステムが提示される。コンピューターシステムは、プロセッサと、メモリとを含み、プロセッサは、コンピューターユーザーから受信された検索クエリに応答するために、追加的なコンポーネントの一部として、または追加のコンポーネントと連携して、メモリに記憶された命令を実行する。追加的なコンポーネントは、検索クエリに応答して検索結果を取得する検索結果取り出しコンポーネントを含む。コンピューターシステムにはまた、意図識別コンポーネントが含まれる。意図識別コンポーネントは、検索結果取り出しコンポーネントによって取得された検索結果から、複数のユーザー意図を識別する。検索結果グループ化コンポーネントが、検索結果取り出しコンポーネントによって取得された検索結果を、検索結果の複数のグループにグループ化する。意図選択コンポーネントが、複数のユーザー意図から、検索クエリの一次意図としての第1のユーザー意図を選択し、検索結果ページ生成器が、選択された第1のユーザー意図に対応する検索結果のグループから、検索結果ページを生成する。検索結果ページは、ネットワーク通信コンポーネントを介して、ユーザーに戻される。
【0005】
[0005]開示される主題の上記の態様および付随する利点の多くは、以下の図面と併用するときに以下の説明を参照することによって、それらがよりよく理解されるとき、さらに容易に認識されるようになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】[0006]コンピューターユーザーから受信された検索クエリに応答して、検索結果の意図ベースのプレゼンテーションを提供するように好適に構成された、説明的なネットワーク環境の図である。
【
図2】[0007]意図が曖昧な検索クエリに応答した典型的な検索結果を示す画像図である。
【
図3】[0008]意図が曖昧な検索クエリに応答した、検索結果の意図ベースのグループ化のブラウザービューを示す画像図である。
【
図4】[0009]検索結果の第2のグループの少数の検索結果が検索結果の第1のグループの検索結果に組み込まれる、ブラウザービューの制限によって制約されていない、説明的な検索結果ページの検索結果を示す画像図である。
【
図5】[0010]開示される主題の態様による、意図が曖昧な検索クエリに応答するための例示的なルーチンを示す流れ図である。
【
図6】[0011]開示される主題の態様による、意図が曖昧な検索クエリに応答するように構成された検索エンジンの例示的なコンポーネントを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0012]
図1を見てみると、この図は、コンピューターユーザーから受信された検索クエリに応答して、検索結果の意図ベース(intent−based)のプレゼンテーションを提供するように好適に構成された、例示的なネットワーク化された環境100の説明的な図を示す。説明的な環境100は、インターネット、ワイドエリアネットワークすなわちWANなどのネットワーク108に接続された、ユーザーコンピューター102〜106などの1つまたは複数のユーザーコンピューターを含む。ネットワーク108にはまた、検索エンジン110が接続され、以下でさらに詳細に説明されることになるように、検索エンジン110は、コンピューターユーザーから受信された検索クエリに応答して、検索結果の意図ベースのプレゼンテーションを提供するように構成される。
【0008】
[0013]一般的に言って、検索エンジン110は、ネットワーク108の全体を通して配置された、および/または分散された、1つまたは複数のコンピューター、またはコンピューティングシステム上でホストされるオンラインサービスに対応することを、当業者は認識するであろう。検索エンジン110は、ユーザーコンピューター102〜106に接続していてよいコンピューターユーザーなどのさまざまなコンピューターユーザーから、ネットワーク108上で送られた検索クエリを受信し、検索クエリに応答する。特に、コンピューターユーザーからの検索クエリの受信に応答して、検索エンジン110は、(検索クエリの条件によって定義されるような)受信された検索クエリに関連したおよび/または該当した検索結果情報を取得する。検索結果情報は、ネットワーク108の全体を通して配置された、コンテンツホスティングサイト112〜116などのコンテンツホスティングサイトを含むさまざまなネットワークロケーションから利用可能な、検索結果、すなわち、該当したおよび/または関連したコンテンツへの(通常、ハイパーリンクの形での)参照を含む。
【0009】
[0014]当業者が認識するように、コンテンツホスティングサイト112〜116は、ネットワーク108上で(ユーザーコンピューターを介して)コンピューターユーザーに利用可能な、および/またはアクセス可能なコンテンツをホストする、または記憶する。コンテンツをスキャンする、ネットワークをクロールするプロセスの利用を通して、検索エンジン110は、ネットワーク108の全体を通して配置された、多くのコンテンツホスティングサイト112〜116上でホストされるコンテンツのうちの少なくともいくつかに気付くことになる。コンテンツが配置されると、検索エンジン110は、コンテンツストア(たとえば、
図6のコンテンツストア616)に、ホストされたコンテンツに関する情報を記憶することになる。検索エンジン110は、コンピューターユーザーからの検索クエリの受信に応答して検索結果情報を取得するとき、コンテンツストアを利用する。
【0010】
[0015]検索クエリに応答して検索エンジン110によって取得された検索結果情報は、(限定ではなく例証により)関連したおよび/または推奨される代替の検索クエリ、検索クエリの主題に関するデータおよび事実、検索クエリの主題に付属する画像、検索クエリに関連した/該当した製品および/またはサービス、広告などを、さらに含むことができる。当業者が認識するように、検索エンジン110によって提案される検索サービスは、かなり頻繁に無料のサービスとして現れることになり、すなわち、コンピューターユーザーは、検索クエリ(同義語として検索要求とも呼ばれる)に応答して提供される検索結果に対して金銭的な額を課金されない。代わりに、(1つまたは複数の検索結果ページにおいて生成された)検索結果は、広告と組み合わされて、その結果、検索サービスは、「広告支援」される、すなわち、広告主によって代金が支払われる広告によって資金供給される。
【0011】
[0016]検索エンジン110の目標は、検索クエリを送るコンピューターユーザーに、コンピューターユーザーがまさに捜し求めている情報を提供することだが、現実には、コンピューターユーザーは、何がまさに捜し求められるのか(すなわち、ユーザーの意図)を識別することに(検索クエリを介して)しばしば失敗する。その代わりに、検索クエリは、いくつかのユーザー意図のうちのいずれか1つを有するように解釈されてよい。それに応じて、検索エンジン110は、さまざまな潜在的なユーザー意図のすべてを満たす検索結果を取り出す。たとえば、
図2は、意図が曖昧な検索クエリ204に応答した典型的な検索結果202のブラウザービュー200を示す画像図であり、検索クエリ204は、例証の目的のために、「速いジャガー」である。見られ得るように、クエリ204「速いジャガー」は、いくつかのユーザー意図(車、ネコ科動物、など)を潜在的に包含するので、典型的な検索結果202は、その意図のすべてを対象とする特定の検索結果を含む。検索結果206および212は、自動車のブランドに言及し、検索結果208〜210はアメリカのネコ科動物に言及する。検索クエリを送るときに、おそらく特定の検索意図を念頭に置いていたとものと思われるコンピューターユーザーにとって、検索結果202は、ユーザーのクエリが複数の意図に対応すること、およびより特定の検索クエリが必要とされ得ることを裏付ける。
【0012】
[0017]開示される主題の態様によれば、任意のユーザー意図に関係のない混在された検索結果を提供する代わりに、検索クエリに応答して検索結果を取得した後、検索クエリが複数の意図に対応する場合に、検索エンジン110は、意図に従って検索結果をグループ化し、グループに従って(検索結果ページを経由して)検索結果を提示する。たとえば、
図3は、意図が曖昧な検索クエリ304「速いジャガー」に応答した、検索結果302の意図ベースのグループ化のブラウザービュー302を示す画像図である。この説明的な例において、検索クエリ304「速いジャガー」は、複数のユーザー意図に対応するので、検索エンジン110は、そのコンテンツストアから取り出した検索結果をグループ化し、コンピューターユーザーに提示するために(アメリカのネコ科動物を対象とする検索結果のグループを示すように選択して)結果の第1のグループを選択し、ブラウザービュー300に示される検索結果ページを生成している。
【0013】
[0018]検索結果をグループ化すること、およびグループ化された検索結果を検索結果ページ上で提示することに加えて、検索エンジン110はさらに、検索結果ページ上に表示される検索結果の一次の/主要なグループと同じ意図に対応する広告を含めることによって、検索結果ページのコンテンツを同質化(homogenize)することができる。たとえば、ブラウザービュー300によって示される検索結果ページに含まれた広告306は、この検索結果ページ上に表示された検索結果の主要なグループとして選択されているジャガー(アメリカのネコ科動物)に対応する(またはそれに合わせられる)。
【0014】
[0019]第1の(原則または一次の)ユーザー意図を選択すること、およびそのグループから検索結果を表示することに関して、検索エンジン110は、任意の数の要因、基準、および/またはヒューリスティックに頼るように構成されてよい。当業者が認識するように、検索エンジンが検索クエリに応答して検索結果を取得するとき、各検索結果は、検索クエリに対する検索結果の関連度または重要度を指示するスコア、検索結果の評価および/または人気度、ならびにユーザーに対応する情報(暗黙的および明示的なプロファイル情報、ユーザーコンテキスト、ならびに選好を含む)を有する。スペル訂正もまた、ユーザー意図のソースであってよい。たとえば、検索クエリ「born ultimatum」は、あまり人気のない、および/または重要でない結果を生じすることがある(そして、それに応じて、主要な/一次のユーザー意図とはみなされないことになる)。しかしながら、(たとえ検索用語が正しく綴られ得るとしても)スペル訂正を通して、検索クエリを「Bourne Ultimatum(ボーン・アルティメイタム)」にすると、検索クエリのユーザー意図をおそらく大幅に変え、検索結果に高いスコアを提供するものと思われ、その結果、グループは、一次検索グループとしてみなされることになる。したがって、少なくとも一実施形態において、検索エンジンは、個々の検索結果ページの生成において、さまざまな潜在的なユーザー意図に対応するさまざまなグループを識別し、最も高いスコアを有するグループを識別し、最も高いスコアリンググループから最適な検索結果を選択する。
【0015】
[0020]検索結果ページにおける位置、ならびに特定の検索結果ページ内の検索結果の位置が重要であることを、当業者は認識するであろう。上で既に触れられているように、コンピューターユーザーが捜し求めている答えを検索エンジン110がとにかくできるだけ早くコンピューターユーザーに提供することは非常に重要である。コンピューターユーザーは、捜し求めた情報を素早く突き止めることができない場合、しばしば検索エンジン110を離れる。上位少数の、最初に見える検索結果(すなわち、最初に見え、折り目の上(above the fold
:アバブ・ザ・フォールド)にあるとも呼ばれる検索結果ページ上の結果)は、最初に表示されない第1の検索結果ページ上の結果(すなわち折り目の下(below the fold)にある結果)よりも、おそらくはるかに多く見られる、および/または選択されるものと思われる。さらになお、(検索クエリに応答した)第1の検索結果ページ上の検索結果は、後続のページ上の検索結果よりも、おそらくはるかに多く見られ、選択されるものと思われる。これを念頭に置いて、検索エンジン110は、検索結果ページを生成するとき、特に最初の検索結果ページを生成するときに、最適なグループを選択すべきだけでなく、そのグループからの最適な検索結果もまた選択すべきである。
【0016】
[0021]検索エンジン110は、どの意図が検索クエリの最初の一次意図として選択されることになるかについて、およびそれに応じて、検索結果のどのグループが第1の検索結果ページ上に最初に、一次的に表示されることになるかについての最適な選出を行うよう試みることになるが、検索エンジンが、誤った意図を選ぶことがある。したがって、検索結果の最初の一次グループからの検索結果が、第1の検索結果ページ上に表示されることにはなるが、開示される主題の態様によれば、検索結果の(最初のグループではない)第2のグループからの少ない数の検索結果が、検索結果ページでの折り目の下の最後の少数の検索結果などの、検索結果ページ上のあまり目立たない位置に組み込まれてもよい。たとえば、
図4は、検索結果の第2のグループの少数の検索結果404が検索結果の第1のグループの検索結果402を含む検索結果ページに組み込まれる、ブラウザービューの制限によって制約されていない、説明的な検索結果ページ400を示す画像図である。この例が示すように、検索結果402の第1のグループは、アメリカのネコ科動物を対象としており、この検索結果ページ400の最後の2つの検索結果は、(第2の意図に対応する)検索結果の第2のグループからの、(推定するところ)非常に該当する検索結果404に対応する。開示される主題の非限定の態様によれば、検索結果の第2のグループからの、1つから3つの重要なおよび/または高いスコアリング検索結果404が、検索結果の第1のグループの検索結果402を含む検索結果ページ400上のあまり目立たない位置に表示される。
【0017】
[0022]
図4にはまた、検索結果ページ400の折り目についての指示406、すなわち、それより上に結果が最初に見えて、それより下に検索結果が最初に見えない、検索結果ページ上の場所が指示される。当然ながら、「折り目」の実際の場所は、ブラウザービューの個々の表示パラメーターに依存する。その上、「折り目」は、表示される特徴ではなく、例証目的のためだけに検索結果ページ400に含まれる。
【0018】
[0023]検索結果の第2のグループからの少数の検索結果404を検索結果ページに含めることに加えて、開示される主題の実施形態によれば、検索エンジン110はまた、検索結果404の第2の、選択されていないグループをターゲットにするための1つまたは複数の関連検索リンクを含むことができる。再度
図3を見てみると、ブラウザービュー300の検索結果ページが、関連検索セクション308を含み、関連検索セクション308は、選択された場合に、選択された関連検索に特定的な検索結果をブラウザーに提示させることになる、関連検索310を含む。開示される主題の態様によれば、関連検索310は、検索クエリの選択されていない(したがって、表示されていない)潜在的なユーザー意図の1つまたは複数をターゲットにする、意図に特定的な検索である。現在表示されていない(一次的に表示されていない)ユーザー意図の検索結果をターゲットにする関連検索を含めることによって、検索エンジン110は、コンピューターユーザーに、コンピューターユーザーの意図である話題へのクイックリンクを提供することができる。
【0019】
[0024]示されてはいないが、開示される主題の実施形態によれば、検索結果の第1の選択されたグループの結果が1つまたは複数の検索結果ページに組み込まれると、(第2のコンピューターユーザー意図に対応する)検索結果の第2のグループが、後続の検索結果ページに組み込まれてもよい。このパターンは、所与の検索クエリのありそうな意図の数に応じて、検索結果の任意の数のグループを通して継続することができる。さらに開示される主題の代替態様によれば、各検索結果ページが(上で論じされたように、あまり目立たない位置に掲載される別のクエリ意図に対応する少数の検索結果が存在してよいことを除いて)概ね単一の意図をターゲットにするように、検索結果のグループは、検索結果ページに合わせられる。開示される主題の代替実施形態によれば、検索結果の各セットは、検索結果のタブ付きビューとして(図示されず)、検索結果ページ上に提示されてもよい。
【0020】
[0025]
図5は、開示される主題の態様による、意図が曖昧な検索クエリに応答するための例示的なルーチン500を示す流れ図である。ブロック502で始まり、検索エンジン110が、ネットワーク108上でユーザーコンピューターを動作させるコンピューターユーザーからの検索クエリを受信する。ブロック504で、検索クエリが、コンピューターユーザーのために拡張される。当業者が認識するように、検索エンジンは、通常、コンピューターユーザーの検索クエリについての検索結果のより広い範囲を取得するための技法として、コンピューターユーザーのために検索クエリを拡張する。検索結果のより広い範囲を取得することによって、Hansenにおける検索エンジン110は、コンピューターユーザーが検索クエリを通して捜し求めているこの特定の情報を取得する尤度である。
【0021】
[0026]ブロック506で、検索エンジン110は、拡張された検索クエリのための検索結果を取得する。先に触れられたように、検索クエリ(拡張された検索クエリを含む)に応答して取得された検索結果の各々は、スコアに関連付けられる。このスコアは、検索クエリ(拡張された検索クエリ)に対する検索結果の関連度/重要度を指示する。ブロック508で、検索エンジン110は、取得された検索結果から複数の意図を識別する。ブロック510で、検索エンジン110は、結果の意図に従って、取得された検索結果をグループ化する、すなわち、検索結果を識別された意図のうちの1つに適合させる。
【0022】
[0027]意図に従って検索結果をグループ化した後、ブロック512で、検索エンジンは、検索結果の第1の選択されたグループを識別する。上で論じられたように、検索結果のこの第1のグループは、検索クエリに対するその重要度/著名度に従って選択される。少なくとも1つの実施形態において、選択は、さまざまな検索結果グループにおける検索結果のスコアに従うことに基づく。
【0023】
[0028]ブロック514で、検索エンジン110は、第1の選択された検索結果グループの検索結果に基づいて、第1の検索結果ページを生成する。上で触れられたように、この第1の検索結果ページは、検索結果の第2のグループからの少ない数の検索結果、および/または、最初に選択されなかった/表示されなかった検索結果の1つまたは複数のグループに対応する関連検索を含むことができる。ブロック516で、検索エンジン110は、検索クエリの受信に応答して、第1の生成された検索結果ページをコンピューターユーザーに戻す。その後、ルーチン500は終了する。
【0024】
[0029]
図5のルーチン500に関して、このルーチンは、コンピューターユーザーの検索クエリに応答することにおける別個のステップで表現されているが、これらのステップは、本質的に論理上のものとして見られるべきであり、任意の実際のおよび/または別個のステップに対応しても、しなくてもよいことが認識されるべきである。また、これらのステップが説明的なルーチンに提示される順序も、ステップが遂行され得る唯一の順序として解釈されるべきではない。さらに、論理ステップは、一緒に組み合わされても、または複数のステップからなってもよいことを、当業者は認識するであろう。さらになお、論理ステップは、並行して遂行されても、または順次遂行されてもよい。
【0025】
[0030]開示される主題の新規な態様は、ルーチンおよび/または方法において表現されているが、これらの態様はまた、コンピューター可読媒体において具体化されてもよい。当業者が認識するように、コンピューター可読媒体は、後の取り出しおよび実行のために、コンピューター実行可能命令をホストすることができる。コンピューティングデバイス上で実行されるとき、1つまたは複数のコンピューター可読ストレージデバイス上に記憶されたコンピューター実行可能命令は、上で説明されたステップ、方法、およびルーチンを含む、さまざまなステップまたは方法を遂行する。コンピューター可読媒体の例は、デジタルビデオディスク(DVD)およびコンパクトディスク(CD)などの光学ストレージ媒体、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープなどを含む磁気ストレージ媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、メモリカード、サムドライブ、その他などのメモリストレージデバイス、クラウドストレージ(すなわち、オンラインストレージサービス)などを含むが、それらに限定はされない。しかしながら、本文書の目的のために、コンピューター可読媒体は、明白に、搬送波および伝搬信号を除外する。
【0026】
[0031]次に
図6を見てみると、
図6は、開示される主題の態様による、コンピューターユーザーからの意図が曖昧な検索クエリに応答するように構成された検索エンジン110の例示的なコンポーネントを示すブロック図である。
図6に示されるように、検索エンジン110は、プロセッサ602と、メモリ604とを含む。当業者が容易に認識するように、プロセッサ602は、限定はされないが、コンピューターユーザーからの検索クエリに応答することを含む、検索エンジンサービスのさまざまな態様を遂行するときに、メモリ604から取り出された命令を実行する。
【0027】
[0032]検索エンジン110はまた、検索エンジンがそれを通してネットワーク108上で通信を送受信する、ネットワーク通信コンポーネント606を含む。たとえば、検索エンジン110が、コンピューターユーザーから検索クエリを受信し、コンピューターユーザーへのプレゼンテーションのために、1つまたは複数の生成された検索結果ページで検索クエリに応答するのは、通信コンポーネント606を通してである。
【0028】
[0033]検索エンジン110は、検索結果取り出しコンポーネント608と、検索結果ページ生成器610とをさらに含む。検索結果取り出しコンポーネント608に関して、この論理コンポーネントは、検索エンジン110に関連付けられたコンテンツストア616から、コンピューターユーザーの検索クエリに該当した(検索結果を含む)検索結果情報を取り出す、または取得することを担う。検索結果ページ生成器610は、上で論じられたような検索結果取り出しコンポーネント608よって取得された検索結果から、1つまたは複数の検索結果ページを生成する。
【0029】
[0034]
図6に示されるように、検索エンジン110はまた、意図識別コンポーネント612を含む。意図識別コンポーネントは、拡張された検索クエリに応答して取得された検索結果を検査すること、および意図が曖昧な検索クエリに関連付けられたさまざまな潜在的なコンピューターユーザー意図を識別することを担う。検索エンジン110はまた、検索結果グループ化コンポーネント614を含む。検索結果グループ化コンポーネント614は、取得された検索結果を、意図識別コンポーネント612によって識別された、さまざまな識別されたユーザー意図に対応するグループにグループ化する。さらになお、検索エンジン110は、意図選択コンポーネント618を含み、意図選択コンポーネント618は、生成された検索結果ページに含めるための最も高いスコアリング検索結果を有する検索結果のグループを順序付けるおよび/または選択する。開示される主題の代替的なまたは追加的な態様によれば、意図選択コンポーネントは、検索クエリを送るときに、どれが最もありそうなコンピューターユーザーの実際のユーザー意図であるかを検索エンジンが考えることに従って、検索結果のグループを順序付けし、選択することができる。
【0030】
[0035]さらに、意図識別コンポーネント612、検索結果グループ化コンポーネント614、および意図選択コンポーネント618は、別々のコンポーネントとして識別されるが、これらのコンポーネントは、論理コンポーネントとして見られるべきであり、さまざまな実施形態によれば、これらは、好適に構成された検索エンジン110の単一のコンポーネントとして含まれてもよい。実際に、検索エンジン110のコンポーネントの(全部ではなくとも)多くは、上で説明されたように、コンピューターユーザーからの検索クエリに応答することにおいて、好適に構成された検索エンジン110のさまざまな機能を遂行するための論理コンポーネントとして見られるべきである。これらの論理コンポーネントは、実際のコンポーネントに直接対応しても、しなくてもよい。その上、実際の一実施形態において、これらのコンポーネントは、一緒に組み合わされても、複数の実際のコンポーネントにわたってばらばらにされてもよい。さらになお、(論理および実際の両方の)これらのコンポーネントは、1つまたは複数の協調コンピューターシステムにわたって分散されてもよい。
【0031】
[0036]開示される主題のさまざまな新規な態様が説明されてきたが、これらの態様は、例示的であって、限定として解釈されるべきでないことを認識されたい。さまざまな態様に対する変形および/または変更は、開示される主題の範囲から逸脱せずになされてよい。