(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6374910
(24)【登録日】2018年7月27日
(45)【発行日】2018年8月15日
(54)【発明の名称】足場の壁繋ぎ具および建物の外壁施工方法
(51)【国際特許分類】
E04G 5/04 20060101AFI20180806BHJP
【FI】
E04G5/04 G
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-129656(P2016-129656)
(22)【出願日】2016年6月30日
(65)【公開番号】特開2018-3380(P2018-3380A)
(43)【公開日】2018年1月11日
【審査請求日】2016年11月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】390037154
【氏名又は名称】大和ハウス工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105843
【弁理士】
【氏名又は名称】神保 泰三
(72)【発明者】
【氏名】井口 努
【審査官】
西村 隆
(56)【参考文献】
【文献】
特開平10−266554(JP,A)
【文献】
実開平06−076535(JP,U)
【文献】
実開平05−089693(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04G 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
足場に取り付けられた足場側連結部を建物の外壁の縦目地が位置する箇所に連結するための足場の壁繋ぎ具であって、上記足場側連結部が連結される建物側連結部が、上記建物の外壁の面内の水平方向に移動可能に設けられており、
上記建物の外壁の縦目地が位置する箇所に固定される固定部によって上記建物側連結部が移動可能に支持されており、
上記建物側連結部は、基端部およびこの基端部に着脱可能に設けられた棒状部を備えており、上記基端部が上記固定部に形成されている遊嵌部に遊嵌されており、上記遊嵌部に形成されている水平方向に長い長孔から上記棒状部が突出することを特徴とする足場の壁繋ぎ具。
【請求項2】
請求項1に記載の足場の壁繋ぎ具において、上記基端部には上記遊嵌部からの脱落を防止するストッパ部が形成されていることを特徴とする足場の壁繋ぎ具。
【請求項3】
足場に取り付けられた足場側連結部を建物の外壁の縦目地が位置する箇所に連結するための足場の壁繋ぎ具であって、上記足場側連結部が連結される建物側連結部が、上記建物の外壁の面内の水平方向に移動可能に設けられており、
上記建物の外壁の縦目地が位置する箇所に固定される固定部によって上記建物側連結部が移動可能に支持されており、
上記建物側連結部は、基端部およびこの基端部に着脱可能に設けられた棒状部を備えており、上記固定部には上記基端部の側に突出する突出部が形成されており、この突出部が上記基端部に形成されている水平方向に長い長孔に係合されることを特徴とする足場の壁繋ぎ具。
【請求項4】
足場に取り付けられた足場側連結部を建物の外壁の縦目地が位置する箇所に連結するための足場の壁繋ぎ具であって、上記足場側連結部が連結される建物側連結部が、上記建物の外壁の面内の水平方向に移動可能に設けられており、
上記建物側連結部は、基端部およびこの基端部に着脱可能に設けられた棒状部を備えており、上記基端部が上記建物の外壁の縦目地が位置する箇所に直接に取り付けられることを特徴とする足場の壁繋ぎ具。
【請求項5】
請求項4に記載の足場の壁繋ぎ具において、上記基端部には水平方向に長い長孔が形成されており、上記長孔に通された螺子が上記建物の外壁の縦目地が位置する箇所に直接ねじ込まれることを特徴とする足場の壁繋ぎ具。
【請求項6】
建物の外壁の隣り合う外壁面材間の縦目地が位置する箇所に、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の足場の壁繋ぎ具における建物側連結部を取り付け、この建物側連結部を足場に取り付けられた足場側連結部に連結して、上記外壁面材を取り付ける作業を行い、上記外壁面材の取り付けに上記建物側連結部が障害となる場合には、当該建物側連結部を、上記建物の外壁の面内の水平方向に移動することを特徴とする建物の外壁施工方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、足場に取り付けられた足場側連結部を建物の外壁の縦目地が位置する箇所に連結するための足場の壁繋ぎ具、およびこの足場の壁繋ぎ具を用いた建物の外壁施工方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、鉄骨柱の屋外面に側縁部が配置された一対の外壁面材の縦目地内で上記鉄骨柱に取付けられる壁つなぎ取付金物であって、ビス止め金物と壁つなぎジョイント金物とを備え、上記ビス止め金物は、上記縦目地内の屋内側部分に嵌まる縦長ブロック状に形成されて上記鉄骨柱への取付用のビス孔とジョイント金物接合用のねじ孔とを有し、上記壁つなぎジョイント金物は、先端が上記ビス止め金物の上記ねじ孔に螺着される雄ねじに形成された軸部と、この軸部の基端に続く壁つなぎ取付用の雌ねじ部材とを有するものとした足場の壁つなぎ取付金物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7−18848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の壁つなぎ取付金物では、上記外壁面材の取り付けにおいて上記縦目地の位置に誤差(ずれ)が生じた場合には、上記壁つなぎ取付金物が上記外壁面材の取り付けの障害になるため、この壁つなぎ取付金物を鉄骨柱の別の箇所に付け直す(盛替える)必要が生じ、上記外壁面材の取り付けが迅速に行えないという問題があった。
【0005】
この発明は、上記の事情に鑑み、足場の壁繋ぎ具の付け直しの作業を極力回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の足場の壁繋ぎ具は、上記の課題を解決するために、足場に取り付けられた足場側連結部を建物の外壁の縦目地が位置する箇所に連結するための足場の壁繋ぎ具であって、上記足場側連結部が連結される建物側連結部が、上記建物の外壁の面内の水平方向に移動可能に設けられることを特徴とする。
【0007】
上記の構成であれば、上記足場側連結部が連結される建物側連結部が、上記建物の外壁の面内の水平方向に移動可能とされるので、外壁面材の取り付け施工において目地の位置にずれが生じた場合でも、上記建物側連結部を水平方向にずらすことにより、この建物側連結部が上記外壁面材の取り付けの障害にならないようにできる。すなわち、この足場の壁繋ぎ具を別の箇所に付け直す(盛替える)作業を極力回避することができる。
【0008】
上記建物の外壁の縦目地が位置する箇所に固定される固定部によって上記建物側連結部が移動可能に支持されるようにしてもよい。これによれば、上記固定部を例えばタッピングビスによって建物の柱等に固定して、上記建物側連結部を移動可能に支持することができる。
【0009】
上記建物側連結部は、基端部およびこの基端部に着脱可能に設けられた棒状部を備えており、上記基端部が上記固定部に形成されている遊嵌部に遊嵌されており、上記遊嵌部に形成されている水平方向に長い長孔から上記棒状部が突出していてもよい。これによれば、上記長孔の長さの範囲で上記建物側連結部が移動可能に支持されることになる。
【0010】
上記基端部には上記遊嵌部からの脱落を防止するストッパ部が形成されていてもよい。これによれば、上記棒状部が上記基端部から外されたときに、上記基端部が上記遊嵌部から脱落するのを防止できる。
【0011】
或いは、上記建物側連結部は、基端部およびこの基端部に着脱可能に設けられた棒状部を備えており、上記固定部には上記基端部の側に突出する突出部が形成されており、この突出部が上記基端部に形成されている水平方向に長い長孔に係合されていてもよい。これによれば、上記長孔の長さの範囲で上記建物側連結部が移動可能に支持されることになる。
【0012】
或いは、上記建物側連結部は、基端部およびこの基端部に着脱可能に設けられた棒状部を備えており、上記基端部が上記建物の外壁の縦目地が位置する箇所に直接に取り付けられてもよい。このような固定部の無い構造でも、当該足場の壁繋ぎ具を別の箇所に付け直す作業を極力回避することができる。
【0013】
上記固定部の無い直接取り付けの構造においては、上記基端部に水平方向に長い長孔が形成されており、上記長孔に通された螺子が上記建物の外壁の縦目地が位置する箇所に直接ねじ込まれるようにしてもよい。
【0014】
また、この発明の建物の外壁施工方法は、建物の外壁の隣り合う外壁面材間の縦目地が位置する箇所に、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の足場の壁繋ぎ具における建物側連結部を取り付け、この建物側連結部を足場に取り付けられた足場側連結部に連結して、上記外壁面材を取り付ける作業を行い、上記外壁面材の取り付けに上記建物側連結部が障害となる場合には、当該建物側連結部を、上記建物の外壁の面内の水平方向に移動することを特徴とする。
【0015】
かかる方法であれば、上記足場の壁繋ぎ具を別の箇所に付け直す作業を極力回避し、外壁面材の貼り付けの施工性を向上することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明であれば、外壁面材の取り付けにおいて縦目地の位置にずれが生じたような場合でも、足場の壁繋ぎ具の付け直しを極力回避し、外壁面材の貼り付けの施工性を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】実施形態にかかる足場の壁繋ぎ具の使用状態を示した説明図である。
【
図3】
図2で示した足場の壁繋ぎ具の斜視図である。
【
図4】
図3の足場の壁繋ぎ具の建物側連結部を示した斜視図である。
【
図5】他の実施形態の足場の壁繋ぎ具を示した図であって、同図(A)は平面図(一部断面)であり、同図(B)は、正面図である。
【
図6】他の実施形態の足場の壁繋ぎ具を示した図であって、同図(A)は平面図(一部断面)であり、同図(B)は、正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、この発明の一態様に係る実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態にかかる足場の壁繋ぎ具1は、建物5の近傍に設けられる足場6の足場側連結部61を、当該建物5の外壁を構成する隣り合う外壁面材(サイディング)51の間の縦目地51aが位置する箇所に連結するものである。そして、この足場の壁繋ぎ具1は、上記足場側連結部61が連結される建物側連結部11を有しており、この建物側連結部11は、上記建物5の外壁の面内の水平方向(
図1の紙面垂直方向)に移動可能とされている。移動可能範囲は、例えば、15mm程度としている。
【0019】
上記足場側連結部61は、
図2にも示すように、足場パイプ62に自在クランプ63によって留め付けられている。また、上記足場側連結部61の先端部には、例えば、M12のボルト部61aが設けられている。
【0020】
上記縦目地51aの屋内側には、上記足場の壁繋ぎ具1を留め付ける対象となる柱53が位置している。上記足場の壁繋ぎ具1を留め付ける対象は、柱53に限らず、胴縁等でもよい。
【0021】
上記足場の壁繋ぎ具1は、上記建物側連結部11と、この建物側連結部11を移動可能に支持する固定部12とを有している。上記固定部12は、略方形状の板部材からなり、その四隅には、挿通孔12aが形成されている(
図3参照)。この挿通孔12aから例えばタッピングビスを上記柱53にねじ込むことで、上記固定部12を上記柱53に固定することができる。なお、上記固定部12の固定は、後述する長孔13cの中心が上記外壁面材の割り付け図に基づく縦目地中心に位置するように行う。
【0022】
図3にも示すように、上記固定部12には、遊嵌部13が設けられている。上記遊嵌部13は、2箇所の立ち上げ部13aと、これら立ち上げ部13aを繋ぐ繋ぎ部13bとからなる断面略コ字形状を有しており、上記2箇所の立ち上げ部13aが当該固定部12の面部に溶接されている。上記立ち上げ部13aによって、上記繋ぎ部13bが上記固定部12の面部から離間し、また、上記固定部12の外壁への装着状態においては、上記立ち上げ部13aは上下に位置し、左右に開口が形成される。上記左右の開口を結ぶ方向は、上記建物5の外壁の面内の水平方向となる。
【0023】
また、上記遊嵌部13の上記繋ぎ部13bには、上記左右の開口を結ぶ方向に長くされた長孔13cが形成されている。
【0024】
上記建物側連結部11は、棒状部11aと基端部11bとを備えている。上記棒状部11aの先端側には長ナットが設けられており、この長ナットに上記足場側連結部61の上記ボルト部61aが螺合される。上記棒状部11aの他端側は、上記長孔13cに通されて上記基端部11bに支持されている。上記棒状部11aの直径は、例えば、8mm程度とされ、幅が10mm程度とされる上記縦目地51a内に収まるようにしている。
【0025】
この実施形態では、
図4に示すように、略長方形板状を成す上記基端部11bの中心部に貫通孔が形成されており、この貫通孔に螺子孔が連通するようにナット11dが上記基端部11bの裏面に溶接等により固定されている。そして、上記棒状部11aの他端側には例えばM8の螺子部が形成されており、この螺子部と上記ナットとの螺合によって、上記棒状部11aを上記基端部11bに着脱できるようにしている。
【0026】
また、上記基端部11bの左右端には、上記遊嵌部13の左右側の開口の幅よりも広い形状を有するストッパ部11cがそれぞれ形成されている。
【0027】
上記の構成であれば、上記足場側連結部61が連結される建物側連結部11が、上記建物5の外壁の面内の水平方向に移動可能とされるので、外壁面材51の取り付けにおいて縦目地51aの位置にずれが生じた場合でも、外壁面材の施工業者等が、上記建物側連結部11を水平方向に間単にずらすことができ、この建物側連結部11が上記外壁面材51の取り付けの障害にならない。すなわち、この足場の壁繋ぎ具1を別の箇所に付け直す(盛替える)作業を極力回避することができる。
【0028】
また、上記固定部12によって上記建物側連結部11が移動可能に支持される構造であると、上記固定部12を例えばタッピングビスによって建物の柱53等に固定した上で、上記建物側連結部11を移動可能に支持することができる。
【0029】
上記建物側連結部11の上記基端部11bが上記固定部12に形成されている遊嵌部13に遊嵌されており、上記遊嵌部13に形成されている水平方向に長い長孔13cから上記棒状部11aが突出する構造であると、上記長孔13cの長さの範囲で上記建物側連結部11が移動可能に支持されることになる。
【0030】
上記基端部11bに上記遊嵌部13からの脱落を防止するストッパ部11cが形成されていると、上記棒状部11aを上記基端部11bから外したときに、上記基端部11bが上記遊嵌部13から脱落するのを防止できる。
【0031】
次に、他の実施形態について説明していく。この実施形態の足場の壁繋ぎ具1は、
図5(A)および
図5(B)に示すように、建物側連結部11と、この建物側連結部11を移動可能に支持する固定部12とを有する。上記建物側連結部11は、棒状部11aと基端部11bとを備える。上記棒状部11aは、例えば。M8の両切ボルトからなり、先端側には、異径ナット11gにおけるM8のナット側に螺合されている。上記異径ナット11gには、M12のナット部も形成されており、この、M12のナット部に上記ボルト部61aが螺合される。また、上記棒状部11aであるM8の両切ボルトの他端側は、上記基端部11bの表側の中心部に設けられた螺子穴部11fに着脱可能に螺合されている。
【0032】
また、上記基端部11bの中心部を挟んで左右2箇所には、水平方向に長い長孔11eが形成されている。また、上記長孔11eの中心位置に対応する位置の上記基端部11bの箇所には、有底の螺子穴12cが形成されている。そして、各螺子穴12cには、
突出部である螺子12dが上記長孔11eを通って螺着されている。上記螺子12dの頭部の直径は、上記長孔11eの幅よりも大きくされている。上記螺子12dと上記長孔11eによって、上記建物側連結部11は、上記建物5の外壁の面内の水平方向(
図5(A)中の矢印参照)に移動可能とされる。なお、上記螺子12dに座金を嵌めるようにすれば、上記頭部をあまり大きくしなくて済む。
【0033】
このような構成であれば、上記長孔11eの長さの範囲で上記建物側連結部11が移動可能に支持されることになる。上記建物側連結部11を移動させるためには、上記螺子12dの頭部の底面と上記固定部12との間には隙間が在るのが望ましいが、隙間が無い構造としてもよいものであり、この場合においては、上記建物側連結部11を移動させるときに、上記螺子12dを緩めることとすればよい。
【0034】
次に、他の実施形態について説明していく。この実施形態の足場の壁繋ぎ具1は、例えば、上記
図5に示した構造と共通の構造を有するが、固定部12は備えておらず、建物側連結部11の基端部11bが、上記建物の外壁の縦目地51aが位置する箇所(柱53等)に直接に取り付けられる。
【0035】
例えば、
図6(A)および
図6(B)に示すように、上記長孔11eには、上記螺子12dに替えて、タッピングビス(螺子)11hを用い、このタッピングビス11hを上記柱53に直接ねじ込むことで、上記基端部11bを上記柱53に固定することができる。このような構造でも、当該足場の壁繋ぎ具1を別の箇所に付け直す作業を極力回避することができる。なお、上記建物側連結部11を水平方向にずらす操作は、上記タッピングビス11hを緩めて(外さずに)、行うことができる。
【0036】
そして、この実施形態にかかる建物の外壁施工方法は、建物5の外壁の隣り合う外壁面材間51の縦目地51aが位置する箇所に、上記足場の壁繋ぎ具1における建物側連結部11を取り付け、この建物側連結部11を足場6に取り付けられた足場側連結部61に連結して、上記外壁面材51を取り付ける作業を行い、上記外壁面材51の取り付けに上記建物側連結部11が障害となる場合には、当該建物側連結部11を、上記建物5の外壁の面内の水平方向に移動する。かかる方法であれば、上記足場の壁繋ぎ具1を別の箇所に付け直す作業を極力回避し、外壁面材51の貼り付けの施工性を向上することができる。
【0037】
なお、上記足場の壁繋ぎ具1が不要となる段階では、上記棒状部11aを上記基端部11bから離脱させて、上記基端部11bおよび上記固定部12を外壁側に残置させればよい。また、外壁下地に防水シートを貼る場合においては、この防水シートを貼った後に、足場の壁繋ぎ具1を貼り付けるようにしてもよい。
【0038】
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
【符号の説明】
【0039】
1 :足場の壁繋ぎ具
5 :建物
6 :足場
11 :建物側連結部
11a :棒状部
11b :基端部
11c :ストッパ部
11e :長孔
11h :タッピングビス
12 :固定部
12a :挿通孔
12c :螺子穴
12d :螺子
13 :遊嵌部
13c :長孔
51 :外壁面材
51a :縦目地
53 :柱
61 :足場側連結部
62 :足場パイプ