(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0019】
スロットマシン1は、前面が開放された箱型の本体2と、本体2の前面を開閉可能に設けられた前扉3とを備えている。
【0020】
本体2内には、上下方向の中央部より少し上方の位置に、左リールR1、中リールR2および右リールR3が左右に並べて配置されている。左リールR1、中リールR2および右リールR3は、ドラム状のリール枠の周面にリール帯を巻着した構成を有しており、リール枠の中心で左右方向に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。リール帯には、20個の図柄が周方向に並べて配列されている。
【0021】
前扉3には、表示部5、操作部6および演出表示部7が設けられている。
【0022】
表示部5は、左リールR1、中リールR2および右リールR3と対向する位置に設けられている。表示部5の中央部には、左リールR1、中リールR2および右リールR3の周面の一部を視認可能にするためのリール窓8が設けられている。左リールR1、中リールR2および右リールR3の回転中は、リール窓8内に、左リールR1、中リールR2および右リールR3の図柄が次々に現れる(図柄の変動表示)。左リールR1、中リールR2
および右リールR3が停止すると、リール窓8内に、左リールR1、中リールR2および右リールR3のそれぞれ3個の図柄、合計9個の図柄が表示される(図柄の停止表示)。
【0023】
リール窓8の下方には、クレジット数表示器23aおよび払出枚数表示器23bが左右に並べて配置されている。クレジット数表示器23aおよび払出枚数表示器23bは、たとえば、2桁の数字を表示可能な7セグメント表示器からなる。
【0024】
操作部6は、表示部5の下側に配置されている。操作部6には、メダル投入口10、MAXベットボタン11、1枚ベットボタン12、2枚ベットボタン13、スタートレバー14、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rおよび精算ボタン16が設けられている。
【0025】
メダル投入口10からメダルが投入されると、その投入されたメダルがゲームにベット(BET)される。1ゲームに対して、最大で3枚のメダルをベットすることができる。3枚のメダルがゲームにベットされている状態で、メダル投入口10からメダルが投入された場合、その投入されたメダルは、50枚を上限として、スロットマシン1にクレジットされる。スロットマシン1にクレジットされているメダルの枚数(クレジット数)は、クレジット数表示器23aに表示される。
【0026】
3枚以上のメダルがスロットマシン1にクレジットされている状態で、MAXベットボタン11が押操作されると、そのクレジットされているメダルから3枚のメダルがゲームにベットされ、クレジット数が3だけ減る。そして、クレジット数表示器23aに表示されているクレジット数が3だけ減算された数に更新される。
【0027】
1枚ベットボタン12が押操作されると、スロットマシン1にクレジットされているメダルから1枚のメダルがゲームにベットされ、クレジット数が1だけ減る。そして、クレジット数表示器23aに表示されているクレジット数が1だけ減算された数に更新される。
【0028】
また、2枚ベットボタン13が押操作されると、スロットマシン1にクレジットされているメダルから2枚のメダルがゲームにベットされ、クレジット数が2だけ減る。クレジット数表示器23aに表示されているクレジット数が2だけ減算された数に更新される。
【0029】
1枚以上のメダルがベットされた後、スタートレバー14が操作されると、1回のゲーム(1ゲーム)の開始であり、左リールR1、中リールR2および右リールR3が回転し始める。左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rは、それぞれ左リールR1、中リールR2および右リールR3に対応して設けられている。左リールR1、中リールR2および右リールR3が回転し始めた後、左ストップボタン15L、中ストップボタン15Cおよび右ストップボタン15Rが押操作されると、それぞれ左リールR1、中リールR2および右リールR3の回転が停止する。
【0030】
すべての左リールR1、中リールR2および右リールR3が停止した時点で、リール窓8内に停止表示された9個の図柄が所定の入賞態様のいずれかをなす場合、その入賞態様に対応づけられた役に入賞となる。役によっては、配当として、メダルが払い出される。この入賞に対して払い出されるメダルの枚数は、払出枚数表示器23bに表示される。また、入賞に対して払い出されるメダルは、スロットマシン1に50枚を上限としてクレジットされ、50枚を超える分については、前扉3の最下部に設けられたメダル排出口40からメダルトレイ41に排出される。以上で、1ゲームが終了である。
【0031】
精算ボタン16が押操作されると、スロットマシン1にクレジットされているメダルが
メダル排出口40からメダルトレイ41に排出される。
【0032】
演出表示部7は、表示部5の上側に配置されている。演出表示部7には、ゲームの進行に合わせた演出画像などを表示するための液晶表示器30が設けられている。また、演出表示部7には、液晶表示器30の左側および右側に、ゲーム中の雰囲気を盛り上げるための効果音などを出力するスピーカ31が配置されている。
【0033】
前扉3には、操作部6とメダルトレイ41との間に、スロットマシン1の機種名などを表示する表示パネル42が装着されている。
【0034】
<遊技機の電気的構成(メイン基板)>
【0035】
図2は、スロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。
【0036】
スロットマシン1は、ゲームの中枢的な制御を実行するメイン基板100aと、ゲームに付随する演出のための制御を行う演出サブ基板100bと、光と音による電飾のための制御を行う電飾制御基板100cとを備えている。
【0037】
メイン基板100aには、CPU101、ROM102、RAM103、入出力ポート104、乱数生成回路105および信号送出回路106が備えられている。
【0038】
CPU101は、ROM102、RAM103、入出力ポート104、乱数生成回路105および信号送出回路106と接続されている。
【0039】
ROM102には、各種のプログラムが格納されている。各種のプログラムは、CPU101によって実行される。また、ROM102には、抽選テーブル107および停止制御テーブル108が格納されている。
【0040】
RAM103は、CPU101によるプログラムの実行時に、ワークエリアとして使用される。
【0041】
入出力ポート104には、クレジット数表示器23a、払出枚数表示器23b、左リールR1、中リールR2および右リールR3をそれぞれ回転させるためのステッピングモータ51L,51C,51Rと、メダル投入口10から投入されるメダルの排出先を本体2内のメダル貯留部(図示せず)とメダルトレイ41とに切り替えるためのメダルブロックソレノイド52と、メダル貯留部からメダル排出口40を通してメダルトレイ41にメダルを排出するメダル払出駆動モータ53とが制御対象として接続されている。
【0042】
ステッピングモータ51L,51C,51R、メダルブロックソレノイド52およびメダル払出駆動モータ53は、本体2(
図1参照)内に設けられている。
【0043】
また、入出力ポート104には、MAXベットボタン11、1枚ベットボタン12、2枚ベットボタン13、スタートレバー14、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15R、精算ボタン16、リール位置検出センサ54L,54C,54R、メダル投入センサ55およびメダル払出センサ56が接続されている。
【0044】
MAXベットボタン11、1枚ベットボタン12、2枚ベットボタン13、スタートレバー14、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rおよび精算ボタン16が押操作されると、それらに内蔵されたスイッチ(図示せず)から操作信号が出力され、その操作信号が入出力ポート104を介してCPU101に入力される。
【0045】
左リールR1、中リールR2および右リールR3が1回転する度に、それぞれリール位置検出センサ54L,54C,54Rから検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート104を介してCPU101に入力される。
【0046】
スタートレバー14が操作されると、CPU101は、ステッピングモータ51L,51C,51Rに駆動パルス信号を入力し、左リールR1、中リールR2および右リールR3の回転を開始させる。CPU101は、ステッピングモータ51L,51C,51Rのステップ数およびリール位置検出センサ54L,54C,54Rの検出信号に基づいて、左リールR1、中リールR2および右リールR3の回転位置を常に把握している。
【0047】
左ストップボタン15L、中ストップボタン15Cおよび右ストップボタン15Rが押操作されると、CPU101は、停止制御テーブル108を参照し、左リールR1、中リールR2および右リールR3の回転位置に基づいて、ステッピングモータ51L,51C,51Rへの駆動パルス信号の出力を停止し、左リールR1、中リールR2および右リールR3の停止を制御する(リール停止制御)。
【0048】
リール停止制御では、左ストップボタン15L、中ストップボタン15Cおよび右ストップボタン15Rが押操作されてから、それぞれ左リールR1、中リールR2および右リールR3を所定の最大引込コマ数(たとえば、4コマ)以下の範囲で回転させた後に、その回転を停止させることができる。
【0049】
メダル投入口10から投入されたメダルがメダル貯留部に1枚入る度に、メダル投入センサ55から検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート104を介してCPU101に入力される。
【0050】
メダル払出駆動モータ53によってメダルがメダルトレイ41に1枚排出される度に、メダル払出センサ56から検出信号が出力され、その検出信号が入出力ポート104を介してCPU101に入力される。
【0051】
スロットマシン1に預けられているメダルの枚数(クレジット数)は、RAM103に設けられたカウンタによって計数されている。CPU101は、クレジット数表示器23aを制御し、RAM103で計数されているクレジット数をクレジット数表示器23aに表示させる。CPU101は、メダルブロックソレノイド52を制御して、クレジット数が50に達するまでは、メダル投入口10から投入されるメダルの排出先をメダル貯留部にし、クレジット数が50に達すると、その排出先をメダルトレイ41にする。また、クレジット数が50に達した後、配当(メダルの払出)がある役に入賞した場合、CPU101は、メダル払出駆動モータ53を制御して、メダルをメダルトレイ41に排出させる。
【0052】
乱数生成回路105は、発振器(図示せず)からのクロックパルスの出力に応答してカウントアップするインクリメントカウンタを含む構成であり、16ビットの乱数を発生させる。生成される乱数の範囲は0〜65535となる。
【0053】
スタートレバー14が操作されると、CPU101は、複数の役が抽選対象に含まれる内部抽選を実行する。内部抽選では、乱数生成回路105から乱数が取得される。また、ROM102から抽選テーブル107から1つの抽選テーブルが読み出される。そして、乱数生成回路105から取得した乱数および抽選テーブルに基づいて、内部抽選の当選役またはハズレが決定される。抽選テーブル107については、後に詳述する。
【0054】
内部抽選でいずれかの役に当選していなければ、リール停止制御により、リール窓8内に停止表示される9個の図柄(左リールR1、中リールR2および右リールR3のそれぞれ3個の図柄)が入賞態様をなすことはなく、役に入賞することはない。配当がある役に入賞すると、CPU101は、払出枚数表示器23bを制御して、その配当として払い出されるメダルの枚数を払出枚数表示器23bに表示させる。
【0055】
また、CPU101は、信号送出回路106を介して、演出サブ基板100bおよび電飾制御基板100cに制御に必要な信号をコマンドとして送出する。
【0056】
<遊技機の外観構成(演出サブ基板)>
【0057】
演出サブ基板100bには、CPU200、ROM201、RAM202、信号入力回路203、駆動回路204および乱数生成回路205が備えられている。
【0058】
CPU200は、ROM201、RAM202、信号入力回路203、駆動回路204および乱数生成回路205と接続されている。
【0059】
ROM201には、各種のプログラムが格納されている。各種のプログラムは、CPU200によって実行される。
【0060】
RAM202は、CPU200によるプログラムの実行時に、ワークエリアとして使用される。
【0061】
信号入力回路203には、メイン基板100aの信号送出回路106からの信号が入力される。
【0062】
乱数生成回路205は、発振器(図示せず)からのクロックパルスの出力に応答してカウントアップするインクリメントカウンタを含む構成であり、16ビットの乱数を発生させる。生成される乱数の範囲は0〜65535となる。
【0063】
CPU200は、ROM201に格納されているプログラムを実行し、信号入力回路203から入力される信号と、乱数生成回路205から取得した乱数に基づき、演出抽選を行い、抽選の結果に基づき、駆動回路204を介して、液晶表示器30の表示を制御する。演出抽選については、後に詳述する。
【0064】
電飾制御基板100cは、メイン基板100aから送信されるコマンドに基づいて、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rなどに内蔵されたLED32の点灯を制御する。また、スピーカ31からの効果音の出力を制御する。
【0066】
図3は、左リール、中リールおよび右リールの図柄の配列を示す図である。
【0067】
左リールR1、中リールR2および右リールR3のリール帯に配列された20個(20コマ)の図柄には、それぞれ「1」〜「20」の図柄番号が対応づけられている。
【0068】
左リールR1のリール帯には、「リプA」、「黄バー」、「リプB」、「ベルB」、「スイカ」、「チェリー」、「青7」、「リプB」、「ベルA」、「スイカ」、「ベルA」、「リプA」、「黒バー」、「チェリー」、「スイカ」、「ベルB」、「リプA」、「赤7」、「ベルB」、および「スイカ」の図柄がこの順に配列されており、これらの図柄に、それぞれ図柄番号「1」〜「20」が対応づけられている。
【0069】
中リールR2のリール帯には、「ベルA」、「スイカ」、「ベルA」、「リプA」、「チェリー」、「ベルA」、「黄バー」、「チェリー」、「リプA」、「チェリー」、「ベルB」、「スイカ」、「青7」、「リプA」、「黒バー」、「ベルA」、「スイカ」、「赤7」、「リプA」および「チェリー」の図柄がこの順に配列されており、これらの図柄に、それぞれ図柄番号「1」〜「20」が対応づけられている。
【0070】
右リールR3のリール帯には、「リプA」、「ベルB」、「黒バー」、「チェリー」、「スイカ」、「リプA」、「ベルA」、「チェリー」、「黄バー」、「スイカ」、「リプB」、「ベルB」、「青7」、「スイカ」、「スイカ」、「リプA」、「ベルB」、「赤7」、「チェリー」および「スイカ」の図柄がこの順に配列されており、これらの図柄に、それぞれ図柄番号「1」〜「20」が対応づけられている。
【0071】
なお、「ベルA」と「ベルB」とは、類似した意匠であって、厳密に一致するものではない。たとえば、「ベルA」は、外表面に模様が付けられたベルを描いた図柄であり、「ベルB」は、外表面に模様が付けられていないベルを描いた図柄であってもよい。また、「リプA」と「リプB」についても同様であり、たとえば、「リプA」と「リプB」とは、外形が同一であって、色彩が互いに異なるものである。
【0072】
図4は、図柄停止位置を示す図である。
【0073】
左リールR1が停止すると、リール窓8内で上下に並ぶ図柄停止位置PL1,PL2,PL3にそれぞれ1個の図柄が停止する。
【0074】
中リールR2が停止すると、リール窓8内で上下に並ぶ図柄停止位置PC1,PC2,PC3にそれぞれ1個の図柄が停止する。
【0075】
右リールR3が停止すると、リール窓8内で上下に並ぶ図柄停止位置PR1,PR2,PR3にそれぞれ1個の図柄が停止する。
【0076】
なお、リール窓8内に停止表示される9個の図柄の位置を、わかりやすくするために、左上段(図柄停止位置PL1)、左中段(図柄停止位置PL2)、左下段(図柄停止位置PL3)、中上段(図柄停止位置PC1)、中中段(図柄停止位置PC2)、中下段(図柄停止位置PC3)、右上段(図柄停止位置PR1)、右中段(図柄停止位置PR2)、右下段(図柄停止位置PR3)、と表現する。この構成では、左リールR1、中リールR2および右リールR3の各1個の図柄停止位置に跨がる直線状のラインとして、5本のラインL1,L2,L3,L4,L5をとなる。なお、スロットマシン1は、いわゆる中段1ライン機であり、その他のラインL2,L3,L4,L5は擬似ラインとして扱う。
【0077】
ラインL1は、リール窓8内の中段に横一列に整列する3個の図柄停止位置PL2,PC2,PR2を通るラインである。
【0078】
ラインL2は、リール窓8内の上段に横一列に整列する3個の図柄停止位置PL1,PC1,PR1を通るラインである。
【0079】
ラインL3は、リール窓8内の下段に横一列に整列する3個の図柄停止位置PL3,PC3,PR3を通るラインである。
【0080】
ラインL4は、リール窓8内で右下がりに一列に整列する3個の図柄停止位置PL1,PC2,PR3を通るラインである。
【0081】
ラインL5は、リール窓8内で右上がりに一列に整列する3個の図柄停止位置PL3,PC2,PR1を通るラインである。
【0083】
本発明の第1実施形態について説明する。
【0085】
図5A、および
図5Bは、抽選される役、該役を構成する図柄組合せおよび払出枚数の対応関係を示す図である。
【0086】
内部抽選の対象である役には、「BB」、「ベル1」〜「ベル36」、「調整ベル1」〜「調整ベル29」、「特別役1」〜「特別役3」、「スイカ」および「再遊技1」〜「再遊技4」が含まれる。不当選がある場合は、不当選も抽選対象となる。
【0087】
スロットマシン1は、いわゆる中段1ライン機であり、スロットマシン1では、メダルのベット枚数にかかわらず、中段のラインL1(
図4参照)のみが有効ラインである。
【0089】
内部抽選で「BB」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「赤7」−「赤7」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「赤7」−「赤7」が並ぶと、「BB」に入賞となる。「BB」の当選状態は、「BB」が入賞するまで持ち越され、一種BB当選フラグにて、「BB」当選状態を持ち越していることを管理している。「BB」当選状態を持ち越している状態のときは、一種BB当選フラグがオンに設定され、「BB」が当選していない、または「BB」が入賞したときは、一種BB当選フラグがオフに設定される。「BB」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、遊技状態が通常遊技状態から特別遊技状態に移行されて、次ゲームからBBゲームが開始される。
【0091】
「ベル1」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」が並ぶと、「ベル1」に入賞となる。「ベル1」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0092】
「ベル2」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶと、「ベル2」に入賞となる。「ベル2」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0093】
「ベル3」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル3」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶと、「ベル3」に入賞となる。「ベル3」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0094】
「ベル4」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル4」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶと、「ベル4」に入賞となる。「ベル4」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0095】
「ベル5」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル5」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「赤7」−「黒バー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「黒バー」−「リプA」が並ぶと、「ベル5」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル5」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル5」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル5」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0096】
「ベル6」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル6」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「赤7」−「黒バー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「黒バー」−「リプB」が並ぶと、「ベル6」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル6」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル6」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル6」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0097】
「ベル7」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル7」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「赤7」−「チェリー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「チェリー」−「リプA」が並ぶと、「ベル7」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルB」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルB」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル7」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル7」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルB」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル7」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0098】
「ベル8」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル8」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「赤7」−「チェリー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「チェリー」−「リプB」が並ぶと、「ベル8」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル8」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル8」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル8」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0099】
「ベル9」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル9」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「黄バー」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「黄バー」−「赤7」が並ぶと、「ベル9」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」がラインL3に並んだことで「ベル9」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル9」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL3に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル9」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0100】
「ベル10」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル10」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「黄バー」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「黄バー」−「青7」が並ぶと、「ベル10」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」がラインL3に並んだことで「ベル10」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル10」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL3に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル10」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0101】
「ベル11」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル11」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「黄バー」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「黄バー」−「黒バー」が並ぶと、「ベル11」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」がラインL3に並んだことで「ベル11」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル11」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL3に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル11」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0102】
「ベル12」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル12」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「黄バー」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「黄バー」−「チェリー」が並ぶと、「ベル12」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」がラインL3に並んだことで「ベル12」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル12」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL3に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」が並ぶ。「ベル12」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0103】
「ベル13」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル13」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「スイカ」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「スイカ」−「赤7」が並ぶと、「ベル13」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」がラインL3に並んだことで「ベル13」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル13」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL3に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル13」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0104】
「ベル14」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル14」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「スイカ」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「スイカ」−「青7」が並ぶと、「ベル14」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」がラインL3に並んだことで「ベル14」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル14」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL3に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル14」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0105】
「ベル15」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル15」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「スイカ」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「スイカ」−「黒バー」が並ぶと、「ベル15」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」がラインL3に並んだことで「ベル15」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル15」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL3に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル15」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0106】
「ベル16」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル16」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「スイカ」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「スイカ」−「チェリー」が並ぶと、「ベル16」に入賞となる。このとき、下段のラインL3に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルA」がラインL3に並んだことで「ベル16」に入賞したと認識する。すなわち、下段のラインL3は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル16」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL3に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル16」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0107】
「ベル17」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル17」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプB」−「黒バー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプB」−「黒バー」−「リプA」が並ぶと、「ベル17」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル17」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル17」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル17」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0108】
「ベル18」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル18」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプB」−「黒バー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプB」−「黒バー」−「リプB」が並ぶと、「ベル18」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル18」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル18」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル18」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0109】
「ベル19」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル19」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプB」−「チェリー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプB」−「チェリー」−「リプA」が並ぶと、「ベル19」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルB」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルB」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル19」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル19」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルB」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル19」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0110】
「ベル20」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル20」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプB」−「チェリー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプB」−「チェリー」−「リプB」が並ぶと、「ベル20」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル20」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル20」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル20」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0111】
「ベル21」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル21」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルA」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルA」−「リプA」が並ぶと、「ベル21」に入賞となる。このとき、右上がりのラインL5に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」がラインL5に並んだことで「ベル21」に入賞したと認識する。すなわち、右上がりのラインL5は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル21」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL5に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、「ベルB」−「ベルA」−「ベルA」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル21」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0112】
「ベル22」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル22」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルA」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルA」−「リプB」が並ぶと、「ベル22」に入賞となる。このとき、右上がりのラインL5に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」がラインL5に並んだことで「ベル22」に入賞したと認識する。すなわち、右上がりのラインL5は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル22」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL5に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルB」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル22」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0113】
「ベル23」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル23」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「リプA」が並ぶと、「ベル23」に入賞となる。このとき、右上がりのラインL5に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」、または「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」、または「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」がラインL5に並んだことで「ベル23」に入賞したと認識する。すなわち、右上がりのラインL5は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル23」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL5に、「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」、または「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル23」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0114】
「ベル24」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル24」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「リプB」が並ぶと、「ベル24」に入賞となる。このとき、右上がりのラインL5に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」がラインL5に並んだことで「ベル24」に入賞したと認識する。すなわち、右上がりのラインL5は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル24」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL5に、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル24」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0115】
「ベル25」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル25」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルA」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルA」−「赤7」が並ぶと、「ベル25」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」がラインL4に並んだことで「ベル25」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル25」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL4に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル25」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0116】
「ベル26」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル26」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルA」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルA」−「青7」が並ぶと、「ベル26」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」がラインL4に並んだことで「ベル26」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル26」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL4に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル26」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0117】
「ベル27」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル27」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルA」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルA」−「黒バー」が並ぶと、「ベル27」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」がラインL4に並んだことで「ベル27」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル27」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL4に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル27」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0118】
「ベル28」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル28」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルA」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルA」−「チェリー」が並ぶと、「ベル28」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」がラインL4に並んだことで「ベル28」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル28」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL4に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルA」が並ぶ。「ベル28」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0119】
「ベル29」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル29」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「赤7」が並ぶと、「ベル29」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」がラインL4に並んだことで「ベル29」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル29」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL4に、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル29」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0120】
「ベル30」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル30」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「青7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「青7」が並ぶと、「ベル30」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」がラインL4に並んだことで「ベル30」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル30」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL4に、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル30」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0121】
「ベル31」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル31」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「黒バー」が並ぶと、「ベル31」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」がラインL4に並んだことで「ベル31」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル31」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL4に、「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル31」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0122】
「ベル32」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル32」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「ベルB」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「ベルB」−「チェリー」が並ぶと、「ベル32」に入賞となる。このとき、右下がりのラインL4に左から「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」がラインL4に並んだことで「ベル32」に入賞したと認識する。すなわち、右下がりのラインL4は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル32」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL4に、「ベルA」−「ベルB」−「ベルA」が並ぶ。「ベル32」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0123】
「ベル33」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル33」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「黒バー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「黒バー」−「リプA」が並ぶと、「ベル33」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル33」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル33」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル33」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0124】
「ベル34」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル34」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「黒バー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「黒バー」−「リプB」が並ぶと、「ベル34」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル34」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル34」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」が並ぶ。「ベル34」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0125】
「ベル35」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル35」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「チェリー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「チェリー」−「リプA」が並ぶと、「ベル35」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル35」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル35」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル35」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0126】
「ベル36」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「ベル36」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「チェリー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「チェリー」−「リプB」が並ぶと、「ベル36」に入賞となる。このとき、上段のラインL2に左から「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。そのため、遊技者(とくにスロットマシン1における遊技の初心者)は、その「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」がラインL2に並んだことで「ベル36」に入賞したと認識する。すなわち、上段のラインL2は、いわゆる疑似ラインであり、「ベル36」が有効ラインL1に並ぶことで、この疑似ラインL2に、「ベルA」−「ベルA」−「ベルB」、または「ベルA」−「ベルB」−「ベルB」が並ぶ。「ベル36」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0128】
「調整ベル1」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「黄バー」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「黄バー」−「スイカ」が並ぶと、「調整ベル1」に入賞となる。「調整ベル1」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0129】
「調整ベル2」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「リプA」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「リプA」−「スイカ」が並ぶと、「調整ベル2」に入賞となる。「調整ベル2」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0130】
「調整ベル3」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル3」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「チェリー」−「リプA」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「チェリー」−「リプA」−「スイカ」が並ぶと、「調整ベル3」に入賞となる。「調整ベル3」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0131】
「調整ベル4」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル4」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「チェリー」−「黄バー」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「チェリー」−「黄バー」−「スイカ」が並ぶと、「調整ベル4」に入賞となる。「調整ベル4」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0132】
「調整ベル5」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル5」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「スイカ」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「スイカ」−「リプA」が並ぶと、「調整ベル5」に入賞となる。「調整ベル5」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0133】
「調整ベル6」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル6」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「スイカ」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「スイカ」−「リプB」が並ぶと、「調整ベル6」に入賞となる。「調整ベル6」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0134】
「調整ベル7」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル7」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルA」−「スイカ」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶと、「調整ベル7」に入賞となる。「調整ベル7」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0135】
「調整ベル8」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル8」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプB」−「ベルA」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプB」−「ベルA」−「赤7」が並ぶと、「調整ベル8」に入賞となる。「調整ベル8」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0136】
「調整ベル9」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル9」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプB」−「ベルA」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプB」−「ベルA」−「黒バー」が並ぶと、「調整ベル9」に入賞となる。「調整ベル9」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0137】
「調整ベル10」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル10」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプB」−「ベルA」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプB」−「ベルA」−「チェリー」が並ぶと、「調整ベル10」に入賞となる。「調整ベル10」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0138】
「調整ベル11」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル11」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「ベルA」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「ベルA」−「リプA」が並ぶと、「調整ベル11」に入賞となる。「調整ベル11」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0139】
「調整ベル12」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル12」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「赤7」−「ベルA」−「赤7」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「ベルA」−「赤7」が並ぶと、「調整ベル12」に入賞となる。「調整ベル12」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0140】
「調整ベル13」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル13」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「赤7」−「ベルA」−「黒バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「ベルA」−「黒バー」が並ぶと、「調整ベル13」に入賞となる。「調整ベル13」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0141】
「調整ベル14」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル14」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「赤7」−「ベルA」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「赤7」−「ベルA」−「チェリー」が並ぶと、「調整ベル14」に入賞となる。「調整ベル14」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0142】
「調整ベル15」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル15」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「黄バー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「黄バー」−「リプA」が並ぶと、「調整ベル15」に入賞となる。「調整ベル15」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0143】
「調整ベル16」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル16」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「黄バー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「黄バー」−「リプB」が並ぶと、「調整ベル16」に入賞となる。「調整ベル16」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0144】
「調整ベル17」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル17」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「チェリー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「チェリー」−「リプB」が並ぶと、「調整ベル17」に入賞となる。「調整ベル17」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0145】
「調整ベル18」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル18」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「黄バー」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「黄バー」−「チェリー」が並ぶと、「調整ベル18」に入賞となる。「調整ベル18」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0146】
「調整ベル19」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル19」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「黄バー」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「黄バー」−「スイカ」が並ぶと、「調整ベル19」に入賞となる。「調整ベル19」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0147】
「調整ベル20」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル20」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「黄バー」−「黄バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「黄バー」−「黄バー」が並ぶと、「調整ベル20」に入賞となる。「調整ベル20」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0148】
「調整ベル21」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル21」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「チェリー」−「スイカ」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「チェリー」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶと、「調整ベル21」に入賞となる。「調整ベル21」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0149】
「調整ベル22」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル22」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「黒バー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「黒バー」−「リプA」が並ぶと、「調整ベル22」に入賞となる。「調整ベル22」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0150】
「調整ベル23」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル23」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「黒バー」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「黒バー」−「リプB」が並ぶと、「調整ベル23」に入賞となる。「調整ベル23」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0151】
「調整ベル24」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル24」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「スイカ」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「スイカ」−「リプA」が並ぶと、「調整ベル24」に入賞となる。「調整ベル24」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0152】
「調整ベル25」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル25」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「スイカ」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「スイカ」−「リプB」が並ぶと、「調整ベル25」に入賞となる。「調整ベル25」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0153】
「調整ベル26」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル26」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「スイカ」−「黄バー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「スイカ」−「黄バー」が並ぶと、「調整ベル26」に入賞となる。「調整ベル26」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0154】
「調整ベル27」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル27」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「スイカ」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶと、「調整ベル27」に入賞となる。「調整ベル27」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0155】
「調整ベル28」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル28」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「スイカ」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「スイカ」−「チェリー」が並ぶと、「調整ベル28」に入賞となる。「調整ベル28」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0156】
「調整ベル29」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「調整ベル29」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「チェリー」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「チェリー」−「リプA」が並ぶと、「調整ベル29」に入賞となる。「調整ベル29」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0158】
「特別役1」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「特別役1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「チェリー」−「リプA」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「チェリー」−「リプA」−「チェリー」が並ぶと、「特別役1」に入賞となる。「特別役1」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0159】
「特別役2」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「特別役2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルA」−「リプA」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルA」−「リプA」−「チェリー」が並ぶと、「特別役2」に入賞となる。「特別役2」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0160】
「特別役3」は、押し順小役の一つである。内部抽選で「特別役3」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「ベルB」−「リプA」−「チェリー」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「ベルB」−「リプA」−「チェリー」が並ぶと、「特別役3」に入賞となる。「特別役3」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0162】
「スイカ」は、小役である。内部抽選で「スイカ」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「スイカ」−「スイカ」−「スイカ」が並ぶと、「スイカ」に入賞となる。「スイカ」の入賞に対しては、配当としての7枚のメダルの払出しがある。
【0164】
「再遊技1」は、リプレイ役である。内部抽選で「再遊技1」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「リプA」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「リプA」−「リプA」が並ぶと、「再遊技1」に入賞となる。「再遊技1」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、メダルのベットなしでの次の1ゲームの実行が許可される。
【0165】
「再遊技2」は、リプレイ役である。内部抽選で「再遊技2」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプA」−「リプA」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプA」−「リプA」−「リプB」が並ぶと、「再遊技2」に入賞となる。「再遊技2」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、メダルのベットなしでの次の1ゲームの実行が許可される。
【0166】
「再遊技3」は、リプレイ役である。内部抽選で「再遊技3」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプB」−「リプA」−「リプA」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプB」−「リプA」−「リプA」が並ぶと、「再遊技3」に入賞となる。「再遊技3」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、メダルのベットなしでの次の1ゲームの実行が許可される。
【0167】
「再遊技4」は、リプレイ役である。内部抽選で「再遊技4」に当選すると、リール窓8内に停止表示される9個の図柄によって、有効ラインL1上に左から「リプB」−「リプA」−「リプB」と並ぶ入賞態様をなすことが許容される。有効ラインL1に「リプB」−「リプA」−「リプB」が並ぶと、「再遊技4」に入賞となる。「再遊技4」の入賞に対しては、メダルの払出しはなく、メダルのベットなしでの次の1ゲームの実行が許可される。
【0169】
図6Aは、遊技状態が通常遊技状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブル(通常中抽選テーブル)の内容を示す図である。
図6Bは、遊技状態が通常遊技状態であって、一種BB当選フラグがオンに設定されている状態(以下「BB内部中状態」という。)であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブル(一種BB内部中抽選テーブル)の内容を示す図である。
図6Cは、遊技状態が特別遊技状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブル(一種BB中抽選テーブル)の内容を示す図である。
【0170】
抽選テーブル107には、通常中抽選テーブル、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブルの3つの抽選テーブルが含まれる。各抽選テーブルには、複数の抽選区分が設けられている。そして、抽選区分ごとに、当選役(内部抽選役)またはハズレが設定されるとともに、抽選値が割り当てられ、それらが対応づけられて記憶されている。
【0171】
次に、各抽選テーブルにおける抽選区分と該抽選区分に設定された当選役の説明をする。
【0172】
通常中抽選テーブルは、遊技状態が通常遊技状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブルである。通常中抽選テーブルには、
図6Aに示されるように、抽選区分「一種BB」、抽選区分「再遊技G」、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「共通ベルG」、抽選区分「スイカG」、および抽選区分「不当選」が設けられている。
【0173】
一種BB内部中抽選テーブルは、遊技状態が通常遊技状態であって、BB内部中状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブルである。一種BB内部中抽選テーブルには、
図6Bに示されるように、抽選区分「再遊技G」、抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「共通ベルG」、抽選区分「スイカG」、および抽選区分「不当選」が設けられている。
【0175】
通常中抽選テーブルにおける抽選区分「一種BB」には、
図6Aに示されるように、「BB」が当選役として設定され、抽選値「5000」が割り当てられている。内部抽選において、CPU101が乱数生成回路105から取得した乱数がその抽選値「5000」より少なければ、「BB」に当選となる。したがって、通常遊技状態における内部抽選では、5000/65536の確率(当選確率)で「BB」に当選する。
【0176】
CPU101が乱数生成回路105から取得した乱数が当選役として設定された「BB」の抽選値「5000」以上の場合、取得した乱数から抽選値「5000」を引いた値を乱数として設定し、通常中抽選テーブルで次に設定された「再遊技G」の抽選を行う。
【0177】
このように、乱数と設定された各抽選区分の抽選値の比較を行い、乱数が設定された抽選値より少なければ、該抽選区分に含まれた役に当選し、乱数が設定された抽選値以上の場合は、乱数から設定された抽選値を引いた値を乱数として設定し、抽選テーブルに設定された次の抽選区分の抽選を行う。
【0179】
通常中抽選テーブルにおける抽選区分「再遊技G」には、「再遊技1」、「再遊技2」、「再遊技3」、および「再遊技4」が当選役として設定され、抽選値「8978」が割り当てられている。内部抽選において、乱数がその抽選値「8978」より少なければ、「再遊技1」、「再遊技2」、「再遊技3」、および「再遊技4」に同時に当選(重複して当選)することとなる。したがって、通常遊技状態における内部抽選では、8978/65536の確率で「再遊技1」、「再遊技2」、「再遊技3」、および「再遊技4」に当選する。
【0180】
一種BB内部中抽選テーブルには、
図6Bに示されるように、抽選区分「一種BB」が設定されておらず、一種BB内部中抽選テーブルにおける抽選区分「再遊技G」には、通常中抽選テーブルにおける抽選区分「一種BB」の抽選値「5000」と抽選区分「再遊技G」の抽選値「8978」とを合わせた抽選値「13978」が当選役である「再遊技1」、「再遊技2」、「再遊技3」、および「再遊技4」と対応づけられている。内部抽選において、乱数がその抽選値「13978」より少なければ、「再遊技1」、「再遊技2」、「再遊技3」、および「再遊技4」に同時に当選することとなる。したがって、BB内部中状態における内部抽選では、13978/65536の確率で「再遊技1」、「再遊技2」、「再遊技3」、および「再遊技4」に当選する。
【0182】
抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「共通ベルG」、抽選区分「スイカG」、および抽選区分「不当選」は、
図6Aおよび
図6Bに示されるように、通常中抽選テーブルと一種BB内部中抽選テーブルとで同一の内容である。
【0183】
抽選区分「ベルG1」には、「ベル1」、「ベル4」、「ベル5」、「ベル6」、「ベル7」、「ベル8」、「ベル9」、「ベル10」、「ベル11」、「ベル12」、「ベル13」、「ベル14」、「ベル15」、「ベル16」、「ベル17」、「ベル18」、「ベル19」、「ベル20」、「調整ベル1」、「調整ベル2」、「調整ベル3」、「調整ベル4」、「調整ベル5」、「調整ベル6」、「調整ベル7」、「調整ベル27」、「特別役1」、「特別役2」、および「特別役3」が当選役として設定され、抽選値「10000」が割り当てられている。内部抽選において、乱数がその抽選値「10000」より少なければ、「ベル1,4〜20」、「調整ベル1〜7,27」、および「特別役1〜3」に同時に当選することとなる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、10000/65536の確率で「ベル1,4〜20」、「調整ベル1〜7,27」、および「特別役1〜3」に当選する。押し順小役の一つである「ベル5〜20」を入賞させるための正解となる左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、および右ストップボタン15Rの押し順(正解押し順)は、左ストップボタン15L→中ストップボタン15C→右ストップボタン15Rの順、または左ストップボタン15L→右ストップボタン15R→中ストップボタン15Cの順である。正解押し順以外の押し順(中ストップボタン15C→右ストップボタン15R→左ストップボタン15Lの順、中ストップボタン15C→左ストップボタン15L→中ストップボタン15Rの順、右ストップボタン15R→左ストップボタン15L→中ストップボタン15Cの順、および右ストップボタン15R→中ストップボタン15C→左ストップボタン15Lの順)で各ストップボタンが操作されると、「ベル5〜20」は入賞せず、「ベル1」または「ベル4」が各ストップボタンの操作されたタイミングによっては、入賞する場合がある。
【0184】
抽選区分「ベルG2」には、「ベル1」、「ベル2」、「ベル21」、「ベル22」、「ベル23」、「ベル24」、「ベル25」、「ベル26」、「ベル27」、「ベル28」、「ベル29」、「ベル30」、「ベル31」、「ベル32」、「調整ベル1」、「調整ベル2」、「調整ベル3」、「調整ベル8」、「調整ベル9」、「調整ベル10」、「調整ベル11」、「調整ベル12」、「調整ベル13」、「調整ベル14」、「調整ベル15」、「調整ベル16」、「調整ベル17」、「調整ベル18」、「調整ベル19」、「調整ベル20」、「調整ベル21」、「調整ベル22」、「調整ベル23」、「調整ベル24」、「調整ベル25」、「調整ベル26」、「調整ベル27」、および「調整ベル28」が当選役として設定され、抽選値「10000」が割り当てられている。内部抽選において、乱数がその抽選値「10000」より少なければ、「ベル1〜2,21〜32」、および「調整ベル1〜3,8〜28」に同時に当選することとなる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、10000/65536の確率で「ベル1〜2,21〜32」、および「調整ベル1〜3,8〜28」に当選する。押し順小役の一つである「ベル21〜32」を入賞させるための正解となる左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、および右ストップボタン15Rの押し順(正解押し順)は、中ストップボタン15C→左ストップボタン15L→右ストップボタン15Rの順、または中ストップボタン15C→右ストップボタン15R→左ストップボタン15Lの順である。正解押し順以外の押し順(左ストップボタン15L→中ストップボタン15C→右ストップボタン15Rの順、左ストップボタン15L→右ストップボタン15R→中ストップボタン15Cの順、右ストップボタン15R→左ストップボタン15L→中ストップボタン15Cの順、および右ストップボタン15R→中ストップボタン15C→左ストップボタン15Lの順)で各ストップボタンが操作されると、「ベル21〜32」は入賞せず、「ベル1」または「ベル2」が各ストップボタンの操作されたタイミングによっては、入賞する場合がある。
【0185】
抽選区分「ベルG3」には、「ベル1」、「ベル2」、「ベル3」、「ベル4」、「ベル21」、「ベル22」、「ベル23」、「ベル24」、「ベル25」、「ベル26」、「ベル27」、「ベル28」、「ベル29」、「ベル30」、「ベル31」、「ベル32」、「ベル33」、「ベル34」、「ベル35」、「ベル36」、「調整ベル8」、「調整ベル9」、「調整ベル10」、「調整ベル11」、「調整ベル12」、「調整ベル13」、「調整ベル14」、「調整ベル15」、「調整ベル16」、「調整ベル17」、「調整ベル18」、「調整ベル19」、「調整ベル20」、「調整ベル22」、「調整ベル23」、「調整ベル24」、「調整ベル25」、「調整ベル26」、「調整ベル27」、「調整ベル28」、および「調整ベル29」が当選役として設定され、抽選値「10000」が割り当てられている。内部抽選において、乱数がその抽選値「10000」より少なければ、「ベル1〜4,21〜36」、および「調整ベル8〜20,22〜29」に同時に当選することとなる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、10000/65536の確率で「ベル1〜4,21〜36」、および「調整ベル8〜20,22〜29」に当選する。押し順小役の一つである「ベル21〜36」を入賞させるための正解となる左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、および右ストップボタン15Rの押し順(正解押し順)は、右ストップボタン15R→左ストップボタン15L→中ストップボタン15Cの順、または右ストップボタン15R→中ストップボタン15C→左ストップボタン15Lの順である。正解押し順以外の押し順(左ストップボタン15L→中ストップボタン15C→右ストップボタン15Rの順、左ストップボタン15L→右ストップボタン15R→中ストップボタン15Cの順、中ストップボタン15C→右ストップボタン15R→左ストップボタン15Lの順、および中ストップボタン15C→左ストップボタン15L→右ストップボタン15Rの順)で各ストップボタンが操作されると、「ベル21〜36」は入賞せず、「「ベル1〜4」が各ストップボタンの操作されたタイミングによっては、入賞する場合がある。
【0186】
このように、抽選区分「ベルG1」には、押し順小役(左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、および右ストップボタン15Rが正解押し順で押操作されると入賞する小役である押し順正解小役)として、「ベル5〜20」が設定されている。抽選区分「ベルG2」には、押し順小役として、「ベル21〜32」が設定されている。抽選区分「ベルG3」には、押し順小役として、「ベル21〜36」が設定されている。
【0188】
抽選区分「共通ベルG」には、「ベル5」、「ベル6」、「ベル7」、「ベル8」、「ベル9」、「ベル10」、「ベル11」、「ベル12」、「ベル13」、「ベル14」、「ベル15」、「ベル16」、「ベル17」、「ベル18」、「ベル19」、「ベル20」、「ベル21」、「ベル22」、「ベル23」、「ベル24」、「ベル25」、「ベル26」、「ベル27」、「ベル28」、「ベル29」、「ベル30」、「ベル31」、「ベル32」、「ベル33」、「ベル34」、「ベル35」、および「ベル36」が当選役として設定され、抽選値「4000」が割り当てられている。内部抽選において、乱数がその抽選値「4000」より少なければ、「ベル5〜36」に同時に当選することとなる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4000/65536の確率で「ベル5〜36」に当選する。
【0190】
抽選区分「スイカG」には、「スイカ」が当選役として設定され、抽選値「4000」が割り当てられている。内部抽選において、乱数がその抽選値「4000」より少なければ、「スイカ」に当選となる。したがって、BB内部中状態を含む通常遊技状態における内部抽選では、4000/65536の確率で「スイカ」に当選する。
【0192】
通常中抽選テーブルにおける抽選区分「不当選」には、当選役が設定されておらず(言い換えれば、ハズレが設定されており)、抽選値「13558」が割り当てられている。内部抽選において、乱数がその抽選値「13558」より少なければ、内部抽選の結果がハズレ(不当選)となる。したがって、通常遊技状態における内部抽選では、13558/65536の確率でハズレとなる。
【0193】
一種BB内部中抽選テーブルにおける抽選区分「不当選」には、当選役が設定されておらず(言い換えれば、ハズレが設定されており)、抽選値「12536」が割り当てられている。内部抽選において、乱数がその抽選値「12536」より少なければ、内部抽選の結果がハズレ(不当選)となる。したがって、BB内部中状態における内部抽選では、12536/65536の確率でハズレとなる。
【0195】
一種BB中抽選テーブルは、遊技状態が特別遊技状態であるときに、内部抽選に使用される抽選テーブルである。一種BB中抽選テーブルには、
図6Cに示されるように、抽選区分「全入賞役G」が設けられている。
【0196】
抽選区分「全入賞役G」には、すべての押し順小役および小役、つまり「ベル1〜36」、「調整ベル1〜29」、「特別役1〜3」、および「スイカ」が当選役として設定され、抽選値「65536」が割り当てられている。内部抽選において、CPU101が乱数生成回路105から取得した乱数がその抽選値「65536」より少なければ、すべての押し順小役「ベル1〜36」、および「調整ベル1〜29」および小役「特別役1〜3」、および「スイカ」に同時に当選することとなる。したがって、特別遊技状態における内部抽選では、65536/65536の確率ですべての押し順小役「ベル1〜36」、および「調整ベル1〜29」および小役「特別役1〜3」、および「スイカ」に当選する。
【0197】
内部抽選により決定される当選状態は、抽選区分「再遊技G」、「ベルG1」、「ベルG2」、「ベルG3」、「共通ベルG」および「全入賞役G」のように、一つの抽選区分に対し、複数の当選役が設定され、該当する当選役が同時に当選する場合があり、「ベルG1」、「ベルG2」、および「ベルG3」のように、正解となる押し順が定められている重複当選状態を含んでいる場合がある。
【0198】
このように、一種BB中抽選テーブルの抽選区分「全入賞役G」は、通常中抽選テーブルおよび一種BB内部中抽選テーブルに共通の抽選区分「ベルG1」、抽選区分「ベルG2」、抽選区分「ベルG3」、抽選区分「共通ベルG」および抽選区分「スイカG」に設定された押し順小役「ベル1〜36」、および「調整ベル1〜29」および小役「特別役1〜3」、および「スイカ」に同時に当選するように作成されている。
【0200】
図7A、および
図7Bは、メイン基板100aにおいて1ゲームごとに実行される処理の流れ(ゲームフロー)を示すフローチャートである。
【0201】
メイン基板100aでは、CPU101により、
図7A、および
図7Bに示される処理が1ゲームごとに実行される。
【0202】
まず、ベット操作が行われたか否かが判定される(ステップS100)。メダル投入口10からメダルが投入されるか、または、MAXベットボタン11、1枚ベットボタン12もしくは2枚ベットボタン13が押操作されると、ベット操作が行われたと判定される。また、前のゲームで「再遊技1」、「再遊技2」、「再遊技3」、もしくは「再遊技4」に入賞した場合は、ベット操作が行われたか否かの判定は行われず、次の処理(ステップS101)に移る。
【0203】
ベット操作が行われるまでは、以降の処理が実行されない(ステップS100のNO)。
【0204】
ベット操作が行われると(ステップS100のYES)、次に、スタートレバー14が操作されたか否かが判定される(ステップS101)。
【0205】
スタートレバー14が操作されるまでは、以降の処理が実行されない(ステップS101のNO)。
【0206】
スタートレバー14が操作されると(ステップS101のYES)、ベット操作が禁止される(ステップS102)。具体的には、メダルブロックソレノイド52が制御されて、メダル投入口10から投入されるメダルの排出先がメダルトレイ41とされる。また、MAXベットボタン11、1枚ベットボタン12および2枚ベットボタン13からの操作信号の入力が無効とされる。
【0207】
次に、一種BBゲーム中であるか否か、つまり遊技状態が特別遊技状態であるか否かが判定される(ステップS103)。
【0208】
一種BBゲーム中であれば(ステップS103のYES)、内部抽選に用いる抽選テーブルとして、抽選テーブル107(通常中抽選テーブル、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブル)の中から一種BB中抽選テーブルが選択される(ステップS105)。
【0209】
一種BBゲーム中でない場合、つまり遊技状態が特別遊技状態でない場合には(ステップS103のNO)、一種BB当選フラグがオンであるか否かが調べられる(ステップS104)。一種BB当選フラグは、たとえば、メイン基板100aのRAM103に設けられており、内部抽選で「BB」に当選してから「BB」に入賞するまでの期間、オンにされ、それ以外の期間、オフにされる。
【0210】
一種BB当選フラグがオンである場合(ステップS104のYES)、つまりBB内部中状態である場合には、内部抽選に用いる抽選テーブルとして、抽選テーブル107の中から一種BB内部中抽選テーブルが選択される(ステップS106)。
【0211】
一方、一種BB当選フラグがオフである場合(ステップS104のNO)、つまりBB内部中状態ではない通常遊技状態である場合には、内部抽選に用いる抽選テーブルとして、抽選テーブル107の中から通常中抽選テーブルが選択される(ステップS107)。
【0212】
また、スタートレバー14が操作されたタイミングで、乱数生成回路105から乱数が取得される(ステップS108)。
【0213】
そして、その乱数および抽選テーブル107の中から選択された抽選テーブルを用いた内部抽選が実行される(ステップS109)。内部抽選では、乱数生成回路105から取得した乱数が抽選テーブルに設けられた抽選区分のいずれに属するかが判定され、それに基づいて、当選役またはハズレが決定される。
【0214】
つづいて、内部抽選で「BB」に当選したか否かが判定される(ステップS110)。
【0215】
内部抽選で「BB」に当選した場合には(ステップS110のYES)、一種BB当選フラグがオンにされる(ステップS111)。なお、スロットマシン1では内部抽選で「BB」に当選したときのみだが、例えば、「BB」と「スイカ」のように「BB」と他の役が同時に当選した場合であってもよい。また、他の役も当選時に該役の当選フラグがオンにされる(ステップS109)が、
図7Bの内部抽選で「BB」に当選した場合の処理(ステップS110のYES)は、一種BB当選フラグの遷移をわかりやすくするために、記載している。
【0216】
内部抽選で「BB」に当選していない場合には(ステップS110のNO)、一種BB当選フラグはオフのままとなる。
【0217】
その後、前のゲームでの左リールR1、中リールR2、および右リールR3の回転の開始から4.1秒間が経過しているか否かが判定される(ステップS112)。
【0218】
前のゲームでの左リールR1、中リールR2、および右リールR3の回転の開始から4.1秒間が経過していれば(ステップS112のYES)、左リールR1、中リールR2および右リールR3の回転が開始される(ステップS113)。
【0219】
前のゲームでの左リールR1、中リールR2、および右リールR3の回転の開始から4.1秒間が経過するまでは、左リールR1、中リールR2、および右リールR3の回転が開始されない(ステップS112のNO)。これにより、1ゲームにかかる時間が4.1秒間以上に保たれる。
【0220】
その一方で、たとえば、内部抽選で特定役(たとえば、「スイカ」)に当選し、その旨の通知がメイン基板100aから演出サブ基板100bに入力される。また、メイン基板100aは、AT抽選を実行する。スロットマシン1は、AT(アシストタイム)機能を有している。AT抽選に当選すると、AT機能が作動される。AT機能が非作動の状態で所定のゲーム数が消化されると、AT機能が作動されてもよい。
【0221】
AT機能が作動している状態では、内部抽選で、抽選区分「ベルG1」〜「ベルG3」が抽選されると、当該内容が演出サブ基板100bに通知され、当該抽選区分に予め関連付けられた正解押し順に関する情報を報知する。メイン基板100aでは、各押し順小役(抽選区分)に対応する正解押し順が予め停止データとして関連付けられて記憶しているが、演出サブ基板でも同様に各押し順小役(抽選区分)に対応する正解押し順に関する情報が、予め関連付けられて記憶されている為、メイン基板100aから通知を受けた抽選区分に関する情報に基づいて、対応する押し順を報知することができる。液晶表示器30における表示やスピーカ31から出力される音声により各抽選区分の正解押し順が報知される。そのため、AT機能が作動している状態では、たとえば、乱数生成回路105から取得した乱数が一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」に属し、「ベル1,4〜20」、「調整ベル1〜7,27」、および「特別役1〜3」に同時に当選した場合、押し順小役「ベル5〜36」の正解押し順が報知されるので、押し順小役「ベル5〜36」を取りこぼすことなく入賞させて、その入賞に対する配当である7枚のメダルを獲得することができる。
【0222】
これに対し、AT機能が作動していない状態では、抽選区分「ベルG1」〜「ベルG3」の正解押し順が報知されない。そのため、AT機能が作動していない状態では、たとえば、乱数生成回路105から取得した乱数が一種BB内部中抽選テーブルの抽選区分「ベルG1」に属し、「ベル1,4〜20」、「調整ベル1〜7,27」、および「特別役1〜3」に同時に当選した場合、複数ある押し順の中から正解となる押し順がわからず、押し順小役「ベル5〜36」をほぼ取りこぼし、操作のタイミングによっては押し順小役「ベル1,4」が入賞して、その入賞に対する配当である7枚のメダルを獲得できるに過ぎない。スロットマシン1の場合は、左リールR1、中リールR2および右リールR3が設けられており、各リールを停止させるために操作する各ストップボタンの操作順として、6種類の押し順(左ストップボタン→中ストップボタン→右ストップボタン、左ストップボタン→右ストップボタン→中ストップボタン、中ストップボタン→右ストップボタン→左ストップボタン、中ストップボタン→左ストップボタン→右ストップボタン、右ストップボタン→左ストップボタン→中ストップボタン、および右ストップボタン→中ストップボタン→左ストップボタン)がある。6種類の押し順のうち、抽選区分「ベルG1」の正解押し順は2種類(左ストップボタン→中ストップボタン→右ストップボタンおよび左ストップボタン→右ストップボタン→中ストップボタン)の為、2/6でしか、「ベル5〜36」が入賞しない。
【0223】
その後、左リールR1、中リールR2、および右リールR3の回転を停止させるためのリール停止制御が実行される(ステップS114)。
【0224】
リール停止制御により、左リールR1、中リールR2、および右リールR3の回転が停止されると、有効ラインL1上に内部抽選での当選役に対応した図柄が並んでいるか否かが判定される。すなわち、内部抽選での当選役が入賞したか否かの入賞判定が行われる(ステップS115)。
【0225】
そして、内部抽選での当選役が入賞した場合に、その当選役が「BB」であるか否かが判定される(ステップS116)。
【0226】
「BB」に当選した場合には(ステップS116のYES)、一種BB当選フラグがオフにされる(ステップS117)。そして、遊技状態が通常遊技状態から特別遊技状態に移行されて、次ゲームから一種BBゲームが開始される。
【0227】
「BB」に当選しなかった場合には(ステップS116のNO)、ステップS117の処理がスキップされる。
【0228】
その後は、ベット操作の禁止が解除されて(ステップS118)、1ゲームにおける処理が終了される。
【0229】
以上のように、抽選テーブル107には、通常中抽選テーブル、一種BB内部中抽選テーブルおよび一種BB中抽選テーブルが含まれる。
【0230】
<停止制御手段の説明(停止テーブル)>
【0231】
図8は停止テーブルの内容を示す図である。
図9A〜9Eは停止リンクテーブルの内容を示す図である。停止テーブルはリール窓8内に図柄を停止させるため、予め定められた停止位置を示したテーブルである。
【0232】
メイン基板100aのROM102に格納されている停止制御テーブル108には、
図8に示される停止テーブルと、
図9A〜
図9Eに示される停止リンクテーブルとが含まれる。
【0233】
図8に示される停止テーブルには、左リールR1のリール停止制御に用いられる停止テーブルとして、「左停止テーブル1」、「左停止テーブル2」、および「左停止テーブル3」が用意されている。
【0234】
「左停止テーブル1」は、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1(
図4参照)、または左下段の図柄停止位置PL3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0235】
「左停止テーブル2」は、リール窓8内の左中段の図柄停止位置PL2(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0236】
「左停止テーブル3」は、リール窓8内の左中段の図柄停止位置PL2(
図4参照)に「チェリー」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0237】
図8に示される停止テーブルには、中リールR2のリール停止制御に用いられる停止テーブルとして、「中停止テーブル1」、「中停止テーブル2」、および「中停止テーブル3」が用意されている。
【0238】
「中停止テーブル1」は、リール窓8内の中上段の図柄停止位置PC1(
図4参照)、中中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)、または中下段の図柄停止位置PC3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0239】
「中停止テーブル2」は、リール窓8内の中中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0240】
「中停止テーブル3」は、リール窓8内の中上段の図柄停止位置PC1(
図4参照)に「チェリー」の図柄を、中中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)に「リプA」の図柄を、中下段の図柄停止位置PC3(
図4参照)に「チェリー」の図柄を停止させるための停止テーブルである。つまり、中リールR2の図柄番号8〜10をリール窓8内に停止させるための停止テーブルである。
【0241】
「右停止テーブル1」は、リール窓8内の右上段の図柄停止位置PR1(
図4参照)、または右下段の図柄停止位置PR3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0242】
「右停止テーブル2」は、リール窓8内の右中段の図柄停止位置PR2(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0243】
「右停止テーブル3」は、リール窓8内の右中段の図柄停止位置PR2(
図4参照)に「チェリー」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0244】
「スイカ停止テーブル」は、リール窓8内の左中段の図柄停止位置PL2(
図4参照)、中中段の図柄停止位置LC2(
図4参照)、及び右中段の図柄停止位置PR2(
図4参照)に「スイカ」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0245】
「不当選停止テーブル」は、リール窓8内の左中段の図柄停止位置PL2(
図4参照)、中中段の図柄停止位置LC2(
図4参照)、及び右中段の図柄停止位置PR2(
図4参照)に、内部抽選の対象である役となる図柄組合せが揃わないように図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0246】
「BB停止テーブル」は、リール窓8内の左中段の図柄停止位置PL2(
図4参照)、中中段の図柄停止位置LC2(
図4参照)、及び右中段の図柄停止位置PR2(
図4参照)に、「赤7」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0247】
「再遊技停止テーブル」は、リール窓8内の左中段の図柄停止位置PL2(
図4参照)、中中段の図柄停止位置LC2(
図4参照)、及び右中段の図柄停止位置PR2(
図4参照)に、「リプA」または「リプB」の図柄を停止させるための停止テーブルである。
【0248】
<停止制御手段の説明(停止リンクテーブル)>
【0249】
図9Aに示される停止リンクテーブルは、遊技状態が通常遊技状態において、「ベルG1」が抽選されたときに使用される停止リンクテーブルである。
【0250】
図9Bに示される停止リンクテーブルは、遊技状態が通常遊技状態において、「ベルG2」が抽選されたときに使用される停止リンクテーブルである。
【0251】
図9Cに示される停止リンクテーブルは、遊技状態が通常遊技状態において、「ベルG3」が抽選されたときに使用される停止リンクテーブルである。
【0252】
図9Dに示される停止リンクテーブルは、遊技状態がBB内部中状態において「ベルG2」、または「ベルG3」が抽選されたときに使用される停止リンクテーブルである。
【0253】
図9Eに示される停止リンクテーブルは、遊技状態がBB内部中状態において「ベルG1」が抽選されたときに使用される停止リンクテーブルである。
【0254】
<通常時のベルG1の停止制御の説明>
【0255】
図9Aは遊技状態が通常遊技状態における「ベルG1」の停止リンクテーブルの内容を示す図である。
【0256】
遊技状態が通常遊技状態において、内部抽選で「ベルG1」が抽選され、かつ第1停止操作が左ストップボタン15Lだった場合、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択される。そして、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御されることにより、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1(
図4参照)、または左下段の図柄停止位置PL3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして、右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。また、左ストップボタン15Lの第1停止操作につづいて、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。(
図9A参照)
【0257】
当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)が有効ラインである中段のラインL1(
図4参照)に、当該図柄組合せを揃えるように定義されているため、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル5〜20」のいずれかの図柄組合せが並ぶ。その結果、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0258】
AT機能が作動しているAT状態の場合、「ベル5〜20」を入賞させるための正解押し順が左ストップボタン15Lの第1停止操作である旨が報知される。
【0259】
一方、AT機能が作動していない状態では、「ベル5〜20」を入賞させるための正解押し順が報知されず、どのストップボタンを第1停止すべきか分らないため、中ストップボタン15C、または右ストップボタン15Rが第1停止操作される場合がある。
【0260】
中ストップボタン15Cが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択される。そして、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御されることにより、リール窓8内の中中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択され、「右停止テーブル2」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして、左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。また、中ストップボタン15Cの第1停止操作につづいて、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択され、「右停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。
【0261】
右ストップボタン15Rが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択される。そして、「右停止テーブル2」に基づいて、右リールR3の停止が制御されることにより、リール窓8内の右中段の図柄停止位置PR2(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして、中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択され、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。また、右ストップボタン15Rの第1停止操作につづいて、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択され、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。
【0262】
当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)が有効ラインである中段のラインL1(
図4参照)に、当該図柄組合せを揃えるように定義されているため、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rのそれぞれの停止操作のタイミングによって、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル1,4」のいずれかの図柄組合せが並ぶか、または図柄組合せが並ばない。図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル1,4」のいずれかの図柄組合せが並んだ場合、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0263】
このように、AT機能が作動していない状態では、正解となる押し順が報知されず、遊技者は正解となる押し順がわからない為、不正解となる押し順が操作される可能性がある。不正解となる押し順が操作された場合は、当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)により、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rのそれぞれの停止操作のタイミングによって、図柄組合せが並ばないこともある。
【0264】
<通常時のベルG2の停止制御の説明>
【0265】
図9Bは遊技状態が通常遊技状態における「ベルG2」の停止リンクテーブルの内容を示す図である。
【0266】
遊技状態が通常遊技状態において、内部抽選で「ベルG2」が抽選され、かつ第1停止操作が中ストップボタン15Cだった場合、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択される。そして、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御されることにより、リール窓8内の中上段の図柄停止位置PC1(
図4参照)、中中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)、または中下段の図柄停止位置PC3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして、左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。また、中ストップボタン15Cの第1停止操作につづいて、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。
【0267】
当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)が有効ラインである中段のラインL1(
図4参照)に、当該図柄組合せを揃えるように定義されているため、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル21〜32」のいずれかの図柄組合せが並ぶ。その結果、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0268】
AT機能が作動しているAT状態の場合、「ベル21〜32」を入賞させるための正解押し順が中ストップボタン15Cの第1停止操作である旨が報知される。
【0269】
一方、AT機能が作動していない状態では、「ベル21〜32」を入賞させるための正解押し順が報知されず、どのストップボタンを第1停止すべきか分らないため、左ストップボタン15L、または右ストップボタン15Rが第1停止操作される場合がある。
【0270】
左ストップボタン15Lが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択される。そして、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御されることにより、リール窓8内の左中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択され、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして、右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択され、「右停止テーブル2」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。また、左ストップボタン15Lの第1停止操作につづいて、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択され、「右停止テーブル2」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択され、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。
【0271】
右ストップボタン15Rが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択される。そして、「右停止テーブル2」に基づいて、右リールR3の停止が制御されることにより、リール窓8内の右中段の図柄停止位置PR2(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして、中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択され、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。また、右ストップボタン15Rの第1停止操作につづいて、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択され、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。
【0272】
当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)が有効ラインである中段のラインL1(
図4参照)に、当該図柄組合せを揃えるように定義されているため、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rのそれぞれの停止操作のタイミングによって、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル1,2」のいずれかの図柄組合せが並ぶか、または図柄組合せが並ばない。図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル1,2」のいずれかの図柄組合せが並んだ場合、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0273】
このように、AT機能が作動していない状態では、正解となる押し順が報知されず、遊技者は正解となる押し順がわからない為、不正解となる押し順が操作される可能性がある。不正解となる押し順が操作された場合は、当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)により、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rのそれぞれの停止操作のタイミングによって、図柄組合せが並ばないこともある。
【0274】
<通常時のベルG3の停止制御の説明>
【0275】
図9Cは遊技状態が通常遊技状態における「ベルG3」の停止リンクテーブルの内容を示す図である。
【0276】
遊技状態が通常遊技状態において、内部抽選で「ベルG3」が抽選され、かつ第1停止操作が右ストップボタン15Rだった場合、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択される。そして、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御されることにより、リール窓8内の右上段の図柄停止位置PR1(
図4参照)、または右下段の図柄停止位置PR3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして、中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。また、右ストップボタン15Rの第1停止操作につづいて、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。
【0277】
当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)が有効ラインである中段のラインL1(
図4参照)に、当該図柄組合せを揃えるように定義されているため、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル21〜36」のいずれかの図柄組合せが並ぶ。その結果、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0278】
AT機能が作動しているAT状態の場合、「ベル21〜36」を入賞させるための正解押し順が右ストップボタン15Rの第1停止操作である旨が報知される。
【0279】
一方、AT機能が作動していない状態では、「ベル21〜36」を入賞させるための正解押し順が報知されず、どのストップボタンを第1停止すべきか分らないため、左ストップボタン15L、または中ストップボタン15Cが第1停止操作される場合がある。
【0280】
左ストップボタン15Lが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択される。そして、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御されることにより、リール窓8内の左中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択され、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして、右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択され、「右停止テーブル2」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。また、左ストップボタン15Lの第1停止操作につづいて、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択され、「右停止テーブル2」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択され、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。
【0281】
中ストップボタン15Cが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル2」が選択される。そして、「中停止テーブル2」に基づいて、中リールR2の停止が制御されることにより、リール窓8内の中中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして、右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択され、「右停止テーブル2」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。また、中ストップボタン15Cの第1停止操作につづいて、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル2」が選択され、「右停止テーブル2」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル2」が選択され、「左停止テーブル2」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。
【0282】
当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)が有効ラインである中段のラインL1(
図4参照)に、当該図柄組合せを揃えるように定義されているため、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rのそれぞれの停止操作のタイミングによって、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル1〜4」のいずれかの図柄組合せが並ぶか、または図柄組合せが並ばない。図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル1〜2」のいずれかの図柄組合せが並んだ場合、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0283】
このように、AT機能が作動していない状態では、正解となる押し順が報知されず、遊技者は正解となる押し順がわからない為、不正解となる押し順が操作される可能性がある。不正解となる押し順が操作された場合は、当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)により、左ストップボタン15L、中ストップボタン15C、右ストップボタン15Rのそれぞれの停止操作のタイミングによって、図柄組合せが並ばないこともある。
【0284】
「ベルG1」「ベルG2」および「ベルG3」のように複数の当選役が設定され、該当する当選役が同時に当選する重複当選状態の場合は、停止リンクテーブルに基づいて、当選役の入賞が制御される。
<BB内部中のベルG2、3の停止制御の説明>
【0285】
図9Dは遊技状態がBB内部中状態における「ベルG2」および「ベルG3」の停止リンクテーブルの内容を示す図である。
【0286】
遊技状態がBB内部中状態において、内部抽選で「ベルG2」または「ベルG3」が抽選され、かつ第1停止操作が左ストップボタン15Lだった場合、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択される。そして、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御されることにより、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1(
図4参照)、または左下段の図柄停止位置PL3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして、右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。また、左ストップボタン15Lの第1停止操作につづいて、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。
【0287】
中ストップボタン15Cが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択される。そして、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御されることにより、リール窓8内の中上段の図柄停止位置PC1(
図4参照)、中中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)、または中下段の図柄停止位置PC3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして、左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。また、中ストップボタン15Cの第1停止操作につづいて、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。
【0288】
右ストップボタン15Rが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択される。そして、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御されることにより、リール窓8内の右上段の図柄停止位置PR1(
図4参照)、または右下段の図柄停止位置PR3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして、中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。また、右ストップボタン15Rの第1停止操作につづいて、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択され、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。
【0289】
当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)が有効ラインである中段のラインL1(
図4参照)に、当該図柄組合せを揃えるように定義されているため、「ベルG2」が抽選された場合は、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル21〜32」のいずれかの図柄組合せが並び、「ベルG3」が抽選された場合は、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル21〜36」のいずれかの図柄組合せが並び、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0290】
遊技状態がBB内部中状態において、「ベルG2」が抽選された場合は、停止操作の操作順や停止操作のタイミングにかかわらず、「ベル21〜32」のいずれかの図柄組合せが並び、「ベルG3」が抽選された場合は、停止操作の操作順や停止操作のタイミングにかかわらず、「ベル21〜36」のいずれかの図柄組合せが並ぶ。
【0291】
そのため、AT機能が作動しているAT状態において、どの押し順を報知してもよく、スロットマシン1ではランダムに報知しているが、報知しなくてもよい。
【0292】
<BB内部中のベルG1の停止制御の説明>
【0293】
図9Eは遊技状態がBB内部中状態における「ベルG1」の停止リンクテーブルの内容を示す図である。
【0294】
遊技状態がBB内部中状態において、内部抽選で「ベルG1」が抽選され、かつ第1停止操作が左ストップボタン15Lだった場合、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル1」が選択される。そして、「左停止テーブル1」に基づいて、左リールR1の停止が制御されることにより、リール窓8内の左上段の図柄停止位置PL1(
図4参照)、または左下段の図柄停止位置PL3(
図4参照)に「ベルA」または「ベルB」の図柄が停止表示される。その後、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして、右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。また、左ストップボタン15Lの第1停止操作につづいて、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル1」が選択され、「右停止テーブル1」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル1」が選択され、「中停止テーブル1」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。
【0295】
当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)が有効ラインである中段のラインL1(
図4参照)に、当該図柄組合せを揃えるように定義されているため、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「ベル5〜30」のいずれかの図柄組合せが並び、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0296】
中ストップボタン15Cが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル3」が選択される。そして、「中停止テーブル3」に基づいて、中リールR2の停止が制御されることにより、リール窓8内の中上段の図柄停止位置PC1(
図4参照)に「チェリー」の図柄を、中中段の図柄停止位置PC2(
図4参照)に「リプA」の図柄を、中下段の図柄停止位置PC3(
図4参照)に「チェリー」の図柄が停止される。その後、右ストップボタン15Rが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル3」が選択され、「右停止テーブル3」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。そして、左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル3」が選択され、「左停止テーブル3」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。また、中ストップボタン15Cの第1停止操作につづいて、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル3」が選択され、「左停止テーブル3」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして右ストップボタン15Rが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル3」が選択され、「右停止テーブル3」に基づいて、右リールR3の停止が制御される。
【0297】
右ストップボタン15Rが第1停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「右停止テーブル3」が選択される。そして、「右停止テーブル3」に基づいて、右リールR3の停止が制御されることにより、リール窓8内の右中段の図柄停止位置PR2(
図4参照)に「チェリー」の図柄が停止表示される。その後、左ストップボタン15Lが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル3」が選択され、「左停止テーブル3」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。そして、中ストップボタン15Cが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル3」が選択され、「中停止テーブル3」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。また、右ストップボタン15Rの第1停止操作につづいて、中ストップボタン15Cが停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「中停止テーブル3」が選択され、「中停止テーブル3」に基づいて、中リールR2の停止が制御される。そして左ストップボタン15Lが最後に停止操作されると、停止リンクテーブルに基づいて、「左停止テーブル3」が選択され、「左停止テーブル3」に基づいて、左リールR1の停止が制御される。
【0298】
当選役に紐づけられた停止リンクテーブル(停止データ)が有効ラインである中段のラインL1(
図4参照)に、当該図柄組合せを揃えるように定義されているため、図柄停止位置PL2,PC2,PR2に「特別役1〜3」のいずれかの図柄組合せが並び、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0299】
このとき、リール窓8内には
図10のような、特別な図柄組合せ(チェリー図柄のひし形停止)が表示される。特別な図柄組合せ(チェリー図柄のひし形停止)は、遊技状態がBB内部中状態ではない場合には、表示されることはない。そのため、特別な図柄組合せは所謂リーチ目と表現される。遊技者は特別な図柄組合せが表示されることにより、遊技状態がBB内部中状態であることを把握することができる。
【0300】
遊技状態がBB内部中状態において、「ベルG1」は停止操作の操作順や停止操作のタイミングにかかわらず、「ベル5〜30」または「特別役1〜3」のいずれかの図柄組合せが有効ラインL1に並び、有効ラインL1に入賞となる役が停止したと判定され(ステップS115)、7枚のメダルが払い出される。
【0301】
このように、正解となる押し順が定められている重複当選状態において、遊技状態が通常遊技状態の場合と、BB内部中状態の場合とで、参照する停止リンクテーブルを異ならせることで、通常遊技状態の場合は、停止操作の操作順序や停止操作のタイミングで当選役が入賞し、BB内部中状態の場合は、停止操作の操作順序や停止操作のタイミングにかかわらず、当選役が入賞することができる。
【0302】
また、「ベルG1」のような、特別な図柄組合せ(チェリー図柄のひし形停止)を表示させるような役構成を含む抽選区分(特定の重複当選状態)の場合、参照する停止リンクテーブルを通常遊技状態のときに参照する停止リンクテーブルと異なる特別な図柄組合せを表示することが可能な停止リンクテーブルにすることで、停止操作の操作順序や停止操作のタイミングによって、リール窓8内に特別な図柄組合せを表示させることができる。
【0303】
<主-サブのコマンドについての説明>
【0304】
また、メイン基板100aは、遊技状態に応じた内部抽選により抽選された抽選区分の情報を当選情報(当選種別)として、信号送出回路106を介して、演出サブ基板100bおよび電飾制御基板100cに制御に必要な信号をコマンドとして送出する。
図11はその当選種別の内容を示す図である。
【0305】
遊技状態が通常遊技状態の場合、重複当選状態である「ベルG1」「ベルG2」「ベルG3」は、どの「ベルG」が抽選されたかを判別できない形式としてコマンドが決定される。スロットマシン1では、遊技状態が通常遊技状態において、内部抽選により抽選区分「ベルG1」、「ベルG2」又は「ベルG3」のいずれかが抽選された場合に、「02H」を当選種別としてメイン基板100aから演出サブ基板100bへコマンドを送信する。
【0306】
これにより、メイン基板100aから演出サブ基板100bへのコマンドの送信内容が傍受されたとしても、「ベルG1〜3」のいずれかがが抽選されていることは判別できるが、どの「ベルG」が抽選されているかまでは判別することができず、正解押し順となる押し順を把握することができなくなり、配当の多い押し順小役を確実に入賞させることができなくなる。
【0307】
つまり、メイン基板100aから演出サブ基板100bへのコマンドの送信内容を最小限にとどめつつ、不正行為への対策にもつながる。
【0308】
一方、遊技状態がBB内部中状態の場合、重複当選状態である「ベルG1」「ベルG2」「ベルG3」は、それぞれの抽選区分が抽選されたことが判別できる形式としてコマンドが決定される。
【0309】
遊技状態がBB内部中状態の場合、停止操作の操作順序や停止操作のタイミングにかかわらず、当選役が入賞するため、メイン基板100aから演出サブ基板100bへのコマンドの送信内容が傍受されたとしても、得られる配当が常に同じとなるため、不正行為にはならない。
【0311】
演出サブ基板100bは、メイン基板100aから送信された、コマンドに基づいて、演出抽選を行う。
【0313】
図12Aは当選種別「00H」、つまり、遊技状態が通常遊技状態およびBB内部中状態における「不当選」の演出抽選テーブルである。
【0314】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出A1」、「演出A2」または「演出A3」のいずれか、または演出なし(ハズレ)が抽選される。
【0315】
図12Bは当選種別「01H」、つまり、遊技状態が通常遊技状態およびBB内部中状態において内部抽選により抽選された抽選区分が「再遊技G」の場合の演出抽選テーブルである。
【0316】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出A1」、「演出B1」または「演出B2」のいずれか、または演出なし(ハズレ)が抽選される。
【0317】
図12Cは当選種別「02H」、つまり、遊技状態が通常遊技状態において内部抽選により抽選された抽選区分が「ベルG1」、「ベルG2」、または「ベルG3」の場合の演出抽選テーブルである。
【0318】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出A1」、または「演出C1」のいずれか、または演出なし(ハズレ)が抽選される。
【0319】
図12Dは当選種別「03H」、つまり、遊技状態が通常遊技状態およびBB内部中状態において内部抽選により抽選された抽選区分が「共通ベルG」の場合の演出抽選テーブルである。
【0320】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出A1」、「演出B1」、または「演出C1」のいずれかが抽選される。
【0321】
図12Eは当選種別「04H」、つまり、遊技状態が通常遊技状態およびBB内部中状態において内部抽選により抽選された抽選区分が「スイカG」の場合の演出抽選テーブルである。
【0322】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出C1」、「演出D1」または「演出D2」のいずれかが抽選される。
【0323】
図12Fは当選種別「20H」、つまり、遊技状態が通常遊技状態およびBB内部中状態において内部抽選により抽選された抽選区分が「一種BB」の場合の演出抽選テーブルである。
【0324】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出A1」、「演出E1」または「演出E2」のいずれかが抽選される。
【0325】
図12Gは当選種別「30H」、つまり、遊技状態が特別遊技状態において内部抽選により抽選された抽選区分が「全入賞役G」の場合の演出抽選テーブルである。
【0326】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出F1」、「演出F2」または「演出F3」のいずれかが抽選される。
【0327】
図12Hは当選種別「11H」、つまり、遊技状態がBB内部中状態において内部抽選により抽選された抽選区分が「ベルG1」の場合の演出抽選テーブルである。
【0328】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出A1」、「演出G1」または「演出G2」のいずれかが抽選される。
【0329】
図12Iは当選種別「12H」、つまり、遊技状態がBB内部中状態において内部抽選により抽選された抽選区分が「ベルG2」の場合の演出抽選テーブルである。
【0330】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出A1」、「演出C1」または「演出C2」のいずれかが抽選される。
【0331】
図12Jは当選種別「13H」、つまり、遊技状態がBB内部中状態において内部抽選により抽選された抽選区分が「ベルG3」の場合の演出抽選テーブルである。
【0332】
乱数生成回路205より取得した乱数及び演出抽選テーブルに基づいて、「演出A1」、「演出C1」または「演出C2」のいずれかが抽選される。
【0334】
演出抽選テーブルに基づいて、「演出G1」が抽選されると、
図13Aのような停止操作を右から行うよう示唆する画像が表示され、「右リール中段にチェリーを停止させろ」と特定の押下位置を狙わせるような画像が表示される。
【0335】
これにより、遊技者は最初に右ストップボタン15Rを操作することを理解し、かつリール窓8のPR2にチェリー図柄を停止させることを理解できる。
【0336】
演出抽選テーブルに基づいて、「演出G2」が抽選されると、
図13Bのような停止操作を中から行うよう示唆する画像が表示され、「中リールに図柄番号8〜10(上下段にチェリー図柄、中段にリプA図柄)を止めろ」と特定の押下位置を狙わせるような画像が表示される。
【0337】
これにより、遊技者は最初に中ストップボタン15Cを操作することを理解し、かつリール窓8のPC1およびPC3にチェリー図柄、PC2にリプA図柄を停止させることを理解できる。
【0338】
演出抽選テーブルに基づいて、「演出A1」が抽選されると、
図13Cのような画像が表示される。
【0339】
「演出A1」は、停止操作の操作順序が示唆されておらず、また、当選種別「00H」、「01H」、「02H」、「03H」、「20H」、「11H」、「12H」および「13H」において抽選される為、遊技者は、当該演出時にどの当選種別が抽選されているか、および遊技状態が通常遊技状態かBB内部中状態かを判別することはできない。
【0340】
「ベルG1」のような、特定の重複当選状態の場合において、遊技状態が通常遊技状態ならば、メイン基板100aからどの「ベルG」が抽選されたかを判別できない形式として当選種別「02H」が送信されるため、特別な図柄組合せを表示させる為の示唆を行うことができない。しかし、遊技状態がBB内部中状態ならば、メイン基板100aからどの「ベルG」が抽選されたかを判別できる形式として当選種別「11H」が送信されるため、特別な図柄組合せを表示させる為の示唆を行うことができる。
【0341】
また、「ベルG1」は高頻度(10000/65536)で当選しており、演出サブ基板100bは、当選種別「11H」を受信した場合の演出抽選テーブルの数値を調整することができる。これにより、遊技者に対し、BB内部中状態であることを報知する特別な図柄組合せを表示させるための示唆の発生頻度を適宜に調整することが可能となる。特別な図柄組合せを表示させるための示唆が表示されない場合(例えば「演出A1」)は、遊技者はどの当選種別が抽選されているかわからない為、意図的に特定の押下順及び、押下位置を狙わなければ、特別な図柄組合せは表示されない。
【0342】
このように、演出サブ基板100bはメイン基板100aから送信されたコマンドの形式に応じて演出抽選テーブルから演出を抽選することで、遊技者に適宜なタイミングで遊技状態および当選種別を判別できる演出を選択することができる。
【0343】
図14は、演出サブ基板100bがメイン基板100aから当選種別「11H」を受信した場合の処理の一例を示す図である。
【0344】
演出抽選テーブルに基づいて抽選された演出が、「演出G1」または「演出G2」かどうかの判定を行う(ステップS201)。
【0345】
演出抽選テーブルに基づいて抽選された演出が、「演出G1」または「演出G2」の場合(ステップS201のYES)、特別な図柄組合せを表示させるための示唆を表示する(ステップS202)。特別な図柄組合せを表示させるための示唆が表示されるため、遊技者は示唆の表示に従って、リール窓8内に、特別な図柄組合せを表示することができる。
【0346】
演出抽選テーブルに基づいて抽選された演出が、「演出G1」または「演出G2」ではないと判定した場合(ステップS201のNO)、特別な図柄組合せを表示させるための示唆が表示されず、抽選された該演出が表示される。
【0347】
このように、演出サブ基板100bがメイン基板100aから当選種別「11H」を受信した場合において、
図14のような処理を行うことで、遊技者に対し、現在の遊技状態が通常遊技状態なのかBB内部中状態なのか、判別することができず、また抽選された抽選区分も「ベルG1」なのかどうかかを判別させにくくすることができる。