特許第6376936号(P6376936)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6376936
(24)【登録日】2018年8月3日
(45)【発行日】2018年8月22日
(54)【発明の名称】運転支援装置
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/16 20060101AFI20180813BHJP
   B60R 21/00 20060101ALI20180813BHJP
   B62D 6/00 20060101ALI20180813BHJP
   B62D 53/00 20060101ALI20180813BHJP
【FI】
   G08G1/16 C
   B60R21/00
   B62D6/00
   B62D53/00
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-210305(P2014-210305)
(22)【出願日】2014年10月14日
(65)【公開番号】特開2016-81198(P2016-81198A)
(43)【公開日】2016年5月16日
【審査請求日】2017年7月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】000101732
【氏名又は名称】アルパイン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100099748
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 克志
(72)【発明者】
【氏名】松崎 千絵
(72)【発明者】
【氏名】大森 大輔
(72)【発明者】
【氏名】棟方 康介
【審査官】 白石 剛史
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−256544(JP,A)
【文献】 特開2005−001656(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0277941(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0271512(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0231701(US,A1)
【文献】 特開2002−326579(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/117693(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08G 1/16
B60R 21/00
B62D 6/00
B62D 53/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
トレーラを牽引する車両を後進させる運転を支援する運転支援装置であって、
前記トレーラを撮影する前記車両に固定されたカメラと、
前記カメラで撮影した映像より前記トレーラの前記車両に対する向きを画像認識するトレーラ認識手段と、
前記車両の舵角を検出する舵角検出手段と、
車両の後進時に、前記トレーラ認識手段が認識した前記トレーラの前記車両に対する向きと、前記舵角検出手段が検出した舵角とより、現在の舵角で後進した場合に前記車両と前記トレーラとが衝突するかどうかを判定する衝突有無判定手段と、
前記衝突有無判定手段が、車両とトレーラとが衝突すると判定した場合に、当該衝突の回避を促すメッセージを出力する案内手段とを有することを特徴とする運転支援装置。
【請求項2】
請求項1記載の運転支援装置であって、
前記衝突有無判定手段は、車両とトレーラとが衝突すると判定した場合に、前記車両の舵角を変更することによる衝突を回避可能かどうかを算定し、
前記案内手段は、前記衝突有無判定手段が前記車両の舵角を変更することにより衝突を回避可能と算定した場合には、前記メッセージとして舵角の変更を促すメッセージを出力することを特徴とする運転支援装置。
【請求項3】
請求項1記載の運転支援装置であって、
前記衝突有無判定手段は、車両とトレーラとが衝突すると判定した場合に、前記車両の舵角を変更することによる衝突を回避可能かどうかを算定し、
前記案内手段は、前記衝突有無判定手段が前記車両の舵角を変更しても衝突を回避できないと算定した場合には、前記メッセージとして前進を促すメッセージを出力することを特徴とする運転支援装置。
【請求項4】
請求項2記載の運転支援装置であって、
前記案内手段は、前記衝突有無判定手段が前記車両の舵角を変更しても衝突を回避できないと算定した場合には、前記メッセージとして前進を促すメッセージを出力することを特徴とする運転支援装置。
【請求項5】
請求項1、2、3または4記載の運転支援装置であって、
前記トレーラ認識手段が認識した前記トレーラの前記車両に対する向きと、前記舵角検出手段が検出した前記車両の舵角とより、現在の舵角で後進した場合の前記トレーラの移動軌跡を予測し、予測した移動軌跡を表示するトレーラ予測軌跡表示手段を有することを特徴とする運転支援装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トレーラを牽引する車両を後進させる運転を支援する技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
トレーラを牽引する車両を後進させる運転を支援する技術としては、車両後部に備えたカメラで撮影したトレーラの画像より、車両とトレーラとの相対的に位置関係を検出し、検出した位置関係に基づいて、そのまま車両を後進させた場合に予想されるトレーラの移動軌跡を算出し、算出した移動軌跡をトレーラ後部に設けたカメラで撮影したトレーラ後方の映像に重畳して表示する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006-256544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トレーラを牽引する車両を後進させる場合、車両とトレーラとの進行方向の差が大きくなると、車両の後部とトレーラの前部との衝突が発生する。
そして、上述したような車両を後進させた場合に予想されるトレーラの移動軌跡を提示する運転支援の技術では、このような衝突の未然防止を充分に支援することができない。
そこで、本発明は、車両とトレーラの衝突を未然防止できる形態で、トレーラを牽引する車両を後進させる運転を支援することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題達成のために、本発明は、トレーラを牽引する車両を後進させる運転を支援する運転支援装置に、前記トレーラを撮影する前記車両に固定されたカメラと、前記カメラで撮影した映像より前記トレーラの前記車両に対する向きを画像認識するトレーラ認識手段と、前記車両の舵角を検出する舵角検出手段と、車両の後進時に、前記トレーラ認識手段が認識した前記トレーラの前記車両に対する向きと、前記舵角検出手段が検出した舵角とより、現在の舵角で後進した場合に車両とトレーラとが衝突するかどうかを判定する衝突有無判定手段と、前記衝突有無判定手段が、車両とトレーラとが衝突すると判定した場合に、当該衝突の回避を促すメッセージを出力する案内手段とを備えたものである。
【0006】
ここで、このような運転支援装置は、前記衝突有無判定手段において、車両とトレーラとが衝突すると判定した場合に、前記車両の舵角を変更することによる衝突を回避可能かどうかを算定すると共に、前記案内手段において、前記衝突有無判定手段が前記車両の舵角を変更することにより衝突を回避可能と算定した場合には、前記メッセージとして舵角の変更を促すメッセージを出力するように構成してもよい。
【0007】
また、以上の運転支援装置は、前記衝突有無判定手段において、車両とトレーラとが衝突すると判定した場合に、前記車両の舵角を変更することによる衝突を回避可能かどうかを算定すると共に、前記衝突有無判定手段において、前記車両の舵角を変更しても衝突を回避できないと算定された場合には、前記案内手段において、前記メッセージとして前進を促すメッセージを出力するように構成してもよい。
また、以上の運転支援装置には、前記トレーラ認識手段が認識した前記トレーラの前記車両に対する向きと、前記舵角検出手段が検出した舵角とより、現在の舵角で後進した場合の前記トレーラの移動軌跡を予測し、予測した移動軌跡を表示するトレーラ予測軌跡表示手段を設けることも好ましい。
【0008】
以上のような運転支援装置によれば、トレーラを牽引する車両の後進時に、そのままの舵角で後進を続けると車両とトレーラが衝突する場合には、メッセージの出力によって、当該衝突の回避を促す案内を行うことができる。
【0009】
より具体的には、運転支援装置は、トレーラを牽引する車両の後進時に、そのままの舵角で後進を続けると車両とトレーラが衝突する可能性があるが舵角を変更すれば車両とトレーラとが衝突しない場合に、運転者に舵角の変更を案内したり、舵角の如何に関わらず後進を続けると車両とトレーラが衝突する場合に、車両の前進を運転者に案内する動作を行うことができる。
【0010】
よって、本発明によれば、車両とトレーラの衝突を未然防止できる形態で、トレーラを牽引する車両を後進させる運転を支援することができる。
【発明の効果】
【0011】
以上のように、本発明によれば、車両とトレーラの衝突を未然防止できる形態で、トレーラを牽引する車両を後進させる運転を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施形態に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。
図2】本発明の実施形態に係る車両とトレーラとを示す図である。
図3】本発明の実施形態に係る後進運転支援処理を示すフローチャートである。
図4】本発明の実施形態に係る運転支援装置の表示例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る運転支援装置の構成を示す
ここで、運転支援装置は四輪自動車やトラック等の車両に搭載される装置であり、図2aに示すように、ボートなどの積載物を運搬するためのトレーラ2を牽引する車両1を後進させる運転の支援を行う装置である。なお、トレーラ2は、トレーラハウスなどの積載物が固定的に載せ置かれるものであってもよい。
【0014】
さて、図1に戻り、運転支援装置は、車両1の変速器のギア位置(バック、ドライブ、1速、2速など)を検出するギア位置センサ101、車両1の舵角(タイヤの向き)を検出する舵角センサ102、後方カメラ103、トレーラ認識部104、車両軌跡算出部105、トレーラ軌跡算出部106、衝突予測部107、制御部108、表示装置109、音声出力装置110を備えている。
【0015】
また、後方カメラ103は、図2aに示すように車両1の後部に設けられ、車両1後方を撮影する。
ここで、トレーラ2は、上下方向から見て四角形のフレームと左右の車輪よりなる台車部201と、台車部201の前方に連結された連結部202とを有する。連結部202は上下方向から見て、後方に向かって広がるY字形状を有し、連結部202の前方端部には、車両1の後部に設けられているヒッチボールと、上下方向を回転軸として回動可能に係り合うカプラが設けられている。なお、連結部202の後方端の左右方向幅は台車部201の前端の左右方向幅より小さくなっている。
【0016】
また、図2bに示すように、トレーラ2の台車部201の前端の左右端の上部には、それぞれ、マーカ210が固定的に設けられている。
そして、後方カメラ103は積載物に関わらずにマーカ210を撮影できるように配置されている。
次に、トレーラ認識部104は、後方カメラ103が撮影した画像中のマーカ210を画像認識し、画像中の各マーカ210の位置より、図2bに示すトレーラ2の台車部201の前端の左右方向幅W、図2cに示す、トレーラ2の前後方向の車両1の前後方向に対する向きθC、車両1の後端の左右方向中央位置からトレーラ2の台車部201の前端の右端に向かう方向の、車両1の前後方向に対する向きθR、車両1の後端の左右方向中央位置からトレーラ2の台車部201の前端の左端に向かう方向の、車両1の前後方向に対する向きθLを算出する。また、トレーラ認識部104は、図2bに示す車両1の後端からトレーラ2の台車部201までの距離Lも、Wと、θL、θRから算出する。
【0017】
なお、トレーラ2の台車部201の前端の左右方向幅Wや車両1の後端からトレーラ2の台車部201までの距離Lは、車両1とトレーラ2との組み合わせ毎に、固定値となるので、予めトレーラ認識部104に設定しておくようにしてもよい。
次に、舵角センサ102は、図2cに示すように、車両1の前後方向に対するタイヤの向きθTを検出するものである。
さて、このような運転支援装置の構成において、制御部108は、ギア位置センサ101が、ギア位置がバック(R)の位置にあるときには、以下に示す運転支援処理を行う。
図3に、制御部108が行う後進運転支援装置の手順を示す。
図示するように、この後進運転支援処理において、制御部108は、まず、車両軌跡算出部105に、舵角センサ102が検出している車両1の現在の舵角で後進した場合の車両1の移動軌跡を、予想車両軌跡として算出させる(ステップ302)。
【0018】
次に、トレーラ軌跡算出部106に、予想車両軌跡で車両1が後進した場合のトレーラ2の移動軌跡を、予想車両軌跡や、トレーラ認識部104が認識している自トレーラの前後方向の車両1の前後方向に対する向きθC等に基づいて、予想トレーラ軌跡として算出させる(ステップ304)。
【0019】
そして、次に、衝突予測部107に、予想車両軌跡と予想トレーラ軌跡とより、現在の舵角で後進した場合に、車両1とトレーラ2との衝突が発生するかどうかを予測させる(ステップ306)。
【0020】
ここで、衝突予測部107における衝突が発生するかどうかの予測は、たとえば、90度または90度から適当なマージンを減じた角度を安全角度として、車両1が現在の舵角で後進した場合に、予想トレーラ軌跡上の各位置において、車両後端から左右方向中央の位置からトレーラ2の台車部201の前端の左右方向端に向かう方向の、車両1の前後方向に対する角度(θR、θL)のいずれもが、安全角度以上にならない場合に衝突が発生しないと予測し、車両1の前後方向に対する角度(θR、θL)のいずれかが、予想トレーラ軌跡上のいずれかの位置において安全角度以上になる場合には衝突が発生すると予測することにより行う。なお、予想トレーラ軌跡上の位置Xにおける角度(θR、θL)は、次のように算出することができる。
【0021】
すなわち、図2dに示すように、θRの算出においては、θC、θRを上方から下方を見て反時計回りに測るものとして、車両1を予想車両軌跡上の位置Yまで後進させたときに、トレーラ2が位置しているはずの予想トレーラ軌跡上の位置を位置Xとして、位置Xにトレーラ2が位置するときのトレーラ2の前後方向の、位置Yに車両1が位置するときの車両1の前後方向に対する向きθCと、車両1の後端からトレーラ2の台車部201までの距離Lと台車部201の前端の左右方向幅Wとより、角度θRは、θR=θC +arctan(W/2L)として算出することができる。
【0022】
また、同様に、θLの算出においては、θC、θLを上方から下方を見て時計回りに測るものとして、車両1を予想車両軌跡上の位置Yまで後進させたときに、トレーラ2が位置しているはずの予想トレーラ軌跡上の位置を位置Xとして、位置Xにトレーラ2が位置するときのトレーラ2の前後方向の位置Yに車両1が位置するときの車両1の前後方向に対する向きθCと、車両1の後端からトレーラ2の台車部201までの距離Lと台車部201の前端の左右方向幅Wとより、角度θLは、θL=θC +arctan(W/2L)として算出することができる。
【0023】
そして、車両1とトレーラ2の衝突が予測されなかった場合には(ステップ308)、たとえば、図4aに示すようにトレーラ2の予想トレーラ軌跡401を、車両1とトレーラ2とを模擬する図形402と共に表示装置109に表示する(ステップ314)。そして、ステップ302からの処理に戻る。
【0024】
ただし、トレーラ2の後部にトレーラ2後方を撮影するトレーラ後方撮影カメラを設け、図4bに示すように、トレーラ方向撮影カメラが撮影したトレーラ後方の映像403上に予想トレーラ軌跡401を重畳して表示するようにしてもよい。
【0025】
さて、図3に戻り、車両1とトレーラ2の衝突が予測された場合には(ステップ308)、車両1の舵角を変更することにより衝突を回避可能かどうかを衝突予測部107に判定させる(ステップ310)。
【0026】
ここで、トレーラ2の前後方向の車両1の前後方向に対する向きθCがある角度θth以上大きくなると、どのような舵角で車両1を後進させても車両1とトレーラ2の衝突は避けられなくなる。また、この角度θthは、車両1の後端からトレーラ2の台車部201の前端までの距離Lと台車部201の前端の左右方向幅Wに依存して定まる。
【0027】
また、車両の舵角を変更することにより衝突を回避可能かの判定は、たとえば、次のように行うことができる。
すなわち、予め、衝突予測部107に、距離Lと幅Wと角度θthとの関係を示すテーブル、または、距離Lと幅Wから角度θthを算出するための算出式を設定しておく。そして、衝突予測部107において、トレーラ認識部104で認識した距離Lと幅Wとより角度θthをテーブルまたは算出式を用いて算出し、トレーラ認識部104で認識したトレーラ2の前後方向の車両1の前後方向に対する向きθCが角度θth未満である場合には、車両1の舵角を変更することにより衝突を回避可能と判定し、トレーラ認識部104で認識したトレーラ2の前後方向の車両1の前後方向に対する向きθCが角度θth以上である場合には、車両1の舵角を変更しても衝突を回避できないと判定する。
【0028】
次に、車両1の舵角を変更することにより衝突を回避可能と判定された場合には(ステップ310)、運転者に対して舵角を変更するよう案内するメッセージを出力する(ステップ316)。そして、ステップ302からの処理に戻る。
【0029】
このステップ316におけるメッセージの出力は、たとえば、「このまま後進するとトレーラ2と衝突します。舵角をゆるめてください」といったメッセージを表示装置109に表示したり、音声メッセージとして音声出力装置110から出力することにより行う。
【0030】
一方、車両1の舵角を変更しても衝突を回避できない判定された場合には(ステップ310)、運転者に対して前進を案内するメッセージを出力する(ステップ312)。そして、ステップ302からの処理に戻る。
【0031】
このステップ312におけるメッセージの出力は、たとえば、「これ以上、後進するとトレーラ2と衝突します。一旦、前進してやり直して下さい」といったメッセージを表示装置109に表示したり、音声メッセージとして音声出力装置110から出力することにより行う。
【0032】
そして、ステップ302からの処理に戻る。
以上、制御部108が行う後進運転支援処理について説明した。
以上のように、本実施形態によれば、トレーラ2を牽引する車両1の後進時に、舵角の如何に関わらず後進を続けると車両1とトレーラ2が衝突する場合には、車両1の前進を運転者に案内する。また、そのままの舵角で後進を続けた場合に車両1とトレーラ2が衝突する可能性があるが舵角を変更すれば車両1とトレーラ2が衝突しない場合には、運転者に舵角の変更を案内する。
【0033】
よって、本実施形態によれば、車両1とトレーラ2の衝突を未然防止できる形態で、トレーラ2を牽引する車両1を後進させる運転を支援することができる。
【符号の説明】
【0034】
1…車両、2…トレーラ、101…ギア位置センサ、102…舵角センサ、103…後方カメラ、104…トレーラ認識部、105…車両軌跡算出部、106…トレーラ軌跡算出部、107…衝突予測部、108…制御部、109…表示装置、110…音声出力装置、201…台車部、202…連結部、210…マーカ、401…予想トレーラ軌跡。
図1
図2
図3
図4