【実施例】
【0176】
実施例
実施例1:化合物の合成の反応スキーム
以下の反応スキーム、反応スキームI、IIおよびIIIは、式Iの化合物の合成方法を示す。式Iの化合物の調製の一般法において、可変部R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、R
7、aおよびbは、特に記載のない限り、式Iの化合物について先に規定したとおりである。本明細書に記載の反応スキームは、示した実施例の多くの調製に使用される方法論の一般説明を示すことを意図したものである。しかしながら、実験セクションに示した詳細な説明から、使用した調製様式が、本明細書に記載した一般手順からさらに拡張されることは明白であろう。特に、本発明の範囲に含まれる新たな実施例を得るために、本スキームに従って調製される化合物をさらに修飾してもよいことは認識される。以下の実施例に使用した試薬および中間体は、市販されているもの、または標準的な文献の手順に従って有機合成分野の当業者によって調製され得るもののいずれかである。
【0177】
以下の反応スキームIは式Iの化合物の合成を示す。適切に置換された式VIの臭化物誘導体を適切な式VIIのカルバゾールで、適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミドまたはN,N−ジメチルアセトアミド)中、およそ0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式Vのオキシラン化合物が得られる。式VIの臭化物化合物を式VIIのカルバゾールと反応させて式Vの化合物を得るための好ましい条件としては、反応をN,N−ジメチルホルムアミド中、0℃〜室温にて水酸化カリウムの存在下で20〜24時間行なった後、抽出操作を行なうことが挙げられる。式Vの化合物を適切な式IVのアミンで、適切な溶媒(例えば、エタノール)中、だいたい室温〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式IIIのアミノアルコール化合物が得られる。式Vのオキシラン化合物を反応させて式IIIの化合物を得るための好ましい条件としては、反応をエタノール中で40℃にて20〜24時間行なった後、抽出操作を行なうことが挙げられる。あるいはまた、式Vのオキシラン化合物を式IVのアミンと適切な溶媒(例えば、エタノール)中、マイクロ波照射下で反応させて式IIIの化合物を得ることもできる。式IIIの化合物を適切な式IIのスルホニルクロリドで、適切な溶媒(例えば、塩化メチレン)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式Iのスルホンアミド化合物が得られる。式IIIのアミノアルコール化合物を式IIのスルホニルクロリドと反応させて式Iの化合物を得るための好ましい条件としては、反応を塩化メチレン中、0℃〜室温にてトリエチルアミンまたはピリジンの存在下で1〜24時間行なった後、抽出操作を行なうことが挙げられる。
【0178】
反応スキームI
【0179】
【化5】
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以下の反応スキームIIは、式Iの化合物の択一的な合成を示す。適切に置換された式Vのオキシラン誘導体を適切な式VIIIのスルホンアミドで、適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミドまたはN,N−ジメチルアセトアミド)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式Iのスルホンアミド化合物が得られる。式Vのオキシラン化合物を式VIIIのスルホンアミドと反応させて式Iの化合物を得るための好ましい条件としては、反応をN,N−ジメチルホルムアミド中、室温〜70℃にて水素化ナトリウムの存在下で20〜24時間行なうことが挙げられる。あるいはまた、式Vのオキシラン化合物を式VIIIのスルホンアミドと適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルアセトアミド)中、100℃にて炭酸セシウムの存在下で20〜24時間反応させることもできる。
【0180】
反応スキームII
【0181】
【化6】
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以下の反応スキームIIIは、式Iの化合物の択一的な合成を示す。式IVのアミン化合物を適切な式IIのスルホニルクロリドで、適切な溶媒(例えば、塩化メチレン)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式VIIIのスルホンアミド化合物が得られる。式IVのアミン化合物を式IIのスルホニルクロリドと反応させて式VIIIの化合物を得るための好ましい条件としては、反応を塩化メチレン中、0℃〜室温にてトリエチルアミンまたはピリジンの存在下で1〜24時間行なった後、抽出操作を行なうことが挙げられる。式VIIIの化合物を適切な式Xの臭化物で、適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミドまたはN,N−ジメチルアセトアミド)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式IXのオキシラン化合物が得られる。式VIIIのスルホンアミド化合物を式Xの臭化物と反応させて式IXの化合物を得るための好ましい条件としては、反応をN,N−ジメチルホルムアミド中、室温〜70℃にて水素化ナトリウムの存在下で20〜24時間行なうことが挙げられる。式IXの化合物を適切な式VIIのカルバゾールで、適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミドまたはN,N−ジメチルアセトアミド)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式Iのスルホンアミド化合物が得られる。式IXのオキシラン化合物を式VIIのカルバゾールと反応させて式Iの化合物を得るための好ましい条件としては、反応をN,N−ジメチルホルムアミド中、室温〜115℃にて炭酸セシウムの存在下で1〜24時間行なうことが挙げられる。あるいはまた、式IXのオキシラン化合物を式VIIのカルバゾールと適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミド)中、マイクロ波照射下で反応させて式Iの化合物を得ることもできる。
【0182】
反応スキームIII
【0183】
【化7】
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以下の反応スキームIVは、式Iの化合物の択一的な合成を示す。式XIVのアミノエステル化合物を適切な式IIのスルホニルクロリドで、適切な溶媒(例えば、塩化メチレン)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式XIIIのスルホンアミド化合物が得られる。式XIVのアミノエステル化合物を式IIのスルホニルクロリドと反応させて式XIIIの化合物を得るための好ましい条件としては、反応を塩化メチレン中、0℃〜室温にてトリエチルアミンの存在下で1〜24時間行なった後、抽出操作を行なうことが挙げられる。式XIIIの化合物を適切な還元剤で、適切な溶媒(例えば、テトラヒドロフラン)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式XIIのアルコール化合物が得られる。式XIIIのエステル化合物を還元して式XIIの化合物を得るための好ましい条件としては、反応をテトラヒドロフラン中、0℃〜室温にて水素化アルミニウムリチウムの存在下で1〜24時間行なった後、抽出操作を行なうことが挙げられる。式XIIの化合物を適切な酸化剤で、適切な溶媒(例えば、塩化メチレン)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式XIのアルデヒド化合物が得られる。式XIIのアルコール化合物を酸化して式XIの化合物を得るための好ましい条件としては、反応を塩化メチレン中、0℃〜室温にてデス・マーチンペルヨージナンの存在下で24〜48時間行なった後、濾過を行なうことが挙げられる。式XIの化合物をトリメチルスルホキソニウムヨージドで、適切な溶媒(例えば、ジメチルスルホキシド)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式IXのオキシラン化合物が得られる。式XIのアルデヒド化合物を変換させて式IXの化合物を得るための好ましい条件としては、反応をジメチルスルホキシド中、0℃〜室温にてトリメチルスルホキソニウムヨージドと水素化ナトリウムの存在下で2〜24時間行なった後、抽出操作を行なうことが挙げられる。式IXの化合物を適切な式VIIのカルバゾールで、適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミドまたはN,N−ジメチルアセトアミド)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式Iのスルホンアミド化合物が得られる。式IXのオキシラン化合物を式VIIのカルバゾールと反応させて式Iの化合物を得るための好ましい条件としては、反応をN,N−ジメチルホルムアミド中、室温〜115℃にて炭酸セシウムの存在下で1〜24時間行なうことが挙げられる。あるいはまた、式IXのオキシラン化合物を式VIIのカルバゾールと適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミド)中、マイクロ波照射下で反応させて式Iの化合物を得ることもできる。
【0184】
反応スキームIV
【0185】
【化8】
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以下の反応スキームVは、式Iの化合物の択一的な合成を示す。適切に置換された式XVまたはXVIのオキシラン誘導体を適切な式VIIIのスルホンアミドで、適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルホルムアミドまたはN,N−ジメチルアセトアミド)中、0℃〜150℃の温度範囲内でおよそ5分間〜24時間の期間処理すると、対応する式Iのスルホンアミド化合物が得られる。式XVまたはXVIのオキシラン化合物を式VIIIのスルホンアミドと反応させて式Iの化合物を得るための好ましい条件としては、反応をN,N−ジメチルホルムアミド中、室温〜70℃にて水素化ナトリウムの存在下で20〜24時間行なうことが挙げられる。あるいはまた、式XVまたはXVIのオキシラン化合物を式VIIIのスルホンアミドと適切な溶媒(例えば、N,N−ジメチルアセトアミド)中、100℃にて炭酸セシウムの存在下で20〜24時間反応させることもできる。
【0186】
反応スキームV
【0187】
【化9】
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本明細書に記載の反応スキームにおいて、式Iの化合物の調製に有用な中間体のヒドロキシル基は、必要に応じて、当業者に知られた慣用的な基によって保護され得ることを理解されたい。例えば、ヒドロキシル基を含む中間体は、対応するtert−ブチルジメチルシリルエーテルとして保護され、続いて、テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリドでの処理によって脱保護され、遊離のヒドロキシル誘導体が得られ得る。好適な保護基およびその除去方法は“Protective Groups in Organic Synthesis”,第3版,T.W.GreeneおよびP.G.M.Wuts(Wiley & Sons,1999)に例示されている。
【0188】
1H核磁気共鳴(NMR)スペクトルは、すべての場合で、提示した構造と整合した。特性化学シフト(δ)は、主要ピークの表示のための慣用的な略号:例えば、s,一重線;d,二重線;t,三重線;q,四重線;m,多重線;br,ブロードを用いて、テトラメチルシランの低磁場側に100万分の1分率で示している。質量スペクトル(m/z)は、エレクトロスプレーイオン化(ESI)または大気圧化学イオン化(APCI)のいずれかを用いて記録した。薄層クロマトグラフィー(TLC)が使用されている場合、これは、シリカゲル60 F
254プレートを用いたシリカゲルTLCを示し、R
fは、TLCプレート上において化合物が移動した距離を溶媒フロントが移動した距離で除算したものである。HPLCは、高速液体クロマトグラフィーを示す。
【0189】
以下の具体的な実施例は、例示の目的で含めており、本開示に対する限定と解釈されるべきでない。
【0190】
調製1:2−フルオロ−N−フェニルアニリン
【0191】
【化10】
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反応槽に、ヨードベンゼン(1.42g,7mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.079g,0.35mmol)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(0.217g,0.35mmol)、炭酸セシウム(6.8g,21mmol)、2−フルオロアニリン(0.777g,7mmol)を含む無水トルエン(18mL)とを仕込んだ。窒素雰囲気下で、混合物を115℃にて24時間加熱した。冷却した混合物を水とエーテルで希釈した。有機層を単離し、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮して残渣にした。この粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(0から30%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、所望の生成物を透明な油状物として得た(1.1g,81%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.36-7.29(m,3H),7.20-7.14(m,3H),7.09-7.00(m,2H),6.88-6.85(m,1H),5.82(br s,1H).ESI m/z:188.2(M+H)。
【0192】
調製2:1−フルオロ−9H−カルバゾール
【0193】
【化11】
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反応槽に、2−フルオロ−N−フェニルアニリン(0.4g,2.1mmol)、二酢酸パラジウム(0.025g,0.1mmol)、炭酸カリウム(0.030g,0.21mmol)およびピバリン酸(1.8g)を仕込み、酸素バルーン下に置き、120℃で加熱した。さらに一部の二酢酸パラジウム(0.025g,0.1mmol)を48時間目と72時間目に添加し、混合物を4日間加熱した。冷却した反応混合物を塩化メチレンで希釈し、飽和水性炭酸ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、シリカゲルパッドに通して濾過し、濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(5から30%までの塩化メチレンを含むヘキサン)、所望の生成物を白色固形物として得た(0.181g,46%)。
1H NMR(d6-DMSO,300 MHz)δ 11.65(s,1H),8.13-8.11(dd,1H,J = 0.6,7.5 Hz),7.94-7.91(d,1H,J = 7.8 Hz),7.50-7.38(m,2H),7.25-7.07(m,3H).HPLC解析(C18,20分間で5から95%までのアセトニトリルを含むH
2O+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):9.65分,100%。
【0194】
調製3:4−フルオロ−2−ニトロ−1,1’−ビフェニル
【0195】
【化12】
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マイクロ波反応槽に、2−クロロ−5−フルオロ(fiuoro)ニトロベンゼン(0.175g,1mmol)、フェニルボロン酸(0.134g,1.1mmol)、炭酸ナトリウム(0.317g,3mmol)、二酢酸パラジウム(0.009g,0.04mmol)、テトラブチルアンモニウムブロミド(0.322g,1mmol)を含む水(2mL)とを仕込んだ。混合物をマイクロ波反応器内で165℃まで7.5分間加熱した。反応液を冷却し、エーテルと0.1N水性水酸化ナトリウムに注入した。エーテル層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(5から30%までの塩化メチレンを含むヘキサン)、所望の生成物を薄黄色油状物として得た(0.179g,82%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.62-7.58(dd,1H,J = 2.7,8.1 Hz),7.46-7.40(m,4H),7.38-7.34(m,1H),7.31-7.26(m,2H).HPLC解析(C18,20分間で5から95%までのアセトニトリルを含むH
2O+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):9.95分,96.3%。
【0196】
調製4:2−フルオロ−9H−カルバゾール
【0197】
【化13】
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4−フルオロ−2−ニトロ−1,1’−ビフェニル(0.170g,0.78mmol)とトリフェニルホスフィン(0.513g,1.9mmol)を含む無水1,2−ジクロロベンゼン(1.5mL)の溶液を、マイクロ波反応器内で175℃まで8時間加熱した。冷却した混合物を真空濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(7から50%までの塩化メチレンを含むヘキサン)、オフホワイト色の固形物を得た(0.129g,89%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 8.06(br s,1H),8.03-7.95(m,2H),7.43-7.39(m,2H),7.26-7.21(m,1H),7.12-7.08(dd,1H,J = 2.3,9.3 Hz),7.00-6.93(m,1H).HPLC解析:(C18,20分間で5から95%までのアセトニトリルを含むH
2O+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):9.67分,98.8%。
【0198】
調製5:トリフルオロメタンスルホン酸4−フルオロフェニル
【0199】
【化14】
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4−フルオロフェノール(1.5g,13.3mmol)を含む無水塩化メチレン(44mL)の0℃溶液に、ピリジン(2.2mL,27mmol)と無水トリフルオロメタンスルホン酸(2.7mL,16mmol)を添加した。この溶液を周囲温度までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。この溶液をエーテルで希釈し、1N水性塩酸で2回、飽和水性重炭酸ナトリウム、および飽和水性塩化ナトリウムの溶液で連続的に洗浄した。有機液を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、黄褐色の液状物を得た(3.2g,99%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.28-7.24(m,2H),7.16-7.11(m,2H)。
【0200】
調製6:3−フルオロ−9H−カルバゾール
【0201】
【化15】
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トリフルオロメタンスルホン酸4−フルオロフェニル(0.753g,3mmol) アニリン(0.307g,3.3mmol)、酢酸パラジウム(0.067g,0.3mmol)、炭酸セシウム(1.17g,3.6mmol)および2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル(0.215g,0.45mmol)を含む無水トルエン(7.5mL)との混合物を窒素環境下に置き、エバキュエーションし、窒素で2回再充填し、100℃で2時間加熱した。冷却した反応混合物に酢酸(25mL)を添加し、反応液を酸素環境(バルーン)下に置き、100℃で48時間加熱した。混合物を濃縮して残渣にし、酢酸エチルに溶解させ、飽和水性重炭酸ナトリウムと飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、所望の生成物を黄褐色固形物として得た(0.1g,18%)。
1H NMR(d6-DMSO,300 MHz)δ 11.26(s,1H),8.11-8.08(d,1H,J = 7.5 Hz),7.94-7.90(dd,1H,J = 2.4,9.3 Hz),7.47-7.35(m,3H),7.23-7.10(m,2H)。
【0202】
調製7:2−クロロ−3−フルオロ−N−フェニルアニリン
【0203】
【化16】
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反応槽に、2−クロロ−3−フルオロアニリン(1.5g,10.3mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.140g,0.62mmol)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(0.386g,0.62mmol)、炭酸セシウム(6.7g,20.6mmol)およびヨードベンゼン(2.1g,10.3mmol)を含む無水トルエン(28mL)とを仕込んだ。この槽に窒素をパージし、混合物を24時間還流加熱した。混合物を冷却し、塩化メチレンで希釈し、シリカパッドに通して濾過し、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(10から50%までの塩化メチレンを含むヘキサン)、所望の生成物を透明な液状物として得た(1.24g,54%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.38-7.32(m,2H),7.20-7.19(m,2H),7.16-6.98(m,3H),6.67-6.61(m,1H),6.17(br s,1H).ESI m/z:222.1(M+H).HPLC解析:(C18,20分間で5から95%までのアセトニトリルを含むH
2O+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):11.03分,98.6%。
【0204】
調製8:4−フルオロ−9H−カルバゾール
【0205】
【化17】
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2−クロロ−3−フルオロ−N−フェニルアニリン(0.300g,1.3mmol)、炭酸カリウム(0.374g,2.7mmol)、二酢酸パラジウム(0.024g,0.1mmol)、トリシクロヘキシルホスホニウムテトラフルオロボレート(0.079g,0.2mmol)を含む無水N,N−ジメチルアセトアミド(6.7mL)との混合物をエバキュエーションし、アルゴンで再充填し、150℃で45分間加熱した。混合物を冷却し、酢酸エチルと水で希釈した。有機層を水と飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(7から50%までのエーテルを含むヘキサン)、オフホワイト色の固形物を得た(0.06g,24%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 8.23-8.20(d,1H,J = 7.8 Hz),8.10(br s,1H),7.48-7.25(m,4H),7.20-7.17(d,1H,J = 8.1 Hz),6.95-6.89(dd,1H,J = 7.8,9.9 Hz).HPLC解析:(C18,20分間で5から95%までのアセトニトリルを含むH
2O+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):9.84分,96.5%。
【0206】
調製9:9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール
【0207】
【化18】
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粉末状水酸化カリウム(3.36g,60mmol)を、カルバゾール(8.36g,50mmol)を含む無水N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)の溶液に添加し、周囲温度で1時間撹拌した。反応混合物を氷浴中で冷却し、エピブロモヒドリン(10.3mL,125mmol)を添加した。氷浴を除き、反応液を室温で20時間撹拌した。混合物を酢酸エチルと水に分配した。有機層を水と飽和水性塩化ナトリウムの溶液で連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。粗製物質をヘキサンを用いて磨砕し、酢酸エチル/ヘキサンで再結晶させ、所望の生成物を白色針状物として得た(6.41g,58%収率)。2回目の結晶収集物を母液から晶出させ、さらなる生成物を得た(1.2g,11%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 8.11-8.08(m,2H),7.46-7.44(m,4H),7.28-7.25(m,2H),4.68-4.62(dd,1H,J = 3.1,15.8 Hz)4.45-4.38(dd,1H,J = 4.8,15.9 Hz),3.37(m,1H),2.84-2.81(dd,1H,J = 4.2,4.3 Hz),2.60-2.57(dd,1H,J = 2.5,5.0 Hz).HPLC解析:(C18,20分間で5から95%までのアセトニトリルを含むH
2O+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持(etention)時間,254nmにおける面積%):7.83分,98.7%。
【0208】
調製10:(S)−9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール
【0209】
【化19】
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カルバゾール(2.0g,12mmol)を含む無水N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)の撹拌溶液に85%水性水酸化カリウム(0.95g,14.4mmol)を添加し、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を氷浴中で冷却し、(R)−(−)−2−(クロロメチル)オキシラン(2.77g,29.9mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。残渣を酢酸エチル/ヘキサンでの再結晶によって精製し、所望の生成物を白色結晶として得た(0.8g,30%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.10(d,2H,J = 7.5 Hz),7.55-7.40(m,4H),7.32-7.22(m,2H),4.66(dd,1H,J = 15.9,3.3 Hz),4.43(dd,1H,J = 15.9,4.8 Hz),3.38(m,1H),2.83(t,1H,J = 4.5 Hz),2.60(dd,1H,J = 4.8,2.4 Hz)。
【0210】
調製11:(R)−9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール
【0211】
【化20】
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カルバゾール(5.0g,29.9mmol)を含む無水N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)の撹拌溶液に、85%水性水酸化カリウム(2.171g,32.9mmol)を添加し、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を氷浴中で冷却し、(S)−(+)−エピクロロヒドリン(4.68mL,59.8mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで、水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(30%の塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を白色固形物として得た(3.9g,58%)。[α]
D −10.4(c 1.92,CHCl
3)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.10(d,2H,J = 7.5 Hz),7.60-7.40(m,4H),7.35-7.20(m,2H),4.64(dd,1H,J = 15.9,3.3 Hz),4.41(dd,1H,J = 15.9,4.8 Hz),3.37(m,1H),2.82(t,1H,J = 4.2 Hz),2.59(dd,1H,J = 4.5,2.4 Hz)。
【0212】
調製12:1−(9H−カルバゾール−9−イル)−3−((フラン−2−イルメチル)アミノ)プロパン−2−オール
【0213】
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール(2.97g,13.3mmol)を含むフルフリルアミン(5.3mL,60mmol)とエタノール(11mL)の溶液の懸濁液を、Biotage Initiatorマイクロ波反応器内で110℃まで15分間加熱した。得られた溶液をメタノールで希釈し、氷浴中で冷却し、白色固形物を析出させた。この固形物を最少体積の高温メタノールに溶解させ、ゆっくり冷却することにより再結晶させ、所望の生成物を微細な結晶性白色固形物として得た(2.4g,57%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 8.10-8.08(d,2H,J = 8.1 Hz),7.46-7.44(m,3H),7.32-7.25(m,4H),6.29-6.27(dd,1H,J = 1.8,3.3 Hz),6.11-6.10(d,1H,J = 3 Hz),4.39-4.38(d,1H,J = 2.1 Hz),4.37(d,1H,J = 0.9 Hz),4.21-4.17(m,1H),3.75(s,2H),2.85-2.79(dd,1H,J = 3.8,12.3 Hz),2.69-2.62(dd,1H,J = 8.4,12.3 Hz),2.00(br s,2H).ESI m/z:321.1(M+H).HPLC解析:(C18,10分間で10から90%までのアセトニトリルを含む水+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):6.1分,99.0%。
【0214】
調製13:2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3−(9H−カルバゾール−9−イル)−N−(フラン−2−イルメチル)プロパン−1−アミン
【0215】
【化22】
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1−(9H−カルバゾール−9−イル)−3−((フラン−2−イルメチル)アミノ)プロパン−2−オール(1.80g,5.6mmol)とイミダゾール(1.912g,28.1mmol)を含む無水塩化メチレン(50mL)の撹拌溶液に、tert−ブチルジメチルシリルクロリド(2.117g,14.0mmol)を添加した。反応混合物を70℃で一晩撹拌した。反応混合物を飽和水性塩化ナトリウムと飽和水性炭酸ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(0から40%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、生成物を粘稠性油状物として得た(2.4g,98%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.08(d,2H,J = 7.8 Hz),7.53-7.40(m,4H),7.37(d,1H,J = 1.5 Hz),7.22(t,2H,J = 7.2 Hz),6.32(dd,1H,J = 3.3,1.8 Hz),6.16(d,1H,J = 3.3 Hz),4.56(dd,1H,J = 14.4,6.0 Hz),4.41-4.22(m,2H),3.85および3.75(dd,2H,J = 14.4,14.4 Hz),2.74(dd,1H,J = 12.0,4.5 Hz),2.61(dd,1H,J = 12.0,3.6 Hz),1.60(br s,2H),0.80(s,9H),-0.13(s,3H),-0.42(s,3H).ESI m/z:435.2 [M+H]。
【0216】
調製14:N−(フラン−2−イルメチル)メタンスルホンアミド
【0217】
【化23】
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メタンスルホニルクロリド(3.2mL,42mmol)を、フルフリルアミン(4.2g,43.2mmol)とトリエチルアミン(6mL,43mmol)を含む無水塩化メチレン(110mL)の撹拌溶液にゆっくり添加した。反応液を周囲温度で一晩撹拌し、次いで酢酸エチルで希釈した。有機液を1N水性塩酸で3回、飽和水性重炭酸ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムの溶液で連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過した。この溶液を減圧濃縮し、所望の生成物を黄褐色の液状物として得た(6.6g,89%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.39-7.38(m,1H),6.33-6.31(m,2H),5.02(br s,1H),4.33-4.31(d,2H,J = 6 Hz)。
【0218】
調製15:N−(2−メトキシエチル)メタンスルホンアミド
【0219】
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
2−メトキシエチルアミン(2.67mL,31.0mmol)を含む無水塩化メチレン(100mL)とN,N−ジイソプロピルエチルアミン(8.54mL,51.7mmol)の撹拌溶液に0℃で、メタンスルホニルクロリド(2.0mL,25.8mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温までゆっくり昇温させ、一晩撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(0から100%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、生成物を無色の油状物として得た(2.8g,71%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.66(br s,1H),3.54(t,2H,J = 4.8 Hz),3.39(s,3H),6.37-3.29(m,2H),3.00(s,3H)。
【0220】
調製16:2,3−ジヒドロベンゾ[d]イソチアゾール1,1−ジオキシド
【0221】
【化25】
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水素化アルミニウムリチウム(0.414g)を含む無水テトラヒドロフラン(30mL)の冷溶液(外部氷浴で0℃に維持)に、スルホベンズイミド(1g,5.5mmol)を添加した。反応液を周囲温度まで昇温させ、一晩撹拌した。反応液を、水と2.5M水性硫酸の添加によりクエンチした。混合物をセライトに通して濾過し、酢酸エチルで洗浄した。有機層を1M水性硫酸で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸マグネシウム)、濾過し、濃縮し、オフホワイト色の固形物を得た(0.75g,81%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.81-7.78(d,1H,J = 7.8 Hz),7.64-7.59(dt,1H,J = 1.2,7.5 Hz),7.52-7.49(dt,1H,J = 0.75,7.5 Hz),7.41-7.37(d,1H,J = 8.1 Hz),4.8(br s,1H),4.55-4.54(d,1H,J = 3.6 Hz)。
【0222】
調製17:1,3−ジヒドロベンゾ[c]イソチアゾール 2,2−ジオキシド
【0223】
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、WO98/32438A1に記載の方法を用いて調製した。2−ニトロ−α−トルエンスルホニルクロリド(5.1g,21.6mmol)を含む無水酢酸エチル(250mL)の溶液に、塩化(II)スズ(19.3g,86mmol)を添加した。反応液を70℃で一晩撹拌し、次いで氷上に注入し、飽和水性重炭酸ナトリウムで中和した。この溶液をセライトに通して濾過し、酢酸エチルで抽出し、有機層を濃縮した。粗製残渣に無水塩化メチレン(200mL)とトリエチルアミン(5mL)を添加した。この溶液を室温で一晩撹拌し、減圧濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(30から100%までの酢酸エチルを含むヘキサン)によって生成物を得た後、塩化メチレン/ヘキサンで再結晶させ、白色固形物を得た(0.24g,6.5%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.30-7.22(m,2H),7.07-7.02(t,1H,J = 7.4 Hz),6.89-6.86(dd,1H,J = 0.6,8.1 Hz),6.66(br s,1H),4.39(s,1H)。
【0224】
調製18:3,4−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d][1,2]チアジン2,2−ジオキシド
【0225】
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、Bravo,R.D.ら、Synth.Commun.2002,32,3675に記載の方法に従って調製した。フラスコに、α−トルエンスルホンアミド(1g,5.8mmol)および1,3,5−トリオキサン(0.175g,1.9mmol)を含む無水ジクロロエタン(23mL)およびamberlyst 15 H+樹脂(3.7g)とを仕込んだ。混合物を80℃で一晩撹拌した後、樹脂を濾別し、塩化メチレンで洗浄した。有機液を濃縮し、白色固形物を得た(0.848g,79%)。
1H NMR(d6-DMSO,300 MHz)δ 7.41-7.37(t,1H,J = 6.8 Hz),7.30-7.24(m,2H),7.19-7.16(m,1H),7.12-7.09(m,1H),4.42-4.40(d,2H,J = 6.6 Hz),4.35(s,2H)。
【0226】
調製19:N−(2−(ヒドロキシメチル)フェニル)メタンスルホンアミド
【0227】
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、WO2008/073956A2に記載の方法に従って合成した。メタンスルホニルクロリド(3.4mL,44mmol)を含む無水塩化メチレン(40mL)の溶液を、2−アミノベンジルアルコール(5g,40.6mmol)と無水ピリジン(16mL,203mmol)を含む無水塩化メチレン(80mL)の撹拌溶液に滴下した。得られた混合物を室温で24時間撹拌し、1/3体積まで濃縮し、酢酸エチルで希釈した。有機液を1N水性塩酸、水、飽和水性重炭酸ナトリウム、および飽和水性塩化ナトリウムの溶液で2回連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。粗製残渣をシリカゲルパッドに通し、酢酸エチル/ヘキサンで洗浄し、黄色油状物を得た(6.1g,75%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.84(br s,1H),7.53(d,1H,J = 8.1 Hz),7.36-7.30(dt,1H,J = 1.5,7.8 Hz),7.25-7.21(dd,1H,J = 1.5,7.8 Hz),7.16-7.11(dt,1H,J = 1.2,7.5 Hz),4.77-4.75(d,2H,J = 5.1 Hz),3.04(s,3H),2.60(t,1H,J = 5.2 Hz)。
【0228】
調製20:N−(2−ホルミルフェニル)メタンスルホンアミド
【0229】
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、WO2008/073956A2に記載の方法に従って合成した。N−(2−(ヒドロキシメチル)フェニル)メタンスルホンアミド(3.44g,17.1mmol)を含む無水塩化メチレン(68mL)の溶液に、二酸化マンガン(85%Aldrich,17g)を添加し、混合物を周囲温度で一晩撹拌した。さらに二酸化マンガン(1.6g)を添加し、混合物を30℃で8時間撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、塩化メチレンで洗浄し、有機液を濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(40から60%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、白色固形物を得た(2.1g,62%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 10.59(br s,1H),9.91(s,1H),7.75-7.59(m,3H)7.28-7.23(t,1H,J = 7.5 Hz),3.12(s,3H)。
【0230】
調製21:1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[c][1,2]チアジン2,2−ジオキシド
【0231】
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、WO2008/073956A2に記載の方法に従って合成した。N−(2−ホルミルフェニル)メタンスルホンアミド(2.0g,10mmol)を含む無水アセトニトリル(45mL)の溶液に、炭酸セシウム(6.5g,20mmol)と4−メトキシベンジルクロリド(2.7mL,20mmol)を添加した。混合物を50℃まで加熱し、48時間撹拌し、酢酸エチルで希釈し、セライトに通して濾過し、濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(50から100%までの塩化メチレンを含むヘキサン)、生成物を得た(0.9g,31%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.40-7.32(m,2H),7.28-7.24(m,3H),7.16-7.11(m,2H),6.85-6.81(m,3H),5.15(s,2H),3.77(s,3H)。
【0232】
調製22:1H−ベンゾ[c][1,2]チアジン2,2−ジオキシド
【0233】
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
標題化合物を、WO2008/073956A2に記載の方法に従って合成した。1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[c][1,2]チアジン2,2−ジオキシド(0.9g,3mmol)を含む無水塩化メチレンの溶液に、トリフルオロ酢酸(18mL)を添加した。混合物を室温で5時間撹拌し、次いで減圧濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(25から70%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、白色固形物を得た(0.6g,72%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.43-7.38(m,2H),7.29(m,1H),7.20-7.14(dt,1H,J = 1.2,7.5 Hz),7.02-6.99(d,1H,J = 7.8 Hz),6.78-6.75(dd,1H,J = 2.4,10.5Hz)。
【0234】
調製23:3,4−ジヒドロ−1H−ベンゾ[c][1,2]チアジン2,2−ジオキシド
【0235】
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
1H−ベンゾ[c][1,2]チアジン2,2−ジオキシド(0.381g,2.1mmol)と10%のパラジウム担持炭素(0.05g)を含む無水メタノール(6mL)の溶液を水素充填バルーン下に置き、室温で17時間撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、濃縮し、白色固形物を得た(0.366g,95%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.25-7.16(m,2H),7.07-7.01(m,1H),6.76-6.73(d,1H,J = 8.4 Hz),3.51-3.46(t,2H,J = 6.8 Hz),3.34-3.29(br t,1H,J = 6.9 Hz)。
【0236】
調製24:N−(2−ブロモエチル)−4−クロロベンゼンスルホンアミド
【0237】
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
4−クロロベンゼンスルホニルクロリド(5.0g,23.7mmol)および2−ブロモエチルアミン臭化水素酸塩(5.4g,26.3mmol)を含む無水塩化メチレン(50mL)との撹拌混合物に0℃で、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(8.6mL,52.1mmol)をゆっくり添加し、混合物を0℃で1時間撹拌した。反応混合物を、逐次、水、2N水性塩酸、飽和水性炭酸ナトリウム、および飽和水性塩化ナトリウムで洗浄した。有機層を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮し、白色固形物を得た(7g,99%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.82(d,2H,J = 8.7 Hz),7.52(d,2H,J = 8.7 Hz),4.96(s,1H),3.50-3.30(m,4H)。
【0238】
調製25:6−クロロ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]チアジン1,1−ジオキシド
【0239】
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
冷却器とラバーセプタムを取り付けた二口フラスコに、N−(2−ブロモエチル)−4−クロロベンゼンスルホンアミド(2.80g,9.4mmol)と無水ベンゼン(50mL)を仕込んだ。反応槽を脱気し、アルゴンで再充填し、次いで還流加熱した。還流下で、水素化トリブチルスズ(5.05mL,18.8mmol)と2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)(0.77g,4.7mmol)を含む無水ベンゼン(25mL)の溶液を、シリンジポンプを用いて8時間にわたってゆっくり添加し、混合物をさらに12時間還流した。冷却した後、反応混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(0から40%までの酢酸エチルを含む塩化メチレン)、続いて分取用TLCによって精製し(ヘキサン中酢酸エチルが1:2)、純粋な生成物を白色泡状物として得た(0.085g,4%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.77(d,1H,J = 8.4 Hz),7.37(dd,1H,J = 8.1,2.1 Hz),7.26(s,1H),4.47(t,1H,J = 7.5 Hz),3.83(dt,2H,J = 7.5,6.0 Hz),3.00(t,2H,J = 6.0 Hz)。
【0240】
調製26:N−(フラン−2−イルメチル)−N−(オキシラン−2−イルメチル)メタンスルホンアミド
【0241】
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
水素化ナトリウム(60%の鉱油分散液,0.524g,13.1mmol)を分割して、N−(フラン−2−イルメチル)メタンスルホンアミド(2.0g,11.4mmol)を含む38mlの無水N,N−ジメチルホルムアミド(38mL)の0℃溶液に添加し、得られた混合物を室温まで昇温させ、1時間撹拌した。エピブロモヒドリン(1.2mL,14.3mmol)をゆっくり添加し、反応液を室温で3時間および70℃で16時間撹拌した。反応液を冷却し、酢酸エチルで希釈し、水で2回および飽和水性塩化ナトリウムの溶液で1回連続的に洗浄した。有機層を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、減圧濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(25から60%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、薄黄色液状物を得た(2.2g,84%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.40-7.39(m,1H),6.37-6.35(m,2H),4.64-4.50(br dd,2H,J = 25.8,16.5 Hz),3.61-3.55(m,1H),3.22-3.12(m,2H),2.82(s,3H),2.82-2.79(m,1H),2.62-2.60(m,1H).ESI(m/z):232.0(M+H)。
【0242】
調製27:N−(フラン−2−イルメチル)−N−(2−メチルアリル)メタンスルホンアミド
【0243】
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
水素化ナトリウム(60%の鉱油分散液,0.284g,7.1mmol)を分割して、N−(フラン−2−イルメチル)メタンスルホンアミド(1.0g,5.7mmol)を含む無水N,N−ジメチルホルムアミド(12mL)の撹拌溶液(これは外部氷浴によって0℃に維持した)に添加した。氷浴を除き、混合物を周囲温度で50分間撹拌した。3−ブロモ−2−メチルプロパン(1.15g,8.6mmol)を一気に添加し、得られた混合物を65℃で一晩撹拌した後、酢酸エチルで希釈した。有機層を水と飽和水性塩化ナトリウムの溶液で連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。粗製物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(0から50%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、透明な液状物を得た(1.24g,95%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.41-7.40(m,1H),6.38-6.34(m,1H),6.29-6.28(m,1H),5.03-5.00(m,2H),4.37(s,2H),3.73(s,2H),2.76(s,3H),1.77(s,3H)。
【0244】
調製28:N−(フラン−2−イルメチル)−N−((2−メチルオキシラン−2−イル)メチル)メタンスルホンアミド
【0245】
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
N−(フラン−2−イルメチル)−N−(2−メチルアリル)メタンスルホンアミド(1.0g,4.3mmol)を含む無水塩化メチレン(20mL)の撹拌溶液に、3−クロロ過安息香酸(70%,2.1g,8.6mmol)を添加した。混合物を周囲温度で2時間および40℃で18時間撹拌した。混合物を塩化メチレンで希釈し、飽和水性亜硫酸ナトリウム、飽和水性重炭酸ナトリウム、および飽和水性塩化ナトリウムの溶液で連続的に洗浄した。有機層を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(10から60%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、透明な油状物を得た(0.278g,26%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.40-7.35(dd,1H,J = 0.9,1.8 Hz),6.33-6.30(m,2H),4.52-4.51(m,2H),3.48-3.43(d,1H,J = 15 Hz),3.13-3.09(d,1H,J = 15 Hz),2.73-2.72(d,1H,J = 4.5 Hz),2.70(s,3H),2.62-2.61(d,1H,J = 4.5 Hz),1.35(s,3H)。
【0246】
調製29:1−(メチルスルホニル)ピロリジン−2−カルボン酸メチル
【0247】
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
メタンスルホニルクロリド(2.3mL,30mmol)を、D/L−プロリンメチルエステル塩酸塩(5.0g,30.2mmol)とトリエチルアミン(8.4mL,60mmol)を含む無水塩化メチレン(75mL)の撹拌溶液にゆっくり添加した。反応液を周囲温度で一晩撹拌し、次いで酢酸エチルで希釈した。有機層を水、1N水性塩酸で2回、飽和水性重炭酸ナトリウム、および飽和水性塩化ナトリウムの溶液で連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過した。この溶液を減圧濃縮し、所望の生成物を黄褐色の液状物として得た(4.45g,72%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 4.53-4.49(dd,1H,J = 8.7,3.6 Hz),3.75(s,3H),3.57-3.54(m,1H),3.52-3.42(m,1H),3.01(s,3H),2.32-2.22(m,1H),2.11-1.98(m,3H)。
【0248】
調製30:(1−(メチルスルホニル)ピロリジン−2−イル)メタノール
【0249】
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
1−(メチルスルホニル)ピロリジン−2−カルボン酸メチル(1.1g,4.6mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(10mL)を、水素化アルミニウムリチウム(0.259g,6.8mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(10mL)の撹拌懸濁液(外部氷浴で0℃に維持)にゆっくり添加した。15分後、氷浴を除き、反応液を周囲温度まで昇温させ、さらに1時間撹拌した。混合物を0℃まで冷却し、水(1mL)を滴下した後、15%水性水酸化ナトリウム(1mL)と水(3mL)を滴下した。混合物を室温で15分間撹拌した後、硫酸マグネシウムを添加し、さらに撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、エーテルで3回洗浄し、合わせた有機画分を減圧濃縮し、黄色油状物を得た(0.7g,77%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 3.78-3.57(m,3H),3.49-3.36(m,2H),2.87(s,3H),2.64(br s,1H),2.09-1.82(m,4H)。
【0250】
調製31:1−(メチルスルホニル)ピロリジン−2−カルバルデヒド
【0251】
【化40】
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デス・マーチンペルヨージナン(1.7g,4mmol)を、(1−(メチルスルホニル)ピロリジン−2−イル)メタノール(0.570g,3.18mmol)を含む無水塩化メチレン(20mL)の溶液に添加した。反応液を24時間撹拌し、二度目の一部のデス・マーチンペルヨージナン(1g,2.3mmol)を添加した。得られた懸濁液を24時間撹拌し、濾過し、濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(1から15%までの酢酸エチルを含む塩化メチレン)、白色のワックス状固形物を得た(0.44g,78%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 9.58(d,1H,J = 1.2 Hz),4.25-4.20(td,1H,J = 6.9,1.2 Hz),3.55-3.44(m,2H),2.97(s,3H),2.21-2.13(m,2H),2.05-1.90(m,2H)。
【0252】
調製32:1−(メチルスルホニル)−2−(オキシラン−2−イル)ピロリジン
【0253】
【化41】
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無水ジメチルスルホキシド(0.750mL)をトリメチルスルホキソニウムヨージド(0.187g,0.85mmol)と水素化ナトリウム(60%の鉱油分散液,0.034g,0.85mmol)に添加し、得られた懸濁液を1時間撹拌した。この撹拌溶液に1−(メチルスルホニル)ピロリジン−2−カルバルデヒド(0.100g,0.56mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(1mL)を添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。飽和水性塩化ナトリウム(3mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機部分を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、減圧濃縮し、粗製生成物を含むジメチルスルホキシド溶液(0.473g)を得、これを直接、次の工程で使用した。
【0254】
調製33:1−(メチルスルホニル)ピペリジン−2−カルボン酸エチル
【0255】
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
メタンスルホニルクロリド(4.0g,35mmol)を、ピペコリン酸エチル、(5.5g,35mmol)およびトリエチルアミン(4.9mL,35mmol)を含む無水塩化メチレン(88mL)の撹拌溶液にゆっくり添加した。反応液を周囲温度で一晩撹拌し、次いで酢酸エチルで希釈した。有機層を水、1N水性塩酸で2回、飽和水性重炭酸ナトリウム、および飽和水性塩化ナトリウムの溶液で連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過した。この溶液を減圧濃縮し、所望の生成物を黄褐色の液状物として得た(6.9g,84%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 4.72-4.71(br d,1H,J = 3.6 Hz),4.24-4.16(qd,2H,J = 6.9,2.6 Hz),3.74-3.68(m,1H),3.22-3.13(td,1H,J = 12.3,3.0 Hz),2.93(s,3H),2.31-2.25(m,1H),1.83-1.51(m,5H),1.32-1.27(td,3H,J = 7.0,0.6 Hz),3.52-3.42(m,1H),3.01(s,3H),2.32-2.22(m,1H),2.11-1.98(m,3H).ESI(m/z):235.9(M+H)。
【0256】
調製34:(1−(メチルスルホニル)ピペリジン−2−イル)メタノール
【0257】
【化43】
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1−(メチルスルホニル)ピペリジン−2−カルボン酸エチル(6.9g,29.3mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(40mL)を、水素化アルミニウムリチウム(1.5g,40mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(80mL)の撹拌懸濁液(外部氷浴で0℃に維持)にゆっくり添加した。15分後、氷浴を除き、反応液を周囲温度まで昇温させ、さらに4.5時間撹拌した。混合物を0℃まで冷却し、水(1.5mL)を滴下した後、水性水酸化ナトリウム(1.5mL)と水(4.5mL)を滴下した。混合物を室温で15分間撹拌した後、硫酸マグネシウムを添加し、さらに撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、エーテルで3回洗浄し、合わせた有機画分を減圧濃縮した。粗製残渣をシリカゲルパッドに通し、酢酸エチルで洗浄し、所望の生成物を透明な液状物として得た(4.9g,87%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 4.06-4.03(m,1H),3.96-3.92(dd,1H,J = 11.1,9.3 Hz),3.73-3.68(br d,1H,J = 14.1 Hz),3.61-3.56(dd,1H,J = 11.1,4.8 Hz),3.12-3.03(br t,1H,J = 12.1 Hz),2.96(s,3H),2.17(br s,1H),1.74-1.47(m,6H)。
【0258】
調製35:1−(メチルスルホニル)ピペリジン−2−カルバルデヒド
【0259】
【化44】
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デス・マーチンペルヨージナン(21g,50mmol)を、(1−(メチルスルホニル)ピペリジン−2−イル)メタノール(4.9g,25.4mmol)を含む無水塩化メチレン(125mL)の溶液に添加した。反応液を24時間撹拌し、濾過し、真空濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(25から75%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、白色のワックス状固形物を得た(1.1g,24%収率)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 9.56(s,1H),4.61-4.58(br d,1H,J = 6.3 Hz),3.75-3.68(m,1H),3.13-3.04(td,1H,J = 12.0,3.2 Hz),2.97(s,3H),2.33-2.22(m,1H),1.89-1.55(m,4H),1.27-1.21(m,1H)。
【0260】
調製36:1−(メチルスルホニル)−2−ビニルピペリジン
【0261】
【化45】
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n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5N,1.96mL,4.92mmol)を、トリフェニルホスホニウムブロミド(1.76g,4.92mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(10mL)の冷懸濁液(これは外部冷浴で−78℃に維持した)に添加した。混合物を0℃まで昇温させ、1時間撹拌し、次いで−78℃まで冷却した。1−(メチルスルホニル)ピペリジン−2−カルバルデヒド(0.626g,3.28mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(5mL)を添加した。得られた混合物を−78℃で10分間撹拌し、次いで0℃まで昇温させ、3時間撹拌した。飽和水性塩化ナトリウム(10mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機部分を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、減圧濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(25から70%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、透明な油状物を得た(0.369g,60%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 6.08-5.97(m,1H),5.33-5.26(m,2H),4.52(br s,1H),3.69-3.63(m,1H),3.05-3.00(m,1H),2.81(s,3H),1.86-1.55(m,6H)。
【0262】
調製37:1−(メチルスルホニル)−2−(オキシラン−2−イル)ピペリジン
【0263】
【化46】
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1−(メチルスルホニル)−2−ビニルピペリジン(0.369g,2.0mmol)を含む無水塩化メチレン(10mL)の溶液に、精製3−クロロ過安息香酸(100%,1.0g,6mmol)を添加した。反応液を室温で65時間撹拌した。反応混合物を濾過し、飽和水性亜硫酸ナトリウムを添加し、二相溶液を5分間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、有機層を飽和水性重炭酸ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムの溶液で連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。粗製生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(30から60%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、白色の半固形物を得た(0.128g,31%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 3.78-3.74(br d,1H,J = 13.2 Hz),3.66-3.61(m,1H),3.37-3.32(m,1H),3.24-3.15(m,1H),2.98(s,3H),2.88-2.85(dd,1H,J = 4.8,4.2 Hz),2.68-2.66(dd,1H,J = 4.8,2.6 Hz),1.81-1.60(m,6H).ESI(m/z):205.9(M+H)。
【0264】
調製38:2−クロロ−4−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)アニリン
【0265】
【化47】
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丸底フラスコに、1−ブロモ−4−フルオロベンゼン(6.011g,34.4mmol)、2−クロロ−4−フルオロアニリン(5.000g,34.3mmol)、キサントホス(0.795g,1.4mmol)、無水トルエン(200mL)、およびナトリウムtert−ブトキシド(4.952g,51.5mmol)を仕込んだ。混合物を脱気し、窒素を充填し、次いで、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.944g,1.0mmol)を添加し、反応液を窒素下で100℃にて16時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物をセライトに通して濾過し、濾過ケークを塩化メチレンで洗浄した。濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から20%までの酢酸エチル/ヘキサン)、黄色っぽい油状物を得た(5.63g,68%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.14(dd,1H,J = 8.4,3.0 Hz),7.12-6.98(m,5H),6.88(td,1H,J = 8.7,3.0 Hz),5.80(br s,1H)。
【0266】
調製39:3,6−ジフルオロ−9H−カルバゾール
【0267】
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
反応チューブに、ナトリウムtert−ブトキシド(7.218g,75.1mmol)、2−クロロ−4−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)アニリン(3.600g,15.0mmol)、トリ−tert−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート(0.305g,1.1mmol)、二酢酸パラジウム(0.169g,0.8mmol)および無水1,4−ジオキサン(80mL)を仕込んだ。このチューブを窒素下で密封し、油浴中で110℃にて20時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物を2M水性塩酸(90mL)で処理し、塩化メチレン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した(20から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)。固形物をヘキサンですすぎ洗浄し、乾燥させ、純粋な該化合物を白色粉末として得た(1.1g,36%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.99(br s,1H),7.67(dd,2H,J = 8.7,2.4 Hz),7.36(dd,2H,J = 8.7,4.2 Hz),7.19(td,2H,J = 9.0,2.4 Hz)。
【0268】
調製40:3,6−ジフルオロ−9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール
【0269】
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
3,6−ジフルオロ−9H−カルバゾール(0.500g,2.5mmol)を含むN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の撹拌溶液に0℃で、85%水酸化カリウム(0.195g,3.0mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。エピブロモヒドリン(0.407mL,4.9mmol)を添加し、混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を白色固形物として得た(0.575g,90%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.69(dd,2H,J = 8.7,2.7 Hz),7.39(dd,2H,J = 9.0,3.9 Hz),7.24(td,2H,J = 9.0,2.7 Hz),4.68(dd,1H,J = 15.9,3.0 Hz),4.33(dd,1H,J = 15.9,5.1 Hz),3.35(m,1H),2.84(t,1H,J = 4.5 Hz),2.55(dd,1H,J = 4.8,2.4 Hz)。
【0270】
調製41:4,4’−ジフルオロ−2−ニトロ−1,1’−ビフェニル
【0271】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
マイクロ波反応槽に、2−クロロ−5−フルオロニトロベンゼン(0.878g,5.0mmol)、4−フルオロフェニルボロン酸(0.770g,5.5mmol)、炭酸ナトリウム(1.590g,15.0mmol)、二酢酸パラジウム(0.045g,0.2mmol)、テトラブチルアンモニウムブロミド(1.612g,5.0mmol)を含む水(10mL)とを仕込んだ。混合物をマイクロ波反応器内で165℃まで10分間加熱した。反応液を室温まで冷却し、ジエチルエーテルと0.1N水性水酸化ナトリウムに注入した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から30%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を黄色固形物として得た(0.61g,52%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.61(dd,1H,J = 8.1,2.7 Hz),7.44-7.30(m,2H),7.30-7.21(m,2H),7.16-7.07(m,2H)。
【0272】
調製42:2,7−ジフルオロ−9H−カルバゾール
【0273】
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
4,4’−ジフルオロ−2−ニトロ−1,1’−ビフェニル(0.580g,2.5mmol)とトリフェニルホスフィン(1.617g,6.2mmol)を含む無水1,2−ジクロロベンゼン(5mL)の溶液を、マイクロ波反応器内で175℃まで4時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、高真空下で濃縮して黒色残渣にした。この粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(5から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、生成物を淡褐色粉末として得た(0.41g,82%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 8.10(br s,1H),7.93(dd,2H,J = 8.7,5.4 Hz),7.11(dd,2H,J = 9.3,2.4 Hz),6.99(ddd,2H,J = 9.6,9.0,2.4 Hz)。
【0274】
調製43:2,7−ジフルオロ−9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール
【0275】
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
2,7−ジフルオロ−9H−カルバゾール(0.400g,2.0mmol)を含むN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の撹拌溶液に0℃で、85%水酸化カリウム(0.156g,2.4mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。エピブロモヒドリン(0.326mL,3.9mmol)を添加し、混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を白色固形物として得た(0.47g,92%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.93(dd,2H,J = 8.4,5.4 Hz),7.14(dd,2H,J = 9.9,2.4 Hz),6.99(td,2H,J = 9.0,2.4 Hz),4.60(dd,1H,J = 15.9,2.7 Hz),4.25(dd,1H,J = 15.9,5.1 Hz),3.35(m,1H),2.86(t,1H,J = 4.5 Hz),2.57(dd,1H,J = 4.8,2.7 Hz)。
【0276】
調製44:2,4’−ジフルオロ−6−ニトロ−1,1’−ビフェニル
【0277】
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
マイクロ波反応槽に、2−クロロ−3−フルオロニトロベンゼン(1.500g,8.5mmol)、4−フルオロフェニルボロン酸(1.315g,9.4mmol)、炭酸ナトリウム(2.717g,25.6mmol)、二酢酸パラジウム(0.077g,0.3mmol)、テトラブチルアンモニウムブロミド(2.755g,8.5mmol)を含む水(10mL)と1,4−ジオキサン(1mL)を仕込んだ。混合物をマイクロ波反応器内で100℃まで1時間加熱した。反応液を室温まで冷却し、ジエチルエーテルと0.1N水性水酸化ナトリウムに注入した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から30%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を黄色固形物として得た(1.15g,57%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.70(dt,1H,J = 8.4,1.5 Hz),7.51(td,1H,J = 8.4,5.4 Hz),7.41(td,1H,J = 8.4,1.2 Hz),7.35-7.26(m,2H),7.22-7.11(m,2H)。
【0278】
調製45:2,5−ジフルオロ−9H−カルバゾール
【0279】
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
2,4’−ジフルオロ−6−ニトロ−1,1’−ビフェニル(1.100g,4.7mmol)とトリフェニルホスフィン(3.067g,11.7mmol)を含む無水1,2−ジクロロベンゼン(2mL)の溶液を、マイクロ波反応器内で175℃まで4時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、真空濃縮した。次いで、粗製残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(5から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、生成物を白色固形物として得た(0.84g,88%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 8.17(br s,1H),8.12(dd,1H,J = 8.7,5.1 Hz),7.33(td,1H,J = 8.1,5.1 Hz),7.20(d,1H,J = 8.1 Hz),7.12(dd,1H,J = 9.3,2.4 Hz),7.02(td,1H,J = 9.3,2.4 Hz),6.93(dd,1H,J = 9.6,7.8 Hz)。
【0280】
調製46:2,5−ジフルオロ−9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール
【0281】
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
2,5−ジフルオロ−9H−カルバゾール(0.530g,2.6mmol)を含むN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の撹拌溶液に0℃で、85%水酸化カリウム(0.207g,3.1mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。エピブロモヒドリン(0.432mL,5.2mmol)を添加し、混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を白色固形物として得た(0.59g,87%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.13(dd,1H,J = 8.7,5.7 Hz),7.38(td,1H,J = 8.1,5.4 Hz),7.23(d,1H,J = 8.4 Hz),7.15(dd,1H,J = 9.6,2.1 Hz),7.03(ddd,1H,J = 9.6,9.0,2.4 Hz),6.95(ddd,1H,J = 9.9,8.1,0.6 Hz),4.64(dd,1H,J = 15.9,3.0 Hz),4.31(dd,1H,J = 15.9,5.1 Hz),3.36(m,1H),2.85(t,1H,J = 4.5 Hz),2.57(dd,1H,J = 4.5,2.4 Hz)。
【0282】
調製47:2−クロロ−5−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)アニリン
【0283】
【化56】
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丸底フラスコに、1−ブロモ−4−フルオロベンゼン(4.809g,27.5mmol)、2−クロロ−5−フルオロアニリン(4.000g,27.5mmol)、キサントホス(0.636g,1.1mmol)、無水トルエン(100mL)、およびナトリウムtert−ブトキシド(3.961g,41.2mmol)を仕込んだ。混合物を脱気し、アルゴンを充填し、次いで、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.755g,0.8mmol)を添加し、反応液をアルゴン下で110℃にて5時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を水で処理し、ジエチルエーテルで抽出した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸マグネシウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から20%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を無色の油状物として得た(5.75g,87%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.27(dd,1H,J = 9.0,5.4 Hz),7.23-7.03(m,4H),6.71(dd,1H,J = 10.8,2.4 Hz),6.47(td,1H,J = 8.1,3.0 Hz),6.09(br s,1H)。
【0284】
調製48:2,6−ジフルオロ−9H−カルバゾール
【0285】
【化57】
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ナトリウムtert−ブトキシド(11.429g,118.9mmol)、2−クロロ−5−フルオロ−N−(4−フルオロフェニル)アニリン(5.700g,23.8mmol)および無水1,4−ジオキサン(120mL)の混合物を脱気し、アルゴンで再充填した。トリ−tert−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート(0.483g,1.7mmol)と二酢酸パラジウム(0.267g,1.2mmol)を添加し、混合物を油浴中で110℃にて20時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を2M水性塩酸(90mL)で処理し、塩化メチレン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した(20から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)。固形物をヘキサンですすぎ洗浄し、乾燥させ、純粋な該化合物を白色粉末として得た(0.80g,17%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.05(br s,1H),7.94(dd,1H,J = 8.7,5.7 Hz),7.67(dd,1H,J = 8.7,2.7 Hz),7.35(dd,1H,J = 9.0,4.5 Hz),7.14(td,1H,J = 9.0,2.7 Hz),7.11(dd,1H,J = 9.3,2.4 Hz),6.98(ddd,1H,J = 9.3,8.4,2.4 Hz)。
【0286】
調製49:2,6−ジフルオロ−9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール
【0287】
【化58】
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2,6−ジフルオロ−9H−カルバゾール(0.460g,2.3mmol)を含むN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の撹拌溶液に0℃で、85%水酸化カリウム(0.179g,2.7mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。エピブロモヒドリン(0.375mL,4.5mmol)を添加し、混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を白色固形物として得た(0.55g,94%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.95(dd,1H,J = 8.7,5.7 Hz),7.68(dd,1H,J = 8.7,2.7 Hz),7.38(dd,1H,J = 8.7,4.2 Hz),7.20(td,1H,J = 9.0,2.7 Hz),7.13(dd,1H,J = 9.9,2.1 Hz),6.98(ddd,1H,J = 9.6,9.0,2.4 Hz),4.64(dd,1H,J = 15.9,2.7 Hz),4.29(dd,1H,J = 15.9,5.1 Hz),3.35(m,1H),2.85(t,1H,J = 4.5 Hz),2.56(dd,1H,J = 4.8,2.4 Hz)。
【0288】
調製50:2,2’−ジフルオロ−6−ニトロ−1,1’−ビフェニル
【0289】
【化59】
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2−ブロモ−3−フルオロニトロベンゼン(1.500g,6.8mmol)、2−フルオロフェニルボロン酸(1.145g,8.2mmol)、N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)および2.0M水性炭酸カリウム(10mL)の溶液にアルゴン下で、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.394g,0.3mmol)を添加した。混合物を110℃で16時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から30%までの塩化メチレン/ヘキサン)、薄黄色固形物を得た(0.780g,49%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.86(dt,1H,J = 7.8,1.2 Hz),7.56(td,1H,J = 8.1,5.7 Hz),7.52-7.40(m,2H),7.35-7.15(m,3H)。
【0290】
調製51:4,5−ジフルオロ−9H−カルバゾール
【0291】
【化60】
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2,2’−ジフルオロ−6−ニトロ−1,1’−ビフェニル(0.740g,3.1mmol)とトリフェニルホスフィン(2.063g,7.9mmol)を含む無水1,2−ジクロロベンゼン(1.5mL)の溶液を、マイクロ波反応器内で175℃まで3時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(5から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、生成物を白色固形物として得た(0.28g,44%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 8.26(br s,1H),7.39(tt,2H,J = 8.1,2.4 Hz),7.22(d,2H,J = 8.1 Hz),6.97(dt,2H,J = 8.1,5.1 Hz)。
【0292】
調製52:4,5−ジフルオロ−9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール
【0293】
【化61】
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4,5−ジフルオロ−9H−カルバゾール(0.270g,1.3mmol)を含むN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の撹拌溶液に0℃で、85%水酸化カリウム(0.105g,1.6mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。エピブロモヒドリン(0.220mL,2.7mmol)を添加し、混合物を室温までゆっくり昇温させ、4時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を白色固形物として得た(0.315g,91%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.45(tt,2H,J = 8.1,2.4 Hz),7.25(d,2H,J = 8.1 Hz),6.99(dt,2H,J = 9.9,4.2 Hz),4.68(dd,1H,J = 15.9,3.0 Hz),4.38(dd,1H,J = 15.9,5.1 Hz),3.37(m,1H),2.85(t,1H,J = 4.5 Hz),2.57(dd,1H,J = 4.5,2.4 Hz)。
【0294】
調製53:2’,5−ジフルオロ−2−ニトロ−1,1’−ビフェニル
【0295】
【化62】
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2−ブロモ−4−フルオロニトロベンゼン(1.500g,6.8mmol)、2−フルオロフェニルボロン酸(1.145g,8.2mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド(50mL)および2.0M水性炭酸カリウム(10mL)の溶液にアルゴン下で、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.394g,0.3mmol)を添加した。混合物を110℃で6時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物を酢酸エチル(100mL)と水に分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から30%までの塩化メチレン/ヘキサン)、淡黄色油状物を得た(1.5g,94%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.12(dd,1H,J = 9.0,5.1 Hz),7.44(m,1H),7.34(td,1H,J = 7.5,2.1 Hz),7.31-7.10(m,4H)。
【0296】
調製54:3,5−ジフルオロ−9H−カルバゾール
【0297】
【化63】
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2’,5−ジフルオロ−2−ニトロ−1,1’−ビフェニル(1.400g,6.0mmol)とトリフェニルホスフィン(3.903g,14.9mmol)を含む無水1,2−ジクロロベンゼン(5mL)の溶液を、マイクロ波反応器内で175℃まで4時間加熱した。混合物を室温まで冷却し、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(5から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、生成物を淡褐色固形物として得た(0.62g,51%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 8.12(br s,1H),7.87(dd,1H,J = 9.0,2.4 Hz),7.41-7.31(m,2H),7.24-7.15(m,2H),6.91(dd,1H,J = 10.2,8.1 Hz)。
【0298】
調製55:3,5−ジフルオロ−9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール
【0299】
【化64】
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3,5−ジフルオロ−9H−カルバゾール(0.300g,1.5mmol)を含むN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)の撹拌溶液に0℃で、85%水酸化カリウム(0.117g,1.8mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。エピブロモヒドリン(0.244mL,3.0mmol)を添加し、混合物を室温までゆっくり昇温させ、4時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物をオフホワイト色の固形物として得た(0.36g,94%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.88(dd,1H,J = 8.7,2.7 Hz),7.46-7.36(m,2H),7.29-7.20(m,2H),6.92(dd,1H,J = 9.9,7.8 Hz),4.68(dd,1H,J = 15.9,3.0 Hz),4.35(dd,1H,J = 15.9,5.1 Hz),3.36(m,1H),2.85(t,1H,J = 4.5 Hz),2.56(dd,1H,J = 4.5,2.7 Hz)。
【0300】
調製56:6−メチル−1,2−チアジナン1,1−ジオキシド
【0301】
【化65】
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3−クロロプロピルアミン塩酸塩(3.000g,23.1mmol)を含む無水アセトニトリル(acetontrile)(60mL)とトリエチルアミン(7.056mL,50.8mmol)の撹拌溶液に0℃で、エタンスルホニルクロリド(2.967g,23.1mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。トリエチルアミン塩酸塩を濾過によって取り出し、濾過ケークをテトラヒドロフランで洗浄した。濾液を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解させ、飽和水性重炭酸ナトリウムと飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、ハロスルホンアミド中間体(4.35g)を得、これを無水テトラヒドロフラン(60mL)に溶解させ、−30℃まで冷却した。ジイソプロピルアミン(0.584g,5.8mmol)および1,10−フェナントロリン(0.010g)の添加後、n−BuLiのヘキサン溶液(50mmol,2.5M)を滴下漏斗から、内部温度範囲を−30℃〜−10℃に維持しながら30分間にわたってゆっくり添加した。得られた溶液を0℃まで2時間にわたってゆっくり昇温させた。0℃でさらに2時間後、反応液を2N水性塩酸(pHを5に調整)の添加によってクエンチした。飽和水性塩化ナトリウムの添加後、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸マグネシウム)、濾過し、濃縮し、生成物を黄色油状物として得た(2.73g,79%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.20(br s,1H),3.54-3.28(m,2H),3.06(m,1H),2.13(m,1H),1.98(m,1H),1.77(m,1H),1.65(m,1H),1.41(d,3H,J = 6.6 Hz)。
【0302】
調製57:ブタ−3−エン−1−スルホンアミド
【0303】
【化66】
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4−ブロモ−1−ブテン(3.000g,22.2mmol)および亜硫酸ナトリウム(3.356g,26.6mmol)を含む水(15mL)との混合物を還流下で16時間加熱した。室温まで冷却した後、この水性液をジエチルエーテルで洗浄し、真空濃縮し、白色粉末を得、これを100℃で真空乾燥させ、粗製ブタ−3−エン−1−スルホン酸と塩の混合物(約6.2g)を得、次いで、これをオキシ塩化リン(20.7mL,222.2mmol)で処理した。混合物を130℃で6時間加熱し、次いで濃縮した。残渣をアセトニトリル(50mL)で処理し、アンモニアガスを0℃でゆっくり導入した。混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで水で希釈し、酢酸エチル(100mL)で抽出した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、黄色油状物を得た(2.1g,70%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 5.85(m,1H),5.19(d,1H,J = 17.4 Hz),5.15(d,1H,J = 9.9 Hz),4.69(br s,2H),3.24(t,2H,J = 7.5 Hz),2.65(q,2H,J = 7.5 Hz)。
【0304】
調製58:2−チア−1−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン2,2−ジオキシド
【0305】
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
ブタ−3−エン−1−スルホンアミド(1.300g,9.6mmol)、ヨードソベンゼンジアセテート(3.252g,10.1mmol)、酸化アルミニウム(1.030g,10.1mmol)および塩化メチレン(50mL)の混合物にアルゴン下、室温で酢酸ロジウム(II)(0.80g)を添加した。得られた懸濁液を40℃で5時間、激しく撹拌した。混合物をセライトパッドに通して濾過し、濾過ケークを塩化メチレンで洗浄した。濾液をエバポレートし、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から100%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固形物として得た(0.61g,48%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 3.21(m,1H),3.15(dt,1H,J = 13.2,4.5 Hz),2.82(m,1H),2.72-2.62(m,2H),2.49(dd,1H,J = 5.1,2.4 Hz),2.31(dd,1H,J = 4.5,3.0 Hz)。
【0306】
調製59:4−メトキシ−1,2−チアジナン1,1−ジオキシド
【0307】
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
2−チア−1−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン2,2−ジオキシド(0.600g,4.5mmol)、p−トルエンスルホン酸水和物(0.086g,0.5mmol)およびメタノール(50mL)の混合物を室温で3日間撹拌した。反応液を濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から100%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固形物として得た(0.56g,75%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.43(br s,1H),3.65-3.40(m,2H),3.40(s,3H),3.36-3.23(m,2H),3.08(dt,1H,J = 13.5,3.9 Hz),2.50-2.23(m,2H)。
【0308】
調製60:9−(2−メチルブタ−3−イン−2−イル)−9H−カルバゾール
【0309】
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
カルバゾール(2.500g,15.0mmol)を含む無水N,N−ジメチルホルムアミド(30mL)の撹拌溶液に0℃で、鉱油中60%の水素化ナトリウム(0.718g,17.9mmol)を添加し、混合物を0℃で1時間撹拌した。3−クロロ−3−メチル−1−ブチン(2.300g,22.4mmol)を添加し、反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から70%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を淡褐色固形物として得た(1.7g,49%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.10(d,2H,J = 7.5 Hz),8.04(d,2H,J = 8.7 Hz),7.41(td,2H,J = 8.1,1.5 Hz),7.24(t,2H,J = 7.5 Hz),2.67(s,1H),2.28(s,6H)。
【0310】
調製61:9−(2−メチルブタ−3−エン−2−イル)−9H−カルバゾール
【0311】
【化70】
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9−(2−メチルブタ−3−イン−2−イル)−9H−カルバゾール(1.600g,6.9mmol)、キノリン(0.810mL,6.9mmol)、ベンゼン(70.0mL)および5%のパラジウム担持硫酸バリウム(0.190g)の混合物を水素雰囲気下で室温にて撹拌した。所望量の水素が消費されたら(約45分間)、反応を止め、セライトに通して濾過し、濾液を真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から20%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を無色の油状物として得た(1.55g,96%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.10(d,2H,J = 7.5 Hz),7.81(d,2H,J = 8.4 Hz),7.35(t,2H,J = 8.1 Hz),7.21(t,2H,J = 7.5 Hz),6.41(dd,1H,J = 17.7,10.5 Hz),5.32-5.20(m,2H),2.06(s,6H)。
【0312】
調製62:3−(9H−カルバゾール−9−イル)−3−メチルブタン−1,2−ジオール
【0313】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
9−(2−メチルブタ−3−エン−2−イル)−9H−カルバゾール(0.400g,1.7mmol)と4−メチルモルホリンN−オキシド(0.398g,3.4mmol)を含むアセトニトリル(10mL)と水(3mL)の撹拌溶液に、4%の四酸化オスミウム溶液(0.540mL,0.1mmol)を添加した。混合物を室温で48時間撹拌した。反応液を濃縮し、残渣を酢酸エチルと水に分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、黄色固形物を得た(0.43g,94%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.10(d,2H,J = 7.5 Hz),7.84(d,2H,J = 8.4 Hz),7.37(t,2H,J = 7.5 Hz),7.23(t,2H,J = 7.5 Hz),4.84(m,1H),3.80-3.50(m,2H),2.30(br s,1H),2.11(s,3H),2.05(s,3H),1.82(br s,1H).ESI m/z:269.8(M+H)。
【0314】
調製63:9−(2−(オキシラン−2−イル)プロパン−2−イル)−9H−カルバゾール
【0315】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
3−(9H−カルバゾール−9−イル)−3−メチルブタン−1,2−ジオール(0.430g,1.6mmol)を含むピリジン(5.0mL,61.8mmol)と塩化メチレン(5mL)の撹拌溶液に0℃で、p−トルエンスルホニルクロリド(0.609g,3.2mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温まで昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解させた。有機相を飽和水性塩化ナトリウム、1N水性塩酸、次いで飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、粗製トシレートを得た(0.650g)。この粗製トシレート(0.650g,1.5mmol)とメタノール(20mL)との撹拌混合物に0℃で、炭酸カリウム(0.255g,1.8mmol)を添加した。得られた混合物を0℃で2時間撹拌し、次いで室温までゆっくり昇温させた。混合物を濃縮し、残渣を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を白色固形物として得た(0.295g,76%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.10(d,2H,J = 7.5 Hz),7.91(d,2H,J = 8.7 Hz),7.39(t,2H,J = 7.5 Hz),7.23(t,2H,J = 7.5 Hz),3.66(m,1H),3.09(t,1H,J = 4.2 Hz),2.98(m,1H),1.96(s,3H),1.86(s,3H)。
【0316】
調製64:2−(2−メチルブタ−3−イン−2−イル)−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0317】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
1,3−プロパンスルタム(2.000g,16.5mmol)を含む無水N,N−ジメチルホルムアミド(30mL)の撹拌溶液に0℃で、鉱油中60%の水素化ナトリウム(1.981g,49.5mmol)を添加し、混合物を0℃で1時間撹拌した。3−クロロ−3−メチル−1−ブチン(2.300g,22.4mmol)を添加し、反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。反応液を水で注意深くクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から70%までの酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物を黄色油状物として得た(1.35g,44%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 3.52(t,2H,J = 6.6 Hz),3.23(t,2H,J = 7.5 Hz),2.46(s,1H),2.42-2.28(m,2H),1.74(s,6H)。
【0318】
調製65:2−(2−メチルブタ−3−エン−2−イル)−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0319】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2−メチルブタ−3−イン−2−イル)−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(1.350g,7.2mmol)、キノリン(0.852mL,7.2mmol)、ベンゼン(70.0mL)および5%のパラジウム担持硫酸バリウム(0.20g)の混合物を水素雰囲気下で室温にて撹拌した。所望量の水素が消費されたら(約1時間)、反応を止め、セライトに通して濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から70%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を、約40%のキノリンを含有する黄色っぽい油状物として得た(2.22g)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 6.04(dd,1H,J = 17.4,10.5 Hz),5.16(d,1H,J = 17.4 Hz),5.15(d,1H,J = 10.8 Hz),3.29(t,2H,J = 6.6 Hz),3.21(t,2H,J = 7.5 Hz),2.35-2.20(m,2H),1.56(s,6H)。
【0320】
調製66:2−(2−(オキシラン−2−イル)プロパン−2−イル)−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0321】
【化75】
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60%の2−(2−メチルブタ−3−エン−2−イル)イソチアゾリジン1,1−ジオキシド(1.0g,3.2mmol)、4−メチルモルホリンN−オキシド(0.743g,6.3mmol)を含むアセトニトリル(10mL)と水(3mL)の撹拌溶液に、4%の四酸化オスミウム溶液(1.007mL,0.2mmol)を添加した。混合物を室温で48時間撹拌した。反応液を濃縮し、残渣を酢酸エチルと水に分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、粗製ジオールを得た。2−(3,4−ジヒドロキシ−2−メチルブタン−2−イル)−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(0.065g,0.3mmol)を含むピリジン(1.0mL,12.4mmol)と塩化メチレン(2mL)の撹拌溶液に0℃で、p−トルエンスルホニルクロリド(0.111g,0.6mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温まで昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解させた。有機相を飽和水性塩化ナトリウム、1N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、粗製トシレートを得た(0.040g)。この粗製トシレート(0.040g,0.1mmol)とメタノール(5mL)との撹拌混合物に0℃で、炭酸カリウム(0.048g,0.3mmol)を添加し、混合物を0℃で2時間撹拌し、次いで室温までゆっくり昇温させ、混合物を濃縮し、残渣を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、粗製エポキシド(0.02g)を得、これをさらに精製せずに使用した。
【0322】
調製67:3,6−ジフルオロ−9−((2−メチルオキシラン−2−イル)メチル)−9H−カルバゾール
【0323】
【化76】
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3,6−ジフルオロ−9H−カルバゾール(2.0g,9.8mmol)を含むN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)の撹拌溶液に0℃で、85%水酸化カリウム(0.780g,11.8mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。2−(クロロメチル)−2−メチルオキシラン(2.098g,19.7mmol)を添加し、混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルに分配した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から50%までの塩化メチレン/ヘキサン)、所望の生成物を白色固形物として得た(1.7g,63%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.68(dd,2H,J = 8.4,2.4 Hz),7.41(dd,2H,J = 9.0,4.2 Hz),7.23(td,2H,J = 9.0,2.4 Hz),4.62および4.22(AB,2H,J = 15.6 Hz),2.71 & 2.66(AB,2H,J = 4.5 Hz),1.33(s,3H)。
【0324】
調製68:N−イソプロピルメタンスルホンアミド
【0325】
【化77】
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2−アミノプロパン(1.200g,20.3mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.355mL,20.3mmol)およびピリジン(1.642mL,20.3mmol)を含む塩化メチレン(30mL)の撹拌溶液に0℃で、メタンスルホニルクロリド(1.571mL,20.3mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から80%までの酢酸エチル/ヘキサン)、低融点固形物の生成物を得た(2.7g,97%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.25(br s,1H),3.67(m,1H),2.99(s,3H),1.27(d,6H,J = 6.6 Hz)。
【0326】
調製69:N−シクロプロピルメタンスルホンアミド
【0327】
【化78】
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シクロプロピルアミン(1.200g,21.0mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.474mL,21.0mmol)およびピリジン(1.700mL,21.0mmol)を含む塩化メチレン(30mL)の撹拌溶液に0℃で、メタンスルホニルクロリド(1.627mL,21.0mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から80%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を低融点固形物として得た(2.7g,95%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.86(br s,1H),3.02(s,3H),2.60(m,1H),0.85-0.65(m,4H)。
【0328】
調製70:N−シクロブチルメタンスルホンアミド
【0329】
【化79】
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シクロブチルアミン(0.400g,5.6mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.930mL,5.6mmol)およびピリジン(0.455mL,5.6mmol)を含む塩化メチレン(10mL)の撹拌溶液に0℃で、メタンスルホニルクロリド(0.435mL,5.6mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から80%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を低融点固形物として得た(0.82g,98%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.62(br s,1H),3.94(m,1H),2.94(s,3H),2.50-2.30(m,2H),2.10-1.85(m,2H),1.85-1.60(m,2H)。
【0330】
調製71:2−(2,4−ジメトキシベンジル)−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0331】
【化80】
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1,1−(アゾジカルボニル)ジピペリジン(1.874g,7.4mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(10mL)の溶液を、1,3−プロパンスルタム(0.6g,4.95mmol)、トリフェニルホスフィン(1.95g,7.4mmol)および2,4−ジメトキシベンジルアルコール(1.0g,6.2mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(20mL)の0℃溶液に滴下した。得られた溶液を0℃で3時間撹拌し、室温まで昇温させ、さらに16時間撹拌した。この溶液を減圧濃縮し、酢酸エチル/ヘキサン中に懸濁させて白色固形物を析出させた。この固形物を濾過によって除去し、濾液をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(25から70%までの酢酸エチル/ヘキサン)、薄黄色油状物を得た(0.505g)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.31-7.28(dd,1H,J = 0.6,7.8 Hz),6.49-6.44(m,2H),4.17(s,2H),3.81(s,3H),3.80(s,3H),3.19-3.13(m,4H),2.32-2.23(m,2H)。
【0332】
調製72:2−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−フルオロ−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0333】
【化81】
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2−(2,4−ジメトキシベンジル)−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(4.0g,14.7mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(200mL)の溶液に、窒素雰囲気および−78℃までの冷却下で、n−ブチルリチウム(11.5mL,ヘキサン中2.5N)をゆっくり添加し、得られた溶液を1.5時間撹拌した。N−フルオロベンゼンスルホンイミド(10.5g,33mmol)を含む無水テトラヒドロ(hdro)フラン(60mL)の溶液(0℃まで冷却)を30分間にわたってゆっくり添加し、−78℃で3時間撹拌し、次いで室温まで昇温させ、さらに2.5時間撹拌した。飽和水性塩化アンモニウム(250mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(250mL)で抽出した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製生成物をジエチルエーテルで抽出し、焼結ガラスフィルターに通して濾過し、不溶性生成物を除去した。固形物を少量の塩化メチレンで抽出し、濾液をシリカゲルプラグに通し(50%の酢酸エチル/ヘキサンで洗浄)、ジエチルエーテル抽出物と合わせた。合わせた有機液を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製した(20から60%までの酢酸エチル/ヘキサン)。この物質を分取用HPLCによってさらに精製し(C18カラム,アセトニトリル/水勾配)、低融点の黄褐色固形物を得た(0.519g)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.24-7.21(d,1H,J = 7.5 Hz),6.49-6.44(m,2H),5.51-5.31(ddd,1H,J = 1.8,5.1,54 Hz),4.44-4.39(d,1H,J = 2.7 Hz),4.20-4.15(d,1H,J = 2.7 Hz),3.82(s,3H),3.81(s,3H),3.27-3.18(m,2H),2.65-2.35(m,2H).HPLC解析:(C18,10分間で25から95%までのアセトニトリルを含む水+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):7.51分,97%。
【0334】
調製73:5−フルオロ−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0335】
【化82】
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2−(2,4−ジメトキシベンジル)5−フルオロ−イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(0.519g,1.9mmol)を含む塩化メチレン(50mL)の溶液(0℃まで冷却)に、トリフルオロ酢酸(25mL)を添加した。この溶液を0℃で2.5時間撹拌し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(20から70%までの酢酸エチル/ヘキサン)、黄褐色固形物を得た(0.212g)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 5.52-5.50(ddd,1H,J = 1.5,4.5,53.1 Hz),4.57(br s,1H),3.57-3.33(m,2H),2.78-2.48(m,2H)。
【0336】
調製74:2−(2,4−ジメトキシベンジル)−1,2−チアジナン−1,1−ジオキシド
【0337】
【化83】
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2,4−ジメトキシベンジルアルコール(4.94g,29.3mmol)を含む無水ジエチルエーテルの0.5M溶液に無水ピリジン(4.75mL,58.7mmol)を添加した。混合物を0℃まで冷却し、塩化チオニル(5.98mL,80.7mmol)を5〜10分間にわたってゆっくり添加し、反応液を0℃で1.5時間撹拌した。反応混合物を氷水(120mL)に注入し、層を分離した。水層をジエチルエーテル(2×60mL)で抽出し、合わせた有機層を氷水(60mL)、飽和水性塩化ナトリウム:飽和水性重炭酸ナトリウムが5:1の溶液(2×60mL)で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、液が約5mLになるまで濃縮した。この粗製液をベンゼン(200mL)に溶解させ、液が10〜15mLになるまで再濃縮し、これを直接、次の工程で使用した。1,4−ブタンスルタム(2.800g,20.7mmol)を含む無水N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)を0℃まで冷却し、水素化ナトリウムを少量に分けて添加し、0℃で5分間および室温で1時間撹拌した。反応液はスラリーになり、0℃まで冷却し、1−(クロロメチル)−2,4−ジメトキシベンゼンを含むベンゼンの溶液を添加し、0℃で撹拌し、室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を水(300mL)に注入し、酢酸エチルで抽出した(3回)。合わせた有機層を水、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製物質をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(15から60%までの酢酸エチル/ヘキサン)、白色固形物を得た(4.78g)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.28-7.25(d,1H,J = 8.4 Hz),6.48-6.45(dd,1H,J = 2.4,8.1 Hz),6.43-6.42(d,1H,J = 2.1 Hz),4.29(s,2H),3.79(s,6H),3.31-3.27(m,2H),3.04-3.00(m,2H),2.18-2.15(m,2H),1.60-1.56(m,2H).HPLC解析:(C18,10分間で25から99%までのアセトニトリルを含む水+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):6.93分,98%。
【0338】
調製75:2−(2,4−ジメトキシベンジル)−6−フルオロ−1,2−チアジナン−1,1−ジオキシド
【0339】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2,4−ジメトキシベンジル)−1,2−チアジナン−1,1−ジオキシド(4.780g,16.8mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(250mL)を−78℃まで冷却し、n−ブチルリチウム(litium)(13mL,ヘキサン中2.5N)を滴下した。反応液を−78℃で1時間撹拌し、N−フルオロベンゼンスルホンイミド(11.885g,37.7mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(50mL)の溶液を20分間にわたってゆっくり添加した。得られた溶液を−78℃で3時間および室温で1時間撹拌した。反応混合物を飽和水性塩化アンモニウムに注入し、酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を水、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、減圧濃縮した。粗製残渣を酢酸エチル/ヘキサンで抽出し、固形析出物を濾別し、溶液を濃縮した。粗製物質をシリカゲルクロマトグラフィー(20から60%までの酢酸エチル/ヘキサン)、続いて分取用HPLCによって精製し(C18,25から95%までのアセトニトリル/水+0.1%のジエチルアミン)、薄黄色油状物を得た(0.99g)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.26-7.24(d,1H,J = 8.1 Hz),6.49-6.46(dd,1H,J = 8.1,2.4 Hz),6.44-6.43(d,1H,J = 2.4 Hz),5.35-5.16(m,1H),4.55-4.37(dd,2H,J = 15.0,38.4 Hz),3.81(s,3H),3.80(s,3H),3.50-3.46(m,1H),3.26-3.22(m,1H),2.60-2.42(m,2H),2.02-1.97(m,1H),1.47-1.39(m,1H).
19F NMR(CDCl
3,400 MHz)δ -156.7(t,1F,J = 42 Hz).HPLC解析:(C18,20分間で10から95%までのアセトニトリルを含む水+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):13.5分,97%。
【0340】
調製76:6−フルオロ−1,2−チアジナン−1,1−ジオキシド
【0341】
【化85】
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2−(2,4−ジメトキシベンジル)−6−フルオロ−1,2−チアジナン−1,1−ジオキシド(0.532g,1.8mmol)を含む塩化メチレン(40mL)を0℃まで冷却した。トリフルオロ酢酸(25mL)を添加し、得られた赤色溶液を0℃で1.5時間撹拌し、減圧濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(20から70%までの酢酸エチル/ヘキサン)、透明な液状物を得た(0.213g,79%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 5.35-5.33(dd,0.5H,J = 5.0,2.4 Hz),5.19-5.17(t,0.5H,J = 3.6 Hz),4.76(br s,1H),3.52-3.32(m,2H),2.56-2.40(m,2H),1.91-1.81(m,1H),1.59-1.52(m,1H)。
【0342】
調製77:2−(2,4−ジメトキシベンジル)−6,6−ジフルオロ−1,2−チアジナン−1,1−ジオキシド
【0343】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2,4−ジメトキシベンジル)−6−フルオロ−1,2−チアジナン−1,1−ジオキシド(0.500g,1.8mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(30mL)の溶液(−78℃まで冷却)に、ヘキサン中2.5Nのn−ブチルリチウム(1.262mL,3.2mmol)をゆっくり添加した。この溶液を−78℃で1時間撹拌し、N−フルオロベンゼンスルホンイミド(1.243g,3.9mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(5mL)の溶液を10分間にわたってゆっくり添加し、混合物を−78℃で3時間および室温で3時間撹拌した。反応混合物を飽和水性塩化アンモニウムに注入し、酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層を水、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(15から60%までの酢酸エチル/ヘキサン)、黄色油状物を得た(0.09g)。
1H NMR(CDCl
3,300MHz)δ 7.25-7.21(d,1H,J = 8.4 Hz),6.50-6.47(dd,1H,J = 2.4,8.4 Hz),6.45-6.44(d,1H,J = 2.4 Hz),4.43(s,2H),3.82(s,3H),3.81(s,3H),3.38-3.37(t,2H,J = 5.1 Hz),2.58-2.45(m,2H),2.00-1.92(m,2H)。
【0344】
調製78:6,6−ジフルオロ−1,2−チアジナン−1,1−ジオキシド
【0345】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
2−(2,4−ジメトキシベンジル)−6,6−ジフルオロ−1,2−チアジナン−1,1−ジオキシド(0.090g,0.3mmol)を含む塩化メチレン(7mL)の溶液に、トリフルオロ酢酸(4mL)を添加し、得られた赤色溶液を室温で3時間撹拌した。混合物を真空濃縮し、粗製残渣を得た。この粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から60%までの酢酸エチル/ヘキサン)、透明な油状物を得た(0.034g)。
1H NMR(CDCl
3,300MHz)δ 4.85(br s,1H),3.46-3.40(m,2H),2.60-2.47(m,2H),2.01-1.93(m,2H)。
【0346】
調製79:N−(フラン−2−イルメチル)プロパン−2−スルホンアミド
【0347】
【化88】
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フルフリルアミン(1.040g,10.7mmol)を含むピリジン(10mL)の撹拌溶液に0℃で、2−プロパンスルホニルクロリド(1.0mL,8.9mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温まで昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解させた。有機層を1N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から50%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(0.84g,46%)を黄色っぽい粘稠性油状物として得た。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.40(dd,1H,J = 1.8,0.9 Hz),6.35(dd,1H,J = 3.3,1.8 Hz),6.29(d,1H,J = 3.3 Hz),4.42(br s,1H),4.33(d,2H,J = 5.7 Hz),3.08(m,1H),1.35(d,6H,J = 6.9 Hz)。
【0348】
調製80:1,1,1−トリフルオロ−N−(フラン−2−イルメチル)メタンスルホンアミド
【0349】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
フルフリルアミン(0.899g,9.3mmol)を含むピリジン(10mL)の撹拌溶液に0℃で、トリフルオロメタンスルホニルクロリド(1.300g,7.7mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温まで昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解させた。有機層を1N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から50%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(1.5g,85%)を黄色っぽい油状物として得た。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.43(dd,1H,J = 1.8,0.9 Hz),6.38(dd,1H,J = 3.3,1.8 Hz),6.36(d,1H,J = 3.3 Hz),5.10(br s,1H),4.48(s,2H)。
【0350】
調製81:N−(フラン−2−イルメチル)シクロヘキサンスルホンアミド
【0351】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
フルフリルアミン(0.319g,3.3mmol)を含むピリジン(5mL)の撹拌溶液に0℃で、シクロヘキサンスルホニルクロリド(0.500g,2.7mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温まで昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解させた。有機層を1N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から50%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(0.325g,49%)を白色固形物として得た。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.40(dd,1H,J = 1.8,0.9 Hz),6.35(dd,1H,J = 3.3,2.1 Hz),6.30(d,1H,J = 3.0 Hz),4.43(m,1H),4.32(d,2H,J = 5.7 Hz),2.75(tt,1H,J = 12.0,3.3 Hz),2.15-2.05(m,2H),1.95-1.80(m,2H),1.70(m,1H),1.60-1.40(m,2H),1.30-1.10(m,3H)。
【0352】
調製82:N−(フラン−2−イルメチル)テトラヒドロフラン−3−スルホンアミド
【0353】
【化91】
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フルフリルアミン(0.171g,1.8mmol)を含むピリジン(2mL)の撹拌溶液に0℃で、テトラヒドロフラン−3−スルホニルクロリド(0.250g,1.5mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温まで昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解させた。有機層を1N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から50%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(0.220g,65%)を粘稠性油状物として得た。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.41(s,1H),6.36(dd,1H,J = 3.3,2.1 Hz),6.31(d,1H,J = 3.3 Hz),4.68(t,1H,J = 5.4 Hz),4.36(d,2H,J = 6.0 Hz),4.05(dd,1H,J = 10.2,5.7 Hz),4.02-3.78(m,3H),3.65(m,1H),2.36-2.10(m,2H)。
【0354】
調製83:1,2,6−チアジアジナン−1,1−ジオキシド
【0355】
【化92】
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1,3−ジアミノプロパン(1.0mL,11.9mmol)とピリジン(20mL)との撹拌混合物にスルファミド(2.282g,23.7mmol)を添加した。混合物を油浴中で120℃にて16時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルと飽和水性塩化ナトリウムに分配した。有機層を1N水性塩酸、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム、濾過し、濃縮し、白色固形物を得た(0.085g,5%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.26(br s,2H),3.70-3.50(m,4H),1.80-1.60(m,2H)。
【0356】
調製84:2−メチル−1,2,6−チアジアジナン−1,1−ジオキシド
【0357】
【化93】
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N−メチル−1,3−ジアミノプロパン(1.70mL,16.3mmol)とピリジン(20mL)との撹拌混合物にスルファミド(1.877g,19.5mmol)を添加した。混合物を油浴中で120℃にて16時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルと飽和水性塩化ナトリウムに分配した。有機層を1N水性塩酸、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム、濾過し、濃縮し、無色の油状物を得た(1.3g,53%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.11(br s,1H),3.60-3.48(m,2H),3.32(t,2H,J = 5.7 Hz),2.78(s,3H),1.85-1.72(m,2H)。
【0358】
調製85:3−メトキシシクロヘキサンアミン
【0359】
【化94】
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3−メトキシシクロヘキサンカルボン酸のシス/トランス97%の混合物(1.50g,9.5mmol)、ジフェニルホスホリルアジド(2.043mL,9.5mmol)およびトリエチルアミン(1.582mL,11.4mmol)を含む無水トルエン(65mL)との混合物を還流で3時間加熱した。混合物を0℃まで冷却し、ナトリウムトリメチルシラノラート(18.964mLの1Mテトラヒドロフラン溶液,19.0mmol)を添加し、混合物を室温で30分間撹拌した。反応液を5%水性クエン酸(100mL)でクエンチし、撹拌し、およそ半分の体積まで減圧濃縮し、ジエチルエーテルで洗浄し(2回)、水酸化ナトリウムで塩基性pHに調整し、塩化メチレンで抽出した(3回)。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製物質をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(5から12%メタノール/塩化メチレン)、一部精製された物質を得た。この残渣を塩化メチレンに溶解させ、1N水性塩酸で抽出した(3回)。合わせた水層を15%水性水酸化ナトリウムで塩基性pHに調整し、塩化メチレンで抽出した(3回)。合わせた有機画分を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、ヘキサン/塩化メチレン中に懸濁させ、濾過した。有機部分の濃縮により黄色液状物を得た(0.272g)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)(ジアステレオマー混合物)δ 3.52(m,1H),3.28(s,3H),2.99(m,1H),1.95-1.00(m,10H)。
【0360】
調製86:7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−アミン
【0361】
【化95】
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7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2カルボン酸(0.233g,1.6mmol)を含む無水トルエン(10mL)、トリエチルアミン(0.273mL,2.0mmol)およびジフェニルホスホリルアジド(0.353mL,1.6mmol)との混合物を還流温度で3時間加熱し、次いで0℃まで冷却し、ナトリウムトリメチルシラノラート(3.278mLの1Mテトラヒドロフラン溶液,3.3mmol)を添加し、室温で1時間撹拌した。5%水性クエン酸溶液(15mL)を添加し、混合物をおよそ半分の体積まで減圧濃縮した。混合物をジエチルエーテル(2回)および酢酸エチルで1回洗浄し、水層を15%水性水酸化ナトリウムで塩基性pHに調整し、塩化メチレンで抽出した(3回)。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウム(+3滴の水酸化ナトリウム)で洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、透明な液状物を得た(0.121g)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)(ジアステレオマー混合物)δ 4.6-4.14(m,2H),3.48-3.42(m,1H),2.21-0.86(m,8H)。
【0362】
調製87:(3,3−ジフルオロシクロブチル)カルバミン酸ベンジル
【0363】
【化96】
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(3−オキソシクロブチル)カルバミン酸ベンジル(0.900g,4.1mmol)を含む無水塩化メチレン(9mL)の溶液に、ジエチルアミノサルファートリフルオリド(2.170mL,16.4mmol)を滴下した。得られた溶液を室温で16時間撹拌した。混合物を冷飽和水性重炭酸ナトリウムに注入し、5分間撹拌した。混合物を塩化メチレンで抽出し(3回)、合わせた有機層を水、飽和水性塩化ナトリウムで連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(5から30%までの酢酸エチル/ヘキサン)、黄褐色固形物を得た(0.6g)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.36-7.34(m,5H),5.10(s,2H),4.99(br m,1H),4.10(m,1H),2.97(m,2H),2.48(m,2H)。
【0364】
調製88:3,3−ジフルオロシクロブタンアミニウムクロリド
【0365】
【化97】
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(3,3−ジフルオロシクロブチル)カルバミン酸ベンジル(0.600g,2.5mmol)および10%のパラジウム担持炭素(0.350g,50%湿潤)を含むメタノール(8mL)の懸濁液を水素雰囲気下に置いた。24時間後、さらに10%のパラジウム担持炭素(0.25g,50%湿潤)を添加し、混合物をさらに24時間撹拌した。反応混合物をセライトに通して濾過し、メタノールで洗浄し、このメタノール溶液に濃塩酸(0.3mL)を添加した。粗製液を真空下で濃縮し、オフホワイト色の半固形物を得た(0.303g)。
1H NMR(d6-DMSO,300MHz)δ 8.61(br s,3H),3.65-3.58(m,1H),2.93-2.81(m,4H)。
【0366】
調製89:(3−オキソシクロヘキシル)カルバミン酸ベンジル
【0367】
【化98】
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2−シクロヘキセン−1−オン(1.442g,15.0mmol)を含む無水塩化メチレン(15mL)の溶液に、ビス(アセトニトリル)ジクロロ−パラジウム(II)(0.231g,1.0mmol)とカルバミン酸ベンジル(1.497g,9.9mmol)を添加し、窒素下で24時間撹拌した。反応混合物をシリカゲルパッドに通して濾過し、酢酸エチルで洗浄し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(20から65%までの酢酸エチル/ヘキサン)、薄黄色の低融点固形物を得た(1.9g)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.34(m,5H),5.09(s,2H),4.81(br s,1H),3.99(br s,1H),2.73(m,1H),2.36-2.26(m,3H),2.11-1.97(m,2H),1.67-1.64(m,2H).ESI m/z:248.0(M+H)。
【0368】
調製90:(3,3−ジフルオロシクロヘキシル)カルバミン酸ベンジル
【0369】
【化99】
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(3−オキソシクロヘキシル)カルバミン酸ベンジル(1.0g,4mmol)を含む無水ジクロロエタン(8mL)の溶液に、Deoxo−Fluor(登録商標)(1.1mL)を添加し、混合物を密封バイアル内で65℃にて16時間加熱した。混合物を0℃まで冷却し、冷飽和水性重炭酸ナトリウムを添加した。混合物を酢酸エチルで抽出し(3回)、合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(5から40%までの酢酸エチル/ヘキサン)、白色固形物を得た(0.435g)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.41-7.28(m,5H),5.09(s,2H),4.89(br s,1H),3.92(br s,1H),2.34(m,1H),2.05-1.67(m,6H),1.40(m,1H).ESI(m/z):269.9(M+H)。
【0370】
調製91:3,3−ジフルオロシクロヘキサンアミニウムホルメート
【0371】
【化100】
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(3,3−ジフルオロシクロヘキシル)カルバミン酸ベンジル(0.43g,1.6mmol)を含む4%のギ酸含有メタノール(25mL)の懸濁液に、10%のパラジウム担持炭素(0.4g,50%湿潤)を添加した。得られた混合物を水素雰囲気下で20時間撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、メタノールで洗浄し、真空下で濃縮し、オフホワイト色の固形物を得た(0.3g)。
1H NMR(d6-DMSO,300 MHz)δ 8.36(s,1H),3.03(m,1H),2.97(m,1H),1.97-1.63(m,5H),1.39-1.22(m,2H).
19F NMR(d6-DMSO,400 MHz)-60.33--60.97(d,1F,J = 252 Hz),-70.73--71.54(dt,1F,J = 252,36 Hz).ESI(m/z)136.2(M+H)。
【0372】
調製92:2−ヒドロキシシクロヘキシルカルバミン酸ベンジル
【0373】
【化101】
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2−アミノシクロヘキサノール(3.524g,30.6mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(85mL)の溶液を0℃まで冷却し、トリエチルアミン(3.402mL,24.5mmol)、続いてベンジルオキシカルボニルN−スクシンイミド(6.100g,24.5mmol)を分割して添加した。得られた混合物を0℃で撹拌し、室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を水と酢酸エチルで希釈し、有機層を単離し、1N水性塩酸(2回)、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(25から60%までの酢酸エチル/ヘキサン)、白色固形物を得た(4.2g)。
1H NMR(400 MHz,CDCl
3)δ 7.35(m,5H),5.09(m,3H),3.96(m,1H),3.67(m,1H),1.82-1.28(m,8H)。
【0374】
調製93:(2−オキソシクロヘキシル)カルバミン酸ベンジル
【0375】
【化102】
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三酸化クロム(1.7g)を硫酸(1.7mL)中に懸濁させてジョーンズ試薬を調製し、これを冷水(13mL)に添加して活性溶液にした。
【0376】
(2−ヒドロキシシクロヘキシル)カルバミン酸ベンジル(4.200g,16.8mmol)を含むアセトン(15mL)の溶液に、ジョーンズ試薬を数分間にわたって滴下し(室温,水浴で反応を冷却)、反応混合物を室温で2.5時間撹拌した。飽和水性炭酸ナトリウム、次いで飽和水性重鎖炭酸(bicarbnate)ナトリウムの溶液を、溶液が中性pHに調整されるまで添加し、得られた混合物を酢酸エチルで抽出した(3回)。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(10から50%までの酢酸エチル/ヘキサン)、透明な液状物を得た(3.3g)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.36-7.29(m,5H),5.75(br s,1H),5.10(s,2H),4.29-4.25(m,1H),2.65(m,1H),2.57-2.50(m,1H),2.43-2.33(m,1H),2.17-2.10(m,1H),1.88-1.60(m,3H),1.48-1.34(m,1H).ESI(m/z):248.0(M+H)。
【0377】
調製94:(2,2−ジフルオロシクロヘキシル)カルバミン酸ベンジル
【0378】
【化103】
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(2−オキソシクロヘキシル)カルバミン酸ベンジル(1.25g,5.0mmol)を含む無水塩化メチレン(20mL)の溶液に、ジエチルアミノサルファートリフルオリド(2mL)を添加し、得られた溶液を室温で16時間撹拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、冷飽和水性重炭酸ナトリウムに注入した。混合物を酢酸エチルで抽出し(3回)、有機層を飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(5から55%までの酢酸エチル/ヘキサン)、黄色固形物を得た。この物質をジエチルエーテル/ヘキサンで再結晶させ、白色固形物を得た(0.227g)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.41-7.25(m,5H),5.17-5.07(m,2H),4.99(m,1H),3.99-3.85(m,1H),2.20-2.16(m,1H),2.00(m,1H),1.78-1.38(m,6H).ESI(m/z):269.9(M+H)。
【0379】
調製95:2,2−ジフルオロシクロヘキサンアミニウムホルメート
【0380】
【化104】
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(2,2−ジフルオロシクロヘキシル)カルバミン酸ベンジル(0.200g,0.7mmol)を含む4%のギ酸含有メタノール(10mL)の溶液に、10%のパラジウム担持炭素(0.15g,50%湿潤)を添加した。反応混合物を水素雰囲気下で18時間撹拌し、セライトに通して濾過し、メタノールで洗浄し、真空下で濃縮し、オフホワイト色の固形物を得た(0.1g)。
1H NMR(d6-DMSO,300 MHz)δ 8.21(s,1H),3.03-2.95(m,1H),2.07-2.04(m,1H),1.76-1.34(m,7H).ESI(m/z):136.2(M+H)。
【0381】
調製96:N−プロピルメタンスルホンアミド
【0382】
【化105】
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1−プロピルアミン(1.0g,16.9mmol)とトリエチルアミン(2.587mL,18.6mmol)を含む無水塩化メチレン(30mL)の0℃の冷溶液に、メタンスルホニルクロリド(1.309mL,16.9mmol)を滴下した。反応混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、1.0N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、純粋な生成物を得た(1.730g,75%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 4.49(br s,1H),3.12-3.08(q,2H,J = 7.5 Hz),1.67-1.54(六重線,2H,J = 7.5 Hz),0.99-0.94(t,3H,J = 7.5 Hz)。
【0383】
調製97:N−エチルメタンスルホンアミド
【0384】
【化106】
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エチルアミン(0.763g,16.9mmol)を含む無水塩化メチレン(20mL)の0℃の冷溶液に、トリエチルアミン(2.587mL,18.6mmol)とメタンスルホニルクロリド(1.309mL,16.9mmol)を滴下した。混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。得られた混合物を酢酸エチルで希釈し、1N水性塩酸(2回)、飽和水性重炭酸ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムで洗浄した。有機層を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、半固形物を得た(0.633g,30%)。
1HNMR(CDCl
3,300 MHz)δ 4.60(br s,1H),3.21-3.12(qd,2H,J = 6.0,7.2 Hz),1.28-1.19(t,3H,J = 7.2 Hz)。
【0385】
調製98:2−メチル−1,2,5−チアジアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0386】
【化107】
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N−メチルエチレンジアミン(1.200g,16.2mmol)を含むピリジン(20mL)との撹拌混合物にスルファミド(1.867g,19.4mmol)を添加した。混合物を油浴中で120℃にて16時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルと飽和水性塩化ナトリウムに分配した。有機層を1N水性塩酸、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、無色の油状物を得た(0.61g,28%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.30(br s,1H),3.53(m,2H),3.40(m,2H),2.76(s,3H)。
【0387】
調製99:2−ベンジル−1,2,5−チアジアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0388】
【化108】
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N−ベンジルエチレンジアミン(2.000g,13.3mmol)を含むピリジン(20mL)との撹拌混合物にスルファミド(1.919g,20.0mmol)を添加した。混合物を油浴中で120℃にて16時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物を濃縮し、残渣を酢酸エチルと飽和水性塩化ナトリウムに分配した。有機層を1N水性塩酸、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から80%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を淡黄色の粘稠性油状物として得た(1.4g,50%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 7.40-7.30(m,5H),4.38(br s,1H),4.20(s,2H),3.50(q,2H,J = 6.6 Hz),3.29(t,2H,J = 6.6 Hz)。
【0389】
調製100:1,2,5−チアジアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0390】
【化109】
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2−ベンジル−1,2,5−チアジアゾリジン−1,1−ジオキシド(1.000g,4.7mmol)および20%の水酸化パラジウム(0.200g)とメタノール(20mL)との混合物を水素雰囲気(1気圧)下で16時間撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、濾液を濃縮し、白色固形物を得た(0.570g,99%)。
1H NMR(300 MHz,d6-DMSO)δ 6.68(s,2H),3.30-3.25(m,4H)。
【0391】
調製101:2−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−メチルイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0392】
【化110】
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2−(2,4−ジメトキシベンジル)イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(0.600g,2.2mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(29mL)の−78℃溶液に、n−ブチルリチウム(1.725mLの2.5Nヘキサン溶液,4.3mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を−78℃で1時間撹拌し、ヨードメタン(0.688mL,11.1mmol)を添加し、得られた混合物を−78℃で2.5時間および室温で30分間撹拌した。混合物を飽和水性塩化アンモニウムに注入し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製物質をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(20から60%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を透明な油状物として得た(0.3g)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.25-7.22(d,1H,J = 8.1 Hz),6.48-6.43(m,2H),4.27-4.13(q,2H,J = 14.1 Hz),3.80(s,3H),3.79(s,3H),3.25-3.02(m,3H),2.43-2.32(m,1H),1.95-1.83(m,1H),1.42-1.40(d,3H,J = 6.6 Hz)。
【0393】
調製102:2−(2,4−ジメトキシベンジル)−5,5−ジメチルイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0394】
【化111】
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上記の手順を使用し、標題化合物もまた透明な油状物として得られた(0.237g)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.26-7.23(d,1H,J = 7.8 Hz),6.48-6.43(m,2H),4.23(s,2H),3.80(s,6H),3.07-3.03(t,2H,J = 7.1 Hz),2.10-2.05(t,2H,J = 6.9 Hz),1.42(s,3H)。
【0395】
調製103:5−メチルイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0396】
【化112】
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2−(2,4−ジメトキシベンジル)−5−メチルイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(0.292g,1.0mmol)を含む塩化メチレン(10mL)の0℃溶液にトリフルオロ酢酸(5.000mL,67.3mmol)を添加し、得られた赤色の溶液を0℃で3時間撹拌し、真空濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(30から75%までの酢酸エチル/ヘキサン)、透明な油状物を得た(0.117g,90%)。
1HNMR(CDCl
3,300 MHz)4.38(br s,1H),3.38-3.32(m,2H),3.21-3.14(m,1H),2.60-2.47(m,1H),2.13-2.00(m,1H),1.43-1.40(d,3H,J = 7.2 Hz)。
【0397】
調製104:5,5−ジメチルイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0398】
【化113】
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2−(2,4−ジメトキシベンジル)−5,5−ジメチルイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(0.220g,0.7mmol)を含む塩化メチレン(10mL)の0℃溶液にトリフルオロ酢酸(3.591mL,48.3mmol)を添加し、得られた赤色の溶液を0℃で3時間撹拌し、減圧濃縮した。粗製生成物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(20から80%までの酢酸エチル/ヘキサン)、透明な油状物を得た(0.087g,86%)。
1HNMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.61(br s,1H),3.32-3.26(td,2H,J = 5.1,7.1 Hz),2.25-2.20(t,2H,J = 7.2 Hz),1.43(s,6H)。
【0399】
調製105:N−アリルエテンスルホンアミド
【0400】
【化114】
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アリルアミン(1.926g,33.7mmol)とトリエチルアミン(12.789mL,92.0mmol)を含む無水塩化メチレン(50mL)の0℃の冷溶液に、2−クロロエタンスルホニルクロリド(5.000g,30.7mmol)を含む塩化メチレン(10mL)の溶液をゆっくり添加した。得られた混合物を室温まで昇温させ、4時間撹拌した。混合物を1N水性塩酸(2回)、水、飽和水性塩化ナトリウムで連続的に抽出し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、黄色液状物を得た。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 6.57-6.48(dd,1H,J = 9.9,16.8 Hz),6.28-6.22(d,1H,J = 16.8 Hz),5.96-5.92(d,1H,J = 9.6 Hz),5.90-5.77(m,1H),5.30-5.29(m,1H),5.24-5.17(m,1H),4.44(br s,1H),3.69-3.64(tt,2H,J = 1.5,6.0 Hz)。
【0401】
調製106:2,3−ジヒドロイソチアゾール−1,1−ジオキシド
【0402】
【化115】
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N−アリルエテンスルホンアミド(0.700g,4.8mmol)を含む無水塩化メチレン(7mL)の溶液をアルゴン下に置き、(1,3−ビス(2,4,6−トリメチルフェニル)−2−イミダゾリジニリデン)ジクロロ(フェニルメチレン)(トリシクロヘキシルホスフィン)ルテニウム(0.02g)を添加した。混合物を還流加熱し、さらに一部(0.02gずつ)の(1,3−ビス(2,4,6−トリメチルフェニル)−2−イミダゾリジニリデン)ジクロロ(フェニルメチレン)(トリシクロヘキシルホスフィン)ルテニウムを30分間隔で、全部で0.1g(2.5mol%)が添加されるまで添加した。反応液を合計6時間還流し、室温まで冷却し、真空濃縮した。粗製物質をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(50から100%までの酢酸エチル/ヘキサン)、褐色油状物を得た(0.46g)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 6.90-6.86(dt,1H,J = 2.4,6.6 Hz),6.75-6.6.71(dt,1H,J = 2.4,6.3 Hz),4.92(br s,1H),4.15-4.12(m,2H)。
【0403】
調製107:4−メトキシイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0404】
【化116】
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2,3−ジヒドロイソチアゾール−1,1−ジオキシド(0.100g,0.8mmol)を含むメタノール(1mL)の溶液に、25%のナトリウムメトキシド含有メタノール(0.181g,0.8mmol)を添加し、溶液を60℃で2時間および70℃で3時間撹拌した。混合物を濃縮し、1N水性塩酸中に懸濁させた。この水性混合物を酢酸エチルで抽出し(3回)、有機層を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製物質をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から6%メタノール/塩化メチレン)、生成物を得た(0.011g,13%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.53(br s,1H),4.33-4.29(m,1H),3.48-3.30(m,3H),3.37(s,3H),3.19-3.13(m,1H).
13C NMR(100 MHz,CDCl
3)δ 80.8,57.1,53.3,48.7。
【0405】
調製108:2−(2,4−ジメトキシベンジル)−5,5−ジフルオロイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0406】
【化117】
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2−(2,4−ジメトキシベンジル)5−フルオロイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(5.700g,19.7mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(225mL)の溶液(−78℃まで冷却)に、n−ブチルリチウム(14.973mLの2.5Nヘキサン溶液,37.4mmol)をゆっくり添加し、得られた暗橙/赤色溶液を1時間撹拌した。N−フルオロベンゼンスルホンアミド(14.6g,46.3mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(60mL)の溶液を30分間にわたってゆっくり添加し、−78℃で3時間および室温で2.5時間撹拌した。反応液を飽和水性塩化アンモニウムに注入し、酢酸エチルで希釈し、有機層を単離した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製物質を塩化メチレン中に懸濁させ、シリカゲルパッドに通して濾過し、塩化メチレンで洗浄し、溶液を濃縮した。粗製物質をシリカゲルクロマトグラフィー(20から75%までの酢酸エチル/ヘキサン)、次いで分取用HPLCによって精製し(C18,17分間で32から95%までのアセトニトリル/水)、黄褐色油状物を得た(0.106g,2%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 7.21-7.18(d,1H,J = 8.4 Hz),6.49-6.45(m,2H),4.28(s,2H),3.82(s,3H),3.14(s,3H),3.19-3.15(m,2H),2.70-2.55(m,2H)。
【0407】
調製109:5,5−ジフルオロイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0408】
【化118】
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2−(2,4−ジメトキシベンジル)−5,5−ジフルオロイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(0.100g,0.3mmol)を含む塩化メチレン(6mL)の0℃溶液に、トリフルオロ酢酸(2.182mL,29.4mmol)を添加した。得られた赤/紫色の溶液を0℃で3.5時間撹拌し、真空濃縮した。粗製物質をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(30から75%までの酢酸エチル/ヘキサン)、黄褐色油状物を得た(0.036g)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 4.78(br s,1H),3.46-3.40(q,2H,J = 6.6 Hz),2.79-2.65(m,2H).
19F NMR(CDCl
3,282 MHz)-105.96--106.07(t,J = 15.4 Hz)。
【0409】
調製110:3−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−3−メチルブタン−2−オン
【0410】
【化119】
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2−(2−メチルブタ−3−イン−2−イル)イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド(3.500g,18.7mmol)および酸化水銀(II)(0.810g,3.7mmol)とメタノール(100mL)および2N水性硫酸(50mL)との混合物を90℃で3時間加熱した。反応混合物をセライトに通して濾過し、濾液を真空濃縮した。残渣を水で処理し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から100%までの酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物を黄色油状物として得た(1.65g,43%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 3.38(t,2H,J = 6.6 Hz),3.21(t,2H,J = 7.5 Hz),2.42-2.30(m,2H),2.28(s,3H),1.60(s,6H)。
【0411】
調製111:2−(2−(2−メチルオキシラン−2−イル)プロパン−2−イル)イソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0412】
【化120】
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鉱油中60%の水素化ナトリウム(0.039g,1.0mmol)を含む無水ジメチルスルホキシド(5mL)の撹拌懸濁液に窒素下で、トリメチルスルホキソニウムヨージド(0.214g,1.0mmol)を添加した。混合物を70℃で1時間撹拌し、次いで室温まで冷却した。3−(1,1−ジオキシドイソチアゾリジン−2−イル)−3−メチルブタン−2−オン(0.100g,0.5mmol)を添加し、反応混合物を室温で16時間撹拌し、次いで70℃で4時間加熱した。混合物を0℃まで冷却し、水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から80%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を粘稠性油状物として得た(0.065g,61%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 3.52-3.12(m,4H),2.76(d,1H,J = 4.5 Hz),2.54(d,1H,J = 4.5 Hz),2.42-2.20(m,2H),1.60(s,3H),1.43(s,3H),1.35(s,3H)。
【0413】
調製112:N−(1−メチルシクロブチル)メタンスルホンアミド
【0414】
【化121】
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1−メチル−シクロブチルアミン塩酸塩(0.100g,0.8mmol)を含むピリジン(pyiridine)(1mL)の撹拌溶液にメタンスルホニルクロリド(0.095mL,1.2mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、2N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、生成物を褐色油状物として得た(0.090g,67%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.49(br s,1H),3.03(s,3H),2.40-2.25(m,2H),2.12-2.00(m,2H),1.95-1.75(m,2H),1.58(s,3H)。
【0415】
調製113:N−(1−メチルシクロプロピル)メタンスルホンアミド
【0416】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
1−メチルシクロプロパン−1−アミン塩酸塩(0.100g,0.9mmol)を含むピリジン(1mL)の撹拌溶液にメタンスルホニルクロリド(0.108mL,1.4mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、2N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、生成物を黄色油状物として得た(0.105g,76%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.68(br s,1H),3.02(s,3H),1.50(s,3H),1.02-0.94(m,2H),0.71-0.64(m,2H)。
【0417】
調製114:N−(3−メチルシクロブチル)メタンスルホンアミド
【0418】
【化123】
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3−メチルシクロブタンアミン塩酸塩(0.100g,0.8mmol)を含むピリジン(1mL)の撹拌溶液にメタンスルホニルクロリド(0.095mL,1.2mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、2N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、生成物を褐色固形物として得た(0.125g,93%)。この物質をさらに精製せずに使用した。
【0419】
調製115:N−(2−メチルシクロペンチル)メタンスルホンアミド
【0420】
【化124】
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2−メチルシクロペンタンアミン塩酸塩(0.100g,0.7mmol)を含むピリジン(1mL)の撹拌溶液にメタンスルホニルクロリド(0.095mL,1.2mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、2N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、生成物を褐色固形物として得た(0.100g,84%)。この物質をさらに精製せずに使用した。
【0421】
調製116:N−(2−メチルアリル)エテンスルホンアミド
【0422】
【化125】
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2−メチルプロプ−2−エン−1−アミン(0.500g,7.0mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(3.486mL,21.1mmol)およびN,N−4−ジメチルアミノピリジン(0.043g,0.4mmol)を含む塩化メチレン(20mL)の撹拌溶液に0℃で、2−クロロエタンスルホニルクロリド(0.734mL,7.0mmol)をゆっくり添加した。反応混合物を室温までゆっくり昇温させ、16時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から80%までの酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を無色の油状物として得た(0.59g,52%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 6.54(dd,1H,J = 16.5,9.6 Hz),6.27(d,1H,J = 16.5 Hz),5.96(d,1H,J = 9.6 Hz),4.97(s,1H),4.93(s,1H),4.37(br s,1H),3.60(d,2H,J = 6.3 Hz),1.79(s,3H)。
【0423】
調製117:4−メチル−2,3−ジヒドロイソチアゾール−1,1−ジオキシド
【0424】
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
N−(2−メチルアリル)エテンスルホンアミド(0.700g,4.3mmol)を含む無水塩化メチレン(10mL)の溶液をアルゴン下で撹拌し、(1,3−ビス(2,4,6−トリメチルフェニル)−2−イミダゾリジニリデン)ジクロロ(フェニルメチレン)(トリシクロヘキシルホスフィン)ルテニウム(0.02g)を添加した。混合物を還流加熱し、さらに一部(0.02gずつ)の(1,3−ビス(2,4,6−トリメチルフェニル)−2−イミダゾリジニリデン)ジクロロ(フェニルメチレン)(トリシクロヘキシルホスフィン)ルテニウムを30分間隔で、全部で0.1g(2.5mol%)が添加されるまで添加した。反応液を合計72時間還流し、室温まで冷却し、真空濃縮した。粗製物質をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製し(0から100%までの酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物を褐色油状物として得た(0.380g,66%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 6.45(s,1H),4.55(br s,1H),3.99(m,2H),2.06(s,3H)。
【0425】
調製118:4−メチルイソチアゾリジン−1,1−ジオキシド
【0426】
【化127】
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4−メチル−2,3−ジヒドロイソチアゾール−1,1−ジオキシド(0.380g,2.9mmol)および20%の水酸化パラジウム担持炭素(0.050g)とメタノール(10mL)との混合物を水素雰囲気下で2時間撹拌した。混合物をセライトに通して濾過し、濾液を濃縮し、生成物を褐色油状物として得た(0.385g,100%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.25(br s,1H),3.53(m,1H),3.34(dd,1H,J = 12.0,7.5 Hz),3.05-2.70(m,3H),1.27(d,3H,J = 6.6 Hz)。
【0427】
調製119:N−(1−メチルシクロペンチル)メタンスルホンアミド
【0428】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
1−アミノ−1−メチルシクロペンタン塩酸塩(0.165g,1.2mmol)を含むピリジン(1mL)の撹拌溶液にメタンスルホニルクロリド(0.169mL,2.2mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、次いで濃縮した。混合物を酢酸エチルで希釈し、1N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、生成物を褐色油状物として得た(0.100g,46%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 4.27(br s,1H),3.04(s,3H),2.00-1.60(m,8H),1.50(s,3H)。
【0429】
調製120:N−(3−メトキシシクロヘキシル)メタンスルホンアミド
【0430】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
3−メトキシシクロヘキサンアミン(0.200g,1.5mmol)を含むピリジン(1mL)の撹拌溶液にメタンスルホニルクロリド(0.144mL,1.9mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、次いで濃縮した。混合物を酢酸エチルで希釈し、1N水性塩酸、飽和水性重炭酸ナトリウム、飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、生成物を褐色油状物として得た(0.140g,44%)。この物質をさらに精製せずに使用した。
【0431】
調製121:N1−シクロブチルエタン−1,2−ジアミン
【0432】
【化130】
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シクロブタノン(5.830g,83.2mmol)、エチレンジアミン(39.711mL,594.0mmol)、酢酸(34.006mL,594.0mmol)および4Åのモレキュラーシーブス(25g)を含む無水メタノール(250mL)の溶液に、ナトリウムシアノボロヒドリド(7.466g,118.8mmol)を添加した。混合物を48時間撹拌し、濾過して固形物を除去し、真空濃縮した。残渣を3N水性水酸化ナトリウム(300mL)に溶解させ、塩化メチレンで抽出した(3×500mL)。合わせた有機層を塩基性飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、粗製生成物を得た。この物質を真空蒸留し、所望の生成物を透明な液状物として得た(4.8g,50%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 3.24-3.17(m,1H),2.76-2.72(t,2H,J = 6.0 Hz),2.57-2.53(td,2H,J = 0.8,6.0 Hz),2.23-2.14(m,2H),1.71-1.58(m,4H),1.22(br s,3H)。
【0433】
調製122:N1−シクロペンチルエタン−1,2−ジアミン
【0434】
【化131】
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シクロペンタノン(2.000mL,22.6mmol)、エチレンジアミン(10.860g,180.7mmol)、酢酸(10.345mL,180.7mmol)および4Åのモレキュラーシーブス(10g)を含む無水メタノール(113mL)の溶液に、ナトリウムシアノボロヒドリド(2.839g,45.2mmol)を添加した。混合物を48時間撹拌し、濾過して固形物を除去し、真空濃縮した。残渣を3N水性水酸化ナトリウム(150mL)に溶解させ、塩化メチレンで抽出した(3×300mL)。合わせた有機層を塩基性飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、粗製生成物を得た。この物質を真空蒸留し、所望の生成物を透明な液状物として得た(1.0g,35%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 3.08-2.99(五重線,1H,J = 6.8 Hz),2.80-2.76(t,2H,J = 5.9 Hz),2.65-2.61(t,2H,J = 5.9 Hz),1.87-1.77(m,2H),1.72-1.60(m,2H),1.57-1.46(m,2H),1.35-1.24(m,5H)。
【0435】
調製123:N1−シクロヘキシルエタン−1,2−ジアミン
【0436】
【化132】
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シクロヘキサノン(6.260g,63.8mmol)、エチレンジアミン(42.640mL,637.8mmol)、酢酸(36.515mL,637.8mmol)および4Åのモレキュラーシーブス(25g)を含む無水メタノール(250mL)の溶液に、ナトリウムシアノボロヒドリド(8.017g,127.6mmol)を添加した。混合物を48時間撹拌し、濾過して固形物を除去し、真空濃縮した。残渣を3N水性水酸化ナトリウム(150mL)に溶解させ、塩化メチレンで抽出した(3×300mL)。合わせた有機層を塩基性飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮し、粗製生成物を得た。この物質を真空蒸留し、所望の生成物を透明な液状物として得た(4.1g,45%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 2.80-2.76(td,2H,J = 0.9,6.0 Hz),2.68-2.64(td,2H,J = 0.9,6.0 Hz),2.43-2.34(m,1H),1.89-1.83(m,2H),1.74-1.70(m,2H),1.62-1.57(m,1H),1.32-0.98(m,8H)。
【0437】
調製124:3−(シクロブチルアミノ)プロパンニトリル
【0438】
【化133】
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室温で、シクロブチルアミン(5.90mL,59.8mmol)を15分間にわたって、アクリロニトリル(4.76g,89.7mmol)を含むメタノール(7mL)の溶液に滴下した。混合物を室温で30分間および還流下で1時間撹拌し、室温まで冷却し、減圧濃縮した。所望の生成物を真空蒸留によって透明な液状物として得た(7.7g,98%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 3.29-3.21(m,1H),2.88-2.83(t,2H,J = 6.6 Hz),2.50-2.46(t,2H,J = 6.6 Hz),2.26-2.20(m,2H),1.76-1.63(m,4H),1.30(br s,1H)。
【0439】
調製125:N1−シクロブチルプロパン−1,3−ジアミン
【0440】
【化134】
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水素化アルミニウムリチウム(3.056g,80.5mmol)を含む無水ジエチルエーテル(120mL)の冷(0℃)懸濁液に、3−(シクロブチルアミノ)プロパンニトリル(5.000g,40.3mmol)を含む無水ジエチルエーテル(40mL)の溶液を45分間にわたって滴下した。反応混合物を室温で15分間および還流下で4時間撹拌し、室温まで冷却し、1時間撹拌した。混合物を0℃まで冷却し、激しく撹拌し、この間、水(3.1mL)を滴下した後、15%水性水酸化ナトリウム(3.1mL)、最後に水(9.3mL)を滴下した。得られたスラリーを室温まで昇温させ、15分間撹拌し、無水硫酸マグネシウムを添加し、さらに15分間撹拌した。固形物質を濾過によって除去し、温塩化メチレンで多数回洗浄し、濾液を減圧濃縮し、所望の生成物を薄黄色液状物として得た(3.44g,66%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)3.14(m,1H),2.69-2.62(m,2H),2.53-2.45(m,2H),2.13-2.10(m,2H),1.56-1.48(m,6H),1.33(br s,3H)。
【0441】
調製126:3−(シクロペンチルアミノ)プロパンニトリル
【0442】
【化135】
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室温で、シクロペンチルアミン(5.794mL,58.7mmol)を、アクリロニトリル(5.79mL,88.1mmol)を含むメタノール(7mL)の溶液に滴下した。この溶液を室温で30分間および還流下で1時間撹拌し、室温まで冷却し、減圧濃縮した。所望の生成物を真空蒸留によって透明な液状物として得た(7.4g,91%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 3.14-3.04(五重線,1H,J = 6.3 Hz),2.91-2.87(t,2H,J = 6.9 Hz),2.53-2.48(td,2H,J = 0.9,6.9 Hz),1.88-1.78(m,2H),1.73-1.49(m,4H),1.36-1.24(m,2H),1.19(br s,1H)。
【0443】
調製127:N1−シクロペンチルプロパン−1,3−ジアミン
【0444】
【化136】
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水素化アルミニウムリチウム(3.295g,86.8mmol)を含む無水ジエチルエーテル(150mL)の冷(0℃)懸濁液に、3−(シクロペンチルアミノ)プロパンニトリル(6.000g,43.4mmol)を含む無水ジエチルエーテル(40mL)の溶液を45分間にわたって滴下した。反応混合物を室温で15分間および還流下で4時間撹拌し、室温まで冷却し、1時間撹拌した。混合物を0℃まで冷却し、激しく撹拌し、この間、水(3.4mL)を滴下した後、15%水性水酸化ナトリウム(3.4mL)、最後に水(10.2mL)を滴下した。得られたスラリーを室温まで昇温させ、15分間撹拌し、無水硫酸マグネシウムを添加し、さらに15分間撹拌した。固形物質を濾過によって除去し、温塩化メチレンで多数回洗浄し、濾液を減圧濃縮し、所望の生成物を透明な油状物として得た(4.5g,73%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 3.05-2.96(五重線,1H,J = 6.6 Hz),2.74-2.71(t,2H,J = 6.6 Hz),2.68-2.58(t,2H,J = 6.9 Hz),1.85-1.68(m,2H),1.62-1.42(m,6H),1.34(br s,3H),1.30-1.21(m,2H)。
【0445】
調製128〜138
調製128〜138は以下の一般手順に従って調製した:
ジアミン(1.0当量,0.5M)を含む無水ピリジンの撹拌溶液にスルファミド(1.2当量)を添加した。混合物を密封チューブ内で120〜125℃にて18〜24時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物を減圧濃縮し、残渣を酢酸エチルと水に分配した。有機層を1N水性塩酸(2回)、飽和水性塩化ナトリウムで連続的に洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、減圧濃縮し、所望の生成物を得た。生成物は、典型的には、なんらさらなる精製なしで直接、次の工程で使用した。
【0446】
【表1-1】
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【0447】
【表1-2】
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実施例2:式Iの化合物の調製
化合物1:N−(3−(9H−カルバゾール−9−イル)−2−ヒドロキシプロピル)−N−(フラン−2−イルメチル)メタンスルホンアミド
【0448】
【化137】
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メタンスルホニルクロリド(0.650mL,8.4mmol)を、1−(9H−カルバゾール−9−イル)−3−((フラン−2−イルメチル)アミノ)プロパン−2−オール(2.7g,8.4mmol)およびトリエチルアミン(1.3mL,9.2mmol)を含む無水塩化メチレン(55mL)の冷撹拌溶液(これは、外部氷浴で0〜5℃に維持した)に滴下した。この溶液を0℃で2時間撹拌し、次いで塩化メチレンで希釈し、0.25N水性塩酸で2回、水、および飽和水性塩化ナトリウムで連続的に洗浄した。有機部分を乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(0から10%の酢酸エチルを含む塩化メチレン)、所望の生成物を白色固形物として得た(1.5g,45%)。
1H NMR(d6-DMSO,300 MHz)δ 8.09-8.06(d,2H,J = 8.1 Hz),7.42-7.37(m,5H),7.18-7.14(m,2H),6.37-6.35(dd,1H,J = 1.8,3 Hz),6.31-6.30(d,1H,J = 3 Hz),4.52-4.39(dd,2H,J = 15.9,24.6 Hz),4.39-4.30(dd,1H,J = 3.3,14.4 Hz),4.22-4.10(m,1H),4.20-4.05(br m,1H),3.40-3.33(m,1H)3.26-3.17(m,1H),2.90(s,3H).ESI(m/z):398.9(M+H).HPLC解析:(C18,10分間で10から90%までのアセトニトリルを含む水+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):8.6分,97.9%。
【0449】
化合物2〜12
化合物2〜12は、化合物1で使用したものと同様の手順によって、またはトリエチルアミンの代わりにピリジン(4当量)を使用することにより調製した。
【0450】
【表2-1】
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【0451】
【表2-2】
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【0452】
【表2-3】
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化合物13〜19
化合物13〜19は以下の一般法によって調製した:
2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3−(9H−カルバゾール−9−イル)−N−(フラン−2−イルメチル)プロパン−1−アミン(0.100g,0.2mmol)を含む無水ピリジン(1mL)の撹拌溶液に、対応するスルホニルクロリド(0.9mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌し、混合物を真空濃縮した。粗製残渣を水で処理し、酢酸エチルで抽出した(20mL)。有機層を飽和水性塩化ナトリウム(saodium)と飽和水性炭酸ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(0から80%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、TBS保護生成物を得た。生成物を無水テトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、水性テトラブチルアンモニウムフルオリド(0.040g,0.1mmol)を含む水を添加した。混合物を室温で一晩撹拌し、次いで濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(0から50%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、純粋な生成物を得た。
【0453】
【表3-1】
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【0454】
【表3-2】
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化合物20:N−(3−(9H−カルバゾール−9−イル)−2−ヒドロキシプロピル)イソチアゾリジン1,1−ジオキシド
【0455】
【化138】
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1,3−プロパンスルタム(0.80g,6.6mmol)を含む無水N,N−ジメチルホルムアミド(formaide)(20mL)の撹拌溶液に水素化ナトリウム(鉱油中60%,0.053g,1.3mmol)を添加し、混合物を室温で1時間撹拌した。9−(オキシラン−2−イルメチル)−9H−カルバゾール(1.622g,7.3mmol)を添加し、混合物を70℃で一晩撹拌した。冷却した後、反応液を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(0から70%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、次いで酢酸エチル/ヘキサンで再結晶させ、純粋な該化合物を白色固形物として得た(1.6g,70%)。
1H NMR(300 MHz,CDCl
3)δ 8.10(d,2H,J = 7.5 Hz),7.48(d,4H,J = 3.9 Hz),7.30-7.22(m,2H),4.55-4.35(m,3H),3.42-3.12(m,6H),2.59(d,1H,J = 3.0 Hz),2.37(m,2H).ESI(m/z):344.9(M+H).HPLC解析:(C18,10分間で10から90%までのアセトニトリルを含む水+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):11.8分,>98%。
【0456】
化合物21〜235
化合物21〜235は、化合物20で使用したものと同様の手順によって、または炭酸セシウム(1当量)含有N,N−ジメチルアセトアミドを100℃で一晩使用することにより調製した。
【0457】
エナンチオマー過剰の光学活性実施例は、Chiralpak AD−H カラム,0.46cm×25cm,25%のイソプロパノール含有ヘキサンでの0〜30分間の溶出;流速:1mL/分,UV 254nMを用いたHPLCによって得た。
【0458】
【表4-1】
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【0459】
【表4-2】
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【0460】
【表4-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0461】
【表4-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0462】
【表4-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0463】
【表4-6】
[この文献は図面を表示できません]
【0464】
【表4-7】
[この文献は図面を表示できません]
【0465】
【表4-8】
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【0466】
【表4-9】
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【0467】
【表4-10】
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【0468】
【表4-11】
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【0469】
【表4-12】
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【0470】
【表4-13】
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【0471】
【表4-14】
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【0472】
【表4-15】
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【0473】
【表4-16】
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【0474】
【表4-17】
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【0475】
【表4-18】
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【0476】
【表4-19】
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【0477】
【表4-20】
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【0478】
【表4-21】
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【0479】
【表4-22】
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【0480】
【表4-23】
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【0481】
【表4-24】
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【0482】
【表4-25】
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【0483】
【表4-26】
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【0484】
【表4-27】
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【0485】
【表4-28】
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【0486】
【表4-29】
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【0487】
【表4-30】
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【0488】
【表4-31】
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【0489】
【表4-32】
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【0490】
【表4-33】
[この文献は図面を表示できません]
【0491】
【表4-34】
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【0492】
【表4-35】
[この文献は図面を表示できません]
【0493】
【表4-36】
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【0494】
【表4-37】
[この文献は図面を表示できません]
【0495】
【表4-38】
[この文献は図面を表示できません]
【0496】
【表4-39】
[この文献は図面を表示できません]
【0497】
【表4-40】
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【0498】
【表4-41】
[この文献は図面を表示できません]
【0499】
【表4-42】
[この文献は図面を表示できません]
【0500】
【表4-43】
[この文献は図面を表示できません]
【0501】
【表4-44】
[この文献は図面を表示できません]
【0502】
【表4-45】
[この文献は図面を表示できません]
【0503】
【表4-46】
[この文献は図面を表示できません]
【0504】
【表4-47】
[この文献は図面を表示できません]
【0505】
【表4-48】
[この文献は図面を表示できません]
【0506】
【表4-49】
[この文献は図面を表示できません]
【0507】
【表4-50】
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【0508】
【表4-51】
[この文献は図面を表示できません]
【0509】
【表4-52】
[この文献は図面を表示できません]
【0510】
【表4-53】
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化合物236:N−(3−(1−フルオロ−9H−カルバゾール−9−イル)−2−ヒドロキシプロピル)−N−(フラン−2−イルメチル)メタンスルホンアミド
【0511】
【化139】
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1−フルオロ−9H−カルバゾール(0.099g,0.54mmol)およびN−(フラン−2−イルメチル)−N−(オキシラン−2−イルメチル)メタンスルホンアミド(0.142g,0.62mmol)および炭酸セシウム(0.174g,0.54mmol)を含む無水N,N−ジメチルホルムアミド(1mL)の懸濁液をマイクロ波反応器内で110℃にて30分間加熱した。反応混合物を冷却し、水と酢酸エチルに注入した。有機層を単離し、水と飽和水性塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ(無水硫酸ナトリウム)、濾過し、真空濃縮した。粗製残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し(10から80%までの酢酸エチルを含むヘキサン)、白色固形物を得た(0.103g,46%)。
1H NMR(CDCl
3,300 MHz)δ 8.08-8.06(dt,1H,J = 0.9 Hz,7.5 Hz),7.88-7.85(m,1H),7.50-7.48(m,2H),7.29-7.27(m 1H),2.24-2.12(m,3H),6.16-6.14(dd,1H,J = 2.1,3.3 Hz),5.97-5.96(d,1H,J = 3.3 Hz),4.54-4.31(m,5H),3.51-3.43(dd,1H,J = 8.3,14.8 Hz),3.27-3.22(dd,1H,J = 3.0,15 Hz),2.85(s,3H),2.65-2.64(d,1H,J = 3.3 Hz).ESI(m/z):417.1(M+H)、349.3(M−フラン)。HPLC解析:(C18,10分間で10から90%までのアセトニトリルを含む水+0.1%のトリフルオロ酢酸:保持時間,254nmにおける面積%):9.73分,100%。
【0512】
化合物237〜245
化合物237〜245は、化合物236で使用したものと同様の手順によって調製した。
【0513】
【表5-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0514】
【表5-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0515】
【表5-3】
[この文献は図面を表示できません]
式Iの化合物の評価に有用な具体的なアッセイとしては、後述するような、試験化合物の効力を評価するためのPer2アッセイおよび試験化合物の標的を評価するためのCry1アッセイが挙げられる。
【0516】
実施例3:試験化合物の効力を評価するためのPer2アッセイ
化合物を、Zhang,E.E.ら、Cell,2009,139,199−210に既報のハイスループット概日アッセイ系を使用することによりスクリーニングした。簡単には、Per2−dLucを有する安定なU2OSレポーター細胞を8,000細胞/ウェルの密度で、Corning 96ウェルのソリッドで白色平底のTC処理済みマイクロプレート(Corning(登録商標))内にプレーティングし、5%CO
2の存在下、37℃で24時間インキュベートした。次いで細胞を、最少外植片培地(10mMのHEPES(pH7.0),2%のB27,1×PSG(Invitrogen(登録商標))および1.0mMのカブトムシルシフェリン(Promega(登録商標)))への培地交換による血清ショックによって同調させた後、ジメチルスルホキシドに溶解させた式Iの化合物を添加した(最終ジメチルスルホキシド濃度0.5%)。35℃で4〜5日間にわたって発光を測定すること(Tecan(登録商標)M200)により遺伝子発現をモニタリングした。随伴する概日リズムの期間、振幅および位相を、Multicycle(商標)ソフトウェア(商標)(Actimetrics,Inc)を用いて調べた。式Iの化合物のEC
50値をGraphpad(商標)(Prism(登録商標))を用いて計算した。
【0517】
以下の表に、明記した実施例のPer2 EC
50データを示す。EC
50はマイクロモル濃度で報告している。
【0518】
【表6-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0519】
【表6-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0520】
【表6-3】
[この文献は図面を表示できません]
当業者であれば、本明細書に記載の任意の化合物のPer2 EC
50データを測定するためのこのアッセイを容易に最適化することができる。
【0521】
実施例4:試験化合物の標的を評価するためのCry1アッセイ
HEK293細胞(2.5×10
6細胞)を6ウェルプレート上で、2μgの発現ベクターを用いてLipofectamine 2000によってリバーストランスフェクションした。28時間後、細胞を氷冷PBS中に収集し、100μLのインキュベーションバッファー(50mM Tris,50mM NaCl,2mM EDTA,10%グリセロール,1mM DTT,Completeプロテアーゼインヒビターカクテル,ホスファターゼインヒビターカクテル1および3;pH8.0)中に再懸濁させた。混合物にNP−40(最終1%)を補給し、氷上で15分間インキュベートした後、4℃で10分間遠心分離(16,000×g)した。上清みをアッセイに使用した。C末端3XFlag−タグ化mCRY1のための発現ベクターは、p3XFLAG−CMV−14(Sigma)を基礎にした。
【0522】
Cry1::LucまたはLucレポーターHEK293細胞(1.0×10
4細胞)を、384ウェル白色ソリッドボトムプレート上に50μL/ウェルでプレーティングした。24時間後、500nlの化合物(最終1%ジメチルスルホキシド)を培地に適用した。24時間後、培地にルシフェリン(最終1mM)とHEPES−NaOH(pH7.2;最終10mM)を補給し、マイクロプレートリーダーで7.5分毎に1時間、発光を記録した。発光強度パラメータを、実験中の強度を平均することにより計算した。最初のデータ点は、一過性の発光の変化ため解析から除外した。Cry::Luc強度をLuc強度に対して正規化して最終EC
50値を得る。式Iの化合物のEC
50値をGraphpad(商標)(Prism(登録商標))を用いて計算した。
【0523】
以下の表に、明記した実施例のCry1 EC
50データを示す。EC
50はマイクロモル濃度で報告している。
【0524】
【表7】
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実施例5:定常状態CRY1タンパク質の安定化のトランジェントアッセイ
HEK293細胞を24ウェルプレート内で、C末端コードMycDDKタグ(Origene)またはFLAG−tag(Sigma)を有する完全長CRY1をコードしているcDNAを含む哺乳動物発現ベクター(0.5μg/ウェル)で、Lipofectamine 2000または同等の試薬を用いてトランスフェクトする。24時間後、細胞を試験化合物で、終濃度1%までのDMSOを用いて処理する。さらに24時間後、細胞を、プロテアーゼインヒビターカクテルを含むRIPAバッファー(150mM NaCl,1.0%IGEPAL(登録商標)CA−630(またはNP−40),0.5%デオキシコール酸ナトリウム,0.1%SDSおよび50mM Tris,pH8.0)中に溶解させる。タンパク質ゲル試料バッファーを同等の量の各試料に添加し、SDS−ポリアクリルアミドゲル上で電気泳動により分離し、PVDF膜に移す。タグ化タンパク質を、タグ指向性一次抗体およびHRPにコンジュゲートさせた二次抗体を用いて検出する。タグ化CRY1タンパク質を、ECL+または他の同様の試薬を用いた化学発光によって明らかにし、デジタルカメラでRAWファイルとして記録する。Photoshop and ImageJソフトウェアを使用し、個々のバンドを定量する。タグ化CRY1タンパク質の量は、負荷試料中の総タンパク質または後で検出される内部対照タンパク質(例えば、GAPDH)と比較され得る。タグ化CRY1タンパク質の相対量は、化合物処理細胞試料をDMSO処理細胞試料と比較することにより決定され得る。対照試料と比べてタグ化CRY1タンパク質が増加することは、該化合物によりCRY1の安定性が増大することを示す。対照試料と比べてタグ化CRY1タンパク質が減少することは、該化合物によりCRY1の安定性が低減されることを示す。上記のアッセイは、概日リズムおよび/またはCRY調節経路に関与する任意のタンパク質(例えば、Cry2、Per1、Per2、CLOCK、BMAL1、TIMタンパク質またはVEGF)の内在性タンパク質のレベルを測定するため、または決定するために当業者によって容易に修正および最適化され得る。
【0525】
実施例6:定常状態CRY1タンパク質の安定化の安定細胞系アッセイ
タグ化CRY1タンパク質を発現する安定細胞系を試験化合物で、1%までのDMSO中で24時間処理する。さらに24時間後、細胞を、プロテアーゼインヒビターカクテルを含むRIPAバッファー(150mM NaCl,1.0%IGEPAL(登録商標)CA−630(またはNP−40),0.5%デオキシコール酸ナトリウム,0.1%SDSおよび50mM Tris,pH8.0)中に溶解させる。SDS含有タンパク質ゲル試料バッファーを同等の量の各試料に添加し、SDS−ポリアクリルアミドゲル上で電気泳動により分離し、PVDF膜に移す。タグ化タンパク質を、タグ指向性一次抗体およびHRPにコンジュゲートさせた二次抗体を用いて検出する。タグ化CRY1タンパク質をECL+または他の同様の試薬を用いた化学発光によって検出し、デジタルカメラでRAWファイルとして記録する。Photoshop and ImageJソフトウェアを使用し、個々のバンドを定量する。タグ化CRY1タンパク質の量は、負荷試料中の総タンパク質または後で検出される内部対照タンパク質(例えば、GAPDH)と比較され得る。タグ化CRY1タンパク質の相対量は、化合物処理細胞試料を対照またはDMSO処理細胞試料と比較することにより決定され得る。対照試料と比べてタグ化CRY1タンパク質が増加することは、該化合物によりCRY1の安定性が増大することを示す。対照試料と比べてタグ化CRY1タンパク質が減少することは、該化合物によりCRY1の安定性が低減されることを示す。上記のアッセイは、概日リズムおよび/またはCRY調節経路に関与する任意のタンパク質(例えば、Cry2、Per1、Per2、CLOCK、BMAL1、TIMタンパク質またはVEGF)の内在性タンパク質のレベルを測定するため、または決定するために当業者によって容易に修正および最適化され得る。
【0526】
実施例7: CRY1タグ化タンパク質の半減期の決定
タグ化CRY1タンパク質を発現する一過的にトランスフェクトしたHEK293細胞または安定細胞系を試験化合物に24時間曝露し、次いでシクロヘキシミド(1μg/ml)に曝露する。15分間〜6時間のインキュベーション後、細胞をRIPAバッファー中で溶解させる。SDS含有タンパク質ゲル試料バッファーを同等の量の各試料に添加し、SDS−ポリアクリルアミドゲル上で電気泳動により分離し、PVDF膜に移す。タグ化タンパク質を、タグ指向性一次抗体およびHRPにコンジュゲートさせた二次抗体を用いて検出する。タグ化CRY1タンパク質を、ECL+または他の同様の試薬を用いた化学発光によって検出し、デジタルカメラでRAWファイルとして記録する。Photoshop and ImageJソフトウェアを使用し、個々のバンドを定量する。タグ化CRY1タンパク質の量は、負荷試料中の総タンパク質または後で検出される内部対照タンパク質(例えば、GAPDH)と比較され得る。タグ化CRY1タンパク質のアバンダンスの減少速度が試験化合物処理試料と対照またはDMSO処理試料との間で比較され得る。対照試料と比べて化合物処理試料中のタグ化CRY1タンパク質の減少速度が速いことは、該化合物によりCRY1の安定性が低減されることを示す。対照試料と比べて化合物処理試料中のタグ化CRY1タンパク質の減少速度が遅いことは、該化合物によりCRY1の安定性が増大することを示す。上記のアッセイは、概日リズムおよび/またはCRY調節経路に関与する任意のタンパク質(例えば、Cry2、Per1、Per2、CLOCK、BMAL1、TIMタンパク質またはVEGF)の半減期を測定するため、または決定するために当業者によって容易に修正および最適化され得る。
【0527】
実施例8:内在性CRYタンパク質アッセイ
細胞または組織を試験化合物またはビヒクルに2時間〜4日間曝露した後、プロテアーゼインヒビターカクテルを含むRIPAバッファー中に収集し、ホモジネートする。SDS含有タンパク質ゲル試料バッファーを同等の量の各試料に添加し、SDS−ポリアクリルアミドゲル上で電気泳動により分離し、PVDF膜に移す。内在性タンパク質の量を、CRYタンパク質に指向される特異的抗体およびHRPにコンジュゲートさせた二次抗体を用いて検出する。CRYタンパク質を、ECL+または他の同様の試薬を用いた化学発光によって明らかにし、デジタルカメラでRAWファイルとして記録する。Photoshop and ImageJソフトウェアを使用し、個々のバンドを定量する。タグ化CRY1タンパク質の量は、負荷試料中の総タンパク質または後で検出される内部対照タンパク質(例えば、GAPDH)と比較され得る。CRYタンパク質の相対量は、化合物処理細胞または組織試料を対照、またはDMSO処理した細胞もしくは組織試料と比較することにより決定され得る。対照試料と比べてCRYタンパク質が増加することは、該化合物によりCRYの安定性が増大することを示す。対照試料と比べてCRYタンパク質が減少することは、該化合物によりCRYの安定性が低減されることを示す。上記のアッセイは、概日リズムおよび/またはCRY調節経路に関与する任意のタンパク質(例えば、Cry2、Per1、Per2、CLOCK、BMAL1、TIMタンパク質またはVEGF)の内在性タンパク質のレベルを測定するため、または決定するために当業者によって容易に修正および最適化され得る。
【0528】
本出願において挙げた文献、例えば、科学刊行物、特許および特許出願はすべて、引用によりその全体が本明細書に組み込まれる。