【課題を解決するための手段】
【0008】
上記技術課題を解決するために、本発明の実施例は、データ伝送遅延を低減させ、特定のアプリケーションシーンでの伝送遅延要求を満たし、データの高速伝送を実現することができるデータ伝送の方法及び装置を提供する。
【0009】
データ伝送方法であって、伝送ノードはデータ伝送モード情報を取得し、データ伝送モード情報は高速データ伝送モードを含み、前記高速データ伝送モードは時間領域シンボルに基づいてデータ伝送の時間領域長さを設定することを含むことと、
伝送ノードは取得したデータ伝送モードによりデータを伝送することと、を含む。
【0010】
好ましくは、前記伝送ノードは送信ノードを含み、前記送信ノードは高速データ伝送モードのみをサポートする。
【0011】
好ましくは、前記伝送ノードは送信ノードと受信ノードとを含み、前記送信ノードが高速データ伝送モードもサポートし、通常データ伝送モードもサポートする場合、該方法は、
前記送信ノードは受信ノードが高速データ伝送モードを使用するかどうかを確定することと、
前記受信ノードが高速データ伝送モードを使用することを確定すると、前記受信ノードにデータ伝送モード情報を送信し、データ伝送モードが高速データ伝送モードであることを前記受信ノードに指示することと、を更に含む。
【0012】
好ましくは、前記受信ノードが高速データ伝送モードを使用するかどうかを確定することは、
前記受信ノードの予め設定された伝送情報に基づいて、受信ノードが高速データ伝送モードを使用するかどうかを確定することを含む。
【0013】
好ましくは、前記受信ノードの予め設定された伝送情報は、伝送モード要求情報、装置タイプ情報、サービスタイプ情報の中の少なくとも1つを含む。
【0014】
好ましくは、前記受信ノードが高速データ伝送モードを使用するかどうかを確定することは、
前記送信ノードは受信ノードからの伝送モード要求情報を受信すると、前記送信ノードは受信ノードが高速データ伝送モードを使用することを確定すること、又は、
前記送信ノードは受信ノードの装置タイプ情報に基づいて受信ノードのタイプが高速データ伝送をサポートする装置であることを確定すると、前記送信ノードは受信ノードが高速データ伝送モードを使用することを確定すること、又は、
前記送信ノードは受信ノードのサービスタイプ情報に基づいて受信ノードのサービスタイプが超低遅延サービス、及び/又は小さいリソースブロックの要求データを含むことを確定すると、前記送信ノードは受信ノードが高速データ伝送モードを使用することを確定すること、又は、
前記送信ノードは受信ノードの装置タイプ情報に基づいて受信装置が高速データ伝送をサポートする装置であることを確定し、且つ受信装置のサービスタイプに基づいて受信装置が高速データ伝送を使用するサービスタイプであることを確定すると、前記送信ノードは受信ノードが高速データ伝送モードを使用することを確定すること、を含む。
【0015】
好ましくは、前記伝送ノードは送信ノードと受信ノードとを含み、前記送信ノードは受信ノードが同時に高速データ伝送モードと通常データ伝送モードを使用することを確定した場合、該方法は、前記送信ノードは同時に高速データ伝送モードと通常データ伝送モードを使用するように受信ノードを設定することを更に含む。
【0016】
好ましくは、前記受信ノードの高速データ伝送モードと通常データ伝送モードは異なるサービングセルにあり、又は、同じサービングセルの異なるサブフレームにあり、又は、同じサービングセルの同じサブフレームの異なる時間領域シンボルにある。
【0017】
好ましくは、前記受信ノードが同時に高速データ伝送モードと通常データ伝送モードをサポートする場合、
前記受信ノードのメインサービングセルが通常データ伝送モードを採用し、サブサービングセルが高速データ伝送モードを採用することと、
前記受信ノードのメインサービングセルが通常データ伝送モードを採用し、専用サービングセルが高速データ伝送モードを採用し、前記受信ノードの同じサービングセルの異なるサブフレーム集合が異なる伝送モードを採用することと、
前記受信ノードの同じサービングセルの同じサブフレームの異なる時間領域シンボルが異なる伝送モードを採用することと、の中の少なくとも1つを含む。
【0018】
好ましくは、前記伝送ノードは送信ノードと受信ノードとを含み、前記データ伝送モード情報を取得することは、
前記データ伝送の前に、伝送ネットワークにおける上層ノードが前記送信ノードに送信し、且つ前記送信ノードを介して前記受信ノードに送信すること、又は、
前記受信ノードがデータ伝送を行う必要がある時、前記送信ノードがデータを送信する前に、前記送信ノードが受信ノードに送信すること、又は、
前記受信ノードがデータ伝送を行う必要がある時、送信ノードがデータに対応する制御情報において送信すること、又は、
前記送信ノードと受信ノードとの間でデータ伝送を行う時、伝送する必要があるデータ情報に基づいてデータ伝送モード情報を動的に確定すること、を含む。
【0019】
好ましくは、前記時間領域シンボルは、直交周波数分割多重OFDMシンボル、又はシングルキャリア周波数分割多元接続SC‐FDMAシンボル、又は非直交シンボルを少なくとも含む。
【0020】
好ましくは、前記時間領域長さはh個の時間領域シンボルを含み、hは、予め設定された値、又は1つのタイムスロットに含まれる時間領域シンボルの数、又は1つのサブフレームに含まれる時間領域シンボルの数、又は複数のサブフレームに含まれる全部或いは一部の時間領域シンボルの数である。
【0021】
好ましくは、前記時間領域長さにおける伝送データの時間領域シンボルの数は、予め設定されたものであり、又は、伝送する必要があるデータ情報、例えばデータパケットのサイズに基づいて、時間領域シンボルの数を動的に確定する。
【0022】
好ましくは、前記時間領域シンボルのサブフレームでの時間領域エリアの確定方法は、
送信されたシグナリングが指定した位置情報に基づいて、前記時間領域シンボルの時間領域開始位置を確定すること、
又は、前記時間領域シンボルの時間領域開始位置はデータに関連するダウンリンク制御チャネルの時間領域開始位置と同じであり、又は前記時間領域シンボルの時間領域開始位置はデータに関連する制御チャネルの時間領域開始位置に基づいて確定されること、である。
【0023】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとの間の関係は、
前記データチャネルの時間領域シンボルと対応する制御チャネルの時間領域シンボルとは、同じ時間領域開始位置と時間領域終止位置を有すること、又は、
前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置は対応する制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域終止位置に隣接し、この場合、前記データチャネルと対応する制御チャネルとは同じ周波数領域位置を有し、又は両者は異なる或いは一部が同じである周波数領域位置を有すること、又は、
前記データチャネルの時間領域シンボルと対応する制御チャネルの時間領域シンボルとは同じ時間領域開始位置を有し、且つデータチャネルの時間領域長さは制御チャネルの時間領域長さ以上であり、前記データチャネルの時間領域長さは、予め設定されたものであっても、又は前記送信ノードからのシグナリングにより指示されたものであっても、又は制御チャネルの時間領域長さに基づいて確定されたものであってもよく、又はデータチャネルの時間領域長さと制御チャネルの時間領域長さとの間に予め設定されたマッピング関係が存在すること、又は、
前記データチャネルに対応する制御チャネルがベアラするシグナリングに基づいて、データチャネルの時間領域シンボルの時間領域位置を確定し、前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置は、前記制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置よりも早い若しくは遅い、或いは前記制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置と同じであり、或いは、前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置はその時間領域長さに基づいて区分され、前記制御チャネルの時間領域シンボルエリアはデータチャネルの時間領域長さエリア内の予め設定された位置にあること、又は、
前記データチャネルの時間領域長さエリア位置と制御チャネルの時間領域長さエリア位置とは予め設定された間隔tを有すること、である。
【0024】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとの周波数領域位置はそれぞれ確定され、前記データチャネルの周波数領域位置は制御チャネルがベアラするリソース指示シグナリングにより確定される。
【0025】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとの周波数領域位置は不連続である。
【0026】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとは、ダウンリンクデータチャネル及び対応するダウンリンク制御チャネル、及び/又は、アップリンクデータチャネル及び対応するアップリンク制御チャネルを含み、
アップリンクデータチャネルが独立スケジューリングを採用する場合、アップリンク制御チャネルは対応するアップリンクデータチャネルの関連する伝送情報を指示することに用いられる。
【0027】
好ましくは、前記データ伝送モードによりデータを伝送することは、
前記データ伝送モードにより、アップリンクデータ及び対応する制御チャネルを伝送すること、及び/又は、前記データ伝送モードにより、ダウンリンクデータ及び対応する制御チャネルを伝送することを含み、アップリンクデータはアップリンクデータチャネルによりベアラされ、アップリンク制御情報はアップリンク制御チャネルによりベアラされ、前記伝送は送信及び/又は受信を含む。
【0028】
好ましくは、前記送信ノードは、基地局、中継伝送ノード、無線ゲートウェイ、ルータを含み、前記受信ノードは、ユーザ装置、マイクロ基地局、ホーム基地局を含む。
【0029】
本発明の実施例はデータ伝送システムを更に提供し、少なくとも伝送ノードを含み、
伝送ノードは、データ伝送モード情報を取得し、取得したデータ伝送モードによりデータを伝送するように設定され、データ伝送モード情報は高速データ伝送モードを含み、前記高速データ伝送モードは時間領域シンボルに基づいてデータ伝送の時間領域長さを設定することを含む。
【0030】
好ましくは、伝送ノードは送信ノードを含み、前記送信ノードは高速データ伝送モードのみをサポートする。
【0031】
好ましくは、前記伝送ノードは送信ノードと受信ノードとを含み、前記送信ノードが高速データ伝送モードもサポートし、通常データ伝送モードもサポートする場合、
前記送信ノードは更に、受信ノードの予め設定された伝送情報に基づいて受信ノードが高速データ伝送モードを使用するかどうかを確定し、且つ送信ノードが高速データ伝送モードを使用することを確定した時、受信ノードにデータ伝送モード情報を送信し、データ伝送モードが高速データ伝送モードであることを受信ノードに指示するように設定され、
前記受信ノードは更に、送信ノードの指示により、高速データ伝送モードを採用してデータを伝送するように設定される。
【0032】
好ましくは、前記送信ノードは更に、受信ノードが高速データ伝送モードをサポートしないことを確定した場合、受信ノードが通常データ伝送モードによりデータを伝送することを確定するように設定され、
前記受信ノードは更に、送信ノードの指示により、通常伝送モードを採用してデータを伝送するように設定される。
【0033】
好ましくは、前記送信ノードは更に、受信ノードが同時に高速データ伝送モードと通常データ伝送モードをサポートすることを確定した場合、同時に高速データ伝送モードと通常データ伝送モードをサポートするように受信ノードを設定するように設定され、
前記受信ノードは送信ノードの設定により、高速データ伝送モード及び/又は通常データ伝送モードのデータ伝送を行う。
【0034】
好ましくは、前記送信ノードは、基地局、中継伝送ノード、無線ゲートウェイ又はルータを含み、
前記受信ノードは、ユーザ装置、マイクロ基地局又はホーム基地局を含む。
【0035】
好ましくは、前記時間領域シンボルは、直交周波数分割多重OFDMシンボル、又はシングルキャリア周波数分割多元接続SC‐FDMAシンボル、又は非直交シンボルを少なくとも含む。
【0036】
好ましくは、前記時間領域長さはh個の時間領域シンボルを含み、hは、予め設定された値、又は1つのタイムスロットに含まれる時間領域シンボルの数、又は1つのサブフレームに含まれる時間領域シンボルの数、又は複数のサブフレームに含まれる全部或いは一部の時間領域シンボルの数である。
【0037】
好ましくは、前記時間領域長さにおける伝送データの時間領域シンボルの数は、予め設定されたものであり、又は、伝送する必要があるデータ情報、例えばデータパケットのサイズに基づいて、時間領域シンボルの数を動的に確定する。
【0038】
好ましくは、前記時間領域シンボルのサブフレームでの時間領域エリアの確定は、
送信されたシグナリングが指定した位置情報に基づいて、前記時間領域シンボルの時間領域開始位置を確定すること、
又は、前記時間領域シンボルの時間領域開始位置はデータに関連するダウンリンク制御チャネルの時間領域開始位置と同じであり、又は前記時間領域シンボルの時間領域開始位置はデータに関連する制御チャネルの時間領域開始位置に基づいて確定されること、である。
【0039】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとの間の関係は、
前記データチャネルの時間領域シンボルと対応する制御チャネルの時間領域シンボルとは、同じ時間領域開始位置と時間領域終止位置を有すること、又は、
前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置は対応する制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域終止位置に隣接し、この場合、前記データチャネルと対応する制御チャネルとは同じ周波数領域位置を有し、又は両者は異なる或いは一部が同じである周波数領域位置を有すること、又は、
前記データチャネルの時間領域シンボルと対応する制御チャネルの時間領域シンボルとは同じ時間領域開始位置を有し、且つデータチャネルの時間領域長さは制御チャネルの時間領域長さ以上であり、前記データチャネルの時間領域長さは、予め設定されたものであっても、又は前記送信ノードからのシグナリングにより指示されたものであっても、又は制御チャネルの時間領域長さに基づいて確定されたものであってもよく、又はデータチャネルの時間領域長さと制御チャネルの時間領域長さとの間に予め設定されたマッピング関係が存在すること、又は、
前記データチャネルに対応する制御チャネルがベアラするシグナリングに基づいて、データチャネルの時間領域シンボルの時間領域位置を確定し、前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置は、前記制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置よりも早い若しくは遅い、或いは前記制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置と同じであり、或いは、前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置はその時間領域長さに基づいて区分され、前記制御チャネルの時間領域シンボルエリアはデータチャネルの時間領域長さエリア内の予め設定された位置にあること、又は、
前記データチャネルの時間領域長さエリア位置と制御チャネルの時間領域長さエリア位置とは予め設定された間隔tを有すること、である。
【0040】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとの周波数領域位置は不連続である。
【0041】
本発明の実施例は送信ノードを更に提供し、データ伝送モード情報を取得し、取得したデータ伝送モードによりデータを伝送するように設定され、データ伝送モード情報は高速データ伝送モードを含み、前記高速データ伝送モードは時間領域シンボルに基づいてデータ伝送の時間領域長さを設定することを含む。
【0042】
好ましくは、前記送信ノードは高速データ伝送モードのみをサポートする。
【0043】
好ましくは、前記送信ノードが高速データ伝送モードもサポートし、通常データ伝送モードもサポートする場合、
前記送信ノードは更に、受信ノードの予め設定された伝送情報に基づいて受信ノードが高速データ伝送モードをサポートするかどうかを確定し、且つ送信ノードが高速データ伝送モードをサポートすることを確定した時、受信ノードにデータ伝送モード情報を送信し、データ伝送モードが高速データ伝送モードであることを受信ノードに指示するように設定され、
前記受信ノードの予め設定された伝送情報は、伝送モード要求情報、装置タイプ情報、サービスタイプ情報の中の少なくとも1つを含む。
【0044】
好ましくは、前記送信ノードは更に、受信ノードが高速データ伝送モードをサポートしないことを確定した場合、受信ノードが通常データ伝送モードによりデータを伝送することを確定するように設定される。
【0045】
好ましくは、前記送信ノードは更に、受信ノードが同時に高速データ伝送モードと通常データ伝送モードをサポートすることを確定した場合、同時に高速データ伝送モードと通常データ伝送モードをサポートするように受信ノードを設定するように設定される。
【0046】
好ましくは、前記送信ノードは、基地局、中継伝送ノード、無線ゲートウェイ又はルータを含む。
【0047】
好ましくは、前記時間領域シンボルは、直交周波数分割多重OFDMシンボル、又はシングルキャリア周波数分割多元接続SC‐FDMAシンボル、又は非直交シンボルを少なくとも含む。
【0048】
好ましくは、前記時間領域長さはh個の時間領域シンボルを含み、hは、予め設定された値、又は1つのタイムスロットに含まれる時間領域シンボルの数、又は1つのサブフレームに含まれる時間領域シンボルの数、又は複数のサブフレームに含まれる全部或いは一部の時間領域シンボルの数である。
【0049】
好ましくは、前記時間領域長さにおける伝送データの時間領域シンボルの数は、予め設定されたものであり、又は、伝送する必要があるデータ情報、例えばデータパケットのサイズに基づいて、時間領域シンボルの数を動的に確定する。
【0050】
好ましくは、前記時間領域シンボルのサブフレームでの時間領域エリアの確定は、
送信されたシグナリングが指定した位置情報に基づいて、前記時間領域シンボルの時間領域開始位置を確定すること、
又は、前記時間領域シンボルの時間領域開始位置はデータに関連するダウンリンク制御チャネルの時間領域開始位置と同じであり、又は前記時間領域シンボルの時間領域開始位置はデータに関連する制御チャネルの時間領域開始位置に基づいて確定されること、である。
【0051】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとの間の関係は、
前記データチャネルの時間領域シンボルと対応する制御チャネルの時間領域シンボルとは、同じ時間領域開始位置と時間領域終止位置を有すること、又は、
前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置は対応する制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域終止位置に隣接し、この場合、前記データチャネルと対応する制御チャネルとは同じ周波数領域位置を有し、又は両者は異なる或いは一部が同じである周波数領域位置を有すること、又は、
前記データチャネルの時間領域シンボルと対応する制御チャネルの時間領域シンボルとは同じ時間領域開始位置を有し、且つデータチャネルの時間領域長さは制御チャネルの時間領域長さ以上であり、前記データチャネルの時間領域長さは予め設定されたものであっても、又は前記送信ノードのシグナリングにより指示されたものであっても、又は制御チャネルの時間領域長さに基づいて確定されたものであってもよく、又はデータチャネルの時間領域長さと制御チャネルの時間領域長さとの間に予め設定されたマッピング関係が存在すること、又は、
前記データチャネルに対応する制御チャネルがベアラするシグナリングに基づいて、データチャネルの時間領域シンボルの時間領域位置を確定し、前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置は、前記制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置よりも早い若しくは遅い、或いは前記制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置と同じであり、或いは、前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置はその時間領域長さに基づいて区分され、前記制御チャネルの時間領域シンボルエリアはデータチャネルの時間領域長さエリア内の予め設定された位置にあること、又は、
前記データチャネルの時間領域長さエリア位置と制御チャネルの時間領域長さエリア位置とは予め設定された間隔tを有すること、である。
【0052】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとの周波数領域位置は不連続である。
【0053】
本発明の実施例は受信ノードを更に提供し、データ伝送モード情報を取得し、取得したデータ伝送モードによりデータを伝送するように設定され、
データ伝送モード情報は高速データ伝送モードを含み、前記高速データ伝送モードは時間領域シンボルに基づいてデータ伝送の時間領域長さを設定することを含む。
【0054】
好ましくは、前記受信ノードは更に送信ノードの指示により、高速データ伝送モードを採用してデータを伝送し、及び/又は通常データ伝送モードを採用してデータを伝送する。
【0055】
好ましくは、前記受信ノードは、ユーザ装置、マイクロ基地局又はホーム基地局である。
【0056】
好ましくは、前記時間領域シンボルは、直交周波数分割多重OFDMシンボル、又はシングルキャリア周波数分割多元接続SC‐FDMAシンボル、又は非直交シンボルを少なくとも含む。
【0057】
好ましくは、前記時間領域長さはh個の時間領域シンボルを含み、hは、予め設定された値、又は1つのタイムスロットに含まれる時間領域シンボルの数、又は1つのサブフレームに含まれる時間領域シンボルの数、又は複数のサブフレームに含まれる全部或いは一部の時間領域シンボルの数である。
【0058】
好ましくは、前記時間領域長さにおける伝送データの時間領域シンボルの数は予め設定されたものであり、又は、伝送する必要があるデータ情報、例えばデータパケットのサイズに基づいて、時間領域シンボルの数を動的に確定する。
【0059】
好ましくは、前記時間領域シンボルのサブフレームでの時間領域エリアの確定方式は、
送信されたシグナリングが指定した位置情報に基づいて、前記時間領域シンボルの時間領域開始位置を確定すること、
又は、前記時間領域シンボルの時間領域開始位置はデータに関連するダウンリンク制御チャネルの時間領域開始位置と同じであり、又は前記時間領域シンボルの時間領域開始位置はデータに関連する制御チャネルの時間領域開始位置に基づいて確定されること、である。
【0060】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとの間の関係は、
前記データチャネルの時間領域シンボルと対応する制御チャネルの時間領域シンボルとは、同じ時間領域開始位置と時間領域終止位置を有すること、又は、
前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置は対応する制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域終止位置に隣接し、この場合、前記データチャネルと対応する制御チャネルとは同じ周波数領域位置を有し、又は両者は異なる或いは一部が同じである周波数領域位置を有すること、又は、
前記データチャネルの時間領域シンボルと対応する制御チャネルの時間領域シンボルとは同じ時間領域開始位置を有し、且つデータチャネルの時間領域長さは制御チャネルの時間領域長さ以上であり、前記データチャネルの時間領域長さは予め設定されたものであっても、又はシグナリングにより指示されたものであっても、又は制御チャネルの時間領域長さに基づいて確定されたものであってもよく、又はデータチャネルの時間領域長さと制御チャネルの時間領域長さとの間に予め設定されたマッピング関係が存在すること、又は、
前記データチャネルに対応する制御チャネルがベアラするシグナリングに基づいて、データチャネルの時間領域シンボルの時間領域位置を確定し、前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置は、前記制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置よりも早い若しくは遅い、或いは前記制御チャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置と同じであり、或いは、前記データチャネルの時間領域シンボルの時間領域開始位置は、その時間領域長さに基づいて区分され、前記制御チャネルの時間領域シンボルエリアはデータチャネルの時間領域長さエリア内の予め設定された位置にあること、又は、
前記データチャネルの時間領域長さエリア位置と制御チャネルの時間領域長さエリア位置とは予め設定された間隔tを有すること、である。
【0061】
好ましくは、前記データチャネルと対応する制御チャネルとの周波数領域位置は不連続である。
【0062】
本発明の実施例はコンピュータプログラムを更に提供し、プログラム指令を含み、該プログラム指令が伝送ノードにより実行される場合、該伝送ノードは上記方法を実行できる。
【0063】
本発明の実施例は上記コンピュータプログラムを記憶する媒体を更に提供する。