(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記フレームは、前記第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で、前記第1の情報と同一のチャネルを占有する第3の情報をさらに具備する、請求項1の装置。
前記部分は、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、または前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、請求項1の装置。
前記第2の部分は、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、または前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備し、
前記処理システムは、前記STF、またはCEのための情報を持った前記フィールドの内の前記少なくとも1つに基づいて、前記第2の部分に含まれたデータを復号するように構成された、請求項7の装置。
前記部分は、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、または前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、請求項14の方法。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[0018] 本開示の態様は、多数のチャネルの各々において、レガシー復号可能なプリアンブル情報を送信することによって、レガシーデバイスを含むシステムにおけるレイテンシを減らし、多数のチャネル間のギャップにおいて、多チャネル送信のチャネル推定のためのプリアンブル情報を送信するための技法を提供する。
【0011】
[0019] 下記において、添付の図面を参照して、本開示の様々な態様がより十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化されることがあり得、この開示全体を通して提示されるいずれの特定の構造または機能にも限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、この開示を徹底的かつ完全なものとし、本開示の範囲が当業者に十分に伝わるように、提供されるものである。本明細書での教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲が、本開示の他の任意の態様から独立してインプリメントされようと、組み合わされてインプリメントされようと、本明細書に開示される開示の任意の態様をカバーするように意図されていることを理解するべきである。例えば、本明細書に記載の任意の数の態様を使用して、装置がインプリメントされ得、または方法が実施され得る。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載された開示の様々な態様に加えて、あるいは、それらの態様以外の他の構造、機能、または構造と機能を使用して実施されるような装置または方法をカバーすることを意図している。本明細書に開示された開示の任意の態様が、特許請求の範囲の1つ以上の要素によって具現化され得ることが理解されるべきである。
【0012】
[0020] 「例示的」という用語は、本明細書では、「例、事例、または実例となる役割を果たす」という意味で使用される。「例示的」であるとして本明細書で説明されたいずれの態様も、他の態様よりも好ましいまたは有利であるとして必ずしも解釈されるべきではない。
【0013】
[0021] 特有の態様が本明細書で説明されるが、これらの態様の多くの変形および並べ替えは本開示の範囲内である。好ましい態様のいくつかの恩恵および利点が言及されるが、本開示の範囲は、特有の恩恵、使用、または目的に限定されることを意図しない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であることが意図され、その内のいくつかは、図面および好ましい態様の下記の説明において、例として例証される。詳細な説明および図面は単に、限定というよりはむしろ本開示の例証であり、本開示の範囲は、添付された特許請求の範囲およびそれらの均等物によって定義されている。
例となるワイヤレス通信システム
[0022] 本明細書で説明された技法は、直交マルチプレックススキームに基づく通信システムを含む、様々な広帯域ワイヤレス通信システムに使用され得る。こういった通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、等々を含む。SDMAシステムは、多数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために、十分に異なる方向を利用し得る。TDMAシステムは、各タイムスロットが異なるユーザ端末に割り当てられるように、送信信号を異なるタイムスロットに分割することによって、多数のユーザ端末に同一の周波数チャネルを共有させることを可能にし得る。OFDMAシステムは、システム帯域幅全体を多数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割マルチプレックス(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビン、等とも呼ばれ得る。OFDMでは、各サブキャリアはデータに応じて独立して変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためにインターリーブされたFDMA(IFDMA)を利用し、隣接サブキャリアのブロック上で送信するために局所化されたFDMA(LFDMA)を利用し、または、隣接サブキャリアの多数のブロック上で送信するためにエンハンスドFDMA(EFDMA)を利用し得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で、送られる。
【0014】
[0023] 本明細書での教示は、種々の有線またはワイヤレス装置(例えば、ノード)に組み込まれ得る(例えば、その範囲内にインプリメントされるか、またはそれによって実行される)。いくつかの態様において本明細書での教示にしたがってインプリメントされるワイヤレスノードは、アクセスポイントまたはアクセス端末を具備し得る。
【0015】
[0024] アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、発展型ノードB(eNB)、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、ベーシックサービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、またはいくつかの他のターミノロジーを具備するか、それらとしてインプリメントされるか、または、それらとして知られ得る。
【0016】
[0025] アクセス端末(「AT」)は、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、ユーザ局、またはいくつかの他のターミノロジーを具備するか、それらとしてインプリメントされるか、またはそれらとして知られ得る。いくつかのインプリメンテーションにおいて、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスを具備し得る。したがって、本明細書で教示される1つ以上の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、携帯通信デバイス、携帯コンピューティングデバイス(例えば、携帯情報端末)、エンターテイメントデバイス(例えば、音楽または映像デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、または、ワイヤレス媒体または有線媒体を介して通信するように構成された、何らかの他の適切なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様において、ノードはワイヤレスノードである。そのようなワイヤレスノードは、例えば、有線またはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラーネットワークのような広域ネットワーク)のための接続、またはネットワークへの接続を提供し得る。
【0017】
[0026]
図1は、アクセスポイントおよびユーザ端末を持った多元接続多入力―多出力(MIMO)システム100を例証する。簡単のために、1つだけのアクセスポイント110が
図1に差し示される。アクセスポイントは、一般的にユーザ端末と通信し、かつ基地局またはいくつかの他のターミノロジーとしても参照され得る固定局である。ユーザ端末は、固定または可動であり得、移動局、ワイヤレスデバイス、または何らかの他のターミノロジーとしても参照され得る。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で、任意の所与の瞬間において、1つ以上のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアで通信し得る。システムコントローラ130は、アクセスポイントに結合し、アクセスポイントのための協調および制御を提供する。
【0018】
[0027] 下記の開示の部分は、空間分割多元接続(SDMA)を介して通信可能なユーザ端末120を説明しているが、ある態様では、ユーザ端末120はまた、SDMAをサポートしない、いくつかのユーザ端末を含み得る。よって、そのような態様では、アクセスポイント(AP)110は、SDMAユーザ端末および非SDMAユーザ端末の両方と通信するように構成され得る。このアプローチは有利に、より古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)の耐用年数を伸ばし、それらが事業展開され続けることを可能にし得ると同時に、より新しいSDMAユーザ端末がふさわしいと判断され導入されることを可能にする。
【0019】
[0028] システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のために多数の送信および多数の受信アンテナを用いる。アクセスポイント110は、N
ap個のアンテナを装備し、かつダウンリンク送信のための多入力(MI)とアップリンク送信のための多出力(MO)を表す。選択されたK個のユーザ端末120のセットは、集合的にダウンリンク送信のための多出力およびアップリンク送信のための多入力を表す。純粋なSDMAについて、K個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが、何等かの手段によって、符号、周波数、または時間でマルチプレックスされないならば、N
ap≧K≧1を有することが望ましい。データシンボルストリームが、TDMA技法、CDMAを用いた異なる符号チャネル、OFDMを用いたサブバンドのお互いに素のセット等々を使用してマルチプレックスが可能ならば、KはN
apより大であり得る。各選択されたユーザ端末は、アクセスポイントへユーザ特定のデータを送信し、および/またはアクセスポイントからユーザ特定のデータを受信する。一般に、各選択されたユーザ端末は、1つまたは多数のアンテナ(すなわち、N
ut≧1)が装備され得る。K個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なるアンテナ数を持つことが可能である。
【0020】
[0029] システム100は、時分割デュプレックス(TDD)システムまたは周波数分割デュプレックス(FDD)システムであり得る。TDDシステムでは、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムでは、ダウンリンクおよびアップリンクは、異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、送信のために、単一のキャリアまたは多数のキャリアを利用し得る。各ユーザ端末は、(例えば、コストを低く抑えるために)単一のアンテナが、または(例えば、追加コストがサポートされることができる場合には)多数のアンテナが装備され得る。各タイムスロットが異なるユーザ端末に割り当てられるように、送信/受信を異なるタイムスロットに分割することによって、ユーザ端末120が同一の周波数チャネルを共有するならば、システム100は、TDMAシステムでもあり得る。
【0021】
[0030]
図2は、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と2つのユーザ端末120mおよび120xのブロック図を例証する。アクセスポイント110は、アンテナ224aから224tまでのN
t個のアンテナを装備される。ユーザ端末120mは、アンテナ252maから252muまでのN
ut,m個のアンテナが装備され、また、ユーザ端末120xは、アンテナ252xaから252xuまでのN
ut,x個のアンテナが装備される。アクセスポイント110は、ダウンリンクのための送信エンティティおよびアップリンクのための受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクのための送信エンティティおよびダウンリンクのための受信エンティティである。本明細書で使用されるように、「送信エンティティ」とは、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することができる、独立して動作する装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」とは、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することができる、独立して動作する装置またはデバイスである。次の説明において、下付文字「dn」はダウンリンクを表し、下付文字「up」はアップリンクを表し、N
up個のユーザ端末は、アップリンク上での同時送信のために選択され、N
dn個のユーザ端末は、ダウンリンク上での同時送信のために選択され、N
upは、N
dnと等しくても等しくなくても良く、N
upとN
dnは、静的な値であり得、または、各スケジューリング期間について変更可能である。ビームステアリングまたはいくつかの他の空間処理技法は、アクセスポイントおよびユーザ端末において使用され得る。
【0022】
[0031] アップリンク上で、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータプロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、そのユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられた符号化および変調スキームに基づいて、そのユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリーム上で空間処理を実行し、N
ut,m個のアンテナのために、N
ut,m個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信および処理する(例えば、アナログに変換する、増幅する、フィルターする、および周波数アップコンバートする)。N
ut,m個の送信機ユニット254は、N
ut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のためのN
ut,m個のアップリンク信号を提供する。
【0023】
[0032] N
up個のユーザ端末は、アップリンク上での同時送信のためにスケジュールされ得る。これらのユーザ端末の各々は、そのデータシンボルストリーム上で空間処理を実行し、アップリンク上で送信シンボルストリームのそのセットをアクセスポイントに送信する。
【0024】
[0033] アクセスポイント110において、アンテナ224aから224apまでのN
ap個のアンテナは、アップリンク上で送信する全てのN
up個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信された信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行された処理と相補的な処理を実行し、受信されたシンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、N
ap個の受信機ユニット222からのN
ap個の受信されたシンボルストリーム上で受信機空間処理を実行し、N
up個の回復されたアップリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関マトリックス逆変換(CCMI)、最小平均2乗誤差(MMSE)、ソフト干渉キャンセレーション(SIC)、またはいくつかの他の技法にしたがって実行される。各回復されたアップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定である。RXデータプロセッサ242は、各回復されたアップリンクデータシンボルストリームを、そのストリームに使用されたレートにしたがって処理(例えば、復調、デインターリーブ、復号)して、復号されたデータを取得する。各ユーザ端末のための復号されたデータは、記憶のためにデータシンク244に、および/または、更なる処理のためにコントローラ230に、提供され得る。
【0025】
[0034] ダウンリンク上で、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210は、ダウンリンク送信のためのスケジュールされたN
dn個のユーザ端末のために、データソース208からトラフィックデータを、コントローラ230から制御データを、および場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータは、異なるトランスポートチャネル上で送られ得る。TXデータプロセッサ210は、各ユーザ端末のためのトラフィックデータを、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)する。TXデータプロセッサ210は、N
dn個のユーザ端末のためにN
dn個のダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、N
dn個のダウンリンクデータシンボルストリーム上で、(本開示で説明されたようにプレコード化またはビーム形成のような)空間処理を実行し、N
ap個のアンテナのために、N
ap個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信および処理する。N
ap個の送信機ユニット222は、N
ap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのN
ap個のダウンリンク信号を提供する。
【0026】
[0035] 各ユーザ端末120において、N
ut,m個のアンテナ252は、アクセスポイント110からN
ap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連付けられたアンテナ252からの受信された信号を処理し、受信されたシンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、N
ut,m個の受信機ユニット254からのN
ut,m個の受信されたシンボルストリーム上で受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のための回復されたダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、またはいくつかの他の技法にしたがって実行される。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末ための復号されたデータを取得するために、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(例えば、復調、デインターリーブ、および復号)する。
【0027】
[0036] 各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、チャネル利得推定、SNR推定、ノイズ分散等々を含み得るダウンリンクチャネル推定を提供する。同様に、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定を提供する。各ユーザ端末のためのコントローラ280は、典型的に、ユーザ端末のためのダウンリンクチャネル応答マトリックスH
dn,mに基づいて、ユーザ端末のための空間フィルタマトリックスを導出する。コントローラ230は、有効なアップリンクチャネル応答マトリックスH
up、effに基づいて、アクセスポイントのための空間フィルタマトリックスを導出する。各ユーザ端末のためのコントローラ280は、フィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの固有ベクトル、固有値、SNR推定、等々)をアクセスポイントに送り得る。コントローラ230および280はまた、それぞれ、アクセスポイント110およびユーザ端末120における、様々な処理ユニットの動作を制御する。
【0028】
[0037]
図1および2において例証されるように、1つ以上のユーザ端末120は、本明細書で説明されるようなプリアンブルフォーマットで(例えば、
図3A−4において差し示される例となるフォーマットの1つにしたがって)、1つ以上の高効率WLAN(HEW)パケット150を、例えば、UL MU−MIMO送信の一部として、アクセスポイント110に送り得る。各HEWパケット150は、1つ以上(例えば、4まで)の空間ストリームのセット上で送信され得る。ある態様では、HEWパケット150のプリアンブル部分は、(例えば、
図10−13,15および16において例証される、例となるインプリメンテーションの1つにしたがった)トーンインターリーブされたLTF、サブ帯域ベースのLTF、またはハイブリッドLTFを含み得る。
【0029】
[0038] HEWパケット150は、ユーザ端末120におけるパケット生成ユニット287によって生成され得る。パケット生成ユニット287は、TXデータプロセッサ288、コントローラ280、および/またはデータソース286中のような、ユーザ端末120の処理システムにおいてインプリメントされ得る。
【0030】
[0039] UL送信後、アクセスポイント110におけるパケット処理ユニット243によって、HEWパケット150は、処理され(例えば、復号され、およびインタープリート(interpret)され)得る。パケット処理ユニット243は、RX空間プロセッサ240、RXデータプロセッサ242、またはコントローラ230中のような、アクセスポイント110の処理システムにおいて、インプリメントされ得る。パケット処理ユニット243は、パケットタイプに基づいて(例えば、受信したパケットが遵守するIEEE802.11規格への修正で)、受信したパケットを異なって処理し得る。例えば、パケット処理ユニット243は、IEEE802.11 HEW規格に基づいて、HEWパケット150を処理し得るが、レガシーパケット(IEEE802.11a/b/gを遵守するパケット)を、それに関連する規格修正にしたがって、異なる様式でインタープリートし得る。
【0031】
低レイテンシチャネルボンディングのための例となるフレームフォーマット
[0040] 本開示の態様は、多数のチャネルの各々においてレガシー復号可能なプリアンブル情報を送信することによって、システムデバイスにおけるレイテンシを減らし、多チャネル間のギャップにおいて多チャネル送信のチャネル推定のためのプリアンブル情報を送信するための技法を提供する。
【0032】
[0041] 例えば、レガシーデバイスがそれらのそれぞれのネットワーク割り当てベクトル(NAV)設定をアップデートできるように、多チャネル送信されたパケットについて知らされる必要がある、(単一帯域において通信することのみが可能な)レガシーデバイスを持ったシステムにおいて、多数(例えば、2倍/3倍/4倍802.11帯域)のチャネルにおいて送信されるとき、技法は使用され得る。技法は、それらのNAV設定をアップデートするために、デバイスが単一帯域でも働くことを許容し得る。
【0033】
[0042] (例えば、802.11nおよび802.11acおよび802.11ax STAのための)1つのアプローチは、プリアンブル情報(例えば、多チャネルデータの前に送られるプリアンブル/CES/データ)を、多チャネルとオーバーラップする、全ての単一チャネルで送ることである。いくつかの推定が(統合されたチャネルにわたって正確なチャネル推定を実行するために)、2倍チャネル動作を可能とするように要望され得るので、STAは、統合された(例えば、2倍)チャネルを使用して、追加の情報(プリアンブル\CES\ヘッダー)を送り得る。この追加の情報は、802.11nおよび802.11acにおける、高スループットのショートトレーニングフィールド(HT−STF)、非常に高スループットのショートトレーニングフィールド(VHT−STF)、HT ロングトレーニングフィールド(HT−LTF)、およびVHTロングトレーニングフィールド(VHT−LTF)として参照されたフィールドにおいて送信され得る。
【0034】
[0043] そのようなフォーマットの例が、
図3に差し示される。このフォーマットは、局が(HT/VHTフィールドを介した)2倍チャネル推定、および(レガシー部分を介した)単一チャネル保護を実現すると同時に、レイテンシを著しく増加もさせる。
【0035】
[0044] しかしながら、本開示の態様は、統合されたチャネル間のギャップ中で、多チャネルのために追加のプリアンブルおよびチャネル推定を送ることによって、(例えば、802.11adまたは他の規格のような、進歩した、または将来世代規格のための)ワイヤレス送信に関する帯域幅の拡張に役立ち得る(例えば、チャネルの2倍化のための)技法を提供する。これらの統合されたチャネルは、単一のより大きなチャネルを形成するように効果的にボンディングされるので、時々、「ボンディングされた」チャネルと参照される。上で注記したように、本明細書に提示されたアプローチは、多チャネル局が、全てのマルチチャネル推定に対して、(実質的に)同一時間間隔を使用することを許容すると同時に、依然として、(ヘッダー感度は非常に低く、例えば、おおよそ−5dBなので)著しい劣化無しに、(いわゆる、「レガシー」)単一帯域受信機が受信することを可能とする。よって、本明細書で提示された技法は、
図3を参照して上記で説明された追加のレイテンシの少なくともいくつかを回避するのに役立ち得る。
【0036】
[0045]
図4は、本開示のある態様にしたがった、多「ボンディングされた」チャネル間のギャップにおいて提供された情報を持つフレームを生成するための、例となる動作400のフロー図である。動作400は、AP(例えば、アクセスポイント110)のような装置によって実行され得る。
【0037】
[0046] 例となる動作400は、複数のチャネル上での送信のためのフレームを生成することによって、402において開始する。前記フレームは、第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、そして、ここで、前記第1の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネルの各々において繰り返され、前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第2の情報と、そして、ここで、前記第2の情報は、前記フレームの送信の間に、前記チャネル間のギャップを占有し、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる部分とを有する。404において、送信のためにフレームが出力される。
【0038】
[0047]
図5は、本開示のある態様にしたがった、1つ以上のパケットを処理するための、例となる動作500のフロー図である。動作500は、(例えば、ユーザ端末120)のようなSTAによって、実行され得、
図4の動作400と相補的と考えられ得る。言い換えれば、動作500は、
図4の動作400にしたがってAPによって生成され、送信されたフレームをSTAが処理することによって実行され得る。
【0039】
[0048] 502において、第1および第2のタイプのワイヤレスデバイスによって復号可能で処理するための第1の部分と、複数のチャネルおよびギャップにまたがる第2の部分を有するフレームを取得することによって、動作500は開始する。ここで、第1の部分は、複数のチャネルの各々を占有し、第1の情報は、第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備し、第1の情報は、複数のチャネル間のギャップを占有する。
【0040】
[0049] 504において、局は、第1の情報および第1の部分における1つ以上のフィールドに、少なくとも部分的に基づいて、チャネル推定を生成する。506において、局は、チャネル推定に基づいて、(複数のチャネルおよびギャップにまたがる)フレームの第2の部分の少なくともいくつかを復号する。
【0041】
[0050]
図6は、(例えば、レガシーデバイスと通信するために指定された)多数のチャネルにわたり繰り返され得る、例となるレガシーフレームフォーマット600を例証する。例えば、610および620において差し示されるように、レガシーフォーマットは、(第2または第3のような、少なくとも2つの隣接するチャネルであり得る)2倍または3倍チャネルにわたって、繰り返され得る。このレガシー部分は、
図5の動作500を参照しながら上記で説明された第1の部分に対応し得る。
図6で例証されるように、第1の部分は、ショートトレーニングフィールド(STF)、チャネル推定(CE)フィールド、および(例えば、MCAに関する情報を持ち、フレームのタイプを指し示す)ヘッダーを含み得る。
【0042】
[0051] 例証されたように、いずれかのケースにおいて、後続の多チャネルデータ(示されていない)のチャネル推定を許容するために、追加のヘッダーおよびプリアンブル情報が、レガシープリアンブル後に送られ得る。
【0043】
[0052] しかしながら、
図7において例証されるように、レガシープリアンブル後にこの追加の情報を含めるよりはむしろ、追加の情報は、多数のチャネル間のギャップを使用して、より早くに含ませ得る。例えば、710および720において差し示されるように、追加の情報は、2倍チャネル間の単一ギャップ中、または3倍チャネル間の2つのギャップ中に含ませ得る。一般に、n個のチャネル上での送信のために、追加の情報は、n−1個のギャップにおいて送信可能である。
【0044】
[0053] 例証されるように、1.76GHz幅チャネルを想定すると、追加の情報は、(例えば、各々のチャネルの、おおよそ1/4のサイズの)0.44GHzギャップにおいて送信し得る。例証されるように、追加の情報は、ショートトレーニングフィールド(STF)および/またはチャネル推定(CE)フィールドを含み得る。差し示されるように、フレームはまた、第2のタイプのデバイスによって復号可能で、第1のプリアンブル情報と同一のチャネルを占有する後続のヘッダー情報を含み得る。勿論、これらのチャネルおよびギャップサイズは、ただ例に過ぎず、実際のギャップサイズは、異なるチャネルサイズにしたがって変化し得る。
【0045】
[0054] 例証されるように、(個々のチャネルおよびギャップにまたがる)残りの部分は、複数のチャネルにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、および複数のチャネルにまたがるチャネル推定のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備し得る。
【0046】
[0055] 上記で注意したように、残りの部分は、ボンディングされたチャネルにまたがるデータ部分を含み得る。そのようなケースにおいて、受信する局は、複数のチャネルにまたがるSTFおよびCEフィールドに少なくとも部分的に基づいて、フレームの残りの部分のデータ部分を復号し得る。
【0047】
[0056] 本明細書で呈示された技法は、例えば、ボンディングされたチャネル間のギャップ中に、フレーム中のより早いところに、フレームのより後の部分を復号するために使用される情報を提供することによって、レイテンシを減らすのを手助けし得る。結果として、全体のフレーム長さは減らされ得、他のデバイスのための帯域幅をあけ、それによって(フレームのより後の部分を復号するために、ギャップ中に提供された情報を使用することによって)、全体のシステム性能を改善する。
【0048】
[0057] 上記で説明された方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能である任意の適切な手段によって実行され得る。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれらに限定されるわけではない、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含み得る。一般的に、動作が図中に例証されている場合、それらの動作は、同様の番号付をした、対応する対象のミーンズプラスファンクションコンポーネントを有し得る。例えば、
図4および5に例証された動作400および500は、
図4Aおよび5Aに例証された手段400Aおよび500Aに対応する。
【0049】
[0058] 例えば、送信するための手段は、
図2に例証した、アクセスポイント110の送信機(例えば、送信機ユニット222)および/またはアンテナ224、あるいはユーザ端末120の送信機ユニット254および/またはアンテナ252を具備し得る。受信するための手段は、
図2に例証した、アクセスポイント110の受信機(例えば、受信機ユニット222)および/またはアンテナ224、あるいはユーザ端末120の受信機ユニット254および/またはアンテナ254を具備し得る。処理するための手段、生成するための手段、周波数オフセット調整を実行するための手段、または決定するための手段は、処理システムを具備し得、この処理システムは、
図2に示された、アクセスポイント110の、RXデータプロセッサ242、TXデータプロセッサ210、TX空間プロセッサ220、および/またはコントローラ230、あるいは、ユーザ端末120のRXデータプロセッサ270、TXデータプロセッサ288、TX空間プロセッサ290、および/またはコントローラ280のような、1つ以上のプロセッサを含み得る。
【0050】
[0059] いくつかのケースにおいて、実際にフレームを送信するよりはむしろ、デバイスは、送信のためのフレームを出力するためのインターフェースを有し得る。例えば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、送信のための無線周波数(RF)フロントエンドにフレームを出力し得る。同様に、実際にフレームを受信するよりはむしろ、デバイスは、別のデバイスから受信したフレームを取得するためのインターフェースを有し得る。例えば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、受信のためのRFフロントエンドからフレームを取得(または、受信)し得る。
【0051】
[0060] 本明細書で使用されるように、「決定すること」という用語は、幅広い動作を包含する。例えば、「決定すること」は、計算すること、コンピュータで計算すること、処理すること、抽出すること、調査すること、検索すること(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造で検索すること)、確認すること、のようなものを含み得る。はたまた、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすることを)、およびそのようなことを含み得る。はたまた、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、およびそのようなことを含み得る。
【0052】
[0061] 本明細書において使用されるように、項目のリスト「の内の少なくとも1つ」と参照されたフレーズは、単一の要素を含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcの内の少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cと、ならびに同一の要素の倍数との任意の組み合わせ(例えば、a−a、a−a−a、a−a−b、a−a−c、a−b−b、a−c−c、b−b、b−b−b、b−b−c、c−cおよびc−c−c、またはa、b、およびcの任意の他の順序)をカバーするように意図されている。
【0053】
[0062] 本開示に関連して説明された、種々の例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書において説明された機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせで、インプリメントまたは実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替において、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つ以上のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としてインプリメントされ得る。
【0054】
[0063] 本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、またはプロセッサによって実施されるソフトウェアモジュールで、または両者の組み合わせで、具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、当該技術で知られている任意の形態の記憶媒体中に存在し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、等々が含まれる。ソフトウェアモジュールは、単一の命令または沢山の命令を具備することがあり得、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間で、および多数の記憶媒体にわたり、分散されることがあり得る。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体は、プロセッサに集積され得る。
【0055】
[0064] 本明細書に開示された方法は、説明された方法を達成するための1つ以上のステップまたは動作を具備する。方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに置き換えられ得る。言い換えれば、ステップまたは動作の特定の順序が特定されない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正され得る。
【0056】
[0065] 説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせでインプリメントされ得る。ハードウェアでインプリメントされるならば、例となるハードウェア構成は、ワイヤレスノードにおける処理システムを具備し得る。処理システムは、バスアーキテクチャでインプリメントされ得る。バスは、処理システムの特定の用途および全体的な設計制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バスは、プロセッサ、機械読取可能媒体、およびバスインターフェースを含む様々な回路を共にリンクさせ得る。ネットワークアダプタは、PHY層の信号処理機能をインプリメントするために使用され得る。バスインターフェースは、他の事柄のうちで、ネットワークアダプタを、バスを介して処理システムに結合するために使用され得る。ユーザ端末120(
図1を参照)のケースにおいて、ユーザインターフェース(例えば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック、等)もまた、バスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路のような様々な他の回路をリンクさせ得るが、これらの回路は、当該技術においてよく知られているので、これ以上説明はしない。
【0057】
[0066] プロセッサは、バスの管理と、機械読取可能媒体上に記憶されたソフトウェアの実施を含む汎用処理とを担い得る。プロセッサは、1つ以上の汎用および/または特殊用途プロセッサでインプリメントされ得る。例は、ソフトウェアを実施することができるマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、および他の回路を含む。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と参照される場合も、その他で称される場合も、命令、データ、またはそれらの任意の組み合わせを意味するものとして広く解釈されるべきである。機械読取可能媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取専用メモリ)、EPROM(消去可能なプログラマブル読取専用メモリ)、EEPROM(電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または任意の他の適切な記憶媒体、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。機械読取可能媒体は、コンピュータプログラム製品に具現され得る。コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を具備し得る。
【0058】
[0067] ハードウェアのインプリメンテーションでは、機械読取可能媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者によって容易に理解されるように、機械読取可能媒体、またはその内の任意の部分は、処理システムの外部にあり得る。例として、機械読取可能媒体は、送信回線、データによって変調されたキャリア、および/またはワイヤレスノードとは別個のコンピュータ製品を含み得るが、それらは全てバスインターフェースを通してプロセッサによりアクセスされ得る。代替的に、または加えて、機械読取可能媒体、またはその内の任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルが用いられ得るようなケースでは、プロセッサに集積され得る。
【0059】
[0068] 処理システムは、プロセッサの機能を提供する1つ以上のマイクロプロセッサ、および機械読取可能媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリを持ち、全てが外部バスアーキテクチャを通して他のサポート回路と共にリンクされている、汎用処理システムとして構成され得る。代替的に、処理システムは、本開示全体を通して説明された種々の機能を実行することができる、単一のチップに組み込まれた、プロセッサと、バスインターフェースと、ユーザインターフェース(アクセス端末のケースにおいて)と、サポート回路と、機械読取可能媒体の少なくとも一部と、を持ったASIC(特定用途向け集積回路)で、または、1つ以上のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、状態機械、ゲートされた論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または任意の他の適切な回路、または任意の回路の組み合わせで、インプリメントされ得る。当業者は、システム全体に課された特有の用途および全体的な設計の制約に依存して、処理システムについて説明された機能をどのようにインプリメントすることが最善かを認識するであろう。
【0060】
[0069] 機械読取可能媒体は、多数のソフトウェアモジュールを具備し得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサによって実行されたときに種々の機能を処理システムに実行させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールおよび受信モジュールを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイスに存在し得、または、多数の記憶デバイスにわたって分散させ得る。例として、ソフトウェアモジュールは、トリガイベントが生じたときにハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実施中、プロセッサは、命令の内のいくつかをキャッシュにロードし、アクセススピードを上げ得る。そして、1つ以上のキャッシュラインは、プロセッサによる実施のために、汎用レジスタファイルにロードされ得る。下記においてソフトウェアモジュールの機能について参照するとき、そのような機能は、ソフトウェアモジュールから命令が実施されるとき、プロセッサによってインプリメントされるということが理解されるであろう。
【0061】
[0070] ソフトウェアでインプリメントされたならば、それらの機能は、コンピュータ読取可能媒体上で、1つ以上の命令あるいはコードとして記憶または送信され得る。コンピュータ読取可能媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体およびコンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる利用可能な任意の媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、命令もしくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを転送または記憶するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスされることができる、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶または他の磁気記憶デバイス、あるいは任意の他の媒体を具備することができる。はたまた、任意の接続は、厳密にはコンピュータ読取可能媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信されるならば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義中に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用されるように、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光学ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここにおいて、ディスク(disc)が、レーザーを用いて光学的にデータを再生すると同時に、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生する。よって、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能媒体(例えば、有体的媒体)を具備し得る。加えて、他の態様では、コンピュータ読取可能媒体は、一時的なコンピュータ読取可能媒体(例えば、信号)を具備し得る。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体に含まれるべきである。
【0062】
[0071] よって、ある態様は、本明細書において提示された動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を具備し得る。例えば、そのようなコンピュータプログラム製品は、命令をそこに記憶した(および/または符号化した)コンピュータ読取可能媒体を具備し得、それらの命令は、本明細書に説明された動作を実施するために、1つ以上のプロセッサによって実行可能である。ある態様では、コンピュータプログラム製品は、パーケージ材料を含み得る。
【0063】
[0072] さらに、本明細書において説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段が、ダウンロードされ得ること、および/または、そうでなければ、ユーザ端末および/または基地局によって、適用可能に得られ得ることが理解されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、本明細書で説明された方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されることができる。代替として、本明細書で説明された様々な方法は、デバイスに記憶手段を結合または提供する際にユーザ端末および/または基地局が様々な方法を取得することができるように、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体、等)を介して提供されることができる。更に、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法が、利用され得る。
【0064】
[0073] 本願の特許請求の範囲が、上記で例証された、まさにその構成およびコンポーネントのみに限定されないことが、理解されるべきである。様々な修正、変更、および変形が、上記で説明された方法および装置の配置、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく行われ得る。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数のチャネル上で送信するためのフレームを生成するように構成された処理システムと、
前記フレームは、
第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、そして、ここで、前記第1の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネルの各々において繰り返され、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第2の情報と、そして、ここで、前記第2の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる部分とを有し、
送信のための前記フレームを出力するためのインターフェースと、
を具備する、装置。
[C2]
前記複数のチャネルは、少なくとも2つの隣接するチャネルを具備する、C1の装置。
[C3]
前記複数のチャネルは、前記第1のタイプのデバイスと通信するために指定されたチャネルを具備する、C1の装置。
[C4]
前記第2の情報は、前記チャネルの各々の幅の、おおよそ1/4であるギャップを占有する、C1の装置。
[C5]
前記第2の情報は、ショートトレーニングフィールド(STF)、またはチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C1の装置。
[C6]
前記フレームは、前記第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で、前記第1の情報と同一のチャネルを占有する第3の情報をさらに具備する、C1の装置。
[C7]
前記部分は、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、または前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C1の装置。
[C8]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1および第2のタイプのワイヤレスデバイスによって復号可能で処理するための、第1の部分と、前記第1の部分は、複数のチャネルの各々を占有し、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、前記第1の情報は、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる第2の部分とを有するフレームを取得するためのインターフェースと、
前記第1の情報および前記第1の部分における1つ以上のフィールドに少なくとも一部基づいて、チャネル推定を生成し、前記チャネル推定に基づいて、前記第2の部分の少なくともいくつかを復号するように構成された処理システムと、
を具備する、装置。
[C9]
前記第1の部分の前記1つ以上のフィールドは、ショートトレーニングフィールド(STF)、またはヘッダーフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C8の装置。
[C10]
前記複数のチャネルは、少なくとも2つの隣接するチャネルを具備する、C8の装置。
[C11]
前記複数のチャネルは、前記第1のタイプのデバイスと通信するために指定されたチャネルを具備する、C8の装置。
[C12]
前記第1の情報は、前記チャネルの各々の幅の、おおよそ1/4であるギャップを占有する、C8の装置。
[C13]
前記第1の情報は、ショートトレーニングフィールド(STF)、またはチャネル推定(CE)およびヘッダーを持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C8の装置。
[C14]
前記フレームは、前記第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で、前記第1の部分と同一のチャネルを占有する第2の情報をさらに具備し、
前記処理システムは、前記第2の情報に基づいて、前記第2の部分に含まれたデータを復号するように構成された、C8の装置。
[C15]
前記第2の部分は、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、または前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備し、
前記処理システムは、前記STF、またはCEのための情報を持った前記フィールドの内の少なくとも1つに基づいて、前記第2の部分に含まれたデータを復号するように構成された、C8の装置。
[C16]
装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
複数のチャネル上で送信するためのフレームを生成することと、
前記フレームは、
第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、そして、ここで、前記第1の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネルの各々において繰り返され、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第2の情報と、そして、ここで、前記第2の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる部分とを有し、
送信のための前記フレームを出力することと、
を具備する、方法。
[C17]
前記複数のチャネルは、少なくとも2つの隣接するチャネルを具備する、C16の方法。
[C18]
前記複数のチャネルは、前記第1のタイプのデバイスと通信するために指定されたチャネルを具備する、C16の方法。
[C19]
前記第2の情報は、前記チャネルの各々の幅の、おおよそ1/4であるギャップを占有する、C16の方法。
[C20]
前記第2の情報は、ショートトレーニングフィールド(STF)、またはチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C16の方法。
[C21]
前記フレームは、前記第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で、前記第1の情報と同一のチャネルを占有する第3の情報をさらに具備する、C16の方法。
[C22]
前記部分は、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、または前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C16の方法。
[C23]
装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
第1および第2のタイプのワイヤレスデバイスによって復号可能で処理するための、第1の部分と、前記第1の部分は、複数のチャネルの各々を占有し、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、前記第1の情報は、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる第2の部分とを有するフレームを取得することと、
前記第1の情報および前記第1の部分における1つ以上のフィールドに少なくとも一部基づいて、チャネル推定を生成することと、
前記チャネル推定に基づいて、前記第2の部分の少なくともいくつかを復号することと、
を具備する、方法。
[C24]
前記第1の部分の前記1つ以上のフィールドは、ショートトレーニングフィールド(STF)、またはヘッダーフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C23の方法。
[C25]
前記複数のチャネルは、少なくとも2つの隣接するチャネルを具備する、C23の方法。
[C26]
前記複数のチャネルは、前記第1のタイプのデバイスと通信するために指定されたチャネルを具備する、C23の方法。
[C27]
前記第2の情報は、前記チャネルの各々の幅の、おおよそ、1/4であるギャップを占有する、C23の方法。
[C28]
前記第2の情報は、ショートトレーニングフィールド(STF)、またはチャネル推定(CE)のための情報およびヘッダーを持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C23の方法。
[C29]
前記フレームは、前記第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で、前記第1の情報と同一のチャネルを占有する第3の情報をさらに具備し、
前記方法は、前記第3の情報に基づいて、前記部分に含まれたデータを復号することを具備する、C23の方法。
[C30]
前記部分は、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、または前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備し
前記方法は、前記STF、またはCEのための情報を持った前記フィールドの内の少なくとも1つに基づいて、前記部分に含まれたデータを復号することを具備する、C23の方法。
[C31]
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数のチャネル上で送信するためのフレームを生成する手段と、
前記フレームは、
第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、そして、ここで、前記第1の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネルの各々において繰り返され、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第2の情報と、そして、ここで、前記第2の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる部分とを有し、
送信のための前記フレームを出力するための手段と、を具備する、装置。
[C32]
前記複数のチャネルは、少なくとも2つの隣接するチャネルを具備する、C31の装置。
[C33]
前記複数のチャネルは、前記第1のタイプのデバイスと通信するために指定されたチャネルを具備する、C31の装置。
[C34]
前記第2の情報は、前記チャネルの各々の幅の、おおよそ1/4であるギャップを占有する、C31の装置。
[C35]
前記第2の情報は、ショートトレーニングフィールド(STF)、またはチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C31の装置。
[C36]
前記フレームは、前記第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で、前記第1の情報と同一のチャネルを占有する第3の情報をさらに具備する、C31の装置。
[C37]
前記部分は、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、または前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C31の装置。
[C38]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1および第2のタイプのワイヤレスデバイスによって復号可能で処理するための、第1の部分と、前記第1の部分は、複数のチャネルの各々を占有し、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、前記第1の情報は、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる第2の部分とを有するフレームを取得する手段と、
前記第1の情報および前記第1の部分における1つ以上のフィールドに少なくとも一部基づいて、チャネル推定を生成する手段と、
前記チャネル推定に基づいて、前記第2の部分の少なくともいくつかを復号する手段と、
を具備する、装置。
[C39]
前記第1の部分の前記1つ以上のフィールドは、ショートトレーニングフィールド(STF)、またはヘッダーフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C38の装置。
[C40]
前記複数のチャネルは、少なくとも2つの隣接するチャネルを具備する、C38の装置。
[C41]
前記複数のチャネルは、前記第1のタイプのデバイスと通信するために指定されたチャネルを具備する、C38の装置。
[C42]
前記第2の情報は、前記チャネルの各々の幅の、おおよそ1/4であるギャップを占有する、C38の装置。
[C43]
前記第2の情報は、ショートトレーニングフィールド(STF)、またはチャネル推定(CE)およびヘッダーのための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備する、C38の装置。
[C44]
前記フレームは、前記第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で、前記第1の情報と同一のチャネルを占有する第3の情報をさらに具備し、
前記装置は、前記第3の情報に基づいて、前記部分に含まれたデータを復号する手段を具備する、C38の装置。
[C45]
前記部分は、前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるショートトレーニングフィールド(STF)、または前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがるチャネル推定(CE)のための情報を持ったフィールドの内の少なくとも1つを具備し、
前記装置は、前記STF、またはCEのための情報を持った前記フィールドの内の少なくとも1つに基づいて、前記部分に含まれたデータを復号する手段を具備する、C38の装置。
[C46]
命令が記憶されたコンピュータ読取可能媒体であって、
複数のチャネル上で送信するためのフレームを生成することと、
前記フレームは、
第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、そして、ここで、前記第1の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネルの各々において繰り返され、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第2の情報と、そして、ここで、前記第2の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる部分とを有し、
送信のための前記フレームを出力することと、
のための、媒体。
[C47]
命令が記憶されたコンピュータ読取可能媒体であって、
第1および第2のタイプのワイヤレスデバイスによって復号可能で処理するための、第1の部分と、前記第1の部分は、複数のチャネルの各々を占有し、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、前記第1の情報は、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる第2の部分と、
前記第1の情報および前記第1の部分における1つ以上のフィールドに少なくとも一部基づいて、チャネル推定を生成することと、
前記チャネル推定に基づいて、前記第2の部分の少なくともいくつかを復号することと、
のための、媒体。
[C48]
アクセス端末であって、
少なくとも1つのアンテナと、
複数のチャネル上で送信するためのフレームを生成するように構成された処理システムと、
前記フレームは、
第1および第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、そして、ここで、前記第1の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネルの各々において繰り返され、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第2の情報と、そして、ここで、前記第2の情報は、前記フレームの送信の間に、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる部分とを有し、
前記少なくとも1つのアンテナを介して前記フレームを送信するように構成された送信機と、を具備する、アクセス端末。
[C49]
アクセス端末であって、
少なくとも1つのアンテナと、
前記少なくとも1つのアンテナを介してフレームを受信するための受信機と、
前記フレームは、
第1および第2のタイプのワイヤレスデバイスによって復号可能で処理するための、第1の部分と、前記第1の部分は、複数のチャネルの各々を占有し、
前記第2のタイプのデバイスによって復号可能で処理するための、プリアンブル、チャネル推定、またはヘッダー情報の内の少なくとも1つを具備する第1の情報と、前記第1の情報は、前記複数のチャネル間のギャップを占有し、
前記複数のチャネルおよび前記ギャップにまたがる第2の部分とを有し、
前記第1の情報および前記第1の部分における1つ以上のフィールドに少なくとも一部基づいて、チャネル推定を生成し、前記チャネル推定に基づいて、前記第2の部分の少なくともいくつかを復号するように構成された処理システムと、を具備する、アクセス端末。