特許第6378216号(P6378216)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6378216高度なナノメートルフラッシュメモリのダイナミックプログラミング
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6378216
(24)【登録日】2018年8月3日
(45)【発行日】2018年8月22日
(54)【発明の名称】高度なナノメートルフラッシュメモリのダイナミックプログラミング
(51)【国際特許分類】
   G11C 16/02 20060101AFI20180813BHJP
   G11C 16/06 20060101ALI20180813BHJP
【FI】
   G11C17/00 611E
   G11C17/00 634F
【請求項の数】16
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-560180(P2015-560180)
(86)(22)【出願日】2014年1月14日
(65)【公表番号】特表2016-511907(P2016-511907A)
(43)【公表日】2016年4月21日
(86)【国際出願番号】US2014011547
(87)【国際公開番号】WO2014158311
(87)【国際公開日】20141002
【審査請求日】2015年8月26日
【審判番号】不服2017-8970(P2017-8970/J1)
【審判請求日】2017年6月20日
(31)【優先権主張番号】13/830,207
(32)【優先日】2013年3月14日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】500147506
【氏名又は名称】シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】SILICON STORAGE TECHNOLOGY, INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(72)【発明者】
【氏名】トラン ヒュー ヴァン
(72)【発明者】
【氏名】リー アィン
(72)【発明者】
【氏名】ヴー トゥアン
(72)【発明者】
【氏名】グエン フン クオック
【合議体】
【審判長】 飯田 清司
【審判官】 深沢 正志
【審判官】 梶尾 誠哉
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−319065(JP,A)
【文献】 特表2009−529755(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G11C16/00-16/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
記憶装置で使用するためのプログラミング回路であって、
メモリセルのアレイ並びに第1のスイッチ及び第2のスイッチに連結される ビット線 であって、前記第1のスイッチ が、第1の電流源に連結され、前記第2のスイッチ が、第2の電流源に連結される、 ビット線と、
第1の時間間隔中に前記第1のスイッチ をオンにし、かつ第2の時間間隔中に前記第2のスイッチ をオンにするように構成されるコントローラであって、
値が、前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔に及ぶ第3の時間間隔中に、前記アレイのビット線に連結されたメモリセル にプログラムされる、コントローラと、を備える、回路。
【請求項2】
前記メモリセルが、フラッシュメモリセルである、請求項1に記載の回路。
【請求項3】
前記第1の時間間隔及び第2の時間間隔が、持続時間において等しい、請求項1に記載の回路。
【請求項4】
記憶装置をプログラムする方法であって、
第1の時間間隔中に、第1のスイッチを通して第1のビット線を第1の電流源に接続し、第2のスイッチを通して第2のビット線を第2の電流源に接続することと、
第2の時間間隔中に、第3のスイッチを通して前記第1のビット線を前記第2の電流源に接続し、第4のスイッチを通して前記第2のビット線を前記第1の電流源に接続することと、
前記第1の時間間隔及び第2の時間間隔の間に、前記第1のビット線と関連付けられた複数のメモリセル及び前記第2のビット線と関連付けられた複数のメモリセルに値をプログラムすることと、を含む、方法。
【請求項5】
前記メモリセルが、フラッシュメモリセルである、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の時間間隔及び第2の時間間隔が、持続時間において等しい、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
記憶装置で使用するためのプログラミング回路であって、
トランジスタ と、
前記トランジスタのゲートに連結されるキャパシタと、
電流源と前記トランジスタのゲートの間を連結する第1のスイッチと、 前記電流源と前記トランジスタのドレインの間を連結する第2のスイッチと、
前記電流源が、第1のモードにおいて、前記第1及び第2のスイッチにより前記トランジスタのゲート及びドレインに連結され、
前記電流源が、第2のモードにおいて前記第1及び第2のスイッチにより前記トランジスタのゲート及びドレインから連結解除 される、前記第1及び第2のスイッチと、を備え
前記第2のモード中に、前記トランジスタのドレインがメモリセルに連結されて該メモリセルをプログラムする、
回路。
【請求項8】
前記メモリセルが、フラッシュメモリセルである、請求項7に記載の回路。
【請求項9】
前記メモリセルが、スプリットゲートフラッシュメモリセルである、請求項7に記載の回路。
【請求項10】
前記トランジスタが、NMOSトランジスタである、請求項7に記載の回路。
【請求項11】
記憶装置で使用するためのプログラミング回路であって、
トランジスタ と、
前記トランジスタのゲートに連結されるキャパシタと、
前記トランジスタに接続されたメモリセルレプリカと、及び
電流源と前記トランジスタのゲートの間を連結する第1のスイッチと、
前記メモリセルレプリカを介して前記電流源と前記トランジスタのドレインの間を連結する第2のスイッチと、を備え
第1のモードにおいて、前記電流源が、前記第1及び第2のスイッチにより、前記トランジスタのゲート及びドレインに連結され、
第2のモードにおいて、前記電流源が、前記第1及び第2のスイッチにより、前記トランジスタのゲート及びドレインから連結解除され、前記トランジスタのドレインがメモリセルに連結されて該メモリセルをプログラムする、回路。
【請求項12】
前記メモリセルレプリカが、スプリットゲートフラッシュメモリセルである、請求項11に記載の回路。
【請求項13】
記憶装置をプログラムするための方法であって、
第1のモード中に、スイッチを通して電流源をキャパシタに連結することと、
第2のモード中に、前記電流源を前記キャパシタから連結解除することと、
前記第2のモード中に、前記キャパシタからの電荷をトランジスタのゲートに供給することと、
前記第2のモード中に、前記トランジスタのドレインに連結されるメモリセルから電流を引き込むことと、を含む、方法。
【請求項14】
前記メモリセルが、フラッシュメモリセルである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記トランジスタが、NMOSトランジスタである、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記メモリセルが、スプリットゲートフラッシュメモリセルである、請求項14に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
高度なナノメートルフラッシュメモリセルをプログラムするための改善された方法及び装置が開示される。
【背景技術】
【0002】
浮遊ゲートを使用して電荷をその上に蓄積する不揮発性半導体メモリセル、及び半導体基板内に形成されるそのような不揮発性メモリセルのメモリアレイは、当該技術分野において周知である。典型的に、そのような浮遊ゲートメモリセルは、スプリットゲート型又は積層ゲート型のものとなっている。
【0003】
従来技術は、フラッシュメモリセルをプログラムするための一般的な技術を含む。従来技術において、高電圧がメモリセルのドレインに印加され、バイアス電圧がメモリセルの制御ゲートに印加され、バイアス電流がメモリセルのソースに印加される。プログラミングは、本質的に、メモリセルの浮遊ゲート上に電子を配置する。これは、参照により本明細書に組み込まれる、Hieu Van Tranらの米国特許第7,990,773号、「Sub Volt Flash Memory System」に記載されている。
【0004】
各メモリセルのソースに印加されるバイアス電流を供給するための従来技術の回路の一例が、図1に示される。フラッシュメモリシステム10は、フラッシュメモリアレイ30と、水平デコーダ20と、垂直デコーダ50とを備える。水平デコーダ20は、読み出されるか、又は書き込まれるフラッシュメモリアレイ30内の行(多くの場合、ワード線と呼ばれる)を選択し、垂直デコーダ50は、読み出されるか、又は書き込まれるフラッシュメモリアレイ30内の列(多くの場合、ビット線と呼ばれる)を選択する。垂直デコーダ50は、フラッシュメモリアレイ30に連結される一連のマルチプレクサを備える。フラッシュメモリアレイ30は、セルのN個のブロックを備え、各ブロックは、垂直デコーダ50内の1つのマルチプレクサに連結される。電流源40は、電流ミラー601〜電流ミラー60NのN個の電流ミラーに連結される。
【0005】
フラッシュメモリセルをプログラムする従来技術の方法の1つの欠点は、電流ミラー601〜60Nなどの電流ミラーが、多くの場合、自然の変化及び製造変動により一致しないことであり、大型チップにおいては、接地電位も変動し得る。結果として、動作中、電流ミラーは、実際には、それらが引き込むべき電流よりも多い又は少ない電流を引き込む可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
プログラミングプロセス中に使用されるバイアス電流源間の変動性を低減又は排除するフラッシュメモリセル、とりわけ、高度なナノメートルフラッシュメモリセルをプログラムするための改善された方法及び装置が必要とされる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の問題及び必要性は、2つの異なる実施形態を通して対処される。
【0008】
一実施形態では、1個の電流ミラーのみを使用する代わりに、プログラミングプロセス中に、メモリアレイ中の各ブロックから電流を引き込むために、2つ以上の電流ミラーが一緒に平均化される。最終結果は、各セルをプログラムする際に引き込まれる電流のより小さい変動性である。
【0009】
別の実施形態では、各電流ミラーは、動作前に初期化され、電流ミラーを初期化状態又はそれに近い状態で保持するために、キャパシタが使用される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】メモリ回路をプログラムするための従来技術の回路を示す。
図2】複数の電流ミラーの平均値をメモリアレイに印加するための一実施形態を示す。
図3図2に示されるスイッチの起動のためのタイミング図を示す。
図4】プログラミング回路の一実施形態を示し、各電流ミラーは、メモリセルをプログラムするために使用される前に、最初に初期化される。
図5】プログラミング回路の別の実施形態を示し、各電流ミラーは、メモリセルをプログラムするために使用される前に、最初に初期化される。
図6】プログラミング回路の別の実施形態を示し、第1の複数の電流ミラー及び第2の複数の電流ミラーは、メモリセルをプログラムするために交互に初期化及び使用される。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1の従来技術のシステムにおいて、電流ミラー601...60Nによって引き込まれる電流は、現実世界では実質的に変動し得る。例えば、各電流ミラーが理想的に1.00μAを引き込むべきである場合、本発明者らは、現実世界では、いくつかの典型的な測定値が表1に示される通りであり得ることを見出している。
【0012】
【表1】
【0013】
表1は、IB0、IB1、IB2、及びIB3とラベル付けされた4個の例示的な電流ミラーを示す。見られるように、電流の変動は有意である。変動を補正するための一方法は、電流ミラーの平均値を使用することである。例えば、IB0及びIB1の平均値は、0.98μAであり、IB2及びIB3の平均値は、1.165μAであり、IB0、IB1、IB2、及びIB3の平均値は、1.0725μAである。この単純な例に基づき、1.00μAの理想からの電流の偏差は、個々の電流ミラーに対する62%から、2個の電流ミラーの平均に対して16.5%、及び4個の電流ミラーの平均に対して7.3%に低減される。
【0014】
この観測結果を考慮して、ここで、一実施形態が図2を参照して記載される。プログラミング回路100は、電流ミラー110、111、112、及び113と、ビット線160、170、180、及び190とを備える。電流ミラー110は、それぞれ、スイッチ120、130、140、及び150を通して、ビット線160、170、180、及び190に連結され得る。同様に、電流ミラー111は、それぞれ、スイッチ121、131、141、及び151を通して、ビット線160、170、180、及び190に連結され得る。同様に、電流ミラー112は、それぞれ、スイッチ122、132、142、及び152を通して、ビット線160、170、180、及び190に連結され得る。また、電流ミラー113は、それぞれ、スイッチ123、133、143、及び153を通して、ビット線160、170、180、及び190に連結され得る。この設計において、コントローラ200は、スイッチを制御するために、制御信号201、202、203、及び204を生成する。例えば、スイッチ120、121、122、及び123は、それぞれ、制御信号201、202、203、及び204によって制御される。スイッチ130、131、132、及び133は、それぞれ、制御信号204、201、202、及び203によって制御される。スイッチ140、141、142、及び143は、それぞれ、制御信号203、204、201、及び202によって制御される。また、スイッチ150、151、152、及び153は、それぞれ、制御信号202、203、204、及び201によって制御される。
【0015】
図3中、コントローラ200によって生成される制御信号201、202、203、及び204の一実施例が示される。ここで、高電圧は、制御信号によって制御されるスイッチが、「オン」にされることを表し、定電圧は、制御信号によって制御されるスイッチが、「オフ」にされることを表す。図3は、高度なナノメートルフラッシュメモリセルなどのフラッシュメモリセルのプログラミングの2つの期間を示す。第1の期間中、制御信号201が、期間toにおいて高く、次いで、制御信号202が、期間toにおいて高く、次いで、制御信号203が、期間toにおいて高く、次いで、制御信号204が、期間toにおいて高い。図3に示されるように、制御信号の高電圧発生の間には多少の意図された重なりがある。
【0016】
最終結果は、ビット線160、170、180、及び190の各々が、単一のプログラミング期間中に、等しい量の電流ミラー110、111、112、及び113に連結されるということである。これは、電流ミラー110、111、112、及び113にわたって、各ビット線から引き込まれる電流を効果的に平均化する。上述にように、この時間平均効果は、電流ミラーの不一致及び他の変動に基づいて、プログラミング電流の変動を低減する。
【0017】
当業者であれば、図2及び3の実施例が、フラッシュメモリセル及び対応する電流ミラーのアレイ全体に適用され得ることを理解するであろう。当業者であれば、同じ原理が、4個の電流ミラーの代わりに任意の数の電流ミラーを平均化するために使用され得ることも理解するであろう。例えば、2個の電流ミラー、8個の電流ミラー、又は任意の他の数の電流ミラーが、図2及び3を参照して記載される原理と同じ原理を使用して、1つのプログラミング期間にわたって平均化され得る。
【0018】
ここで、別の実施形態が図4を参照して記載される。ダイナミックプログラミング回路300は、電流源310と、メモリセルレプリカ320とを備える。メモリセルレプリカ320は、当該フラッシュメモリアレイ中のメモリセル(図示せず)と同じ設計である。例示的な電流ミラー340のゲートは、キャパシタ350に連結される。別の実施形態では、キャパシタ350がなく、代わりに、電流ミラー350のゲート容量が、作動しているキャパシタとしての機能を果たす。キャパシタ350は、スイッチ330を通して電流源310に連結され、電流ミラー340のドレインは、メモリセルレプリカ320に連結される。メモリセルレプリカ320は、メモリセルのゲートプログラミング電圧をエミュレートするゲートバイアス360を有する。示されるように、電流ミラー340は、エンハンスメント型NMOSトランジスタである。あるいは、電流ミラー340は、PMOSトランジスタであってもよい。
【0019】
初期のプログラミングモード中、スイッチ330aは、「オン」にされ、キャパシタ350aは、電流源310に接続され、電流ミラー340aのドレインは、メモリセルレプリカ320に連結される。キャパシタ350aは、電流ミラー340aを通る電流が、電流源310の電流に一致するまで電荷される。電流源310は、1.0μAなど、電流ミラー340及び他の電流ミラーに対して望ましい理想的な電流レベルを生成するように選択される。メモリセルレプリカ320は、そのゲート電圧360で、電流ミラー340aのドレインにレプリカドレインプログラミング電圧を印加する。この電圧は、有意に、実際のメモリセルプログラミング動作における電圧と同じになる。
【0020】
初期のプログラミングモードが完了した後、スイッチ330aは、「オフ」にされ、その後、キャパシタ35a0は、もはや電流源310に接続されておらず、したがってここで、その端子上にバイアス電圧を保持し(電流ミラー340のゲートと同一)、電流ミラー340のドレインは、もはやメモリセルレプリカ320に接続されていない。ここで、電流ミラー340が、メモリアレイ中の1つ以上のメモリセルをプログラムするために使用され得る、動作プログラミングモードが適用される。理解され得るように、システム中の全ての電流ミラーが、電流ミラー340に関して上述されるものと同じ方法でプログラムされ得る。あるいは、初期のプログラミングモード(初期化プログラミング期間)が、全ての電流ミラー340a〜340nに対して連続的に適用され得る。次いで、動作プログラミングモード中、全ての電流ミラー340a〜nは、同時にプログラミング動作に対する選択されたメモリセルの選択されたビット線に適用される。
【0021】
したがって、図4の実施形態は、システムの電流ミラーを初期化し、それらを、理想的なドレインプログラミング電圧を有する、正確なプログラミング電流で、ほぼ理想的な状態で動作させる方法を生成する。
【0022】
ここで、図4の実施形態の変動が、プログラミング回路400として図5に示される。図4にすでに示された同じデバイスが、図5にも示され、効率性のために再び説明されない。しかしながら、図5において、電流源310は、スイッチ330aに直接連結し、スイッチ330aは、メモリセルレプリカ320aに連結し、次いで、メモリセルレプリカ320aは、電流ミラー340aのドレインに連結される。回路は、その他の点では図4に見られる回路と同じように動作し、電流ミラーは、それらが動作モード中にほぼ理想的な状態で初期に動作するようにプログラムされ得る。
【0023】
図4及び5のシステム中の電流ミラーのプログラミングは、コントローラ390によって制御される。コントローラ390は、スイッチ330a〜n及び他方のスイッチを制御し、また電流ミラー340a〜n及び他方の電流ミラーが、プログラミングモード中にメモリアレイの動作のために使用されないことを確実にする。
【0024】
図4及び5の実施形態の動作モード中、キャパシタ350の電荷は、最初に、電流ミラー340が電流源310と同じレベルの電流を引き込む状態で動作するよう保持する。この効果は、キャパシタ350が通常の漏れを介してその電荷を失うにつれて経時的に減少する。いったんキャパシタの電荷が完全に失われると、電流ミラー340は、それがプログラミングモードが一度も生じなかった場合に動作したように動作する。
【0025】
この課題に応じて、さらなる実施形態が図6に示される。図6は、別のダイナミックプログラミング回路500を示す。ダイナミックプログラミング回路は、プログラム可能な電流ミラーの第1の複数510と、プログラム可能な電流ミラーの第2の複数520とを備える。電流ミラーの第1の複数510及び電流ミラーの第2の複数520は、図4及び5の実施形態のうちの片方又は両方に基づいていてもよい。第1の複数510は、プログラムされており(プログラミングモードで)、第2の複数520は、フラッシュメモリアレイ(図示せず)の実際の動作(動作モード)のために使用される。時間t1が経過した後、次いで、第1の複数510は、フラッシュメモリアレイの実際の動作(動作モード)のために使用され、第2の複数520は、プログラムされる(プログラミングモード)。時間t1の別の経過後、第1の複数は、プログラミングモードに入り、第2の複数510は、動作モードに入るなどである。時間t1は、容量電荷が、関連した電流ミラーの動作が望ましくないレベルまで到達した時点まで、まだ減少していないような時間間隔になるように選択される。例えば、時間t1は、ある特定のシステムにおいて1ミリ秒になるように選択されてもよい。
【0026】
本明細書における本発明に対する言及は、いかなる特許請求の範囲又は特許請求の範囲の用語も限定することを意図するものではなく、代わりに特許請求の範囲の1つ以上によって包含され得る1つ以上の特徴に言及するにすぎない。上述の材料、プロセス、及び数値例は、例示的なものにすぎず、特許請求の範囲を限定するものと見なされるべきではない。本明細書で使用されるとき、用語「上に(over)」及び「上に(on)」の両方は、「直接上に」(間に配設される中間の材料、要素、又は間隙がない)及び「間接的に上に」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設される)を包括的に含むことに留意されるべきである。同様に、用語「隣接する」は、「直接隣接する」(間に配設される中間の材料、要素、又は間隙がない)及び「間接的に隣接する」(中間の材料、要素、又は間隙が間に配設される)を含む。例えば、「基板上に」要素を形成することは、その間に中間の材料/要素を有せず基板上に直接その要素を形成すること、並びに1つ以上の中間の材料/要素をその間に有して基板上に間接的にその要素を形成することを含む。
図1
図2
図3
図4
図5
図6