(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6379034
(24)【登録日】2018年8月3日
(45)【発行日】2018年8月22日
(54)【発明の名称】特に自動車の表示装置
(51)【国際特許分類】
G09G 3/36 20060101AFI20180813BHJP
B60K 35/00 20060101ALI20180813BHJP
G02B 27/01 20060101ALI20180813BHJP
G09G 3/20 20060101ALI20180813BHJP
【FI】
G09G3/36
B60K35/00 A
G02B27/01
G09G3/20 680B
G09G3/20 680C
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-525348(P2014-525348)
(86)(22)【出願日】2012年8月17日
(65)【公表番号】特表2014-532189(P2014-532189A)
(43)【公表日】2014年12月4日
(86)【国際出願番号】EP2012003503
(87)【国際公開番号】WO2013023792
(87)【国際公開日】20130221
【審査請求日】2015年8月5日
【審判番号】不服2017-13500(P2017-13500/J1)
【審判請求日】2017年9月11日
(31)【優先権主張番号】102011111015.5
(32)【優先日】2011年8月18日
(33)【優先権主張国】DE
(31)【優先権主張番号】11/03347
(32)【優先日】2011年11月4日
(33)【優先権主張国】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】502175756
【氏名又は名称】ジョンソン コントロールズ オートモーティブ エレクトロニクス エスエイエス
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100111235
【弁理士】
【氏名又は名称】原 裕子
(72)【発明者】
【氏名】ハーヴィ、 セバスチアン
(72)【発明者】
【氏名】ルヴィオークス、 ニコラス
(72)【発明者】
【氏名】ジョリー−ヴィルマン、 ジーン−クリストフ
【合議体】
【審判長】
中塚 直樹
【審判官】
中村 説志
【審判官】
小林 紀史
(56)【参考文献】
【文献】
特開2004−51007(JP,A)
【文献】
実開平4−37919(JP,U)
【文献】
特開2009−222881(JP,A)
【文献】
特開2008−132005(JP,A)
【文献】
国際公開第2009/031397(WO,A1)
【文献】
特開2009−37449(JP,A)
【文献】
特開2011−090076(JP,A)
【文献】
特開2010−211065(JP,A)
【文献】
特開2010−156929(JP,A)
【文献】
特開2002−328048(JP,A)
【文献】
特開2008−116766(JP,A)
【文献】
特開2004−243922(JP,A)
【文献】
特開2001−132531(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09G 3/00- 3/38
G02B 27/01
B60K 35/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
特に自動車向けの表示装置(10)であって、
投影モジュール(11)と、
反射部材(13)であって、前記表示装置のユーザの視覚(15)の正常方向に、前記投影モジュール(11)からの画像の少なくとも一部を反射するように設計される前記反射部材(13)と、
モノクロ表示モジュールである表示モジュールと、を備え、
前記表示装置(10)は前記表示モジュールの表示領域を備え、
前記表示領域には前記表示領域の第1の部分を含み、
前記表示領域には前記表示領域の第2の部分を含み、
前記表示装置(10)は少なくとも1つの光源を備え、
前記表示装置(10)は、
前記表示領域の前記第1の部分に第1のシンボルを表示するように設計され、および、
前記表示装置(10)は、
前記表示領域の前記第2の部分に第2のシンボルを表示するように設計され、
前記第1のシンボルは、前記表示装置の前記ユーザに対して、第1の色を有してあらわれ、
前記第2のシンボルは、前記表示装置の前記ユーザに対して、第2の色を有してあらわれ、
第1の時間間隔では、前記表示領域の第1の部分の、前記自動車の残余燃料量の状態を示す前記第1のシンボルを第1の色で表示し、第2の時間間隔では、前記表示領域の第1の部分の前記第1のシンボルを前記第1の色とは異なる第3の色で表示させ、
前記反射部材(13)は、前記自動車のフロントガラス(14)の一部分に取り付けられることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の表示装置(10)において、
前記表示領域の前記第1の部分は前記第1のシンボルを表示するための部分であり、および、前記表示領域の前記第2の部分は前記第2のシンボルを表示するための部分であることを特徴とする表示装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の表示装置(10)において、
前記表示モジュールは、前記表示領域に、着色層を含み、前記着色層は第1の表示領域を第1の色で提供し、および、前記着色層は第2の表示領域を第2の色で提供することを特徴とする表示装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表示装置(10)において、
前記表示装置(10)は、第1の光源を含み、および、前記表示装置(10)は、第2の光源を含み、前記第1の光源は前記表示領域の前記第1の部分をバックライトし、前記第2の光源は前記表示領域の前記第2の部分をバックライトすることを特徴とする表示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の表示装置(10)において、
前記第1の光源と前記第2の光源で、放射される光の色および/または放射される光の強さが異なることを特徴とする表示装置。
【請求項6】
請求項4に記載の表示装置(10)において、
前記第1の光源および/または前記第2の光源で放射される光の強さを可変とするように設計されることを特徴とする表示装置。
【請求項7】
請求項6に記載の表示装置(10)において、
前記第1の光源と前記第2の光源で、放射される光の色および/または放射される光の強さが異なることを特徴とする表示装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか一項に記載の表示装置(10)において、
前記表示装置(10)は、液晶表示(LCD)タイプの表示モジュールを含むことを特徴とする表示装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表示装置(10)において、
前記表示領域の第1の部分および/または第2の部分は、液晶表示モジュールの少なくとも1つのセグメントに対応することを特徴とする表示装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表示装置(10)において、
前記表示装置(10)は、マトリックスタイプの表示モジュールを含むことを特徴とする表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に自動車の表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
米国特許第5,214,413号または国際特許出願公開第2007/090824A1号に記載されているような、特にフロントガラスに画像を投影するHUD(ヘッドアップディスプレイ)タイプの表示装置が知られている。ヘッドアップ表示装置の投射画像に、異なる色があれば好都合である。
【0003】
従来技術による該装置の不都合な点は、表示装置を形成するためには、異なる色を表示できる表示モジュールを必要とするという事実である。該表示モジュールは比較的値段が高いので、主に高級自動車に使用されることを意味する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特に、本発明の目的は、上述した従来技術の不利な点を軽減することである。特に、その目的は、表示装置のユーザが知覚できる異なるシンボルを表示できる表示装置を提案することでもある。該シンボルはモノクロ表示モジュールを使用しても異なる色を有する。すなわち、表示モジュールは、表示装置ユーザに対して異なる色を表示することを本質的には許可されていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、この目的は特に自動車向けの表示装置によって達成でき、該表示装置は、
−投影モジュールと、
−反射部材であって、該表示装置のユーザの視覚の正常方向に、該投影モジュールからの画像を少なくとも部分的に反射するように設計される該反射部材と、
−モノクロ表示モジュールである表示モジュールと、を備え、
−該表示装置は表示モジュールの表示領域を備え、
−該表示領域は表示領域の第1の部分を含み、
−該表示領域は表示領域の第2の部分を含み、
−該表示装置は少なくとも1つの光源を備え、
該表示装置は、
−該表示領域の第1の部分に第1のシンボルを表示するように設計され、
該表示装置は
−該表示領域の第2の部分に第2のシンボルを表示するように設計され、
−該第1のシンボルは、表示装置のユーザに対して、第1の色を有してあらわれ、
−該第2のシンボルは、表示装置のユーザに対して、第2の色を有してあらわれることを特徴とする。
【0006】
表示装置の実施形態によれば、表示装置のユーザに対して、表示装置が多色で動作をすると印象づけるとともに、該表示装置に関するコスト削減することが好都合なことに可能である。
【0007】
当業者には明白であるが、本発明による表示装置では、表示領域に2つの部分(表示領域の第1の部分および表示領域の第2の部分)よりも多くの部分を存在させることができ、これによって複数の異なるシンボルの表示が可能である。
【0008】
本発明の好ましい改良は、表示領域の第1の部分は第1のシンボルを表示するためだけの場所であり、および表示領域の第2の部分は第2のシンボルを表示するためだけの場所であるという事実である。
【0009】
表示装置の実施形態によれば、異なるシンボル(通常はあらかじめ定められた色を有する)を表示領域の異なる部分に永遠に結びつけることが好都合なことに可能である。
【0010】
本発明の特に好ましい改良は、表示モジュールは、表示領域に、着色層を含み、該着色層は第1の表示領域に第1の色で備えられ、および、該着色層は第2の表示領域に第2の色で備えられるという事実である。
【0011】
表示装置の実施形態によれば、表示装置のユーザに対して、表示領域の第1の部分と表示領域の第2の部分とで異なる色を形成することができるとともに、表示領域の第1の部分ばかりではなく、表示領域の第2の部分をバックライトする単一光源を使用することが好都合なことに可能である。
【0012】
本発明の別の好ましい改良は、表示装置は、第1の光源を含み、および、表示装置は第2の光源を含み、第1の光源は表示領域の第1の部分をバックライトし、第2の光源は表示領域の第2の部分をバックライトするという事実である。
【0013】
本発明による表示装置の実施形態によれば、第1の表示領域を第1の色で着色し、および、第2の表示領域を第2の色で着色する着色層によってこれらの色を決定せずに、表示装置のユーザに対して、表示領域の第1の部分と表示領域の第2の部分で異なる色を形成することが好都合なことに可能である。
【0014】
本発明の特に好ましい改良は、第1の光源と第2の光源で、放射される光の色および/または放射される光の強さが異なるという事実である。
【0015】
本発明のさらに別の特に好ましい改良は、第1の光源および/または第2の光源で、放射される光の色および/または放射される光の強さを可変とするように設計できるという事実である。
【0016】
本発明による表示装置の実施形態によれば、表示装置のユーザに対して、表示領域の第1の部分と表示領域の第2の部分とで異なる色を動的な態様で形成できることが好都合なことに可能である。すなわち色を変化させることで:第1の時間間隔では、たとえば、表示領域の第1の部分のシンボルを第1の色で表示し、第2の時間間隔では、表示領域の第1の部分のシンボルを第2の色(第1の色とは異なる)で表示させることが可能である。したがって、追加の情報を表示装置のユーザに伝送することが好都合なことに可能である。たとえば、シンボル(一般にガソリンポンプを示す)を第1の時間間隔では黄色で表示し、(補充されずに自動車の燃料タンクから連続的に燃料が取り出されると)このシンボルは、第2の時間間隔では、赤色(たとえば)で表示することが可能である。
【0017】
本発明の特に好ましい改良は、表示装置が、液晶表示(LCD)タイプの表示モジュールを含むという事実である。
【0018】
本発明の別の特に好ましい改良は、表示領域の第1の部分および/または第2の部分が、液晶表示モジュールの少なくとも1つのセグメントに対応するという事実である。
【0019】
本発明の特に好ましい改良は、表示領域の第1の部分および/または第2の部分が液晶表示モジュールの単一セグメントに対応するという事実である。
【0020】
本発明の別の好ましい改良は、表示装置は、マトリックスタイプの表示モジュールを含むであるという事実である。
【0021】
本発明の特に好ましい改良は、反射部材が自動車のフロントガラスに対して少し離れて位置する部材であるという事実である。
【0022】
本発明のさらに別の特に好ましい改良は、一方である、反射部材の使用位置と、他方である、反射部材の他の位置との間で格納可能であるように反射部材を設計するということである。
【0023】
本発明の他の特徴と利点は、本発明の特定の非限定的な実施形態である以下の明細書を読むことによって明らかになるであろう。
【0024】
本発明は、非限定的な例として、添付の図面を参照して説明される、好ましい実施形態に関する以下の明細書によってさらによく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】本発明による表示装置によって表示される情報内容を示す図である。
【
図2】本発明による表示装置によって表示される情報内容を示す図である。
【
図3】本発明による表示装置によって表示される情報内容を示す図である。
【
図4】本発明による表示装置によって表示される情報内容を示す図である。
【
図5】本発明による表示装置によって表示される情報内容を示す図である。
【
図6】本発明による表示装置によって表示される情報内容を示す図である。
【
図7】本発明による表示装置によって表示される情報内容を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
添付の図面の
図8に示すように、本発明による表示装置10は、表示装置10のユーザの視覚15の正常方向に、光路12に沿って画像を生成する投影モジュール11を含む。光路12には、少なくとも1つの反射部材13を含む。このように、光路12には、
図8に示すように(単一)反射部材を含むことができる。さらに、光路12は、2つの反射部材(図示せず)を含むこともできる。表示装置10は、言うまでもなく、図には示さない別の変形形態では、2つよりも多くの反射部材13を含むことができる。
【0027】
反射部材13は、車両のフロントガラス14の一部分に形成できる。本発明の別の好ましい変形形態では、反射部材3は、
図8に示すように、フロントガラス14の比較的近くに位置する部材である。本発明の別の好ましい変形形態(図には示さない)では反射部材13は、フロントガラス14とはっきりと区別できる位置にある部材である。
【0028】
好ましくは、反射部材13は、一方では、反射部材13の使用位置で、他方では、反射部材13のその他の位置で、それらの間に格納できるように設計できる。
【0029】
視覚15の正常方向とは、表示装置10のユーザ、特に車両運転者の視界方向であり、後者が、特にフロントガラス14を通して、車両の外側にあるものを見る、たとえば、車両の前方にあるものを見る場合の視界方向である。
【0030】
本発明による表示装置10は、好ましくは投影モジュール11の中に、モノクロ表示モジュールである表示モジュールを含む。表示モジュールは、液晶表示(LCD)タイプの表示モジュールであってもよい。さらに、表示モジュールはマトリックスタイプの表示モジュールであってもよい。本発明によれば、液晶表示(LCD)モジュールとマトリックスタイプの表示モジュールを組み合わせることもできる。すなわち、液晶表示モジュールの一部とマトリックス表示モジュールの一部とを含む結合表示モジュールを使用することもできる。本発明によれば、マトリックスタイプの表示モジュールの場合には、パッシブマトリックスタイプの表示モジュールを使用することが好ましい。
【0031】
表示装置10(すなわち表示モジュール)は、表示領域の第1の部分と表示領域の第2の部分を含む表示領域を含む。表示装置10は、少なくとも1つの光源を含み、表示領域の第1の部分の第1のシンボルおよび表示領域の第2の部分の第2のシンボルを表示できる。第1のシンボルは、表示装置のユーザにとって、第1の色を有するようにあらわれ、および、第2のシンボルは、表示装置のユーザにとって、第2の色を有するようにあらわれる。
【0032】
第1の実施形態によれば、この機能は、表示領域の着色層を介して、表示領域の第1の部分および表示領域の第2の部分に対して単一光源を使用することによって達成でき、第1の表示領域の着色層は、第1の色を有するように提供され、および、第2の表示領域の着色層は、第2の色を有するように提供される。着色層は、たとえば、プリントされた窓ガラスまたはフィルムによって形成できる。
【0033】
本発明の第2の実施形態によれば、この機能は、表示領域の第1の部分をバックライトする第1の光源、および、表示領域の第2の部分をバックライトする第2の光源である、第1の光源および第2の光源を使用しても達成できる。
【0034】
本発明のさらに別の実施形態によれば、この機能は第1の実施形態と第2の実施形態を組み合わせることによって達成することもでき、すなわち、
−表示領域の着色層、すなわち、第1の表示領域で第1の色を備える着色層および第2の表示領域で第2の色を備える着色層を介して、および
−、表示領域の第1の部分をバックライトする第1の光源および表示領域の第2の部分をバックライトする第2の光源である第1の光源および第2の光源を使用することによって達成できる。
【0035】
黄色、赤色、青色、緑色等の他の色の光源から放射される光と同じように、白色光も光源から放射される光の「1つの色」であると見なされることは明かである。
【0036】
図1から
図7は、本発明による表示装置によって表示されるコンテンツの異なる図を示す代表図である。
【0037】
図1は、本発明による表示装置10によって、ユーザ、特に自動車の運転者に対して形成される視像の第1の実施例を示す。たとえば、表示装置10は、枠(特にガラス枠)によって覆われる液晶表示(LCD)タイプの表示モジュールを含む。液晶表示(LCD)モジュールは、少なくとも1つの光源、好ましくはいくつかの光源によってバックライトされ、特に1つまたは複数の発光ダイオード(LED)、あるいは1つまたは複数の有機発光ダイオード(OLED)の1つによってバックライトされる。図示される実施例では、表示領域は、6つの異なる部分を含み、すなわち表示領域の第1の部分2、表示領域の第2の部分3、表示領域の第3の部分4、表示領域の第4の部分5、表示領域の第5の部分6、および表示領域の第6の部分7である。図示される実施例では、表示領域の部分2、部分3、部分4、部分5、部分6、部分7の各部分は、少なくとも1つの光源、特に発光ダイオード(LED)によって、特に着色される態様でバックライトされる。表示領域の第2の部分3および第6の部分7は、この実施例では現在速度およびナビゲーションシステムの情報項目を表示し、白色光でバックライトされる。マトリックスタイプ、特にパッシブマトリックスタイプの1つの表示モジュールまたは複数の表示モジュールでは、表示領域の第1の部分2、第3の部分4、第4の部分5および第5の部分6は、非白色光(黄色/オレンジ色、赤色、緑色)によってバックライトされる。
【0038】
図2に示す実施例では、表示領域の追加部分8、9が示される。マトリックスタイプの表示モジュール、特にパッシブマトリックスタイプでは、ナビゲーションシステムからの情報項目の表示は特に黄色/オレンジ色である。
【0039】
図3に示す実施例では、表示領域の第6の部分7では、自動車の運転状態が情報項目として表示され、この実施例では給油が必要とされている。
【0040】
図2および
図4に示す実施例では、自動車の現在速度が示され、特に棒グラフによって、表示領域の追加部分8が表示される。該棒グラフでは、棒の長さ(またはお互いが連続する同一の棒の数)によって、自動車の現在速度を示す。
【0041】
図5に示す実施例では、表示領域の別の追加部分10が示され、特に情報エンターテイメントシステムからの情報項目を表示する。
【0042】
図6および
図7に示す実施例では、本発明による表示装置10の他の実施例が示され、特に表示領域の別の追加部分11に、さらに他の情報項目を表示できる。