特許第6379881号(P6379881)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6379881
(24)【登録日】2018年8月10日
(45)【発行日】2018年8月29日
(54)【発明の名称】情報処理装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 9/4401 20180101AFI20180820BHJP
   G09G 5/00 20060101ALI20180820BHJP
   G09G 5/02 20060101ALI20180820BHJP
【FI】
   G06F9/4401
   G09G5/00 550D
   G09G5/02 B
   G09G5/00 550H
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-178749(P2014-178749)
(22)【出願日】2014年9月3日
(65)【公開番号】特開2016-53780(P2016-53780A)
(43)【公開日】2016年4月14日
【審査請求日】2017年8月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000752
【氏名又は名称】特許業務法人朝日特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】境田 裕志
【審査官】 大塚 俊範
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−243550(JP,A)
【文献】 特開2006−146485(JP,A)
【文献】 特開2015−032216(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 9/4401
G09G 5/00
G09G 5/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自装置を起動させる第1の起動手段と、
前記第1の起動手段が自装置の起動中に、画像表示を行う第1の画像表示手段と、
前記第1の起動手段の後に自装置を起動させる第2の起動手段と、
前記第2の起動手段が自装置の起動中に、画像表示を行う第2の画像表示手段と、
画像情報を記憶する記憶手段と、
前記画像情報に対し、色補正の画像処理を行う画像処理手段と、を有し、
前記第1の画像表示手段は、前記記憶手段に記憶されている画像情報に基づいて画像表示を行い、
前記第2の画像表示手段は、前記画像処理手段により画像処理われ前記第1の画像表示手段が画像表示に用いた画像情報に基づいて画像表示を行うことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記画像処理手段は、前記記憶手段に記憶された画像情報に対して、ビット幅変換を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
コンピュータを、
自装置を起動させる第1の起動手段と、
前記第1の起動手段が自装置の起動中に、画像表示を行う第1の画像表示手段と、
前記第1の起動手段の後に自装置を起動させる第2の起動手段と、
前記第2の起動手段が自装置の起動中に、画像表示を行う第2の画像表示手段と、
画像情報を記憶する記憶手段と、
前記画像情報に対し、色補正の画像処理を行う画像処理手段と、を有し、
前記第1の画像表示手段は、前記記憶手段に記憶されている画像情報に基づいて画像表示を行い、
前記第2の画像表示手段は、前記画像処理手段により画像処理われ前記第1の画像表示手段が画像表示に用いた画像情報に基づいて画像表示を行う
ように機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
電源がオンとなった後で初期起動画面を表示する発明として、特許文献1に開示された情報処理装置がある。この情報処理装置は、CPUが初期起動及びシステムリセットを行った後、OSのカーネル、グラフィックドライバ、表示プログラムを順次読み出し、表示プログラムを起動して初期起動画面を表示する。
【0003】
初期起動画面は、ユーザーに対して正常に起動していることを示すために何等かの表示をしておくことが必要である。一方、起動時のプログラムは、ブートローダーによって起動時の制御が行われる。ブートローダーの処理が終了すると、起動制御のプログラムは、OSによる制御に移行していく。ここで、前述の通り、正常に起動していることを示すため、初期起動画面は、ブートローダーによる起動時及びOSによる起動時の双方で表示する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−293321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、ブートローダーが表示する画像の色深度とOSが表示する画像の色深度とが異なる場合、ブートローダーとOSとで表示する初期起動画面の色味が異なってしまう。
本発明は、ブートローダーで表示を行うときの色深度とOSで表示を行うときの色深度とが異なる場合でも、初期起動画面の表示に違いが生じるのを防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、自装置を起動させる第1の起動手段と、前記第1の起動手段が自装置の起動中に、画像表示を行う第1の画像表示手段と、前記第1の起動手段の後に自装置を起動させる第2の起動手段と、前記第2の起動手段が自装置の起動中に、画像表示を行う第2の画像表示手段と、画像情報を記憶する記憶手段と、前記画像情報に対し、色補正の画像処理を行う画像処理手段と、を有し、前記第1の画像表示手段は、前記記憶手段に記憶されている画像情報に基づいて画像表示を行い、前記第2の画像表示手段は、前記画像処理手段により画像処理われ前記第1の画像表示手段が画像表示に用いた画像情報に基づいて画像表示を行う。
【0007】
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、前記画像処理手段は、前記記憶手段に記憶された画像情報に対して、ビット幅変換を行う。
【0008】
本発明の請求項3に係るプログラムは、コンピュータを、自装置を起動させる第1の起動手段と、前記第1の起動手段が自装置の起動中に、画像表示を行う第1の画像表示手段と、前記第1の起動手段の後に自装置を起動させる第2の起動手段と、前記第2の起動手段が自装置の起動中に、画像表示を行う第2の画像表示手段と、画像情報を記憶する記憶手段と、前記画像情報に対し、色補正の画像処理を行う画像処理手段と、を有し、前記第1の画像表示手段は、前記記憶手段に記憶されている画像情報に基づいて画像表示を行い、前記第2の画像表示手段は、前記画像処理手段により画像処理われ前記第1の画像表示手段が画像表示に用いた画像情報に基づいて画像表示を行うように機能させる。
【発明の効果】
【0009】
請求項1、3に係る発明によれば、起動中に表示する画像に対して画像処理を行う画像処理手段を有さない場合に比べて、起動中の画像の表示の違いを低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、簡易な構成で、起動中の画像の表示の違いを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示したブロック図。
図2】画像形成装置1の機能構成を示したブロック図。
図3】CPU100が行う処理の流れを示したフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示した図である。画像形成装置1は、本発明に係る情報処理装置の一例である。画像形成装置1は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置から送られたデータに従って用紙に画像を形成する画像形成機能、文書を複写する複写機能、用紙に形成されている画像を読み取りデータ化するスキャン機能などを備えている。なお、画像形成装置1が備える機能は、これらの機能に限定されるものではなく、ファクシミリの機能を備えていてもよい。また、画像形成装置1は、上述した機能を全て備えているものに限定されず、例えば、画像形成機能および複写機能を備えており、他の機能を備えていない構成であってもよい。
【0012】
操作部104は、画像形成装置1を操作するための複数のボタンやタッチスクリーンを備えている。なお、タッチスクリーンにおいて画像を表示する表示部105は、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの表示装置を備えている。
通信部109は、通信回線に接続されており、通信回線に接続されている他の装置とデータ通信を行う。なお、通信回線としては、電話回線やLAN(local Area Network)等が挙げられる。通信部109は、用紙に形成する画像を示す画像データを他の装置から取得する。通信部109が取得した画像データは、CPU100が画像処理部108へ供給する。
【0013】
画像読み取り部106は、文書を光学的に読み取り、読み取った文書の画像を表す画像データを生成する画像読取装置(図示略)を備えている。画像読み取り部106は、生成した画像データを画像処理部108へ出力する。画像処理部108は、供給される画像データに各種処理を施すものである。画像処理部108は、供給される画像データが表す画像に色補正や階調補正等の画像処理を施し、画像処理が施された画像からYellow(Y),Magenta(M),Cyan(C),Black(K)の各色の画像の画像データを生成して画像形成部107へ出力する。
【0014】
画像形成部107は、電子写真方式によって用紙にトナー像を形成する。具体的には、この画像形成部107は、Yellowの色のトナー像を形成する画像形成部,Magentaの色のトナー像を形成する画像形成部,Cyanの色のトナー像を形成する画像形成部,Blackの色のトナー像を形成する画像形成部を備えている。各画像形成部は、画像処理部108が出力した画像データに従って感光体上に静電潜像を形成した後、感光体表面にトナーを付着させてY・M・C・Kの各色のトナー像を形成し、このトナー像を用紙に転写する。そして、用紙に転写されたトナー像に熱と圧力を加えて定着させた後、トナー像が形成された用紙を画像形成装置1の外へ排出する。なお、本実施形態においてはトナーを用いて用紙に画像を形成するが、インクジェット方式などのインクを用いて用紙に画像を形成する構成としてもよい。また、画像が形成される媒体は紙に限定されるものではなく、OHP(OverHead Projector)用のシートなど透明な合成樹脂のシートであってもよい。
【0015】
記憶部103は、データを永続的に記憶する記憶装置(例えば、ハードディスク装置)を有しており、第2の起動手段の一例であるオペレーティングシステムのカーネルのプログラムやデバイスドライバなどの各種ドライバのプログラム、画像形成装置1の各種機能を実現するアプリケーションプログラムを記憶する。
本実施形態においては、オペレーティングシステムのプログラムは、オープンソースを例として挙げているが、オープンソースに限定されるものではなく、クローズドソースであってもよい。
【0016】
ROM(Read Only Memory)101は、第1の起動手段の一例であるブートローダーを記憶している。また、ROM101は、画像形成装置1の起動中に表示する画像(所謂スプラッシュスクリーン)の画像データを記憶している。ROM101は、スプラッシュスクリーンの画像データ(画像情報)を永続的に記憶する第1記憶手段の一例である。RAM(Random Access Memory)102は、CPU100が使用するメモリである。RAM102は、スプラッシュスクリーンの画像データが書き込まれる第2記憶手段の一例である。
【0017】
CPU(Central Processing Unit)100は、画像形成装置1の電源が入れられると、ROM101のブートローダーを起動する。ブートローダーを起動したCPU100は、オペレーションシステムのカーネルのプログラムや各種ドライバのプログラム、各種アプリケーションプログラムを起動し、画像形成装置1の各部の制御を行う。CPU100が各種プログラムを起動すると、上述した画像形成機能、複写機能およびスキャン機能などが実現する。また、プログラムを起動したCPU100においては、スプラッシュスクリーンを表示する機能が実現する。
【0018】
(画像形成装置1の機能構成)
図2は、画像形成装置1において実現する機能のうち、本発明に係る特徴的な機能の構成を示した機能ブロック図である。
本実施形態では、書き込み手段150は、一例としてブートローダーとしている。書き込み手段150は、ROM101に記憶されているスプラッシュスクリーンの画像データを、RAM102の予め定められた領域に書き込む。
本実施形態では、第1表示手段151は、一例としてブートローダーとしている。第1表示手段151は、本発明に係る第1の画像表示手段の一例である。第1表示手段151は、オペレーティングシステムが起動する前に、RAM102に書き込まれたスプラッシュスクリーンの画像データの画像データが表示されるように、表示部105を制御する。
本実施形態では、第2表示手段152は、一例として、オペレーティングシステム上で動作するドライバとしている。第2表示手段152は、本発明に係る第2の画像表示手段の一例である。第2表示手段152は、オペレーティングシステムの起動が開始された後、RAM102に書き込まれたスプラッシュスクリーンの画像データの画像データに対して後述の画像処理を施し、画像処理後の画像が表示されるように、表示部105を制御する。
【0019】
(実施形態の動作例)
次に本実施形態の動作例について、図3のフローチャートを用いて説明する。まず、画像形成装置1の電源が入れられると、CPU100は、ROM101からブートローダーを読み出し、読み出したブートローダーを起動する(ステップS1)。ブートローダーを起動したCPU100は、自身の初期化やRAM102の初期化を行う。
【0020】
また、ブートローダーを起動したCPU100は、ROM101からスプラッシュスクリーンの画像データを読み出し、読み出した画像データをRAM102に書き込む(ステップS2)。なお、RAM102においてスプラッシュスクリーンの画像データが書き込まれる領域は、ブートローダーのプログラムに書き込まれており、予め定められた領域となっている。
【0021】
CPU100は、画像データの書き込みが終了すると、RAM102に書き込まれたスプラッシュスクリーンの画像データに基づいて表示部105を制御する(ステップS3)。これにより、表示部105においては、スプラッシュスクリーンの画像が表示される。なお、本実施形態においては、スプラッシュスクリーンの画像には、画像形成装置1を製造した会社の社名が含まれており、製造した会社を明示する。
【0022】
ブートローダーを起動したCPU100は、次に記憶部103からオペレーティングシステムのカーネルのプログラムを読み出し、読み出したカーネルのプログラムを起動する(ステップS4)。カーネルを起動したCPU100は、各種ドライバのプログラムを読み出し、読み出したプログラムを起動する(ステップS5)。
【0023】
ここで、CPU100が起動する複数のドライバのプログラムの中には、スプラッシュスクリーンの画像を表示するドライバが含まれており、このドライバのプログラムには、RAM102においてブートローダーによりスプラッシュスクリーンの画像データが書き込まれる領域のアドレスが予め書き込まれている。
【0024】
スプラッシュスクリーンの画像を表示するドライバを起動したCPU100は、スプラッシュスクリーンの画像データが書き込まれている領域からスプラッシュスクリーンの画像データを取得し、取得した画像データに基づいて表示部105を制御する(ステップS6)。これにより表示部105においては、スプラッシュスクリーンの画像が表示される。なお、ここでCPU100は、表示部105を制御する際、ドライバが期待しているスプラッシュスクリーンの画像の色深度と、ブートローダーによって表示したスプラッシュスクリーンの画像の色深度とが異なる場合、読み出した画像データに画像処理を施し、画像処理が施された後の画像データに基づいて、表示部105を制御する。ここで行う画像処理の一例として、ブートローダーとドライバの扱う画像データのビット数が異なる場合の画像処理を挙げる。例えば、ブートローダーが扱う画像データのビット数が16ビットであり、ドライバが扱う画像データのビット数が24ビットであり、スプラッシュスクリーンの画像データが16ビットである場合について説明する。スプラッシュスクリーンの画像データが16ビットで表されている場合、ブートローダーはそのまま用いて、画像を表示する制御を行うが、ドライバは、スプラッシュスクリーンの画像データを、16ビットから24ビットにビットシフトして画像を表示する制御を行い、見た目が同様になるようにする。つまり、ドライバは、画像処理を行う画像処理手段の一例である。ここではスプラッシュスクリーンの画像データが16ビットである場合について説明したが、この画像データは、ドライバが扱える24ビットで表された画像データでもよい。その際は、ブートローダーが、画像データを読み取る前に、ビットシフトを行い、24ビットの画像データを16ビットの画像データに変換する。
また、ここで挙げたビットシフトは画像処理の一例であって、例えば、LUT(Look Up Table)を用いて16ビットの画像データと24ビットの画像データとの変換を行い、扱うビット数の違いによる色味の違いを吸収させてもよい。
LUTを用いたビット幅変換も画像データに対する色補正の処理の一例である。
【0025】
この後、CPU100は、各種ドライバや各種アプリケーションプログラムを起動する(ステップS7)。CPU100は、ユーザーが画像形成装置1を使用可能な状態になると、表示部105を制御してスプラッシュスクリーンの画像を消去し(ステップS8)、画像形成装置1を操作するためのGUI(Graphical User Interface)を備えたメニュー画面が表示されるように表示部105を制御する(ステップS9)。画像形成装置1においては、メニュー画面を表示したタッチスクリーンをユーザーが操作すると、ユーザーが行った操作に応じてCPU100が各部を制御し、ユーザーが行った操作に応じた処理が行われる。
【0026】
本実施形態によれば、ドライバのプログラムには、ROM101においてスプラッシュスクリーンの画像データが書き込まれている領域のアドレスは書き込まれておらず、スプラッシュスクリーンの画像データが書き込まれるRAM102の領域のアドレスが書き込まれているため、オープンソースであるドライバのソースを解析しても、ROM101においてスプラッシュスクリーンの画像データが記憶されている領域のアドレスは得られない。このため、ROM101に記憶されているスプラッシュスクリーンの画像データを不正に書き換えることが困難となっており、スプラッシュスクリーンの画像を書き換えて画像形成装置1を製造した会社を偽るのが困難となっている。
【0027】
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
【0028】
上述した実施形態においては、スプラッシュスクリーンの画像を表示する情報処理装置は、画像形成装置1であるが、画像形成装置1に限定されるものではない。ブートローダーとオペレーティングシステムとを備える装置であれば、例えば、携帯電話機や、デジタルカメラ、デジタルテレビ、カーナビゲーション装置、タッチパネルを備えた機器等、他の装置であってもよい。
【0029】
上述した実施形態においては、スプラッシュスクリーンの画像データは、予めROM101に記憶されているが、記憶部103がスプラッシュスクリーンの画像データを記憶するようにしてもよい。
【0030】
上述した実施形態においては、ブートローダーが起動した後、スプラッシュスクリーンの画像データは、ブートローダーによりRAM102に書き込まれるが、記憶部103の予め定められた領域に書き込み、CPU100は、記憶部103からスプラッシュスクリーンの画像データを読み出すようにしてもよい。
【0031】
上述した実施形態においては、ブートローダーにより表示されるスプラッシュスクリーンと、ドライバにより表示されるスプラッシュスクリーンとで色深度が同じとなるように画像処理が施されるが、画像処理を施さず、ブートローダーにより表示されるスプラッシュスクリーンと、ドライバにより表示されるスプラッシュスクリーンとで色深度が異なっていてもよい。
【0032】
上述した各種プログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk)))、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体又は半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し、画像形成装置1にインストールしてもよい。また、通信回線を介して画像形成装置1にダウンロードしてインストールしてもよい。
【符号の説明】
【0033】
1…画像形成装置、100…CPU、101…ROM、102…RAM、103…記憶部、104…操作部、105…表示部、106…画像読み取り部、107…画像形成部、108…画像処理部、109…通信部、150…書き込み手段、151…第1表示手段、152…第2表示手段
図1
図2
図3