(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
バッテリを有する電気自動車の位置情報、該バッテリの残量情報及び目的地の位置情報を受信する受信部と、前記電気自動車の走行経路を構成する複数の道路リンクそれぞれを走行するときのバッテリ消費量、及び前記バッテリを充電することができる複数の充電スタンドそれぞれの位置情報を記憶する記憶部とを備え、前記受信部が受信した情報及び前記記憶部が記憶する各道路リンクのバッテリ消費量及び各充電スタンドの位置情報に基づいて、前記電気自動車が電欠しないように前記充電スタンドを経由して前記目的地に至る走行経路を探索する経路探索装置であって、
時間帯と、該時間帯における前記複数の充電スタンドに係る充電料金とを対応付けた充電料金テーブルと、
時計部と、
前記充電料金テーブル、前記時計部が計時している時刻、前記受信部が受信した情報及び前記記憶部が記憶する各道路リンクのバッテリ消費量及び各充電スタンドの位置情報に基づいて、一又は複数の充電スタンドを経由する走行経路を探索する経路探索部と
を備え、
前記経路探索部は、
前記電気自動車が前記目的地に至るまでの所要時間、総消費電力量及び経由する充電スタンドに係る充電料金にそれぞれ重み付けを行った加重平均を算出し、算出された加重平均の値が最大になる走行経路を決定する
経路探索装置。
バッテリを有する電気自動車の位置情報、該バッテリの残量情報及び目的地の位置情報と、前記電気自動車の走行経路を構成する複数の道路リンクそれぞれを走行するときのバッテリ消費量、及び前記バッテリを充電することができる複数の充電スタンドそれぞれの位置情報とに基づいて、前記電気自動車が電欠しないように前記充電スタンドを経由して前記目的地に至る走行経路をコンピュータに探索させるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータを、
各道路リンクの旅行時間及びバッテリ消費量に基づいて、前記電気自動車が電欠すること無く、前記目的地に至るまでに経由可能な充電スタンドに電気自動車が到達する時刻を算出する到達時刻算出部と、
該到達時刻算出部にて算出された時刻、及び該時刻における前記充電スタンドの充電料金に基づいて、前記充電スタンドに前記電気自動車が到達したときの充電料金を特定する特定部と、
該特定部によって特定された充電料金、前記電気自動車が前記目的地に至るまでの所要時間、及び総消費電力量にそれぞれ重み付けを行った加重平均を算出し、算出された加重平均の値が最大になる、一又は複数の充電スタンドを経由する走行経路を決定する決定部と
して機能させるためのコンピュータプログラム。
【発明を実施するための形態】
【0013】
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
本発明の一態様に係る経路探索装置は、
(1)バッテリを有する電気自動車の位置情報、該バッテリの残量情報及び目的地の位置情報を受信する受信部と、前記電気自動車の走行経路を構成する複数の道路リンクそれぞれを走行するときのバッテリ消費量、及び前記バッテリを充電することができる複数の充電スタンドそれぞれの位置情報を記憶する記憶部とを備え、前記受信部が受信した情報及び前記記憶部が記憶する各道路リンクのバッテリ消費量及び各充電スタンドの位置情報に基づいて、前記電気自動車が電欠しないように前記充電スタンドを経由して前記目的地に至る走行経路を探索する経路探索装置であって、時間帯と、該時間帯における前記複数の充電スタンドに係る充電料金とを対応付けた充電料金テーブルと、時計部と、前記充電料金テーブル、前記時計部が計時している時刻、前記受信部が受信した情報及び前記記憶部が記憶する各道路リンクのバッテリ消費量及び各充電スタンドの位置情報に基づいて、一又は複数の充電スタンドを経由する走行経路を探索する経路探索部とを備える。
【0014】
本態様にあっては、経路探索装置は、複数の充電スタンドそれぞれの時間帯別の充電料金を含む充電料金テーブルを備える。経路探索部は、充電料金テーブルの情報と、時計部が計時している現在の時刻と、電気自動車の位置情報、電気自動車に搭載されたバッテリの残量情報及び目的地の位置情報と、複数の道路リンクそれぞれを走行したときのバッテリ消費量及び複数の充電スタンドの位置情報とに基づいて、一又は複数の前記充電スタンドを経由する走行経路を探索する。従って、充電スタンドにおける充電料金を加味した走行経路の探索が可能である。
なお、前記記憶部が記憶するバッテリ消費量は、予め該記憶部が記憶している固定値であっても良いし、適宜更新される変動値であっても良い。更新されるバッテリ消費量を記憶部が記憶する構成を採用する場合、経路探索装置は、外部装置から送信されるバッテリ消費量の情報を受信し、受信した情報に基づいて記憶部が記憶するバッテリ消費量を更新するように構成すれば良い。
【0015】
(2)前記記憶部は、前記複数の道路リンクそれぞれの旅行時間を記憶しており、前記経路探索部は、前記時計部が計時している時刻及び前記記憶部が記憶している各道路リンクの旅行時間及びバッテリ消費量に基づいて、前記電気自動車が電欠すること無く、前記目的地に至るまでに経由可能な充電スタンドに電気自動車が到達する時刻を算出する到達時刻算出部と、該到達時刻算出部にて算出された時刻及び前記充電料金テーブルに基づいて、前記充電スタンドに前記電気自動車が到達したときの充電料金を特定する特定部と、該特定部によって特定された充電料金に基づいて、一又は複数の充電スタンドを経由する走行経路を決定する決定部とを備える構成が好ましい。
【0016】
本態様にあっては、到達時刻算出部は、電欠することなく電気自動車が充電スタンドに到着する時刻を算出し、特定部は電気自動車が充電スタンドに到着したときの該充電スタンドにおける充電料金を特定する。そして、決定部は、電気自動車が充電スタンドに到着したときの充電料金を加味して、一又は複数の前記充電スタンドを経由する走行経路を決定する。
なお、前記記憶部が記憶する旅行時間は、予め記憶している固定値であっても良いし、適宜更新される変動値であっても良い。更新される旅行時間を記憶部が記憶する構成を採用する場合、経路探索装置は、外部装置から送信される旅行時間の情報を受信し、受信した情報に基づいて記憶部が記憶する旅行時間を更新するように構成すれば良い。また、経路探索装置は、前記受信部が受信する電気自動車の位置情報及び該電気自動車が走行している時刻に基づいて、各道路リンクの旅行時間を所定のタイミングで算出し、算出された旅行時間を記憶部に更新された旅行時間として記憶させるように構成しても良い。
【0017】
(3)前記決定部は、前記特定部によって特定された充電料金に基づいて、充電料金が最小になる一又は複数の充電スタンドを経由する走行経路を決定する構成が好ましい。
【0018】
本態様にあっては、決定部は、電気自動車が充電スタンドに到着するときの該バッテリの充電料金を加味し、充電料金が最小になる一又は複数の充電スタンドを経由する走行経路を決定する。
【0019】
(4)前記複数の充電スタンドに係る充電料金の情報を収集する収集部と、該収集部にて収集した情報に基づいて、前記充電料金テーブルの内容を更新する更新部とを備え、前記経路探索部は、前記充電料金テーブルが更新された場合、更新された前記充電料金テーブルに基づいて前記電気自動車の走行経路を探索する構成が好ましい。
【0020】
本態様にあっては、複数の充電スタンドの充電料金を収集し、充電料金テーブルの内容が更新された場合、経路探索部は、更新された充電料金テーブルに基づいて電気自動車の走行経路を探索する。従って、各充電スタンドの同一時間帯における充電料金が更新された場合であっても、更新された充電料金を加味した電気自動車の走行経路を探索することが可能である。
【0021】
(5)前記受信部は、走行している前記電気自動車の位置情報及び残量情報を受信するようにしてあり、前記経路探索部は、前記受信部が前記電気自動車の位置情報及び残量情報を受信する都度、前記電気自動車の走行経路を探索する構成が好ましい。
【0022】
本態様にあっては、受信部が電気自動車の位置情報及び残量情報を受信する都度、経路探索部は、電気自動車の走行経路を探索する。従って、電気自動車の最新の位置情報及びバッテリの残量情報に基づいて、充電料金を加味した電気自動車の走行経路を探索することが可能である。
【0023】
本発明の一態様に係る経路探索システムは、
(6)バッテリを有する電気自動車と、前記(1)〜(5)のいずれか一つに記載の経路探索装置とを備え、前記電気自動車は、自身の位置を検出する位置検出部と、前記バッテリの残量を検出するバッテリ残量検出部と、目的地の位置を受け付ける受付部と、前記位置検出部が検出した前記電気自動車の位置情報、前記バッテリ残量検出部が検出した前記バッテリの残量情報、及び前記受付部が受け付けた目的地の位置情報を前記経路探索装置へ送信する送信部とを備える。
【0024】
本態様にあっては、電気自動車に設けられた送信部は、位置検出部が検出した電気自動車の位置情報、バッテリ残量検出部が検出したバッテリの残量情報、及び受付部が受け付けた目的地の位置情報を経路探索装置へ送信する。経路探索装置の受信部は、電気自動車から送信された各種情報を受信する。経路探索装置は、電気自動車から送信された前記情報を受信し、該電気自動車の走行経路を探索する。
【0025】
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、
(7)バッテリを有する電気自動車の位置情報、該バッテリの残量情報及び目的地の位置情報と、前記電気自動車の走行経路を構成する複数の道路リンクそれぞれを走行するときのバッテリ消費量、及び前記バッテリを充電することができる複数の充電スタンドそれぞれの位置情報とに基づいて、前記電気自動車が電欠しないように前記充電スタンドを経由して前記目的地に至る走行経路をコンピュータに探索させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、各道路リンクの旅行時間及びバッテリ消費量に基づいて、前記電気自動車が電欠すること無く、前記目的地に至るまでに経由可能な充電スタンドに電気自動車が到達する時刻を算出する到達時刻算出部と、該到達時刻算出部にて算出された時刻、及び該時刻における前記充電スタンドの充電料金に基づいて、前記充電スタンドに前記電気自動車が到達したときの充電料金を特定する特定部と、該特定部によって特定された充電料金に基づいて、一又は複数の充電スタンドを経由する走行経路を決定する決定部として機能させる。
【0026】
本態様にあっては、コンピュータの到達時刻算出部は、電欠することなく電気自動車が充電スタンドに到着する時刻を算出し、特定部は電気自動車が該充電スタンドに到着したときの該充電スタンドにおける充電料金を特定する。そして、決定部は、電気自動車が充電スタンドに到着したときの充電料金を加味して、一又は複数の前記充電スタンドを経由する走行経路を決定する。
【0027】
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る経路探索システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
【0028】
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る経路探索システムの一構成例を示す模式図である。本実施形態1に係る経路検索システムは、電気自動車Cが電欠を起こさないように充電スタンド3の設置場所を経由して目的地へ至る走行経路を、地域及び時間帯によって異なる充電料金単価を加味して探索し、電気自動車Cを目的地へ案内するものである。経路探索システムの概要は次の通りである。
経路検索システムは、通信網Nに接続された経路探索装置1と、バッテリ6(
図4参照)を有する電気自動車Cに搭載されたカーナビゲーション装置2とを備える。電気自動車Cはバッテリ6で駆動する電動モータによって走行する。電気自動車Cが走行する道路Rの路肩又は道路Rに面する施設には、電気自動車Cのバッテリ6を充電することができる複数の充電スタンド3が設けられている。複数の充電スタンド3によるバッテリ6の充電料金単価は時間帯及び充電スタンド3毎に異なる。通信網Nには複数の充電スタンド3それぞれの充電料金単価の情報を提供する充電料金情報提供装置4が接続されており、経路探索装置1は充電料金情報提供装置4から各充電スタンド3の充電料金単価の情報を収集している。
カーナビゲーション装置2は、電気自動車Cの位置情報、バッテリ6の残量情報及び目的地の位置情報を経路探索装置1へ送信する。経路探索装置1は、該カーナビゲーション装置2から送信された情報を受信し、受信した情報と、各充電スタンド3の充電料金単価とに基づいて、充電スタンド3を経由して目的地へ至る走行経路を探索し、探索して得た経路情報をカーナビゲーション装置2へ送信する。カーナビゲーション装置2は、経路探索装置1から送信された経路情報を受信し、受信した経路情報に基づいて走行経路を表示し、電気自動車Cを目的地へ案内する。以下、経路探索システムの構成を詳述する。
【0029】
図2は本発明の実施形態1に係る経路探索装置1の一構成例を示すブロック図である。経路探索装置1は、例えば、該経路探索装置1の各構成部の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部11を備えたコンピュータである。制御部11には、バスを介して、ROM12、RAM13、通信部14、記憶部15及び時計部16が接続されている。
【0030】
ROM12は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の不揮発性メモリであり、コンピュータの初期動作に必要な制御プログラムを記憶している。
【0031】
RAM13は、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)等のメモリであり、制御部11の演算処理を実行する際にROM12及び記憶部15から読み出された制御プログラム及び後述のコンピュータプログラム17a、又は制御部11の演算処理によって生ずる各種データを一時記憶する。
【0032】
通信部14は、外部のカーナビゲーション装置2、充電料金情報提供装置4との間で各種情報を送受信するためのインタフェースであり、通信部14による各種情報の送受信は制御部11によって制御される。例えば、通信部14は、カーナビゲーション装置2から送信された情報として、電気自動車Cの位置情報、該電気自動車Cのバッテリ6の残量を示した残量情報、電気自動車Cの使用者によって設定された目的地の位置情報等を含む探索要求情報を受信する。また、通信部14は、時間帯毎に異なる各充電スタンド3それぞれの充電料金単価の情報を充電料金情報提供装置4に要求し、充電料金情報提供装置4から送信された充電料金単価の情報を受信する。更に、通信部14は、制御部11による探索結果である走行経路の情報をカーナビゲーション装置2へ送信する。
【0033】
時計部16は年月日及び時刻を計時している。また時計部16はカレンダー情報を有しており、制御部11は該時計部16から現在の年月日、時刻及び曜日などの時間情報を取得することができる。
【0034】
記憶部15は、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の読み出しが可能なディスクドライブ、及び可搬式の記録媒体17からデータの読み出しが可能なCD−ROMドライブ等の装置である。記憶部15は、充電スタンド3の充電料金単価を加味して走行経路の探索を行うためのコンピュータプログラム17aを記憶している。コンピュータプログラム17aは、コンピュータ読み取り可能に記録された可搬式メディアであるCD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、BD(Blu-ray Disc)(登録商標)等の記録媒体17を介すなどしてハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等に記録されている。なお、光ディスクは、記録媒体17の一例であり、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリ等にコンピュータプログラム17aをコンピュータ読み取り可能に記録しても良い。また、通信網Nに接続されている図示しない外部コンピュータから本実施形態に係るコンピュータプログラム17aをダウンロードするようにしても良い。
また、記憶部15は、地図情報15a、旅行時間テーブル15b、消費電力テーブル15c、充電スタンド位置テーブル15d、充電料金テーブル15eを記憶している。
制御部11は、コンピュータプログラム17aが記録された記録媒体17又は記憶部15から、コンピュータプログラム17aをRAM13に読み出し、実行することにより、コンピュータを経路探索装置1として機能させる。
【0035】
地図情報15aは、電気自動車Cが走行する道路R及び建物等を表す画像データである。
旅行時間テーブル15bは、複数の道路リンクと、平日及び休日の複数の時間帯における各道路リンクそれぞれの平均旅行時間と、各道路リンクの距離を対応付けて格納している。道路リンクは、隣接する2つの交差点の道路区間であり、電気自動車Cが走行する道路Rを論理的に構成するものである。各道路リンクは、交差点に対応するノードによって接続され、道路網を論理的に構成する。
消費電力テーブル15cは、複数の道路リンクと、電気自動車Cの車種識別情報と、平日及び休日の複数の時間帯における各道路リンクそれぞれを電気自動車Cが走行するときのバッテリ消費量とを対応付けて格納している。
充電スタンド位置テーブル15dは、バッテリ6を充電することができる複数の充電スタンド3それぞれの識別情報と、該充電スタンド3の位置情報とを対応付けて格納している。
なお、旅行時間テーブル15bに格納される平均旅行時間は、予め記憶している固定値であっても良いし、適宜更新される変動値であっても良い。更新される平均旅行時間を旅行時間テーブル15bに格納する構成を採用する場合、経路探索装置1は、複数の電気自動車Cから送信される各電気自動車Cの位置情報及び該電気自動車Cが走行している時刻を示した時刻情報を受信して蓄積し、所定のタイミングで、蓄積した位置情報及び時刻情報に基づいて、各道路リンクの平均旅行時間を算出するようにすれば良い。制御部11は、算出された平均旅行時間、即ち最新の平均旅行時間を旅行時間テーブル15bに格納する。
同様に、消費電力テーブル15cに格納される消費電力情報も予め記憶している固定値であっても良いし、適宜更新される変動値であっても良い。更新されるバッテリ消費量を消費電力テーブル15cに格納する構成を採用する場合、経路探索装置1は、複数の電気自動車Cから送信される各電気自動車Cの位置情報、該電気自動車Cに搭載されたバッテリ6の残量情報又は消費電力の情報を受信して蓄積し、所定のタイミング、蓄積した情報に基づいて、各道路リンクのバッテリ消費量を算出するようにすれば良い。制御部11は、算出されたバッテリ消費量、即ち最新のバッテリ消費量を消費電力テーブル15cに格納する。
【0036】
図3は充電料金テーブル15eの一例を示す概念図である。充電料金テーブル15eは、複数の時間帯と、各時間帯における複数の充電スタンド3の充電料金単価とを対応付けて格納している。
図3A〜
図3Dは、一例として4つの充電スタンド3、即ち第1乃至第4充電スタンド31,32,33,34(
図8参照)それぞれの充電料金テーブル15eを概念的に示しており、各充電料金テーブル15eには、充電スタンド3の識別情報が対応付けられている。第1充電スタンド31、第2充電スタンド32及び第4充電スタンド34の充電料金単価は、8:00〜9:00の時間帯で15円、9:00〜10:00の時間帯で18円、10:00〜12:00の時間帯で20円に設定されている。第3充電スタンド33の充電料金単価は、8:00〜9:00の時間帯で15円、9:00〜10:00の時間帯で18円に設定されており、第1充電スタンド31等の充電料金単価と同じである。しかし、第3充電スタンド33の10:00〜12:00の時間帯における充電料金単価は25円に設定されており、他の充電スタンド3の充電料金単価に比べて高額である。
なお、
図3に示した充電料金テーブル15eは、時間帯によって異なる充電料金単価を格納しているが、時間帯のみならず、時間帯及び曜日、並びに天候、その他の属性毎に異なる充電料金単価を格納するように構成しても良い。
【0037】
図4はカーナビゲーション装置2の一構成例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置2は、例えば、該カーナビゲーション装置2の各構成部の動作を制御するCPU等の制御部21を備えたコンピュータである。制御部21には、バスを介して、ROM22、RAM23、通信部24、記憶部25、表示部26、受付部27、時計部28、位置検出部29及び車内通信部20が接続されている。制御部21、ROM22、RAM23及び記憶部25のハードウェア構成は経路探索装置1と同様である。
【0038】
通信部24は、外部の経路探索装置1との間で各種情報を送受信するためのインタフェースであり、通信部24による各種情報の送受信は制御部21によって制御される。例えば、通信部24は、電気自動車Cの位置情報、該電気自動車Cのバッテリ6の残量を示した残量情報、電気自動車Cの使用者によって設定された目的地の位置情報、電気自動車Cの車種を識別するための車種識別情報等を含み、電気自動車Cの走行経路の探索を要求する探索要求情報を経路探索装置1へ送信する。また、探索要求に応じて経路探索装置1から送信される走行経路の情報を受信する。
【0039】
記憶部25は、制御部21が、電気自動車Cの走行経路及び地図を表示部26に表示させ、電気自動車Cを目的地へ案内するためのコンピュータプログラム17a、地図情報、電気自動車Cの車種情報等を記憶している。地図情報は、電気自動車Cが走行する道路R及び建物等を表す画像データであり、経路探索装置1から取得しても良いし、予め記憶しておいても良い。
【0040】
表示部26は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパ等の表示装置である。表示部26は、制御部21の制御に従って記憶部25が記憶する地図情報に基づく地図画像と、位置検出部29が検出した電気自動車Cの現在地と、通信部24にて受信した目的地への走行経路とを表示し、電気自動車Cの走行を案内する。
【0041】
受付部27は、表示部26に対する指の接触による静電容量又は電気容量の変化によって、指の接触位置を検出するタッチセンサである。制御部11は、受付部27の操作状態から電気自動車Cの目的地の位置を受け付けることができる。なお、タッチセンサは受付部27の一例であり、マウス、タッチペン等のポインティングデバイス、各種キーであっても良い。
【0042】
位置検出部29は、GPS受信機を備える。GPS受信機は、人工衛星(GPS衛星)と共にGPSシステムを構成しており、人工衛星からの電波を受信し、自身の位置、即ち電気自動車Cの位置を検出する。
【0043】
車内通信部20には、電気自動車Cに搭載されたバッテリ6の残量を検出するバッテリ残量検出部5が接続されている。バッテリ残量検出部5は、例えばクーロンカウンタ方式等によってバッテリ6の残量を検出する。具体的にはバッテリ残量検出部5は、バッテリ6に流入した電流、及び流出した電流を電流センサによって測定し、測定された電流値を積算することによって、バッテリ6に蓄電された電流量と、バッテリ6から放電された電流量とを算出することにより、バッテリ残量を求める。制御部21は、車内通信部20を介してバッテリ残量検出部5にバッテリ残量の情報を要求し、要求を受けたバッテリ残量検出部5は検出したバッテリ残量の情報をカーナビゲーション装置2へ出力する。制御部21は、バッテリ残量検出部5から出力されたバッテリ残量の情報を、車内通信部20を介して取得する。
なお、クーロンカウンタ方式はバッテリ残量の測定方法の一例であり、バッテリ6の電圧を測定することによってバッテリ残量を検出するようにバッテリ残量検出部5を構成しても良い。更に、バッテリ6の放電特定、温度特定等を予め記憶しておき、該バッテリ6の特性を考慮してバッテリ残量を検出するように構成しても良い。また、バッテリ6の電圧、電流及び温度等を検出し、バッテリ6のインピーダンスを測定することによって、バッテリ残量を検出するようにバッテリ残量検出部5を構成しても良い。
【0044】
なお、カーナビゲーション装置2は、専用機であっても良いし、アプリケーションソフトを実行することによってカーナビゲーション機能を実現するスマートフォン等の通信端末であっても良い。また、カーナビゲーション装置2は携帯型であっても良いし、電気自動車Cに固定的に搭載されるものであっても良い。
【0045】
図5は走行経路の案内に係るカーナビゲーション装置2の処理手順を示すフローチャートである。カーナビゲーション装置2の制御部21は、記憶部25が記憶する地図情報に基づいて、表示部26に地図画像を表示させ(ステップS11)、目的地の位置情報を受付部27にて受け付ける(ステップS12)。なお、地図情報は、カーナビゲーション装置2の記憶部25に予め記憶しておいても良いし、都度、経路探索装置1に要求し、該経路探索装置1から送信された地図情報を受信して、該地図情報に基づく地図画像を表示部26に表示するように構成しても良い。
【0046】
次いで、制御部21は、位置検出部29にて自身の位置、即ち電気自動車Cの位置を検出する(ステップS13)。また、制御部21は、バッテリ残量検出部5にてバッテリ残量を検出する(ステップS14)。そして、制御部21は、受け付けた目的地の位置情報、自身の位置情報、バッテリ6の残量を示した残量情報、車種識別情報を含み、目的地への走行経路の探索を要求する探索要求情報を通信部24にて経路探索装置1へ送信する(ステップS15)。
【0047】
経路探索装置1は、カーナビゲーション装置2から送信された各種情報を受信し、受信した情報に基づいて電気自動車Cの走行経路を探索し、探索結果である走行経路の情報をカーナビゲーション装置2へ送信する。走行経路の探索処理の詳細は後述する。
【0048】
カーナビゲーション装置2の制御部21は、経路探索装置1から送信された走行経路の情報を通信部24にて受信する(ステップS16)。そして、制御部21は、受信した走行経路の情報に基づいて、地図上に走行経路を表示させ(ステップS17)、走行経路の案内処理を実行する(ステップS18)。
【0049】
次いで、制御部21は、電気自動車Cの位置情報、バッテリ6の残量情報を更新する所定の更新タイミングであるか否かを判定する(ステップS19)。更新タイミングは例えば、走行経路の案内開始後、所定時間毎に到来する時刻である。また、走行経路の案内開始後、バッテリ残量が所定量減少する都度、又は所定距離走行する都度、そのタイミングを更新タイミングであると判定するように構成しても良い。これらの更新タイミングは一例であり、その設定方法は特に限定されるものでは無い。
所定の更新タイミングであると判定した場合(ステップS19:YES)、制御部21は処理をステップS13へ戻し、最新の電気自動車Cの位置情報、バッテリ6の残量情報等に基づいて更新された走行経路を表示する処理を実行する。ステップS19、及びステップS13〜ステップS16の処理によって、カーナビゲーション装置2は、電気自動車Cの位置情報、バッテリ6の残量情報を定期的に経路探索装置1へ送信し、走行経路の更新を行うことができる。
【0050】
所定の更新タイミングで無いと判定した場合(ステップS19:NO)、制御部21は、電気自動車Cの位置を検出し、電気自動車Cが目的地に到着したか否かを判定する(ステップS20)。電気自動車Cが目的地に到着していないと判定した場合(ステップS20:NO)、制御部21は処理をステップS17へ戻し、走行経路の案内処理を継続する。電気自動車Cが目的地に到着したと判定した場合(ステップS20:YES)、制御部21は、所定の案内終了処理を実行し(ステップS21)、処理を終える。
【0051】
図6は走行経路の案内に係る経路探索装置1の処理手順を示すフローチャートである。経路探索装置1の制御部11は、カーナビゲーション装置2から送信された探索要求情報、即ち、電気自動車Cの位置情報、バッテリ6の残量情報、目的地の位置情報、車種識別情報等を含む探索要求情報を通信部14にて受信する(ステップS31)。なお、ステップS31の処理で制御部11が受信する探索要求情報は、カーナビゲーション装置2に目的地が設定された際に行われる初回の探索要求のみならず、電気自動車Cが走行している途中でカーナビゲーション装置2から定期的に送信される探索要求情報も含まれる。
【0052】
次いで、制御部11は、充電料金テーブル15eの内容を更新する所定の充電料金更新タイミングであるか否かを判定する(ステップS32)。充電料金更新タイミングは例えば、所定時間毎に到来する時刻であるが、特にこれに限定されるものでは無い。充電料金更新タイミングであると判定した場合(ステップS32:YES)、制御部11は、充電料金情報提供装置4から各充電スタンド3の最新の充電料金単価の情報を収集する(ステップS33)。具体的には、制御部11は通信部14を介して充電料金単価の情報を充電料金情報提供装置4に要求し、要求に応じて充電料金情報提供装置4から提供された充電料金単価の情報を通信部14にて受信する。
次いで、制御部11はステップS33で受信した充電料金単価の情報に基づいて、充電料金テーブル15eの内容を更新する(ステップS34)。
【0053】
ステップS34の処理を終えた場合、又はステップS32で充電料金更新タイミングで無いと判定した場合(ステップS32:NO)、ステップS31で受信した情報と、記憶部が記憶する各テーブルの情報と、時計部16が計時している時刻に基づいて、電気自動車Cが電欠しないように充電スタンド3を経由して目的地に至る走行経路を探索する走行経路を探索する(ステップS35)。そして、制御部11は、探索して得られた走行経路の情報を、走行経路の探索要求元であるカーナビゲーション装置2へ、通信部14にて送信し(ステップS36)、処理を終える。
【0054】
図7は本発明の実施形態1に係る走行経路探索の処理手順を示すフローチャートである。以下、ステップS35で実行する走行経路探索の処理の詳細を説明する。制御部11は、電気自動車Cの位置情報、目的地の位置情報、及び記憶部15が記憶する充電スタンド3の位置情報に基づいて、目的地に至るまでに経由可能な充電スタンド3を抽出する(ステップS51)。なお充電スタンド3の位置情報は、充電スタンド位置テーブル15dに格納されている。そして、制御部11は、一又は複数の充電スタンド3を経由し、電気自動車Cの現在地から目的地に至る走行経路の候補を複数作成する(ステップS52)。
【0055】
次いで、制御部11は、時計部16が計時している時刻、記憶部15が記憶している各道路リンクの旅行時間及びバッテリ消費量に基づいて、電気自動車Cが電欠すること無く、目的地に至るまでに経由可能な充電スタンド3に電気自動車Cが到達する時刻を算出する(ステップS53)。なお、各道路リンクの旅行時間及びバッテリ消費量は、旅行時間テーブル15b及び消費電力テーブル15cにそれぞれ格納されている。バッテリ消費量は車種毎異なる値が消費電力テーブル15cに格納されているため、制御部11は、探索要求情報に含まれる車種識別情報に対応するバッテリ消費量を抽出し、抽出したバッテリ消費量を用いて、消費電力を算出する。
【0056】
そして、制御部11は、ステップS53で算出された時刻と、充電料金テーブル15eとに基づいて、充電スタンド3に電気自動車Cが到達したときの充電料金単価を特定する(ステップS54)。
【0057】
次いで、制御部11は、ステップS54で特定された充電料金単価に基づいて、充電料金単価が最小になるように、一又は複数の充電スタンド3を経由する走行経路を決定し(ステップS55)、処理を終える。ステップS55の処理では、制御部11は、充電料金単価が最も安い充電スタンド3を経由するように走行経路を選択すれば良い。充電料金単価が異なる複数の充電スタンド3を経由して充電を行う必要がある場合、充電料金単価の平均が最小になる走行経路を選択すれば良い。
なお、ここでは説明を簡単にするために充電料金単価が最小になる走行経路を決定する例を説明するが、電気自動車Cが目的地に至るまでに要する所要時間と、バッテリ6の総消費電力量と、充電料金単価とを総合的に評価して、走行経路を決定しても良い。例えば、前記所要時間、総消費電力量、及び充電料金単価にそれぞれ重み付けを行った加重平均を算出し、加重平均の値が最大になる走行経路を選択するように構成すると良い。
【0058】
図8は走行経路探索の方法を概念的に示す模式図である。
図8中、細線は、現在地から目的地へ至る走行経路の候補を示している。走行経路の候補は複数の道路リンクから構成される。丸印は、道路リンクを接続するノードの内、走行経路が分岐する箇所のノードを示している。現在地に相当するノードN1からノードN2に至る経路には、充電スタンド3を経由しない第1経路と、第2充電スタンド32を経由する第2経路とがある。第1経路及び第2経路はそれぞれ一又は複数の道路リンクから構成されているが、作図の便宜上、
図8においては道路リンクの詳細を省略して各経路を図示している。第2経路は、第1経路よりも長距離である。ノードN2からノードN3に至る第3経路は第1充電スタンド31を経由する経路である。ノードN3から目的地であるノードN4へ至る経路には、時間帯によって充電料金単価が異なる第3充電スタンド33及び第4充電スタンド34をそれぞれ経由する第4経路及び第5経路がある。第5経路は第4経路よりも長距離である。
【0059】
走行経路の候補としては、4つの走行経路が挙げられる。つまり、第1経路、第3経路及び第4経路からなる走行経路、第1経路、第3経路及び第5経路からなる走行経路、第2経路、第3経路予備第4経路からなる走行経路、第2経路、第3経路及び第5経路からなる走行経路が挙げられる。ここでは、バッテリ残量が所定の閾値未満にならないように現在地から目的地へ至るために、第1充電スタンド31又は第2充電スタンド32のいずれかで1回目の充電を行い、第3充電スタンド33又は第4充電スタンド34のいずれかで2回目の充電を行うものとする。
【0060】
図8に示す例では、現在地を出発する時刻は8時30分であり、第2経路を選択した場合、電気自動車Cは第2充電スタンド32に8:00〜9:00の時間帯に到達することができるものとする。この場合、電気自動車Cのバッテリ6を、充電料金単価15円で充電を行うことができる。一方、第1経路を選択した場合、電気自動車Cは第1充電スタンド31に9:00〜10:00の時間帯に到達することができるものとする。この場合、電気自動車Cのバッテリ6を、充電料金単価18円で充電を行うことができる。
この場合、制御部11は、より安価な充電料金単価でバッテリ6の充電を行うことが可能な第1経路を含む走行経路の候補を選択する。
【0061】
また、第4経路を選択した場合、電気自動車Cは第3充電スタンド33に10:00〜11:00の時間帯に到達することができるものとする。この場合、電気自動車Cのバッテリ6を、充電料金単価25円で充電を行うことができる。一方、第5経路を選択した場合、電気自動車Cは第4充電スタンド34に10:00〜11:00の時間帯に到達することができるものとする。この場合、電気自動車Cのバッテリ6を、充電料金単価20円で充電を行うことができる。
この場合、制御部11は、より安価な充電料金単価でバッテリ6の充電を行うことが可能な第5経路を含む走行経路の候補を選択する。よって、制御部11は、充電料金単価が最小になる走行経路として、最終的に第2経路、第3経路及び第5経路によって構成される走行経路を決定する。
【0062】
このように構成された経路探索装置1、経路探索システム及びコンピュータプログラム17aによれば、一又は複数の充電スタンド3を経由して目的地に至る電気自動車Cの走行経路を、時間帯によって異なる充電スタンド3の充電料金単価を加味して探索することができる。
【0063】
特に本実施形態1では、経路探索を行った時刻における充電料金単価では無く、電気自動車Cが充電スタンド3に到着する予定時刻における充電料金単価を加味して走行経路を探索することができる。
【0064】
また、充電料金単価が最小の充電スタンド3を経由する走行経路を探索することができる。
【0065】
更に、各充電スタンド3の各時間帯における充電料金が更新された場合であっても、更新された充電料金を加味した電気自動車Cの走行経路を探索することが可能である。
【0066】
更にまた、電気自動車Cの最新の位置情報及びバッテリ6の残量情報に基づいて、充電料金を加味した電気自動車Cの走行経路を探索することが可能である。
【0067】
(実施形態2)
実施形態2に係る経路検索システムは、経路探索装置1及びカーナビゲーション装置2を備えており、各装置の構成は実施形態1と同様である。実施形態2に係る経路探索システムは、ステップS35における走行経路探索の処理手順のみが実施形態1と異なるため、以下では主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0068】
図9及び
図10は本発明の実施形態2に係る走行経路探索の処理手順を示すフローチャートである。ステップS35の処理において、制御部11は、第1及び第2コストテーブルを作成する(ステップS71)。第1及び第2コストテーブルは、探索する経路を評価するためのものである。走行経路の探索を行う際、制御部11は、現在地のノードを起点にして隣り合うノードへ道路リンクを接続することにより、経路の展開を行う。以下、目的地に向かって道路リンクを順次接続することにより展開される経路を探索経路と呼ぶ。例えば、目的地のノードに隣り合うノードが3つある場合、3方向へ探索経路が展開される。次いで、現在地のノードを起点にして展開された探索経路の終点のノードを起点にして、更に道路リンクを接続することによって探索経路の展開を行う。以下、同様にして、展開された探索経路の終点のノードを起点にして、探索経路の展開を続ける。
このように道路リンクを展開していくと、無数の探索経路が作成されるため、探索途中の段階で探索経路の取捨選択を行う。第1及び第2コストテーブルは、探索経路を評価するための各種コストを格納するためのテーブルである。第1及び第2コストテーブルは探索経路毎に作成される。例えば、枝分かれした2本の探索経路がある場合、一の探索経路について第1及び第2コストテーブルが作成され、他の探索経路についても第1及び第2コストテーブルが作成される。道路リンクの接続によって探索経路が展開される都度、道路リンクに係るコストが積算され、積算された値が第1及び第2コストテーブルに格納される。
【0069】
図11は第1及び第2コストテーブルの一例を示す概念図である。
図11Aは第1コストテーブルを概念的に示している。第1コストテーブルは充電スタンド3が存在する道路リンクが選択され、該充電スタンド3でバッテリ6の充電を行われた場合の各種コストを格納する。第1コストテーブルは、複数の列、例えば項目番号を格納する「No」列と、コストの種類を示す「コスト項目」列と、コストの内容を格納する「コスト」列とを有する。コスト項目としては、「距離」、「所要時間」、「バッテリ消費量」、「バッテリ残量」、「充電費用」、「充電料金単価」が設けられており、「コスト」列には各コスト項目に対応するコストが格納されている。
コスト項目「距離」に対応する「コスト」列には、探索経路の距離、つまり該探索経路を構成する一又は複数の道路リンクそれぞれの距離を積算した値が格納される。
「所要時間」の「コスト」列には、現在値から探索経路の終点に到着するまでに要する電気自動車Cの走行時間、つまり、各道路リンクの旅行時間を積算した値が格納される。また、走行途中で充電が行われる場合、充電時間も積算されて第1コストテーブルに格納される。
「バッテリ消費量」の「コスト」列には、探索経路を構成する各道路リンクのバッテリ消費量を積算した値が格納される。
「バッテリ残量」の「コスト」列には、探索経路の終点におけるバッテリ6の残量の値が格納される。探索経路の終点におけるバッテリ6の残量は、現在値におけるバッテリ6の残量から、探索経路を構成する各道路リンクにおけるバッテリ消費量の積算値を減算した値である。探索経路の途中でバッテリ6の充電が行われる場合はバッテリ6の充電量が更に加算された値である。
「充電費用」の「コスト」列には、探索経路の終点に至るまでに行われた充電費用の総額が格納される。
「充電料金単価」の「コスト」列には、バッテリ6の充電を行った充電スタンド3の充電料金単価が格納される。探索経路の途中にある複数の充電スタンド3で充電を行う場合は、充電を行った直近の充電スタンド3の充電料金単価がコストとして格納される。
図11Bは第2コストテーブルを概念的に示している。第1コストテーブルは充電スタンド3が存在する道路リンクが選択された際、基本的に該充電スタンド3でバッテリ6の充電を行った場合の各種コストの積算値を格納するが、第2コストテーブルは充電スタンド3でバッテリ6の充電を行わなかった場合の各種コストの積算値を格納する。つまり、第2コストテーブルは、電欠せずに走行を続けるために必要な最小限の充電を行った場合の各種コストを格納する。
【0070】
ステップS71の処理では現在地におけるバッテリ6の残量100を、「バッテリ残量」項目のコストに格納する。バッテリ6が満充電のときの残量を100とする。また「距離」、「所要時間」、「バッテリ消費量」、「充電費用」、「充電料金単価」項目のコストには0を格納する。
なお、説明の便宜上、各種コストに格納される数値に単位を付さず、所定の単位量の数値を用いて各種コストを説明する。また、現在地における第1コストテーブル及び第2コストテーブルの内容は同一である。
【0071】
ステップS71の処理を終えた制御部11は道路リンクを接続することにより、探索経路の展開を行い(ステップS72)、展開された探索経路、つまり新たに接続された道路リンクにおける距離、所要時間及びバッテリ消費量を第1及び第2テーブルの各種コストに積算する(ステップS73)。次いで、制御部11は、新たに接続された道路リンクにおけるバッテリ消費量を、第1及び第2コストテーブルのバッテリ残量から減算する(ステップS74)。
【0072】
ステップS74の処理を終えた制御部11は、展開された道路リンクに充電スタンド3があるか否かを判定する(ステップS75)。充電スタンド3があると判定した場合(ステップS75:YES)、制御部11は、展開した道路リンクに係る探索経路の上流側、即ち出発点側でバッテリ6の充電を行ったか否かを判定する(ステップS76)。具体的には制御部11は、第1コストテーブルに「充電料金単価」に0以外の数値が登録されている場合、これまでの探索経路上に充電スタンド3があり、該充電スタンド3で充電を行ったと判定する。探索経路上流側に充電スタンド3があると判定した場合(ステップS76:YES)、制御部11は第1コストテーブルに登録されているバッテリ残量を参照し、展開した道路リンクにある充電ステンドでの充電が必須であるか否かを判定する(ステップS77)。例えば、制御部11は第1コストテーブルに登録されているバッテリ残量が所定の閾値未満である場合、充電が必須であると判定する。
【0073】
ステップS76において探索経路の上流側で充電を行っていないと判定した場合(ステップS76:NO)、又は新たに接続した道路リンクにある充電スタンド3での充電が必須であると判定した場合(ステップS77:YES)、制御部11は、時計部28が計時している時刻と、旅行時間テーブル15b及び充電スタンド位置テーブル15dの情報に基づいて、新たに接続した道路リンクにある充電スタンド3に電気自動車Cが到達する時刻を算出する(ステップS78)。なお、制御部11は、時計部28が計時している時刻に、第1コストテーブルに登録されている所定時間を加算することによって、充電スタンド3に到着する大凡の時刻を算出するように構成しても良い。
【0074】
次いで、制御部11は、ステップS78で算出した時刻と、充電料金テーブル15eとに基づいて、該時刻における充電スタンド3の充電料金単価を特定する(ステップS79)。そして、制御部11は、前記充電スタンド3でバッテリ6を充電した場合の所要時間、充電費用、ステップS79で特定した充電料金単価、充電後のバッテリ残量を第1コストテーブルに登録する(ステップS80)。
具体的には、制御部11は、電気自動車Cのバッテリ6が蓄電可能な充電量を特定し、特定された充電量を第1コストテーブルの「バッテリ残量」に対応付けて格納する。バッテリ6が蓄電可能な充電量は所定の値として計算しても良いし、電気自動車Cの車種毎に異なる蓄電可能な充電量を個別に特定しても良い。例えば、記憶部15は車種識別情報に対応付けて、電気自動車C及びバッテリ6の特性を記憶しており、制御部11は、探索要求情報に含まれる車種識別情報に基づいて、蓄電可能な充電量を特定することができる。
また、制御部11は、バッテリ6が蓄電可能な充電量から、第1コストテーブルに格納されているバッテリ残量を減算することによって、充電スタンド3における充電量を計算する。そして、制御部11は、充電量と、充電量単価とを積算することによって、充電費用を算出し、算出された充電費用を第1コストテーブルに格納されている充電費用に積算する。
また、制御部11は、充電スタンド3における充電量に、充電スタンド3における単位充電量当たりの充電時間を乗算し、乗算して得た時間を、第1コストテーブルに格納されている所定時間に積算する。単位充電量当たりの充電時間は、所定の値であっても良いし、単位充電量当たりの充電時間を充電スタンド3毎に記憶部25が記憶していても良い。
【0075】
ステップS77において、探索経路の展開により新たに接続された道路リンクにある充電スタンド3での充電が必須で無いと判定した場合(ステップS77:NO)、制御部11は、展開した直近の道路リンクにある充電スタンド3の充電料金単価が、探索経路の上流側の充電スタンド3の充電料金単価よりも安価であるか否かを判定する(ステップS81)。直近の道路リンクにある充電スタンド3の充電料金単価が安価であると判定した場合(ステップS81:YES)、制御部11は、時計部28が計時している時刻と、旅行時間テーブル15b及び充電スタンド位置テーブル15dの情報に基づいて、展開した道路リンクにある充電スタンド3に電気自動車Cが到達する時刻を算出する(ステップS82)。そして、制御部11は、ステップS78で算出した時刻と、充電料金テーブル15eとに基づいて、該時刻における充電スタンド3の充電料金単価を特定する(ステップS83)。次いで制御部11は、上流側で充電を行った場合のコストが登録されている第1コストテーブルの内容を、直近の道路リンクにある充電スタンド3で充電を行った場合のコストに修正する(ステップS84)。例えば、制御部11は、第2コストテーブルに登録されている各種情報を読み出し、読み出した各種情報を第1コストテーブルに登録することにより、第1コストテーブルの内容を、探索経路の上流側で充電を行わなかった場合のコストに修正する。そして、制御部11は、修正後の第1コストテーブルに対して、展開中の道路リンクにある充電スタンド3でバッテリ6を充電した場合の所定時間、充電費用、ステップS83で特定した充電料金単価、充電後のバッテリ残量を第1コストテーブルに登録する。
【0076】
ステップS80又はステップS84の処理を終えた場合、ステップS75で充電スタンド3が無いと判定した場合(ステップS75:NO)、又はステップS81で充電スタンド3が安価で無いと判定した場合(ステップS81:NO)、制御部11は、第2コストテーブルに登録されたバッテリ残量を参照し、充電スタンド3での充電を行わずに走行を続けた場合に電欠が生じるか否かを判定する(ステップS85)。具体的には制御部11は、第2コストテーブルに登録されているバッテリ残量が負の値になっている場合、電欠が生じると判定する。電欠が生じると判定した場合(ステップS85:YES)、制御部11は、探索経路が電欠不可避の探索経路であるか否かを判定する(ステップS86)。具体的には、制御部11は、第1コストテーブル及び第2コストテーブルの両方のバッテリ残量が負の値であるか否かを判定する。例えば、探索経路に充電スタンド3が全く無いような場合、充電を行う選択肢が無く、電欠不可避の経路と判断される。
【0077】
探索経路が電欠不可避の経路であると判定された場合(ステップS86:YES)、制御部11は電欠不可避の探索経路における探索経路の展開を中止する(ステップS87)。探索経路が電欠不可避の経路で無いと判定された場合(ステップS86:NO)、制御部11は、第1コストテーブルに登録されている内容を、第2コストテーブルに複製する(ステップS88)。つまり、制御部11は、第2コストテーブルの内容を電欠が発生しない状態に修正する。
【0078】
ステップS87及びステップS88の処理を終えた場合、又は充電スタンド3での充電を行わずに走行を続けた場合であっても電欠が生じ無いと判定した場合(ステップS85:NO)、制御部11は、複数の探索経路が合流するノードがあるか否かを判定する(ステップS89)。以下、複数の探索経路が合流するノードを合流ノードと呼ぶ。
【0079】
合流ノードが無いと判定した場合(ステップS89:NO)、制御部11は処理をステップS72へ戻し、探索経路の展開を継続する。合流ノードが有ると判定した場合(ステップS89:YES)、制御部11は、合流ノードに流入する全ての探索経路のコストを算出したか否かを判定する(ステップS90)。合流ノードに流入する全ての探索経路のコストが算出されていないと判定した場合(ステップS90:NO)、制御部11は処理をステップS72へ戻し、探索経路の展開を継続する。
【0080】
合流ノードに流入する全ての探索経路のコストを算出したと判定した場合(ステップS90:YES)、制御部11は、合流ノードに流入する探索経路の内、低コストの探索経路を選択し(ステップS91)、高コストの探索経路における探索経路の展開を中止する(ステップS92)。例えば、制御部11は、第2コストテーブルに登録されているバッテリ消費量が最小の探索経路と、第1コストテーブルに登録されている充電料金単価が最小の探索経路とを選択する。なお、ステップS91において選択する低コストの探索経路は、1つであっても良いし、コストが低い探索経路を3つ以上選択するように構成しても良い。また、コストの高低は、探索経路の距離、所要時間、バッテリ消費量、充電料金単価等にそれぞれ重み付けを行った加重平均を算出し、加重平均が所定コスト未満になる探索経路を低コストの探索経路として選択しても良い。
【0081】
次いで、制御部11は、前記合流ノードが目的地近傍であるか否かを判定する(ステップS93)。具体的には制御部11は、前記合流ノードが目的地のノードであるか否かを判定する。前記合流ノードが目的地のノードで無いと判定した場合(ステップS93:NO)、制御部11は処理をステップS72へ戻し、探索経路の展開を継続する。合流ノードが目的地近傍であると判定した場合(ステップS93:YES)、制御部11はステップS91で選択された一又は複数の探索経路を、探索結果としての走行経路として決定し(ステップS94)、処理を終える。なお、ステップS91で選択された探索経路が複数ある場合、ステップS94の処理において複数の探索経路の中から、より低コストの探索経路に絞り込んで一又は複数の走行経路を決定しても良い。
【0082】
以下、上述の処理内容をより具体的に説明する。
図12は探索経路を示す概念図である。
図12に示す例では、出発点に相当するノードN1を起点にして、3方向に道路リンクの展開が行われている。ここでは特にノードN1を起点に道路リンクL1が接続されて展開された探索経路を挙げて、コストの説明を行う。道路リンクL1の距離が10、旅行時間が10、バッテリ消費量が10である場合、第1及び第2コストテーブルの「距離」に10、「所要時間」に10、「バッテリ消費量」に10が格納される。そして、道路リンクL1におけるバッテリ消費量が10である場合、第1及び第2コストテーブルに登録されているバッテリ残量100からバッテリ消費量10を減算し、減算後のバッテリ消費量90が第1及び第2コストテーブルに格納される。道路リンクL1には充電スタンド3が無く、電欠も生じない状態である。ここではバッテリ残量が20未満になった場合、電欠が生じ得る状態にあるとする。また、この段階では合流リンクも存在しないため、ステップS72に処理が戻され、探索経路の展開が継続される。
【0083】
探索経路が更に展開され、道路リンクL1に道路リンクL2が接続された場合を説明する。道路リンクL2には、
図12に示すように第5充電スタンド35が存在する。
図13は第2道路リンクまで探索経路を展開した場合の第1及び第2コストテーブルを示す概念図である。まず、第5充電スタンド35で充電を行わない場合のコストを第2コストテーブルに格納する処理を説明する。
図13Bに示すように、道路リンクL2の距離が10、旅行時間が10、バッテリ消費量が10である場合、第2コストテーブルの「距離」に10、「所要時間」に10、「バッテリ消費量」に10が積算されて格納される。積算後の「距離」、「所要時間」及び「バッテリ消費量」はそれぞれ20である。そして、道路リンクL2におけるバッテリ消費量が10である場合、第2コストテーブルに登録されているバッテリ残量90からバッテリ消費量10を減算し、減算後のバッテリ消費量80が第1及び第2コストテーブルに格納される。
【0084】
第1コストテーブルにも同様のコストが格納されるが、更に以下の処理が実行される。道路リンクL2の上流側には充電スタンド3が存在しないため、第1コストテーブルには第5充電スタンド35で充電を行う場合のコストが格納される。第5充電スタンド35に電気自動車Cが到着する時刻における充電料金単価が20である場合、第1コストテーブルの「充電料金単価」に20の値が格納され、「充電費用」には充電料金単価20に充電量20を乗算した値400が格納される。「バッテリ残量」には、充電前のバッテリ残量80に、充電量20を加算した満充電の100の値が登録される。また、「所要時間」には、バッテリ6の充電に要すると予想される時間、例えば20が加算され、加算後の値40が格納される。
道路リンクL2においても、電欠が生じない状態にあり。また、この段階では合流リンクも存在しないため、ステップS72に処理が戻され、探索経路の展開が継続される。
【0085】
以下、同様にして探索経路が更に展開され、道路リンクL3及び道路リンクL4が接続された場合を説明する。道路リンクL4には、
図12に示すように第6充電スタンド36が存在する。
図14は第4道路リンクまで探索経路を展開した場合の第1及び第2コストテーブルを示す概念図である。道路リンクL3及び道路リンクL4の距離が10、旅行時間が10、バッテリ消費量が10である場合、第5充電スタンド35で充電が行われないコストは、
図14Bに示す第2コストテーブルのようになる。つまり、積算後の「距離」、「所要時間」及び「バッテリ消費量」はそれぞれ40であり、「バッテリ残量」は60である。
道路リンクL4には、第6充電スタンド36が存在し、その上流側の道路リンクL2にも第5充電スタンド35が存在するため、ステップS76〜ステップS81の処理で安価な充電スタンド3の選択が行われる。ここでは、第6充電スタンド36に到達した時の時間帯における充電料金単価が15円であり、第5充電スタンド35で充電するよりも安価であるものとする。
図13に示す第1コストテーブルは、第5充電スタンド35で充電を行った場合のコストであるため、これを修正する必要がある。そこで制御部11は、第5充電スタンド35で充電を行わなかった場合のコストの情報を格納している第2コストテーブルの情報を用いて、第1コストテーブルの内容を修正する。具体的には、制御部11は、第2コストテーブルの情報を読み出し、読み出した情報を第1コストテーブルに格納する。そして、第6充電スタンド36で充電した場合の各種コストを算出し、第1コストテーブルに格納する。具体的には、第6充電スタンド36に電気自動車Cが到着する時刻における充電料金単価が15である場合、第1コストテーブルの「充電料金単価」に15の値が格納され、「充電費用」には充電料金単価15に充電量40を乗算した値600が格納される。「バッテリ残量」には、充電前のバッテリ残量60に、充電量40を加算した満充電の100の値が登録される。また、「所要時間」には、バッテリ6の充電に要すると予想される時間、例えば40が加算され、加算後の値80が格納される。
道路リンクL4においても、電欠が生じない状態にあり。また、この段階では合流リンクも存在しないため、ステップS72に処理が戻され、探索経路の展開が継続される。
【0086】
以下、同様にして探索経路が更に展開され、道路リンクL5が接続される。道路リンクL5の終点のノードN2には、別系統で探索が行われた探索経路が合流している。ノードN2は合流ノードである。合流ノードが現れた場合、合流ノードに流入する全ての探索経路が揃った段階で、第1コストテーブル及び第2コストテーブルの比較を行い、低コストの一又は複数の探索経路が選択され、高コストの探索経路の展開は中止される。このようにして、目的地のノードに到達するため探索経路の展開と、取捨選択が行われ、最終的に低コストの走行経路が決定される。
【0087】
実施形態2に係る経路探索装置1、経路探索システム及びコンピュータプログラム17aによれば、時間帯によって異なる各充電スタンド3における充電料金単価を加味して、探索経路の展開途中において、各探索経路のコストを評価し、取捨選択を行う。従って、効率的に走行経路の探索を行い、低コストの走行経路を決定することができる。
【0088】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
なお、本実施形態1及び2では、電気自動車の外部に設けられた経路探索装置の記憶部が旅行時間テーブル、消費電力テーブル、充電スタンド位置テーブル及び充電料金テーブルを記憶し、経路探索装置の制御部が充電料金情報の収集、走行経路の探索等の処理を実施する例を説明した。しかし、カーナビゲーション装置の記憶部が旅行時間テーブル、消費電力テーブル、充電スタンド位置テーブル及び充電料金テーブルを記憶し、経路探索装置の制御部が充電料金情報の収集、走行経路の探索等の処理を実施するように構成しても良い。また上述の各テーブルの記憶場所を複数の装置が記憶し、上述の処理を前記複数の装置が分担して実行するように構成しても良い。