【文献】
3GPP,3GPP TSGRAN E-UTRAN Self-configuring and self-optimizing network (SON) use cases and solutions (Release 9),3GPP TR36.902 V9.3.1,2011年 3月,第15,16頁
【文献】
SAMSUNG,PRACH configuration index for RACHO,3GPP TSG-RAN WG3#65 R3-091693,2009年 8月24日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記PRACHの現在周波数領域位置は、前記PRACHの初期デフォルト周波数領域位置を含むことを特徴とする請求項1に記載の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のチャネル周波数領域オフセットを調整するための方法。
【背景技術】
【0002】
現代移動通信はますます高伝送率のマルチメディアサビースを提供するようになっており、3G技術は既に現代通信の主な研究分野になっている。3GPP(3rd Generation Partnership Project)はLTE(Long Term Evolution)システムを3Gシステムの強化システムとして研究してきた。また、LTE−A(Long Term Evolution−Advanced)は、LTE技術の後続の強化システムであり、一般的に3.9Gと呼ばれる。4Gと比べれば、LTE(Long Term Evolution)は、最大帯域幅及びアップリンク ピークとの2つの指標が4Gの要求をすごし下回る以外、他の技術指標すべては4G標準の要求を達成した。
【0003】
LTEシステムにおいて、PRACH(Physical Random Access Channel,物理ランダムアクセスチャネル)は、アップリンクランダムアクセスチャネルであり、UE(User Equipment,ユーザ端末)がFPACH(Fast Physical Access Channel,高速物理アクセスチャネル)応答メッセージを受信した後、基地局により通知された情報に基づいて、PRACHチャネルにおいてRRC(Radio Resource Control,無線リソース制御プロトコール)メッセージを送信して、RRCを確立する。複数のPRACHチャネルの場合、UEはFPACHにより示された情報に基づいて対応のPRACHチャネルを選択する。
【0004】
LTEシステムのアップリンクPRACHチャネルにおいて、1つのPRACHチャネルが周波数領域において連続な6つのPRB(Physical Resource Block,物理リソースブロック)を占有するように設定される。また、PRACH時間領域構造の主なパラメータはpreamble formatであり、PRACHチャネルのPreamble formatが0~3である場合、PRACHのチャネル周波数領域オフセットの設定が必要となる。当該チャネル周波数領域オフセットは、UEアップリンクPRACHチャネルが位置する周波数領域の送信位置及び基地局がアップリンクPRACHチャネルを受信する周波数領域位置に影響を直ちに与える。
【0005】
従来技術において、PRACHのチャネル周波数領域位置は、一般的に、セルの初期化の後、手入力または初期化ファイルの導入により設定されるが、チャネル周波数領域オフセットがセルの確立前に設定完了されたため、セルの現在通信環境に応じるように適応調整できない。
【0006】
基地局により設定されたPRACH周波数領域位置情報は、preambleのアップリンク検出際の基地局位置を決める。当該周波数帯には、強いノイズ・フロア上がりまたは周波数帯の突発干渉がある場合、干渉またはノイズが有用な信号の電力より強ければ、基地局がPRACHチャネルに含まれるpreambleを検出・解析できなくなり、これにより、UEがシステムにアクセスできず、システム全体のアクセス電力が低減されてしまう。
【0007】
よって、セルの現在通信環境に応じるようにPRACHのチャネル周波数領域位置を適応調整できない問題点を解決するための、有効な技術案を案出する必要がある。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は本発明に係る実施例の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のチャネル周波数領域オフセットを調整するための方法フローチャートである。
【0015】
ステップS110において、基地局装置は、PRACHの現在周波数領域位置を確定する。
ここで、PRACHの現在周波数領域位置は、PRACHの初期デフォルト周波数領域位置及びPRACHの周波数領域位置が更新された後の現在周波数領域位置を含むが、これに限られない。
【0016】
具体的に、基地局装置はセルの初期化の場合既に設定されたPRACHの初期デフォルト周波数領域位置を取得するか、または、基地局装置は、システムおり更新された後のPRACHの周波数領域位置を取得する。
【0017】
ステップS120において、基地局装置は、アップリンクサブフレームの全部物理リソースブロック(PRB)のIOT(Interference Over Thermal)値を取得する。
ここで、IOTは、チャネル干渉の総合状況を示す指標である。例えば、現在アップリンクチャネルに干渉がなく、ノイズ・フロアが-99dBmであり、当該チャネルに干渉が突発した後のノイズ・フロアは-60dBmまで上がる場合、IOT値は39 dB(=-60 dBm -(-99 dBm))である。
【0018】
具体的に、ステップS120において、基地局装置中PLPL(Physical Layer,物理層)は、全部のアップリンクサブフレームPRBのIOT値をプリセットした周期に従って測定するかまたはランダムに測定して、当該全部のアップリンクサブフレームPRBのIOT値をHL(High Layer,高位層)に報告する。
ステップS130において、基地局装置は、アップリンクサブフレームの全部のPIOT値がIOT検出閾値より高い複数のPRBを決めるために、アップリンクサブフレームの全部のPRBのIOT値をIOT検出閾値と比較する。
【0019】
具体的に、ステップS130において、基地局装置におけるHLは、アップリンクサブフレームの全部のPRBのうちの、IOT値がIOT検出閾値より高い複数のPRBを決めるために、受信したアップリンクサブフレームの全部のPRBのIOT値をIOT検出閾値と比較する。
【0020】
ステップS140において、基地局装置は、IOT検出閾値より高い複数のPRB及びPRACHの現在周波数領域位置にオーバーラップの有無を判断する。
具体的に、基地局装置におけるHLは、IOT検出閾値より高い複数のPRBと当該PRACHの現在周波数領域位置にオーバーラップの有無を判断する。
【0021】
ステップS150において、オーバーラップ有と判断する場合、基地局装置は、調整後のチャネル周波数領域オフセットを決めるために、プリセットした調整規則に基づいて、対PRACHの現在周波数領域位置におけるチャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0022】
ここで、プリセットした調整規則に基づいてPRACHの現在周波数領域位置におけるチャネル周波数領域オフセットを調整する方法は、以下のステップを備えるが、下記のステップに限られない。
1)ステップS151(未図示)及びステップS152(未図示)を備える。ステップS151において、基地局装置は、PRBのIOT値がIOT検出閾値より低い全部の複数のPRBから、連続の6個のPRBが含まれるいずれかのPRBグループを選出して、PRACH調整後の周波数領域位置として決める。ステップS152において、基地局装置は、PRACH調整後の周波数領域位置に基づいて、チャネル周波数領域オフセットを調整する。
2)ステップS153(未図示)と、ステップS154(未図示)と、ステップS155(未図示)とを備える。ステップS153において、基地局装置は、PRBのIOT値がIOT検出閾値より低い全部の複数のPRBから、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のために保留した複数のPRBを削除する。ステップS154において、基地局装置は、残りの複数のPRBから、連続の6個のPRBが含まれるいずれかのPRBグループを選出して、PRACH調整後の周波数領域位置として決める。ステップS155において、基地局装置は、PRACH調整後の周波数領域位置に基づいて、チャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0023】
ここで、LTEシステムにおいて、アップリンクチャネルにおいて、PUCCHのために一定数のPRBを保留し、かつPUCCHの複数のPRBそれぞれは、利用可能なスペクトルリソースの両端に位置する。
【0024】
一例には、ステップS153において、PUCCHのために40個のPRBを保留し、基地局装置は、PRBのIOT値がIOT検出閾値より低い全部の複数のPRBから、スペクトルの両端に位置するそれぞれの20個PRBを削除する。ステップS154において、基地局装置は、残りの複数のPRBから、連続の6個のPRBが含まれるいずれかのPRBグループを選出して、PRACH調整後の周波数領域位置として決める。ステップS155において、基地局装置は、PRACH調整後の周波数領域位置に基づいて、チャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0025】
好ましくは、残りの複数のPRBに連続の6個のPRBが含まれる複数のPRBグループがある場合、ステップS157(未図示)と、ステップS158(未図示)と、ステップS159(未図示)とを備える。ステップS157において、基地局装置は、干渉周波数帯の位置情報を決める。ステップS158において、基地局装置は、連続の6個のPRBが含まれる複数のPRBグループから選出した、当該干渉周波数帯の位置情報との間隔が最大であるPRBグループを、PRACH調整後の周波数領域位置として決める。ステップS159において、基地局装置は当該PRACH調整後の周波数領域位置に基づいて、チャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0026】
具体的に、ステップS157において、基地局装置は、干渉周波数帯の位置情報(例えば、干渉周波数帯の位置情報がOT値IOT検出閾値より高い複数のPRB情報である)を決める。ステップS158において、基地局装置は、連続の6個のPRBが含まれる複数のPRBグループから選出した、当該干渉周波数帯の位置情報との間隔が最大であるPRBグループを、当該PRACH調整後の周波数領域位置として決める。ステップS159において、基地局装置は、当該PRACH調整後の周波数領域位置に基づいて、チャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0027】
ステップS140において、基地局装置がIOT検出閾値より高い複数のPRB及びPRACHの現在周波数領域位置にオーバーラップがないと判断する場合、基地局装置は上述の調整を行わず、ユーザー端末装置は正常にアクセスする。
【0028】
TDD-LTEにおいて、上述のステップに入る前に、まずは、基地局装置におけるHLは、PRACHの時間領域の送信サブフレーム、即ち時間領域送信位置を決める。具体的に、PRACHの時間領域の送信サブフレームはシステムのためにパラメータを事前に設定し、セルの確立前に当該設定が完了する。そして、PLは、HLに、アップリンクサブフレームの周波数領域の全部のIOT値を報告し、HLは、決めた当該PRACHの時間領域の送信サブフレームに基づいて判断して、当該PRACHの時間領域の送信サブフレームが属ずるアップリンクサブフレームの全部IOT値を決める。そして、基地局装置は、上述のステップS110、ステップS120、ステップS130、ステップS140及びステップS150を実行する。
【0029】
PRACHのチャネル周波数領域オフセットは、現在通信環境に応じるように適応調整できるため、システムに強いIOTまたは突発した干渉が起こる場合、PRACHのチャネル位置は、干渉位置から離れるように自動に調整することができる。こうして、基地局がPRACHチャネルに含まれるpreambleを検出・解析することを確保でき、UEが成功にアクセスすることを確保できる。
【0030】
図2は本発明に係る実施例の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のチャネル周波数領域オフセットを調整するための方法フローチャートである。
【0031】
PRACHのチャネル周波数領域オフセットを調整するための方法は、ステップS260と、ステップS270とをさらに備える。ステップS260において、基地局装置は、PRACHの現在周波数領域位置を更新する。ステップS270において、基地局装置は、PRACHの現在周波数領域位置に基づいて、システム更新情報を生成してUEに送信する。プリセットした周期に基づいて、基地局装置は、ステップS220において、アップリンクサブフレームの物理リソースブロック(PRB)の全部のIOT(Interference Over Thermal)値を繰り返し取得し、ステップS230において、アップリンクサブフレームの全部のPIOT値がIOT検出閾値より高い複数のPRBを決めるために、アップリンクサブフレームの全部のPRBのIOT値をIOT検出閾値と繰り返し比較する。ステップS240において、IOT検出閾値より高い複数のPRB及びPRACHの現在周波数領域位置にオーバーラップの有無を繰り返し判断する。オーバーラップ有と判断する場合、ステップS250において、調整後のチャネル周波数領域オフセットを決めるために、プリセットした調整規則に基づいて、PRACHの現在周波数領域位置におけるチャネル周波数領域オフセットを繰り返し調整する。ステップS260において、PRACHの現在周波数領域位置を繰り返し更新する。ステップS270において、PRACHの現在周波数領域位置に基づいて、システム更新情報を生成してUEに送信するように繰り返す。
【0032】
具体的に、ステップS260において、基地局装置におけるHLは、調整後のチャネル周波数領域オフセットをPLに転送する。PLは、当該調整後のチャネル周波数領域オフセットに基づいてPRACHの現在周波数領域位置を更新する。ステップS270において、基地局装置は、PRACHの現在周波数領域位置に基づいて、システム更新情報を生成してUEに送信する。UEは現在周波数領域位置に基づいてネットワークへアクセスできる。ステップS220において、基地局装置は、プリセットした周期に基づいてアップリンクサブフレームの物理リソースブロック(PRB)の全部のIOT値を取得する場合、基地局装置は、ステップS230、ステップS240、ステップS250、ステップS260及びステップS270を繰り返し実行する。ここで、ステップS210、ステップS220、ステップS230、ステップS240及びステップS250における基地局装置の実行方法は、ステップS110、ステップS120、ステップS130、ステップS140及びステップS150を実行する場合と同一であるか類似するため、説明を省略する。
【0033】
PRACHのチャネル周波数領域オフセットは、現在通信環境に応じるように適応調整できるため、システムに強いIOTまたは突発した干渉が起こる場合、PRACHのチャネル位置は、干渉位置から離れるように持続かつ自動に調整することができる。こうして、システムは環境の変化への適応性がより安定になり、長時間のUEアクセスを成功率を確保できる一方、システムについてチャネル周波数領域オフセットを手動で修正しなくなり、ネットワーク最適化及び企画作業者の仕事煩雑さを低減することにより、労務費も低減される。さらに、システムの柔軟性を向上して、複雑なテストの場面にも適応できる。
【0034】
図3は本発明に係る実施例の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のチャネル周波数領域オフセットを調整するための構造図である。
【0035】
ここで、基地局装置100は、決めモジュール110と、取得モジュール120と、比較モジュール130と、判断モジュール140と、調整モジュール150とを備える。
まずは、決めモジュール110は、PRACHの現在周波数領域位置を決めする。
【0036】
ここで、PRACHの現在周波数領域位置は、PRACHの初期デフォルト周波数領域位置及びPRACHの周波数領域位置が更新された後の現在周波数領域位置を含むが、これに限られない。
【0037】
具体的に、決めモジュール110はセルの初期化の場合既に設定されたPRACHの初期デフォルト周波数領域位置を取得するか、または、システム更新後のPRACHの周波数領域位置を取得する。
【0038】
引き続き、取得モジュール120は、アップリンクサブフレームの全部物理リソースブロック(PRB)のIOT(Interference Over Thermal)値を取得する。
【0039】
ここで、IOTはチャネル干渉の総合状況を示す指標である。例えば、現在アップリンクチャネルに干渉がない場合、ノイズ・フロアは-99dBmであり、当該チャネルに突発干渉が起こる場合、ノイズ・フロアが-60dBmまでに上がると、IOT値は39 dB(=-60 dBm -(-99 dBm))となる。
【0040】
具体的に、取得モジュール120は、全部のアップリンクサブフレームPRBのIOT値を、プリセットした周期によって測定するか、または、ランダムに測定する。
【0041】
その後、比較モジュール130は、アップリンクサブフレームの全部のPRBのうちの、IOT値がIOT検出閾値より高い複数のPRBを決めるために、取得モジュール120により取得したアップリンクサブフレームの全部のPRBのIOT(Interference Over Thermal)値を、IOT検出閾値と比較する。
【0042】
具体的に、比較モジュール130は、アップリンクサブフレームの全部のPRBのうちの、IOT値がIOT検出閾値より高い複数のPRBを決めるために、アップリンクサブフレームの全部のPRBのIOT値をIOT検出閾値と比較する。
【0043】
その後、判断モジュール140は、IOT検出閾値より高い複数のPRB及びPRACHの現在周波数領域位置にオーバーラップの有無を判断する。
【0044】
具体的に、判断モジュール140は、IOT検出閾値より高い複数のPRB及び当該PRACHの現在周波数領域位置にオーバーラップの有無を判断する。
【0045】
オーバーラップ有と判断する場合、調整モジュール150は、調整後のチャネル周波数領域オフセットを決めるために、プリセットした調整規則に基づいてPRACHの現在周波数領域位置におけるチャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0046】
ここで、プリセットした調整規則に基づいてPRACHの現在周波数領域位置におけるチャネル周波数領域オフセットを調整する方法は下記の内容を備えるが、それに限られない。
1)好ましくは、調整モジュール150は、第1決めユニット(未図示)及び第1調整ユニット(未図示)を備える。第1決めユニットは、PRBのIOT値がIOT検出閾値より低い全部の複数のPRBから、連続の6個のPRBが含まれるいずれかのPRBグループを選出して、PRACH調整後の周波数領域位置として決める。そして。第1調整ユニットは、PRACH調整後の周波数領域位置に基づいてチャネル周波数領域オフセットを調整する。
2)好ましくは、調整モジュール150は、削除ユニット(未図示)と、第2決めユニット(未図示)と、第2調整ユニット(未図示)とを備える。削除ユニットは、PRBのIOT値がIOT検出閾値より低い全部の複数のPRBから、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のために保留した複数のPRBを削除する。第2決めユニットは、残りの複数のPRBから、連続の6個のPRBが含まれるいずれかのPRBグループを選出して、PRACH調整後の周波数領域位置として決める。第2調整ユニットは、PRACH調整後の周波数領域位置に基づいて、チャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0047】
ここで、LTEシステムでは、アップリンクチャネルにおいて、PUCCHのために一定数のPRBを保留し、かつPUCCHの複数のPRBそれぞれは、利用可能なスペクトルリソースの両端に位置する。
【0048】
一例において、PUCCHのために、40個のPRBを保留することを仮説する。削除ユニットは、PRBのIOT値がIOT検出閾値より低い全部の複数のPRBから、スペクトルの両端に位置するそれぞれの20個PRBを削除する。第2決めユニットは、残りの複数のPRBから、連続の6個のPRBが含まれるいずれかのPRBグループを選出して、PRACH調整後の周波数領域位置として決める。第2調整ユニットは、PRACH調整後の周波数領域位置に基づいて、チャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0049】
好ましくは、残りの複数のPRBに連続の6個のPRBが含まれる複数のPRBグループがある場合、当該調整モジュール150は、第3決めユニット(未図示)と、第4決めユニット(未図示)と、第3調整ユニット(未図示)とを備える。第3決めユニットは、干渉周波数帯の位置情報を決める。第4決めユニットは、連続の6個のPRBが含まれる複数のPRBグループから選出した、当該干渉周波数帯の位置情報との間隔が最大であるPRBグループを、PRACH調整後の周波数領域位置として決める。第3調整ユニットは、当該PRACH調整後の周波数領域位置に基づいて、チャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0050】
具体的に、第3決めユニットは干渉周波数帯の位置情報を決め、例えば、干渉周波数帯の位置情報は、IOT値がIOT検出閾値より高い複数のPRBである。第4決めユニットは、連続の6個のPRBが含まれる複数のPRBグループから選出した、当該干渉周波数帯の位置情報との間隔が最大であるPRBグループを、当該PRACH調整後の周波数領域位置として決める。第3調整ユニットは、当該PRACH調整後の周波数領域位置に基づき、チャネル周波数領域オフセットを調整する。
【0051】
判断モジュール140がIOT検出閾値より高い複数のPRB及びPRACHの現在周波数領域位置にオーバーラップ無と判断する場合、基地局装置は、上述の調整を実行せず、ユーザー端末装置は、正常にアクセスする。
【0052】
TDD-LTEにおいて、決めモジュール110が自身の機能を実行する前、まず、基地局装置におけるHLは、PRACHの時間領域の送信サブフレーム、即ち、時間領域送信位置を決める。具体的に、PRACHの時間領域の送信サブフレームはシステムのためにパラメータを事前に設定し、セルの確立前に当該設定が完了する。引き続き、PLは、HLに、アップリンクサブフレームの周波数領域の全部のIOT値を報告し、HLは、決めた当該PRACHの時間領域の送信サブフレームに基づいて判断して、当該PRACHの時間領域の送信サブフレームが属ずるアップリンクサブフレームの全部IOT値を決める。そして、決めモジュール210、取得モジュール220、比較モジュール230、判断モジュール240及び調整モジュール250は、それぞれの機能を実行する。
【0053】
PRACHのチャネル周波数領域オフセットは現在通信環境に応じるように適応調整できるため、システムに強いIOTまたは突発した干渉が起こる場合、PRACHのチャネル位置は干渉位置から離れるように自動に調整でき、基地局がPRACHチャネルに含まれるpreambleを検出・解析することを確保でき、UEが成功にアクセスすることを確保できる。
【0054】
図4は、本発明に係る実施例の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のチャネル周波数領域オフセットを調整するための構造図である。
【0055】
基地局装置200は、決めモジュール210と、取得モジュール220と、比較モジュール230と、判断モジュール240と、調整モジュール250と、更新モジュール260と、送信モジュール270とを備える。プリセットした周期に基づき、取得モジュール220は、アップリンクサブフレームの物理リソースブロック(PRB)の全部のIOT(Interference Over Thermal)値を繰り返し取得する。比較モジュール230は、アップリンクサブフレームの全部のPRBのうちの、IOT値がIOT検出閾値より高い複数のPRBを決めるために、アップリンクサブフレームの全部のPRBのIOT値をIOT検出閾値と繰り返し比較する。判断モジュール240は、IOT検出閾値より高い複数のPRB及びPRACHの現在周波数領域位置にオーバーラップの有無を繰り返し判断する。オーバーラップ有と判断する場合、調整モジュール250は、調整後のチャネル周波数領域オフセットを決めるために、プリセットした調整規則に基づいてPRACHの現在周波数領域位置におけるチャネル周波数領域オフセットを繰り返し調整する。更新モジュール260は、PRACHの現在周波数領域位置を繰り返し更新する。送信モジュール270は、前記PRACHの現在周波数領域位置に基づき、システム更新情報を生成してUEに送信するように繰り返す。ここで、決めモジュール210、取得モジュール220、比較モジュール230、判断モジュール240及び調整モジュール250は、
図3における決めモジュール110、取得モジュール120、比較モジュール130、判断モジュール140及び調整モジュール150の実行機能と同一であるか、または類似するため、説明を省略する。
【0056】
具体的に、更新モジュール260は、当該調整後のチャネル周波数領域オフセットに基づいてPRACHの現在周波数領域位置を更新する。ステップS270において、送信モジュール270は、PRACHの現在周波数領域位置に基づいて、システム更新情報を生成してUEに送信する。UEは、現在周波数領域位置に基づいて、ネットワークへアクセスする。取得モジュール220は、プリセットした周期に基づいてアップリンクサブフレームの全部物理リソースブロック(PRB)のIOT値を取得する場合、比較モジュール230、判断モジュール240、調整モジュール250、更新モジュール260及び送信モジュール270は、それぞれの機能を繰り返し実行する。
【0057】
PRACHのチャネル周波数領域オフセットは、現在通信環境に応じるように適応調整できるため、システムに強いIOTまたは突発した干渉が起こる場合、PRACHのチャネル位置は、干渉位置から離れるように自動に調整する一方、システムは環境の変化への適応性がより安定になり、長時間のUEアクセスを成功率を確保できる。また、システムについてチャネル周波数領域オフセットを手動で修正しなくなり、ネットワーク最適化及び企画作業者の仕事煩雑さを低減することにより、労務費も低減される;さらに、システムの柔軟性を向上して、複雑なテストの場面にも適応できる。
【0058】
当業者であれば、上述の実施例方法に含まれる全部または一部のステップは、プログラムにより関連ハードウェアを命令して実行することができる。前記プログラムはコンピュータ記憶媒体に記憶されることができる。また、当該プログラムの実行は、方法実施例の1つのステップまたは、ステップ達を組み合わせを含む。
【0059】
また、本発明にかかる実施例における機能ユニットたちは、1つのの処理モジュールに集成されてもよく、それぞれ別個に存在してもよく、2つまたは2つ以上のユニットが1つのモジュールに集成されてもよい。上記集成されたモジュールは、ハードウェアの存在でもよく、ソフトウェア機能モジュールの存在でもよい。前記集成されたモジュールは、ソフトウェア機能モジュールの存在であり且つ製品として販売または利用する場合、コンピュータ記憶媒体に記憶されておくことができる。
【0060】
上述の記憶媒体は、読取記憶装置、磁気ディスク、または、光ディスクなどである。
上述の内容は本発明の一部の実施形態にすぎない。無論、当業者によって、上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。
【0061】
本出願は、2014年3月6日に中国特許局に提出し、出願番号が201410080538.8であり、発明名称が「物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のチャネル周波数領域オフセットを調整するための方法及び装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。