(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0002】
従来の模型のヘリコプターや飛行機等を遠隔操縦するためのラジオコントロール用送信機には、操作部として機能する通常2つのスティックレバーと、それらの補助的な操作部として機能するレバーやスイッチ等が配置されている。被操縦体が模型のヘリコプターや飛行機等の場合、一方のスティックレバーはエンジン又はモータの出力制御及びエルロン操作を行い、他方のスティックレバーはラダー及びエレベーター操作を行うことが多い。これらのスティックレバーは通常左右に配置されている。このようなスティックユニットは例えば特許文献1に示されている。
【0003】
スティックレバーには、操作者がスティックレバーを離すと中立位置に自動復帰する自動復帰機能を有するものと、スティックレバーを任意の位置に操作すると、レバーの位置をそのまま保持できる保持機能を有するものがある。ラジオコントロール用の送信機では、模型用エンジンやモータの出力制御用のスティック操作では、操作した位置を保持する保持機能が必要である。従って保持機構を設けて操作者がスティックレバーを離してもスティックレバーの位置を固定し、そのときの制御量が保持されるようにしている。その他のスティックレバーは保持機構がなく、操作者がスティックレバーを離すと中立位置に復帰する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしこのような従来のラジオコントロール用送信機では、スティックレバーを操作したきの抵抗感は送信機のスティックユニットのばねによって定まっており、被操縦体の状態は何ら反映されないため、実際に被操縦体を操縦しているという操作感は低いものとなっていた。
【0006】
本発明は実際の飛行中の機体等に取付けられている可動翼などに加わる負荷をそのまま送信機のスティックの抵抗感に反映できるようにしたラジオコントロールシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題を解決するために、本発明のラジオコントロールシステムは、操作信号のデータを送信する送信機と、被操縦体に搭載され、前記送信機からの信号を受信する受信機と、前記被操縦体の操作部を操作する少なくとも1つのサーボと、を有するラジオコントロールシステムにおいて、前記受信機は、前記サーボの駆動電流を検知する電流センサと、前記電流センサからの信号をエンコードするエンコーダと、前記エンコーダからの信号を周期的に送信する送信部と、を有するものであり、前記送信機は、ユーザからの操作によって回転する回転軸に連結された可変抵抗器と、前記回転軸に連結され、コイルへの通電電流で粘性が変化する磁気粘性流体によって回転抵抗を変化させるマグネットブレーキと、前記可変抵抗器からの信号をエンコードするエンコーダと、前記エンコーダからの出力を送信部を介して送信する送信部と、前記受信機より得られる信号を受信する受信部と、前記受信部で受信された信号を各チャンネルの信号にデコードし、前記サーボの電流に対応する信号を前記マグネットブレーキに帰還し、前記マグネットブレーキへの通電電流を制御するデータデコーダと、を有するものである。
【0008】
ここで前記送信機は、左右一対のスティックユニットを有し、前記各スティックユニットは、各チャンネルのスティック操作に対するマグネットブレーキを有するものであり、前記受信機の電流センサは、前記送信機のマグネットブレーキが取付けられたチャンネルに対応するサーボの電流を夫々検出するものであり、前記送信機のデータデコーダは、前記サーボの電流に対応する信号を前記対応するチャンネルのマグネットブレーキに帰還するものとしてもよい。
【0009】
ここで前記マグネットブレーキは、ケースと、前記ケース内で
前記ユーザからの操作によって回転する回転軸に連結された回転円板と、前記ケース内に収納されたコイルと、前記ケース内で前記回転円板の周囲に封入された磁気粘性流体と、を有するものであってもよい。
【発明の効果】
【0010】
このような特徴を有する本発明によれば、ラジオコントロール用の被制御体の可動翼や操舵輪が飛行、走行中に受ける抵抗を受信機から送信機にフィードバックをすることで、そのまま送信機のスティックの抵抗感を変化させることができる。従って被操縦体の速度や姿勢、外部の状態に合わせて送信機のスティックが重くなったり軽くなったりなど、抵抗感が変化する。このためユーザはあたかも実際に被操縦体を操縦しているという感覚を味わうことができ、操作性を飛躍的に向上させることができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】
図1は本発明の実施の形態によるラジオコントロール用送信機の正面図である。
【
図2】
図2は本発明の実施の形態による送信機のブロック図である。
【
図3】
図3は本発明の実施の形態による受信機のブロック図である。
【
図4A】
図4Aは本発明の実施の形態による送信機のスティックユニット4の斜視図である。
【
図4B】
図4Bは本実施の形態によるスティックユニット4の左側面図である。
【
図5A】
図5Bは本発明の実施の形態による送信機のスティックユニット5の斜視図である。
【
図5B】
図5Bは本実施の形態によるスティックユニット5の左側面図である。
【
図6】
図6は本実施の形態に用いられるマグネットブレーキの斜視図である。
【
図7】
図7は本実施の形態に用いられるマグネットブレーキの断面図である。
【
図8】
図8は本実施の形態によるマグネットブレーキの組立構成図である。
【
図9】
図9は本実施の形態によるラジオコントロールシステムの動作を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明のラジオコントロールシステムは双方向通信、いわゆるテレメトリー機能を有するシステムである。
図1は本発明の実施の形態のラジオコントロール用送信機の正面図であり、
図2は送信機、
図3は受信機のブロック図である。これらの図に示すように、ラジオコントロール用送信機1は
図3に示す受信機2との間で信号を送受信するものである。送信機1の上部にはアンテナ3が設けられ、正面右側はモータ又はエンジンのコントロール用及びエルロン用のスティックユニット4、左側にはエレベーター及びラダー用のスティックユニット5が設けられている。従ってスティックユニット4,5で夫々2チャンネル分、計4チャンネル分の操作を行うこととなる。
【0013】
図2に示すように送信機1においてはスティックユニット4やスティックユニット5、及び補助的な操作をするためのレバーに接続された複数の可変抵抗器及びスイッチ類からの信号がエンコーダ部11に与えられる。エンコーダ部11はこれらの信号をデジタル値に変換してエンコードし、RF部12の送信部12aに出力するものである。送信部12aは周期的に送信信号を切換部13を介してアンテナ3より出力する。又周期的にアンテナ3から得られる信号は切換部13を介してRF部12の受信部12bに与えられる。受信部12bによって受信された信号はデータデコーダ14に出力される。データデコーダ14は受信器2より得られる信号をデコードし、表示部15及びビープ発生器16に出力すると共に、後述する各チャンネルのマグネットブレーキに信号を出力するものである。
【0014】
図3は被操縦体、ここでは模型飛行機に搭載される受信機2及びその周辺ブロックの構成を示すブロック図である。本図に示すようにアンテナ21から得られた信号は切換部22を介してRF部23の受信部23aに与えられる。受信部23aでは周期的に信号を受信し、その出力信号をデコーダ24に出力する。デコーダ24は操作用データ信号をデコードして、受信機外のエルロン、エレベーター、ラダーを含む複数のサーボ25a〜25n及びスピードコントローラ26に出力する。これにより送信機1からの信号に基づいてサーボやスピードコントローラを作動させることができる。又受信機2には種々のセンサ、例えば高度センサ27a、温度センサ27b、対気速度センサ27c、バリオメータ27d等が設けられ、これらのセンサからの出力はセンサアダプタ28を介してエンコーダ29に出力されている。これらのセンサは受信機が搭載されている模型飛行機等の高度、温度、対気速度、高度変化などを送信機側にフィードバックするためのセンサである。
【0015】
更に本実施の形態では、複数のサーボ、例えばエルロン用サーボ25a、エレベーター用サーボ25b、ラダー用サーボ25cのサーボ電流を夫々検出する電流センサ30a,30b,30cを設けている。電流センサ30a〜30cは3つのサーボ25a〜25cの消費電流を検知し、センサアダプタ28に出力する。センサアダプタ28は各センサ27a〜27c,30a〜30cの出力をデジタル信号に変換するインターフェイスであり、その出力はエンコーダ29を介してRF部23の送信部23bに出力される。送信部23bでは切換部22を介してアンテナ21より周期的に信号を出力する。センサが高速応答性を要求されない場合には、各センサからの出力を複数回を積算し、その平均値をエンコーダより出力するようにしてもよい。
【0016】
次に送信機1に設けられている2つのスティックユニット4,5について説明する。これらのスティックユニット4,5はほぼ同様の構造である。まずスティックユニット4は
図4Aに示すように、正面から見て略正方形状のスティックベース31に第1ブリッジ32、第2ブリッジ33が夫々±y軸方向、±x軸方向に回動自在に取付けられ、スティック4aによって回動角度を操作するものである。スティックユニット4は±y軸方向への操作をモータ(又はエンジン)コントロール用の操作方向とし、±x軸方向への操作をエルロンに対する操作方向とする。
【0017】
図4Bはこのスティックベース31の左側面である。
図4Bに示すように左側面には基板34が側面に取付けられており、この基板34上には第1ブリッジ32の回転軸に連動する可変抵抗器35が設けられる。又スティックベース31の上面に基板36が取付けられており、この基板36上には第2ブリッジ33の回転軸に連動する可変抵抗器37が設けられる。可変抵抗器35,37からは回転角度に対応した抵抗値が得られる。又
図5に示すように、下方には薄い円柱状のマグネットブレーキ38が設けられる。マグネットブレーキ38は第2ブリッジ33を±x軸方向に回動させる際の回転抵抗を電気的に変化させることにより、±x軸方向に操作したときの抵抗感を設定するために取付けられている。
【0018】
次にスティックユニット5は
図5Aに示すように、正面から見て略正方形状のスティックベース41に第1ブリッジ42、第2ブリッジ43が夫々±y軸方向、±x軸方向に回動自在に取付けられ、スティック5aによって回動角度を操作するものである。スティックユニット5は±y軸方向への操作をエレベーターに対する操作方向とし、±x軸方向への操作をラダーに対する操作方向とする。
【0019】
図5Bはスティックベース41の左側面図である。
図5Bに示すように左側面には基板44が側面に取付けられており、この基板44上には第1ブリッジ42の回転軸に連動する可変抵抗器45が設けられる。又スティックベース41の上面に基板46が取付けられており、この基板46上には第2ブリッジ43の回転軸に連動する可変抵抗器47が設けられる。可変抵抗器45,47からは回転角度に対応した抵抗値が得られる。又
図5Bに示すように、側方及び下方には薄い円柱状のマグネットブレーキ48,49が設けられる。マグネットブレーキ48は第1ブリッジ42を±y軸方向に回動させる際の回転抵抗を電気的に変化させることにより、±y軸方向に操作したときの抵抗感を設定するために取付けられている。マグネットブレーキ49は第2ブリッジ43を±x軸方向に回動させる際の回転抵抗を電気的に変化させることにより、±x軸方向に操作したときの抵抗感を設定するために取付けられている。
【0020】
次にマグネットブレーキ38,48,49は同一の構造であるので、マグネットブレーキ38について以下に説明する。マグネットブレーキ38は
図6に斜視図、
図7に断面図、
図8に組立構成図を示すように、薄い円柱状の部材であって、上部ケース51と下部ケース52から成るケース内に円板53と環状コイル54とが取付けられたものである。下部ケース52の中央には内側に円板状の薄厚の突起52aが設けられ、その中央には回転軸55を保持する円形窪み52bが形成されている。又下部ケース52の突起52aの一部には、裏面にまで貫通する貫通孔52cが設けられる。次に上部ケース51の内面には環状の窪み51aが形成されている。この窪み51aは円板53の上部に設けられる環状コイル54を保持するものである。そして円板53と上部ケース51との間、及び円板53と下部ケース52との間には、例えば80μm程度のわずかの隙間が形成されており、その間には磁気粘性流体56が封入されている。そして
図7に示すように回転軸55を下部ケース52の窪み52bに挿入し、回転軸55に円板53の中央の開口を貫通させて連結し、上部ケース52の上部開口より突出させる。このとき封入した余分の磁気粘性流体56は下部ケース52の貫通孔52cより噴出させてねじによって封止する。
【0021】
ここで用いられている磁気粘性流体56は例えば特開2012−202429号に示されるように、ナノサイズの磁性粒子を分散媒体に分散させた液体である。磁性粒子は磁化可能な金属粒子(金属ナノ粒子)、例えば鉄、コバルト、ニッケル及びパーマロイ等の合金であり、その平均粒子径は20〜500nmであることが望ましい。分散媒体は、例えば疎水性のシリコーンオイルが用いられる。そして磁気粘性流体56に磁場を加えたり、磁場を停止することによって、磁気粘性流体56の粘性を急激に変化させることができる。
【0022】
ここで用いられている環状コイル54に通電しなければ磁場が生じないため粘性はなく、円板53はほとんど抵抗なく自由に回転することができる。そして環状コイル54に電流を流すと磁気粘性流体56の粘性が大きくなり、円板53の回転抵抗を急激に大きくすることができる。
【0023】
ここではスティックベース31の第2ブリッジ33の回転軸にマグネットブレーキ38を連結し、第2ブリッジ33の回転によって操作されるエルロンチャンネルに対応したエルロンサーボ25aの電流値を電流センサ30aで検出している。この電流を送信機1にフィードバックし、マグネットブレーキ38のコイルへの通電電流を制御することによって、スティック4aを±x軸方向に操作したときの感触を任意に変化させることができる。又スティックベース41の第1ブリッジ42の回転軸にマグネットブレーキ48を連結し、第1ブリッジ42の回動によって操作されるエレベーターのサーボ25bの電流は電流センサ30bによって検出している。この電流を送信機1にフィードバックし、マグネットブレーキ48のコイルへの通電電流を制御することによって、スティック5aを±y軸方向に操作したときの感触を任意に変化させることができる。同様に、スティックベース41の第2ブリッジ43の回転軸にマグネットブレーキ49を連結し、スティックベース41の第2ブリッジによって操作されるラダーチャンネルに対応するサーボ25cの電流値を電流センサ30cで検出し、送信機1にフィードバックする。そしてその電流値に基づいてマグネットブレーキ49のコイルへの通電電流を制御することによって、スティック5aを±x軸方向に操作したときの感触を任意に変化させることができる。このように本実施の形態では、スティックベースの操作方向のチャンネルと受信機に接続されるサーボの電流センサから帰還されて電流値が制御されるマグネットブレーキとのチャンネルを対応させている。
【0024】
次に本実施の形態によるラジオコントロールシステムの動作について説明する。まず2つのスティックユニット4及び5を用いてモータ(又はエンジン)の出力レベルを上昇させたり、エルロンやエレベーターを操作すると、
図9(a)に示すように送信機1より各スティックの可変抵抗器からの信号はデコーダ部11を介して送信部12aに出力され、切換部13を介して周期的にアンテナ3より出力される。そしてこの送信の合間には受信機2側から各種センサの信号がセンサアダプタ28,エンコーダ29を介して送信される。
図9(b)は受信機2からの帰還信号をタイミングを示している。続けて送信機1のスティックやスイッチを操作すると、スティックやスイッチ等の信号は順次
図9(a)に示すように送信機1からの信号として一定のタイミングで周期的に受信機2に送信される。この信号に基づいて各種サーボ25a〜25nやスピードコントローラ26が動作し、機体を操縦することができる。
【0025】
さてラジオコントロール用飛行機を飛行させている間には、飛行機の姿勢や対気速度、上昇中,下降中及びエンジンコントロール等の状態によって、可動翼であるエルロン、エレベーター及びラダーにかかる大気からの負荷が変化する。例えば旋回するためにスティックユニット4のエルロンを操作した直後には、飛行機のエルロンにかかる大気からの負荷が大きく、エルロン用サーボ25aのモータ電流が増加する。この電流は電流センサ30aによって検知され、センサアダプタ28、エンコーダ29を介してコード化され、
図9(b)に示すように送信部23bを介して送信機1にフィードバックされる。送信機1では受信部12bでこの信号を受信し、データデコーダ15でデータを各チャンネルに分離する。そしてエルロンの操作を行っているスティックユニット4のスティック4aに連結されているマグネットブレーキ38に通電する電流を上昇させる。例えばマグネットブレーキ38に印加する電圧を2.5V、電流を230mAとすると、発生磁場は約500mTとなり、第2ブリッジ32の回転抵抗を大きくできるため抵抗感が大きくなる。このようにマグネットブレーキ38の環状コイル54に通電する電流値を大きくすれば、スティック操作の際の回転抵抗が増加する。従って機体のエルロンに実際にかかっている負荷をユーザが感知しつつ操作することができる。
【0026】
又飛行機の上昇を開始するためスティックユニット5のエレベーターを操作した直後には、飛行機のエレベーターにかかる負荷が大きくなり、エレベーター用のサーボ25bのモータ電流が増加する。従ってこの電流は電流センサ30bによって検知され、センサアダプタ28、エンコーダ29を介してコード化され、送信部23bを介して送信機1にフィードバックされる。そしてエレベーターの操作を行っているスティックユニット5のスティック5aに連結されているマグネットブレーキ48に通電する電流を上昇させる。従ってエレベーターを操作するスティックユニット5のスティック5aの回転抵抗が増加する。そのため機体のエレベーターに実際にかかっている負荷をユーザが感知しつつ操作することができる。
【0027】
又スティックユニット5のラダーを操作した直後には、飛行機のラダーにかかる負荷が大きくなり、ラダー用のサーボ25cのモータ電流が増加する。従ってこの電流は電流センサ30cによって検知され、センサアダプタ28、エンコーダ29を介してコード化され、送信部23bを介して送信機1にフィードバックされる。そしてラダーの操作を行っているスティックユニット5のスティック5aに連結されているマグネットブレーキ49に通電する電流を上昇させる。従ってラダーを操作するスティックユニット5のスティック5aの回転抵抗が増加する。そのため機体のラダーに実際にかかっている負荷をユーザが感知しつつ操作することができる。
【0028】
この実施の形態では、モータやエンジンのパワーコントロール用のスティックについてはマグネットブレーキを搭載していないが、このチャンネルのスティックについてもマグネットブレーキを接続し、スティックの所定角度毎に抵抗感を変化させるようにしてもよい。こうすればモータコントロール用スティックの操作の任意の位置でクリック感を得るようにすることができる。
【0029】
又モータグライダ等の操作では、このスティック4のy軸方向の操作によってフラップやスポイラーを操作することがある。そこでフラップ、スポイラーのサーボについても電流センサを接続し、受信機から送信機にフィードバックしてもよい。こうすればユーザは機体のフラップやスポイラーにかかっている負荷を認識しつつ操作することができる。
【0030】
尚この実施の形態では、x軸方向とy軸方向に回動する第1,第2のブリッジを有する2つのスティックユニットを持つ送信機について説明しているが、本発明はx軸方向やy軸方向にのみ回動することができ、2つのスティックで2チャンネル分の操作をする送信機についても適用できることはいうまでもない。この場合には2チャンネル分のマグネットブレーキを搭載すれば足りる。
【0031】
又この実施の形態では、
図1に示すように送信機の左右に一対のスティックで4チャンネル分の操作を行うラジオコントロール用送信機を用いたシステムについて説明しているが、本発明は自動車やボート等を操縦する際に用いられるホイール型ラジオコントロール送信機を用いたラジオコントロールシステムに適用することができる。この場合には送信機のラダーの操作を行うホイールにマグネットブレーキを連結しておき、被操縦体のラダーサーボに電流センサを設けておく。そして自動車の操舵輪やボートのラダーにかかる負荷を電流値としてフィードバックし、これに基づいてマグネットブレーキに通電する電流値を制御する。こうすることによって、ラダーに実際にかかっている負荷をユーザが感知しつつ操作することができる。