特許第6382400号(P6382400)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6382400
(24)【登録日】2018年8月10日
(45)【発行日】2018年8月29日
(54)【発明の名称】乗客コンベア及びその取付方法
(51)【国際特許分類】
   B66B 23/00 20060101AFI20180820BHJP
【FI】
   B66B23/00 B
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-130090(P2017-130090)
(22)【出願日】2017年7月3日
【審査請求日】2017年7月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】390025265
【氏名又は名称】東芝エレベータ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076314
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 正人
(74)【代理人】
【識別番号】100112612
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲士
(74)【代理人】
【識別番号】100112623
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 克幸
(74)【代理人】
【識別番号】100163393
【弁理士】
【氏名又は名称】有近 康臣
(74)【代理人】
【識別番号】100189393
【弁理士】
【氏名又は名称】前澤 龍
(74)【代理人】
【識別番号】100059225
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 璋子
(72)【発明者】
【氏名】藤井 謙一
【審査官】 八板 直人
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−78021(JP,A)
【文献】 特開2011−63389(JP,A)
【文献】 特開昭54−62450(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2016/0304322(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 21/00−23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
トラスと、
建屋に設けられた躯体又は受け梁の載置面に載置された板状のアンカープレートと、
前記トラスの端部に設けられ、前記アンカープレートの上に載置された支持アングルと、
前記支持アングルの所定の位置に設けられたブッシュ取付孔と、
前記アンカープレートの上面に固定され、前記ブッシュ取付孔の範囲内に位置するピン孔を有する板状のピン取付ベースと、
前記ブッシュ取付孔を貫通し、前記ピン取付ベースにおけるピン孔上に配された軸方向の軸孔を有する円筒型のブッシュと、
前記ピン孔に挿入され、上端部の先端が尖っており、上部が前記ブッシュの軸孔に収納されるピンと、
を有する乗客コンベア。
【請求項2】
前記支持アングルの上面と前記ブッシュの上面に固定された押さえプレートを有する、
請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項3】
前記アンカープレートの上面には左右一対の止め金具が設けられ、
前記支持アングルが、左右一対の前記止め金具の間に載置されている、
請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項4】
前記乗客コンベアは、エスカレータである、
請求項1に記載の乗客コンベア。
【請求項5】
建屋に設けられた躯体又は受け梁の載置面に、ピン孔を有する板状のピン取付ベースを固定した板状のアンカープレートを載置する工程と、
前記ピン孔に、上端部の先端が尖っているピンを挿入する工程と、
前記アンカープレート上に、ブッシュ取付穴を有するトラスの支持アングルを載置する工程と、
前記ブッシュ取付穴に、円柱状のブッシュ材を挿入して、ピンの先端にブッシュ材を押圧して、ブッシュ材に圧痕をつける工程と、
前記圧痕をつけたブッシュ材に、ピン孔から突出するピンの突出部が収納可能な軸孔を形成してブッシュを作成する工程と
前記支持アングルの前記ブッシュ取付孔に、前記ブッシュを挿入して、前記ブッシュの軸孔に前記ピンの突出部を挿入する工程と、
を有する乗客コンベアの取付方法。
【請求項6】
前記支持アングルの上面と前記ブッシュの上面に押さえプレートを固定する工程をさらに有する、
請求項5に記載の乗客コンベアの取付方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、乗客コンベア及びその取付方法に関する。
【背景技術】
【0002】
エスカレータや動く歩道等の乗客コンベアを建屋に取り付ける場合には、建屋に躯体又は受け梁を設け、この躯体又は受け梁の載置面に、乗客コンベアのトラスの支持アングルを架け渡す。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記のような乗客コンベアにおいて、下階側の支持アングルは、躯体に取り付けられたアンカープレートをピン(一般に「シャーピン」と呼ばれる場合がある。)によって固定する構造である。そのため、このピンが挿入される板状のベースは、乗客コンベアが取り付けられる建屋において異なるため、現地においてベースをアンカープレートに溶接している。しかし、現地におけるベースの溶接作業は、作業者にとって手間であり、また火気の使用が制限されている現場においては作業ができないという問題点があった。
【0004】
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、現地で溶接を行わずに、ベースにピンを取り付けることができる乗客コンベア及びその取付方法を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態は、トラスと、建屋に設けられた躯体又は受け梁の載置面に載置された板状のアンカープレートと、前記トラスの端部に設けられ、前記アンカープレートの上に載置された支持アングルと、前記支持アングルの所定の位置に設けられたブッシュ取付孔と、前記アンカープレートの上面に固定され、前記ブッシュ取付孔の範囲内に位置するピン孔を有する板状のピン取付ベースと、前記ブッシュ取付孔を貫通し、前記ピン取付ベースにおけるピン孔上に配された軸方向の軸孔を有する円筒型のブッシュと、前記ピン孔に挿入され、上端部の先端が尖っており、上部が前記ブッシュの軸孔に収納されるピンと、を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本実施形態のエスカレータを側面から見た部分拡大図付き概略説明図。
図2】躯体に支持アングルを載置した状態の斜視図。
図3】アンカープレートの斜視図。
図4】ブッシュをブッシュ取付孔に取り付けて完成した状態の前後方向の縦断面図。
図5】ブッシュをブッシュ取付孔に挿入する前の状態の前後方向の縦断面図。
図6】軸孔形成前のブッシュをブッシュ取付孔に挿入した状態の前後方向の縦断面図。
図7】ブッシュに軸孔を形成した状態の斜視図。
図8】ブッシュをブッシュ取付孔に挿入しようとする状態の斜視図。
図9】ブッシュをブッシュ取付孔に挿入した状態の斜視図。
図10図9においてブッシュに押さえプレートを取り付けた状態の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の一実施形態のエスカレータ10を図1図10に基づいて説明する。
【0008】
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
【0009】
エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階の躯体2と下階の躯体2に跨がって、後述する支持アングル70,72によって前後方向に支持されている。
【0010】
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の主駆動スプロケット24,24、左右一対の手摺駆動スプロケット27,27が設けられている。左右一対の主駆動スプロケット24,24と左右一対の手摺駆動スプロケット27,27とは、不図示の連結ベルトにより連結されて同期回転する。
【0011】
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内には、左右一対の従動スプロケット26,26が設けられている。上階側の左右一対の主駆動スプロケット24,24と下階側の左右一対の従動スプロケット26,26との間には、左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30が等間隔で取り付けられている。
【0012】
トラス12の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部に手摺レール39が設けられ、この手摺レール39に沿って無端状の手摺ベルト38が移動する。
【0013】
欄干36の側面下部には、スカートガード44が設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。
【0014】
そして、手摺ベルト38は、手摺駆動スプロケット27が主駆動スプロケット24と共に回転することにより踏段30と同期して循環移動する。
【0015】
上階側の乗降口における機械室14の天井面には、上階側の乗降板32が水平に設けられている。下階側の乗降口における機械室16の天井面には、下階側の乗降板34が水平に設けられている。
【0016】
次に、図1及び図2に基づいて、下階側の支持アングル72及び上階側の支持アングル70について説明する。トラス12の前端部、すなわち、下階側の端部には、支持アングル72が設けられている。支持アングル72は、垂直板74と、この垂直板74の上端部から前方に水平に突出した水平板76とから構成され、水平板76は、後述するように躯体2の載置面3に載置されて固定され、垂直板74はトラス12の前端部の上部に固定されている。
【0017】
また、トラス12の後端部、すなわち、上階側の端部には、支持アングル70が設けられている。この支持アングル70も同様に垂直板と水平板とから構成され、垂直板がトラス12の後端部の上部、すなわち上階側の端部の上部に固定されている。
【0018】
躯体2は、鉄筋、又は、コンクリートより形成され、ほぼ水平な状態に形成された載置面3と、図2に示すように前壁4、左壁5及び右壁6から構成され、上面と後面は開口している。
【0019】
前記支持アングル72の水平板76の左右方向の寸法は、躯体2の載置面3の左右方向の寸法よりも若干小さい寸法に形成されている。
【0020】
支持アングル72の中心には、ブッシュ取付孔98が開口している。ブッシュ取付孔98の外周部には4個のネジ孔100が開口している。支持アングル72の両側には、ジャッキアップ用のボルト102,102が螺合するボルト孔104が開口している。
【0021】
次に、図2及び図3に基づいて下階側のアンカープレート78について説明する。アンカープレート78は、載置面3とほぼ同じ形状を有した長方形である。アンカープレート78の左右両側部には、止め金具80が前後方向に予め溶接されている。止め金具80は、板状の脚部80aの外端部から板状の位置決定部80bが立設されている。工場において、左右一対の止め金具80の脚部80aをアンカープレート78の上面左右両側部に予め溶接しておく。左右一対の止め金具80の間隔は、支持アングル72の左右方向の寸法より3〜5mm大きい寸法に設定しておく。これにより、左右一対の止め金具80,80の間に載置された支持アングル72は、左右方向に移動しない。
【0022】
アンカープレート78の後部には、モルタルカバーを支えるためのモルタルカバー支え部材84が左右方向に予め溶接されている。なお、モルタルカバーとは、支持アングルにモルタルが流れるのを防止するためのカバーである。
【0023】
アンカープレート78の中心には、長方形状のピン取付ベース86が溶接されている。ピン取付ベース86には、その中央部には、前記ブッシュ取付孔98とほぼ同位置にピン孔90が設けられている。
【0024】
前記ピン孔90には、図4に示すように、ピン126が挿入されている。当該ピン126は、その上方からブッシュ106が配される。すなわち、ブッシュ106はブッシュ取付孔98に挿入されると共にピン126の上部がブッシュ106の軸孔108に収納される構成となる。ピン126の上部先端部は、後述する作業工程において詳述するように、けがきが可能な程度に尖らせてある。
【0025】
そして、支持アングル72から突出しているブッシュ106の周りに押さえシム112を載置し、ブッシュ106の上面に押さえプレート114を載置し、押さえプレート114をネジ101で固定すると、ピン126が、ピン取付孔ベース86のピン孔90に挿入された状態で、ブッシュ106を介して支持アングル72に固定される。
【0026】
次に、作業者が、下階側の躯体2にトラス12の支持アングル72を取り付ける工程について図5図10に基づいて説明する。
【0027】
図5に示すように、まず、下階側の躯体の載置面3に、ボルト孔が開口した長方形の板状の下シム77を1枚、又は、複数枚載置する。下シム77を載置する目的は2つある。第1の目的は、支持アングル72の高さを調整するためであり、第2の目的は、載置面3を水平に載置するためである。次に、複数枚の下シム77の上に板状のアンカープレート78を載置する。そして、作業者は、複数枚の下シム77を挟んだ状態で躯体の載置面3にアンカープレート78を固定する。その後、左右一対の止め金具の間であって、かつ、アンカープレート78の上面に左右一対の高さ調整部材をそれぞれ載置する。そして、アンカープレート78の上面にピン取付ベース86を固定する。その後、トラスの支持アングル72の水平板を、左右一対の止め金具の上方に配し、左右一対の高さ調整板の上に載置する。この状態で、作業者が支持アングル72の左右方向が水平になっているか否か、及び、必要な高さに調整されているかを点検し、水平になっていない場合、又は、高さが足りない場合には、高さ調整板と水平板との間に上シムを挟む作業を行う。支持アングル72の高さ調整後、支持アングル72のブッシュ取付孔98を利用して、ピン取付ベース86に形成されているピン孔90にピン126を挿入する。
【0028】
その後、図6に示すように、ブッシュ取付孔98に、軸孔が形成されていない金属製円柱状のブッシュ材106’を挿入して、その底面がピン126の先端部に当接するように押圧してブッシュ材106’の底面に圧痕を付ける。ピン126の先端部はケガキが可能なように円錐型の突起となっている。
【0029】
そして、図7に示すように、圧痕が付いたブッシュ材106’をブッシュ取付孔98から取り出し、前記圧痕を中心としてブッシュ材106’を円筒状に掘削して軸孔108を形成したブッシュ106を作成する。この掘削作業に当たっては、図5に示す状態において、予めピン126の直径とピン取付ベース86から突出しているピン126の長さを測定しておき、ピン126の直径及びピン126の突出長さを参考にして、ピン126におけるピン取付ベース86からの突出部に収納されるように、ブッシュ材106’を円筒状に掘削して、軸孔108を形成したブッシュ106を作成する。軸孔108の長さはピン126の突出長さと同一か又は長くしておき、ブッシュ106がピン126の突出部にスムーズに挿入できるようにしておく。
【0030】
作成されたブッシュ106を、図8に示すように、ブッシュ取付孔98に挿入すると共に、軸孔108にピン126を収納する。軸孔108は、前述したように、ピン126の先端部により付けられた圧痕を中心にとして、ピン126が収納されるように形成されているため、ブッシュ106のピン126に対する取付作業をスムーズに行うことができる。
【0031】
そして、図9に示すように、ブッシュ106をブッシュ取付孔98に収納した後、図10に示すように、ドーナツ型の押さえシム112を所定枚数積み重ね、ブッシュ106の上面と均一にし、円板型の押さえプレート114を載せ、ネジ101で支持アングル72にネジ止めすると、図4に示す完成状態となる。なお、押さえプレート114にネジ孔を形成し、このネジ穴にボルトをネジ入れてピン126の先端部を固定するようにしてもよい。
【0032】
これにより、作業者は現場において、ピン126に対応する軸孔108をブッシュ材106’に形成するだけで、その現場に応じたブッシュ材106’が形成され、下階側の支持アングル72をピン126によってアンカープレート78に固定できる。
【0033】
なお、上階側の支持アングル70は、アンカープレート78に載置するだけでピン126によって固定はしない。
【0034】
本実施形態によれば、エスカレータ10を取り付ける現場で溶接をすることなく建屋1の躯体2にトラス12の下階側の支持アングル72を取り付けることができる。アンカープレート78と止め金具80は、工場において予め溶接されているため、作業者は、現場で溶接を行う必要がなく、作業が行い易く、かつ、環境面でも優れている。
【0035】
上記実施形態では、建屋1に躯体2を設けた構成で説明したが、鉄筋より構成された受け梁でも、本実施形態を適用できる。
【0036】
また、上記実施形態では、エスカレータ10に適用して説明したが、これに代えて動く歩道に適用してもよい。
【0037】
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0038】
1…建屋、2…躯体、3…載置面、4…前壁、5…左壁、6…右壁、10…エスカレータ、12…トラス、14…機械室、16…機械室、18…駆動装置、24…主駆動スプロケット、26…従動スプロケット、27…手摺駆動スプロケット、28…踏段チェーン、30…踏段、32…乗降板、34…乗降板、36…欄干、39…手摺レール、38…手摺ベルト、44…スカートガード、70…支持アングル、72…支持アングル、74…垂直板、76…水平板、77…下シム、78…アンカープレート、80…止め金具、80a…脚部、80b…位置決定部、84…モルタルカバー支え部材、86…ピン取付ベース、90…ピン孔、98…ブッシュ取付孔、100…ネジ孔、101…ネジ、102…ボルト、104…ボルト孔、106…ブッシュ、106’…ブッシュ材、108…軸孔、112…押さえシム、114…押さえプレート、126…ピン
【要約】
【課題】現地で溶接を行わずに、ベースにピンを取り付けることができる乗客コンベアを説明する。
【解決手段】アンカープレート78の上に載置された支持アングル72と、支持アングル72の所定の位置に設けられたブッシュ取付孔98と、アンカープレート78の上面に固定され、ブッシュ取付孔98の範囲内に位置するピン孔90を有する板状のピン取付ベース86と、ブッシュ取付孔98を貫通し、ピン取付ベース86におけるピン孔90上に配された軸方向の軸孔108を有する円筒型のブッシュ106と、ピン孔90に挿入され、上端部の先端が尖っており、上部がブッシュ106の軸孔108に収納されるピン126とを有する。
【選択図】 図4
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10