特許第6382675号(P6382675)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6382675
(24)【登録日】2018年8月10日
(45)【発行日】2018年8月29日
(54)【発明の名称】鉄道車両の骨構造
(51)【国際特許分類】
   B61D 17/08 20060101AFI20180820BHJP
【FI】
   B61D17/08
【請求項の数】5
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2014-207291(P2014-207291)
(22)【出願日】2014年10月8日
(65)【公開番号】特開2016-74358(P2016-74358A)
(43)【公開日】2016年5月12日
【審査請求日】2017年9月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004617
【氏名又は名称】日本車輌製造株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】特許業務法人コスモス特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】須田 俊之
【審査官】 長谷井 雅昭
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−264884(JP,A)
【文献】 特開2011−001795(JP,A)
【文献】 特開2013−224095(JP,A)
【文献】 特開2003−066184(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0139295(US,A1)
【文献】 特開2010−012863(JP,A)
【文献】 国際公開第2011/038755(WO,A1)
【文献】 独国特許出願公開第19721267(DE,A1)
【文献】 国際公開第2013/161218(WO,A1)
【文献】 特開2007−137263(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B61D 17/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉄道車両の構体を構成する外板と、前記外板の面に取り付けられる長尺状の第一補強部材と、前記第一補強部材に取り付けられる長尺状の第二補強部材と、を有し、前記第一補強部材の長手方向と前記第二補強部材の長手方向が交差するようにして前記第一補強部材と前記第二補強部材が配置される鉄道車両の骨構造において、
前記第一補強部材は、平板状の第一頂部と、前記第一頂部における前記第一補強部材の幅方向の両側の端部から前記第一頂部に直交する方向に形成される第一壁部と、を備え、
前記第二補強部材は、平板状の第二頂部と、前記第二頂部における前記第二補強部材の幅方向の両側の端部から前記第二頂部に直交する方向に形成される一対の第二壁部と、を備え、
前記第一補強部材は、前記第一補強部材の幅方向に前記第一頂部と前記第一壁部とを切り欠いて形成される一対の第一切欠部を備え、
前記第一切欠部の一方に前記第二壁部の一方が嵌め込まれ、前記第一切欠部の他方に前記第二壁部の他方が嵌め込まれた状態で、前記第一補強部材に前記第二補強部材が取り付けられていること、
を特徴とする鉄道車両の骨構造。
【請求項2】
請求項1の鉄道車両の骨構造において、
前記第一頂部と前記第二頂部が重ね合された状態で溶接されていること、
を特徴とする鉄道車両の骨構造。
【請求項3】
請求項1または2の鉄道車両の骨構造において、
前記第二壁部が前記第一頂部と前記第一壁部に溶接されていること、
を特徴とする鉄道車両の骨構造。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1つの鉄道車両の骨構造において、
前記第二補強部材は、前記第二壁部を切り欠いて形成される第二切欠部を備え、
前記第二切欠部に前記第一壁部が嵌め込まれていること、
を特徴とする鉄道車両の骨構造。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1つの鉄道車両の骨構造において、
前記第一補強部材は、前記第二補強部材側に向かって突出する突起部を備え、
前記第二補強部材は、前記第二頂部に形成される貫通孔を備え、
前記突起部が前記貫通孔内に差し込まれていること、
を特徴とする鉄道車両の骨構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種構体を構成する鉄道車両において、特に側構体における骨構造(骨組み構造)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の鉄道車両の骨構造に関して、特許文献1には、横骨(第1の補強部材)が鉄道車両の長手方向に配置されて外板の面に溶接され、さらに、横骨の上に縦骨(第2の補強部材)が横骨と直交する方向に配置されて、横骨と縦骨が溶接された技術が開示されている。なお、横骨と縦骨は、略コの字形状やハット形状の断面からなる長尺状の部材である。
【0003】
また、特許文献2には、縦方向に設けられた側柱および幕骨の間に、横向きに配置された補強骨が設けられる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−12863号公報
【特許文献2】特開2007−137263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術によれば、例えば図14図15に示すように、鉄道車両の車体の幅方向(図14図15の図面上下方向)における補強部材の高さの総和は、横骨100の高さH1と縦骨102の高さH2の合計値になるので、大きくなってしまう。そのため、鉄道車両の車内内装空間を広くとることができない。
【0006】
また、特許文献2の技術によれば、補強骨を分割して側柱および幕骨の間に配置する必要があるので、補強骨の製作や組付けに多くの工数が掛かってしまう。
【0007】
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、車両内装空間をより広くとることができる鉄道車両の骨構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するためになされた本発明の一形態は、鉄道車両の構体を構成する外板と、前記外板の面に取り付けられる長尺状の第一補強部材と、前記第一補強部材に取り付けられる長尺状の第二補強部材と、を有し、前記第一補強部材の長手方向と前記第二補強部材の長手方向が交差するようにして前記第一補強部材と前記第二補強部材が配置される鉄道車両の骨構造において、前記第一補強部材は、平板状の第一頂部と、前記第一頂部における前記第一補強部材の幅方向の両側の端部から前記第一頂部に直交する方向に形成される第一壁部と、を備え、前記第二補強部材は、平板状の第二頂部と、前記第二頂部における前記第二補強部材の幅方向の両側の端部から前記第二頂部に直交する方向に形成される一対の第二壁部と、を備え、前記第一補強部材は、前記第一補強部材の幅方向に前記第一頂部と前記第一壁部とを切り欠いて形成される一対の第一切欠部を備え、前記第一切欠部の一方に前記第二壁部の一方が嵌め込まれ、前記第一切欠部の他方に前記第二壁部の他方が嵌め込まれた状態で、前記第一補強部材に前記第二補強部材が取り付けられていること、を特徴とする。
【0009】
この態様によれば、鉄道車両の車体の幅方向における補強部材の高さが抑制される。そのため、車両内装空間をより広くとることができる。また、第一補強部材と第二補強部材の各々の高さを、必要となる車両内装空間の制約の中で、互いに独立して決定することができる。
【0010】
上記の態様においては、前記第一頂部と前記第二頂部が重ね合された状態で溶接されていること、が好ましい。
【0011】
この態様によれば、第一補強部材と第二補強部材との接合部の剛性強度が向上する。
【0012】
上記の態様においては、前記第二壁部が前記第一頂部と前記第一壁部に溶接されていること、が好ましい。
【0013】
この態様によれば、第一補強部材と第二補強部材との接合部の剛性強度がさらに向上する。
【0014】
上記の態様においては、前記第二補強部材は、前記第二壁部を切り欠いて形成される第二切欠部を備え、前記第二切欠部に前記第一壁部が嵌め込まれていること、が好ましい。
【0015】
この態様によれば、第一補強部材に対する第二補強部材の位置決め用の治具等を必要としない。そのため、第一補強部材と第二補強部材の組み立て施工性が向上する。
【0016】
上記の態様においては、前記第一補強部材は、前記第二補強部材側に向かって突出する突起部を備え、前記第二補強部材は、前記第二頂部に形成される貫通孔を備え、前記突起部が前記貫通孔内に差し込まれていること、が好ましい。
【0017】
この態様によれば、第一補強部材と第二補強部材の組み立て施工性がさらに向上する。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係る鉄道車両の骨構造によれば、車両内装空間をより広くとることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】鉄道車両の車両構体の一部分における断面斜視図である。
図2】側構体の一部を車内側から見たときの図である。
図3】実施例1の骨構造の一部(図2の領域αの部分)を拡大した斜視図である。
図4図3においてZ軸方向から骨構造を見たときの図である。
図5図3においてX軸方向から骨構造を見たときの図である。
図6】実施例1の骨構造の一部の分解斜視図である。
図7】横骨の板材の平面図である。
図8】横骨の平面図である。
図9】横骨の右側面図である。
図10】実施例2の縦骨の一部の斜視図である。
図11】実施例2の骨構造の一部の斜視図である。
図12】実施例3の骨構造の一部の分解斜視図である。
図13】実施例3おいて横骨と縦骨が溶接された状態のときにZ軸方向から骨構造を見たときの図である。
図14】従来技術の骨構造を示す図である。
図15図14にて図面右側から従来技術の骨構造を見たときの図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
【0021】
まず、鉄道車両の車両構体1の全体構造について説明する。図1に示すように、車両構体1は、屋根構体10と、床構体12と、側構体14と、妻構体16などを備えている。屋根構体10は、車両構体1の上側に配設され、鉄道車両の屋根を構成している。床構体12は、車両構体1の下側に配設され、鉄道車両の床を構成している。側構体14は、屋根構体10と床構体12を連結し、鉄道車両の左右の側面を構成している。また、妻構体16は、車両構体1の前後に配置され、妻面を構成している。
【0022】
次に、鉄道車両の骨構造について説明する。ここでは、鉄道車両の骨構造の一例として、側構体14における骨構造について説明する。
【0023】
<実施例1>
まず、実施例1について説明する。図2に示すように、側構体14は、外板20と、横骨30(第一補強部材)と、縦骨40(第二補強部材)などを有する。
【0024】
外板20は、車両構体1の外壁を形成するステンレス製の板である。
【0025】
横骨30は、ステンレス製の板材から形成された補強部材である。図2に示すように、横骨30は、外板20の車内側の面21に取り付けられている。横骨30は、複数設けられている。横骨30は、長尺状に形成されており、その長手方向が車両構体1の前後方向に平行になるように配置されている。
【0026】
図3図5図6に示すように、横骨30は、その幅方向(Z軸方向)の断面がハット形状に形成されている。具体的には、横骨30は、上部フランジ(第一頂部)31と、一対のウェブ(第一壁部)32と、一対の下部フランジ33などを備えている。
【0027】
上部フランジ31は、平板状に形成されている。ウェブ32は、上部フランジ31における横骨30の幅方向の両側の端部31aから、上部フランジ31に直交する方向(Y軸方向)に、下部フランジ33側に向かって、形成されている。このウェブ32は、平板状に形成されている。
【0028】
下部フランジ33は、ウェブ32の先端部32a(上部フランジ31とは反対側の先端部)から、横骨30の幅方向の外側に向かって形成されている。この下部フランジ33は、外板20の車内側の面21に溶接されている。そして、このように、下部フランジ33が外板20の車内側の面21に溶接されることにより、横骨30は外板20へ取り付けられている。
【0029】
なお、上部フランジ31と一対のウェブ32とから形成される部位(以下、「コの字部34」という場合もある。)の断面形状は、コの字形状に形成されている。図6に示すように、コの字部34は、スリット(切欠部)35を備えている。スリット35は、横骨30の幅方向に向かって、上部フランジ31とウェブ32を切り欠いて形成されている。そして、スリット35は、ウェブ32の先端部32aよりも少し上側(上部フランジ31側)の位置まで形成されている。
【0030】
このような横骨30は、次のように製作される。まず、図7に示すような平板状のステンレス製の板材50を用意する。そして、板材50に切欠部51が形成される。次に、板材50に対して曲げ加工が行われることにより、図8図9に示すように横骨30が製作される。
【0031】
縦骨40は、ステンレス製の板材から形成された補強部材である。前記の図3に示すように、縦骨40は、横骨30に取り付けられている。縦骨40は、複数設けられている。縦骨40は、長尺状に形成されており、その長手方向が横骨30の長手方向に対して直交するように配置されている。
【0032】
図3図4図6に示すように、縦骨40は、その幅方向(X軸方向)の断面がコの字形状に形成されている。具体的には、縦骨40は、上部フランジ(第二頂部)41と、一対のウェブ(第二壁部)42などを備えている。
【0033】
上部フランジ41は、平板状に形成されている。ウェブ42は、上部フランジ41における縦骨40の幅方向の両側の端部41aから、上部フランジ41に直交する方向(Y軸方向)に、上部フランジ41とは反対側に向かって、形成されている。このウェブ42は、平板状に形成されている。
【0034】
本実施例では、図3に示すように、横骨30の長手方向と縦骨40の長手方向が直交するようにして、横骨30と縦骨40が配置されている。そして、図3図6に示すように、横骨30のスリット35に縦骨40のウェブ42が嵌め込まれた状態で、横骨30に縦骨40が取り付けられている。
【0035】
これにより、鉄道車両の車体の幅方向における横骨30と縦骨40の高さは抑制される。そのため、車両内装空間をより広くとることができる。また、横骨30と縦骨40の各々の高さを、必要となる車両内装空間の制約の中で、互いに独立して決定することができる。
【0036】
また、図3図5に示すように、横骨30の上部フランジ31と縦骨40の上部フランジ41は、互いに重ね合された状態で、例えばアーク溶接またはレーザ溶接により、接合されている(重ね溶接)。なお、図3図4に、重ね溶接による溶接ビードwbを示す。
【0037】
これにより、横骨30の上部フランジ31と縦骨40の上部フランジ41における溶接部分を長くすることができる。また、横骨30の上部フランジ31と縦骨40の上部フランジ41を立体的に接合することができる。そのため、横骨30と縦骨40の接合部の剛性強度が向上する。
【0038】
また、図3図5に示すように、縦骨40のウェブ42は、横骨30の上部フランジ31とウェブ32に、例えばアーク溶接またはレーザ溶接により、接合されている(隅肉溶接)。これにより、横骨30と縦骨40の接合部の剛性強度がさらに向上する。なお、前記の重ね溶接のみで必要な剛性と強度を確保できる場合には、隅肉溶接は行わなくてもよい。
【0039】
<実施例2>
次に、実施例2について説明するが、実施例1と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に述べる。
【0040】
本実施例では、図10に示すように、縦骨40は、ウェブ42を切り欠いて形成されるスリット43(第二切欠部)を備えている。スリット43は、ウェブ42の先端部42aから上部フランジ41側に切り欠くようにして形成されている。そして、不図示であるが、縦骨40において、一対のウェブ42の各々に、一対のスリット43が複数形成されている。一対のスリット43を構成する2つのスリット43の間隔は、横骨30の一対のウェブ32を構成する2つのウェブ32の間隔とほぼ等しい。
【0041】
そして、図11に示すように、縦骨40のスリット43に、横骨30のウェブ32が嵌め込まれている。これにより、横骨30に対する縦骨40の位置決めが行われる。そのため、横骨30に対する縦骨40の位置決め用の治具等を必要としない。したがって、横骨30と縦骨40の組み立て施工性が向上する。なお、図11は、溶接前の状態を示している。
【0042】
<実施例3>
次に、実施例3について説明するが、実施例1や実施例2と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に述べる。
【0043】
本実施例では、図12に示すように、横骨30は、ウェブ32の一部に、嵌合部36を備えている。嵌合部36は、突き当て部37と突起部38を備えている。突き当て部37は、縦骨40の上部フランジ41の下面が突き当てられる部分である。この突き当て部37は、突起部38の両側に形成されている。また、突き当て部37は、上部フランジ31よりも縦骨40の上部フランジ41の板厚の大きさ分、下部フランジ33側の位置に形成されている。また、突起部38は、突き当て部37から縦骨40側に向かって突出している。また、縦骨40は、上部フランジ41にて、上部フランジ41の板厚方向に貫通して形成される貫通孔44を備えている。
【0044】
そして、横骨30の突起部38は、縦骨40の貫通孔44内に差し込まれている。これにより、横骨30に対する縦骨40の位置決めを行うことができる。そして、図13に示すように、横骨30の上部フランジ31と縦骨40の上部フランジ41の高さを合わせて、横骨30の上部フランジ31と縦骨40の上部フランジ41とを突き合わせながら、溶接することができる(突き合わせ溶接)。そのため、横骨30と縦骨40の組み立て施工性がさらに向上する。
【0045】
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、実施例1と実施例2と実施例3の構造を適宜組み合わせた鉄道車両の骨構造としてもよい。
【符号の説明】
【0046】
1 車両構体
14 側構体
20 外板
30 横骨
31 上部フランジ
32 ウェブ
33 下部フランジ
35 スリット
38 突起部
40 縦骨
41 上部フランジ
42 ウェブ
43 スリット
44 貫通孔
50 板材
51 切欠部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15