(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6382711
(24)【登録日】2018年8月10日
(45)【発行日】2018年8月29日
(54)【発明の名称】面発光可能な鏡を用いた自動車用サイドミラーシステム
(51)【国際特許分類】
H01L 33/00 20100101AFI20180820BHJP
B60Q 1/00 20060101ALI20180820BHJP
B60R 1/12 20060101ALI20180820BHJP
G02B 5/08 20060101ALI20180820BHJP
F21S 41/147 20180101ALI20180820BHJP
F21S 41/16 20180101ALI20180820BHJP
F21S 41/24 20180101ALI20180820BHJP
F21S 41/37 20180101ALI20180820BHJP
G09F 13/18 20060101ALN20180820BHJP
F21W 102/00 20180101ALN20180820BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20180820BHJP
F21Y 115/30 20160101ALN20180820BHJP
F21Y 103/00 20160101ALN20180820BHJP
【FI】
H01L33/00 L
B60Q1/00 G
B60R1/12 A
G02B5/08 A
G02B5/08 C
F21S41/147
F21S41/16
F21S41/24
F21S41/37
!G09F13/18 Q
F21W102:00
F21Y115:10
F21Y115:30
F21Y103:00
【請求項の数】7
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-261989(P2014-261989)
(22)【出願日】2014年12月25日
(65)【公開番号】特開2015-185542(P2015-185542A)
(43)【公開日】2015年10月22日
【審査請求日】2017年9月28日
(31)【優先権主張番号】10-2014-0032737
(32)【優先日】2014年3月20日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】591251636
【氏名又は名称】現代自動車株式会社
【氏名又は名称原語表記】HYUNDAI MOTOR COMPANY
(73)【特許権者】
【識別番号】515000753
【氏名又は名称】エスイーピー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】朴 成 濬
(72)【発明者】
【氏名】金 相 榮
(72)【発明者】
【氏名】李 相 老
(72)【発明者】
【氏名】金 允 煥
(72)【発明者】
【氏名】徐 在 亨
【審査官】
松本 泰典
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−238566(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3069334(JP,U)
【文献】
特開2005−316509(JP,A)
【文献】
特表2014−504786(JP,A)
【文献】
韓国公開特許第10−2011−0014430(KR,A)
【文献】
特表2012−528736(JP,A)
【文献】
特開2006−024561(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 33/00
B60Q 1/00
B60R 1/12
F21S 41/147
F21S 41/16
F21S 41/24
F21S 41/37
G02B 5/08
F21W 102/00
F21Y 103/00
F21Y 115/10
F21Y 115/30
G09F 13/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面全体又は表面の特定部分にナノパターンが形成された面発光用ガラスと、
前記面発光用ガラスの側部に配置されて前記面発光用ガラスの側面に光を照射する光源と、
前記面発光用ガラスの一方の表面にコーティングされて光源からの光を、前記面発光用ガラスの非コーティング面側に反射させる金属コーティング層と、を含む面発光鏡を、車両用サイドミラーの内外部に搭載し、BSD(Blind Spot Detection)システムのインジケーターとして用いることを特徴とする面発光可能な鏡を用いた自動車用サイドミラーシステム。
【請求項2】
前記ナノパターンは、可視光線の波長よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の面発光可能な鏡を用いた自動車用サイドミラーシステム。
【請求項3】
前記ナノパターンは、マスキング(masking)及びエッチング(etching)工程によって面発光用ガラスの表面に直接形成されるか、又はナノパターンを有するフィルムをガラスの表面にコーティングして間接的に形成されることを特徴とする請求項1に記載の面発光可能な鏡を用いた自動車用サイドミラーシステム。
【請求項4】
前記光源の光が排除された状態で、面発光用ガラスのナノパターンが形成された面は可視光線透過率が85〜99%に調節されることを特徴とする請求項1に記載の面発光可能な鏡を用いた自動車用サイドミラーシステム。
【請求項5】
前記光源は、LED(Light emitting diode)、LD(Laser diode)、又はCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)から選択されることを特徴とする請求項1に記載の面発光可能な鏡を用いた自動車用サイドミラーシステム。
【請求項6】
前記光源は、複数の発光色を得るために、相互に異なる色を放出する複数の光源を面発光用ガラスの側面に沿って配置してなることを特徴とする請求項1に記載の面発光可能な鏡を用いた自動車用サイドミラーシステム。
【請求項7】
前記金属コーティング層は、面発光用ガラスのナノパターンが形成された一方の表面、又はナノパターンが形成されていない他方の表面にコーティングされることを特徴とする請求項1に記載の面発光可能な鏡を用いた自動車用サイドミラーシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、面発光が可能な鏡及びこれを用いた自動車用サイドミラーシステムに係り、より詳しくは、鏡用ガラスにナノパターンを形成して光を照射する時、ナノパターンが形成された部分だけが発光されるようにした面発光が可能な鏡及びこれを用いた自動車用サイドミラーシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
通常、面発光技術は、液晶(LCD)ディスプレイの導光板(backlight unit、BLU)に適用されるものであって、導光板の側面から入射された光が導光板のマイクロ突起やディンプルによって入射光に対して垂直に屈折して、光が全表面に広がるようにする技術をいう。
近年、可視光線透過度を低下させずに透明なガラスとしての機能を果たし、必要に応じて多様な色やイメージが得られる技術が開発されており、この技術を、透明性が求められ、各種情報の伝達又はイメージの実現を行う広告用透明窓などに対して応用する試みが行われている。
【0003】
また、従来技術として、特許文献1には、基板表面上にナノパターンを形成して基板の撥水性、撥油性、光透過度などを調節することで、自動車用のガラスなどに適用できるナノパターンの形成方法が開示されている。
一方、車両運行の安全性を高めるためには、走行中における運転者の死角に車両や物体又は人などが存在する場合に、これを感知して運転者に知らせる技術が必要であるが、このためには、他の運転者の運転を妨げないようにしながら該当車両の運転者にのみ死角に車両が存在することを知らせる方法の開発が必要である。
【0004】
この目的のためには、サイドミラーの表面、又はサイドミラーのボディ部分などに点滅可能な特定マークを装着し、死角に車両などがある場合にはその特定マークを点滅させ、これによって、運転者に死角に車両などが存在することを知らせることができれば、安全運転の徹底を図ることができる。
この際、前記サイドミラーに設けられた特定マークは、死角に他の車両がない場合はサイドミラーの他の部分(鏡面)と区別が付かなく、また、サイドミラーの特定マークの発光の強さは、当該車両の運転者にだけ識別できる程度の明るさである必要がある。
【0005】
死角感知システム技術を実現するための従来技術では、サイドミラーの反射面、すなわち、鏡面に特定マークをレーザーでエッチングし、裏面に光を入射する方式が用いられてきた。しかしながら、いつも特定マークが消えず鏡面の一部分を占めているため、サイドミラーの機能が低下し、後方車両に対する運転者の視認性を落とす場合があるというという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】大韓民国登録特許公報第10−1217783号
【特許文献2】特開2010−52566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記のような問題点を考慮して案出されたものであって、平常時は鏡として用いることができ、光源が点灯された場合には鏡面全体又は特定の部分が面発光するようにすることで、鏡の機能を低下させることなく面発光することが可能な鏡を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の面発光が可能な鏡は、表面全体又は表面の特定部分にナノパターンが形成された面発光用ガラスと、面発光用ガラスの側部に配置されて面発光用ガラスの側面に光を照射する光源と、面発光用ガラスの一方の表面にコーティングされて光源からの光を面発光用ガラスの非コーティング面側に反射させる金属コーティング層と、を含んで構成されたことを特徴とする。
【0009】
前記ナノパターンは、可視光線の波長よりも小さいことを特徴とする。
また、前記ナノパターンは、マスキング(masking)及びエッチング(etching)工程によって面発光用ガラスの表面に直接形成されるか、又はナノパターンを有するフィルムをガラスの表面にコーティングして間接的に形成されることを特徴とする。
【0010】
特に、前記光源の光が排除された状態で、面発光用ガラスのナノパターンが形成された面は可視光線透過率が85〜99%に調節されることを特徴とする。
好ましくは、前記光源は、LED(Light emitting diode)、LD(Laser diode)、又はCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)から選択されることを特徴とする。
【0011】
さらに好ましくは、前記光源は、複数の発光色を得るために、相互に異なる色を放出する複数の光源を面発光用ガラスの側面に沿って配置してなることを特徴とする。
また、前記金属コーティング層は、面発光用ガラスのナノパターンが形成された一方の表面、又はナノパターンが形成されていない他方の表面にコーティングされることを特徴とする。
【0012】
本発明の他の実施例として、表面全体又は表面の特定部分にナノパターンが形成された面発光用ガラスと、面発光用ガラスの側部に配置されて面発光用ガラスの側面に光を照射する光源と、面発光用ガラスの一方の表面にコーティングされて光源からの光を、面発光用ガラスの非コーティング面側に反射させる金属コーティング層と、を含む面発光鏡を、車両用サイドミラーの内外部に搭載し、BSD(Blind Spot Detection)システムのインジケーターとして用いることを特徴とする面発光が可能な鏡を用いた自動車用サイドミラーシステムを提供する。
【発明の効果】
【0013】
本発明は、次のような効果を提供する。
第1に、透明なガラスの一表面に可視光線の波長よりも小さいナノ構造物を形成し、他の一面に金属層をコーティングすることによって、ガラスの側面から流入した光によってナノパターンが形成された部分が面発光するようにされた面発光可能な鏡を提供することができ、このような面発光可能な鏡を自動車、建築、インテリア及び広告分野などで効果的に応用することができる。
特に、自動車用サイドミラーのBSD(Blind Spot Detection)システムのインジケーターとして効果的に使用することができる。
【0014】
第2に、本発明による面発光が可能な鏡のナノパターンが形成された部分は、ナノパターンが形成されていない部分に比べて、可視光線透過度の差が約10%以内に調節されている状態であるため、ナノパターンが形成された部分は可視光線透過度の損失が殆どなく、発光しない場合は通常の鏡のような機能を有することができる。
【0015】
第3に、面発光鏡ガラスの側面に光を流入させる光源として白色(White)、赤色(Red)、緑色(Green)、及び青色(Blue)を含むWRGB光源それぞれを用いることができ、またWRGB光源全体をワンセットにして混合色を流入することもできるため、多様な色彩の発光を提供することができる。
【0016】
第4に、ナノパターンの形成部分に特定の意味の文字、文字列、図形、イメージなどを形成し、側面の光源を所望する位置にだけ入射させて発光させることで、様々な状況による多様な情報及びイメージなどを表示することができる。
第5に、光源の発光において、時間、印加電圧又は印加電流を調節して鏡表面に多様な色のフェイドアウト(fade out)やアニメーションなどを行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明による面発光が可能な鏡にナノパターンを形成する方法の一例を示す概略的な断面図である。
【
図2】本発明による面発光が可能な鏡を示す構成図である。
【
図3】本発明による面発光が可能な鏡を示す構成図である。
【
図4】本発明による面発光が可能な鏡が自動車用サイドミラーに適用された例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、本発明の好ましい実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明は、透明な面発光用ガラスの一面に可視光線の波長よりも小さいナノ構造物を形成し、一面又は他面に鏡形成のための金属層をコーティングし、ガラスの側面から光を流入させてナノパターンが形成された部分だけが面発光するようにすることによって、自動車、建築、インテリア及び広告分野などで効果的に使用できる、面発光可能な鏡を提供する。
【0019】
特に、本発明は、面発光可能な鏡を自動車のサイドミラー用BSD(Blind Spot Detection)システムに適用して、走行中における自動車の死角に車両などが存在する場合にこれを警報するインジケーター用鏡として用いる点に主眼点がある。
そのために、先ず、透明なガラス、すなわち面発光のための面発光用ガラスの表面全体又は表面の特定部分に発光のためのナノパターンを形成する。
【0020】
図1は、本発明による面発光が可能な鏡にナノパターンを形成する方法の一例を示す概略的な断面図であり、
図2及び
図3は、本発明による面発光が可能な鏡を示す構成図である。
図1〜
図3における図面符号10は面発光用ガラスを指す。
前記面発光用ガラス10の表面全体又は表面の特定部分に可視光線の波長よりも小さいナノパターン12が形成される。
【0021】
この際、前記ナノパターン12は、マスキング(masking)及びエッチング(etching)工程によって、面発光用ガラス10の表面に直接形成され、特定の文字、文字列、図形、又はイメージなどで形成される。
【0022】
具体的には、ナノ粒子22、及びナノ粒子間に開口24が形成されたマスク20をガラス表面に貼り付けた後、開口24により露出された面発光用ガラス10の表面をエッチング(etching)することで、面発光用ガラス10の一方の表面の全体又は特定部分にナノパターン12が直接形成される。
【0023】
例えば、フッ酸(HF)の蒸気を、開口24を介して面発光用ガラス10に作用させる化学的乾式エッチング(chemical dry etch)法で面発光用ガラス10の表面をエッチングすることによって、面発光用ガラス10の表面全体又は特定部分にナノパターン12が直接形成される。
【0024】
又は、ナノパターンが形成されたフィルムを面発光用ガラス10の表面に貼り付ける間接方式でナノパターン12を形成してもよい。
このように、面発光用ガラス10にナノパターン12を形成した後、マスク20を湿式エッチング法を用いて除去することで、ガラス10の表面上にナノパターン12を残留させることができる。
【0025】
次に、ナノパターン12が形成された面発光用ガラス10の一方の表面又は他方の表面に金属コーティング層14を形成する。
具体的には、前記金属コーティング層14は、面発光用ガラスが鏡となるように表面にコーティングされるもので、面発光用ガラス10のナノパターン12が形成された方の表面、又はナノパターンが形成されていない方の表面にコーティングされる。
【0026】
前記面発光用ガラスは、ナノパターンが形成された面の可視光線透過度と、ナノパターンが形成されていない面の可視光線透過度と、の差が区別しにくい程度しかないため、発光しない場合は通常の鏡のような機能を発揮することができる。
好ましくは、面発光用ガラスのナノパターンが形成された面は可視光線透過率が85〜99%に調節されるようにする。
【0027】
それによって、前記面発光用ガラスのナノパターンが形成された部分は、ナノパターンが形成されていない面に比べて、可視光線透過率がさらに増加する。これは反射防止効果を有するため、モスアイ効果(moth eye effect)と呼ばれている。
【0028】
本発明によれば、前記面発光用ガラス10のナノパターン12部分が発光するように、面発光用ガラス10の側部には、面発光用ガラス10の側面を介してナノパターン12側に光を照射する光源16が配置される。
前記光源16は、LED(Light emitting diode)、LD(Laser diode)、又はCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)などを使用することができ、またその他の照明手段を用いてもよい。
【0029】
好ましくは、前記ナノパターンの部分で様々な発光色が発現されるように、相異なる色を放出する複数の光源が面発光用ガラスの側面に沿って配置される。
本発明による面発光が可能な鏡の発光メカニズムは次の通りである。
【0030】
図2に示すように、面発光用ガラス10の表面にナノパターン12の金属コーティング層14が形成された面発光が可能な鏡は、光源16に電流を印加して光源16の光が面発光用ガラス10の側面から内部のナノパターン12側に流入すると、流入した光が金属コーティング層14で反射すると共に、レンズの機能をするナノパターン12を介して面発光用ガラスの反対表面(ナノパターンが形成されてなく、かつ金属コーティング層がコーティングされていない面)を介して発散することによって、外部から見た時、ナノパターンが形成された部分だけで発光する光を見ることができる。
【0031】
図3に示すように、面発光用ガラス10のナノパターンが形成されていない面に金属コーティング層14が形成された面発光が可能な鏡は、光源16に電流を印加して光源16の光が面発光用ガラス10の側面から内部のナノパターン12側に流入すると、流入した光が金属コーティング層14で反射すると共に面発光用ガラスの反対表面(金属コーティング層がコーティングされていない面)に形成され、レンズの機能をするナノパターン12を介して発散することによって、外部から見た時、ナノパターンが形成された部分だけで発光する光を見ることができる。
【0032】
本発明の好ましい一実施例として、本発明の面発光が可能な鏡を自動車用サイドミラーにBSD(Blind Spot Detection)システムのインジケーターとして適用することができる。
【0033】
そのために、上記のように全体表面又は特定の部分にナノパターン12が形成された面発光用ガラス10と、前記面発光用ガラス10の側部に配置されて面発光用ガラス10の側面に光を照射する光源16と、前記面発光用ガラス10の何れか一方の表面にコーティングされ、光源16からの光を面発光用ガラス10の非コーティング面側に反射させる金属コーティング層14と、を含む構造を有する面発光鏡が、車両用サイドミラーの内外部に搭載される。
【0034】
具体的には、
図4に示すように、前記面発光用ガラス10は、サイドミラー30の反射鏡として搭載すると共に、光源16は、見えないようにサイドミラーのボディ部内に搭載することで、面発光用ガラス10のナノパターン12が形成された部分がBSD(Blind Spot Detection)システムのインジケーターとして用いられる。
したがって、前記光源16に電源を印加すると、光源の光がナノパターン側に照射されてナノパターンが形成された部分(
図4で三角形部分)だけ発光するようになるため、これを運転者が確認して、死角に車両又は物体などが存在することを容易に認知して、安全運転の徹底を図ることができる。
【符号の説明】
【0035】
10 面発光用ガラス
12 ナノパターン
14 金属コーティング層
16 光源
20 マスク
22 ナノ粒子
24 開口
30 サイドミラー