(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6383548
(24)【登録日】2018年8月10日
(45)【発行日】2018年8月29日
(54)【発明の名称】灯具
(51)【国際特許分類】
H01L 51/50 20060101AFI20180820BHJP
H05B 33/02 20060101ALI20180820BHJP
H05B 33/06 20060101ALI20180820BHJP
F21V 19/00 20060101ALI20180820BHJP
F21S 2/00 20160101ALI20180820BHJP
F21V 31/00 20060101ALI20180820BHJP
F21V 21/00 20060101ALI20180820BHJP
F21S 41/00 20180101ALI20180820BHJP
F21Y 115/20 20160101ALN20180820BHJP
【FI】
H05B33/14 A
H05B33/02
H05B33/06
F21V19/00 170
F21S2/00 250
F21V19/00 233
F21V31/00 250
F21V21/00 130
F21S41/00
F21Y115:20
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-46416(P2014-46416)
(22)【出願日】2014年3月10日
(65)【公開番号】特開2015-170806(P2015-170806A)
(43)【公開日】2015年9月28日
【審査請求日】2017年2月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001133
【氏名又は名称】株式会社小糸製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100105924
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 賢樹
(74)【代理人】
【識別番号】100109047
【弁理士】
【氏名又は名称】村田 雄祐
(74)【代理人】
【識別番号】100109081
【弁理士】
【氏名又は名称】三木 友由
(72)【発明者】
【氏名】伊東 徹
(72)【発明者】
【氏名】伊代田 治彦
(72)【発明者】
【氏名】塚本 広徳
(72)【発明者】
【氏名】志藤 雅也
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 義朗
(72)【発明者】
【氏名】小野田 幸央
【審査官】
辻本 寛司
(56)【参考文献】
【文献】
特開平10−134960(JP,A)
【文献】
特開2011−003537(JP,A)
【文献】
特開2008−158150(JP,A)
【文献】
特開2007−326259(JP,A)
【文献】
特開2002−133915(JP,A)
【文献】
特表2007−518219(JP,A)
【文献】
特開2009−187913(JP,A)
【文献】
特開2003−092189(JP,A)
【文献】
特表2010−537392(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2001/0053082(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2010/0200889(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2013/0034685(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 51/50
F21S 2/00
F21S 41/00
F21V 19/00
F21V 21/00
F21V 31/00
H05B 33/02
H05B 33/06
F21Y 115/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板の上に有機EL発光部が形成された可撓性のある有機ELパネルが、屈曲した状態でモールド樹脂により成形されている発光体と、
前記発光体の発光領域を覆うように該発光体を固定するフレームと、を備え、
前記発光体は、前記モールド樹脂によって形成された取付脚を有し、
前記フレームは、
前記発光領域と重なる部分の少なくとも一部に空洞または透明部を有し、
前記取付脚が嵌め込まれるフレーム取付穴を有することを特徴とする灯具。
【請求項2】
基板の上に有機EL発光部が形成された可撓性のある有機ELパネルが、屈曲した状態でモールド樹脂により成形されている発光体と、
前記発光体の発光領域を覆うように該発光体を固定するフレームと、を備え、
前記発光体は、前記有機ELパネルと前記モールド樹脂の両方を貫通するように形成された取付穴を有し、
前記フレームは、
前記発光領域と重なる部分の少なくとも一部に空洞または透明部を有し、
前記取付穴に嵌め込まれるように構成されたフレーム取付脚を有することを特徴とする灯具。
【請求項3】
前記有機EL発光部への給電部が前記モールド樹脂により覆われていることを特徴とする請求項1に記載の灯具。
【請求項4】
前記フレームの透明部が凹凸を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の灯具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、有機ELパネルを有する発光体および発光体を用いた灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
有機ELパネル等の面状発光体を光源として利用する車両用灯具が知られている。特許文献1には、面状発光体の外周形状に合わせて形成された枠状のブラケット(ベゼル)に面状発光体を嵌め込んで固定する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−45523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
可撓性を有するフレキシブル有機ELは、その柔軟な構造のため、フレーム等への正確かつ強固な固定が困難である。固定が不十分な場合、例えば有機ELパネルの四隅のみを固定したような場合、振動等で有機ELパネルがフレームからずれたり有機EL自体がたわんでしまい、所望の光度が満たせなかったり有機ELが破損したりする恐れがある。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、可撓性のある有機ELパネルを正確かつしっかりと固定する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様の発光体は、基板の上に有機EL発光部が形成された可撓性のある有機ELパネルが、屈曲した状態でモールド樹脂により成形されている。
【0007】
この態様によると、有機ELパネルをモールド樹脂で固めることで、有機ELパネルを屈曲した状態で正確かつしっかりと固定することが可能になる。
【0008】
有機EL発光部への給電部がモールド樹脂により覆われていてもよい。これによると、給電部をモールド樹脂で保護することができる。
【0009】
発光体と、発光体の発光領域を覆うように発光体を固定するフレームと、を備える灯具として構成してもよい。フレームは、発光領域と重なる部分の少なくとも一部に空洞または透明部を有していてもよい。これによると、発光領域からの光をフレームを通して投影することができる。
【0010】
フレームの透明部が凹凸を有してもよい。これにより、灯具の意匠性を高めたり、フレームにレンズ機能を持たせたりすることができる。
【0011】
発光体が、有機ELパネルとモールド樹脂の両方を貫通するように形成された取付穴を有し、フレームが、取付穴に嵌め込まれるように構成されたフレーム取付脚を有していてもよい。これによると、他の固定具を使用せずにフレームに発光体を取り付けることができる。
【0012】
発光体が、モールド樹脂によって形成された取付脚を有し、フレームが、取付脚が嵌め込まれるフレーム取付穴を有していてもよい。これによると、他の固定具を使用せずにフレームに発光体を取り付けることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、可撓性のある有機ELパネルを正確かつしっかりと固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の各実施形態で用いられる有機ELパネルの概略構成を示す断面図である。
【
図2】(a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る発光体の製造過程を説明する図である。
【
図4】(a)〜(c)は、別の実施形態に係る発光体の製造過程を説明する図である。
【
図5】(a)は、上記のようにして作成された発光体をフレームに固定する方法を説明する図であり、(b)はフレームの別の例を示す図である。
【
図6】発光体をフレームに固定する別の方法を説明する図である。
【
図7】発光体をフレームに固定するさらに別の方法を説明する図である。
【
図8】(a)、(b)は、フレームの別の例を示す図である。
【
図9】発光体をフレームに固定するさらに別の方法を説明する図である。
【
図10】発光体をフレームに固定するさらに別の方法を説明する図である。
【
図11】発光体をフレームに固定するさらに別の方法を説明する図である。
【
図12】発光体をフレームに固定するさらに別の方法を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1は、後述する本発明の各実施形態で用いられる有機ELパネル10の概略構成を示す断面図である。有機ELパネル10は、全体または部分的に透明である前面樹脂基板12と後面樹脂基板22との間に、透明導電膜(例えばITO)である陽極層14、微反射金属層16、有機EL発光層18、および背面側の導電膜である陰極層20が積層された構造を有している。有機ELパネル10は可撓性を有しており、屈曲した状態で用いることができる。
【0016】
なお、陽極層14〜陰極層20までの積層物は、前面樹脂基板12の上に積層して形成する構造としてもよいし、後面樹脂基板22の上に積層する構造としてもよい。すなわち、前面樹脂基板12の上に有機EL発光部である有機EL発光層18を形成した構造、または後面樹脂基板22の上に有機EL発光部である有機EL発光層18を形成した構造としてもよい。
【0017】
前面樹脂基板12および後面樹脂基板22の代わりに、可撓性を有するガラス基板または金属基板を使用してもよい。
【0018】
陽極層14と有機EL発光層18との間に微反射金属層16を配置することで、マイクロキャビティ構造が形成されている。微反射金属層16と陰極層20の間の距離は、有機EL発光層18から発せられる光の波長に応じて選択される。このマイクロキャビティ構造により、有機EL発光層18から発せられた光が微反射金属層16と陰極層20の間で反射を繰り返し、共振する特定の波長のみ増幅される。これにより、発光部の輝度を高めることができる。なお、陽極層14と有機EL発光層18との間に微反射金属層を設けずに有機ELパネル10を構成してもよい。
【0019】
図示しないが、有機ELパネル10の前後いずれかの面の周縁部には、有機EL発光層18に電力を供給するための給電部が複数箇所に形成されている。
【0020】
上述したように、可撓性のある有機ELパネルは、正確かつしっかりとした固定が困難であり、様々な問題を引き起こす可能性がある。そこで、本発明では、所望の屈曲状態にした有機ELパネルをモールド樹脂とともに成形して、固い発光体を形成するようにした。
【0021】
図2(a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る発光体の製造過程を説明する図である。
【0022】
まず、
図2(a)に示すように、有機ELパネル10の一面に、パネルよりも一回り大きいシート状に形成したモールド樹脂24を貼り付ける。さらに、有機ELパネル10の両端に、細長いストリップ状に形成したモールド樹脂26を貼り付ける。モールド樹脂24、26は、例えばポリプロピレン、ABS、ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂である。有機ELパネル10の図示しない給電部には、給電ケーブル28が接続される。
【0023】
続いて、
図2(b)に示すように、所望の形状の雌型34に有機ELパネル10およびモールド樹脂24、26をセットし、対応する雄型35と組み合わせ、型を加熱してモールド樹脂を熱溶着させる。
【0024】
その後、型を冷却して型を取り外すと、
図2(c)に示すように、屈曲した状態で固まった発光体30が得られる。給電部と給電ケーブル28の接続部もモールド樹脂で覆われる。
【0025】
図示の例では、発光体30の両端に取付部32がモールド樹脂で形成されている。この取付部32に、
図3の拡大図で示すように、ねじ穴38を形成してもよい。このねじ穴38を使用すれば、有機ELパネルをモールド樹脂で成形した発光体を、フレーム等を使用せずに直接ランプボディに取り付けて灯具として使用することができる。
【0026】
図4(a)〜(c)は、別の実施形態に係る発光体の製造過程を説明する図である。
【0027】
まず、
図4(a)に示すように、所望の形状の雌型36に有機ELパネル10をセットする。型へのパネルのセットは、例えば雌型の凹面に空けられた微小穴を用いた真空吸着によって行うことができる。
【0028】
続いて、
図4(b)に示すように、雌型36および有機ELパネル10を対応する雄型37と組み合わせる。雄型37には図示しない湯口が形成されており、この湯口から液状のモールド樹脂を型の中に流し込む。この場合、モールド樹脂は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂、あるいはエポキシアクリレート、ウレタンアクリレートなどの紫外線硬化性樹脂である。
【0029】
モールド樹脂の充填後、型に熱を加えるか紫外線を照射することで、モールド樹脂が硬化する。型を取り外すと、
図4(c)に示すように、屈曲した状態で固まった発光体30が得られる。
【0030】
上記のように有機ELパネルをモールド樹脂とともに成形して固い発光体とすることで、屈曲した状態の有機ELパネルを簡単かつ位置精度よく、灯具のフレーム等に取り付けることが可能になる。有機ELパネルをしっかりと固定することで、灯具の振動による有機ELパネルのたわみや破損を防止することができる。また、車両用灯具の場合、有機ELパネルのずれにより法規の光度を満たさなくなることを防止できる。
【0031】
また、有機ELパネルの給電部がモールド樹脂で覆われているので、給電部を物理的に保護するとともに、水の浸入による給電部の腐食を防止することができる。
【0032】
図5(a)は、上記のようにして作成された発光体40を灯具のフレームに固定する方法を説明する図である。
【0033】
フレーム50は、発光体40と同様の曲率で屈曲した全体形状を有している。フレーム50の両端には、発光体40の両端を収容するように形成された凹部52が形成されている。フレーム50には、フレーム自体を固定するための固定穴を有するタブ54も設けられている。
【0034】
発光体40の発光面42側を覆うように、凹部52に発光体40を差し込むことで、発光体40をフレーム50に対して固定することができる。
【0035】
フレーム50は、全体的にまたは発光体40の発光領域に対応する部分が透明または半透明になっており、光を通すことができる。代替的に、
図5(b)に示すように、フレーム50を不透明とし、発光体40の発光領域と重なる部分を切り取った窓56をフレーム50に形成してもよい。
【0036】
図6は、発光体40を灯具のフレームに固定する別の方法を説明する図である。
【0037】
フレーム60は、発光体40と同様の曲率で屈曲した全体形状を有している。フレーム60の両端には、発光体40の両端を収容するように形成された凹部62が形成されている。フレーム60には、フレーム自体を固定するための固定穴を有するタブ64も設けられている。
【0038】
発光体40の発光面42とは反対側を覆うように、凹部62に発光体40を差し込むことで、発光面42を剥き出しにした状態で発光体40をフレーム60に対して固定することができる。
【0039】
図7は、発光体40を固定するさらに別の方法を説明する図である。
【0040】
カバー70とフレーム74は、それぞれ発光体40と同様の曲率で屈曲した全体形状を有しており、発光体40を両者の間に挟み込むようにして固定する。
【0041】
カバー70は、全体的にまたは発光体40の発光領域に対応する部分が透明または半透明になっており、光を通すことができる。カバー70の両端には、発光体40の両端を覆う凸部72が形成されている。この凸部72とフレーム74とは、例えば溶着、接着、熱カシメ等で結合される。または、ねじやランス等の固定部材を用いてカバー70とフレーム74とが結合されてもよい。
【0042】
図5(b)と同じように、カバー70を不透明とし、発光体40の発光領域と重なる部分を切り取った窓をカバー70に形成してもよい。
【0043】
図8(a)に示すように、
図5で説明したフレーム50、または
図7で説明したカバー70の表面に凸部82を形成してもよい。これにより、発光体からの光を拡散する凸レンズの機能をフレームまたはカバーに持たせることができる。同様に、凹部を形成して発光体からの光を集光する凹レンズの機能をフレームまたはカバーに持たせてもよい。
【0044】
また、
図8(b)に示すように、フレーム50(またはカバー70)に任意の形状の窓92を形成してもよい。こうすることで、フレームまたはカバーの意匠性を高めることができる。この場合、フレームまたはカバーは、透明、スモーク透明、非透明のいずれであってもよい。
【0045】
図9は、発光体を灯具のフレームに固定するさらに別の方法を説明する図である。
【0046】
有機ELパネルを有する発光体110には、その周縁にモールド樹脂でなる複数個(
図9では4個)の取付脚112が形成される。この取付脚112は、
図2および4で説明した抜き型で成形してもよいし、発光体110の成形後に切削等によって形成してもよい。
【0047】
フレーム120は、発光体110と同様の曲率で屈曲し、発光体110よりもわずかに大きい外形を有している。フレーム120は、全体的にまたは発光体110の発光領域に対応する部分が透明または半透明になっており、光を通すことができる。
【0048】
フレーム120には、発光体110の取付脚112と対応する位置に取付穴122が形成されている。フレーム120の取付穴122に発光体110の取付脚112を嵌め込むことで、発光体110をフレーム120に固定することができる。
【0049】
なお、上記とは逆に、発光体に、有機ELパネルとモールド樹脂の両方を貫通するように形成された取付穴を形成し、フレームに、取付穴に嵌め込まれるように構成された取付脚を形成してもよい。発光体の取付穴にフレームの取付脚を嵌め込むことで、発光体をフレームに固定することができる。
【0050】
図10は、発光体を灯具のフレームに固定するさらに別の方法を説明する図である。
【0051】
フレーム130と発光体140には、それぞれ対応する位置に複数の貫通穴132、142が形成される。両者の貫通穴132、142を通してピン144を挿入し、ピン144の両端をかしめることで、発光体をフレームに固定することができる。
【0052】
図11は、発光体を灯具のフレームに固定するさらに別の方法を説明する図である。
【0053】
発光体140は、有機ELパネル145とモールド樹脂146とで形成されている。図示するように、有機ELパネル145は一方の側(この例では上側)に偏るようにモールド成形されている。
図10と同様に、発光体140には貫通穴142、143が形成される。上側の貫通穴142は、有機ELパネル145とモールド樹脂146の両方を貫通して形成される。一般に、有機ELパネルの周縁部には、電極等を形成するために無発光領域が存在しており、この無発光領域に貫通穴142が形成される。下側の貫通穴143は、モールド樹脂146のみを貫通して形成される。
【0054】
フレーム150には、貫通穴142、143と対応する位置に、位置決めピン152、153がそれぞれ立設されている。位置決めピン152、153を貫通穴142、143に挿入した後、位置決めピン152、153の先端をかしめることで、発光体をフレームに固定することができる。
【0055】
図12に示すように、発光体160に、ねじ穴またはボルト穴162が形成され外縁よりも突出するタブ164を設け、ねじまたはボルトを用いて発光体160をフレームに固定してもよい。
【0056】
なお、
図10−12では、発光体が平板として描かれているが、発光体が屈曲している場合でも、同様の方法でフレームに固定することができる。
【0057】
上述した各実施形態では、一つのフレームで一枚の発光体を固定することを説明したが、並置した複数枚の発光体を一つのフレームで固定することも可能である。
【0058】
また、有機ELパネルが長方形である場合について説明したが、有機ELパネルの形状に限定はなく、任意の形状とすることができる。その場合、フレームは有機ELパネルの外形に合わせて形成される。
【0059】
上述した各実施形態に係る灯具は、例えば車両用のクリアランスランプ、デイランプ、ターンシグナルランプ、テールランプ、ストップランプ等として用いることができる。
【符号の説明】
【0060】
10 有機ELパネル、 24、26 モールド樹脂、 30、40、110、140、160 発光体、 50、60、74、130、150 フレーム、 112 取付脚、 122 取付穴。