特許第6383612号(P6383612)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6383612
(24)【登録日】2018年8月10日
(45)【発行日】2018年8月29日
(54)【発明の名称】ストッパー
(51)【国際特許分類】
   B64D 11/04 20060101AFI20180820BHJP
   B64D 11/06 20060101ALN20180820BHJP
   B60N 3/00 20060101ALN20180820BHJP
   A47C 7/62 20060101ALN20180820BHJP
【FI】
   B64D11/04
   !B64D11/06
   !B60N3/00 A
   !A47C7/62 B
【請求項の数】4
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2014-179763(P2014-179763)
(22)【出願日】2014年9月4日
(65)【公開番号】特開2016-52839(P2016-52839A)
(43)【公開日】2016年4月14日
【審査請求日】2017年9月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】000108708
【氏名又は名称】タキゲン製造株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100081514
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 一
(74)【代理人】
【識別番号】100082692
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵合 正博
(72)【発明者】
【氏名】山本 高千代
【審査官】 伊藤 秀行
(56)【参考文献】
【文献】 英国特許出願公告第00208864(GB,A)
【文献】 米国特許第03023041(US,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0264675(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B64D 11/00
B60N 3/00
A47C 7/62
E05C 3/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
取付ベースと、前記取付ベースに軸を介して回動可能に連結され、前記軸に対して略直角方向に延びるストッパーレバーとを備え、引き出し式の物品の出し入れ口若しくは出し入れ面の縁部に当該物品に係合可能に設置されて当該物品の移動を規制するストッパー、又は回動式の物品の回動経路上に当該物品の回動端に係合可能に設置されて当該物品を支持するストッパーであって、
前記軸は、前記取付ベースに略軸状に突出して形成され、内部に前記取付ベースを開口されて貫通しかつ前記取付ベース側の端部を拡径された貫通穴を有する固定軸と、前記ストッパーレバーの一部に2重の略筒状に形成され、内部にねじ孔を有し、前記取付ベースの前記固定軸の貫通穴に嵌挿可能な内側の軸、及び前記取付ベースの前記固定軸の外周面上に外嵌可能な外側の軸の2重構造の軸とからなり、前記ストッパーレバーの前記内側の軸が前記取付ベースの前記固定軸の貫通穴に嵌挿され、前記外側の軸が前記固定軸の外周面上に外嵌されて、前記取付ベースの前記固定軸の貫通穴の前記取付ベース側の端部に圧縮コイルスプリングが挿入されて前記ストッパーレバーの前記内側の軸の周囲に巻装され、前記取付ベースの前記貫通穴に前記取付ベースの開口側からねじを通し、前記ストッパーレバーの前記内側の軸の前記ねじ孔に締め込まれて、前記取付ベースに前記ストッパーレバーは前記軸を回動中心として360°回動可能に取り付けられ、
前記軸の軸芯回りで前記取付ベースと前記ストッパーレバーとの間に、前記取付ベース上で前記ストッパーレバーを所定の角度単位に位置決めする位置決め係合部を備え、
前記ストッパーレバーに、前記ストッパーレバーの回動に連動して、前記ストッパーレバーが前記所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又は前記ストッパーレバーが前記所定の角度単位の位置に位置決めされていない状態を表示するインジケータを備え、
前記インジケータは、前記取付ベースの前記固定軸の先端縁部又は外周面に前記ストッパーレバーの所定の角度単位での位置決めに対応して前記所定の角度の間隔で分割して形成され、それぞれに、前記ストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を表示するための表示部材を付設された複数の表示部材付設部と、前記ストッパーレバーの2重構造の軸の、前記取付ベースの前記固定軸に設けられた任意の1箇所の表示部材付設部に対応する位置に、前記表示部材の平面積と略同じ大きさに又は少し小さく形成され、前記表示部材を外部に表示するための表示窓とからなる、
ことを特徴とするストッパー。
【請求項2】
インジケータにより表示するストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされた状態は、前記ストッパーレバーが物品に対して係合された態様と、前記ストッパーレバーが物品から離間して収納された態様と、前記ストッパーレバーが物品に対して係合されていない態様があり、前記各態様で異なる表示とする請求項1に記載のストッパー。
【請求項3】
位置決め係合部は、ストッパーレバーの外側の軸の先端縁部と前記先端縁部に対応する取付ベースの固定軸の周囲との間に、前記ストッパーレバーを前記取付ベースに所定の角度単位で相互に係合して位置決め可能な凹凸形状部からなる請求項1又は2に記載のストッパー。
【請求項4】
ストッパーレバーは軸に対して直角の1方向又は2方向に延びる請求項1乃至のいずれかに記載のストッパー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、引き出し式の物品にその出し入れ口(又は出し入れ面)で係合して当該物品の移動を規制するストッパー、又は回動式の物品の回動端に係合して当該物品を支持するストッパーに関する。
【背景技術】
【0002】
一般にこの種のストッパーは、取付ベースと、取付ベースに軸を介して回動可能に連結され、軸に対して略直角方向に延びるストッパーレバーとを備えて構成され、例えば、航空機に搭載され乗客などに飲食物を提供するためのギャレーにサービスカートを静止させるのに用いるなど、引き出し式の物品の出し入れ口若しくは出し入れ面の縁部に当該物品に係合可能に設置されて当該物品の移動を規制するのに使用したり、また例えば、乗り物用シートのシートバック背面にテーブルを収納保持するのに用いるなど、回動式の物品の回動経路上に当該物品の回動端に係合可能に設置されて当該物品を支持するのに使用されたりしている。このストッパーは、使用の際に、ストッパーレバーを手操作により回して、これを物品に係合させるだけなので、使い方が簡単であることが大きな利点である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−104430公報
【特許文献1】特開2004−121425公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この種のストッパーは、ストッパーレバーの回動位置が適切か否かを確認する手段がないため、ストッパーレバーの回動位置(停止位置)がユーザー毎に異なって、ストッパーが正しく使用されないことがあり、このような場合、このストッパーの物品の移動規制や物品の支持といった機能を十分に果たせないおそれがある、という問題がある。
【0005】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、この種のストッパーにおいて、ユーザーがストッパーレバーを適切な回動位置まで回したことを手の操作感覚で得られ、併せてストッパーレバーが適切な回動位置にあること、又は適切な回動位置にないこと、を目視で瞬時に確認することができ、ユーザーがストッパーレバーの回動位置を常に適切な位置に回動して、物品の移動規制や支持を確実に行えるようにすること、を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、
取付ベースと、前記取付ベースに軸を介して回動可能に連結され、前記軸に対して略直角方向に延びるストッパーレバーとを備え、引き出し式の物品の出し入れ口若しくは出し入れ面の縁部に当該物品に係合可能に設置されて当該物品の移動を規制するストッパー、又は回動式の物品の回動経路上に当該物品の回動端に係合可能に設置されて当該物品を支持するストッパーであって、
前記軸は、前記取付ベースに略軸状に突出して形成され、内部に前記取付ベースを開口されて貫通しかつ前記取付ベース側の端部を拡径された貫通穴を有する固定軸と、前記ストッパーレバーの一部に2重の略筒状に形成され、内部にねじ孔を有し、前記取付ベースの前記固定軸の貫通穴に嵌挿可能な内側の軸、及び前記取付ベースの前記固定軸の外周面上に外嵌可能な外側の軸の2重構造の軸とからなり、前記ストッパーレバーの前記内側の軸が前記取付ベースの前記固定軸の貫通穴に嵌挿され、前記外側の軸が前記固定軸の外周面上に外嵌されて、前記取付ベースの前記固定軸の貫通穴の前記取付ベース側の端部に圧縮コイルスプリングが挿入されて前記ストッパーレバーの前記内側の軸の周囲に巻装され、前記取付ベースの前記貫通穴に前記取付ベースの開口側からねじを通し、前記ストッパーレバーの前記内側の軸の前記ねじ孔に締め込まれて、前記取付ベースに前記ストッパーレバーは前記軸を回動中心として360°回動可能に取り付けられ、
前記軸の軸芯回りで前記取付ベースと前記ストッパーレバーとの間に、前記取付ベース上で前記ストッパーレバーを所定の角度単位に位置決めする位置決め係合部を備え、
前記ストッパーレバーに、前記ストッパーレバーの回動に連動して、前記ストッパーレバーが前記所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又は前記ストッパーレバーが前記所定の角度単位の位置に位置決めされていない状態を表示するインジケータを備え、
前記インジケータは、前記取付ベースの前記固定軸の先端縁部又は外周面に前記ストッパーレバーの所定の角度単位での位置決めに対応して前記所定の角度の間隔で分割して形成され、それぞれに、前記ストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を表示するための表示部材を付設された複数の表示部材付設部と、前記ストッパーレバーの2重構造の軸の、前記取付ベースの前記固定軸に設けられた任意の1箇所の表示部材付設部に対応する位置に、前記表示部材の平面積と略同じ大きさに又は少し小さく形成され、前記表示部材を外部に表示するための表示窓とからなる、
ことを要旨とする。
このストッパーはまた、各部が次のように具体化されることが好ましい。
(1)インジケータにより表示するストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされた状態は、前記ストッパーレバーが物品に対して係合された態様と、前記ストッパーレバーが物品から離間して収納された態様と、前記ストッパーレバーが物品に対して係合されていない態様があり、前記各態様で異なる表示とする。
(2)位置決め係合部は、ストッパーレバーの外側の軸の先端縁部と前記先端縁部に対応する取付ベースの固定軸の周囲との間に、前記ストッパーレバーを前記取付ベースに所定の角度単位で相互に係合して位置決め可能な凹凸形状部からなる
(3)ストッパーレバーは軸に対して直角の1方向又は2方向に延びる。
【発明の効果】
【0007】
本発明のストッパーによれば、ストッパーレバーを取付ベースに軸を介して当該軸を回動中心として360°回動可能に取り付け、軸の軸芯回りで取付ベースとストッパーレバーとの間に、取付ベース上でストッパーレバーを所定の角度単位に位置決めする位置決め係合部を設けたので、ユーザーはストッパーレバーを適切な回動位置まで回したことを手の操作感覚で得ることができ、また、ストッパーレバーに、このストッパーレバーの回動に連動してストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又はストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされていない状態を表示するインジケータを備えたので、ストッパーレバーが適切な回動位置(停止位置)にあること、又は適切な回動位置(停止位置)にないこと、を目視で瞬時に確認することができ、これらの機能により、ユーザーはストッパーレバーの回動位置を常に適切な位置に回動して、物品の移動規制や支持を確実に行うことができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。
そして、特にこのストッパーでは、ストッパーレバーを取付ベースに、取付ベースに略軸状に突出して形成された取付ベース側の固定軸とストッパーレバーの内部に形成されたストッパーレバー側の2重構造の軸とからなる軸により、圧縮コイルスプリング、及び取付ねじを介して取り付けるので、簡単な構造で、ストッパーレバーを軸を回動中心として360°回動可能に取り付けることができ、そして、この取付ベースとストッパーレバーとの取付構造を利用して、インジケータを、取付ベースの固定軸の先端縁部をストッパーレバーの所定の角度単位での位置決めに対応して所定の角度の間隔で分割して形成し、それぞれに、ストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を表示するための表示部材を付設した複数の表示部材付設部と、ストッパーレバーの2重構造の軸の、取付ベースの固定軸に形成された任意の1箇所の表示部材付設部に対応する位置に、表示部材の平面積と略同じ大きさに又は少し小さく形成し、表示部材を外部に表示するための表示窓とにより構成したので、簡単な構造で、ストッパーレバーが物品から離間して収納された態様で、ストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又はストッパーレバーが物品に対して係合された態様で、ストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又はストッパーレバーが物品に対して係合されていない態様で、ストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又はストッパーレバーが所定の角度単位の位置に位置決めされていない状態を表示することができる、という格別な効果を併せて有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施の形態におけるストッパーを示す斜視図
図2】同ストッパーの正面図
図3】同ストッパーの背面図
図4】同ストッパーの右側面図
図5】同ストッパーの左側面図
図6】同ストッパーの平面図
図7】同ストッパーの底面図
図8】同ストッパーの断面側面図
図9】同ストッパーの一部破断正面図
図10】同ストッパーを引き出しの縁部に引き出しに係合可能に設置して当該引き出しの移動を規制するストッパーとして使用する場合を示す図
図11】同ストッパーをギャレーの縁部に設置してサービスカートの移動を規制するストッパーとして使用する場合を示す図
図12】同ストッパーをシートバックの背面に設置してテーブルを支持するストッパーとして使用する場合を示す図
図13】同ストッパーを蓋付きのボックスに設置してテーブルとして利用する蓋を支持するストッパーとして使用する場合を示す図
図14】同ストッパーの使用状態(ストッパーレバーの収納状態)を示す正面図
図15】同ストッパーの使用状態(ストッパーレバーのロック状態)を示す正面図
図16】同ストッパーの使用状態(ストッパーレバーのアンロック状態)を示す正面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1乃至図9にストッパーの構成を示している。
【0010】
図1に示すように、ストッパーSは、引き出し式の物品の出し入れ口若しくは出し入れ面の縁部に当該物品に係合可能に設置されて当該物品の移動を規制するストッパーとして、又は回動式の物品の回動経路上に当該物品の回動端に係合可能に設置されて当該物品を支持するストッパーとして、多目的に使用するもので、取付ベース1と、取付ベース1に軸2を介して回動可能に連結され、軸2に対して略直角方向に延びるストッパーレバー3とを備えて構成される。
【0011】
取付ベース1は、図2乃至図7に示すように、亜鉛ダイカストなどの金属材料や合成樹脂材料などにより、略長方形の平板状に形成され、左右両側にそれぞれ取付ねじのためのねじ挿通穴10が穿設され、図8図9に示すように、一方の面の中央(左右両側の各ねじ挿通穴10の間)に後述する固定軸11が突設される。
ストッパーレバー3は、図2乃至図7に示すように、亜鉛ダイカストなどの金属材料や合成樹脂材料などにより、一端が略円筒状に形成されて、円形の正面部31と円筒状の周面部32とからなり、他端側がこの円筒状の一端から縦に細く長い箱形に形成されて、細長い矩形状の正面部33と一端の周面部32に連続する左右の側面部34と他端となる底面部35とからなり、この他端側の各側面部34は底面部35側が底面部35とともに延長されて側面視略L字形に形成され、他端から一端に向けて所定の範囲が略台形の凸状36になっている。なお、このストッパーレバー3の内部は中空で補強部が形成され、背面側は開口される。
【0012】
ストッパーレバー3は、図2乃至図7に示すように、取付ベース1に軸2を介してこの軸2を回動中心として360°回動可能に取り付けられる。この場合、軸2は、図8図9に示すように、取付ベース1に略軸状に突出して形成された取付ベース側の固定軸11と、ストッパーレバー3の内部に形成されたストッパーレバー側の2重構造の軸37とからなる。取付ベース側の固定軸11は、取付ベース1の中央(左右両側の各ねじ挿通穴10の間)に略軸状に、この場合、先端から基端に向けて漸次拡径されるテーパ状に突出形成され、内部は取付ベース1の中央を開口されて貫通されかつ取付ベース1側の端部が少し拡径された貫通穴12になっている。ストッパーレバー側の2重構造の軸37は、ストッパーレバー3の一部、この場合、一端が2重の略円筒状に形成され、内部にねじ孔380を有し、取付ベース1の固定軸11の貫通穴12に嵌挿可能な内側の軸38、及び取付ベース1の固定軸11の外周面上に外嵌可能な外側の軸39からなる。
そして、この取付ベース1とストッパーレバー3は、ストッパーレバー3の内側の軸38が取付ベース1の固定軸11の貫通穴12に嵌挿されるとともに、外側の軸39が固定軸11の外周面上に外嵌され、この状態から、まず取付ベース1の固定軸11の貫通穴12の取付ベース1側の端部に圧縮コイルスプリング40が挿入されてストッパーレバー3の内側の軸38の周囲に巻装され、続いて取付ねじ41が取付ベース1の貫通穴12に取付ベース1の開口側から通され、ストッパーレバー3の内側の軸38のねじ孔380に締め込まれて、取付ベース1にストッパーレバー3が取り付けられる。このようにしてストッパーレバー3は一端が取付ベース1に軸2を介して取り付けられ、軸2に対して直角の1方向に延ばされる。
【0013】
また、このストッパーSは、図1に示すように、軸2の軸芯回りで取付ベース1とストッパーレバー3との間に、取付ベース1上でストッパーレバー3を所定の角度単位に位置決めする位置決め係合部5を備える。位置決め係合部5は、図4乃至図6、及び図8に示すように、ストッパーレバー3の外側の軸39の先端縁部とこの先端縁部に対応する取付ベース1の固定軸11の周囲との間に、ストッパーレバー3を取付ベース1に所定の角度単位で相互に係合して位置決め可能な凹凸形状部により構成され、取付ベース1の固定軸11側の面で固定軸11の周囲に上部から90°間隔(単位)で4箇所に形成される係合凸部51と、ストッパーレバー3の一端の外側の軸39の先端縁に、取付ベース1の各係合凸部51に対応して、上部から90°間隔(単位)で4箇所に形成される係合凹部52とからなる。この場合、取付ベース1の各係合凸部51は略台形状に形成され、ストッパーレバー3の各係止凹部52は取付ベース1の各係合凸部51に係合可能に略台形状に形成される。
このようにして取付ベース1上でストッパーレバー3が90°単位に位置決めされる。例えば、ストッパーレバー3を取付ベース1の固定軸11の回りで回動し、ストッパーレバー3の底面部35を右又は左(真横)に向けると、取付ベース1の各係合凸部51とストッパーレバー3の各係止凹部52が係合して、この状態が保持され、これが手の操作感覚として得られる。この場合、この状態はストッパーレバー3の収納状態となる。そして、このストッパーレバー3の収納状態からストッパーレバー3(の底面部35)を下に向けて回動すると、取付ベース1の固定軸11の内部で圧縮コイルスプリング40を圧縮しつつ、ストッパーレバー3の各係止凹部52が取付ベース1の各係合凸部51から外れてストッパーレバー3の各係合凹部52間の縁部が取付ベース1の各係合凸部51に乗り上げて、ストッパーレバー3の2重構造の軸37が取付ベース1から各係合凸部51の高さだけ浮き上がりながら取付ベース1の固定軸11のテーパ状で少し径の小さい部分で円滑に回動し、ストッパーレバー3の底面部35が下(直下)に達すると、取付ベース1の固定軸11の内部で圧縮コイルスプリング40の弾性復帰とともに、取付ベース1の各係合凸部51とストッパーレバー3の各係止凹部52が係合されて、この状態が保持され、これが手の操作感覚として得られる。この場合、この状態はストッパーレバー3のロック状態となる。
また、ストッパーレバー3の収納状態からストッパーレバー3を上に向けて回動し、ストッパーレバー3の底面部35を上(直上)に向けて回動すると、取付ベース1の固定軸11の内部で圧縮コイルスプリング40を圧縮しつつ、ストッパーレバー3の各係止凹部52が取付ベース1の各係合凸部51から外れてストッパーレバー3の各係合凹部52間の縁部が取付ベース1の各係合凸部51に乗り上げて、ストッパーレバー3の2重構造の軸37が取付ベース1から各係合凸部51の高さだけ浮き上がりながら取付ベース1の固定軸11のテーパ状で少し径の小さい部分で円滑に回動し、ストッパーレバー3の底面部35が上(直上)に達すると、取付ベース1の固定軸11の内部で圧縮コイルスプリング40の弾性復帰とともに、取付ベース1の各係合凸部51とストッパーレバー3の各係止凹部52が係合されて、この状態が保持され、これが手の操作感覚として得られる。この場合、この状態はストッパーレバー3のアンロック状態となる。なお、この状態でもストッパーレバー3のロック状態として使用される場合がある。
【0014】
さらに、このストッパーSは、図1に示すように、ストッパーレバー3に、ストッパーレバー3の回動に連動して、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又はストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされていない状態を表示するインジケータ6を備える。インジケータ6は、図2及び図8に示すように、取付ベース1の固定軸11の先端縁部に形成され、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を表示するための表示部材61が付される表示部材付設部62と、ストッパーレバー3の2重構造の軸37の基端面となるストッパーレバー3の一端の表面に形成され、表示部材61を外部に表示するための表示窓63とからなる。この場合、表示部材付設部62は、取付ベース1の固定軸11の先端縁部を、ストッパーレバー3の所定の角度単位での位置決めに対応して、所定の角度の間隔で分割して形成され、それぞれの表面にストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を表示するための表示部材61が付設される。この表示部材付設部62の場合、図9に示すように、固定軸11の先端縁部が軸心から上下左右に90°の間隔で溝621を介して分割され、その上下左右の各表示部材付設部62に表示部材61が付される。表示部材61には色が用いられ、各表示部材付設部62に塗装又はテープなどの貼付により色が付けられる。また、この場合、インジケータ6により表示するストッパーレバー1が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態は、ストッパーレバー3が物品に対して係合される態様と、ストッパーレバー3が物品から離間して収納される態様と、物品に対して係合される態様があるので、各態様で異なる表示とし、異なる色が用いられる。ここでは、上部の表示部材付設部62はストッパーレバー3が物品に対して係合される態様で、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を示す「赤」が付され、左右の表示部材付設部62はそれぞれ、ストッパーレバー3が物品から離間して収納される態様で、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を示す「青」が付され、下部の表示部材付設部62は、ストッパーレバー3が物品に対して係合されていない態様で、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を示す「黒」が付される。表示窓63は、ストッパーレバー3の2重構造の軸37の基端面となるストッパーレバー3の一端の表面において、内側の軸38と外側の軸39の間で、ストッパーレバー3の所定の角度単位での位置決めされた状態の、1箇所の表示部材付設部62に対応する位置、ここでは、上部の表示部材付設部62に対応する軸芯から上部90°の範囲内に、表示部材61の平面積と略同じ大きさに又は少し小さく形成される。
【0015】
図10乃至図13にこのストッパーSの使用例を示し、図14乃至図16にその使用状態を示している。
図10図11は、このストッパーSを、引き出し式の物品(例えば、保管ラック内の引き出しD、航空機内のギャレーGに収納されたサービスカートCなど)の出し入れ口若しくは出し入れ面の縁部に当該物品に係合可能に設置して、当該物品の移動を規制する状態を示している。
この場合、ストッパーSは、取付ベース1が物品の出し入れ口の縁部に取付ねじにより固定されて取り付けられる。そして、図14に示すように、ストッパーレバー3を取付ベース1の固定軸11の回りで回動し、ストッパーレバー3の底面部35を右又は左(真横)に向けると、(図8参照)取付ベース1の各係合凸部51とストッパーレバー3の各係止凹部52が係合して、この状態が保持され、これが手の操作感覚として得られる。この場合、この状態はストッパーレバー3の収納状態となる。このとき、インジケータ6の表示窓63には、図14に示すように、「青」のみが表示されて、ストッパーレバー3は、物品から離間して収納された態様で、90°単位の位置に位置決めされた状態であることが示される。
また、このストッパーレバー3の収納状態からストッパーレバー3を下に向けて回動すると、(図8参照)取付ベース1の固定軸11の内部で圧縮コイルスプリング40が圧縮されつつ、ストッパーレバー3の各係止凹部52が取付ベース1の各係合凸部51から外れてストッパーレバー3の各係合凹部52間の縁部が取付ベース1の各係合凸部51に乗り上げて、ストッパーレバー3の2重構造の軸37が取付ベース1から各係合凸部51の高さだけ浮き上がりながら取付ベース1の固定軸11のテーパ状で少し径の小さい部分で円滑に回動する。この間、インジケータ6の表示窓63には「青」と「赤」の両方が表示され、ストッパーレバー3は、物品から離間して収納された態様でもなく、また物品に係合された態様でもなく、90°単位の位置に位置決めされていない状態であることが示される。そして、図15に示すように、ストッパーレバー3の底面部35が下(直下)に達すると、(図8参照)取付ベース1の固定軸11の内部で圧縮コイルスプリング40の弾性復帰とともに、取付ベース1の各係合凸部51とストッパーレバー3の各係止凹部52が係合されて、この状態が保持され、これが手の操作感覚として得られる。この場合、この状態はストッパーレバー3のロック状態となる。このとき、インジケータ6の表示窓63には、図15に示すように、「赤」のみが表示されて、ストッパーレバー3は、物品に対して係合された態様で、90°単位の位置に位置決めされた状態であることが示される。
なお、ストッパーレバー3の収納状態からストッパーレバー3を上に向けて回動し、図16に示すように、ストッパーレバー3の底面部35が上(直上)に達すると、同様に、取付ベース1の各係合凸部51とストッパーレバー3の各係止凹部52が係合して、この状態が保持され、これが手の操作感覚として得られる。この場合、この状態はストッパーレバー3のアンロック状態となる。このとき、インジケータ6の表示窓63には、図16に示すように、「黒」のみが表示されて、ストッパーレバー3は、物品から離れて係合されていない態様で、90°単位の位置に位置決めされた状態であることが示される。
このようにしてストッパーSを簡単に正しく使用して、このストッパーSにより物品の移動を確実に規制することができる。
【0016】
図12図13は、このストッパーSを、回動式の物品(例えば、乗り物用シートのシートバックR背面のテーブルT1や蓋付きのボックスBのテーブルとして利用する蓋T2など)の回動経路上に当該物品の回動端に係合可能に設置して当該物品を支持する状態を示している。
この場合、ストッパーSは、取付ベース1が物品の回動経路上の適宜の位置に取付ねじにより固定されて取り付けられる。そして、図14に示すように、ストッパーレバー3を回動し、ストッパーレバー3の底面部35を右又は左(真横)に向けると、(図8参照)取付ベース1の各係合凸部51とストッパーレバー3の各係止凹部52が係合して、この状態が保持され、これが手の操作感覚として得られる。このとき、インジケータ6の表示窓63には、図14に示すように、「青」のみが表示されて、ストッパーレバー3は、物品から離間して収納された態様で、90°単位の位置に位置決めされた状態であることが示される。続いて、この収納状態からストッパーレバー3を下に向けて回動していくと、インジケータ6の表示窓63には「青」と「赤」の両方が表示され、ストッパーレバー3は、物品から離間して収納された態様でもなく、また物品に係合された態様でもなく、90°単位の位置に位置決めされていない状態であることが示される。そして、図15に示すように、ストッパーレバー3の底面部35を直下に向けると、取付ベース1の各係合凸部51とストッパーレバー3の各係止凹部52が係合されて、この状態が保持され、これが手の操作感覚として得られる。このとき、インジケータ6の表示窓63には、図15に示すように、「赤」のみが表示されて、ストッパーレバー3は、物品に対して係合された態様で、90°単位の位置に位置決めされた状態であることが示される。
なお、収納状態のストッパーレバー3を上に向けて回動し、図16に示すように、ストッパーレバー3の底面部35を直上に向けると、同様に、取付ベース1の各係合凸部51とストッパーレバー3の各係止凹部52が係合されて、この状態が保持され、これが手の操作感覚として得られる。このとき、インジケータ6の表示窓63には、図16に示すように、「黒」のみが表示されて、ストッパーレバー3は、収納状態でもなく、またロック状態でもなく、90°単位の位置に位置決めされた状態であることが示される。
このようにしてストッパー3を簡単に正しく使用して、このストッパーSにより物品を確実に支持することができる。
【0017】
以上説明したように、このストッパーSでは、ストッパーレバー3を取付ベース1に軸2を介してこの軸2を回動中心として360°回動可能に取り付け、軸2の軸芯回りで取付ベース1とストッパーレバー3との間に、取付ベース1上でストッパーレバー3を所定の角度単位に位置決めする位置決め係合部5を設けたので、ユーザーは、ストッパーレバー3を適切な回動位置まで回したことを手の操作感覚で得ることができ、また、ストッパーレバー3に、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又はストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされていない状態を表示するインジケータ6を備えたので、ストッパーレバー3が適切な回動位置にあること、又は適切な回動位置にないこと、を目視で瞬時に確認することができる。したがって、このストッパーSによれば、ユーザーはストッパーレバー3の回動位置を常に適切な位置に回動して、物品の移動規制や支持を確実に行うことができる。
【0018】
このストッパーSはさらに次のような利点を有する。
(1)ストッパーレバー3を取付ベース1に、取付ベース1に略軸状に突出して形成された取付ベース側の固定軸11とストッパーレバー3の内部に形成されたストッパーレバー側の2重構造の軸37とからなる軸2により、圧縮コイルスプリング40、及び取付ねじを介して取り付けるので、簡単な構造で、ストッパーレバー3を軸2を回動中心として360°回動可能に取り付けることができる。
(2)上記の取付ベース1とストッパーレバー3との取付構造を利用して、位置決め係合部5を、ストッパーレバー3の外側の軸39の先端縁部とこの先端縁部に対応する取付ベース1の固定軸11の周囲との間に、ストッパーレバー3を取付ベース1に所定の角度単位で相互に係合して位置決め可能な凹凸形状部(係合凸部51、係合凹部52)により形成するので、簡単な構造で、取付ベース1上でストッパーレバー3を所定の角度(この場合、90°)単位に位置決めすることができる。
(3)上記の取付ベース1とストッパーレバー3との取付構造を利用して、インジケータ6を、取付ベース1の固定軸11の先端縁部をストッパーレバー3の所定の角度単位での位置決めに対応して所定の角度(この場合、90°)の間隔で分割して形成し、それぞれに、ストッパーレバー3が所定の角度(この場合、90°)単位の位置に位置決めされた状態を表示するための表示部材61を付設した複数の表示部材付設部62と、ストッパーレバー3の2重構造の軸37の、取付ベース1の固定軸11に形成された任意の1箇所の表示部材付設部62に対応する位置に、表示部材61の平面積と略同じ大きさに又は少し小さく形成し、表示部材61を外部に表示するための表示窓63とにより構成し、そして、インジケータ6により表示するストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を、ストッパーレバー3が物品に対して係合される態様と、ストッパーレバー3が物品から離間して収納される態様と、ストッパーレバー3が物品に対して係合されていない態様とで異なる色の表示としたので、簡単な構造で、ストッパーレバー3が物品から離間して収納された態様で、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又はストッパーレバー3が物品に対して係合された態様で、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又はストッパーレバー3が物品に対して係合されていない態様で、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態、又はストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされていない状態を表示することができる。また、この場合、各表示部材付設部62間に溝621を設けたことで、塗装が容易になり、色を付けやすくすることができる。
【0019】
なお、この実施の形態では、位置決め係合部5を、ストッパーレバー3の外側の軸39の先端縁部とこの先端縁部に対応する取付ベース1の固定軸11の周囲との間に、ストッパーレバー3を取付ベース1に所定の角度単位で相互に係合して位置決め可能な凹凸形状部として設けたが、ストッパーレバー又は取付ベースの一方にディテント溝、他方にディテントボールを設けて、ディテント機構により構成してもよい。また、この位置決め係合部5は、ストッパーレバーの外側の軸の内周面と取付ベースの固定軸の外周面に設けてもよい。このようにしても上記と同様の作用効果を得ることができる。また、この場合、位置決め係合部5を90°間隔で形成し、表示部材付設部62を90°間隔で形成したが、この位置決め係合部を例えば45°間隔、30°間隔といった小さな間隔で形成し、これに併せて表示部材付設部を例えば45°間隔、30°間隔といった小さな間隔で形成してもよく、このようにすることで、ストッパーレバーの停止位置を種々に設定、変更することができ、このストッパーのユーザー毎の独自の使い方によるユーザー毎のニーズに即対応することができる。
また、この実施の形態では、インジケータ6を、取付ベース1の固定軸11の先端縁部にストッパーレバー3の所定の角度単位での位置決めに対応して所定の角度の間隔で分割して形成し、それぞれに、ストッパーレバー3が所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を表示するための表示部材61を付設した複数の表示部材付設部62と、ストッパーレバー3の2重構造の軸37の、取付ベース1の固定軸11に設けられた任意の1箇所の表示部材付設部62に対応する位置に、表示部材61の平面積と略同じ大きさに又は少し小さく形成し、表示部材61を外部に表示するための表示窓63とにより構成したが、このインジケータは、取付ベースの固定軸の外周面にストッパーレバーの所定の角度単位での位置決めに対応して所定の角度の間隔で分割して形成し、それぞれに、ストッパーレバーの所定の角度単位の位置に位置決めされた状態を表示するための表示部材を付設した複数の表示部材付設部と、ストッパーレバーの2重構造の軸の外周面で、取付ベースの固定軸に設けられた任意の1箇所の表示部材付設部に対応する位置に、表示部材の平面積と略同じ大きさに又は少し小さく形成し、表示部材を外部に表示するための表示窓とにより構成してもよい。このようにしても上記と同様の作用効果を得ることができる。また、このインジケータ6の場合、表示窓63を1箇所としたが、インジケータの表示部材の表示方法は種々に変更可能であり、例えば表示窓を2箇所以上に、それぞれ、所定の間隔を介して又は相互に近接させて設けてもよい。また、表示窓63に色を表示したが、絵、文字(数字を含む)などを表示するようにしてもよい。このようにすることで、このストッパーのユーザーのよる用途の拡大を図ることができる。
さらに、この実施の形態では、取付ベース1を矩形状としたが、例えば円形とするなど、種々に変更可能である。また、ストッパーレバー3は軸2に対して直角の1方向に延びるものとしたが、物品の移動規制の態様又は支持の態様に応じて、例えば軸に対して上下に又は略V字形に形成して、2方向に延びるものとしてもよい。このようにしても上記と同様の作用効果を得ることができる。
【符号の説明】
【0020】
S ストッパー
1 取付ベース
10 ねじ挿通穴
11 固定軸
12 貫通穴
2 軸
3 ストッパーレバー
31 正面部
32 周面部
33 正面部
34 側面部
35 底面部
36 凸状
37 2重構造の軸
38 内側の軸
380 ねじ孔
39 外側の軸
40 圧縮コイルスプリング
41 取付ねじ
5 位置決め係合部
51 係合凸部
52 係合凹部
6 インジケータ
61 表示部材
62 表示部材付設部
621 溝
63 表示窓
D 引き出し
G ギャレー
C カート
R シートバック
T1 テーブル
B ボックス
T2 蓋
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
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図16