(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6383804
(24)【登録日】2018年8月10日
(45)【発行日】2018年8月29日
(54)【発明の名称】情報プッシュ方法、オンライン決済方法及びPOSターミナル
(51)【国際特許分類】
G06Q 20/08 20120101AFI20180820BHJP
G06Q 30/02 20120101ALI20180820BHJP
【FI】
G06Q20/08
G06Q30/02 380
【請求項の数】8
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2016-562753(P2016-562753)
(86)(22)【出願日】2015年1月9日
(65)【公表番号】特表2017-515223(P2017-515223A)
(43)【公表日】2017年6月8日
(86)【国際出願番号】CN2015070396
(87)【国際公開番号】WO2015158167
(87)【国際公開日】20151022
【審査請求日】2016年10月14日
(31)【優先権主張番号】201410158544.0
(32)【優先日】2014年4月17日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516274450
【氏名又は名称】フージェン ランディー コマーシャル イクイップメント カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】FUJIAN LANDI COMMERCIAL EQUIPMENT CO.,LTD
(74)【代理人】
【識別番号】110001841
【氏名又は名称】特許業務法人梶・須原特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ヂャン チーチォン
(72)【発明者】
【氏名】ウー イェン
【審査官】
青柳 光代
(56)【参考文献】
【文献】
特開2007−184702(JP,A)
【文献】
国際公開第2013/163326(WO,A1)
【文献】
特表2015−515080(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
G16H 10/00 − 80/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
POSターミナルが、前記POSターミナルのブルートゥース(登録商標)モジュールをプリセットするステップと、
前記POSターミナルが、前記POSターミナルのカプセル化インターフェースをプリセットし、ブロードキャストスレッドを実行するステップと、
前記POSターミナルが、前記カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入するステップと、
前記POSターミナルが、前記ブルートゥースモジュールのブロードキャスト機能をオンにするステップと、
前記POSターミナルが、前記ブルートゥースモジュールを通じて前記ブロードキャスト情報をブロードキャストするステップと、
を備えたことを特徴とする情報プッシュ方法。
【請求項2】
前記カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入するステップは、
プッシュ待ちの情報をデフォルトの長さによって分割するステップと、
分割後の各部分情報をデータ長とデータタイプとを含む各々異なるデータ構造のデータペイロード内に記入すると共に、分割後の各前記部分情報をプッシュ待ち情報における順番通りデータペイロードの最上位バイトに記入するステップと、
前記カプセル化インターフェースを通じて各前記データ構造をブロードキャスト情報内に記入するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報プッシュ方法。
【請求項3】
前記POSターミナルは、前記ブルートゥースモジュールを通じて異なる情報を記入したブロードキャスト情報を循環してブロードキャストすることを特徴とする請求項1に記載の情報プッシュ方法。
【請求項4】
前記プッシュ待ちの情報は、広告情報又はネットワークアドレスのリンクであることを特徴とする請求項1に記載の情報プッシュ方法。
【請求項5】
前記POSターミナル及びモバイルターミナルがそれぞれのスキャンインターフェース及びカプセル化インターフェースをプリセットし、前記POSターミナル及び前記モバイルターミナルがそれぞれブロードキャストスレッド及びスキャンスレッドを実行するステップと、
前記POSターミナルが請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報プッシュ方法で商品情報をプッシュするステップと、
前記モバイルターミナルが、前記モバイルターミナルのブルートゥースモジュールのスキャン機能をオンにするステップと、
前記モバイルターミナルが、前記スキャンインターフェースを通じて現在地のブロードキャスト情報を取得し、前記ブロードキャスト情報内からプッシュする商品情報を取得するステップと、
前記モバイルターミナルが、前記商品情報を表示し、入力された商品購買情報を取得して注文情報を生成するステップと、
前記モバイルターミナルが、前記カプセル化インターフェースを通じて前記注文情報を前記ブロードキャスト情報内に記入し、前記ブルートゥースモジュールを通じて前記ブロードキャスト情報をブロードキャストするステップと、
前記POSターミナルが、前記スキャンインターフェースを通じて現在地のブロードキャスト情報を取得し、前記ブロードキャスト情報内から前記注文情報を取得するステップと、
前記POSターミナルが、前記注文情報をチェックし、当該チェックを通過した後決済を行うステップと、
を備えたことを特徴とするオンライン決済方法。
【請求項6】
ブルートゥースモジュールとインターフェースモジュールと情報記入モジュールとブロードキャストモジュールとを含むPOSターミナルであって、
前記インターフェースモジュールは、カプセル化インターフェースをプリセットし、前記POSターミナルのブロードキャストスレッドを実行するために用いられ、
前記情報記入モジュールは、前記カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入し、
前記ブロードキャストモジュールは、前記ブルートゥースモジュールのブロードキャスト機能をオンにし、前記ブルートゥースモジュールを通じて前記ブロードキャスト情報をブロードキャストするために用いられることを特徴とするPOSターミナル。
【請求項7】
前記情報記入モジュールは、分割ユニットとローディングユニットと記入ユニットとを含み、
前記分割ユニットは、プッシュ待ちの情報をデフォルトの長さによって分割するために用いられ、
前記ローディングユニットは、分割後の各部分情報をデータ長とデータタイプとを含む各々異なるデータ構造のデータペイロード内に記入すると共に、分割後の各前記部分情報をプッシュ待ち情報における順番通りデータペイロードの最上位バイトに記入するために用いられ、
前記記入ユニットは、前記カプセル化インターフェースを通じて各データ構造を前記ブロードキャスト情報内に各々記入するために用いられることを特徴とする請求項6に記載のPOSターミナル。
【請求項8】
前記ブロードキャストモジュールは、循環ユニットを含み、
前記循環ユニットは、前記ブルートゥースモジュールを通じて異なる情報を記入したブロードキャスト情報を循環してブロードキャストすることを特徴とする請求項6に記載のPOSターミナル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報伝送分野に関し、特に、情報プッシュ方法、オンライン決済方法及びPOSターミナルに関する。
【背景技術】
【0002】
電子情報技術及びスマートフォンの絶え間ない発展及び利用に伴い、人々が情報を入手するルートは益々広くなり、如何にして自分が送信したい情報を特定のグループにプッシュするかは、多く業者の直面している問題となっている。従来技術において、価値のある情報プッシュは、従来のテレビ広告又はネットワーク広告及び若干の看板(例えば高速道路やバス停のそばにあるもの)に依存し、これら情報プッシュの方式は次の問題点が存在している。
1、プッシュコストが高すぎて、情報プッシュ側は高い広告費を支払わなければならない。
2、情報プッシュするグループの幅が広すぎて、情報をターゲットグループにプッシュすることが困難である。
【0003】
従来の銀行POS(point of sale)は、多機能ターミナルで、クレジットカードの特約商店及び受付拠点に設置されてコンピュータとネットワークとしてリンクし、消費、オーソリ予約、残高確認及び振替等の機能を持っている。ただし、結局既存の銀行POSの機能は電子資金の自動振替を実現するためのものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記技術的課題を解決するため、ネットワークのサポートを受ける必要がなく、操作に便利かつ迅速な、情報プッシュ方法、オンライン決済方法及びPOSターミナルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る情報プッシュ方法は、次のステップを備えている。
POSターミナルが、POSターミナル上
のブルートゥース(登録商標)モジュールを
プリセットする。
前記POSターミナルが、前記POSターミナルのカプセル化インターフェースを
プリセットし、
ブロードキャストスレッドを
実行する。
前記POSターミナルが、前記カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入する。
前記POSターミナルが、前記
ブルートゥースモジュールのブロードキャスト機能をオンにする。
前記POSターミナルが、前記
ブルートゥースモジュールを通じて前記ブロードキャスト情報をブロードキャストする。
【0006】
本発明に係るオンライン決済方法は、次のステップを備えている。
POSターミナル及びモバイルターミナル
がそれぞれのスキャンインターフェース及びカプセル化インターフェースを
プリセットし、前記POSターミナル及び前記モバイルターミナルが
それぞれブロードキャストスレッド及びスキャンスレッドを
実行する。
前記POSターミナルが上記情報プッシュ方法で商品情報をプッシュする。
前記モバイルターミナルが、前記モバイルターミナルの
ブルートゥースモジュールのスキャン機能をオンにする。
前記モバイルターミナルが、前記スキャンインターフェースを通じて現在地のブロードキャスト情報を取得し、前記ブロードキャスト情報内からプッシュする商品情報を取得する。
前記モバイルターミナルが、前記商品情報を表示し、入力された商品購買情報を取得して注文情報を生成する。
前記モバイルターミナルが、前記カプセル化インターフェースを通じて前記注文情報を前記ブロードキャスト情報内に記入し、前記
ブルートゥースモジュールを通じて前記ブロードキャスト情報をブロードキャストする。
前記POSターミナルが、前記スキャンインターフェースを通じて現在地のブロードキャスト情報を取得し、前記ブロードキャスト情報内から前記注文情報を取得する。
前記POSターミナルが、前記注文情報を
チェックし、
当該チェック
を通過した後決済を行う。
【0007】
本発明に係るPOSターミナルは、
ブルートゥースモジュールとインターフェースモジュールと情報記入モジュールとブロードキャストモジュールとを含む。
前記インターフェースモジュールは、カプセル化インターフェースを
プリセットし、前記POSターミナルのブロードキャストスレッドを
実行するために用いられる。
前記情報記入モジュールは、前記カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入する。
前記ブロードキャストモジュールは、前記
ブルートゥースモジュールのブロードキャスト機能をオンにし、前記
ブルートゥースモジュールを通じて前記ブロードキャスト情報をブロードキャストするために用いられる。
【発明の効果】
【0008】
従来技術では、情報プッシュがネットワークの助けを借りる必要又はスキャン・ペアリングを操作する必要があるのに対し、本発明では、カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入し、
ブルートゥースモジュールを通じてブロードキャスト情報をブロードキャストする。そのため、本発明では、受信側がブルートゥースを通じてブロードキャスト情報をスキャンするだけで、ブロードキャスト情報内からプッシュする情報を取得できる。本発明の情報プッシュ方法は、
ブルートゥースモジュールを通じてブロードキャストを行い、その他のネットワーク資源の助けを借りる必要がなく、且つスキャン・ペアリングの操作の必要もなく、情報プッシュの操作が簡単、便利かつ迅速である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の一実施形態に係る情報プッシュ方法のフローチャートである。
【
図2】
本発明の一実施形態に係るオンライン決済方法の決済フローチャートである。
【
図3】
本発明の一実施形態に係るPOSターミナルの機能ブロック図である。
【
図4】本発明の実施例に係る携帯電話とPOSターミナルオンライン決済の決済フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、プッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入し、bleを通じてブロードキャスト情報をブロードキャストし、情報プッシュがその他のネットワークの助けを借りる必要がなく、且つスキャン・ペアリングの操作の必要もない。
【0011】
<用語の説明>
ble:低消費電力のブルートゥースモジュール(Bluetooth Low Energy,略語ble)
【0012】
以下、本発明の技術内容、構造特徴、達成する目的及び効果を詳細に説明するため、実施形態を組み合わせたと共に添付図面を基に詳細に説明する。
<実施形態1>
図1を参照すると、本実施形態に係る情報プッシュ方法は、POSターミナルを通じて情報をプッシュするものであり、具体的には、次のステップを含む。
【0013】
S1:POSターミナル上にbleを
プリセットする。つまり、POSターミナル上にbleを設定し、bleをブルートゥース4.0とする。
【0014】
S2:POSターミナル上にカプセル化インターフェースを
プリセットし、POSターミナルのブロードキャストスレッドを
実行する。カプセル化インターフェースは、プッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入し、ブロードキャストスレッドがデータブロードキャストを行うトータルコントロールプロセスで、ブロードキャストスレッドのみを
実行することで、bleのブロードキャスト機能のオン及びブロードキャスト情報のブロードキャスト等の操作を行うことができる。
【0015】
S3:カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入する。
【0016】
S4:bleのブロードキャスト機能をオンにする。
【0017】
S5:bleを通じてブロードキャスト情報をブロードキャストする。
【0018】
本実施形態において、ブロードキャスト情報は、ブロードキャストデータペイロードで、既存のibeacon技術においてブロードキャスト情報がuuid情報のみで、身分識別子で、ibeaconスキャン側がibeaconのブロードキャスト側を識別するために用いられ、その他のデータ情報が存在しない。本実施形態では、ブロードキャスト情報内にプッシュ待ちの情報(当該情報は、文字、数字、英字を含んでよい。)を挿入し、プッシュ待ちの情報を広告情報又はネットワークアドレスのリンクとすることができる。したがって、ブロードキャスト情報は若干16進数のデータであり、上記の文字、数字等の情報を16進数データに変換してブロードキャストデータペイロード内に記入して送信できる。
【0019】
本実施形態において、POSターミナルは、絶え間なく外部へ情報を循環してブロードキャストし、ブルートゥース4.0付きのモバイルターミナルがPOSターミナルのブロードキャストでカバレッジする範囲に入った時、ブルートゥースのスキャン機能をオンにすると、ブロードキャスト情報内に記入するプッシュ情報を取得できる。
【0020】
本実施形態では、カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入し、bleを通じて当該ブロードキャスト情報をブロードキャストするため、受信側がブルートゥースを通じてブロードキャスト情報をスキャンするだけで、ブロードキャスト情報内からプッシュする情報を取得できる。本発明の情報プッシュ方法は、bleを通じてブロードキャストを行い、その他のネットワーク資源の助けを借りる必要がなく、且つスキャン・ペアリングの操作の必要もなく、情報プッシュの操作が簡単、便利かつ迅速である。
【0021】
データ長が大きい複数の情報のプッシュの便宜を図るため、本実施形態において、長さの閾値を
プリセットし、当該閾値の情報を分割して送信してよい。当該方法は、具体的には、次のステップを含む。
【0022】
S31:プッシュ待ちの情報をデフォルトの長さによって分割する。
【0023】
S32:分割後の各部分情報をデータ長とデータタイプとを含む各々異なるデータ構造のデータペイロード内に記入すると共に、分割後の各部分情報をプッシュ待ち情報における順番通りデータペイロードの最上位バイトに記入する。
【0024】
S33:カプセル化インターフェースを通じて各データ構造をブロードキャスト情報内に記入する。
【0025】
これにより、情報受信側は、各部分情報のプッシュ待ち情報における順番によって完全な情報を結合できる。若干のデータサイズが比較的小さい情報、例えば文字情報等について、情報を分割せずに直接同一のブロードキャスト情報内に記入してもよい。
【0026】
本実施形態では、プッシュ待ちの情報をより効果的にブロードキャストするため、POSターミナルが、bleを通じて異なる情報を記入したブロードキャスト情報を循環してブロードキャストする。
【0027】
図3を参照すると、本実施形態に係るPOSターミナルは、ble10とインターフェースモジュール20と情報記入モジュール30とブロードキャストモジュール40とを含む。
【0028】
インターフェースモジュール20は、カプセル化インターフェースを
プリセットし、POSターミナルのブロードキャストスレッドを
実行するために用いられる
【0029】
情報記入モジュール30は、カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入する。
【0030】
ブロードキャストモジュール40は、ble10のブロードキャスト機能をオンにし、ble10を通じてブロードキャスト情報をブロードキャストするために用いられる。
【0031】
情報記入モジュール30は、分割ユニットとローディングユニットと記入ユニットとを含む。
【0032】
分割ユニットは、プッシュ待ちの情報をデフォルトの長さによって分割するために用いられる。
【0033】
ローディングユニットは、分割後の各部分情報をデータ長とデータタイプとを含む各々異なるデータ構造のデータペイロード内に記入すると共に、分割後の各部分情報をプッシュ待ち情報における順番通りデータペイロードの最上位バイトに記入するために用いられる。
【0034】
記入ユニットは、カプセル化インターフェースを通じて各データ構造をブロードキャスト情報内に各々記入するために用いられる。
【0035】
ブロードキャストモジュール40は、循環ユニットを含む。
【0036】
循環ユニットは、ble10を通じて異なる情報を記入したブロードキャスト情報を循環してブロードキャストする。
【0037】
実際の商業活動において、POSターミナルは常にショッピングモール及び商店内に取り付けられているが、一般的な応用場面において、POSターミナルは消費、オーソリ予約、残高確認及び振替等の機能のサポートのみに使用され、POSターミナルを取り付ける大部分のショッピングモール及び商店は、付近の来客に自分商店内の商品を接触させることを望み、つまり売上高を上げるため、自分の商品を宣伝、広告する。よって、POSターミナルを通じて情報をプッシュするのは、一方ではPOSターミナルの資源応用(ソフト・ハードウェア資源)を開発でき、もう一方ではPOSを単なる顧客のクレジットカードによる消費の1つのツールとするのではなく、顧客の消費を刺激するソース(ブルートゥースブロードキャストの範囲が有限であるため、POSターミナルのbleを通じて情報をプッシュする場合、情報を付近の来客、つまり最も購入可能性のある顧客群にプッシュできるため、データを最も理想的なターゲットにプッシュできる)とすることもできる。言い換えると、旧習から脱皮し、消費ツールである銀行POSを、商店広告情報をプッシュして商店と消費者とを引き寄せる重要なツールとすることができる。このことは、ネットワークが徐々に発達して価値のある情報の迅速な送達を追い求める現在にとって、重要な意味があり、商店のためにより高い価値を創り出す。
【0038】
<実施形態2>
図2を参照すると、本実施形態に係るオンライン決済方法は、次のステップを含む。
【0039】
S10:POSターミナル及びモバイルターミナルに各々スキャンインターフェース及びカプセル化インターフェースを
プリセットし、POSターミナル及びモバイルターミナルがブロードキャストスレッド及びスキャンスレッドを
実行する。スキャンインターフェースはプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入するために用いられ、カプセル化インターフェースがブロードキャスト情報内から記入したプッシュ情報を取得するために用いられ、ブロードキャストスレッドがデータブロードキャストを行うトータルコントロールプロセスで、ブロードキャストスレッドのみを
実行することで、bleのブロードキャスト機能のオン及びブロードキャスト情報のブロードキャスト等の操作を行うことができ、スキャンスレッドがデータスキャンを行うトータルコントロールプロセスで、スキャンスレッドを
実行する状態のみにおいて、データスキャンの各種操作を行うことができる。
【0040】
S20:POSターミナルが、実施形態1に記載の情報プッシュ方法で商品情報をプッシュする。
【0041】
S30:モバイルターミナルのbleのスキャン機能をオンにする。モバイルターミナル及びPOSターミナルはいずれもブロードキャストスレッド及びスキャンスレッドを
実行するため、同時にデータのブロードキャスト及びデータのスキャンを行うことができる。
【0042】
S40:モバイルターミナルが、スキャンインターフェースを通じて現在地のブロードキャスト情報を取得し、ブロードキャスト情報内からプッシュする商品情報を取得する。
【0043】
S50:モバイルターミナルが、商品情報を表示し、入力された商品購買情報を取得して注文情報を生成する。当該注文情報は、商品の総額及び決済アカウント情報(決済アカウント情報は、アカウントID及びアカウント名等を含む)を含む。
【0044】
S60:モバイルターミナルが、カプセル化インターフェースを通じて注文情報をブロードキャスト情報内に記入し、bleを通じてブロードキャスト情報をブロードキャストする。
【0045】
S70:POSターミナルが、スキャンインターフェースを通じて現在地のブロードキャスト情報を取得し、ブロードキャスト情報内から注文情報を取得する。
【0046】
S80:POSターミナルが、注文情報を
チェックし、チェック
を通過した後決済を行う。
【0047】
本実施形態において、ブロードキャスト情報は、ブロードキャストデータペイロードである。POSを単なる顧客のクレジットカードによる消費の1つのツールとするのではなく、顧客の消費を刺激するソースとすることもできる。言い換えると、旧習から脱皮し、消費ツールである銀行POSを、商店広告情報をプッシュして商店と消費者とを引き寄せる重要なツールとすることができる。このことは、ネットワークが徐々に発達して価値のある情報の迅速な送達を追い求める現在にとって、重要な意味があり、商店のためにより高い価値を創り出す。
【0048】
本実施形態は、一方では情報プッシュとオンライン決済とを完璧に結び付けることで、POSターミナルを通じて情報を最も理想的なターゲットにプッシュでき、もう一方ではPOSターミナルの電子決済機能とモバイルターミナルのオンライン決済機能とを完璧に結び付けることで、商店の広告コストを削減し、広告効果を向上させ、モバイルターミナルユーザーのオンライン決済を簡素化し、より一層迅速かつ便利にすることができる。
【0049】
上記を総括すると、本発明では、カプセル化インターフェースを通じてプッシュ待ちの情報をブロードキャスト情報内に記入し、bleを通じて当該ブロードキャスト情報をブロードキャストするため、受信側がブルートゥースを通じてブロードキャスト情報をスキャンするだけで、ブロードキャスト情報内からプッシュする情報を取得できる。本発明の情報プッシュ方法は、bleを通じてブロードキャストを行い、その他のネットワーク資源の助けを借りる必要がなく、且つスキャン・ペアリングの操作の必要もなく、情報プッシュの操作が簡単、便利かつ迅速である。
【実施例】
【0050】
以下、携帯電話とPOSターミナルとによるオンライン決済を例として説明する。
【0051】
ステップ1)携帯電話側が、bleのスキャンブロードキャスト機能(既存のスマートフォンは一般的にbleを設定している)をオンにする。
【0052】
ステップ2)携帯電話側が、POSターミナルのブロードキャスト区域に入り、POSターミナルブロードキャストのプッシュ情報を受信する。
【0053】
ステップ3)携帯電話側が、ブロードキャスト情報を解析し、ブロードキャスト情報のデータパケットフォーマットによってブロードキャスト情報のペイロードを解析してPOSターミナルブロードキャストのプッシュ情報を取得する。
【0054】
ステップ4)POSターミナルブロードキャストのプッシュ情報を、ネットワークアドレスリンクとしてもよく、具体的な広告情報としてもよい。携帯電話のappがこれら広告情報を解析して1つの商店商品メニューとし、ユーザーは、商品メニューをクリックした後商店のメニューインターフェースに入ることができ、商店がプッシュする商品サービスに興味がある場合、チェックを入れて確認した後注文情報を生成できる。
【0055】
ステップ4)携帯電話側が、ユーザーが生成した注文情報をブロードキャストで送信する。
【0056】
ステップ5)POSターミナルが、この注文情報を受信した後、近距離携帯電話をサーチし、当該近距離携帯電話に関連の注文情報があるかどうかを判断する。
【0057】
ステップ6)判断に通過した後、POSターミナル上に取引額及びユーザー決済PINを入力して決済する。
【0058】
以上に述べたのは、あくまでも本発明の実施形態及び実施例であって、本発明の保護範囲は、これら実施形態及び実施例により何ら限定されるものではない。本明細書及び添付図面の内容に基づいて行われる様々な構造又はフローの変更或いは直接的若しくは間接的にその他の関連の技術分野に運用することは、いずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0059】
10 ble
20 インターフェースモジュール
30 情報記入モジュール
40 ブロードキャストモジュール