特許第6384016号(P6384016)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6384016
(24)【登録日】2018年8月17日
(45)【発行日】2018年9月5日
(54)【発明の名称】避難装置
(51)【国際特許分類】
   E04H 9/14 20060101AFI20180827BHJP
【FI】
   E04H9/14 Z
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-173901(P2013-173901)
(22)【出願日】2013年8月7日
(65)【公開番号】特開2015-34453(P2015-34453A)
(43)【公開日】2015年2月19日
【審査請求日】2016年7月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】503018571
【氏名又は名称】有限会社フジカ
(72)【発明者】
【氏名】藤原 充弘
【審査官】 新井 夕起子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−014112(JP,A)
【文献】 実開平03−111753(JP,U)
【文献】 特開2009−002136(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 9/14
E04H 6/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基盤側から垂直に立設され互いに離間して平行状をなす3本以上の支柱と、これら支柱の上部間を繋ぐ上部梁と、これら上部梁で形成される面内上側に設置された避難ステージと、基盤から避難ステージへの登降手段とを備え、この登降手段は、基盤側から避難ステージまでを連絡するスロープ式であり、このスロープ式は、スロープフレームの複数個と支柱の外回りに対応して設けられる踊り場フレームの複数個とを基盤側から避難ステージまで順次組み合わせて螺旋状に昇るように繋がれた形式とされ、踊り場フレームは、内側回りフレームとその外側方に離れて設けられる外側回りフレームおよびこれら内・外側回り両フレーム間を繋ぐように渡された水平路面体並びに内・外側回り両フレーム間で水平路面体の下側に配備された底側回りフレームとを一体に有するものとされ、内・外側回り両フレームのうちの内側回りフレームのみが各支柱の外回りに対応して通されて支柱の内側に添わせた取付ブラケットによって連結固定され、スロープフレームは、内外に離れて対向して設けられた両サイドフレームと、これらサイドフレーム間に渡された傾斜路面体および底部フレームとを一体に有して各踊り場フレームの内側回りフレーム側に前記取付ブラケットを介して連結固定されていることを特徴とする避難装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、津波や洪水などの非常事態発生時に利用される避難装置に関する。
【背景技術】
【0002】
津波襲来時に遠くの高台に避難できない近隣住民を護るため、津波避難装置が各種提案されている。この避難装置は、地盤上に立設された主に鉄骨躯体製のもので、10mないし15mの複数本の支柱と、これら支柱間を上下段においてつなぐ連結梁と、上部の連結梁上の屋上避難ステージ、および階段を備えて全体が構成されている。例えば、特許公報1に記載されるものがその一例である。
【0003】
【特許文献1】 特開2008−14112号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の避難装置は、複数本の縦向きの支柱と、これら支柱間を上下数段に亘ってつなぐ横向きの連結梁と、2階・3階・屋上の避難ステージを形成して鉄骨構造体を構成し、避難用の登降手段として斜め向きの周スロープを設けてある。この避難装置は、縦(支柱)と横(連結梁)とで四角の開口をもつ格子状体とされるが、さらにその格子状体の外周に斜め(周スロープ)の部材が通ると前記開口が仕切られた形になって開口面積の小さい躯体となってしまい、その結果、津波流とともに襲来してくる船舶やコンテナ、建屋構築材などの漂流物が滞積しやすくなって津波流の大きなエネルギーを避難装置自体に掛けることとなり装置が浮上倒壊するおそれもあった。
【0005】
この発明は、このような問題を解決しようとするもので、漂流物が構造躯体に滞積しにくい簡略構造のものにして倒壊のおそれをなくすようにした避難装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、基盤側から垂直に立設され互いに離間して平行状をなす3本以上の支柱と、これら支柱の上部間を繋ぐ上部梁と、これら上部梁で形成される面内上側に設置された避難ステージと、基盤から避難ステージへの登降手段とを備え、この登降手段は、基盤側から避難ステージまでを連絡するスロープ式であり、このスロープ式は、スロープフレームの複数個と支柱の外回りに対応して設けられる踊り場フレームの複数個とを基盤側から避難ステージまで順次組み合わせて螺旋状に昇るように繋がれた形式とされ、踊り場フレームは、内側回りフレームとその外側方に離れて設けられる外側回りフレームおよびこれら内・外側回り両フレーム間を繋ぐように渡された水平路面体並びに内・外側回り両フレーム間で水平路面体の下側に配備された底側回りフレームとを一体に有するものとされ、内・外側回り両フレームのうちの内側回りフレームのみが各支柱の外回りに対応して通されて支柱の内側に添わせた取付ブラケットによって連結固定され、スロープフレームは、内外に離れて対向して設けられた両サイドフレームと、これらサイドフレーム間に渡された傾斜路面体および底部フレームとを一体に有して各踊り場フレームの内側回りフレーム側に前記取付ブラケットを介して連結固定されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
上述したようにこの発明は、基盤側から垂直に立設され互いに離間して平行状をなす3本以上の支柱と、これら支柱の上部間を繋ぐ上部梁と、これら上部梁で形成される面内上側に設置された避難ステージと、基盤から避難ステージへの登降手段とを備え、この登降手段は、基盤側から避難ステージまでを連絡するスロープ式であり、このスロープ式は、スロープフレームの複数個と支柱の外回りに対応して設けられる踊り場フレームの複数個とを基盤側から避難ステージまで順次組み合わせて螺旋状に昇るように繋がれた形式とされ、踊り場フレームは、内側回りフレームとその外側方に離れて設けられる外側回りフレームおよびこれら内・外側回り両フレーム間を繋ぐように渡された水平路面体並びに内・外側回り両フレーム間で水平路面体の下側に配備された底側回りフレームとを一体に有するものとされ、内・外側回り両フレームのうちの内側回りフレームのみが各支柱の外回りに対応して通されて支柱の内側に添わせた取付ブラケットによって連結固定され、スロープフレームは、内外に離れて対向して設けられた両サイドフレームと、これらサイドフレーム間に渡された傾斜路面体および底部フレームとを一体に有して各踊り場フレームの内側回りフレーム側に前記取付ブラケットを介して連結固定されていることを特徴とするので、漂流物が構造躯体に滞積しにくい簡略構造のものにして倒壊のおそれをなくすようにした避難装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】 この発明の一実施形態である津波避難装置を図2のI一I線に沿うものとして示す平面図。
図2図1のII方向からの矢視図。
図3図2のIII−III線に沿う横断面図。
図4図3のIV部拡大図。
図5図4のV−V線断面図。
図6図4のVI−VI線断面図。
図7】 他の実施形態を示す一部拡大横断面図。
図8図7のVIII線矢視図。
図9】 他の実施形態を示す横断面図。
図10】 他の実施形態を示す図11の平面図。
図11図10の正面図。
図12】 他の実施形態を示す縦断面図。
図13】 他の実施形態を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
各実施形態で説明する各案はそれに関係する他の実施形態においても適用することができる。
図1ないし図6はこの発明に係る津波や洪水用の避難装置についての一実施形態を示す。同避難装置は、図1図3における下側、図2における手前が正面(前面)側とされ、その反対側が奥(背)側とされている。
【0010】
1は基盤(地盤)で、同基盤1の平面上の矩形(長方形)枠線上には前後左右にそれぞれ2列ずつで合計4点配置をなして基礎ブロック2が固定されている。基礎ブロック2は内部配筋を備え、ベタ基礎でもよいがここでは独立式とされており、また1本あるいは複数本の基礎杭3により安定に固設されている。
これら基礎ブロック2は、支柱5の下端であるフランジを内部アンカーに連結して一体に埋め込んだ埋込方式により角筒(あるいは丸筒など)の支柱5を固定するもので、固定された支柱5は垂直で、基盤1から上方へ15m前後伸びるようにして立設されている。
【0011】
各支柱5は、直角方向である2方向に突出状をなす上部端梁7を一体に備え、これら上部端梁7,7の対向する間は、I形(あるいはH形)の上部梁本体8により連結されて4辺を形成している。図2に例示した9は縦添え板(スプライスプレート)で、水平添え板などとともに上部端梁7と上部梁本体8との間を連結するために設けられている。上部梁本体8の枠内には縦横に中受梁10が連結され、これら中受梁10と周りの上部梁本体8…などの上面を介して避難ステージ11を形成するためのステージ版体12が固定式に敷設されている。避難ステージ11の外周りには、一部が出入口のために切り欠かれた状態の手摺13が配備されている。
【0012】
15は踊り場フレームで、図5に示すように溝型鋼でなる内側回りフレーム16と外側回りフレーム17とを有するとともに、これら内・外側回りフレーム16,17の中段高さを横断するように設けた水平路面体18とその下側に設けたスリップ防止機能付き底側回りフレーム19とを組み合わせて構成されている。内・外側回りフレーム16,17は、上からみて共にL字形をなすように直角に合わさった溶接体で、内側回りフレーム16が短い辺の組み合わせで外側回りフレーム17の方はそれよりも長い辺の組み合わせで形成されている。底側回りフレーム19は、図6に示すように、強度のある折版構造体が使用されているが、四角筒型、溝形、アングル形鋼などを使用してもよい。
【0013】
21は取付ブラケットで、図4に示すように、支柱5の内側に相当する2面に対接するL形主部21aと、その両端に突設されて前記内側回りフレーム16にその一部が止着具22…で取り付けられるフランジ部21bとでなる。23は内側当板で前記内側回りフレーム16に当て付けられて止着具22…により締め付け固定されている。
【0014】
尚、各支柱5の外周には、図5に示すように、L字形をなす高さ決めストッパ25が各所に予め溶接固定されている。このストッパ25は各踊り場フレーム15の内側回りフレーム16の下端が当たって各踊り場フレーム15の取付高さを望む高さに決定するための当て板であり、クレーンで現場に吊持してきた踊り場フレーム15を支柱5の所定高さにもってきてのちその内側回りフレーム16の下端をこのストッパ25上に乗せ付けてフレーム16の面を支柱5の面に対接させることで高さを決め、そのあと取付ブラケット21や止着具22…などによって踊り場フレーム15を固定してゆくことで各コーナー毎に段階的に高くなるように設定することができるようになっている。
【0015】
27はスロープフレームで、左右一対で傾斜5度のサイドフレーム28,28と傾斜路面体29および底部フレーム30とを有する。サイドフレーム28は、図5に示す内・外側回りフレーム16,17と同様に溝形鋼でなり、底部フレーム30は、図6に示すような折版型をしたものでなっている。傾斜路面体29は、スリップしにくい縞鋼板やエキスパンドメタル、ノンスリップ型多孔鋼板などで形成されサイドフレーム28と同様に傾斜5度になっている。
【0016】
スロープフレーム27には基盤1側の最も短いものaやそれに踊り場フレーム15を介して接続された少し長めの左右のものb、さらに他の踊り場フレーム15を介して接続されたより長い前後のものc、および図1の右側に示す最上階のものdとを有する。ここではすべてスロープフレーム27として同じ符号を付す。
【0017】
これらスロープフレーム27の例えば、aは、図2および3に示すように、傾斜下がり側の一端に手摺付き乗り入れステップ32を連結して登りやすくしてあるとともに、同フレーム27の傾斜上がり側の他端は、図4に示すように、内側のサイドフレーム28を内側回りフレーム16に突き合わせた状態で取付ブラケット21のフランジ部21bと内側当板23との間に挟み込んで止着具22により固定することで踊り場フレーム15に連設するようにしてある。同様の方法で他のスロープフレーム27も踊り場フレーム15に連結して支柱5側に支持させてある。
【0018】
外側のサイドフレーム28についても接合ジョイント34と内側当板23により外側回りフレーム17に接合すればスロープの安定化が得られるとともに、図示しないが支柱5側から斜め上向きの支持ステーにより踊り場フレーム15やスロープフレーム27などを支持すればスロープのより安定化が得られるようになる。35はステージ入り路面体で、上階のスロープフレーム27(d)と避難ステージ11とを水平につないで最後に避難ステージ11に避難者を誘導するための路面体となっている。
【0019】
36は緩衝支柱で、基盤1に埋設されて避難ステージ11以上の高さまで垂直に及ぶ四角(あるいは丸)パイプ状のものであり、この緩衝支柱36は、避難装置のコーナー外側方に対応して配置されるとともに連結部材37を介して各踊り場フレーム15に接合して津波流や漂流物からの負荷が避難装置側によって受け止められまたスロープ側もこの緩衝支柱36側によってより安定的に支持されるようになる。この緩衝支柱36は、図1および2に示すように、避難装置の辺中途位置に対応して配備することもできる。38はスロープ手摺である。
【0020】
前記支柱5は、4本として例示してあるが、1本以上であれば3本や5本、6本などでもよい。
支柱5の上端は上部端梁7を突設しそれに上部梁本体8を接合する方式であったが、支柱5は上部端梁7のないストレートのままとしその上端に対し図4図5に示すような取付ブラケット21による連結方式にして構造の簡略化を図るようにしてもよい。
【0021】
また、図4の左上欄に示すように、取付ブラケット39を支柱5の上端に嵌まる四角筒状の本体39aと同本体39aから直角2方向に伸びる接合片39bとにより構成し、接合片39bに連結して上部梁40を連結するようにしてもよい。支柱5はストレートなままの簡略構造になる。この構造はスロープの連結構造にも適用できる。
さらに、図4および図5の取付ブラケット21あるいは図4の右上欄の取付ブラケット39は相手である支柱5に溶接することができ、この溶接は予め工場でなされる場合と現場で組み付け後になされる場合とがある。
【0022】
また、前記緩衝支柱36は四角なパイプで形成してあったが、図7および図8に示すように、アングル型のものでもよい。このアングル型緩衝支柱36は図7の右欄に示すように四角パイプを基本として上端部や中途部を切り欠き状にしてアングル部分36aを形成したものにしてもよい。各アングル部分36aには上下にくる踊り場が連結されるようにする。
【0023】
さらに、図9に示すように、支柱5は丸パイプにしたり左上欄のようなプレストレストコンクリート製などのノーテーパー式電柱を使用してもよく、右欄のようにH型鋼を使用してもよい。
【0024】
図10および図11は他の実施形態を示し、漂流物が構造躯体に滞積しにくい簡略構造のものにして倒壊のおそれをなくすようにした避難装置を提供することを目的とする。45は基盤、46は4本の支柱、47は上部梁、48は避難ステージ盤、49は避難ステージ面である。基盤45には矩形の頂点位置を介して4本の垂直な支柱46…が立設され、その上部間が上部梁47でつながれるとともに避難ステージ盤48を敷設することでその上面を避難ステージ面49としてある。避難ステージ盤48および避難ステージ面49は、同例では四角形にしてあるが丸形にしてもよい。
【0025】
50は円形リング状をした地中梁で支柱46の4本の中心位置を中心とするリング状をなし、この地中梁50はRC製や金属パイプ製でもよい。51は8本の外側支柱、52は4本の内側支柱で、これらの支柱51,52は、同心状をなすようにして地中梁50から一体に立設されている。こうして内側支柱52と外側支柱51を1つの組とし支柱46と外側支柱51とを他の組とするようにして放射状のスロープ受け体が形成されている。
【0026】
これらスロープ受け体には周方向に段階的に高くなるようにして横梁53…が横架されている。これら横梁53に前後端が連結固定される形でスロープユニット54…の複数が円状ラセン式をなすようにして固定設置されている。スロープユニット54は、内・外側サイドフレーム55、56とスロープ手摺57を備えるとともに、その中央には縞鋼板やコンクリート版、エキスパンドメタルなどのスリップ止め機能をもたせたスロープ路面材58が図示しない底フレームの上面を介して敷設されている。
【0027】
スロープユニット54は、5度の傾斜に設定してあるが、7度や10度にすることもできる。また、スロープユニット54によるスロープSは、ラセンの下半部分を少し角度のある7度とし残る下半部分は登りやすい5度とするなど、異なる角度となるように構成することもできる。さらに、59は緩衝材で、支柱46とスロープユニット54との間にセットされて例えば、図10のように津波流X側作用するとともに漂流物が負荷作用した場合の衝撃を緩和して避難装置を防護することができるものである。60はステージ乗り込み面部である。
尚、スロープ路面材58は、図10の右下欄に示すように、車輌用I・電動カートや避難者用IIなどのように内外に安全区画してもよい。
この避難装置によれば、支柱46の上端のみを横向きにつないだものにスロープSと支柱52,51を組み合わせた簡略構造のものであるので、漂流物や津波流が奥の方向へ通り抜けやすく、従って避難装置に過大な負荷が作用するおそおれがなく護られることになる。
【0028】
図12図11に示すようなスロープS上に電動カート62が登る際に搭乗者63が座る座椅子64を水平に変更制御して安定に登れるようにした付加的な提案例を示す。座椅子64は前側底部をヒンジ65で支持され、後部については外部操作アーム66により回転操作されて座椅子64側の凹み67に噛み合うカムローラー68とを備えて構成されている。避難装置手前まではカムローラー68が凹み67から外れた状態とされるので、座椅子64は走行面に対し平行な水平状態であるが、スロープSにさしかかる前後において外部操作アーム66を引き下げてカムローラー68を凹み67にかみ合わせることで後上がり状態になり、そのままスロープSに添って上がることで後倒れでなく正常な姿勢でもってスロープSを登ることができるようになる。
【0029】
図13は他の実施形態を示す。同実施形態は、避難装置について、その支柱70をダイアフラム71を介する端部接合体72付きのものとして、その各端部接合体72に添え板73を介してスロープ用サイドフレーム74を連結することでラセン状のスロープを形成するようにしたもので、75は路面板、76は手摺をそれぞれ示す。この避難装置は支柱70間を横向きにつなぐ梁体を備えずサイドフレーム74などのスロープ構成部材がつなぎ材として簡略に構成され、従って、津波流や漂流物が大きな開口を通して突き抜けやすく避難装置に過大な負荷が作用しにくいようになっている。
【符号の説明】
【0030】
1…基盤 5…支柱 11…避難ステージ 15…踊り場フレーム 27…スロープフレーム。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13