特許第6384820号(P6384820)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6384820ティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナー
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6384820
(24)【登録日】2018年8月17日
(45)【発行日】2018年9月5日
(54)【発明の名称】ティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナー
(51)【国際特許分類】
   A47K 10/20 20060101AFI20180827BHJP
【FI】
   A47K10/20 Z
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2018-26472(P2018-26472)
(22)【出願日】2018年1月30日
【審査請求日】2018年3月30日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518056092
【氏名又は名称】辻内 智絵里
(72)【発明者】
【氏名】辻内 智絵里
【審査官】 油原 博
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3163632(JP,U)
【文献】 韓国公開特許第10−2009−0098303(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47K 10/18、10/20、10/42
B65D 83/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
机やテーブルの天板の中央長辺に載せられる主体部位は、帯状をなしたテーブルランナー部となっており、前記天板に載せられたとき前記天板から垂下する両端部それぞれに、ティッシュ箱ホルダー部を装着していることを特徴とするティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナー。
【請求項2】
前記両端部のティッシュ箱ホルダー部それぞれ下方に取り付け部材を装着していることを特徴とする請求項1に記載のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナー。
【請求項3】
前記主体部位のテーブルランナー部と前記両端部のティッシュ箱ホルダー部それぞれの接着部分において、接合部材を装着していることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、場所を取らず、取り付け金具を必要としない、ティッシュ箱を机やテーブル際に座った誰もが身近に、容易に取り出すことができ、かつ、インテリア性に富んだティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は、ひとつのティッシュ箱を紐付カバーや取り付け金具などを用いて、机やテーブルの側面に受け具を装着し吊るしたり([特許文献1]参照)、側面や裏面に固定して([特許文献2]参照)ティッシュ箱を取りつけていた。
または、単に机やテーブルなどに置いて、常に置き場が不安定、かつ、時と場合によって邪魔でさえあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−124700号公報
【特許文献2】特開2003−112787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、ティッシュ箱やティッシュケースは、机やテーブルの上に置くことが多く、ティッシュを使いたいとき近くに無かったり、手が届かなかったりしていた。
また、机やテーブルの裏面や側面に吊り下げた場合、インテリアとの調和を前提としたものは少なく、さらには取り付け金具によって机やテーブルに傷がついたり痕が残るなどしていた。
特許文献1は、ティッシュケースホルダーを予め固定しておく必要はないが、キャラクターホルダーの上面部分に取り付けられた吊り下げ紐或いはフックなどで吊り下げ手段を有する為、結局ティッシュケースホルダーを受ける面側にはフックなどの金具類を必要とする。
特許文献2は、ホルダー構成基材を直接壁面等にビスによって取り付ける為、受け側の壁面類が傷つく。また、テーブル裏面取り付けの場合、見にくく、手探りでティッシュの出入り口を取り当てることは容易ではなかった。
本発明は上記のような従来技術の問題点に鑑みて、ティッシュ箱ホルダーとその受ける面どちらにも取り付け金具を必要としない、ティッシュを机やテーブル際に座った誰もが身近に、容易に取り出すことができる、インテリア性を兼ね備えたティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーを明らかにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明は上記課題を解決するため、テーブルランナーの両端部それぞれに、ティッシュ箱ホルダー部を設けることで、机やテーブルを全く傷つけることなく、また、机やテーブル際に座る誰もがティッシュを必要な時に容易に素早くとることができるようにとした。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、机やテーブルの両端部それぞれにティッシュ箱を配置することで、食事時などにおいて他者にティッシュを取って欲しいと催促する必要もなく、テーブルランナーの延長線上に取り出し口がある為、凝視なくとも素早く得ることができる。
さらに、片端部のティッシュが万が一無くなっていた場合においても、反対端にティッシュがあるので素早い対応ができる。
両端部それぞれにティッシュ箱を吊り下げていることで重心が安定し、それ自体の移動ずれの生じ難い特徴をも持つ。
テーブルランナーの特性上、テーブルランナー部と、ティッシュ箱ホルダー部の素材、柄などを応用したり装飾などすることで、部屋の雰囲気を変えたり、季節感の演出もでき、室内他の装飾や質感と合わせるなども安価にて製作できる為、インテリア性においても気軽に充実させることができる。
以上により頭記した課題が解決できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルに装着した状態を横方向から見た時に示す側面図である。
図2】本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルに装着し、補助ベルトを使用した状態を横方向から見た時に示す側面図と補助ベルトの正面図である。
図3】本発明をティッシュ箱出し入れ裏側型で作成した場合を真上から見た時に示す正面図である。
図4】本発明をティッシュ箱出し入れ裏側型で作成した場合を真裏から見た時に示す正面図である。
図5】本発明をティッシュ箱出し入れ横側型で作成した場合を真上から見た時に示す正面図である。
図6】本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルに装着した状態を縦方向から見た時に示す斜視図である。
図7】本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルに装着した状態を横方向から見た時に示す斜視図である。
図8】本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーに、さらに各種の整理収納ホルダーを吊り下げテーブルに装着した状態を横方向から見た時に示す斜視図である。
図9】新聞収納ホルダーを横方向から見た時に示す斜視図である。
図10】薬、文房具ホルダーを真上から見た時に示す正面図である。
図11】本発明をティッシュ箱出し入れ横側型裏面延設形で作成した場合を真上から見た時に示す正面図である。
図12】本発明をティッシュ箱出し入れ横側型裏面延設形で作成した場合を真裏から見た時に示す正面図である。
図13】本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーのティッシュ箱出し入れ裏側型を接合部材16にて、テーブルランナー部1とティッシュ箱ホルダー部2を取り外しできるようにした場合を真上から見た時に示す正面図である。
図14】本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーのティッシュ箱出し入れ横側型を接合部材16にて、テーブルランナー部1とティッシュ箱ホルダー部2を取り外しできるようにした場合を真上から見た時に示す正面図である。
図15】本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーのティッシュ箱出し入れ裏側型を接合部材16にて、テーブルランナー部1とティッシュ箱ホルダー部2を取り外しできるようにした場合を真上から見た時に示す正面図である。
図16】本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルに装着し、接合部材16にて、テーブルランナー部1とティッシュ箱ホルダー部2を取り外しできるようにした場合を横方向から見た時に示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1においては、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルの天板の中央長辺に装着した実施例である。帯状にテーブルから垂下されたテーブルランナー部1の長手方向両端部に市販のティッシュ箱を設置したティッシュ箱ホルダー部2を縫合もしくは接合3している。
前記テーブルランナー部1とティッシュ箱ホルダー部2は、布、皮、織物、塩化ビニールなど、柔軟性のある部材からなることを特徴とする。
【0010】
本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーは、机やテーブルの両端部それぞれにティッシュ箱を配置することで、食事時などにおいて他者にティッシュを取って欲しいと催促する必要もなく、テーブルランナーの延長線上に取り出し口がある為、凝視なくとも素早く得ることができる。さらに、片端部のティッシュが万が一無くなっていた場合においても、反対端にティッシュがあるので素早い対応ができる。
【0011】
図2においては、前記図1に示した本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルに装着した後、補助ベルト7aを両端部のティッシュ箱ホルダー部2に装着した取り付け部材6にそれぞれ通し、繋ぎ合わせることで、テーブルの天板9裏側へ移動した場合の実施例である。この場合の取り付け部材6は、補助ベルト7aを通して両端部それぞれのティッシュ箱ホルダー2を内側へ移動させることを特徴としている。
【0012】
取り付け部材6とは、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルの天板9に載せ、テーブルの天板9から垂下する両端部それぞれのティッシュ箱ホルダー部2が互いに向かい合った際、ティッシュ箱ホルダー部2の下面か内側下方近傍に、たるみなく装着した紐状でループ型の部材である。前記取り付け部材6は、ティッシュ箱ホルダー部2と同じ素材もしくは同等の布、皮、織物、塩化ビニールなどを紐状に製作したものとする。
【0013】
補助ベルト7aとは、一般的にマジックベルトといわれるものに類似した、伸縮性があり、全面マジックテープ7b型となる、任意の部位を固定できる形状とする。来客時など、通常以上の人数でテーブル際に座ることがある場合においても、ティッシュ箱ホルダー部2が天板裏へ移動する為、邪魔になることもなく、テーブル際に座る全ての人が容易にティッシュを取ることができる。テーブルの素材が大理石やガラス天板など金具取り付けの難しい場合などにも対応できる。横吊るし型から天板裏型へ、その時の用途によって単純変化する。
【0014】
図3においては、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーを表面に広げた第一の実施例である。ティッシュ取り出し口4の開口部は重ねず、開き過ぎず、市販のティッシュ箱のフィルム幅に考慮することで、ティッシュ一枚ずつの取り出しを容易にする。前記ティッシュ取り出し口4は、本発明の第一、第二の実施例どちらの場合のティッシュ箱交換口5においても同様である。
【0015】
図4においては、図3の本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーを裏面に広げた第一の実施例である。ティッシュ箱ホルダー部2裏面のティッシュ箱交換口5に取り付けたティッシュ箱交換口保持部材5aの例えば平ゴムなどのストレッチバンドを垂下方向に2本たるみなく張ることで、ティッシュ箱を設置した時、ティッシュ取り出し口4前面側にティッシュがしっかり寄るので、最後の一枚まで取り出し易くなる。さらに、平ゴムでティッシュ箱交換口5が大きく開口するため容易なティッシュ箱交換ができる。ティッシュ箱交換口保持部材5aの伸縮によって、ある程度ティッシュ箱の大きさの違いにも対応できる。前記平ゴム2本をティッシュ箱交換口保持部材として取り付けるとは一案に過ぎず、平ゴム等ストレッチバンドの幅や伸縮度によって調整できるものとする。
【0016】
図5においては、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーのティッシュ箱ホルダー部2のティッシュ箱交換口5を図4の裏側型から横側型とした第二の実施例である。ティッシュ箱交換口5は、ティッシュ箱交換口留め部材5bを例えばマジックテープやスナップボタン等を用いて開け閉めが容易であるものとする。机やテーブルの設置状態や生活環境などにより、裏側型でのティッシュ箱の交換が難しい場合などに対応する。なお、図4の第一、図5の第二の実施例は、ティッシュ交換口5以外は全て同仕様とする。
【0017】
図6においては、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルの天板に装着した実施例である。テーブルランナー部1の両端部それぞれにティッシュ箱を吊り下げていることで重心が安定し、それ自体の移動ずれの生じ難い特徴を持つ。
【0018】
図7においては、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーをテーブルの天板に装着した実施例である。テーブルランナー部1は、テーブル全体を覆っていないことで、テーブルの特徴例えば大理石、ガラス天板、天然木無垢材等のテーブル自体のインテリア性や特徴を損なわない。テーブルランナーの特性上、テーブルランナー部1と、ティッシュ箱ホルダー部2の素材、柄などを応用したり装飾などすることで、部屋の雰囲気を変えたり、季節感の演出もでき、室内他の装飾や質感と合わせるなども安価にて製作できるため、インテリア性においても気軽に充実させることができる。
【0019】
図8図9図10においては、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーに、さらに各種の整理収納ホルダーを吊り下げ、テーブルに装着した第三の実施例である。両端部のティッシュ箱ホルダー部2それぞれに装着した取り付け部材6と、各種の整理ホルダーに取り付けた連結材14例えば紐14aや樹脂性フック14b等を利用することで、ティッシュ箱同様、机やテーブル上で時に邪魔となる新聞12などを図9の実施例のように、片端部のティッシュ箱ホルダー2に新聞収納ホルダー11を連結させることで収納できる。
【0020】
各種の整理収納ホルダーと連結部材14の取り付けは、連結部材(紐)14aなどは直接各種の整理収納ホルダーに縫合または接合、連結部材(フック)14bなどは各種収納ホルダーと同素材または類似する縫合または接合し易いループ状間接部材14cを間に挟むことで、各種の整理収納ホルダーと連結材14を繋ぎ合わせることができる。この場合の取り付け部材6は、各種の整理収納ホルダーに取り付けた連結材14を用いて、両端部それぞれのティッシュ箱ホルダー部2に各種の整理収納ホルダーを吊り下げることを特徴としている。
【0021】
さらに、ティッシュ箱、新聞同様に日々の内服薬を机やテーブル上に出したままにすることなく、飲み忘れ防止にもなる様、図10の実施例のような薬、文房具収納ホルダー13を前記図9の新聞収納ホルダー11と対になるよう、もう片端部のティッシュ箱ホルダー部2の取り付け部材6にて連結することで、卓上の乱雑を避けることができる。本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーの部材が布の場合において、薬、文房具収納ホルダーは布に統一することもできるし、内容物を分かり易くするため塩化ビニール類の透明性ある部材で製作することもできる。
【0022】
新聞収納ホルダー11、薬、文房具収納ホルダー13は一案に過ぎず、取り付け部材6と連結部材14を活用し、各種の整理収納ホルダーを連結し、多様性に柔軟な対応ができる。連結部材14においても、連結部材(紐)14aや連結部材(樹脂フック)14bは一案に過ぎず、一般的に利用されているリングキャッチやカラビナ等の金属金具などに代替もできる。
【0023】
図11図12においては、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーの図5で示したティッシュ箱ホルダー部2のティッシュ箱交換口5横側型を、ティッシュ箱交換口横側型裏面延設形にした第四の実施例である。両端部それぞれのティッシュ箱ホルダー部2の裏面の縫合もしくは接合部分3と反する側を外方向へ広げることで、表面にポケット類作成部15ができる。前記ポケット類作成部15にテーブルランナー部1と同じ素材でポケットを取り付け、もしくは透明の塩化ビニール類の素材を利用してポケット作成もできる。なお、ポケットは一案に過ぎずポケット類作成部15を筒状に折り返して収納部を作成するなど、多様性に柔軟な対応ができる。前記ティッシュ箱ホルダー部2同様、下方に取り付け部材6を備え、前記用途にも対応する。
【0024】
図13図14においては、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーの縫合もしくは接着部分3に接合部材16を装着し、テーブルランナー部1とティッシュ箱ホルダー部2を取り外しできるようにした第五の実施例である。図13においては、前記図3で示した本発明のティッシュ箱交換口5裏側型を、テーブルランナー部1と両端部それぞれのティッシュ箱ホルダー部2とを接合部材16にて、取り外しできるものにした実施例である。図14においては、前記図4で示した本発明のティッシュ箱交換口5横側型を、テーブルランナー部1と両端部それぞれのティッシュ箱ホルダー部2とを接合部材16にて、取り外しできるものにした実施例である。
【0025】
接合部材16は、例えばテープスナップや、一般的に強力マジックテープといわれる従来のマジックテープに比べ結着力が強く、耐荷重、耐久性に優れたものとする。リビングやその近傍において、早急に大量のティッシュを要する場合など、一時的に本発明のティッシュ箱付きテーブルランナーから取り外して突発的な不測の事態の発生に対応する。接合部材16以外は、前記ティッシュ箱ホルダー部2同様、下方に取り付け部材6を備え、前記用途にも対応する。
【0026】
図15図16においては、本発明のティッシュ箱ホルダー付きテーブルランナーの縫合もしくは接着部分3を接合部材16にて、テーブルランナー部1とティッシュ箱ホルダー部2を取り外しできるようにした場合の実施例である。例えば、キッチンカウンターなどにテーブルの片端を寄せて設置している場合、接合部材16にてテーブルに接地された片側一方のティッシュ箱ホルダー部2を裏表返すことでティッシュ取り出し口4を塞ぐことなく、図16のように、片側一方のみティッシュ箱ホルダー部2を内向き状態にして利用することができる。ティッシュ箱ホルダー2を内向き状態にした場合においても、テーブルランナーの延長線上にティッシュ取り出し口4があるため、容易にティッシュを得ることができる。接合部材16以外は、前記ティッシュ箱ホルダー部2同様、下方に取り付け部材6を備え、前記用途にも対応する。
【0027】
以上、本発明のティッシュ箱付きテーブルランナーを実施例に基づき説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を剥奪しない範囲内で色々な改良、変形、造作が可能であることは容易に推察できるものであるとする。
【符号の説明】
【0028】
1 テーブルランナー部
2 ティッシュ箱ホルダー部
3 縫合もしくは接着部分
4 ティッシュ取り出し口
5 ティッシュ箱交換口
5a ティッシュ箱交換口保持部材
5b ティッシュ箱交換口留め部材
6 取り付け部材
7a 補助ベルト
7b マジックテープ
8 ティッシュ
9 机やテーブルの天板
10 机やテーブル机の脚
11 新聞収納ホルダー
12 新聞
13 薬、文房具収納ホルダー
14 連結部材
14a 連結部材(紐)
14b 連結部材(フック)
14c ループ状間接部材
15 ポケット類作成部
16 接合部材
【要約】
【課題】従来は、ひとつのティッシュ箱を紐付カバーや取り付け金具などを用いて、机やテーブルの裏面や側面に受け具を装着し、吊るしたり、固定したりしてティッシュ箱を取りつけていた。
または、単にテーブルや机などに置いて、常に置き場が不安定、かつ、時と場合によって邪魔でさえあった。
【解決手段】テーブルランナーの両端部それぞれに、ティッシュ箱ホルダーを設けることで、テーブルや机を傷つけることなく、机やテーブル際に座る誰もがティッシュを必要な時に容易に素早くとることができるようにした。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16