【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明における熱伝導性ペーストの製造方法は、熱分解によって熱伝導性と電気絶縁性との性質を兼備する
酸化アルミニウムが析出する有機
アルミニウム化合物を、アルコールに分散してアルコール分散液を作成し、前記アルコールに溶解ないしは混和する第一の性質と、前記アルコールに溶解した溶解液ないしは前記アルコールに混和した混和液は、前記アルコールより高い粘度を有する第二の性質と、沸点が前記有機
アルミニウム化合物の熱分解温度より低い第三の性質とからなる3つの性質を兼備する有機化合物を、前記アルコール分散液に混合
することによって
混合液を作成し、該混合液からなる熱伝導性ペースト
を製造
する熱伝導性ペーストの製造方法である。
【0012】
つまり、本製造方法で製造した熱伝導性ペーストを、部品ないしは基材の表面に塗布ないしは印刷し、この後、部品ないしは基材を熱処理すると、最初にアルコールが気化し、次に有機化合物が気化し、この後、有機
アルミニウム化合物が熱分解し、大きさが10−100nmの範囲に入る粒状の
酸化アルミニウム微粒子の集まりが析出し、この
酸化アルミニウム微粒子の集まりからなる膜状体が部品ないしは基材の表面に形成される。
酸化アルミニウムが金属に近い熱伝導性と優れた電気絶縁性との性質を兼備するため、部品ないしは基材の表面は、新たに金属に近い熱導電性と優れた電気絶縁性との性質を併せ持つ。
つまり、本
製造方法における熱伝導性ペーストは、有機
アルミニウム化合物のアルコール分散液に、アルコールに溶解ないしは混和する有機化合物を混合した液状物質からなる。このため、部品ないしは基材に熱伝導性を付与するに際し、8段落で説明した多くの課題が同時に解決される全く新たな技術である。従って、固体からなる熱伝導性粒子の集まりを、融解した高分子材料に充填する従来の熱伝導性部品ないしは熱伝導性基材とは、材料構成と製法とが全く異なる新規な技術であるため、前記した従来の熱伝導性部品ないしは熱伝導性基材における問題点を一切持たない。
また、有機
アルミニウム化合物と有機化合物とは安価な汎用的な工業用薬品であるため、熱伝導性ペーストは安価な費用で製造できる。さらに、熱伝導性ペーストを部品なしは基材の表面に塗布ないしは印刷し、この部品ないしは基材を熱処理するだけで、
酸化アルミニウム微粒子の集まりが析出するため、製造費用も安価である。さらに、部品ないしは基材が、有機
アルミニウム化合物の熱分解温度に対する耐熱性を持てば、様々な部品や基材の表面に熱伝導性で電気絶縁性の性質を併せ持つ
酸化アルミニウムの微粒子の集まりからなる膜状体が形成できる。
さらに、熱伝導性で電気絶縁性の性質を併せ持つ膜状体の厚みは、熱伝導性ペーストの塗布ないしは印刷した厚みに応じて自在に変えられ、ミクロンレベルのごく薄い厚みが容易に形成でき、膜状体の重量は1g以下であり、重量をほとんど持たない。
また、
酸化アルミニウム微粒子の大きさが、部品ないしは基材の表面粗さより2桁近く小さいため、
酸化アルミニウム微粒子は部品ないしは基材の表面の凹部にも入り込んで析出し、部品ないしは基材の表面に、
酸化アルミニウム微粒子の集まりの連続構造が形成される。このため、部品ないしは基材の表面は、確実に熱導電性と電気絶縁性との性質を併せ持つことになる。
なお、有機化合物はアルコールに溶解ないしは混和し、有機化合物のアルコール溶解液ないしはアルコール混和液の粘度はアルコールの粘度より高まり、熱伝導性ペーストの塗布ないしは印刷が可能になる。熱伝導性ペーストは液状物質であり、従来のペースト材のように固体の粒子を含まないため粘度は低く、塗布ないしは印刷が容易になる。
以上に説明したように、本製造方法によれば、液状物質からなる熱伝導性ペーストが製造でき、この熱伝導性ペーストを用いることで、金属に近い熱伝導性で優れた電気絶縁性の膜状体が部品ないしは基材の表面に形成され、8段落で説明した7つの課題が同時に解決できる。
また、本熱伝導性ペーストの製造方法は、熱分解によって熱伝導性と電気絶縁性との性質を兼備する
酸化アルミニウムを析出する有機
アルミニウム化合物を、アルコールに分散してアルコール分散液を作成する第一の工程と、前記アルコールに溶解ないしは混和する第一の性質と、前記アルコールへの溶解液ないしは前記アルコールへの混和液は、前記アルコールより高い粘度を有する第二の性質と、沸点が前記有機
アルミニウム化合物の熱分解温度より低い第三の性質とからなる3つの性質を兼備する有機化合物を、前記アルコール分散液に混合する第二の工程とからなり、これら2つの工程を連続して実施することで、熱伝導性ペーストが製造される製造方法である。こうした極めて簡単な2つの工程を連続して実施することで、熱伝導性ペーストが製造できる。また、原料として用いる有機
アルミニウム化合物と有機化合物とは、いずれも汎用的な安価な工業用薬品である。このため、本
製造方法によれば、極めて安価な製造費用で熱伝導性ペーストが製造できる。
なお、酸化アルミニウムは熱伝導度が40W/mKであり、体積抵抗率が1014Ωcm以上である。ちなみに、電子回路のヒートシンクに用いられるアルミニウムの熱伝導率は236W/mKである。従って、酸化アルミニウム微粒子の集まりからなる膜状体は、金属に近い熱伝導性と優れた電気絶縁性とを併せ持つ。また、酸化アルミニウムより熱伝導性が優れた絶縁性材料として窒化アルミニウムがあるが、窒化アルミニウムはその製法によって極めて高価な材料である。すなわち、窒化アルミニウムの製法として還元窒化法と直接窒化法とがある。還元窒化法は、アルミナAl2O3粒子を出発原料として用い、アルミナ粒子を炭素還元しながら窒化反応によって窒化アルミニウムを製造する。従って、高純度のアルミナ粒子を用いることで、優れた熱伝導性と絶縁性を兼ねる窒化アルミニウム粒子が製造されるが、長時間の高温加熱処理が必要になり、出発原料のアルミナ粒子の10倍近い製造費用が掛かる。いっぽう、直接窒化法は、高純度のアルミニウム粒子を直接高温環境下で窒化させる製法であるため、還元窒化法に比べると製造時に消費する熱エネルギーは少ないが、高温の反応時に窒化アルミニウム粒子の粒成長と焼結が進み、後処理として強制粉砕が必須になる。しかしながら、窒化アルミニウムは非常に硬い物質であるため、強制粉砕の際に酸素と金属のコンタミネーションを伴う。このため、純度の高い窒化アルミニウム粒子を製造する費用は、アルミナ粒子の製造費の10倍に近くなる。
【0013】
11段落に記載した熱伝導性ペーストの製造方法において、前記有機
アルミニウム化合物
が、カルボキシル基を構成する酸素イオンが
アルミニウムイオンに配位結合するカルボン酸
アルミニウム化合物であ
る、
11段落に記載に記載した熱伝導性ペーストの製造方法である。
【0014】
つまり、本
製造方法によれば、カルボキシル基を構成する酸素イオンが、
アルミニウムイオンに近づいて配位結合するカルボン酸
アルミニウム化合物は、熱分解によって熱伝導性と電気絶縁性との性質を兼備する
酸化アルミニウムを析出する。従って、こうしたカルボン酸
アルミニウム化合物は、熱伝導性と電気絶縁性との性質を兼備する
酸化アルミニウムを析出する原料になる。
すなわち、カルボキシル基を構成する酸素イオンが、
アルミニウムイオンに近づいて配位結合するカルボン酸
アルミニウム化合物は、最も大きいイオン半径を有する
アルミニウムイオンに配位子イオンである酸素イオンが近づいて配位結合するため、両者の距離は短くなる。これによって、
アルミニウムイオンと配位結合する酸素イオンが、
アルミニウムイオンの反対側で共有結合するイオンとの距離が最も長くなる。こうした分子構造上の特徴を持つカルボン酸
アルミニウム化合物は、カルボン酸
アルミニウム化合物を構成するカルボン酸の沸点を超えると、カルボキシル基を構成する酸素イオンが
アルミニウムイオンの反対側で共有結合するイオンとの結合部が最初に分断され、
アルミニウムイオンと酸素イオンとの化合物である
酸化アルミニウムとカルボン酸とに分解する。さらに昇温すると、カルボン酸が気化熱を奪って気化し、カルボン酸の気化が完了した後に
酸化アルミニウムが析出する。こうしたカルボン酸
アルミニウム化合物として、酢酸
アルミニウム、カプリル酸
アルミニウム、安息香酸
アルミニウム、ナフテン酸
アルミニウムなどがある。なお、カルボン酸
アルミニウム化合
物の熱分解温度は、大気雰囲気では窒素雰囲気より40℃程度低い。
このようなカルボン酸
アルミニウム化合物をアルコールに分散し、この分散液にカルボン酸
アルミニウム化合物が熱分解される温度より低い沸点を有する有機化合物を混合して熱伝導性ペーストを作成し、この熱伝導性ペーストを部品ないしは基材の表面に塗布して熱処理すると、最初にアルコールが気化し、次に有機化合物が気化し、この後、カルボン酸
アルミニウム化合物が熱分解し、大きさが10−100nmの範囲に入る粒状の
酸化アルミニウム微粒子の集まりが析出し、微粒子の集まりからなるごく薄い膜状体が部品ないしは基材の表面に形成される。
さらに、前記したカルボン酸
アルミニウム化合物は、いずれも容易に合成できる安価な工業用薬品である。すなわち、カルボン酸を強アルカリと反応させるとカルボン酸アルカリ金属化合物が生成される。この後、カルボン酸アルカリ金属化合物を無機
アルミニウム化合物と反応させると、カルボン酸
アルミニウム化合物が合成される。また、カルボン酸は有機酸の沸点の中で相対的に低い沸点を有する有機酸であるため、大気雰囲気においては300℃程度の比較的低い熱処理温度で熱分解して
酸化アルミニウムが析出するため、熱処理費用も安価で済む。
【0015】
(削除)
【0016】
(削除)
【0017】
11段落に記載した熱伝導性ペーストの製造方法において、前記有機化合物は、カルボン酸ビニルエステル類、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類からなるいずれかのエステル類、ないしはグリコール類、ないしは液状モノマーからなるいずれかの有機化合物であ
る、11段落に記載した熱伝導性ペーストの製造方法である。
【0018】
つまり、カルボン酸ビニルエステル類、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類からなるいずれかのエステル類、ないしはグリコール類、ないしはスチレンモノマーなどの液状モノマーからなるいずれかの有機化合物には、第一にアルコールに溶解ないしは混和し、第二にアルコール溶解液ないしはアルコール混和液は前記アルコールより高い粘度を有し、第三に熱処理で
酸化アルミニウムを析出する有機
アルミニウム化合物が熱処理される温度より低い沸点を有する、これらの3つの性質を兼備するものがある。
熱処理で
酸化アルミニウムを析出する有機
アルミニウム化合物を、メタノールやn−ブタノールなどのアルコールに分散して分散液を作成し、この分散液に前記したいずれかの有機化合物を混合すると、アルコール分散液より高い粘度を有する液状物質となって熱伝導性ペーストが製造できる。この熱伝導性ペーストを、部品ないしは基材に塗布ないしは印刷して熱処理する。最初にアルコールが気化し、次いで有機化合物が気化し、さらに昇温すると、有機
アルミニウム化合物が熱分解して熱伝導性で電気絶縁性の
酸化アルミニウム微粒子が析出し、この
酸化アルミニウムの粒状微粒子の集まりからなる膜状体が、部品ないしは基材の表面に形成される。
【0019】
11段落に記載した製造方法に
依って製造した熱伝導性ペーストを用いて、部品同士ないしは基材同士を接合する第一の接合方法は、
11段落に記載した製造方法に
依って熱伝導性ペーストを製造し、該熱伝導性ペーストを部品ないしは基材の表面に塗布ないしは印刷し、該部品ないしは該基材を熱処理し、該部品ないしは該基材の表面に、
酸化アルミニウムからなる微粒子の集まりを析出させる、さらに、該
酸化アルミニウムからなる微粒子の集まりが析出した部品の表面に別の部品を重ね合わせ、該重ね合わされた部品の一方の部品に圧縮荷重を加える、ないしは、該
酸化アルミニウムからなる微粒子の集まりが析出した基材の表面に別の基材を重ね合わせ、該重ね合わされた基材の一方の基材に圧縮荷重を加える、これによって、前記重ね合わされた部品同士ないしは前記重ね合わされた基材同士が、前記
酸化アルミニウムからなる微粒子の集まりを介して接合される
、11段落に記載した製造方法に依って製造した熱伝導性ペーストを用いて、部品同士ないしは基材同士を接合する第一の接合方法である。
【0020】
つまり、本
接合方法に依れば、表面に
酸化アルミニウム微粒子の集まりが析出した部品ないしは基材を、別の部品ないしは別の基材と重ね合わせ、一方の部品ないしは一方の基材に圧縮荷重を加えると、部品同士ないしは基材同士は、
酸化アルミニウム微粒子の集まりを介して接合される。この結果、部品同士ないしは基材同士の間隙には、
酸化アルミニウム微粒子の連続構造が形成され、部品同士ないしは基材同士は、優れた熱伝導性と電気絶縁性を持つ
酸化アルミニウムの微粒子の集まりを介して接合される。
すなわち、
酸化アルミニウム微粒子の大きさが、部品ないしは基材の表面粗さより2桁近く小さいため、
酸化アルミニウム微粒子は部品ないしは基材の表面の凹部にも入り込んで析出する。また、
酸化アルミニウム微粒子の集まりに圧縮荷重が加えられると、
酸化アルミニウム微粒子は部品ないしは基材の表面の凹部に食い込む。さらに、
酸化アルミニウム微粒子は粒状形状であるため、
酸化アルミニウム微粒子は互いに点接触に近い接触で接しているため、複数の接触点に過大な摩擦熱が発生し、摩擦熱で微粒子同士が互いに接合される。このため、一定の接合強度を持って部品同士ないしは基材同士が接合される。
例えば、ヒートシンクの表面に
酸化アルミニウム微粒子の集まりを析出させ、ヒートシンクをプリント基板に載せて圧縮荷重を加えると、硬度が大きい
酸化アルミニウム微粒子の集まりが、ヒートシンクの表面とプリント基板の表面とに食い込むとともに、
酸化アルミニウムの微粒子同士が互いに接触する部位で発生する摩擦熱で接合する。この結果、ヒートシンクとプリント基板とは、
酸化アルミニウム微粒子の集まりを介して接合される。これによって、プリント基板の熱が
酸化アルミニウム微粒子の集まりを介して効率よくヒートシンクに伝達され、ヒートシンクから大気に放出される。従って、プリント基板に多くの発熱素子を実装しても、プリント基板に実装された半導体素子が熱劣化することはない。なお、発熱素子としては、例えば、発光ダイオード素子、ワイドギャップ半導体からなるICチップないしはIGBTチップないしはパワーMOSFETなどの発熱素子が挙げられる。
【0021】
11段落に記載した製造方法に
依って製造した熱伝導性ペーストを用いて、部品同士を接合する第二の接合方法は、
11段落に記載した製造方法に依って熱伝導性ペーストを製造し、該熱伝導性ペーストを部品の表面に
塗布ないしは印刷し、該熱導電性ペーストの塗布面ないしは印刷面に別の部品を重ね合わせ、該重ね合わされた部品の一方の部品に圧縮荷重を加え、該重ね合わされた部品を熱処理する
ことによって、該重ね合わされた部品同士の間隙に、
酸化アルミニウムからなる微粒子の集まりが析出するとともに、該
酸化アルミニウムからなる微粒子の集まりを介して前記部品同士が接合される、
11段落に記載した製造方法に依って製造した熱伝導性ペーストを用いて
、部品同士を接合する第二の接合方法である、
ないしは、
11段落に記載した製造方法に依って製造した熱伝導性ペーストを用いて、基材同士を接合する第二の接合方法は、11段落に記載した製造方法に依って熱伝導性ペーストを製造し、該熱導電性ペーストを基材の表面に
塗布ないしは印刷し、該熱導電性ペーストの塗布面ないしは印刷面に別の基材を重ね合わせ、該重ね合わされた基材の一方の基材に圧縮荷重を加え、該重ね合わされた基材を熱処理する
ことによって、該重ね合わされた基材同士の間隙に、
酸化アルミニウムからなる微粒子の集まりが析出するとともに、該
酸化アルミニウムからなる微粒子の集まりを介して前記基材同士が接合される、
11段落に記載した製造方法に依って製造した熱伝導性ペーストを用いて
、基材同士を接合する第二の接合方法である。
【0022】
つまり、本
接合方法に依れば、一対になった部品ないしは基材の間隙に、粒状の
酸化アルミニウム微粒子の集まりが析出し、
酸化アルミニウム微粒子の硬度が大きいため、印加された圧縮荷重で部品ないしは基材の表面に
酸化アルミニウム微粒子が食い込む。また粒状の
酸化アルミニウム微粒子が、点接触に近い状態で互いに接触しているため、圧縮荷重を受けると、複数の接触点に過大な摩擦熱が発生し、
酸化アルミニウムの微粒子同士が摩擦熱で互いに接合される。この結果、一定の接合強度を持って部品同士ないしは基材同士が、熱伝導性と電気絶縁性との性質を兼備する
酸化アルミニウム微粒子の集まりからなるごく薄い膜を介して接合される。
例えば、基板の表面に熱伝導性ペーストを印刷ないしは塗布し、この基板に金属箔を載せて圧縮荷重を加えて熱処理すると、析出した硬度が大きい
酸化アルミニウムの微粒子の集まりが、基板の表面と金属箔の表面とに食い込むとともに、
酸化アルミニウムの微粒子同士が互いに接触する部位で発生する摩擦熱で接合する。この結果、基板と金属箔とは、
酸化アルミニウム微粒子の集まりを介して接合される。この後、金属箔を導体パターンが形成されたプリント配線に加工とすると、
酸化アルミニウムが化学的に極めて安定であるため、
酸化アルミニウム微粒子の集まりが残存してプリント基板が作成される。このプリント基板においては、プリント配線の熱が、効率よく
酸化アルミニウム微粒子の集まりからなる膜状体に伝達され、この膜状体から大気に放出される。従って、プリント配線に多くの発熱素子を実装しても、プリント配線に実装された半導体素子が熱劣化することはない。なお、発熱素子としては、例えば、発光ダイオード素子、ワイドギャップ半導体からなるICチップないしはIGBTチップないしはパワーMOSFETなどの素子が挙げられる。
【0023】
(削除)
【0024】
(削除)