(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0002】
従来、点状又は線状の突起が表面に並設される平面視正方形の本体部を有してなり、視覚障害者の歩行位置や歩行方向を案内する視覚障害者誘導用ブロックの構成が公知である。この種の視覚障害者誘導用ブロックは、例えば、交通機関のプラットフォームや一般道路等の各種歩行路の路面などに敷設され、本体部がコンクリートや陶器等を用いてブロック状に形成されたものや、ゴムや樹脂等を用いてシート状に形成されたもの等が提案されている。
【0003】
視覚障害者誘導用ブロックは、弱視者に対する視認性向上のために、通常、本体部(又はその表面)が路面の色相とは異なる黄色系等の目立つ色相に着色されて、足の裏や白杖の先端等で突起が認識されるだけでなく、本体部が周囲の路面とのコントラストにより視認されることで歩行位置や歩行方向が判別される。また、弱視者の視認性を確保するためには、本体部と路面と色相の違いだけでなく輝度比を大きくすることも重要である。このように、視覚障害者誘導用ブロックが敷設される際には、本体部と路面の色相や輝度の組み合わせが慎重に考慮されるものの、路面や周辺環境の状況等によっては、本体部と路面との色相が類似して対比効果が発揮されず、また本体部と路面との輝度比を十分に確保できない場合等があった。
【0004】
かかる観点から、例えば、特許文献1には、視覚障害者誘導用ブロックを敷設した領域と、それに隣接する一般ブロックを敷設した領域との輝度比が異なるようにして、視覚障害者誘導用ブロックと周囲の路面とのコントラストを大きくした歩行路の構成が開示されている。また、特許文献2又は特許文献3には、従来の視覚障害者誘導用ブロックの構成として、本体部の少なくとも表面に輝度が異なる領域を区分けして設けた構成が開示されている。
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に開示される構成では、視覚障害者誘導用ブロックと周囲の路面との色相や輝度の組み合わせを選択した上で設計通りに各ブロックを敷設する必要があるため、視覚障害者誘導用ブロック以外の一般ブロックを敷設するためのスペースを余分に確保する必要が生じ、現場での作業負担が大きいという問題があった。
また、特許文献2又は特許文献3に開示される従来の視覚障害者誘導用ブロックの構成では、視覚障害者誘導用ブロック自体に輝度が異なる領域を有するため、上述した問題は解消されるが、弱視者が視認する体部の表面の輝度の高い領域が狭められるため、弱視者の視認領域が制限され、本体部の視認性に劣るという問題があった。
【発明を実施するための形態】
【0016】
次に、発明を実施するための形態を説明する。
【0017】
図1乃至
図5に示す視覚障害者誘導用ブロック1は、路面に敷設され視覚障害者の歩行位置や歩行方向を案内するシート状の点状ブロックとして構成され、具体的には、平面視正方形のシート状の本体部2と、本体部2の表面20に並設された点状の突起3と、本体部2の少なくとも一辺に表裏面が滑らかに連続されるように接合され、本体部1の側方に向けて延出されたシート状の縁部4等とで構成されている。なお、本実施例では、本体部2の隣接する3つの辺、すなわち上辺(
図1において上方の辺)及び左右両辺(
図1において左右の辺)に渡って1つの縁部4が接合される構成について説明する。
【0018】
本体部2は、JIS T 9251(視覚障害者誘導用ブロック等の突起の形状・寸法及びその配列に関する規定)に即した点状ブロックとして構成され、具体的には、平面視正方形に形成されたシート状部材として形成され、表面20に複数の突起3・3・・・が並設されている。突起3は、断面略台形の円柱形状に形成され、本体部2の上下方向(
図1における矢印X方向)に沿って複数(5個)が相互に間隔に離間されて並設されるとともに、同じく本体部2の左右方向(
図1における矢印Y方向)に沿って複数(5個)が相互に等間隔に離間されて並設されている。
【0019】
本体部2は、裏面21の縁側領域に縁部4との接合箇所である段部22・23が形成されている。本実施例の視覚障害者誘導用ブロック1では、本体部2の隣接する3つの辺に渡って縁部4が係合されるため、段部22・23は、本体部2の3つの辺(上辺及び左右両辺)のそれぞれの縁側領域に裏面21が表面20に向けて平面状に凹設されて形成されている。
【0020】
段部22は、本体部2の1つの側面の全幅に沿って奥行長さD1の平面視長尺帯状に凹設されている(
図5(a)参照)。段部23は、本体部2の1つの側面に沿って等間隔に複数(本実施例では4つ)が配設され、段部22より水平方向に連続されて奥行長さD2(D2>D1)の平面視短冊状に凹設されている(
図5(b)参照)。すなわち、段部22・23は、1つの段部22より4つの段部23・23・・・が連続されて、裏面21との境界が平面視凹凸状となるように一体に形成されている(
図2参照)。
【0021】
縁部4は、一定の幅方向長さW(
図1参照)で平面視略コ字型に延出されたシート状部材として形成され、本体部2の3つの辺(上辺及び左右両辺)に渡って接合されて、本体部2の側方に向けて延出されている。縁部4は、厚さTが本体部2の厚さと等しくなるように形成され、本体部2の表面20及び縁部の表面40、並びに本体部2の裏面21及び縁部の裏面41がそれぞれ同一平面となるように滑らかに連続されている(
図5参照)。
【0022】
縁部4は、裏面41に上述した本体部2との接合箇所である係合部42・43が形成されている。係合部42・43は、本体部2との当接面である内側面に形成され、各側面に沿って下方側(裏面41の側)が鍔状に突設されて形成されている。
【0023】
係合部42は、縁部4の1つの側面の全幅に沿って突出長さL1の平面視長尺帯状に突設されている(
図5(a)参照)。係合部43は、本体部2の1つの側面に沿って等間隔に複数(本実施例では4つ)が配設され、係合部42より水平方向に連続されて突出長さL2(L2>L1)の平面視短冊状に突設されている(
図5(b)参照)。すなわち、係合部42・43は、1つの係合部42より4つの係合部43・43・・・が連続されて、端面が平面視凹凸状となるように一体に形成されている(
図2参照)。
【0024】
段部22・23及び係合部42・43は、段部23及び係合部43が対応する位置に同数配設され、段部22の奥行長さD1及び係合部42の突出長さL1、並びに段部23の奥行長さD2及び係合部43の突出長さL2がそれぞれ同じ長さに形成され、段部22・23の境界及び係合部42・43の端面が同形状の平面視凹凸状となるように形成されて、相互に上下方向に重なり合って係合可能とされている。本体部2及び縁部4は、この段部22・23及び係合部42・43を接合箇所として一体とされている。
【0025】
本体部2の裏面21及び縁部4の裏面41には、例えば、粘着剤が塗布された接着テープや接着剤等の接着部(図略)が設けられ、視覚障害者誘導用ブロック1を路面に施設する際にかかる接着部を施工面に面圧着させる等して取り付けられる(
図9及び
図10参照)。
【0026】
本実施例の視覚障害者誘導用ブロック1では、本体部2及び縁部4が所定の色相に着色されて、縁部4の表面40の輝度が本体部2の表面20の輝度よりも低くなるように形成される。好ましくは縁部4の表面40と本体部2の表面20との輝度比が2.0以上となるように形成され、より好ましくは3.0以上となるように形成される。縁部4が本体部2との表面の輝度比が2.0以上となるように形成されることで、本体部2の視認性をより高めることができる。
【0027】
ここでの「輝度」とは、単位面積当たり、単位立体角当たりの放射エネルギーを比視感度で計測されるものであり、輝度計により測定される。「輝度比」とは、輝度が大きい方を除算することで求められ、本実施例では本体部2の表面20の輝度を縁部4の表面40の輝度で除した値のことである。
【0028】
本体部2及び縁部4の色相は、輝度が異なり本体部2の表面20と縁部4の表面40とを区分できるものであれば、同色でも異色でもよい。異色の場合としては、黄色系とグレー系の組み合わせの他に、黄色系と橙色系、又は水色系と深緑系などの多様な組み合わせが挙げられる。
【0029】
本体部2及び縁部4の寸法は、例えば、本体部2がJIS T 9251に即して、一辺の長さが300mmの平面視正方形に形成される場合は、縁部4は、幅方向長さW(詳細には表面40の幅方向長さ、
図1参照)が5〜120mmとなるように形成され、好ましくは50mmとなるように形成される。幅方向長さWが5mm以下であると細すぎて目立たず目地と間違えられる可能性があり、一方120mm以上であると本体部2と誤認して、歩行位置や歩行方向を判別できない可能性があるからである。また、縁部4は、厚さTが本体部2と等しく2〜10mmとなるように形成される。
【0030】
本体部2及び縁部4の材料は、主原料としてゴム、熱可塑性エラストマー、及び熱可塑性樹脂からなる群から選択される少なくとも1種、又は2種以上が用いられ、射出成形等により一体に成形される。
【0031】
ゴムとしては、例えば、天然ゴム(NR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)等のジエン系ゴム;エチレン−プロピレンゴム(EPM)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、エチレン−ブテンゴム(EBM)、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、アクリルゴム(ACM、ANM)等のオレフィン系ゴム;エピクロロヒドリンゴム(ECO);シリコーンゴム(Q);フッ素ゴム;ウレタンゴム等を用いることができる。なお、これらのゴムは、単独で用いられてもよく、又は2種以上が併用されてもよい。
【0032】
熱可塑性エラストマーとしては、例えば、スチレン系エラストマー(TPS)、オレフィン系エラストマー(TPO)、ポリ塩化ビニル系エラストマー(TPVC)、ポリエステル系エラストマー(TPEE)、ウレタン系エラストマー(TPU)、ポリアミド系エラストマー(TPA、TPAE)等を用いることができる。なお、これらの熱可塑性エラストマーは、単独で用いられてもよく、又は2種以上が併用されてもよい。
【0033】
熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂(ABS)、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA)、ポリスチレン樹脂(PS)、ポリエチレン樹脂(PE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリアミド樹脂(PA)等が挙げられる。なお、これらの熱可塑性樹脂は、単独で用いられてもよく、又は2種以上が併用されてもよい。
【0034】
上述した主原料の内で特に好ましく用いられるものとしては、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、スチレン系エラストマー(TPS)、ウレタン系エラストマー(TPU)、オレフィン系エラストマー(TPO)、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、及びアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体樹脂(ABS)等が挙げられる。
【0035】
また、上述した主原料の他に、各種添加剤として、例えば、カーンボンブラック、シリカ、二酸化チタン、各種顔料、クレー、酸化亜鉛、ステアリン酸、促進剤、加硫剤、硫黄、安定剤、劣化防止剤、加工助剤、粘着付与剤、可塑剤、ワックス、早期加硫促進剤、エクステンダー油等を適宜添加することができる。
【0036】
主原料及び添加剤の種類並びにその配合量は、本実施例の視覚障害者誘導用ブロック1がシート状の点状ブロックとして十分な強度を有し、かつ歩行性、耐候性、防汚性、及び耐摩耗性等を損なうことのない範囲で適宜設定することができる。特に、本実施例の視覚障害者誘導用ブロック1では、本体部2が黄色系の色相に着色され、縁部4がグレー系の色相に着色される場合には、本体部2及び縁部4の材料にそれぞれ所定の添加剤(顔料)が配合される。
【0037】
本体部2の材料としては、後述する二次成形における変形を防止するために、好ましくは添加剤として収縮防止剤が配合されたものが用いられる。
【0038】
縁部4の材料としては、好ましくは成形時に縁部4が本体部2よりも硬度が高い材料が用いられる。縁部4の硬度の調整は、縁部4の材料中の主原料及び添加剤の配合量において、例えば、主原料としてのゴム等の配合割合を減らすか、主原料としての熱可塑性エラストマー又は熱可塑性樹脂の配合割合を増やすことで行われる。このように、縁部4が本体部2よりも硬度が高くなるように形成されることで、本体部2及び縁部4との境界で発生する滲みを低減でき、ひいては本体部2の視認性を向上できるとともに、視覚障害者誘導用ブロック1の美観も損なうことがない。
【0039】
視覚障害者誘導用ブロック1の製造方法としては、異種材料を成形可能な射出成形機等を用いるなど公知の方法を採用することができる。例えば、一次成形として、所定形状及び寸法の縁部4が成形されるように設計された金型をセットし、かかる金型内に縁部4の材料を射出して予め縁部4を成形する。次いで、二次成形として、所定形状及び寸法の本体部2が成形されるように設計された金型をセットし、金型内に一次成形にて得られた縁部4を取り付けた状態で本体部2の材料を射出して、本体部2を成形すると同時に金型内の縁部4と本体部2とを接合させることで、本体部2及び縁部4が一体に成形された視覚障害者誘導用ブロック1を容易に得ることができる。
【0040】
表1に、所定の材料を用いて成形した場合の視覚障害者誘導用ブロック1の物理特性の測定データ例を示す。
【0041】
なお、表1は、本体部2及び縁部4の使用材料として、シート状の点状ブロックとして必要な物理特性を有するように、主原料としてのTPS及びSBRとともにその他の各種添加剤を所定割合で配合したものを用いた場合の例示である。射出成形の条件としては、一次成形は射出温度180〜230℃、金型温度30〜60℃、射出時間10〜20秒、及び冷却時間30〜90秒の条件下で、二次成形は射出温度180〜230℃、金型温度30〜60℃、射出時間5〜10秒、及び冷却時間30〜90秒の条件下で行うのが好ましい。
【0043】
以上のように、本実施例の視覚障害者誘導用ブロック1は、路面に敷設され視覚障害者の歩行位置や歩行方向を案内するシート状の視覚障害者誘導用ブロック1において、点状又は線状の突起3が表面に並設された平面視正方形のシート状の本体部2と、本体部2の少なくとも一辺に表裏面が滑らかに連続されるように接合され、本体部2の側方に向けて延出されたシート状の縁部4と、を有してなり、縁部4は、本体部2よりも表面40の輝度が低くなるように形成されるものであるため、弱視者が視認する領域を確保して路面や周辺環境の状況によらず本体部2を確実に視認できるのである。
【0044】
すなわち、本実施例では、本体部2よりも表面の輝度が低くなるように形成された縁部4が本体部2の側方に向けて延出されて設けられるため、視覚障害者誘導用ブロック1自体に輝度が異なる領域を有するとともに、本体部2において輝度が高く弱視者が視認する領域が十分に確保されるため、敷設される路面や周辺環境に基づく影響を低減して、本体部2を確実に視認できる。また、縁部4が本体部2に表裏面が滑らかに連続されるように接合されるため、本体部2と縁部4との境界に切れ目や凹凸がなく、路面の露出や異物の混入による本体部2の視認性が低下するのを防止できる。
【0045】
特に、本実施例の視覚障害者誘導用ブロック1では、縁部4は、側面より延出された係合部42・43が形成され、係合部42・43が本体部2の裏面21の縁側領域に形成される段部22・23に係合された状態で接合されるため、簡易な構成で本体部2及び縁部4の接合面積を大きくすることができ、ひいては本体部2及び縁部4の接着強度を高めることができる。
【0046】
また、係合部42・43の端面が平面視凹凸状に形成されるため、例えば、平面視長尺帯状の係合部42と平面視短冊状の係合部43を一体に組み合わせるなどして端面が平面視凹凸状に形成することで、段部22・23及び係合部42・43の接合面積をより大きくすることができ、本体部2及び縁部4の接着強度をより高めることができる。
【0047】
なお、視覚障害者誘導用ブロック1の構成としては、上述した実施例に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。以下の実施例において、特に言及する場合を除いて、視覚障害者誘導用ブロックの各構成部材は上述した実施例と同様に形成される。
【0048】
すなわち、上述した実施例の視覚障害者誘導用ブロック1は、平面視長尺帯状の段部22及び係合部42と平面視短冊状の段部23及び係合部43が一体に組み合わされて形成されるが、かかる本体部2及び縁部4の接合箇所の形状はこれに限定されず、例えば、平面視長尺帯状の段部22及び係合部42のみで形成されるか、又は平面視短冊状の段部23及び係合部43のみで形成されるように構成してもよい。
【0049】
また、上述した実施例の視覚障害者誘導用ブロック1は、本体部2の隣接する3つの辺(上辺及び左右両辺)に渡って1つの縁部4が接合される構成について説明したが、かかる縁部4の配置形状はこれに限定されず、少なくとも本体部2の一辺に縁部4が接合されていればよい。
【0050】
例えば、
図6に示す実施例の視覚障害者誘導用ブロック101では、本体部102の隣接する2つの辺、すなわち上辺(
図6において上方の辺)及び左辺(
図6において左方の辺)に渡って1つの縁部104が接合されている。かかる場合は、縁部104は、幅方向長さW(
図6参照)が一定の平面視略L字型となるように形成されたシート状部材として形成される。
【0051】
図7に示す実施例の視覚障害者誘導用ブロック201では、本体部202の一つの辺(
図7において左方の辺)に渡って1つの縁部204が接合されている。かかる場合は、縁部204は、幅方向長さW(
図7参照)が一定の平面視略I字型となるように形成されたシート状部材として形成される。
【0052】
図8に示す実施例の視覚障害者誘導用ブロック301では、まず、本体部302がJIS T 9251に即した線状の突起303が並設された線状ブロックとして構成されている。突起303は、断面略台形の長板状に形成され、本体部302の上下方向(
図8における矢印X方向)に沿って並設されるとともに、本体部2の左右方向(
図8における矢印Y方向)に沿って複数(4個)が相互に等間隔に離間されて並設されている。そして、視覚障害者誘導用ブロック301では、本体部302の対向する2つの辺(
図8において左方の辺)に渡って2つの縁部304・304がそれぞれ接合されている。かかる場合には、縁部304は、幅方向長さW(
図8参照)が一定の平面視略I字型となるように形成されたシート状部材として形成される。
【0053】
また、上述した実施例(
図1、
図6乃至
図8)の視覚障害者誘導用ブロック1等が実際の路面に敷設される場合には、例えば、
図9(a)に示すように、線状ブロックとしての視覚障害者誘導用ブロック301が連続して敷設され、その両端位置に点状ブロックとしての視覚障害者誘導用ブロック1が敷設されてもよい。また、
図9(b)に示すように、縁部204が外側に位置するようにして視覚障害者誘導用ブロック201が対向二列に連続して敷設され、その両端位置に同じく縁部104が外側に位置するようにして視覚障害者誘導用ブロック101が敷設されてもよい。
【0054】
また、例えば、
図10に示すように、線状ブロックとしての視覚障害者誘導用ブロック301の端位置に直交するように点状ブロックとしての視覚障害者誘導用ブロック1・201が連続して敷設されてもよい。かかる場合には、視覚障害者誘導用ブロック1と視覚障害者誘導用ブロック301においていずれか一方(本実施例では視覚障害者誘導用ブロック301)の縁部304に切欠部304aを形成して、視覚障害者誘導用ブロック1の縁部4と視覚障害者誘導用ブロック301の縁部304とが重畳しないように構成される(
図10(a)参照)。また、視覚障害者誘導用ブロック201と視覚障害者誘導用ブロック304との間に線状ブロックとしての補助ブロック5を介設して、同様に視覚障害者誘導用ブロック1の縁部4と視覚障害者誘導用ブロック301の縁部304とが重畳しないように構成されてもよい(
図10(b)参照)。