特許第6385385号(P6385385)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6385385
(24)【登録日】2018年8月17日
(45)【発行日】2018年9月5日
(54)【発明の名称】物品収容カバー
(51)【国際特許分類】
   B65D 65/04 20060101AFI20180827BHJP
【FI】
   B65D65/04 A
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-84253(P2016-84253)
(22)【出願日】2016年4月20日
(65)【公開番号】特開2017-193349(P2017-193349A)
(43)【公開日】2017年10月26日
【審査請求日】2018年6月12日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】592110808
【氏名又は名称】株式会社キラックス
(74)【代理人】
【識別番号】100101524
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 哲哉
(72)【発明者】
【氏名】吉良 伸一
(72)【発明者】
【氏名】下山 康
【審査官】 矢澤 周一郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−082207(JP,A)
【文献】 特開2002−362615(JP,A)
【文献】 特開2001−270552(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 65/00−65/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
台車上に載置された物品を覆うことによって当該台車とともに当該物品を収容状態とする物品収容カバーであって、
おもて側シートと、裏側シートと、一対のマチ用シートとを有し、
前記おもて側シートの上縁部と前記裏側シートの上縁部とは、内側に折り曲げられた一対の前記マチ用シートの上縁部を挟んで結合され、
前記おもて側シートの左右の一対の側縁部と、一対の前記マチ用シートのおもて側の側縁部とが結合され、
前記裏側シートの左右の一対の側縁部と、一対の前記マチ用シートの裏側の側縁部とが結合され、
当該物品収容カバー上部には、フラップが設けられており、
前記おもて側シート又は前記裏側シートには、当該おもて側シート又は当該裏側シートの高さ方向に延び、その高さ方向における種々の位置に前記フラップが着脱可能に結合される自在被結合部が設けられている、
物品収容カバー。
【請求項2】
請求項1に記載の物品収容カバーであって、
前記フラップが、面ファスナ(オス)及び面ファスナ(メス)のうちの一方であり、
前記自在被結合部が、面ファスナ(オス)及び面ファスナ(メス)のうちの他方である、
物品収容カバー。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の物品収容カバーであって、
前記裏側シート又は前記おもて側シートの左右の一対の側縁部と、一対の前記マチ用シートの裏側又はおもて側の側縁部とは、ファスナを介して開閉可能に結合されている、
物品収容カバー。
【請求項4】
請求項1〜請求項3のいずれかに記載の物品収容カバーであって、
前記おもて側シート、前記裏側シート、前記マチ用シートのうちのいずれかの下縁部に、下縁部フラップが設けられており、
前記おもて側シート、前記裏側シート、前記マチ用シートのうちのいずれかの下縁部に、前記下縁部フラップが着脱可能に結合される下縁部被結合部が設けられている、
物品収容カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品が収容されるカバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
各種の物品を搬送等するために、台車が使用される場合がある。台車を用いることによって、重い物品も容易に搬送することができる。
一方、物品を断熱(保温又は保冷)状態で輸送したり、遮光・雨よけ状態で輸送する際には、その物品をケースに収容したり、カバーで被覆する場合がある。
【0003】
そして、台車を使用して物品を断熱・遮光・雨よけ状態で輸送する場合には、断熱・遮光・防水効果を有するシートによって形成され袋状をなし下部が開口した物品収容カバーが使用される場合がある。
台車に載置された物品に対して、そのカバーを被せることによって、そのカバー及び台車によって形成されるほぼ閉じた空間内に、その物品を収容するのである。
【0004】
ところで、台車に載置されカバーに覆われて搬送される物品の高さ(複数の物品が積層される場合は当該物品の数)には、種々の場合がある。
すなわち、物品の高さが高い(物品の数の多い)場合には、高さの高いカバーが必要である一方で、物品の高さが低い(物品の数の少ない)場合には、高さの低いカバーで足りるとともに、高さの高いカバーではかえって邪魔である。
【0005】
このため、従来においては、搬送される物品の高さ(物品の数)に応じて種々の高さのカバーが用意されていた。
しかしながら、種々の高さのカバーを用意するのは煩雑であるとともに、コスト高となる。
【0006】
なお、本発明の属する技術分野において、特許文献1に開示された先行技術も存在している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2010−254311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、搬送される物品を台車とともに収容状態とするカバーであって、種々の高さ(種々の数)の物品にも適切に対応可能なものを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この課題を解決するために、請求項1に係る発明は、台車上に載置された物品を覆うことによって当該台車とともに当該物品を収容状態とする物品収容カバーであって、おもて側シートと、裏側シートと、一対のマチ用シートとを有し、前記おもて側シートの上縁部と前記裏側シートの上縁部とは、内側に折り曲げられた一対の前記マチ用シートの上縁部を挟んで結合され、前記おもて側シートの左右の一対の側縁部と、一対の前記マチ用シートのおもて側(おもて側シートの側)の側縁部とが結合され、前記裏側シートの左右の一対の側縁部と、一対の前記マチ用シートの裏側(裏側シートの側)の側縁部とが結合され、当該物品収容カバー上部には、フラップが設けられており、前記おもて側シート又は前記裏側シートには、当該おもて側シート又は当該裏側シートの高さ方向に延び、その高さ方向における種々の位置に前記フラップが着脱可能に結合される自在被結合部が設けられている、物品収容カバーである。
【0010】
この発明の物品収容ケースでは、次のように使用されて、次のような作用効果が得られる。
マチ用シートが折り畳み状態ではない状態(平面状態又はそれに近い状態等)とされることによって、おもて側シートと裏側シートとが離隔し、その上部を除く全体がほぼ直方体状となり、物品収容可能状態となる。
その状態の物品収容カバーを台車上に載置された物品に対して被せることによって、物品を収容状態とする。
【0011】
そして、物品収容カバーの内部空間のうちの物品よりも上の部分が所定以上に余っている場合には、その余剰部分における一対のマチ用シートを折り畳み状態(又はそれに近い状態)とされることによって、おもて側シートと裏側シートとが相互に接近した状態となって略一平面状部が形成され、その略一平面状部がおもて側シート又は裏側シートの側に折り畳まれ、フラップが自在被結合部(そのうちのできるだけ下の部分又は最下部)に対して結合される。
このようにして、物品収容カバーのうちの余剰部分(又はその一部)が、折り畳み状態でおもて側シートに対して重ねられて結合される。
こうして、この物品収容カバーは、台車とともに物品を収容しつつ、基本的に、最小限の大きさとなる。
このため、この物品収容カバーは、高さの高い物品の場合(物品の数が多い場合)にも、高さの低い物品の場合(物品の数が少ない場合)にも対応可能であるとともに、後者の場合には、物品の高さ(又は数)に応じて小さくなるために、邪魔とはならない。
【0012】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の物品収容カバーであって、前記フラップが、面ファスナ(オス)及び面ファスナ(メス)のうちの一方であり、前記自在被結合部が、面ファスナ(オス)及び面ファスナ(メス)のうちの他方である、物品収容カバーである。
【0013】
この発明の物品収容カバーは、請求項1に係る発明の物品収容カバーの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の物品収容カバーでは、フラップ及び自在被結合部が面ファスナによるものであるため、フラップは、容易に、自在被結合部のうちの任意の位置(おもて側シートの高さ方向における任意の位置)に着脱可能に結合される。
こうして、請求項1に係る発明の物品収容カバーの効果がより容易に得られる。
【0014】
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明の物品収容カバーであって、前記裏側シート又は前記おもて側シートの左右の一対の側縁部と、一対の前記マチ用シートの裏側又はおもて側の側縁部とは、ファスナを介して開閉可能に結合されている、物品収容カバーである。
【0015】
この発明の物品収容カバーは、請求項1又は請求項2に係る発明の物品収容カバーの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の物品収容カバーでは、台車上の物品を覆おうとする際に、予めファスナが開状態とされ、裏側シート又はおもて側シートの側縁部とマチ用シートの裏側又はおもて側の側縁部とが非結合状態とされることによって、物品を覆う作業を容易に行うことができる。
その作業終了後には、ファスナは閉状態とされ、裏側シート又はおもて側シートの側縁部とマチ用シートの裏側又はおもて側の側縁部とが結合状態とされ、物品を収容状態とすることができる。
【0016】
請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに係る発明の物品収容カバーであって、前記おもて側シート、前記裏側シート、前記マチ用シートのうちのいずれかの下縁部に、下縁部フラップが設けられており、前記おもて側シート、前記裏側シート、前記マチ用シートのうちのいずれかの下縁部に、前記下縁部フラップが着脱可能に結合される下縁部被結合部が設けられている、物品収容カバーである。
【0017】
この発明の物品収容カバーは、請求項1〜請求項3のいずれかに係る発明の物品収容カバーの作用効果に加えて、次の作用効果が得られる。
すなわち、この発明の物品収容カバーでは、台車上の物品を覆った状態で、下縁部フラップが下縁部被結合部に対して結合されることによって、開口状をなす当該物品収容カバーの下縁部を絞ることも可能となり、その場合は、物品をより密閉状態に近づけることが可能となり、より大きな断熱効果等を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1A】本発明の一実施例の物品収容カバーを示す斜視図(斜め前方から見た図)である。
図1B】本発明の一実施例の物品収容カバーを示す斜視図(斜め後方から見た図)である。
図2】本発明の一実施例の物品収容カバーを示す分解斜視図である。
図3A】本発明の一実施例の物品収容カバーの使用方法(物品の収容工程)を示す斜視図(斜め後方から見た図)である。最初の段階を示す。
図3B】本発明の一実施例の物品収容カバーの使用方法(物品の収容工程)を示す斜視図(斜め後方から見た図)である。図3Aの次の段階を示す。
図3C】本発明の一実施例の物品収容カバーの使用方法(物品の収容工程)を示す斜視図(斜め後方から見た図)である。図3Bの次の段階を示す。
図4A】本発明の一実施例の物品収容カバーの使用状態を示す斜視図(斜め前方から見た図)である。高さの高い物品等を収容する状態を示す。
図4B】本発明の一実施例の物品収容カバーの使用状態を示す斜視図(斜め前方から見た図)である。高さの低い物品等を収容する状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、本発明の一実施例である物品収容カバーについて、図面に基づいて説明する。
この物品収容カバー10(図1A図1B等)は、台車C上の物品B(図3A等)を台車C(その天板)とともに形成されるほぼ閉じた空間内に収容するものである。
【0020】
図1A図2に示すように、この物品収容カバー10は、おもて側シート20,裏側シート30,一対のマチ用シート40を有しており、下部が開口した袋状をしている。
おもて側シート20,裏側シート30,一対のマチ用シート40は、いずれも、複数枚のシートが積層されて形成されており、可撓性を有するとともに、断熱性・遮光性・防水性を有している。
【0021】
おもて側シート20の上縁部と裏側シート30の上縁部とは、内側に折り曲げられた一対のマチ用シート40の上縁部を挟んで縫い付けられて結合されている。
おもて側シート20の左右の一対の側縁部は、一対のマチ用シート40のおもて側(おもて側シート20の側)の側縁部と縫い付けられて結合されている。
裏側シート30の左右の一対の側縁部と、一対のマチ用シート40の裏側(裏側シート30の側)の側縁部とは、ファスナ45を介して開閉可能に(すなわち、結合状態と非結合状態との間を変相可能に)結合されている。
【0022】
こうして、この物品収容カバー10は袋状をしているとともに、下部が開口している。その開口の大きさは、台車C(その天板)(図3A等)の大きさに対応している。
そして、マチ用シート40が折り曲げ状態となることによって、おもて側シート20と裏側シート30とが接近し、全体がほぼ一平面状となり、折り畳み状態となる。
一方、各マチ用シート40のほぼ全体(上部を除く)がほぼ平面状となることによって、おもて側シート20と裏側シート30とが離隔し、その上部を除く全体がほぼ直方体状となり、物品収容可能状態となる。
【0023】
図1A図2に示すように、この物品収容カバー10の上部(裏側シート30の上部)には、一対のフラップ35が設けられている。
各フラップ35は、短い帯状をなす面ファスナ(オス)によって形成されている。各フラップ35は、その基端部が裏側シート30の上縁部に縫い付けられており、可撓性を有しているとともに、その基本状態において、裏側シート30の長さ方向(鉛直上方)に延びている。
【0024】
一対のフラップ35に対応して、おもて側シート20には、一対の自在被結合部25が設けられている。
各自在被結合部25は、長い帯状をなす面ファスナ(メス)によって形成されており、おもて側シート20の長さ方向に延び、おもて側シート20の下端部から上端部まで及んでいる。各自在被結合部25は可撓性も有しており、おもて側シート20の可撓性を阻害しない。
【0025】
各マチ用シート40の下端部のうちの裏側(裏側シート30の側)の各側縁部(各ファスナ45の近傍)には、下縁部フラップ48が設けられている。
各下縁部フラップ48は、短い帯状をなす面ファスナ(オス)によって形成されている。各下縁部フラップ48は、その基端部がマチ用シート40の裏側(裏側シート30の側)の側縁部に縫い付けられており、可撓性を有しているとともに、その基本状態において、マチ用シート40(そのうちの裏側シート30の側の半部)の幅方向(水平方向)に延びている。
【0026】
各下縁部フラップ48に対応して、裏側シート30には、下縁部被結合部38が設けられている。
各下縁部被結合部38は、面ファスナ(メス)によって形成されており、裏側シート30の下端部のうちの左右の各側縁部及びその近傍に縫い付けられている。各下縁部被結合部38も可撓性も有しており、裏側シート30の可撓性を阻害しない。
【0027】
次に、この物品収容カバー10の使用方法及び作用効果について説明する。
まず、図3Aに示すように、物品Bを台車Cの上に載置する。
次に、必要に応じて各ファスナ45を開状態(全開とは限らない)として、裏側シート30の左右の一対の側縁部と一対のマチ用シート40の裏側(裏側シート30の側)の側縁部とを非結合状態とする。
次に、図3A図3Bに示すように、物品B及び台車Cの天板に対して、物品収容カバー10を被せる。
次に、図3B図3Cに示すように、各ファスナ45を閉状態として、裏側シート30の左右の一対の側縁部と一対のマチ用シート40の裏側(裏側シート30の側)の側縁部とを結合状態とする。
こうして、その物品Bを物品収容カバー10及び台車C(その天板)によって形成されるほぼ閉じた空間内に収容した状態とする。
【0028】
次に、同じく図3B図3Cに示すように、各下縁部フラップ48を下縁部被結合部38に対して結合する。これによって、ファスナ45(その下端部等)において仮に隙間が存在していても、その隙間が塞がれて、より密閉性が高まる。
また、本来的に、この物品収容カバー10(その下縁部)の開口の大きさは、台車C(その天板)の大きさに対応しているが(このことは前述)、それでもこの物品収容カバー10(その下縁部)と台車C(その天板)との間に多少の隙間が存在する場合には、各下縁部フラップ48を下縁部被結合部38のうちの最も遠い部位に対して結合し、この物品収容カバー10の下縁部を絞ることによって、その隙間を解消又は軽減させて、密閉性をより高めることができる。
【0029】
なお、必要に応じて、台車Cには、物品収容カバー10が所定の高さ位置よりも下降することを防止する機構が設けられていてもよい。
【0030】
そして、この物品収容カバー10は、収容される物品B(図3A参照)の高さに応じて、次のように使用される。
図4Aに示すように、物品Bの高さが物品収容カバー10の高さとほぼ同一の場合は、前述のようにして使用されるのみである。
【0031】
一方、図4Bに示すように、物品Bの高さが物品収容カバー10の高さと比較して所定以上低い場合は、前述のように物品Bを収容状態とした後において、図中2点鎖線で示すように、物品収容カバー10のうち物品Bよりも高い部分についてマチ用シート40を折り曲げ状態として、おもて側シート20と裏側シート30とを接近させ、略一平面状部(符号省略)を形成する。
そして、図中実線で示すように、その略一平面状部をおもて側シート20の側に折り曲げ、各フラップ35を各自在被結合部25に対して結合させる。すなわち、各フラップ35を各自在被結合部25のうちのできるだけ下の部位又は最下部に対して結合させる。
こうして、この物品収容カバー10は、物品Bを収容しつつ、基本的に、最小限の大きさとなる。
こうして、この物品収容カバー10は邪魔になることが防止される。
【0032】
このように、この物品収容カバー10は、収容される物品Bの高さに対応した高さとなり、種々の高さの物品Bを適切に収容することが可能となる。
【0033】
なお、上記のものはあくまで本発明の一実施例にすぎず、当業者の知識に基づいて種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
【0034】
例えば、物品収容カバー10のおもて側・裏側は、上記の実施例とは逆でもよい。各面ファスナのオス・メスも、上記の実施例とは逆でもよい。
また、台車Cの天板が物品収容カバー10の下縁部の開口よりも十分に大きく、台車Cに載置された物品Bを覆う物品収容カバー10の下縁部が台車Cの天板上に当接又は近接するように使用されるものであってもよい。
【符号の説明】
【0035】
10 物品収容カバー
20 おもて側シート
25 自在被結合部
30 裏側シート
35 フラップ
38 下縁部被結合部
40 マチ用シート
45 ファスナ
48 下縁部フラップ
図1A
図1B
図2
図3A
図3B
図3C
図4A
図4B