【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的のために、本発明は自動車に取り付けるためのタンクを提供し、このタンクは、
‐アンモニア前駆物質を収容するために好適な容器;及び
‐容器のアンモニア前駆物質をアンモニアガスに分解し、それを貯蔵するように構成されたシステムであって、このシステムは少なくとも部分的に容器の内側に、及び/又は容器の壁上に配置されている、システム;
を備える。
【0008】
このアンモニアガスは、次いで固体吸収マトリックスを再生するために使用される。このように、その場での再生手順が提案される。言い換えると、マトリックスの再生は、自動車上で行われる。より正確には、本発明による再生手順は、アンモニアの前駆物質の分解に基づいている。特定の実施形態では、アンモニア前駆物質の分解は、熱分解ユニットを使用することによって得ることができる。例えば、この分解ユニットは、制御可能な加熱器を備える。
【0009】
別の特定の実施形態では、アンモニア前駆物質の分解は、自動車に積載された生化学的分解ユニットを使用することによって得ることができる。このユニットは、化学反応に触媒作用を及ぼす1つ又はいくつかのタンパク質成分を貯蔵する。
【0010】
言い換えると、それらタンパク質成分は、例えば加熱することによって活性化される。より正確には、それらタンパク質成分は、アンモニア前駆物質のアンモニアへの加水分解(すなわち分解)に触媒作用を及ぼすように適用される。この分解によって、アンモニアガスを再充填することからなる再生がもたらされる。再充填されたアンモニアガスは、次いで固体吸収マトリックスに案内され(転送され)、そこでマトリックスに貯蔵される。本発明によれば、マトリックスの再生のために、外部アンモニア源は使用されず、手動の解体操作は必要とされない。したがって、本発明による再生手順は簡単かつ迅速であり、安全である。
【0011】
アンモニア前駆物質は、固体の化合物又は液体、例えば尿素水溶液とすることができる。「尿素溶液」との用語は、一般的には水溶液であるが、尿素を含有するいずれかの溶液を意味するものと理解される。本発明は、水/尿素の共融溶液によって良好な結果を与え、この共融溶液に対しては、品質標準、例えばISO22241によれば、AdBlue(登録商標)溶液(尿素の市販溶液)の場合には、尿素含有量は31.8重量%〜33.2重量%(すなわち、32.5 +/− 0.7重量%)であり、したがって使用可能なアンモニアの量は18.0〜18.8%である。また、本発明は、商標名Oenoxiumの下で販売されており、その組成のうちの1つ(Oenoxium−30)が、AdBlue(登録商標)溶液のアンモニア量と同等のアンモニア量を含有する、尿素/ギ酸アンモニウム混合物のこれもまた水溶液に適用することができる。Oenoxiumは(−11°とは対照的に)−30℃以下でしか凍らないという利点を有するが、ギ酸の放出の可能性に関連する腐食の問題という欠点を有する。本発明はまた、ギ酸グアニジン(guanidinium formate)にも適用することができる。
【0012】
本発明は、水/尿素の共融溶液のコンテクストにおいて特に有利であり、水/尿素の共融溶液はガソリンスタンドにおいて広く入手できる。
【0013】
有利には、このシステムは少なくとも部分的に容器の内側に配置される。
【0014】
好ましくは、システム全体が容器の内側に配置される。したがって、アンモニア前駆物質の分解はアンモニア前駆物質の容器の内側で行われ、そこではこの前駆物質を直接使用することができる。このように、前駆物質を容器から分解ユニットへ移送するように設けられたパイプ又はポンプを自動車に配備する必要はない。別の利点は、容器から離れることなく分解ユニットへアンモニア前駆物質が移送されるので、アンモニア前駆物質の外側での漏れのリスクが無いということである。さらに、自動車への取り付けが、容器の内側に配置された分解ユニットとして容器と一緒に自動車に取り付けられるので、容易とされる。
【0015】
一実施形態では、このシステムは分解ユニットを備える。
【0016】
有利には、この分解ユニットは、アンモニア前駆物質を分解することに対して好適な少なくとも1つのタンパク質成分を備える。
【0017】
好ましくは、このタンパク質成分はウレアーゼのような少なくとも1つの酵素を備える。
【0018】
特に、好熱性タイプの酵素が非常に好適である。ウレアーゼはいずれかの好適な態様で貯蔵することができる。例えば、第1の実施形態では、ウレアーゼは樹脂の様々な層中に固定することができる。第2の実施形態では、ウレアーゼは膜の上に固着することができる。
【0019】
一実施形態において、容器は、容器の外側から、分解ユニットを容器から外すことなくこの成分にアクセスできるようにする開口部を有している。
【0020】
したがって、この成分は簡単な態様で新鮮な成分に置き換えることができる。
【0021】
好ましくは、分解ユニットは加熱器を設けられる。
【0022】
そのような加熱器は、酵素又はタンパク質の望ましい活性のための最適な温度を提供することができる。例えば、加熱器は、生化学的分解ユニット内を30℃〜60℃の温度に維持するように構成することができる。
【0023】
より一般的には、加熱器を有するチャンバの温度は、所定の範囲内に制御され、所定の範囲が環境の温度以下になる場合には、冷却手段を加熱器内において使用可能にする。言い換えると、加熱器は、チャンバ内の温度を上昇させるように制御するか、チャンバ内の温度を下降させるように制御するか、することができる。
【0024】
特定の実施形態では、加熱器は、転化(conversion)が必要な際には、タンパク質の活性に対応する少なくとも1つの所定の温度範囲内で作用するように、また、タンパク質成分の保存に対応する別の所定の温度範囲内で作用してその寿命を延長するように、構成される。
【0025】
本発明の特定の実施形態では、加熱器は抵抗加熱要素を備える。これら抵抗加熱要素は、金属加熱繊維(ワイヤ)、フレキシブル加熱器、(すなわちフィルムに添付されるか、又は2つのフィルム又はシート(すなわち、2つの実質的に平坦な支持部材であって、その材料及び厚みはそれらが柔軟であるようにされている)間に配置された1つ以上の抵抗路)又はいずれかの他のタイプの、SCRシステムの構成要素中に挿入される及び/又はSCRシステムの構成要素の周りに巻き付けられるのに適した形状、サイズ、及び柔軟さを有する抵抗要素とすることができる。PTC(正の温度係数)要素は加熱に対してさらに特に好適である。本発明の別の特定の実施形態では、加熱器はエンジンの放散された熱(例えば、液体のエンジン冷却システムの流れ)及び/又は生化学的分解ユニットを加熱するための排気ライン(ガス)を使用する。
【0026】
好ましくは、タンクが、分解ユニットの寸法及び成分の特性の関数として予め決められた所定の時間中に加熱器を活性化するために配置される。
【0027】
一実施形態においては、分解ユニットは、アンモニア前駆物質と成分との間の連通を可能にする開口部と、少なくとも1つの弁を閉止するための取り外し可能なカバーとを有し、タンクはカバーを取り外して弁を閉止するように配置されている。
【0028】
したがって、人(one)が開口部を通じて成分に到達すると、成分とアンモニア前駆物質との間の流体連通が自動的に中断され、そのことがタンクの外側での前駆物質の漏れを防止する。
【0029】
有利に、分解ユニットは2つのチャンバを有し、これらチャンバの少なくとも1つは、チャンバに含まれる流体が成分と接触状態にあるように配置される。
【0030】
また、本発明によるタンクは、以下の特徴のうちの少なくとも1つを提供する。
‐チャンバのうちの1つだけが、チャンバに含まれる流体が成分と接触するように配置される。
‐両方のチャンバが、チャンバに含まれる流体が成分と接触状態にあるように配置される。
‐これらチャンバは壁によって離間され、この壁はチャンバの他方の壁に対して動くように配置される。
‐チャンバは剛性を有する壁によって離間される。
‐この壁は、チャンバの他の壁部に対して滑動するように取り付けられている。
‐チャンバは柔軟な壁によって分離されている。
‐チャンバは、端部を有する壁によって分離されており、この端部がチャンバの他の壁に堅固に固定されている。
‐壁は、アンモニアガスに対して透過性を有する。
‐チャンバは、壁を通じて互いに流体連通状態にある。
‐チャンバは、壁を通じて互いに流体連通状態にない。
‐チャンバのうちの1つだけが、このチャンバからアンモニアガスを貯蔵ユニットに移送するために配置されている。
‐両方のチャンバが、チャンバからアンモニアガスを貯蔵ユニットに移送するために配置されている。
【0031】
一実施形態において、分解ユニットは、分解ユニットから出るアンモニアガスの流量を制御するように配置されたブラダー(bladder)を備える。
【0032】
一実施形態において、チャンバのうちの第1のチャンバはアンモニア前駆物質をアンモニアガスに分解するために配置され、チャンバのうちの第2のチャンバは第1のチャンバからアンモニアガスを受け取り、それを貯蔵ユニットに移送するために配置されている。
【0033】
別の一実施形態では、チャンバそれぞれが、アンモニア前駆物質をアンモニアガスに分解し、このガスを、別のチャンバを通過することなく、貯蔵ユニットに移送するために配置されており、チャンバは、チャンバの他の壁に対して移動するように配置された所定の壁の反対側に延びている。
【0034】
また別の一実施形態においては、チャンバのうちの第1のチャンバは、アンモニア前駆物質をアンモニアガスに分解し、このガスを、第2のチャンバを通過することなく、貯蔵ユニットに移送するために配置されており、第2のチャンバは第1のチャンバから溶液を受け取るために配置されている。
【0035】
有利には、タンクは、分解ユニットにおける液相に存在するアンモニアを回収するための手段を備える。
【0036】
したがって、液相におけるアンモニアの少なくとも一部分は無駄にならない。
【0037】
好ましくは、これら回収手段は液‐蒸気分離ユニットを備え、これら手段は好ましくはアンモニアガスを貯蔵ユニットに、アンモニアガスに分離ユニットを通過させずに、送るために配置されている。
【0038】
実際に、アンモニア前駆物質が熱分解によって水を生成する場合には、この水はアンモニアから分離され、収集されて、好ましくは固体吸収マトリックスに貯蔵されないように防止される。アンモニア及び、結果として生じる他の熱分解生成物(一般的にはCO2のようなガス)からの水の分離は、液‐蒸気分離ユニットを使用して行うことができる。例えば、液‐蒸気分離ユニットは、凝縮器又は、例えば特許文献1に開示されているような1つ若しくはいくつかの膜を備える(又は凝縮器又は膜である)ことができ、この膜はポリマー膜である。凝縮器は、異なる温度で異なる部品;相変化物質又はガスを冷却し、凝集するためのいずれかの他の手段を有する特定の形状のチューブを備える特定の凝縮器とすることができる。代替的に、凝縮器は自動車に既に搭載されている装置の一部、例えば自動車の空調システムの一部とすることができる。
【0039】
収集された水は、排気ガス中で蒸発させることができ、及び/又は収集された水の少なくとも一部分を貯蔵して、例えば固体吸収マトリックスの貯蔵タンクを過度に加圧する過剰のアンモニアを溶解させるために使用可能とすることができる。
【0040】
有利には、このシステムもまた、分解ユニットによって生産されたアンモニアガスを貯蔵するために配置された貯蔵ユニットを備える。
【0041】
好ましくは、貯蔵ユニットは容器の内側に配置される。上述の利点(ポンプが無い、漏れのリスクが無い、取り付けが容易)は、容器が分解ユニットと貯蔵ユニットとの両方を収容している場合に増強される。さらに、アンモニアガスは毒性を有し、漏れは問題を引き起こす場合がある。ここでは、生産及び貯蔵は、アンモニアガスが使用の前に容器から出ることなく、容器の内側で行われる。したがって、自動車の使用者の安全が増強される。
【0042】
好ましくは、分解ユニット及び貯蔵ユニットは、容器から独立して互いに対して取り付けられて、モジュールを形成する。
【0043】
有利には、このモジュールは容器から取り外し可能とすることができ、それによって、修理するか又は別のモジュールと置き換えるために容器からモジュールを取り外すことを可能にする。
【0044】
したがって、両方のユニットからなるモジュールを容器中に取り付けることが容易となる。
【0045】
有利には、タンクは、分解ユニットから来るガスから水蒸気を除去するために配置された乾燥ユニットを備え、この乾燥ユニットは、貯蔵ユニットと流体連通している。
【0046】
この乾燥ユニットは、アンモニアガスから水蒸気の少なくとも一部を抽出し、それによって湿度に敏感な貯蔵ユニットの吸収マトリックスを保護する。好ましくは、貯蔵ユニットは、吸着によってアンモニアガスを貯蔵するための固体吸収マトリックスを備える。
【0047】
特許文献2に開示されているように、金属アンミン塩(好ましくはアルカリ土類金属塩化物)をアンモニア用の固体貯蔵媒体として使用することができる。
【0048】
有利には、タンクは、アンモニアガスのマトリックスへの貯蔵によって生成された減圧(depression)の効果の下で容器から来る前駆物質で分解ユニットを充填するように配置される。
【0049】
このように、モジュールは、貯蔵ユニットの活性によって新鮮なアンモニア前駆物質の溶液を汲み上げるポンプを形成する。
【0050】
一実施形態では、分解ユニットは、アンモニア前駆物質を容器から分解ユニットへ汲み上げるように、減圧の効果の下で作動するように配置されたピストンを有する。
【0051】
好ましくは、貯蔵ユニットは平行に配置された少なくとも2つのセルを備え、これらセルのそれぞれはアンモニアガスを吸収するのに好適な材料を含有する。
【0052】
有利には、貯蔵ユニットは、互いに平行に配置された少なくとも2つの分岐部を備え、これら分岐部のそれぞれは、直列に配置された少なくとも2つのセルを有するとともに、分解ユニットから来るアンモニアガスの流れ方向に対して上流のセルの材料が、下流のセルの材料よりも低いアンモニア蒸気圧でアンモニアを吸収するようにされている。
【0053】
したがって、貯蔵ユニットのセルは、熱機関の必要性からなる機能として活性化することができる。分岐の1方は、排気ラインに送られるアンモニアガスを生成するために使用することができ、他方の分岐ではアンモニアガスは一方のセルから他方のセルへ移送される。この分岐は、他方の分岐がアンモニアガスを生産することができないとき、及び自動車からの必要性が依然として存在する場合に、アンモニアガスを生産する。
【0054】
好ましくは、タンクは、貯蔵ユニット中で吸収されたアンモニアを測定するための手段を備える。
【0055】
また、本発明はSCRのための、又は自動車の内燃機関の排ガスを浄化するための選択的接触還元のための、アセンブリを提供し、このアセンブリは、
−アンモニア前駆物質を含む、本発明によるタンク、及び
−排気ガス中のアセンブリから放出されるアンモニアガスを測定するための手段、
を備える。
【0056】
また、本発明は、自動車に取り付けるためのアンモニア前駆物質タンクの少なくとも部分的に内側に収容されるため、及び/又はそのようなタンクの壁に受け取られるために好適なモジュールを提供し、このモジュールは少なくとも、
−アンモニア前駆物質をアンモニアガスに分解するために配置された分解ユニット、及び
−分解ユニットによって生産されたアンモニアガスを貯蔵するために配置された貯蔵ユニットであって、これらユニットは、アンモニア前駆物質タンクとは独立して互いに対して取り付けられている、貯蔵ユニット、
を備えている。
【0057】
このモジュールは非常に単純な方法でタンクに導入し、取り付けることができる。取り付けの前のモジュールの貯蔵及び輸送もまた簡単に行われる。
【0058】
モジュールは、本発明のタンクとは独立して使用することができる。
【0059】
また、本発明は、SCR、又は自動車の内燃機関の排気ガスを浄化するための選択的接触還元法を提供し、この方法は貯蔵ユニットからアンモニアガスを放出するステップと、排ガス中の放出されたアンモニアガスを測定するステップと、を備え、この方法は、貯蔵ユニットを再生する段階を備え、この段階は、
−アンモニア前駆物質を分解ユニット中で分解することによってアンモニアガスを生成するステップと、
−生成されたアンモニアガスを貯蔵ユニットに案内するステップであって、分解ユニットおよび貯蔵ユニットのうちの少なくとも1つが、自動車のアンモニア前駆物質容器の少なくとも部分的に内側に配置されている、ステップと、
を備える。
【0060】
SCR法は、排ガス中に専らアンモニアガスを噴射することを目的としている。言い換えると、排気ガス中にはアンモニア前駆物質は噴射されない。本発明によれば、排気ガス中には尿素溶液は噴射されない。排ガスラインまで尿素溶液を搬送するためのライン(又は導管)はなく、排気ガス中には尿素溶液を噴射するための計量装置はない。本発明によれば、尿素溶液は専ら分解ユニットに搬送され、そこで酵素と化学反応を生じて、再充填用アンモニアガスを生成する。
【0061】
予め決められた量のアンモニア前駆物質が、自動車に積載されて貯蔵される。例えば、自動車の(エンジンの)作動中には、生化学的分解ユニットの中に噴射されるべき望ましい量のアンモニア前駆物質が計算される。そのような計算は、廃棄ライン中に噴射されたアンモニアガスの量に対する情報の機能として行うことができる。特定の実施形態では、そのような情報は、温度センサ、圧力センサ、若しくは流量計、又はこれらセンサの組み合わせによって提供されたデータから導かれる場合がある。別の特定の実施形態では、そのような情報は、固体吸収マトリックス中に貯蔵されたアンモニアの濃度を測定するように構成された装置によって提供されたデータから導くことができる。また別の特定の実施形態では、この情報はアンモニアの消費量の見積もりから導くことができる。
【0062】
アンモニア前駆物質、特にAdBlue(登録商標)(尿素の市販溶液)に対しては、よく知られた再充填の標準及びシステムが存在する。アンモニア前駆物質の貯蔵タンクの最充填は些細なことである。例えば、これは入手可能な標準的な設計の専用のノズル及び/又は瓶を使用することによって達成することができる。
【0063】
アンモニアは、計量ポイントに近い逆止弁を備えることができるガスラインを使用して計量される。
【0064】
本発明によれば、再充填用アンモニアガスの生成の後に、この再充填用アンモニアガスはガス加圧ユニットによって圧縮することができる。このガス加圧ユニットの機能は、再充填用アンモニアガスを固体吸収マトリックスによる吸収のために好適な圧力まで圧縮することである。
【0065】
マトリックスを加熱してアンモニアを放出させるとき、あまりにも高いアンモニアの圧力の増大が、熱慣性又は加熱電力規制(heating power regulation)の潜在的故障により、システムの内側で生じる場合がある。圧力を所定の設定値未満で放出するために、過剰のガス状アンモニアは好ましくは安全弁によって放出され、直接、アンモニア前駆物質タンクに戻される(固体アンモニア前駆物質の場合に好ましい実施形態)か、又は、まず十分な量の、例えば前駆体溶液の蒸発から来る水の中に溶解し、意図的に前駆物質の使用可能なアンモニア量と同等の量を含む組成で貯蔵する(尿素前駆物質溶液の場合に好ましい実施形態)かする。別の好ましい実施形態では、放出される過剰のアンモニアは、単に水に溶解され、その結果得られたアンモニア溶液をアンモニアの熱生成及び固体吸収マトリックスへの貯蔵に後日使用することができる。
【0066】
本発明が、添付の
図1〜5を使用して、以下の実施例によって限定することなく説明される。これら図では、同一の、又は同様の装置は、同一の又は同様の参照番号を付されている。