【実施例】
【0093】
以下の実施例によって本発明の組成物および方法の実施形態を説明する。これらの実施例は例示目的で記載されるものであり、本発明の組成物および方法の範囲を限定するものであるとはみなされない。
【0094】
実施例1
特定の一手順によれば、ローションは、本発明に従い、表2に示す処方を用いて調製される。上に示した範囲に基づいた特定の組成物を表2に示す。
【0095】
【表2】
【0096】
この手順では、水をグリセリンおよびプロピレングリコールと混合することによって水相を調製する。次に、これらの薬剤をおおよそ65℃の温度にて混合する。第2の混合には、DIA、オクチルドデカノール、セテス−20、ポロキサマー407、セチルアルコール、ステアリルアルコール、パラベン、およびハロベタゾールが含まれる。混合物を、おおよそ65℃にて、ハロベタゾール剤の溶解に十分な時間攪拌する。得られた水相および油相を高せん断乳化機内に配置し、おおよそ6000rpmの速度で混合して均質な混合物を得る。カルボマーを加えた後、さらに高せん断混合を行い、塩基で中和する。得られた混合物を、減圧下で混合しながらおおよそ30℃の温度に冷却して調製を完了する。この手順の改変および変動が、当業者に容易に明らかとなるであろうことは明白である。
【0097】
実施例2
本発明の組成物の特性および利点を評価するため、一連の試験を行った。これらの試験は、上記の手順により表2の処方に従って調製した乳化ローション調製物を用いて行った。第1の試験では、Skicon−200装置を用いて皮膚の水和に関する組成物の有効性を決定したが、これは薬剤使用後の皮膚伝導の正味の変化を時間の関数として決定したものである。本発明の組成物を、工業標準品であるUltravate(登録商標)クリームおよび除毛した皮膚の対照試料と比較した。得られたデータを
図1に要約する。
図1にみられるように、本発明の組成物による皮膚伝導は、Ultravate(登録商標)クリームおよび対照と比較して、2時間の時点で非常に迅速に増大した。4時間の時点で、Ultravate(登録商標)クリームによる皮膚伝導は上昇し、本発明の組成物による皮膚伝導は低下したものの、なおUltravate(登録商標)クリームよりも高かったことが分かるであろう。6時間の時点で、本発明の組成物とUltravate(登録商標)クリーム両方の皮膚伝導は、同様の測定結果を示した。実験結果および
図1により、本発明の組成物は皮膚の水和を非常に迅速に促進するが、これに関するUltravate(登録商標)クリームの作用は遅く、規模も小さいことが明らかになった。このデータにより、本発明の組成物による治療効果は開始が迅速で、かつその作用は持続することが確認された。この予想外の所見は、2時間および4時間の両方の時点で、ハロベタゾールローションによる伝導がUltravate(登録商標)クリームの伝導よりも統計学的に有意であったことにより(p<0.001)確証された。
【0098】
治療後2、4、および6時間目の、Skicon伝動装置における正味の変化の統計学的な要約を表3に示す。
【0099】
【表3】
【0100】
実施例3
本発明のローションによって治療した皮膚およびUltravate(登録商標)クリームによって治療した皮膚の経表皮水分喪失(TEWL)を測定し、乾燥させかつ除毛した対照と比較する試験を行った。Gert Nilssonにより開発された伝統的な蒸気圧勾配推定法に基づく研究用の開放型チャンバー装置である、従来技術のDerm RG−1 Evaporometerを用いて、コンピュータ制御された蒸発測定を行った。本評価によるデータを
図2に示すが、これによって、6時間の試験の間にわたり、本発明のローションが、水分喪失を防止する先行技術であるUltravate(登録商標)クリームと少なくとも同程度に有効であることが分かるであろう。この所見は、TEWLの最小化に関して、軟膏の有効性はクリーム/ゲルの有効性よりも高く、クリーム/ゲルの有効性はローションの有効性よりも高く、ローションの有効性は単純な溶液の有効性よりも高いという、先行技術による従来の見識に鑑みた際、予測不可能である。したがってこの試験は、本発明には予測不可能でありかつ有益な結果が伴うことをさらに証明するものである。
【0101】
TEWLが無処置の除毛した対照と同等のままであることから、どちらの試験物質も閉塞性に作用したとは考えられない。いずれの時点でも、治療に対して統計学的な有意差はみられなかった。
【0102】
実施例4
さらなる実験的試験により、尋常性乾癬の被験体を治療する上での、上記の処方による本発明のローションの臨床的な有効性を評価した。この試験には、ビヒクルを対照とした2週間にわたる二重盲検無作為化多施設共同並行群間試験が含まれる。中度ないし重度の尋常性乾癬の被験体へ、1日2回、14日間連続投与した0.05% プロピオン酸ハロベタゾール(halobetasol propionate:HBP)を含む本発明の外用ローション組成物の有効性および安全性を決定し、中度ないし重度の尋常性乾癬の被験体へ、1日2回、14日間連続投与したビヒクルローションと比較した。この試験には、治療群あたりおおよそ36被験体の72被験体が含まれ、別々の3箇所で1箇所あたりおおよそ24被験体に試験を行った。尋常性乾癬の患部が体表面積(顔、頭皮、鼠径部、腋窩、およびその他の間擦性領域を除く)の少なくとも2%、かつおおよそ10%を超えないように被験体を選択した。
【0103】
定義:本試験における「治療の成功」は、乾癬の全体的な疾病重症度(overall disease severity:ODS)ならびに臨床的徴候および症状が0または1のスコアであることによって表される。さらに、用語「改善された」は、乾癬の全体的な疾病重症度(overall disease severity:ODS)ならびに臨床的徴候および症状の重症度スコアが、ベースラインに対して少なくとも2段階減少したことを指す。注記:乾癬の臨床的徴候および症状に対するスコアを二分化することによって、ベースラインスコアが0または1である被験体は、8日目または15日目の対応する徴候のスコアが>1ではない限り除外される。
【0104】
有効性の評価項目には、主要有効性評価項目と副次的有効性評価項目とが含まれる。主要有効性評価項目は、試験終了時(End of Treatment:EOT)における、全体的な疾病重症度(overall disease severity:ODS)に対する「治療の成功」を示した被験体の割合である。ここでEOTは最後の通院時であり(早期に終了した場合は8日目、そうでなければ15日目)、早期に終了した場合には直前のデータによる補完を行った(Last Observation Carried Forward:LOCF)。副次的有効性評価項目は、1)8日目および15日目(LOCFによる補完なし)において、ODSに対する「治療の成功」を示した被験体の割合、および2)8日目および15日目それぞれにおいて、ODSが「改善された」と評価された被験体の割合である。
【0105】
試験計画についてのさらなる詳細および本試験の結果を表4〜8に示す。
【0106】
【表4】
【0107】
【表5】
【0108】
【表6】
【0109】
【表7】
【0110】
【表8】
【0111】
本発明の外用ローション組成物は尋常性乾癬の治療に対して非常に良好な結果を示した。試験を行った患者の30.6%は治療に完全に成功し、試験を行った患者の44.4%は有意に改善した。これらの結果は、特にUltravate(登録商標)クリームおよび先行技術によるその他の類似組成物の使用によって得られた結果と比較することに大きな意味をもつ。
【0112】
実施例5
本試験で得たプロピオン酸ハロベタゾールローションの結果と、先行技術によるFDA認可の組成物を用いて以前に得た結果との比較を表9に示す。
【0113】
【表9】
【0114】
このハロベタゾールローション試験では、試験終了時における乾癬の全体的な疾病重症度(overall disease severity:ODS)ならびに臨床的徴候および症状のスコアが0または1であることが「治療の成功」として定義される。「改善された」は、被験体における乾癬の全体的な疾病重症度(overall disease severity:ODS)ならびに臨床的徴候および症状の重症度スコアが、ベースラインに対して少なくとも2段階減少したことを意味する。
【0115】
FDAは数年にわたって臨床的「成功」を定義するためのパラメータを変更したが、変更のたびに基準が厳しくなったことに留意されたい。本プロピオン酸ハロベタゾールローションによって得られた結果は予想外に強力なものである。表9の最初の2列に示すUltravate(登録商標)クリームによる結果はNDA承認のためにFDAへ提出されたものであるが、本発明のプロピオン酸ハロベタゾールローションによって得られた結果は、Ultravate(登録商標)クリームの使用によって得られた結果よりも優れており、かつその他のいずれのクラス1の外用副腎皮質ステロイドと同等またはそれ以上に良いものであることが分かるであろう。クロベタゾールプロピオン酸エステルローションによって得られた結果は本プロピオン酸ハロベタゾールローションを用いて得られた結果と同等なものであるが、一般にクロベタゾールプロピオン酸エステルはプロピオン酸ハロベタゾールよりもさらに強力なステロイド分子であると考えられていること、また、本発明のプロピオン酸ハロベタゾール組成物による試験は2週間行ったことに対し、クロベタゾールプロピオン酸エステルによる試験は4週間行ったことに留意されたい。プロピオン酸ハロベタゾールとクロベタゾールプロピオン酸エステルとの相対的な効力、およびクロベタゾールプロピオン酸エステルによる治療が長期間であったことを考えると、これらの結果は予測されなかったものである。これらの結果は、本発明の組成物によって予測されない治療効果が得られたことを示している。
【0116】
実施例6
量および成分比が様々である6製剤を調製した。30124−1、30125−1、および30125−2と命名した3種のローションは、脂肪アルコール賦形剤(脂肪アルコールおよびアルコキシル化脂肪アルコール):保湿剤:DIAの比が30〜60:30〜60:5〜15の組成であり、30128−1、30129−1、および30130−1と命名した3種の製剤は、これらの比が範囲外の組成であった。これらの製剤については以下の表10に要約しており、実施例1の臨床製剤から変更した組成には下線を施している。
【0117】
【表10】
【0118】
脂肪アルコール賦形剤:保湿剤:DIAの比が30〜60:30〜60:5〜15の組成である3製剤、30124−1、30125−1、30125−2はすべて許容される形態、すなわち均質で注ぐことが可能なローションであった。脂肪アルコール賦形剤:保湿剤:DIAの比が30〜60:30〜60:5〜15の範囲外の組成である2製剤、30128−1および30129−1の形態は許容されないものであり、第3の30130−1の形態は許容されたが、安定性を欠くものであった。
【0119】
アジピン酸ジイソプロピル(DIA)は、プロピオン酸ハロベタゾール(HP)のための溶媒である。この一連の実験では、本成分の濃度が高い場合と低い場合とについて評価した。DIA濃度が4.5%w/wと高い製剤(30124−1)による組成物は許容されるものであった。DIA濃度が0.75%w/wと低い製剤(30129−1)では、HPをすべて溶解して調製することに成功したが、驚くべきことに、この製剤は12時間以内に薬物の結晶を呈して許容されない形態となった。HPも溶解可能であった製剤30129−1には多量の界面活性剤およびオクチルドデカノールが含まれていたことから、この結果は驚くべきものであった。
【0120】
脂肪アルコールおよびアルコキシル化脂肪アルコール、特にエトキシ化脂肪アルコールは、本発明の組成物に含まれるエマルションの安定化に対して著しい効果を発揮する。製剤30128−1は、これらの賦形剤を高濃度で含有させて調製したために安定であることが予想される。しかしながらこの製剤の最初の形態は、濃厚で注ぐことのできないエマルションであった。本発明の外用ローション組成物の鍵となる性状は、注ぐことが可能で、容易に塗布できるものである。したがって30128−1が、脂肪アルコール賦形剤:保湿剤:DIA成分の比が30〜60:30〜60:5〜15の組成である製剤よりも安定であることが予想されたとしても、30128−1の物理的特性は許容されないものであった。
【0121】
製剤30130−1にプロピレングリコールは含まれず、脂肪酸賦形剤:保湿剤:DIAの比が30〜60:30〜60:5〜15の範囲外の組成であった。プロピレングリコールは、エマルション安定剤として公知のものではない。驚くべきことにこの組成物は、長期間の保存に不安定であることが見出された。製剤30130−1のエマルションは、相分離またはシネレシスを呈した。
【0122】
このように、脂肪アルコール賦形剤:保湿剤:DIA成分の比が30〜60:30〜60:5〜15である本発明の組成物によって、副腎皮質ステロイド応答性皮膚疾患の治療に有効であり、許容される形態であり、均質で注ぐことが可能なローションであり、かつ保存に対して安定な外用ローション組成物が産生される。
【0123】
項目
1.皮膚疾患または状態を治療するための、安定に保存可能な外用ローション組成物であって、前記組成物が、
ハロベタゾールまたはその薬剤的に許容される塩、エステル、および溶媒和物を含むハロベタゾール剤、および
(a)1以上の脂肪アルコールおよび/または1以上のアルコキシル化脂肪アルコール、(b)1以上のポリオール保湿剤、および(c)アジピン酸ジイソプロピルを含む薬剤的に許容される担体
を含む外用ローション組成物。
2.脂肪アルコールが、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール、およびそれらのいずれか2以上の混合物からなる群より選択される、項目1に記載の外用ローション。
3.アルコキシル化脂肪アルコールが、ラウリルアルコールエトキシレート、ミリスチルアルコールエトキシレート、セチルアルコールエトキシレート、ステアリルアルコールエトキシレート、オクチルドデカノールエトキシレート、およびそれらのいずれか2以上の混合物からなる群より選択されるエトキシ化アルコールである、項目1または2に記載の外用ローション。
4.ポリオール保湿剤が、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコール、およびそれらのいずれか2以上の混合物からなる群より選択される、項目1〜3のいずれか一項に記載の外用ローション。
5.40℃にて6か月保存した後の前記ハロベタゾール剤の量が外用ローション製造時のハロベタゾール剤の総量の>98.5%であり、30℃にて26か月保存した後の前記ハロベタゾール剤の分解量が外用ローション製造時のハロベタゾール剤の総量の<1%であり、かつ25℃にて30か月保存した後の前記ハロベタゾール剤の分解量が外用ローション製造時のハロベタゾール剤の総量の<3%である、項目1〜4のいずれか一項に記載の外用ローション。
6.40℃にて6か月保存した後の前記ハロベタゾール剤の分解量が前記ハロベタゾール剤の総量の<1.5%であり、30℃にて26か月保存した後の前記ハロベタゾール剤の分解量が前記ハロベタゾール剤の<1%であり、かつ25℃にて30か月保存した後の前記ハロベタゾール剤の分解量が前記ハロベタゾール剤の<3%である、項目1〜5のいずれか一項に記載の外用ローション。
7.前記ハロベタゾール剤がプロピオン酸ハロベタゾールである、項目1〜6のいずれか一項に記載の外用ローション。
8.1以上のさらなる治療薬、着色料、保存料、pH調節剤、粘度調節剤、および香料からなる群より選択される1以上のメンバーをさらに含む、項目1〜7のいずれか一項に記載の外用ローション。
9.前記脂肪アルコールおよびアルコキシル化脂肪アルコールと、前記保湿剤と、前記アジピン酸ジイソプロピルとの重量比が、30〜60:30〜60:5〜15の範囲である、項目1〜8のいずれか一項に記載の外用ローション。
10.前記脂肪アルコールおよびアルコキシル化脂肪アルコールと、前記保湿剤と、前記アジピン酸ジイソプロピルとの重量比が、39〜48:39〜50:10〜15の範囲である、項目1〜9のいずれか一項に記載の外用ローション。
11.前記脂肪アルコールおよびエトキシ化脂肪アルコールと、前記ポリオール保湿剤と、前記アジピン酸ジイソプロピルとの重量比が、44〜46:40〜43:11〜13の範囲である、項目1〜10のいずれか一項に記載の外用ローション。
12.前記脂肪アルコールおよびエトキシ化脂肪アルコールと、前記ポリオール保湿剤と、前記アジピン酸ジイソプロピルとの重量比が、46:42:12である、項目1〜11のいずれか一項に記載の外用ローション。
13.前記外用ローション組成物は、粒径の平均が0.1〜50ミクロンの範囲にあり、かつ粒径分布が0.1〜50ミクロンの範囲にある液滴の水中油型エマルションである、項目1〜12のいずれか一項に記載の外用ローション。
14.前記外用ローション組成物は、粒径の平均が1〜10ミクロンの範囲にあり、かつ粒径分布が0.15〜15ミクロンの範囲にある液滴の水中油型エマルションである、項目1〜13のいずれか一項に記載の外用ローション。
15.前記外用ローション組成物は、粒径の平均が1.5〜7ミクロンの範囲にあり、かつ粒径分布が0.175〜10ミクロンの範囲にある液滴の水中油型エマルションである、項目1〜14のいずれか一項に記載の外用ローション。
16.安定に保存可能な外用ローション組成物であって、重量に基づいて0.02〜0.10% ハロベタゾール剤、1〜5% アジピン酸ジイソプロピル、5〜15% オクチルドデカノール、0.50〜2% ポリエチレングリコール1000セチルエーテル、0.50〜2% 界面活性剤、1〜3% セチルアルコール、1〜2% ステアリルアルコール、0.05〜2% 保存料、5〜15% プロピレングリコール、1〜5% グリセリン、組成物のpHをおおよそ5〜6.5の範囲に調整するために十分な量のpH調整剤、および適量の水を含む、安定に保存可能な外用ローション組成物。
17.0.1〜0.5%w/wの量の粘度調節剤をさらに含む、項目16に記載の安定に保存可能な外用ローション組成物。
18.安定に保存可能な外用ローション組成物であって、重量に基づいて0.05% ハロベタゾール剤、3.5% アジピン酸ジイソプロピル、10% オクチルドデカノール、1% ポリエチレングリコール1000セチルエーテル、1% 界面活性剤、2% セチルアルコール、0.66% ステアリルアルコール、0.15% 保存料、例えばプロピルパラベンおよび/またはブチルパラベンのようなパラベン保存料、10% プロピレングリコール、2.5% グリセリン、組成物のpHをおおよそ5〜6.5の範囲に調整するために十分な量のpH調整剤、および適量の水を含む、安定に保存可能な外用ローション組成物。
19.0.25%w/wの量の粘度調節剤をさらに含む、項目18に記載の安定に保存可能な外用ローション組成物。
20.前記ハロベタゾール剤がプロピオン酸ハロベタゾールである、項目1〜19のいずれか一項に記載の外用ローション。
21.副腎皮質ステロイド応答性皮膚疾患を治療するための方法であって、項目1〜20のいずれか一項に記載の外用ローション組成物を患者の必要に応じて局所投与することを含む方法。
22.前記外用ローション組成物が、前記組成物の保存および運搬に適した容器に詰められる、項目21に記載の方法。
23.前記容器が、合金鉄、アルミニウム、ガラス、プラスチック、またはそれらの組み合わせから構成される、項目22に記載の方法。
24.前記容器が1以上の保護塗装をさらに含む、項目22または23に記載の方法。
25.前記容器が、少なくとも2の隔てられた区画を含み、請求項1に記載の前記外用ローション組成物が前記区画の一つに入れられる、項目22〜24のいずれか一項に記載の方法。
26.患者が、適切な界面活性剤を含有する組成物を用いた浄化によって、治療される部位を準備するようにさらなる指示を受ける、項目21〜25のいずれか一項に記載の方法。
27.前記方法が、除毛した皮膚の対照と比較した場合、経表皮水分喪失の減少に対してクリーム製剤と同等に有効である、項目21〜26のいずれか一項に記載の方法。
28.前記方法が、除毛した皮膚の対照と比較した場合、経表皮水分喪失の減少に対してUltravate(登録商標)クリームと同等に有効である、項目21〜27のいずれか一項に記載の方法。
29.前記方法が、皮膚伝導測定装置または皮膚静電容量測定装置によって測定した皮膚表面の水和レベルの改善に有効である、項目21〜28のいずれか一項に記載の方法。
30.前記方法が、皮膚伝導測定装置または皮膚静電容量測定装置によって測定した皮膚表面の水和レベルの改善に有効であり、前記改善が治療後2時間目に観察される、項目21〜29のいずれか一項に記載の方法。
31.前記方法が、皮膚伝導測定装置または皮膚静電容量測定装置によって測定した皮膚表面の水和レベルの改善に有効であり、前記改善が治療後4時間目に観察される、項目21〜30のいずれか一項に記載の方法。
32.項目1〜19のいずれか一項に記載の外用ローション組成物を調製するための方法であって、前記外用ローション組成物の第1成分を含む水相を調製する工程、前記水相を、45〜70℃の範囲の温度に維持する工程、前記外用ローション組成物の第2成分を含む油相を調製する工程、約45〜70℃の温度にて攪拌しながら前記油相を前記水相に加えてエマルションを得る工程、前記エマルションを約25〜35℃の温度に冷却する工程、および前記エマルションのpHを、5.0〜6.5の範囲のpHに調製する工程を含む方法。
【0124】
本発明は、皮膚疾患の治療において予想されなかった治療の有効性を示す治療用組成物を提供する。本発明のローション組成物は、皮膚へ容易に浸透して迅速な治療効果をもたらし、水和を促進して皮膚の水分喪失を減少させる。前述の幾つかの特定の組成物は治療的活性のあるハロベタゾール剤を基にしているが、本発明の原則はその他の副腎皮質ステロイドおよびその他の治療的活性のある有効成分へと容易に拡大適用され得ることが、当業者には容易に明らかとなるであろう。当業者は過度の実験なしに、このような本発明の原則の改変および変動のすべてを実行し得る。前述の図面、考察、および記載は、本発明の特定の実施形態を例示するものであり、本発明の実践の限定を意図するものではない。すべての等価物も含め、以下の請求項によって本発明の範囲が定義される。