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特許6386040アプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法および装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6386040
(24)【登録日】2018年8月17日
(45)【発行日】2018年9月5日
(54)【発明の名称】アプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法および装置
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/00 20060101AFI20180827BHJP
   G06F 3/0488 20130101ALI20180827BHJP
   G06F 3/01 20060101ALI20180827BHJP
【FI】
   H04M1/00 R
   G06F3/0488
   G06F3/01 570
【請求項の数】15
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2016-522795(P2016-522795)
(86)(22)【出願日】2015年12月29日
(65)【公表番号】特表2018-502462(P2018-502462A)
(43)【公表日】2018年1月25日
(86)【国際出願番号】CN2015099615
(87)【国際公開番号】WO2017092129
(87)【国際公開日】20170608
【審査請求日】2016年4月13日
(31)【優先権主張番号】201510857523.2
(32)【優先日】2015年11月30日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】513224180
【氏名又は名称】小米科技有限責任公司
【氏名又は名称原語表記】Xiaomi Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】110001508
【氏名又は名称】特許業務法人 津国
(72)【発明者】
【氏名】朱瑞賢
(72)【発明者】
【氏名】王廣健
(72)【発明者】
【氏名】王碩
【審査官】 石井 則之
(56)【参考文献】
【文献】 中国特許出願公開第103744597(CN,A)
【文献】 中国特許出願公開第103345355(CN,A)
【文献】 特開2010−34914(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
3/048−3/0489
H04M 1/00
1/24−1/82
99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出するステップと、
前記ロックスクリーン状態における端末の運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断するステップと、
前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしている場合、前記端末がおかれた環境の現在の照度を取得し、前記現在の照度がプリセットした照度より小さい場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップと、を備えることを特徴とするアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法。
【請求項2】
端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップは、
前記端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得するステップと、
前記現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップと、を備えることを特徴とする請求項1記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法。
【請求項3】
前記現在の環境パラメーター情報は少なくとも照度情報と、前記端末とその遮蔽物間の距離情報と、を含むことを特徴とする請求2に記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法。
【請求項4】
前記現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップは、
前記端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、かつ現在の照度がプリセットした照度より小さい場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップ、を備えることを特徴とする請求項3に記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法。
【請求項5】
前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップは
前記ロックスクリーン状態における端末の移動速度がプリセットした移動速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がプリセットした移動加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい場合、及び/または移動軌道がプリセットした移動軌道に合致する場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップ、を備えることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法。
【請求項6】
前記フラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンのタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、及び/またはタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しいと受信した場合、前記フラッシュライトのアプリケーションを起動させるステップ、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法。
【請求項7】
前記フラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンが点灯していない場合、前記フラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンが前記端末のロックスクリーンのインターフェースでの非表示状態にあるステップを、さらに備えることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法。
【請求項8】
センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出する検出モジュールと、
前記検出モジュールによって検出された前記ロックスクリーン状態における運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断する判断モジュールと、
前記判断モジュールによって前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしていると判断された場合、前記端末がおかれた環境の現在の照度を取得し、前記現在の照度がプリセットした照度より小さい場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる処理モジュールと、を備えることを特徴とするアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置。
【請求項9】
前記処理モジュールは、
前記端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得する取得サブモジュールと、
前記取得サブモジュールによって取得された現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる第1点灯サブモジュールと、を備えることを特徴とする請求項8に記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置。
【請求項10】
前記現在の環境パラメーター情報は少なくとも、照度情報と、前記端末とその遮蔽物間の距離情報と、を含むことを特徴とする請求項9に記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置。
【請求項11】
前記第1点灯サブモジュールは、
前記端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、かつ現在の照度がプリセットした照度より小さい場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることを特徴とする請求項10に記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置。
【請求項12】
前記処理モジュールは、
ロックスクリーン状態における前記端末の移動速度がプリセットした移動速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がプリセットした加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい、及び/または移動軌道がプリセットした移動軌道に合致すると検出された場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる第2点灯サブモジュール、を備えることを特徴とする請求項8に記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置。
【請求項13】
前記フラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンに対するタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、及び/またはタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しいと受信された場合、フラッシュライトのアプリケーションを起動させる起動モジュールを、さらに備えることを特徴とする請求項8に記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置。
【請求項14】
前記フラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンが点灯していない場合、前記フラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンが前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて非表示状態にあること、をさらに備えることを特徴とする請求項8ないし請求項13のいずれか1つに記載のアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置。
【請求項15】
プロセッサーと
プロセッサーが実行可能な指令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出し、
ロックスクリーン状態における前記端末の運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断し、
前記運動状態がプリセットした状態を満たしている場合、前記端末がおかれた環境の現在の照度を取得し、前記現在の照度がプリセットした照度より小さい場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトのアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるように構成されることを特徴とするアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は端末技術分野に関し、特にアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、多くのインテリジェント端末は内蔵カメラのストロボをフラッシュライト(懐中電灯)として使われている。暗闇の中で、フラッシュライトの機能がユーザーに多くの利便性を与えている。そのほか、端末操作システムのメインインターフェースにおいてはロックスクリーンのインターフェースに快速起動機能を持つショートカット・アイコン、例えば連絡人への自動ダイヤル機能を設置することが可能である。しかしながら、ショートカット・アイコンが固定されており、自由に変更することができない。
【0003】
いくつかの端末操作システムにはフラッシュライトのアプリケーションが内蔵されており、フラッシュライトのスイッチを入れると、カメラのフラッシュが開く。さらに先端的な設置方法を取り入れているのは、ショートカットキーを設けており、フラッシュライトを容易に点けることができる。
【0004】
ユーザーがフラッシュライトを使う必要がある時、比較的緊急な場合が多い。かつフラッシュライトが常用のアプリケーションではなく、多くのアプリケーションに埋もれてしまう場合が多く、かなり見つけにくいため、緊急時にフラッシュライトのスイッチがなかなか見つからない問題があった。ショートカットを設置すれば、フラッシュライトを比較的早く点けることはできるが、誰もがこのショートカット(マニュアルをすべて読んでいるユーザーがかなり少ない)を知っているわけではなく、皆がこのショートカットをしっかりと覚えられるわけでもない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施例はアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法と装置を提供し、次の解決手段を含む。
【0006】
本発明の実施例の第1態様によれば、アプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法を提供する。前記方法は、
センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出するステップと、
前記ロックスクリーン状態における端末の運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断するステップと、
前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップと、を備える。
【0007】
1つの実施例において、端末のインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップは、
前記端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得するステップと、
前記現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップと、を備える。
【0008】
1つの実施例において、前記現在の環境パラメーター情報は少なくとも照度情報と、前記端末とその遮蔽物間の距離情報と、を含む。
【0009】
1つの実施例において、前記現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップは、
前記端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、かつ現在の照度がプリセットした照度より小さい場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップ、を備える。
【0010】
1つの実施例において、前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップは、
前記ロックスクリーン状態における端末の移動速度がプリセットした移動速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がプリセットした移動加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい、及び/または移動軌道がプリセットした移動軌道に合致する場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップ、を備える。
【0011】
1つの実施例において、前記方法は、
前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンのタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、及び/またはタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しいと受信された場合、前記指定アプリケーションを起動させるステップを、さらに備える。
【0012】
1つの実施例において、前記の方法は、
前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが点灯していない場合、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて非表示状態にあるステップを、さらに備える。
【0013】
本発明の実施例の第2の態様によれば、アプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置を提供する。前記装置は、
センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出する検出モジュールと、
前記検出モジュールによって検出された前記ロックスクリーン状態における運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断する判断モジュールと、
前記判断モジュールによって前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしていると判断された場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる処理モジュールと、を備える。
【0014】
1つの実施例において、前記処理モジュールは、
前記端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得する取得サブモジュールと
前記取得サブモジュールが取得した現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記ロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる第1点灯サブモジュールと、を備える。
【0015】
1つの実施例において、前記現在の環境パラメーター情報は少なくとも、照度情報と、前記端末とその遮蔽物間の距離情報と、を含む。
【0016】
1つの実施例において、前記第1点灯サブモジュールは、
前記端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、かつ現在の照度がプリセットした照度より小さい場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる。
【0017】
1つの実施例において、前記処理モジュールは、
前記端末のロックスクリーン状態における移動速度がプリセットした移動速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がプリセットした加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい、及び/または移動軌道がプリセットした移動軌道に合致すると検出された場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる第2点灯サブモジュール、を備える。
【0018】
1つの実施例において、前記装置は、
前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンに対するタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、及び/またはタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しいと受信された場合、指定アプリケーションを起動させる起動モジュールを、さらに備える。
【0019】
1つの実施例において、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが点灯していない場合、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて非表示状態にある。
【0020】
本発明の実施例の第3態様によれば、アプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置を提供する。前記装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能な指令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサーは
センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出し、
前記ロックスクリーン状態における端末の運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断し、
前記運動状態がプリセットした状態を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースに指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるように構成される。
【発明の効果】
【0021】
本発明の実施例が提供した解決手段は次の有益な効果を含むことができる。
【0022】
当該解決手段は、センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出し、運動状態がプリセットした状態を満たしている場合、端末のロックスクリーンのインターフェースに指定アプリケーションのイコンを点灯させ、こうようにして、端末の運動状態に基づいてユーザーの需要を判断し、そしてロックスクリーンのインターフェースにおいて自動的にユーザーに必要なアプリケーションを提供し、ユーザーは煩雑なアプリケーションを探す必要がなく、操作が簡素化され、端末装置アプリケーションの利用が便利、簡単、迅速になり、ユーザーの体験を高めることができる。
【0023】
上記の一般的記述と後述の細部記述は単に例示性と説明性のものに過ぎず、来発明を制限するものではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0024】
ここでの図面は、明細書に取り込まれ、かつ本明細書の一部を構成するものであり、本開示に適した実施例を示し、かつ、明細書とともに本開示の仕組みを解釈する。
図1】1つの例示性実施例によって例示されたアプリケーション・プログラム・アイコン管理方法のフローチャートである。
図2】1つの例示性実施例によって例示されたアプリケーション・プログラム・アイコン管理方法におけるステップS103のフローチャートである。
図3】1つの例示性実施例によって例示されたもう1つのアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法のフローチャートである。
図4】1つの例示性実施例によって例示されたもう1つのアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法のフローチャートである。
図5】1つの例示性実施例によって例示されたもう1つのアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法のフローチャートである。
図6】1つの例示性実施例によって例示されたアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置のブロック図である。
図7】1つの例示性実施例によって例示されたアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置における処理モジュールのブロック図である。
図8】1つの例示性実施例によって例示されたもう1つのアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置にける処理モジュールのブロック図である。
図9】1つの例示性実施例によって例示されたもう1つのアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置のブロック図である。
図10】1つの例示性実施例によって例示されたアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置に適用するブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
ここで例示性実施例を詳しく説明するが、例示を図に示している。以下の記述が図に係る場合、別途に示さない限り、異なる図面における同じ数字は、同じまたは類似する要素を表す。以下の例示性実施例に記述した実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するものではない。逆に、それらは、添付の特許請求書に詳細に記載しているように、単に本発明の一部の態様と一致する装置および方法の例に過ぎない。
【0026】
本発明はアプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法を提供し、当該方法は端末装置に用いることができ、図1に示したように、当該方法はステップS101と、ステップS102と、S103と、を備える。
【0027】
ステップS101において、センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出し、ここで、運動状態は端末が揺られているか、あるいは叩かれているかどうかなどの状態を指すことができる。
【0028】
ステップS102では、ロックスクリーン状態における端末の運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断する
ステップS103において、運動状態がプリセットした状態を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる。ここで、指定アプリケーション・プログラム・アイコンはユーザーあるいはメーカーが予め端末のロックスクリーンのインターフェースに設置したアプリケーション・プログラム・アイコンでよい。
【0029】
当該実施例において、センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出し、運動状態がプリセットした状態を満たしている場合、端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させ、こうようにして、端末の運動状態に基づいてユーザーの需要を判断し、そして自動的にロックスクリーンのインターフェースでユーザーに必要なアプリケーションを提供し、ユーザーは煩雑なアプリケーションを探す必要がなく、操作が簡素化され、端末装置におけるアプリケーションの利用が便利、簡単、迅速になり、ユーザーの体験を高めることができる。
【0030】
1つの実施例において、指定アプリケーション・プログラム・アイコンが点灯していない場合、指定アプリケーション・プログラム・アイコンは前記端末のロックスクリーンのインターフェースに表示されてもよいし、非表示状態であってもよい。
【0031】
当該実施例において、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが点灯していない場合、ユーザーがロックスクリーンのインターフェースを点灯させても、当該指定アプリケーション・プログラム・アイコンは端末のロックスクリーンのインターフェースに存在してもよいが、非表示状態にあるため、ユーザーにとってそのアプリケーション・プログラム・アイコンが見えないもので、端末の運動状態がプリセットした状態を満たしている場合、指定アプリケーション・プログラム・アイコンが点灯し、ユーザーが指定のアプリケーションを使いやすいようにしている。
【0032】
図2に示したように、1つの実施例において、前記ステップS103はS201と、ステップS202と、を備える。
【0033】
ステップS201において、端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得し、
ステップS202において、現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる。
【0034】
当該実施例において、端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得し、当該環境パラメーターに基づいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるかどうかを確定し、具体的には、現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることができる。
【0035】
1つの実施例において、現在の環境パラメーター情報は少なくとも照度情報と、端末とその遮蔽物間の距離情報と、を含む。
【0036】
1つの実施例において、照度情報と、端末とその遮蔽物間の距離情報に基づいて現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしているかどうかを確定することができるため、現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることができる。
【0037】
図3に示したように、1つの実施例において、前記ステップS102はステップS301を備える。
【0038】
テップS301において、端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、かつ照度がプリセットした照度より小さい場合、端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる。
【0039】
当該実施例において、端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、つまり端末の周りに光線を遮蔽物がなく、かつ照度がプリセットした照度より小さく、つまり端末周囲の輝度がかなり低い場合、ユーザーはフラッシュライトが必要と解釈でき、この時、端末のロックスクリーンのインターフェースでの非表示状態のフラッシュライトアプリケーション・プログラム・アイコンが点灯し、ユーザーがフラッシュライトを使いやすいようにしている。
【0040】
前記実施例において、フラッシュライトのアプリケーション・プログラムを例にしているが、当然のことながら、指定アプリケーション・プログラム・アイコンはその他のアプリケーション・プログラム・アイコン、例えば電話アプリケーション・プログラム・アイコン、情報アプリケーション・プログラム・アイコンなどであってもよく、対応する現在の環境パラメーター情報もその他の情報、例えば環境騒音情報、温度情報、湿度情報などであってもよい。
【0041】
図4示したように、1つの実施例において、前記ステップS103はステップS401をさらに備えてもよく、
ステップS401において、ロックスクリーン状態における端末の移動速度がプリセットした移動速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がプリセットした移動加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい、及び/または移動軌道がプリセットした移動軌道に合致すると検出された場合、端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる。
【0042】
当該実施例において、プリセットした状態は、端末のロックスクリーン状態における移動速度がプリセットした速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がプリセットした移動加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい、移動軌道がプリセットした移動軌道に合致するうちの、少なくとも一項目を含むことができる。例えば、ユーザーが端末を速いスピードで連続して揺らしている場合、この時、移動速度、移動加速度、移動頻度がすべてプリセットした値より大きく、この時、端末のロックスクリーンのインターフェースで指定のアプリケーションを点灯させることができる。あるいはプリセットした移動速度を50cm/Sに設定し、移動速度が50cm/Sより大きい場合、端末のロックスクリーンのインターフェースで指定のアプリケーションが点灯する。あるいは、ユーザーまたははメーカーが予め移動軌道を設定することができ、例えば、プリセットした移動軌道を円状に設定した場合、ユーザーが端末を持って円を描いた時、端末のロックスクリーンのインターフェースで指定のアプリケーションを点灯させることができる。あるいはユーザーが端末のスクリーンを続けて叩いている時も、端末のロックスクリーンのインターフェースで指定のアプリケーションを点灯させることができる。このようにして、端末が運動状態に基づいてユーザーの需要を判断することができ、そして自動的にロックスクリーンのインターフェースでユーザーに必要なアプリケーションを提供し、ユーザーは煩雑なアプリケーションを探す必要がなく、操作が簡素化され、端末装置のアプリケーションの利用が便利、簡単、迅速になり、ユーザーの体験を高めた。
【0043】
図5示したように、1つの実施例において、前記方法はステップS501をさらに備える。
【0044】
ステップS501において、指定アプリケーション・プログラム・アイコンのタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、及び/またはタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しいと受信した場合、指定のアプリケーションを起動させる。
【0045】
当該実施例において、ユーザーが指定アプリケーション・プログラム・アイコンに対するタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しいと受信した場合、指定アプリケーション・プログラム・アイコンを開くことができ、例えばプリセットしたタッチ回数は2回で、ユーザーが指定アプリケーション・プログラム・アイコンをダブルクリックすれば、指定アプリケーションを開くことができる。あるいはユーザーが指定アプリケーション・プログラム・アイコンに対するタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きい場合、例えばプリセットしたタッチ頻度を2回/秒とすれば、ユーザーのタッチ頻度が2回/秒より大きいあるいは等しい場合、指定アプリケーションを開くことができる。当然なことながら、前記2つの条件を併用することも可能で、つまり指定アプリケーション・プログラム・アイコンのタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、かつタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しい場合、指定アプリケーションを開くことができる。このようにして、ユーザーの操作ミスを防ぐことができる。
【0046】
次は本発明装置の実施例で、本発明実施方法の実施例に用いることができる。
【0047】
図6は例示性実施例が示したアプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置のブロック図で、当該装置はソフトウェア、ハードウエアあるいは両者の組合せによって端末装置の一部あるいは全部を実現させることができる。図6示したように、当該アプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置は、検出モジュール61と、判断モジュール62と、処理モジュール63と、を備える。
【0048】
検出モジュール61は、センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出するように構成される。ここで、運動状態は端末が揺らされているかどうか、あるいは叩かれるかどうかなどの状態を指すことができる。
【0049】
判断モジュール62は、前記検出モジュール61が検出したロックスクリーン状態における前記端末の運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断するように構成される。
【0050】
処理モジュール63は、前記判断モジュール62によって前記動状態が前記プリセットした状態を満たしていると判断された場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるように構成される。ここで、指定アプリケーション・プログラム・アイコンはユーザーあるいはメーカーによって予め端末のロックスクリーンのインターフェースに設置されたアプリケーション・プログラム・アイコンでよい。
【0051】
当該実施例において、センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出することができ、運動状態がプリセットした状態を満たしている場合、端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることができ、このうようにして、端末の運動状態に基づいてユーザーの需要を判断し、そして自動的にロックスクリーンのインターフェースでユーザーに必要なアプリケーションを提供し、ユーザーは煩雑なアプリケーションを探す必要がなく、操作が簡素化され、端末装置のアプリケーションの利用が便利、簡単、迅速になり、ユーザーの体験を高めた。
【0052】
1つ実施例において、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが点灯していない場合、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて非表示状態にある。
【0053】
当該実施例において、指定アプリケーション・プログラム・アイコンは点灯されていない場合でも、非表示状態で端末のロックスクリーンのインターフェースに存在し、つまりユーザーにとって、該当アプリケーション・プログラム・アイコンを見ることができなく、端末の運動状態がプリセットした状態を満たした場合、ようやく隠れている指定アプリケーション・プログラム・アイコンが点灯し、ユーザーが当該指定アプリケーションを使いやすいようにしている。
【0054】
図7示したように、1つの実施例において、前記処理モジュール63は、
前記端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得するように構成される取得サブモジュール71と、
前記取得サブモジュール71が取得した現在の環境パラメーターの情報がプリセットした環境パラメーターの情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるように構成される第1点灯サブモジュール72と、を備える。
【0055】
当該実施例において、前記端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得することができ、当該環境パラメーターに基づいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるかどうかを確定し、具体的には、現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる。
【0056】
1つの実施例において、前記現在の環境パラメーター情報は少なくとも照度情報と、前記端末とその遮蔽物間の距離情報を含む。
【0057】
当該実施例において、照度情報と、端末と遮蔽物間の距離情報に基づいて現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしているかどうかを確定し、それによりプリセットした環境パラメーターを満たした場合、指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることができる。
【0058】
1つの実施例において、前記第1点灯サブモジュール72は、前記端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、かつ現在の照度がプリセットした照度より小さい時、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させる。
【0059】
当該実施例において、端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、つまり端末周囲に光線を遮蔽物がなく、かつ現在の照度がプリセットした照度より小さい時、つまり端末周囲の輝度がかなり低い場合、この時ユーザーはフラッシュライトが必要かもしれないと解釈でき、この時、端末のロックスクリーンのインターフェースで非表示状態のフラッシュライトのアイコンを点灯させ、ユーザーがフラッシュライトを点けやすいようにしている。
【0060】
前記実施例において、フラッシュライトのアプリケーションを例にしているが、当然なことながら、指定アプリケーション・プログラム・アイコンはその他のアプリケーション・プログラム・アイコン、例えば電話アプリケーション・プログラム・アイコン、情報アプリケーション・プログラム・アイコンなどであってもよく、対応する現在の環境パラメーター情報もその他の情報、例えば環境騒音情報、温度情報、湿度情報などであってもよい。
【0061】
図8示したように、1つの実施例において、前記処理モジュール63は、ロックスクリーン状態における前記端末の移動速度がプリセットした移動速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がプリセットした移動加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい、及び/または移動軌道がプリセットした移動軌道に合致すると検出された場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるように構成される第2点灯サブモジュール81を備える。
【0062】
当該実施例において、プリセットした状態は、端末のロックスクリーン状態における移動速度がプリセットした速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がプリセットした移動加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい、移動軌道がプリセットした移動軌道に合致する状態のうちの、少なくとも1つを含んでもよい。例えば、ユーザーが速いスピードで端末を揺らしている場合、この時、移動速度、移動加速度、移動頻度がすべてプリセットした値より大きく、この時、端末のロックスクリーンのインターフェースに指定のアプリケーションを点灯させることができる。あるいは、プリセットした移動速度が50cm/Sと設定し、移動速度が50cm/Sより大きい時、端末のロックスクリーンのインターフェースに指定アプリケーションが点灯する。あるいは、ユーザーあるいはメーカーは予め軌道を設定することができ、例えば、プリセットした移動軌道が円形と設定された場合、ユーザーが端末を持って円を描いた時、端末のロックスクリーンのインターフェースに指定のアプリケーションを点灯させることもできる。このうようにして、端末は運動状態に基づいてユーザーの需要を判断し、そして自動的にロックスクリーンのインターフェースでユーザーに必要なアプリケーションを提供することができ、ユーザーは煩雑なアプリケーションを探す必要がなく、操作が簡素化され、端末装置のアプリケーションの利用が簡便、簡単、迅速になり、ユーザーの体験を高めた。
【0063】
図9に示したように、1つの実施例において、前記装置は、指定アプリケーション・プログラム・アイコンのタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、及び/またはタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しいと受信した場合、前記指定アプリケーションを起動させるように構成される起動モジュール91を備える。
【0064】
当該実施例において、ユーザーが指定したアプリケーション・プログラム・アイコンのタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しいと受信した場合、指定アプリケーション・プログラム・アイコンを開くことができ、例えば予め設定したタッチ回数が2回であれば、ユーザーが指定アプリケーション・プログラム・アイコンをダブルクリックした時、指定アプリケーションを開くことができる。あるいはユーザーが指定アプリケーション・プログラム・アイコンに対するタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きい時、例えば予め設定したタッチ頻度が2回/秒であれば、ユーザーのタッチ頻度が2回/秒より大きいあるいは等しい時、指定アプリケーションを開くことができる。当然のことながら、前記2つの条件を組合せて使用してもよく、つまり指定アプリケーション・プログラム・アイコンのタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、かつタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しい場合、指定のアプリケーションを開くことができる。このうようにして、ユーザーの操作ミスを防ぐことができる。
【0065】
本発明の実施例の第3態様によれば、アプリケーション・プログラム・アイコンの管理装置を提供する。前記装置は、プロセッサーと、プロセッサーが実行可能な指令を記憶するメモリとを備える。
【0066】
ここで、プロセッサーは
センサーにより端末のロックスクリーン状態における運動状態を検出し、
ロックスクリーン状態における前記端末の運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断し、
前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるように構成されている。
【0067】
さらに、前記プロセッサーが前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることは、
前記端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得し、
前記現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることを含んでもよい。
【0068】
さらに、前記プロセッサーにおいて、前記現在の環境パラメーター情報が少なくとも照度情報と、前記端末とその遮蔽物間の距離情報を含むように構成されてもよい。
【0069】
さらに、前記プロセッサーにおいて、
前記現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることは、
前記端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、かつ現在の照度がプリセットした照度より小さい場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにフラッシュライトを点灯させることを含む。
【0070】
さらに、前記プロセッサーにおいて、前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることは、ロックスクリーン状態における前記端末の移動速度が前記プリセットした移動速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がプリセットした移動加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい、及び/または移動軌道がプリセットした移動軌道に合致する場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させることを含む。
【0071】
さらに、前記プロセッサーは
前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンのタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、及び/またはタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しいと受信した時、指定アプリケーション・プログラムを起動することを含むように構成されてもよい。
【0072】
さらに、前記プロセッサーは
前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが点灯していない場合、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて非表示状態にあるように構成されてもよい。
【0073】
図10は例示性実施例によって示しされたアプリケーション・プログラム・アイコンの管理に用いる装置のブロック図で、当該装置が端末装置に適している。例えば、装置1000は携帯電話、コンピューター、デジタル放送の端末、情報送受信装置、ゲームコントロールパネル、タブレット装置、医療装置、フィットネス装置、携帯情報端末などであってもよい。
【0074】
装置1000は処理ユニット1002、記憶装置1004、電源ユニット1006、マルチメディアユニット1008、オーディオユニット1010、入力/出力(I/O)インターフェース1012、センサユニット1014、および通信ユニット1016の1つあるいは複数のユニットを含んでもよい。
【0075】
処理ユニット1002は通常装置1000の全体操作、例えば表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作および記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット1002は指令を実行するために1つあるいは複数のプロセッサー1020を含んでよく、前記方法の全部あるいは一部のステップを完成することができる。そのほか、処理ユニット1002は処理ユニット1002をその他のユニットと対話しやすくするために、1つあるいは複数のユニットを含んでもよい。例えば、処理ユニット1002はマルチメディアユニット1008と処理ユニット1002を対話しやすくするために、マルチメディアユニットを含んでもよい。
【0076】
記憶装置1004は装置1000の操作を支える各タイプのデータを保存するように構成されている。これらデータの例示は装置1000上で操作するあらゆるアプリケーションあるいは方法指令、担当者データ、電話帳データ、消息、画像、ビデオなどに用いることを含む。記憶装置1004はあらゆるタイプの揮発性あるいは非揮発性記憶装置あるいはそれらの組合せ、例えばスタティックRAM(SRAM)、EEP固定記憶装置(EEPROM)、EP固定記憶装置(EPROM)、ピーロム(PROM)、固定記憶装置(ROM)、磁気記憶装置、フラッシュ記憶装置、ディスクあるいは光ディスクで実現させることができる。
【0077】
電源ユニット1006は装置1000の各ユニットに電力を提供する。電源ユニット1006は電源管理システム、1つあるいは複数の電源、およびその他の装置1000の形成、管理と電力分配に関連するその他のユニットを含んでもよい。
【0078】
マルチメディアユニット1008は前記装置1000とユーザーの間に出力インターフェースのスクリーンを提供することを含む。いくつかの実施例において、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパッド(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパッドを含む場合、ユーザーからのインプットシグナルを受信するために、スクリーンはタッチパネルで実現されてもよい。タッチパッドはタッチ、滑りおよびタッチパッド上での合図を感知させるために1つあるいは複数のタッチセンサを含む。前記タッチセンサはタッチあるいは滑り操作の境界を感知できるだけでなく、前記タッチあるいは滑り操作に関連する持続時間と圧力も検出できる。いくつかの実施例において、マルチメディアユニット1008は1つの前置カメラ及び/または後置カメラを含む。装置1000が操作モード、例えば撮影モードあるいはビデオモードに置かれた時、前置カメラ及び/または後置カメラが外部のマルチメディアのデータを受信することができる。それぞれの前置カメラと後置カメラは固定的な光学レンズ系あるいは焦点距離と光学ズーム能力を有するものであれればよい。
【0079】
オーディオユニット1010はオーディオシグナルを入力及び/または出力するように構成されている。例えば、オーディオユニット1010は1つのマイク(MIC)を含み、装置1000が操作モード、例えば呼び出しモード、記録モードおよび音声識別モードに置かれた時、マイクは外部のオーディオシグナルを受信するように構成される。受信したオーディオシグナルはさらに記憶装置1004に保存されるか、あるいは通信ユニット1016を介して発送されてもよい。いくつかの実施例において、オーディオユニット1010はさらに1つのスピーカーを含み、オーディオシグナルの出力に用いる。
【0080】
I/Oインターフェース1012は処理ユニット1002と周りのインターフェースユニットの間にインターフェースを提供し、前記周りのインターフェースユニットはキーボード、クリックホイール、押しボタンなどでよい。これらのボタンはホームボタン、音量ボタン、スタートボタンおよびロックボタンを含んでもよいが、それに制限されるものではない
センサユニット1014は装置1000に1つあるいは複数のセンサーを含み、各側面での状態評価を提供するために用いる。例えば、センサユニット1014は装置1000のオン/オフ状態、ユニットの相対位置を検出することができ、例えば前記ユニットは装置1000のディスプレイとキーパッドであり、センサユニット1014はさらに装置1000あるいは装置1000の1つのユニットの位置変更、ユーザーと装置1000と接触が存在するかどうか、装置1000方位あるいは加速/減速と装置1000の温度変化を検出することができる。センサユニット1014はあらゆる物理的接触もない時に近くにある物体の存在を検出するように構成される接近センサーを含んでもよい。センサユニット1014はさらにイメージングアプリケーションに用いる光センサ、例えばCMOSあるいはCCDイメージセンサを含んでもよい。いくつかの実施例において、当該センサユニット1014はさらに加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、磁気センサー、圧力センサーあるいは温度センサーを含んでもよい。
【0081】
通信ユニット1016は装置1000とその他の装置間の有線あるいは無線方式での通信を行いやすくするために取り付けされている。装置1000は通信標準に基づく無線ネット、例えばWiFi、2G或いは3G、あるいはそれらの組合せに接続してもよい。1つの例示性実施例において、通信ユニット1016は放送型通信チャンネルを介して外部からの放送管理システムのアナウンス信号あるいは放送関連の情報を受信している。1つの例示性実施例において、前記通信ユニット1016はさらに短距離通信を促進するためのニアフィールド通信(NFC)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールにおいて、アールエフアイディー(RFID)技術、アイアールディーエイ(IrDA)技術、超広帯域無線(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術およびその他の技術によって実現されることができる。
【0082】
例示性実施例において、装置1000は前記の方法を実行するために、1つあるいは複数の専用集積回路(ASIC)、デジタル・シグナル・プロセッサー(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、現場がプログラミングすることができるゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラー、マイクロ・プロセッサあるいはその他の電子モジュールによって実現されることができる。
【0083】
例示性実施例において、指令を含む非一時性コンピューターは記憶媒体を読み取ることができ、例えば指令を含む記憶装置1004、前記指令は装置1000のプロセッサー820によって実行され、前記方法を完成させる方法を提供している。例えば、前記非一時性コンピューターが読み取れる前記記憶媒体は(RAM)、CDーROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD―ROM、テープ、フロッピー(登録商標)ディスクおよび光データ記憶装置などでよい。
【0084】
非一時性コンピューターは記憶媒体を読み取ることができ、前記記憶媒体の指令が装置1000のプロセッサーによって実行される場合、装置1000は前記アプリケーション・プログラム・アイコンの管理方法を実行することができるようになり、前記方法は、
センサーによりロックスクリーン状態における端末の運動状態を検出するステップと、
ロックスクリーン状態における前記端末の運動状態がプリセットした状態を満たしているかどうかを判断するステップと、
前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップと、を備える。
【0085】
1つの実施例において、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップは
前記端末がおかれた環境の現在の環境パラメーター情報を取得するステップと、
前記現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップと、を備える。
【0086】
1つの実施例において、前記現在の環境パラメーター情報は少なくとも照度情報と、前記端末とその遮蔽物間の距離情報とを含む。
【0087】
1つの実施例において、前記現在の環境パラメーター情報がプリセットした環境パラメーター情報を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップは、
前記端末とその遮蔽物間の現在の距離がプリセットした距離より大きいあるいは等しい、かつ現在の照度がプリセットした照度より小さい時、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいてフラッシュライトアプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップ、を備える。
【0088】
1つの実施例において、前記運動状態が前記プリセットした状態を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップは、ロックスクリーン状態における前記端末の移動速度が前記プリセットした移動速度より大きいあるいは等しい、移動加速度がデフォルトに移動加速度より大きいあるいは等しい、移動頻度がプリセットした移動頻度より大きいあるいは等しい、及び/または、移動軌道がプリセットした移動を満たしている場合、前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて指定アプリケーション・プログラム・アイコンを点灯させるステップ、を備える。
【0089】
1つの実施例において、前記方法は、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンのタッチ回数がプリセットしたタッチ回数より大きいあるいは等しい、及び/またはタッチ頻度がプリセットしたタッチ頻度より大きいあるいは等しいと受信した場合、前記指定アプリケーションを起動させるステップ、をさらに備える。
【0090】
1つの実施例において、前記方法は、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが点灯していない場合、前記指定アプリケーション・プログラム・アイコンが前記端末のロックスクリーンのインターフェースにおいて非表示状態にあるステップをさらに備える。
【0091】
ここに明細書と実践を発明した後、当該分野の技術者は本開示の他の実施案を容易に想到する。本願は、本開示の如何なる変形、用途または適合もカバーすることを意図する。これらの変形、用途または適合の変化は、本開示の一般的な仕組みに従い、かつ、本開示に発明されていない当分野における公知常識または慣用技術手段を含む。明細書および実施例は単なる例示と見なし、本開示の本当の範囲および思想は添付する特許請求の範囲によって与えられる。
【0092】
本開示が以上で記載され、且つ図面に示された正確な構造に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な補正や変更も可能であることは理解すべきである。本開示の範囲は、添付する特許請求の範囲のみによって限定される。
【0093】
本願は出願番号201510857523.2、出願日2015年11月30日の中国特許出願に基づいて提出するものであり、当該中国特許出願の優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容を、参照のため本願に援用した。
図1
図2
図3
図4
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図7
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