(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6388265
(24)【登録日】2018年8月24日
(45)【発行日】2018年9月12日
(54)【発明の名称】車のフロントガラス同様の透過性能を持たせた撥水できる板、シート又は物
(51)【国際特許分類】
C03C 23/00 20060101AFI20180903BHJP
B60J 1/00 20060101ALI20180903BHJP
B32B 3/30 20060101ALI20180903BHJP
【FI】
C03C23/00 Z
B60J1/00 G
B32B3/30
【請求項の数】1
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2016-47589(P2016-47589)
(22)【出願日】2016年2月23日
(65)【公開番号】特開2017-149631(P2017-149631A)
(43)【公開日】2017年8月31日
【審査請求日】2017年12月11日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515017832
【氏名又は名称】杉江 裕志
(72)【発明者】
【氏名】杉江 裕志
【審査官】
岡田 隆介
(56)【参考文献】
【文献】
特開2013−199617(JP,A)
【文献】
国際公開第2010/022107(WO,A2)
【文献】
国際公開第2012/087352(WO,A2)
【文献】
Su Yeon LEE et al.,Transparent and Superamphiphobic Surfaces from Mushroom-Like Micropillar Arrays,ACS Applied Materials and Interfaces,American Chemical Society,2015年10月16日,Volume 7, Number 43,pp. 24197-24203
【文献】
Chi-Vinh NGO et al.,Transparency and Superhydrophobicity of Cone-Shaped Micropillar Array Textured Polydimethylsiloxane,International Journal of Precision Engineering and Manufacturing,2015年 6月,Volume 16, Number 7,pp. 1347-1353
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C03C 15/00−23/00
B32B 3/30
DWPI(Derwent Innovation)
JSTPlus/JST7580/JSTChina(JDreamIII)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
撥水し透過できる板、シート又は物(1)において、撥水性能ロータス効果を保った上で、撥水の為の突起物(2)を分散配置して、透過性部分(3)、つまり突起物以外の隙間の部分の面積を99%以上設けて形成してなる事を特徴とする撥水し透過できる板、シート又は物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、撥水できる板、シート
又は物において
車のフロントガラス同様の透過性能を持たせた、撥水し透過できる板、シート
又は物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、撥水できる板、シート
又は物は、撥水性能のみを追い求め重視していた為、
車のフロントガラス同様の透過性能を持つものが無く、用途が限られていた。
また、撥水のロータス効果性能を持たせる為の突起物は極小の為、従来の技術では作成が難しかったが、現代のナノメートルレベルのハイテク技術を用いれば作成可能な時代となった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような欠点があった。
従来、撥水できる板、シート
又は物は、
車のフロントガラス同様の透過性が無く用途が限られており不便であった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
透過できる板、シート
又は物に、撥水性能ロータス効果を有した上で、
車のフロントガラス同様の透過性能を持たせる為、透過性の部分の面積を
99%以上設け形成する。
本発明は、以上の構成よりなる透過性能を持たせた撥水できる板、シート
又は物である。
【発明の効果】
【0006】
撥水できる板、シート
又は物に、
車のフロントガラス同様の透過性能を持たせた為、従来使用できなかった場所に設置することができ便利で快適になる。
また撥水コーティング等を用いて撥水するタイプと異なり、形状で撥水するので効果がずっと続く。
例えば、撥水ガラス板として自動車のフロントガラスに使用、ビルの窓に使用できる。
そうすれば、自動車のフロントガラスは水を弾き続け、ビルの窓拭きが不要となる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
透過できる板、シート
又は物(1)の、表面すべてを撥水性能ロータス効果を最大限に得るべく突起物で覆い尽くすのではなく、撥水性能ロータス効果を保った上で、撥水の為の突起物(2)を分散させて配置し、透過性部分(3)、つまり突起物以外の隙間の部分の面積を
99%以上設けて形成する。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、使用用途に応じて必要な、
車のフロントガラス同様の透過性能を持たせた撥水できる板、シート
又は物を必要な場所に設置すればよい。
【符号の説明】
【0009】
1 透過できる板、シートおよび物
2 撥水の為の突起物
3 透過性部分
4 極小水滴粒