特許第6388533号(P6388533)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6388533
(24)【登録日】2018年8月24日
(45)【発行日】2018年9月12日
(54)【発明の名称】データベースシステム
(51)【国際特許分類】
   G06F 12/00 20060101AFI20180903BHJP
【FI】
   G06F12/00 535Z
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-249763(P2014-249763)
(22)【出願日】2014年12月10日
(65)【公開番号】特開2016-110553(P2016-110553A)
(43)【公開日】2016年6月20日
【審査請求日】2017年8月29日
(73)【特許権者】
【識別番号】391016358
【氏名又は名称】東芝情報システム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090169
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 孝
(74)【代理人】
【識別番号】100074147
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 崇
(72)【発明者】
【氏名】生田 恵哉
【審査官】 桜井 茂行
(56)【参考文献】
【文献】 特開平07−311700(JP,A)
【文献】 特開平08−044670(JP,A)
【文献】 特開2012−123670(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2002/0198899(US,A1)
【文献】 特開2003−006020(JP,A)
【文献】 特開平08−161264(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 12/00
G06F 17/30
G06Q 20/00−20/42
G06Q 40/00−40/08
G06F 17/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
オンラインを介してアクセスされるトランザクションデータが記憶される第1の記憶手段と、
バッチ処理用のトランザクションデータが記憶される第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段のデータに前記第2の記憶手段のデータを同期させる処理を継続して行う同期処理手段と、
前記第2の記憶手段内の所定トランザクションデータに基づき更新用のトランザクションデータを作成する第1のバッチ処理手段と、
前記第1のバッチ処理手段により作成された更新用のトランザクションデータを記憶する第3の記憶手段と、
前記第3の記憶手段に記憶された更新用のトランザクションデータを、前記第2の記憶手段のトランザクションデータに反映させる処理を行わずに、前記第1の記憶手段のトランザクションデータに反映する反映処理手段と、
を具備したデータベースシステムであって、
前記第1の記憶手段と反映処理手段とが第1のコンピュータシステムに備えられており、
前記第2の記憶手段、第1のバッチ処理手段、第3の記憶手段が第2のコンピュータシステムに備えられていることを特徴とするデータベースシステム。
【請求項2】
前記同期処理手段は、第1のコンピュータシステムに備えられた第1の同期処理手段と、第2のコンピュータシステムに備えられた第2の同期処理手段とにより構成され、
前記第1の同期処理手段と前記第2の同期処理手段とが連携して常時において同期させる処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータベースシステム。
【請求項3】
前記第1の記憶手段へのアクセスを24時間許容し、
前記第1のバッチ処理手段による処理を、システム基準日が翌日に更新された以降に行うことを特徴とする請求項1または2に記載のデータベースシステム。
【請求項4】
前記第2の記憶手段内のトランザクションデータの集計加工編集を行って集計加工編集データを作成する第2のバッチ処理手段を備え、
前記第2のバッチ処理手段による処理を任意の時に行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータベースシステム。
【請求項5】
前記第2のバッチ処理手段により作成されたデータを記憶する第4の記憶手段を備え、
前記第4の記憶手段のデータが他のシステムにより取込み可能であることを特徴とする請求項4に記載のデータベースシステム。
【請求項6】
前記第2のバッチ処理手段は、処理結果を帳票出力装置に出力することを特徴とする請求項4または5に記載のデータベースシステム。
【請求項7】
前記反映処理手段により第3の記憶手段に記憶された更新用のトランザクションデータが前記第1の記憶手段のトランザクションデータに反映されると、前記同期処理手段が、前記第1の記憶手段のデータに前記第2の記憶手段のデータを同期させる処理を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータベースシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、オンラインデータベースによりトランザクションデータを蓄積しながら、蓄積されたトランザクションデータに基づく所要のバッチ処理を行って結果を上記オンラインデータベースへ反映させる必要がある、データベースシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のシステムでは、バッチ処理を行う時間帯に一時的にオンラインデータベースの稼働を停止していた。しかしながら、この手法では、オンラインデータベースが停止することから24時間の稼働を求める業種には使用できない問題があった。
【0003】
上記に対し、複数のデータベースを備えると共に、口座番号単位で更新を行う更新手段を有する複数の業務サーバを備えており、更新対象の口座番号を抽出して上記業務サーバに割り当て、割り当てられた業務サーバの更新手段が各々のデータベースをロックして更新を行うようにしたデータベース更新システムが知られている(特許文献1)。
【0004】
また、特許文献2には、マスタボリュームとバックアップボリュームを備え、バッチ処理の開始時には、マスタボリュームのデータをバックアップボリュームにコピーし、バックアップボリュームによりオンライン処理を実行すると共にマスタボリュームを用いてバッチ処理を実行するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−33395号公報
【特許文献2】特開2008−198153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の特許文献1のシステムによると、ロックされるデータベースが存在し、部分的にではあるが、24時間稼働するデータベースシステムとならない問題がある。
【0007】
また、特許文献2のシステムでは、見掛け上は一定のデータベースを用いているように見えるものの、オンライン処理を実行するためのボリュームの切り換えなど、切換処理が行われる必要があり、切り換えのないシステムに比べると複雑であるという問題がある。
【0008】
本発明は上記のようなデータベースシステムの問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、切り換え処理などの本来のデータベースシステムになかった処理を行うことなく、24時間連続したオンラインデータベースとして稼働することができるデータベースシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るデータベースシステムは、オンラインを介してアクセスされるトランザクションデータが記憶される第1の記憶手段と、バッチ処理用のトランザクションデータが記憶される第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段のデータに前記第2の記憶手段のデータを同期させる処理を継続して行う同期処理手段と、前記第2の記憶手段内の所定トランザクションデータに基づき更新用のトランザクションデータを作成する第1のバッチ処理手段と、前記第1のバッチ処理手段により作成された更新用のトランザクションデータを記憶する第3の記憶手段と、前記第3の記憶手段に記憶された更新用のトランザクションデータを、前記第2の記憶手段のトランザクションデータに反映させる処理を行わずに、前記第1の記憶手段のトランザクションデータに反映する反映処理手段と、を具備したデータベースシステムであって、前記第1の記憶手段と反映処理手段とが第1のコンピュータシステムに備えられており、前記第2の記憶手段、第1のバッチ処理手段、第3の記憶手段が第2のコンピュータシステムに備えられていることを特徴とする。
【0010】
本発明に係るデータベースシステムでは、同期処理手段は、前記第1のコンピュータシステムに備えられた第1の同期処理手段と、第2のコンピュータシステムに備えられた第2の同期処理手段とにより構成され、前記第1の同期処理手段と前記第2の同期処理手段とが連携して常時において同期させる処理を行うことを特徴とする。
【0011】
本発明に係るデータベースシステムでは、前記第1の記憶手段へのアクセスを24時間許容し、前記第1のバッチ処理手段による処理を、システム基準日が翌日に更新された以降に行うことを特徴とする。
【0012】
本発明に係るデータベースシステムでは、前記第2の記憶手段内のトランザクションデータの集計加工編集を行って集計加工編集データを作成する第2のバッチ処理手段を備え、前記第2のバッチ処理手段による処理を任意の時に行うことを特徴とする。
【0013】
本発明に係るデータベースシステムでは、前記第2のバッチ処理手段により作成されたデータを記憶する第4の記憶手段を備え、前記第4の記憶手段のデータが他のシステムにより取り込み可能であることを特徴とする。
【0014】
本発明に係るデータベースシステムでは、前記第2のバッチ処理手段は、処理結果を帳票出力装置に出力することを特徴とする。
【0015】
本発明に係るデータベースシステムでは、前記反映処理手段により第3の記憶手段に記憶された更新用のトランザクションデータが前記第1の記憶手段のトランザクションデータに反映されると、前記同期処理手段が、前記第1の記憶手段のデータに前記第2の記憶手段のデータを同期させる処理を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係るデータベースシステムによれば、切り換え処理などの本来のデータベースシステムになかった処理を行うことなく、24時間連続したオンラインデータベースとして稼働することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明に係るデータベースシステムの第1の実施形態の構成図。
図2】本発明に係るデータベースシステムの第1の実施形態によるオンラインデータベースとしての処理及びバッチ処理の進行を示す図。
図3】本発明に係るデータベースシステムの実施形態に記憶されるトランザクションデータの一例を示す図。
図4】発明に係るデータベースシステムの実施形態において行われるバッチ処理から更新用のトランザクションデータが反映され同期が取られるまでの処理の流れを時系列に示した図。
図5】本発明に係るデータベースシステムの実施形態に記憶されるトランザクションデータの第2の一例を示す図。
図6】本発明に係るデータベースシステムの実施形態に記憶されるトランザクションデータの第3の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態であるデータベースシステムを説明する。各図において同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1は、データベースシステムの第1の実施形態の構成図である。このデータベースシステムは、オンラインデータベースとして機能する第1コンピュータシステム200と、バッチデータベースシステムとして機能する第2コンピュータシステム300とを備える。
【0019】
第1コンピュータシステム200には、トランザクションデータが記憶される第1の記憶手段201、第1の同期処理手段202、反映処理手段203が備えられている。
【0020】
第2コンピュータシステム300には、第2の記憶手段301、第2の同期処理手段302、第1のバッチ処理手段303、第3の記憶手段304、第2のバッチ処理手段305、第4の記憶手段306が備えられている。ここで、第2のバッチ処理手段305、第4の記憶手段306は、必須の構成ではない。
【0021】
本実施形態では、上記第2のバッチ処理手段305に対応して、帳票出力装置500が備えられ、第4の記憶手段306に対応して他システムデータベース400が備えられている。これら帳票出力装置500、他システムデータベース400についても、必須の構成ではない。他システムデータベース400には、取込処理手段401、記憶手段402が備えられている。
【0022】
上記第2の記憶手段301には、バッチ処理用のトランザクションデータが記憶される。この第2の記憶手段301のトランザクションデータは、第1の記憶手段201のデータに上記第2の記憶手段301のデータを同期させる処理を行う同期処理手段である第1の同期処理手段202と第2の同期処理手段302によって同じデータになるよう同期処理されたものである。
【0023】
第1のバッチ処理手段303は、第2の記憶手段301内の所定トランザクションデータに基づき更新用のトランザクションデータを作成する。作成された更新用のトランザクションデータは中間データとして、第3の記憶手段304に記憶される。この第3の記憶手段304は、第1の同期処理手段202と第2の同期処理手段302が、第1の記憶手段201のデータに上記第2の記憶手段301のデータを同期させる処理を行うものであり、逆方向の同期処理を行わないものであるため、反映処理手段203へ送るために中間データとして蓄積するために設けられている。
【0024】
第3の記憶手段304の更新用のトランザクションデータは、第2の同期処理手段302と第1の同期処理手段202とを介して反映処理手段203へ送られる。反映処理手段203は、上記のようにして送られてきた第3の記憶手段304に記憶された更新用のトランザクションデータを前記第1の記憶手段201のトランザクションデータに反映するものである。
【0025】
上記のような反映処理手段203によって、第3の記憶手段304に記憶された更新用のトランザクションデータを前記第1の記憶手段201のトランザクションデータに反映する処理が行われると、次に、第1の同期処理手段202と第2の同期処理手段302が、第1の記憶手段201のデータに上記第2の記憶手段301のデータを同期させる処理を行う。これによって、第1のバッチ処理手段303によって作成された更新用のトランザクションデータは、第2の記憶手段301に反映される。
【0026】
第2のバッチ処理手段305は、第2の記憶手段301内のトランザクションデータの集計加工編集を行って集計加工編集データを作成するものである。作成された集計加工編集データは、第4の記憶手段306に記憶され、また、帳票出力装置500へ送出される。
【0027】
他システムデータベース400の取込処理手段401は、第4の記憶手段306に記憶されている集計加工編集データを取り込むものである。取り込んだ集計加工編集データは記憶手段402に記憶され、例えば図示しないクライアントからアクセスして参照することができる。つまり、他システムデータベース400は、例えば情報系データベースシステムとして運用することができる。
【0028】
帳票出力装置500は、第2のバッチ処理手段305により送られてくる集計加工編集データを帳票501として出力するものである。
【0029】
以上のように構成された実施形態に係るデータベースシステムの第1の記憶手段201に対して、オンラインを介してオンラインアプリケーション101がアクセスする。オンラインアプリケーション101によって処理されたデータが第1の記憶手段201記憶される。これ以降において実施形態に係るデータベースシステムによる動作は、図2に示すように進行する。図2において「日次繰越」は、当該コンピュータシステムがシステム基準日を翌日に変更する時点を示す。
【0030】
第1の同期処理手段202と第2の同期処理手段302による同期処理S11が継続される結果、第2の記憶手段301のトランザクションデータは、第1の記憶手段201のデータに同期している。オンラインアプリケーション101によって処理されたデータが第1の記憶手段201記憶されるイベント(アクセス)S12がランダムに発生するが、第1の記憶手段201によるオンラインデータベースの稼働S13が継続される(第1の記憶手段201へのアクセスを24時間許容する)と共に、同期処理により、第2の記憶手段301のトランザクションデータは、第1の記憶手段201のデータに同期する。
【0031】
「日次繰越」となってシステム基準日が翌日(X0日からX1日)に変更されると、第1のバッチ処理手段303が起動され、第2の記憶手段301内の所定トランザクションデータに基づき更新用のトランザクションデータを作成し、作成された更新用のトランザクションデータを中間データとして、第3の記憶手段304に記憶する(S14)。
【0032】
例えば、図3に示されるように、第1の記憶手段201と第2の記憶手段301のトランザクションデータとして、契約データD1が複数レコード記憶されているものとする。契約データD1は、契約番号、契約申込日、契約開始日、契約状態の項目データを含んで構成されている。項目データの契約状態には、契約成立(契約開始日前)と契約成立(契約開始日後)が設定可能となっている。第1のバッチ処理手段303は、上記のような契約データD1の契約開始日を参照してシステム基準日と比較し、契約開始日とシステム基準日とが一致したレコードの契約状態を、契約成立(契約開始日前)から契約成立(契約開始日後)へ更新した更新用のトランザクションデータを作成するバッチ処理を行う。この例は、一例であり、トランザクションデータや第1のバッチ処理手段303が行うバッチ処理を限定するものではない。
【0033】
上記S14において記憶された第3の記憶手段304の更新用のトランザクションデータは、第2の同期処理手段302と第1の同期処理手段202とを介して反映処理手段203へ送られ、反映処理手段203によって、第1の記憶手段201のトランザクションデータに反映される(S15)。
【0034】
上記S15の反映処理のときにも、同期処理S11が行われており、最終的には、第1のバッチ処理手段303によって作成された更新用のトランザクションデータは、第2の記憶手段301に反映される。図4は、第1のバッチ処理手段303によるバッチ処理から第2の記憶手段301へ更新用のトランザクションデータが反映され同期が取られるまでの処理の流れを時系列に示したものである。
【0035】
本実施形態に係るデータベースシステムは、第1のバッチ処理手段303によるバッチ処理によって更新されたトランザクションデータについて集計加工編集データを帳票出力装置500から出力させ、或いは、他システムデータベース400のデータベースの内容とすることができる。
【0036】
このため、図2のS15の反映処理終了の後に、第2のバッチ処理手段305が起動され、第2のバッチ処理手段305は第2の記憶手段301内のトランザクションデータの集計加工編集を行って集計加工編集データを作成する(S16)。作成された集計加工編集データは、第4の記憶手段306に記憶され、また、帳票出力装置500へ送出される。
【0037】
例えば、集計加工編集の対象データが図5(a)に示されるように、第1の記憶手段201と第2の記憶手段301のトランザクションデータとして、出庫データD2が複数レコード記憶されているものとする。この出庫データD2は、出庫日、品目番号、出庫場所、品目状態、数量の項目データを含んで構成されている。第2のバッチ処理手段305は、複数のレコードの出庫データD2に対し、出庫日がシステム基準日と一致するレコードの抽出を行い、集計加工編集データを作成するバッチ処理を行う。この結果、作成された集計加工編集データである日次出庫抽出データD3には、図5(b)に示されるように、抽出日、出庫日、品目番号、出庫場所、品目状態、数量の項目データを含むデータであって、抽出日が当該システム基準日であり、出庫日と同じデータとすることができる。このデータは、第4の記憶手段306に記憶され、他システムデータベース400による取込みが可能であり、また、帳票出力装置500へ送って出力させることもできる。
【0038】
また、集計加工編集の対象データの他の例として、図6に示す請求データD4を挙げることができる。この請求データD4は、請求日、契約番号、請求先、請求金額の項目データを含んで構成されている。第2のバッチ処理手段305は、複数のレコードの請求データD4について、請求日がシステム基準日と一致するレコードの抽出を行い、集計加工編集データを作成するバッチ処理を行う。このデータは、第4の記憶手段306に記憶され、他システムデータベース400による取込みが可能であり、また、帳票出力装置500へ送って出力させることもできる。
【0039】
図5図6は、集計加工編集の対象データとバッチ処理の内容の一例を示したに過ぎない。従って、トランザクションデータや第2のバッチ処理手段305が行うバッチ処理を限定するものではない。
【0040】
本実施形態では、S15の反映処理の後に、第2のバッチ処理手段305が起動したが、システム基準日が翌日に変更されたときなどの任意のときに第2のバッチ処理手段305が起動しても良い。
【符号の説明】
【0041】
101 オンラインアプリケーション
200 コンピュータシステム
201 第1の記憶手段
202 第1の同期処理手段
203 反映処理手段
300 コンピュータシステム
301 第2の記憶手段
302 第2の同期処理手段
303 第1のバッチ処理手段
304 第3の記憶手段
305 第2のバッチ処理手段
306 第4の記憶手段
400 他システムデータベース
401 取込処理手段
402 記憶手段
500 帳票出力装置
501 帳票
図1
図2
図3
図4
図5
図6