(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記2つの端部のうちの一方が、シートベルトバックルフランジのためのソケットに取りつけられ、他方の端部が、シートベルトバックルスロットに取りつけられることを特徴とする請求項1に記載の負荷制限器。
【図面の簡単な説明】
【0004】
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図1-01】ラッチ張力アセンブリの異なる図である。
【
図1-02】ラッチ張力アセンブリの異なる図である。
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図1-03】ラッチ張力アセンブリの異なる図である。
【
図1-03A】ラッチ張力アセンブリの異なる図である。
【
図1-04】乗員支持部のための負荷制限器の異なる実施形態を示す図である。
【
図1-05】乗員支持部のための負荷制限器の異なる実施形態を示し、更に、チャイルドシートハーネスの張力ウェビングのためのラッチを組み込んでいる図である。
【
図1-06】乗員支持部のための負荷制限器の異なる実施形態を示す図である。
【
図1-07】乗員支持部のための負荷制限器の異なる実施形態を示す図である。
【
図1-08】乗員支持部のための負荷制限器の異なる実施形態を示す図である。
【
図1-09】乗員支持部のための負荷制限器の異なる実施形態を示す図である。
【
図1-10】乗員支持部のための負荷制限器の異なる実施形態を示す図である。
【
図1-11】乗員支持部のための負荷制限器の異なる実施形態を示す図である。
【
図1-12】乗員支持部のための負荷制限器の異なる実施形態を示し、ハーネスに取りつけられた顎支持部であり、顎支持部機能及び負荷制限機能のいずれか又は両方は、
図1−12のデバイスに組み込むことができることを示す図である。
【
図2-01】横方向衝撃中に頭部を収めるように移動し、それによって頭部を保護するように肩部ガードによって作動するヘッドレストの実施形態を示し、肩部ガードによって作動するヘッドレストの2つの図であり、中央又は通常位置で、肩部ガードは、ヘッドレストに固定され、アセンブリは、シェルへのリンクで取りつけられる図である。
【
図2-02】横方向衝撃中に頭部を収めるように移動し、それによって頭部を保護するように肩部ガードによって作動するヘッドレストの実施形態を示し、肩部ガードを外方に押す子供の右肩と同じ配置を示し、結果としてヘッドレストを頭部の周りで動き回らせ、移動は、中央位置に戻るように一般的にバネ仕掛けであり、それはまた、予め決定された負荷で切断部材を有することができることを示す図である。
【
図2-03】横方向衝撃中に頭部を収めるように移動し、それによって頭部を保護するように肩部ガードによって作動するヘッドレストの実施形態を示し、リンクにヘッドレストが継続して取りつけられる本発明の別の設計を示し、しかし、肩部ガード及び胸部保護は(肩部ガード及び胸部保護のうちの一方を必要とし、これに代えて、本体の側面上の別の支持部を使用することができる)、これらが作動アームと互いに係合する横摺動のためのスライダー上にあることを示す図である。
【
図2-03A】横方向衝撃中に頭部を収めるように移動し、それによって頭部を保護するように肩部ガードによって作動するヘッドレストの実施形態を示し、胸部保護なしの
図2−03と同じ配置を示す図である。
【
図2-04A】横方向衝撃中に頭部を収めるように移動し、それによって頭部を保護するように肩部ガードによって作動するヘッドレストの実施形態を示し、中央位置のヘッドレスト/肩部ガード/胸部保護アセンブリが異なる図である。
【
図2-04B】横方向衝撃中に頭部を収めるように移動し、それによって頭部を保護するように肩部ガードによって作動するヘッドレストの実施形態を示し、肩部ガード/胸部保護によるヘッドレストの作動によって変位位置にある
図1−04Aと同じアセンブリを示す図である。
【
図2-04C】横方向衝撃中に頭部を収めるように移動し、それによって頭部を保護するように肩部ガードによって作動するヘッドレストの実施形態を示し、移動を示す
図2−04Bにおけるようなアセンブリに肩部ガード及び胸部保護が重ねられた中央位置を示す図である。
【
図2-05】チャイルドシートの前側衝撃のため又は車両のシートベルト上のモジュールとして使用するための負荷制限モジュールを示し、特に、設計が製造工程に適合し、アセンブリ工程が本発明の一部であることを示し、組み立て負荷制限モジュールを示す図である。
【
図2-06】チャイルドシートの前側衝撃のため又は車両のシートベルト上のモジュールとして使用するための負荷制限モジュールを示し、特に、設計が製造工程に適合し、アセンブリ工程が本発明の一部であることを示し、本発明の一部であるアセンブリのための工程を特に示す目的の分解組立図である。
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図2-07】チャイルドシートの前側衝撃のため又は車両のシートベルト上のモジュールとして使用するための負荷制限モジュールを示し、特に、設計が製造工程に適合し、アセンブリ工程が本発明の一部であることを示し、シースの異なる図を示す。
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図3-01】ヘッドレスト及び肩部ガード機構の異なる図であり、側面衝撃中に機構の侵入負荷のための準備を示す本発明の追加の態様を示す図である。
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図3-02】ヘッドレスト及び肩部ガード機構の異なる図であり、側面衝撃中に機構の侵入負荷のための準備を示す本発明の追加の態様を示す図である
【
図3-03】ヘッドレスト及び肩部ガード機構の異なる図であり、側面衝撃中に機構の侵入負荷のための準備を示す本発明の追加の態様を示す図である
【
図3-04】ウェビングの外部縁上の過剰荷重を防止し、シートの前側からシートの後側にウェビングを誘導するスロットの中央端の方向にウェビングが「一塊になる」のを防止しながら、前側衝撃中にハーネスの荷重を支持するための機構の異なるレベルのアセンブリを示す図である。
【
図3-05】ウェビングの外部縁上の過剰荷重を防止し、シートの前側からシートの後側にウェビングを誘導するスロットの中央端の方向にウェビングが「一塊になる」のを防止しながら、前側衝撃中にハーネスの荷重を支持するための機構の異なるレベルのアセンブリを示す図である。
【
図3-06】ウェビングの外部縁上の過剰荷重を防止し、シートの前側からシートの後側にウェビングを誘導するスロットの中央端の方向にウェビングが「一塊になる」のを防止しながら、前側衝撃中にハーネスの荷重を支持するための機構の異なるレベルのアセンブリを示す図である。
【
図3-07】ウェビングの外部縁上の過剰荷重を防止し、シートの前側からシートの後側にウェビングを誘導するスロットの中央端の方向にウェビングが「一塊になる」のを防止しながら、前側衝撃中にハーネスの荷重を支持するための機構の異なるレベルのアセンブリを示す図である。
【
図4-01】適応負荷制限器/引き戻し器の実施形態の断面を示す図である。
【
図4-02】適応負荷制限器/引き戻し器の表面実装実施形態を示し(オートロックスプロケット及び機構は図示せず)、これがシートベルトに対して又はCRS上で車両に使用することができることを示す図である。
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図4-03】適応負荷制限器/引き戻し器の分解組立図である。
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図4-04】ウェビング及びスプールに巻きつけたフィルテープを示す図である。
【
図4-05】適応負荷制限器/引き戻し器のウェビング実装実施形態を示す図である。
【
図4-06】ウェビングが繰り出される時にスプールの軸における負荷制限器からの力のモーメントの異なる半径を示す図である。
【
図4-07】ここではスプールがどれほど回転し、従って、ウェビングがどれほど分配されているかに応じて摺動管状アクスルを内外に移動するスプールシャフト上のネジ山によってその有効長を変化させることにより負荷制限器の力を変化させる適応負荷制限器/引き戻し器の別の実施形態を示す図である。
【
図4-08】分配されたウェビングの異なる長さで負荷制限器からの力のモーメントを制御するための可変断面を有するフィルテープの別の実施形態を示す図である。
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図4-09】使用中に引き戻し器をロックするためのラチェット機構の実施形態に対する追加の機械を示し、この負荷制限機能は、ラチェット引き戻し器機構とは別であり、他の引き戻し器機構は、適応負荷制限器と共に使用することができることを示す図である。
【
図4-10】使用中に引き戻し器をロックするためのラチェット機構の実施形態に対する追加の機械を示し、この負荷制限機能は、ラチェット引き戻し器機構とは別であり、他の引き戻し器機構は、適応負荷制限器と共に使用することができることを示す図である。
エアスリーパー認証
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図5-01】車両のモジュール式乗員支持部の異なる実施形態を示し、2つの下側乗員支持部によって支持された単一上側乗員支持部がある乗員支持部のモジュール式システムを示す図である。
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図5-01A】車両のモジュール式乗員支持部の異なる実施形態を示し、
図5−01と同じモジュール式システムを示すが、ここで衝撃荷重は、トラックの向きに対して角度αにあることを示す図である。
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図5-02】車両のモジュール式乗員支持部の異なる実施形態を示し、3つの下側乗員支持部によって支持された2つの上側乗員支持部がある乗員支持部のモジュール式システムを示す図である。
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図5-03】車両のモジュール式乗員支持部の異なる実施形態を示し、4つの下側乗員支持部によって支持された3つの上側乗員支持部がある乗員支持部のモジュール式システムを示す図である。
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図5-04】車両のモジュール式乗員支持部の異なる実施形態を示し、5つの下側乗員支持部によって支持された4つの上側乗員支持部がある乗員支持部のモジュール式システムを示す図である。
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図5-05】車両のモジュール式乗員支持部の異なる実施形態を示し、車両の軸に沿って乗員支持部の長いアレイを示す図である。
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図5-06】バネダンパー(バネのみを示す)を有する衝撃吸収デバイスを備えた乗員支持部のアレイのラッチ機構の異なる図である。
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図5-07】バネダンパー(バネのみを示す)を有する衝撃吸収デバイスを備えた乗員支持部のアレイのラッチ機構の異なる図である。
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図5-08】本発明の本方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-09A】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-09B】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-09C】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-09D】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-10】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-11】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-12】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-13】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-14】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-15】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-16】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-17】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-18A】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-18B】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-18C】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-19】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-20A】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-20B】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-20C】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-20D】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-21】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-22】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-23】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-24】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
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図5-25】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-26】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-27】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-28】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-29】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-30】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-31】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-32】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-33】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-34】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-35】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-36】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-37】本発明の方法の実験的シミュレーション検証の結果を示す図である。
【
図5-38】フレームシーケンスの開始時及び衝撃事象中の両方においてシミュレーションの異なる構成を示し、時間0及び衝撃中のシミュレーションにおける配置を示す図である。
【
図5-39】フレームシーケンスの開始時及び衝撃事象中の両方においてシミュレーションの異なる構成を示し、時間0及び衝撃中のシミュレーションにおける配置を示す図である。
【
図5-40】フレームシーケンスの開始時及び衝撃事象中の両方においてシミュレーションの異なる構成を示し、時間0及び衝撃中のシミュレーションにおける配置を示す図である。
【
図5-41】フレームシーケンスの開始時及び衝撃事象中の両方においてシミュレーションの異なる構成を示し、時間0及び衝撃中のシミュレーションにおける配置を示す図である。
【
図5-42】フレームシーケンスの開始時及び衝撃事象中の両方においてシミュレーションの異なる構成を示し、時間0及び衝撃中のシミュレーションにおける配置を示す図である。
【
図5-43】フレームシーケンスの開始時及び衝撃事象中の両方においてシミュレーションの異なる構成を示し、時間0及び衝撃中のシミュレーションにおける配置を示す図である。
【
図5-44】フレームシーケンスの開始時及び衝撃事象中の両方においてシミュレーションの異なる構成を示し、時間0及び衝撃中のシミュレーションにおける配置を示す図である。
【
図5-45】時間0及び衝撃中のシミュレーションにおける配置を示す図である。
【
図5-46】
図5−01〜
図5−05の段階的構成における下側ユニットによって支持された荷重を示す図である。
【
図5-47】チャイルドシートの側部ガードの図である。
【
図5-48】異なる肩部(又は胸部)幅を収容するように修正された側部ガードの一部を示し、側部ガードは、中央に対して端部を異なる位置に固定することを可能にする鋸歯状縁部又はノッチを有することを示す図である。
【
図5-49】異なる肩部(又は胸部)幅を収容するように修正された側部ガードの一部を示し、側部ガードは、中央に対して端部を異なる位置に固定することを可能にする鋸歯状縁部又はノッチを有することを示す図である。
【
図5-50】ハーネスがシートの中央に向けて昇れないプロフィールを提供しながら、支持バーの上にハーネスを誘導するためのテーパがつけられた形態を示す図である。
【
図5-51】バーに摺動可能又は枢転可能のいずれかで取りつけられた同じ形態をハーネスが張力下に重なる衝撃状況におけるような軸荷重中に互いに留まるように設計された半分を連結した2つを有することによって現場設置可能であるバージョンに示す図である。
【
図6-01】車両、特に航空機におけるエアスリーパー乗員支持部のアレイを示す図である。
【
図6-02】車両、特に航空機におけるエアスリーパー乗員支持部のアレイを示す図である。
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図6-03】車両、特に航空機におけるエアスリーパー乗員支持部のアレイを示す図である。
【
図6-04】車両、特に航空機におけるエアスリーパー乗員支持部のアレイを示す図である。
【
図6-05】車両、特に航空機におけるエアスリーパー乗員支持部のアレイを示す図である。
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図6-06】単一の下側エアスリーパー乗員支持ユニットを示す図である。
【
図6-07】単一の下側エアスリーパー乗員支持ユニットを示す図である。
【
図6-08】単一の下側エアスリーパー乗員支持ユニットを示す図である。
【
図6-09】単一の下側エアスリーパー乗員支持ユニットを示す図である。
【
図6-10】単一の下側エアスリーパー乗員支持ユニットを示す図である。
【
図6-11】上側エアスリーパー乗員支持ユニットを示す図である。
【
図6-12】着座位置と横になった位置の間の複数の位置のシートの作動機構及び運動の実施形態を示す図である。
【
図6-13】着座位置と横になった位置の間の複数の位置のシートの作動機構及び運動の実施形態を示す図である。
【
図6-14】実施形態のうちの1つにおける脚乗せ部の中心部分の後退を示し、脚乗せ部はまた、後縁の回りの角変位によって後退し、他の実施形態ではシート底部に取りつけることができることを示す図である。
【
図6-15】オプション引き出し及び任意的なベルトを有する支持特徴部を一体化しているか又は取りつけている底部格納ビンを示す図である。
【
図6-16】シートバック及び底部の作動に対する代わりのアーキテクチャを示し、シート底部は、ここでは着座位置にある時に前方に移動することを示す図である。
【
図6-17】シートバック及び底部の作動に対する代わりのアーキテクチャを示し、シート底部は、ここでは着座位置にある時に前方に移動することを示す図である。
【
図7-01】ハーネス(図示のような)又はテザー(端部アタッチメントの修正された)のいずれかに使用することができる負荷制限のための一部の実施形態を示す図である。
【
図7-02】ハーネス(図示のような)又はテザー(端部アタッチメントの修正された)のいずれかに使用することができる負荷制限のための一部の実施形態を示す図である。
【
図7-03】ハーネス(図示のような)又はテザー(端部アタッチメントの修正された)のいずれかに使用することができる負荷制限のための一部の実施形態を示す図である。
【
図7-04】ハーネス(図示のような)又はテザー(端部アタッチメントの修正された)のいずれかに使用することができる負荷制限のための一部の実施形態を示す図である。
【
図7-04A】ハーネス(図示のような)又はテザー(端部アタッチメントの修正された)のいずれかに使用することができる負荷制限のための一部の実施形態を示す図である。
【
図7-04B】ハーネス(図示のような)又はテザー(端部アタッチメントの修正された)のいずれかに使用することができる負荷制限のための一部の実施形態を示す図である。
【
図7-05】図に示すシートヘッドレストの高さ調節背面を有する肩部ガードを作動させることによる側面衝撃において、積極的頭部支持部のための側面ハードを示し、肩部及び胸部の慣性荷重によって横方向に移動している肩部ガードにより角度位置に作動するヘッドレストを有することを示す図である。
【
図7-06】図に示さないシートヘッドレストの高さ調節背面を有する肩部ガードを作動させることによる側面衝撃において、積極的頭部支持部のための側面ハードを示し、肩部及び胸部の慣性荷重によって横方向に移動している肩部ガードにより角度位置に作動するヘッドレストを有することを示す図である。
【
図7-07】ヘッドレスト及びヘッドレスト高さ調節背面を取り外した肩部ガードを示し、リンクは、これに枢転可能に接続され、肩部ガードは、これに摺動可能に接続されることを示し、作動位置(横方向に変位した肩部ガード及び回転ヘッドレスト)を示す図である。
【
図7-08】ヘッドレスト及びヘッドレスト高さ調節背面を取り外した肩部ガードを示し、リンクは、これに枢転可能に接続され、肩部ガードは、これに摺動可能に接続されることを示し、通常位置を示す図である。
【
図8-01】多くの実施形態ではシートバックに取りつけられる移動枢動部に対してシート底部上のある点を変位させ、摺動する脚乗せ部を前方に移動し、かつ横向きに脚乗せ部ウイング及び任意的な脚乗せ部延長部を摺動させることにより、シート底部の角度を変化させるために単一アクチュエータを使用するためのシート底部機構を示す図である。
【
図8-02】多くの実施形態ではシートバックに取りつけられる移動枢動部に対してシート底部上のある点を変位させ、摺動する脚乗せ部を前方に移動し、かつ横向きに脚乗せ部ウイング及び任意的な脚乗せ部延長部を摺動させることにより、シート底部の角度を変化させるために単一アクチュエータを使用するためのシート底部機構を示す図である。
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図8-03】多くの実施形態ではシートバックに取りつけられる移動枢動部に対してシート底部上のある点を変位させ、摺動する脚乗せ部を前方に移動し、かつ横向きに脚乗せ部ウイング及び任意的な脚乗せ部延長部を摺動させることにより、シート底部の角度を変化させるために単一アクチュエータを使用するためのシート底部機構を示す図である。
【
図8-03A】多くの実施形態ではシートバックに取りつけられる移動枢動部に対してシート底部上のある点を変位させ、摺動する脚乗せ部を前方に移動し、かつ横向きに脚乗せ部ウイング及び任意的な脚乗せ部延長部を摺動させることにより、シート底部の角度を変化させるために単一アクチュエータを使用するためのシート底部機構を示す図である。
【
図8-04】多くの実施形態ではシートバックに取りつけられる移動枢動部に対してシート底部上のある点を変位させ、摺動する脚乗せ部を前方に移動し、かつ横向きに脚乗せ部ウイング及び任意的な脚乗せ部延長部を摺動させることにより、シート底部の角度を変化させるために単一アクチュエータを使用するためのシート底部機構を示す図である。
【
図8-05】上側エアスリーパーモジュールに出入りするためのステップが引っ込み、それによって特に肩部レベルにおいてより大きい通路空間を提供するエアスリーパーモジュールを示し、他の態様は、ステップが人間工学的に魅力的な漸変部を有することであり、最後に、ステップは、下部エアスリーパー筐体又はミニキャビンにおいて下側乗員のための空間に対して最小の影響を有するように位置決めされることを示す図である。
【
図8-06】上側エアスリーパーモジュールに出入りするためのステップが引っ込み、それによって特に肩部レベルにおいてより大きい通路空間を提供するエアスリーパーモジュールを示し、他の態様は、ステップが人間工学的に魅力的な漸変部を有することであり、最後に、ステップは、下部エアスリーパー筐体又はミニキャビンにおいて下側乗員のための空間に対して最小の影響を有するように位置決めされることを示す図である。
【
図8-07】上側エアスリーパーモジュールに出入りするためのステップが引っ込み、それによって特に肩部レベルにおいてより大きい通路空間を提供するエアスリーパーモジュールを示し、他の態様は、ステップが人間工学的に魅力的な漸変部を有することであり、最後に、ステップは、下部エアスリーパー筐体又はミニキャビンにおいて下側乗員のための空間に対して最小の影響を有するように位置決めされることを示す図である。
【
図8-08】上側エアスリーパーモジュールに出入りするためのステップが引っ込み、それによって特に肩部レベルにおいてより大きい通路空間を提供するエアスリーパーモジュールを示し、他の態様は、ステップが人間工学的に魅力的な漸変部を有することであり、最後に、ステップは、下部エアスリーパー筐体又はミニキャビンにおいて下側乗員のための空間に対して最小の影響を有するように位置決めされることを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
CRS実施形態
LATCH又はISOFIX張力機構は、2つのLATCH又はISOFIXアタッチメントの間にケーブル(又は他の可撓性アタッチメント)8−1006を有する。このケーブルは、LATCH/ISOFIXヘッドのための支持配置−ラッチ担体5−1002を通り、枢動管8−1001上の枢転軸(ピボット軸)を通してラッチ張力アセンブリ8−1002に移動し、そこで、カムツマミナット8−1020による粗い張力のため及びラッチ張力レバー5−1001による通常ベースの細かい張力のためにケーブルが最初に張力を受ける。
【0006】
ラッチ担体は、ラッチ担体の前向きモード及び後向きモードに対して表を上にして同じラッチを使用することができるように、ラッチ担体の軸の回りでラッチの取り外し及びラッチの回転を可能にするアパーチャ5−1009を有する。ラッチ担体は、シート構造によってラッチ担体の外側又はラッチ担体の両側で支持することができる枢動管(ピボット管)上で枢転(ピボット回転)する。これは、ラッチ担体の外側及び一部の実施形態ではラッチ担体の内側にもある薄いフランジ、それに追加してラッチ張力アセンブリ8−1002とすることができる。シートフレーム(シートの支持構造)7−1007は、ラッチ担体5−1002の後向き又は前向き向きに適合するように底部7−1015上に凹部を有する。シートフレーム7−1017上のアパーチャに対してアパーチャ7−1022と前向きシート位置にかつ足乗せ部7−1018上のアパーチャとシートに対して後向きモードでラッチ担体をロックする。複数の孔7−1018を用いて可能な複数の傾斜がある。ロッド又は1対のロッドは、7−1022をいずれかの位置に固定する。
【0007】
ラッチ担体5−1002は、ケーブルが枢動管8−1001の中に90度湾曲し、従って、ケーブルを支持するように8−1003にケーブルリードを有する。
【0008】
枢動管は、ケーブル8−1004を収容するか又は2つの部分に分けるようにその側面上にスロットを有することができる。
【0009】
枢動管は、
図1−02に示すように、張力アセンブリの内側開口部までケーブルを支持する。
【0010】
張力アセンブリ及びラッチ担体の両方は、これらを枢動管8−1001の支持部に対して強化するブッシュを有することができる。
【0011】
張力アセンブリ8−1002は、2つの枢動管の間の自然軸から離れてケーブルを引く(又は押す)張力機構を有し、それによってケーブル8−1006に張力を与える。ケーブルは、張力アセンブリ8−1002の主本体の部分、前側にあるアパーチャ、及び次にカムピン5−1019のアパーチャを通過するカム張力バー5−1022に固定されたプーリー5−1021(又はピン)、及び次にカムツマミナット5−1020のネジ山に取りつけられたそのネジ付き端部を超える。カムピン5−1019は、5−1022の挿入前にラッチ張力レバー5−1001の中に挿入される。ラッチ張力レバー5−1001は、張力アセンブリの本体とその接触面とにおいて形成され、カムピン5−1019の中心軸から張力アセンブリの本体の表面までの距離の増加を有し、それによって張力アセンブリの本体から離れるようにカムピン5−1019を移動し、それによってカム張力バー及び取りつけプーリーを引き、次に、ケーブルを引っ張り、それによってケーブルに張力を与える。
【0012】
ラッチ張力レバーは、レバーが上昇して押し下げられる時にカムナット端部及びカム張力バーを収容するスロットを有することは、
図1−03から見ることができる。
【0013】
CRSにおいてハーネス及びテザーと共に使用することができる負荷制限器
図1−04〜
図1−12は、テザー(端部アタッチメントの修正された)に対して車両上のテザーの取付点のためのハーネス(図示のような)又はブースター又はチャイルドシートにおいて子供に必要なために具体的に調節した又はあらゆる車シートベルトラッチ点の中に挿入することができるアフターマーケット製品として乗員のために具体的にカスタム調節した車シートベルトラッチアタッチメントに対するアタッチメントとしてのいずれかに使用することができる負荷制限器のための一部の実施形態を示している。
【0014】
この部類の負荷制限器は、材料のストリップを曲げ、金属のような材料を切断し、又は公知の粉砕特性を有する圧縮性発泡体のような材料のブロックを圧縮することによって制御可能な力変位特性を有するように設計される。注意すべきことに、開示する負荷制限器の各々は、長期にわたる負荷進行により異なる質量の乗員を保護し、従って、順次活性化された複数の負荷レベルを有することができる。
【0015】
曲げ可能なストリップに関して、これらの変位の長さに沿った異なる点におけるストリップの幅及び厚みは、その変位点における力を決定する。CRSの主要な用途は、その長さのストリップに対して一定の部分で得られる与えられた変位にわたって一定の力を有することである。しかし、一定の力の複数の「プラトー」を有し、CRSに対して異なる負荷を満足させることが望ましい場合がある。これは、ストリップの長さに沿って複数の断面で行うことができる。
【0016】
例えば、
図1−04、05、08、09、10において、長さの一部に対して断面を変化させるストリップ上の切り欠きがある。この断面を曲げる時に、切り欠きはより小さい力を示すのに対して、全断面を曲げる時に、切り欠きはより大きい一定の力を有することになる。
【0017】
初期のより低い力のプラトー及びその後のより高い力のプラトーを克服するのに必要な1つの課題は、より小さい断面が曲げの過程を通してより広い断面を引く必要があるという問題である。断面の差が大きい場合に、狭い断面は、より広い断面の曲げに優先して延び始める。いくつかある利益の中でも
図1−06及び1−07の解決法は、2つの個別のストリップを有することによってこの問題に対処する。この実施形態は、後に説明する。
【0018】
図示の実施形態は、ローラの上のストリップを曲げ(低摩擦ロッドを使用する場合があるが)、ストリップを曲げる角度は、変化させることができる。同様に、ストリップは、負荷制限器の本体7−2005におけるように保持構造によって曲げる前に側面で支持することができる。
【0019】
ストリップを曲げる負荷制限器に対して、ハーネス又はテザーの取付点のうちの一方は、ストリップ7−2002の端部にある。ローラは、第2の取付点に取りつけられたハウジング又は本体7−2005に枢転可能に取りつけられる。注意すべきことに、第1及び第2の取付点は、子供の下のチャイルドシートの前側まで進むハーネス張力ウェビング部分及び2つのハーネス部分に対する取付点とすることができる。
【0020】
図1−04、05、08、09は、ストリップの縮小部分7−2006を主ローラの周りで曲げると、取付点の間の力を低減するストリップ上に切り欠きを有するバージョンを示している。全部分が主ローラに達する時に、力は上昇することになる。図示の実施形態のいずれも、この縮小部分特徴を有することができる。更に、縮小部分特徴は、様々な力を有する可変部分を有することができる。
【0021】
図1−06及び1−07は、力の2つの「プラトー」に対して2つのストリップを使用する。第1の変形可能ストリップ7−2002Aは、第2のストリップ上の孔7−2008に取りつけられたピンと係合する7−2007にスロットを有する。上側及び下側フックの間に印加された張力がある時に、ピンがスロット7−2007を通して摺動すると第1のストリップはローラの上で曲がる。ピン7−2008がスロットの端部に達すると、第2のストリップも引っ張られ、従って、その断面も曲げられ、従って、力は第2のプラトーまで上昇する。
【0022】
図1−06及び1−07の両方に示す実施形態において、第1のストリップ7−2002Aは、第2のストリップ7−200Bの上で曲がる。第2のストリップが最初に変形し、第1のストリップ7−2002Aに対して最低限の力がある。スロットの端部に達すると、第1のストリップ7−2002Aも引っ張られ、凝集力は増大する。複数のストリップは、複数の力のプラトーのためにこれに使用することができる。
【0023】
図1−06において、ピン孔及びスロットは、インデックスをつけられ、ピン(図示せず)は、これらを互いに保持する。
図1−07において、同じピンを使用して、同じくコスト経済性及び小型アーキテクチャのために上側フック7−2004を保持する。
【0024】
図1−05は、本明細書に開示するような及び以前の開示におけるストリップの曲げ又は切断、材料の圧縮、材料の延長を用いる負荷制限器のアーキテクチャのいずれかを示し、負荷制限器の本体7−2005は、過去においてはハーネス調節ラッチに使用することが常である開口部の前のシートの底部に取りつけられる。この実施形態は、ラッチ7−2020を調節するハーネスを含み、個別のラッチの必要性をなくす。ハーネスは、いつも通り子供の下のシートの前側においてアパーチャを通して螺合され、ラッチ本体7−2020に入り、ハーネスは、衝撃中にハーネスの張力の結果、本体−保持壁7−2022の上昇に対して押され、それによってハーネスをロックするバネ仕掛けのウェビング制御ラッチキャッチ7−2021を有する本体に対して保持される。ハーネス長の調節は、しかし、バネ仕掛けのラッチキャッチ7−2021に対して作用し、正しい調節のために双方向にハーネス支持ウェビングの移動を可能にするレバー7−2023を引っ張ることによってユーザにもたらされる。レバーを解除すると、7−2021のバネ荷重は、ラッチハウジングの保持壁7−2022に対してウェビングを押し、ハーネスにかかる張力が制御ウェビングを解除するのを防止する。
図1−05は、負荷制限器の曲げストリップバージョンを示している。
【0025】
図1−08は、ストリップを曲げるための複数のローラ7−2000、7−2001(又はピン)を使用する。スロットの幅は、ストリップに沿って異なる距離で調節し、ストリップがその力に達すると各ローラにかかる曲げの力を同期させることができる。7−2002上で固定幅スロットを使用する場合に、各ローラが第1の時間中にスロットなしのストリップに遭遇すると、力は、漸次的に増加することになる。
【0026】
負荷制限器の負荷点の間の距離を縮小するために、支持点は、
図1−09のように変更することができ、ここでは本体上の支持部は、前側フックの近くにある。これは、負荷制限器アーキテクチャのいずれかに使用することができ、すなわち、本発明の開示及び以前の開示におけるように、ストリップを曲げる、ストリップを切断する、材料を延ばすか又は圧縮することを使用する。このようなアーキテクチャは、シートの支持構造体上の湾曲に適合するのを補助することになる。
【0027】
図1−10は、ユーザによって車両のシートベルトアセンブリに装着することができるストリップ曲げ又は切断、材料拡張又は圧縮のバージョンのいずれかのアーキテクチャを示している。7−2026−車シートベルトラッチのためのインサートは、車シートベルトラッチの中及び空洞がある負荷制限器の他方の側、及びベルトのループに取りつけられた車シートベルトインサートを受け入れる負荷制限器上に装着されたラッチ7−2027−車シートベルトラッチインサートのためのラッチに収まる。負荷制限器は、ブースターにおいて子供のために又はチャイルドシートに対して調節され、あらゆる質量の乗員のために実際にカスタマイズすることができる。更に、車の剛性に対して調節され、負荷制限器による保護を最適化することができる。
【0028】
図1−11は、材料(一般的に金属)のストリップを切断する実施形態を示している。異なる長さのスロット7−2011は、切断縁部が異なる時間にスロットの端部と接続することを可能にし、それによって力の複数のプラトーを可能にする。
【0029】
図1−12は、ハーネスの前側にある負荷制限器を示している。これは、一部の実施形態において、開示された顎支持部の一部とすることができる。しかし、負荷制限器は、ハーネスの側面の各々とは別の独立型負荷制限器とすることができ、又は胸部クリップ型ロックと共に組み合わせてこれらを互いに保持することができる。
【0030】
図1−12は、鳩尾板又は胸板(別々の左及び右又はこれらを互いに保持するラッチを有するスプリット)を通して螺合されたハーネスを示している。
【0031】
ハーネスは、鳩尾板9−2003、9−2004においてスロットを通して螺合され、粉砕パッド9−2009及び9−2010の上のルートを取り、次に、鳩尾板の左及び右部分上の下部スロット9−2001を通して螺合される。
【0032】
(任意的)カバー又は顎支持面は、アセンブリを覆う。それは、側面の間のラッチによって分けられ、又は鳩尾板の左及び右部分の一方又は両方の上に取りつけることができる。
【0033】
粉砕パッド−レベル1の9−2009及び粉砕パッド−レベル2の9−2010は、2つの異なる質量の子供に必要な力のプラトーを提供する粉砕パラメータを有するように調節される。(複数の粉砕パッドレベルは、複数のレベルの子供の質量に使用することができる。)厚みを選んで、軽減するのに必要なピーク負荷中に必要なレベルの粉砕を与える。
【0034】
ヘッドレスト/肩部ガード/胸部保護アセンブリは、特に側面衝撃又は更に言えば急速横加速度中に頭部を保護するように設計される。
図2−01、02のより簡単な実施形態は、ヘッドレストに取りつけられた肩部ガードを有する。肩部による横向きの肩部ガードの作動は、肩部ガードと共にヘッドレストを引っ張る。ヘッドレストを上昇及び下降させるための機構の一部とすることができるヘッドレスト支持部10−1006を通してシートシェルに枢転可能に取りつけられたリンク10−1003に取りつけられ2つのヘッドレスト枢動支持部10−1002を連結配置は含む。肩部ガードは、ヘッドレストに取りつけられる。
【0035】
リンクは図に示すように角度をなし、従って、ヘッドレストが横方向に移動するとヘッドレストは回転し、それによって頭部を収める。これは
図2−02において見られる。
【0036】
図2−03、03Aは、シェルの後側にスライドで取りつけられたこの実施形態(代替実施形態は、衝撃の結果横向きに子供の身体によって押すことができるあらゆる突起を有することができる)では肩部ガード10−1000及び胸部保護10−1010、又はヘッドレスト及びハーネス支持部を上昇及び下降させるためのヘッドレスト機構を有する別の実施形態の変形である。
【0037】
シェルを支持する板バネ又はシェルに間接的に取りつけられた支持点は、これらを中心通常位置に戻すようにヘッドレスト又は肩部ガードに取りつけられる。このようなアセンブリは、従来技術において十分に開示されている。この実施形態において、ヘッドレストの同じ作動は、
図2−01及び02の以前の実施形態におけるように行われる。しかし、ヘッドレストの作動は、ヘッドレストに取りつけられた作動枢動部10−1017により、及びショルダースライド上のスロット10−1016において摺動するピン−ショルダースライダー10−1012に取りつけられた作動アーム10−1015によって行われる。この特定のスライダーは、直接又は間接的にシェルに取りつけられたショルダースライド背面10−1011に取りつけられたピン10−1014上で摺動するスロット10−1013を使用する。
【0038】
図2−04A、04B、及び04Cは、結果として異なる位置の肩部ガード/胸部保護及びヘッドレストの作動を示している。
【0039】
ショルダースライドは、ヘッドレスト上の枢動部10−1017に枢転可能に及び摺動可能に取りつけられたスロット10−1016を有する作動アーム10−1015を有する。肩部ガード10−1000又は胸部保護10−1010の横方向移動は、スライダー10−1012を横方向に押圧して横方向に移動する作動アーム10−1015をもたらす。これは、ヘッドレスト取りつけ枢動部を横向きに押し、それによって頭部を収めるヘッドレストについて示すような移動を可能にする。アクチュエータアーム上のスロット10−1016は、ヘッドレスト上の枢動からの距離の変化に対応し、アクチュエータアームは、ヘッドレストが再向けて回転する時に変化する。
【0040】
ショルダースライダーの摺動配置は、従来技術において開示されたあらゆる摺動配置を使用することができる。スラーダーはまた、バネ仕掛けであり、従来技術において十分に開示されたバネ配置を使用して中央位置に戻ることができる。
【0041】
図2−05に示す負荷制限モジュールを使用して、チャイルドシート又は他の乗員支持部のハーネスにかかるピーク負荷を制限して負傷を低減する。図示の実施形態は、上側フックにかかる力が閾値を超え、それによって負荷を制限する時に、ローラの上に停止した変形可能ストリップを有する。
【0042】
図2−05に示す実施形態のアセンブリは、
図2−07の分解組立図と共に示されている。
1.端部止め具リベット又は他の突起(図示せず)は、変形可能ストリップ7−2002の端部において小さい孔に取りつけられる。これは変形可能ストリップ内で内向きに突出し、ストリップが湾曲した後にローラと係合し、衝撃力によって本体を通して摺動する。
2.変形可能ストリップ7−002は、曲げ部分の端部が本体7−2005上の横孔に位置合わせするように本体7−2005の中に挿入される。
3.下側フック7−1003上の側孔は、本体上の孔に位置合わせされる。
4.側面ローラ7−2014は、本体7−2005及び下側フック7−2004上の孔の側面によって支持されたピン7−2013の負荷を取るように設計される。主ローラ7−2000は、変形可能ストリップの曲げ及び移動を容易にするように設計される。主ローラの全てをピンで支持する側面ローラのアセンブリは、本体及び下側フック上の整列した孔を通して押される。
5.シース7−1012は、本体の上を摺動し、本体の上部の孔の上の突起で(任意的に)ロックする。最後に上側フックは、変形可能ストリップにリベットで留められる。
【0043】
側面フランジ上の孔を有する単に「U」チャネルであるトポロジー的均等物の下側フックの縮小形態の使用のような工程のいくつかの変形が可能であり、そこでウェビングは、Uチャネル又はトポロジー的均等物の中心部分の上を通過する。
【0044】
下側フックを完全に取り外すことができ、本体上のスロットを使用してウェビングを取りつけることができる。
【0045】
図2−07は、シースIの好ましい実施形態の特徴のいくつかを示している。7−2015は、ピン及び側面ローラの端部を支持し、これらが脱落するのを防止する凹部を示している。
【0046】
いくつかの特徴を示している。凹部7−2018は、本体の中心において変形可能ストリップを支持し、変形可能ストリップがローラの上に停止すると、変形可能ストリップの非対称化を回避する。凹部7−2016は、変形可能ストリップを引き通すと端部止め具(リベット)が本体を通して移動し、最後にローラと係合して更なる移動を停止することを可能にする。
【0047】
注意すべきことに、本発明は、ローラを必要としないが、滑り摩擦によってピンの上を転がるストリップを有することができるに過ぎない。
【0048】
ヘッドレスト作動機構の作動は、先願において開示されており、本発明の開示は、この機構の追加の態様を提供する。
【0049】
図3−01は、摺動肩部ガードを使用してヘッドレストを作動させるための機構を示している。追加のこの実施形態は、外側からの侵入力の結果、折り畳まれる折り畳み式肩部ガードを有する。図は、側面衝撃左側の後及び肩部ガードを畳み込む侵入の後の位置を示している。肩部ガードにおいて注意すべきことに、衝撃で肩部から生じる慣性荷重が肩部を押し出すように、肩部ガードの前側フラップと肩部ガードの後側の突出したリップが係合する。
【0050】
図はまた、肩部ガードにかかる慣性荷重がヘッドレストを作動させた後の2つのリンクの位置を示している。見られるような衝撃に対する手前側のリンクは、この実施形態ではヘッドレスト及びハーネスアタッチメント、並びに肩部ガードを上昇及び下降させるためのシートシェル又は機構上のヘッドレスト支持部に対してほぼ直角であるが、遠い側のリンクは、横になっているか又は支持部の近くにある。ヘッドレストにかかる侵入力の場合には、ヘッドレストは、内向きに押圧され、従って、手前側のリンク上で枢転し、遠い側のリンクを更に前向きに押して支持部と共に横になり、それによって支持部から離れるように遠い側のリンクが上る必要がある通常位置までリンクが戻るのをロックする。これは、頭部を収めるヘッドレストによって頭部を保護することを保証することになる。
【0051】
図3−02は、
図3−01のようなヘッドを保護するヘッドレストを作動させるための機構を示し、ここでラチェット機構は、ラチェット歯に触れるようにバネ仕掛けになっている肩部ガードスライダー機構(直接又は間接的にシートを上昇及び下降させるためのシートに取りつけられた機構により)の静止背面上のラチェット歯の表面に触れるようにバネ仕掛けにした両側に1つずつの2つのラチェットキー(つめ)を有する。注意すべきことに、肩部ガード及びショルダースライダーの衝撃及び慣性移動の側面上のラチェットキーは、その方向に移動すると係合するが、遠い側のラチェットは、歯の表面の傾斜及びラチェット歯の傾斜のためにラチェット歯の上を単に摺動することになる。つめは、正常条件下で中心部分に歯がない平坦な面上に載ることができ、従って、鋸歯部分のいずれとも係合することはできない。
【0052】
ラチェットは、スライダーが侵入力又は外部力の後で摺動して戻るのを防止し、それによって肩部ガードが侵入の場合に通常位置に移動して戻るのを防止し、それによって子供を保護し、またヘッドレストが作動して通常位置に戻るのを防止する。
【0053】
図3−03はまた、侵入力がヘッドレストを押し込み、それによってヘッドレストを手前側のリンクの回りで枢転させる時の遠い側のリンクの後向き回転を示している。これは、ガードにより頭部を収めることを保証したものである。図はまた、侵入力がヘッドレストを押し込んだ結果の折り畳んだ肩部ガードを示している。更に、歯を有するラチェットは、衝撃側(子供の左側)で係合する。
【0054】
図3−04、
図3−05は、ハーネス支持部を含むヘッドレストアセンブリを上昇及び下降させるための機構を示している。図示の金属ロッドは、図示のようなハーネスのためのスロットを有する機構を上昇及び下降させるヘッドレストの摺動パネル上のスロット内にバネ荷重される。ロッドがシートバックから離れるようにバネ荷重に対して移動する場合に、ロッドは、シートバック上のスロットから抜け出し、それによってパネルが上下に移動することを可能にする。ロッドが解除されてスロットの底部に戻ると、ロッドはノッチと係合し、それによってそのノッチによって表される垂直位置でヘッドレストアセンブリをロックする。
【0055】
金属ロッドは、この実施形態では別の機能を有する。金属ロッドの強度のために、ハーネスは、従来技術において十分に開示されているように、金属ロッドの上及び張力ウェビングで張力にハーネスを保持するスプリッタ板に至るまで通過する。
図3−05は、更に、ハーネスの部分の位置を示している。ハーネスは、シートの前側及び後側の一方又は両方上の中心平面の近くに取りつけられるので、ハーネスは図示のように僅かに傾斜している。しかしながら、ロッドは水平である。従って、内縁上よりも外縁上のハーネスのウェビング上により大きい力があり、粗なロッドの場合はハーネスの損傷及び破裂の可能性をもたらし、前側衝撃中に遭遇する高引張力の結果、ハーネスウェビングが内向きに摺動するのを防止する。ハーネスのウェビングとロッドの間の滑り摩擦がより低い場合に、ハーネスウェビングは内向きに摺動し、内縁上で一塊になり、又はスロットの内縁の中に押圧される。このようにスロットの内縁の中に一塊となって押圧されることで、このような衝撃中にロッドの上を摺動するその機能を低減する。ハーネスのウェビングの弾性の性質は、前側衝撃中のハーネスの衝撃吸収性の設計におけるファクタであり、これは、スロットの背後のハーネス及びそれに取りつけられた張力ウェビングの部分が、伸びてこのような衝撃からの子供の移動に対応できず、従って、伸びることは、バーの上及び後側からシートの前側にハーネスを誘導するスロット上でスロット通じて移動するのにウェビングを必要とする時に結果として悪影響を受ける。シートの後側上のハーネスウェビング上に装着された負荷制限デバイスがあり、ハーネス張力ウェビングのあらゆる部分上に取りつけられる場合に、この問題は強調される。このようなスプリッタ板及びハーネス張力ウェビングは、従来技術において十分に開示されている。
【0056】
本発明は、図に示すようにテーパがつけられた1対のスリーブ(形態)を有する
図3−06であるこの問題の解決法を提供する。これは、ウェビングがロッドの上を摺動するか又は摺動可能に取りつけられてロッドの回りで回転し、ウェビングのためにプーリーとして作用することができるように、横方向ロッドに堅く取りつけることができる。後者の実施形態は、内側に端部止め具を必要として、ロッドに沿って中心に向う構成要素を有するハーネスに対する引張力の結果、スリーブが内向きに移動するのを防止する。スリーブのプロフィールは、スリーブが中心に向うウェビングのバンチングを最適に防止することを可能にすることができ、スリーブがスロットの縁部に移動するのを防止する。従って、これは、ウェビングがロッドの上の自由に移動することを可能にするのに役に立ち、それによってスロットは、シートの後側に装着されたハーネスのウェビングの後側、張力部分、及びあらゆる装着された負荷制限デバイスの使用を可能にする。
【0057】
図3−07は、更に、角度ウェビングを差し込んだスリーブの向きを示している。
【0058】
スリーブは、通常は、PTFE又は滑らかなポリプロピレン(コストの理由のために)のような低摩擦材料で作られると考えられる。ナイロン又はプロピレンのような滑らかなガラス充填プラスチックは、表面上のガラスがロッド及びウェビングに対して両方とも摩擦を低下させるのを助けることができるので有効であるとすることができる。金属スリーブは、勿論使用することができ、又は重量が重要でない場合に摩擦を低下させる。
【0059】
シートベルト拘束システムの負荷制限器を設計するのに主な課題のうちの1つは、そのシステムが異なる乗客サイズ及び従って乗客の質量を収容する必要があるという点である。より高い質量を有するより大きい乗客は、これらを減速させるのにより高い力を必要とするのに対して、より小さい質量を有するより小さい乗客は、より小さい力を必要とすることになる。複合問題は、高い質量の大きい乗客のより小さい力が頭部及び他のピーク加速度パラメータの観点から良好な性能を提供するが、頭部及び他の身体要素のエクスカーションは、過度の場合があるということである。従って、この均衡は、ベルトシステムを設計するのに重要なものである。
【0060】
本発明の解決法は、引き戻し器に固有の情報を使用し、乗客のサイズを推測し、次に、負荷制限器/引き戻し器のアーキテクチャを使用して乗員を減速させるための適切な力を提供する。
【0061】
衝撃中にウェビングの異なるレベルのエクスカーションにおいて係合する複数の負荷制限器を使用する第2の部類の実施形態もある。例えば、第1の負荷制限器は、予め決められたエクスカーション閾値(すなわち、小さい質量の乗客に対して十分なもの)のエクスカーションに抵抗することになり、次に、第2の負荷制限器は、第1のエクスカーション閾値を送る時にこれに追加して係合することになる。以後、更により重い乗客に対するより高い閾値で係合することができる追加の負荷制限器がある場合がある。
【0062】
負荷制限器/引き戻し器の組合せの中に入る別のファクタは、引き戻し器スプール上で巻かれたウェビングが滑り又は締めつける可能性があり、従って、負荷制限器の有効性を低下させるといことである。従って、引き戻し器のスプール上で巻かれた部分におけるシートベルト上のスリップを低減するのに利益がある。
【0063】
引き戻し器のアーキテクチャを使用する負荷制限を補助する可能性がある更に別のファクタは、スプール上で巻かれたウェビング又は他の材料の弾性特性である。これらの材料の圧縮は、好ましい負荷制限特性を得るのに有用であるとすることができる。
【0064】
本発明の適応負荷制限器/引き戻し器は、各々上記課題のうちの1つ又はそれよりも多くに対する解決法を提供することができるいくつかの技術を有する。これらを組み合わせて使用して、負荷制限器の性能を更に高めることができる。
【0065】
図は、本発明の実施形態を示している。図は、引き戻し器の自動ロッキング機構は示さず、引き戻し器のバネのみを示している。これは、従来技術において十分に開示されている。このような振り子又は遠心トリガのようなこのようなロッキング配置のアーキテクチャのいずれかを本発明と共に使用することができる。
【0066】
乗客のサイズの情報を捕捉し、従って、負荷制限器において適切な力を推測して提供するために使用する第1の技術は、スプールによって分注されたウェビングの長さである。スプールは固定直径を有し、従って、スプール上のウェビングの巻回数は、適用された長さに関する情報を提供することになる。大きい乗員は、より多くの分注されたウェビングを必要とし、従って、十分なウェビングを適用して乗員をバックルで締めた後にスプール上に残されたウェビングは少ない。従って、スプール上で巻き上げられたウェビングの有効直径又は半径は、バックルで締めるウェビングの長さをあまり必要としない(適用されるウェビングが少ない)小さい乗客に対してよりも小さくなる。本発明は、適応負荷制限器/引き戻し器の軸に沿って負荷制限器を使用する。注意すべきことに、所定位置に乗員を保持するウェビングにかかる力は、スプール上の巻かれたウェビングに触れるウェビング又はスプール上のウェビングのロールに対して接線方向であるウェビングにかかる力から生じるので、スプールの半径と巻き取ったウェビングを乗じた力は、適応負荷制限器/引き戻し器の中心において負荷制限の捩りによって作り出されたモーメントを打ち消す力のモーメントになる。スプール上で巻き取ったウェビングの直径が増大し、より小さい乗員が「バックルで締める」のにより短いウェビング長さを必要とし、従って、巻き取ったウェビングを有するスプールの距離又は半径が増大した状態で、同じモーメントを生成して負荷制限器を捩るのにより小さい力が必要である。従って、衝撃中、より小さい乗員を制御するのにより小さい力を印加し、より大きい乗員を制御するのにより大きい力を使用する。本発明のこのアーキテクチャは、スプール直径対ウェビングの厚みの比率で十分に作用し、このアーキテクチャは、ウェビングの巻き取りが必要なものによって力を変化させるのに十分なウェビングを有するスプールの直径を変化させることを意味する範囲にある。これは、本発明の一実施形態であるが、それは、より高価であまり柔軟でない厚いウェビングを必要とする場合がある。本発明のいくつかの代わりのバージョンは、この課題を克服する。フィルテープは、ウェビングに取りつけられ又は単にウェビング上で重ねて、ウェビングがより小さい乗員のために後退し、従って、負荷制限器からより小さい力を提供すると、ウェビングの各巻回の厚みを「構成し」、従って、スプール上に半径を迅速に構成することができる。フィルテープをウェビングの端部に又は離間させて取りつけて、フィルテープがウェビングに留まり、ウェビングと共にスプール処理されることを保証することができる。フィルテープは、スプール処理部分上のそれ自体の他の層の上でウェビングの滑脱を防止するウェビング上の表面をもたらすなどの他の目的にも、また適応負荷制限器/引き戻し器の負荷制限機能を補助する圧縮特性をスプール処理部分に提供するためにも使用することができる。
【0067】
更に、隣接するフィルテープと巻きウェビングの半径の変化の更なる制御をその長さに沿ってフィルテープの厚みを変化させることによって達成することができる。このような厚みの変化は、長さをスプール処理した半径の変化の割合を変化させることになり、従って、固定厚みとして、フィルテープが長さをスプール処理した半径の一定の変化を有する異なるサイズの乗員に利用することができる力の幅広い変化を提供する。
【0068】
ウェビングの衝撃又は張力時の負荷制限器の力を変化させるための第2のツールは、適応負荷制限器/引き戻し器の軸に沿って同心に設置された多要素負荷制限器を用いることである。この手法は、そのまま又は上述のスプール直径手法と共に使用することができる。第1の負荷制限器は、一端をスプールに取りつけて他端を引き戻し器ドラムに取りつけた最も広い管又は衝撃中にロックされた機構(引き戻し器がない場合に、機構は簡単にハウジングに固定され、簡単な負荷制限器になる)とすることができる。追加の管(及び中心にあるロッドは任意である)はまた、スプールの一端及び他端に取りつけられ、引き戻し器と係合する状態のラグを有することができる。これは、弧の上に開いているスロットを有する実施形態に示されており、弧は、ピンが弧の角度を横切った後にピンと係合し、それによってスプールの予め決められた回転後に支持部を提供する。第1の管は、図に示すようにスプールが回転すると直ちに係合することができる。
【0069】
中心の追加の管又はロッドは、様々な角度の弧のスロットと共に使用して、スプールが回転すると負荷制限器と係合するために遅延を制御することができる。代替実施形態は、引き戻し器上の全ての負荷制限器管/ロッドに対して接続部を固定し、又は側面を固定し、スプール側で遅延係合するために角度スロットを有する。
【0070】
この手法は、第1の負荷制限器管/ロッドから初期の力を提供し、最も小さい乗客に必要な抵抗を提供し、次に、ウェビングの予め決められた長さ及びスプールの回転のスプールアウト後にこれを達成し、第2の負荷制限器管/ロッドは、他の追加の負荷制限器管/ロッドに対して係合することになる。
【0071】
図4−01は、本発明の実施形態の断面を示している。12−001は、ハウジング12−010上の側面上に軸支持部を有するスプールである。スプールは、ピン12−006で複数の負荷制限器管/ロッド(この場合は1つの管及びロッド)に取りつけられる。負荷制限器管/ロッドは、スプールに緩く適合され、必要に応じて及び互いの回転を可能にする。他方側で、負荷制限器管/ロッドは、引き戻し器ドラム又は他の引き戻し器アセンブリに各々個別に取りつけられる。この実施形態において、管である負荷制限器Aは、ピン12−2007で引き戻し器ドラム12−005に取りつけられる。ロッドである負荷制限器Bは、僅かに長い長さを有して負荷制限器Aの外側に突出し、スプールが予め決められた角度を回転するまでピンと係合しないスロット12−011にあるピン12−008で取りつけられる。この配置は、負荷制限のために上述したよう第2のツールを可能にする。負荷制限器のためのこの第2のツールは、有効なスプール半径の情報を必要としない(しかし、情報を使って作用することはできる)。従って、このツールはまた、ウェビングにおいてスプール処理し、有効半径を変化させるのに引き戻し器(手動又は自動)を必要としない。
【0072】
負荷制限のための第1のツールは、スプールの有効半径を変化させるほど十分厚くなるようにウェビングの設計によるか、又は必要な厚みを提供するフィルテープによることもできる。
図4−06は、スプールから繰り出されたウェビング(及びフィルテープ)のようなスプールの3つの有効半径を示している。小さい乗客に対して、有効半径はR3になる。ウェビング(及びフィルテープ)は、より大きい乗客に適用されるので、半径は、より大きい乗員に対してR2まで、次にR1まで縮小することになり、それによって力のモーメントの腕を縮小し、スプールの軸において負荷制限器が提供するトルクと平衡状態になるように有効に力を増大させる。
【0073】
図に示す実施形態の引き戻し器は、ウェビング(及びフィルテープ)が適用され、ウェビングをリールで引き寄せてその正常状態に戻すと、バネ12−009を巻き上げる。引き戻し器のための多くのアーキテクチャがあり、これは、本発明の例示的なための単に1つのアーキテクチャである。本発明は、配備中に手動又は自動のロックを用いてあらゆる手動又は自動の引き戻し器と共に作用することになる。
【0074】
図4−02は、車両、シート、又は他の固定物体に取りつけられた実施形態の異なる図である。
図4−03は、一部の実施形態を示す分解組立図である。
図4−04は、スプール上にコイル状態のフィルテープを有するウェビングを示している。
図4−05は、車両/シート/固定物体にではなくてウェビングに取りつけることができる別の実施形態を示している。作動は同じである。
図4−08は、ウェビングの長さでスプール処理した半径の変化率を変化させる様々な厚みのフィルテープを示している。
【0075】
負荷制限器ロッド又は管の有効長を変化させることによって負荷制限器力を変化させるための第3のツールは、スプール処理の中心にある。
【0076】
図4−07はこの配置の実施形態である。スプール12−001は12−013に適応し、スプライン(又はスロット)中空シャフト部分12−015に対してスプライン部分を有する。このスプライン管状軸は、スプールに関して軸線方向に移動することができるが、トルクをスプールに伝達することになる。スプライン管状軸は、ピン12−007で負荷制限器管12−016(この場合には、単に1つの負荷制限器管を使用して負荷制限器管もロッドとすることができる)に取りつけられる。しかし、この実施形態において異なるのは、負荷制限器への取りつけは、シャフト12−015へのコネクタの移動がより長い又はより短い長さの負荷制限器と係合することを可能にするスロット12−017又は他の接続部によることである。典型的には、スロットを使用する場合に、スロットの近くの縮小部分を有する負荷制限器要素の特性を考慮しなければならない。他の接続手段はスプラインとすることができる。
【0077】
従って、この配置により、中空シャフト12−015は、その長さに沿って異なる点と係合し、それによって負荷制限器のトルク/捩り特性を変化させる負荷制限器を上下に摺動させることができる。ここで、乗員のサイズに関する負荷制限器の情報を提供しなければならない。この情報は、スプールの巻回を知ることによって生成することができる(フィルテープの有無にかかわらず)。この情報は、適応負荷制限器/引き戻し器のハウジングと係合する表面上のネジ山12−018によってスプールから摺動中空シャフト12−015へ伝達される。スプールが回転すると、シャフト12−015は、軸線方向に移動し、それによって多いか又は少ない長さの負荷制限器と係合する。
【0078】
図示の実施形態は、スプラインに重なったネジ山を有する。しかし、他の実施形態は、12−015の円筒面の個別の部分上にこれらを有することができる。
【0079】
本発明の適応負荷制限器/引き戻し器は、車を含む全てのタイプの車両におけるシートベルトに、及び引き戻し器負荷制限器が前側調節器ストラップと交換するチャイルドシートにおけるハーネスシステム上に使用することができる。適応負荷制限器/引き戻し器は、車両又はシート上に装着することができ、又は代替実施形態において、ある長さのウェビング上に装着することができる。
【0080】
注意すべきことに、適応負荷制限器/引き戻し器の変化により、ウェビングにおいて手動でスプール処理し、所定位置にロックすることによって手動引き戻し器で自動バネ作動引き戻し器を排除することが可能になる。いくつかのチャイルドシートのハーネスシステムには、このような配置がより役立つ場合がある。
【0081】
引き戻し器ロッキング機構の特別な場合が、
図4−09及び10に示されている。このロッキング機構は、引き戻し器ドラム12−005と共に回転するラチェット12−020を有する。ラチェット12−020が回転すると、キー12−021は、ラチェットホイール上の連続ノッチと係合し、モーションバックを防止する。ラチェットキーは、この実施形態において、ラチェットに対してバネ仕掛けである。引き戻し器を解除する必要がある時に、キーは、12−025に取りつけられたケーブル、ウェビング、又は他の手段によって引き戻される。これは、引き戻し器が解除され、引き戻し器のバネ12−009の張力に対してウェビングを給送して出せるようにする。ケーブル、ウェビング、又は他の手段はまた、ラチェットを有するラチェットキーと係合する位置にケーブルを戻すように装填されたストリングとすることができる。
【0082】
追加の特徴を
図4−09及び10に示している。2次バネ12−022は、2つの位置の間でラチェットキーの運動を「クリックし」、ケーブル又はウェビングに触覚フィードバックを与える。更に、図示の2つのドームに対して異なる周波数を有するゴング12−024は、ラチェットキーが2つの位置の各々にあり、それによってキーの位置のユーザに音声フィードバックする時に、ゴングストライク12−023によって打たれる可能性がある。
【0083】
チャイルドシート肩部ガード及びハーネス支持プーリー
図5−47に示すように、肩部ガードのためのスライダーは、多くの実施形態を有する。
図5−48、及び49のような2つの追加の実施形態は、中心部分及び側面部分を個別に示し、子供のためにより大きい又はより小さい肩部の余裕を与えるように異なる位置の実施形態のうちの1つにおいてリベット又は固定手段と共に、かつシートシェルを装着されるシートシェルの幅に応じて装着することを可能にする。他の実施形態において、「鋸歯」の鋸歯状縁部を利用し、ここで、中心への側面の取りつけが、更に従来技術において開示されたリベット又はボルトを有するがバネを間に置いたようなバネ仕掛けである場合に、中心の方向に側面を移動しやすい。しかし、内側から側面のいずれかの装填中に、鋸歯はロックし、中心と側面の間の相対移動ができない。バネ荷重は、連結した鋸歯を保持する。
【0084】
図5−50は、支持ロッドの上にハーネスを誘導するために使用する形態を示している。しかし、現場設置可能なプーリー又は形態を有することが望ましい場合がある。
図5−51は、互いにロックすることができる2つの部品があるバージョンを示す(この場合は2つの部品を連結する2つの部品は、互いに相補的である)。
【0085】
一部の実施形態において、合わせ面は、これらが実質的にロッドの軸の回りの円の外周に沿って位置するようなものであり、従って、衝撃中に半径方向荷重がある時に、合わせ面は互いに押し潰されて滑って離れない。別の実施形態は、半径方向荷重がある時に連結するこれらの合わせ外周面上で連結する鋸歯状縁部を有する。更なる改良点は、2つの部品を摺動しやすくするが、部品を分けようとする時にロックする鋸歯型の鋸歯状縁部パターンを有する。半径方向力は、嵌合鋸歯表面をロックするこの過程を補助することになる。
【0086】
CRSにおいてハーネス及びテザーと共に使用することができる負荷制限器
図7−01〜
図7−04、4A、4Bは、ハーネス(図示のような)又はテザー(端部アタッチメントが修正されたもの)のいずれかに使用することができる負荷制限のための一部の実施形態を示している。
【0087】
この部類の負荷制限器は、材料のストリップを曲げることによって制御可能な力変位特性を有するように設計される。これらの長さの変位に沿った異なる点におけるストリップの幅及び厚みは、変位のその点における力を決定することになる。CRSにおける主要な適用は、その長さのストリップに対して一定の部分で達成することができる与えられた変位にわたって一定の力を有することである。しかし、一定の力の複数の「プラトー」を有し、CRSに異なる負荷を満たすことが望ましい場合がある。これは、ストリップの長さに沿った複数の断面で行うことができる。勿論、可変断面は、必要に応じて可変力プロフィールを与えることになる。
【0088】
図示の実施形態は、ハーネスシステムの下側ウェビング部分を固定するためのいくつかの手法を有する。いくつかは、ハウジング本体にスロットを有し、他は、下端にハーネス調節ウェビングを固定した取外可能ピンを有する。
【0089】
ハウジングは、
図7−04、4A、4Bに示すように、配管の部分又はチャネル又は曲げ金属の別の断面のいずれかである。多くの実施形態は、アセンブリ楔を有し、変形可能ストリップをローラと接触状態に保つ。この楔は、可撓性材料のものとすることができ、ハウジングの部分の底縁の上に重なる前側において小さいリップに「楔で押し込む」ように設計することができる。これに代えて、楔は、ピン又はスロット及び係合突起を有するハウジング(例えば、本体管又はチャネル部分)に装着することができる。
【0090】
図示の実施形態は、ストリップの曲げの範囲を較正するように設計されたストリップ支持部のための凹部リップを有する。このリップの位置は、変形可能ストリップがローラの回りで曲がる角度、従って、負荷制限器を活性化するのに必要な力を決定することになる。
【0091】
図7−04Bの実施形態は、下側ウェビング部分を取りつけるピンを有する。これは、ピンを固定するためのコッタピン又はピンが滑り落ちないことを保証する他の手段を有することができる。
【0092】
積極的側部ガード
図示の積極的側部ガードの実施形態は、ヘッドレストを上昇及び下降させる後側背面上のハーネスのためのスロットを通してハーネスの自由移動を可能にする間隙を有するように設計される。肩部ガードは、従って、スロット位置の下に重なるように、ヘッドレストは、スロット位置の上に重なるように設計される。しかし、その横方向移動(横方向衝撃中にシートにおいて子供の慣性質量と係合する時)を有する肩部ガードは、15−3003、15−3004において接続点の回りでヘッドレストを作動させることを考慮すると、肩部ガードは、中心の突起で設計され、肩部ガード上のスロットがヘッドレスト上のピンと係合することを可能にしなければならない。図示のようなものに追加して一部の実施形態は、必要な力を伝達することができる肩部ガード上の突起と適合するヘッドレスト上に凹部を有することができる。一部の実施形態において、ヘッドレストを肩部ガードに取りつけるピンは、突起をヘッドレストの凹部に簡単にインデックスつけし、又は他の実施形態では完全に排除する低減機能を有することができる。ヘッドレストは、
図7−05、6、7(
図7−05は、背面も示す)に示すように、通常位置で角度をなし、肩部ガードによって作動する時ヘッドレストを回転させる1対のリンク15−3002で高さ調節背面15−3005に取りつけられる。
図7−08は、ヘッドレスト及び側部ガードの通常位置を示している。
【0093】
車両に取りつけた乗員支持部のモジュール式アレイ
車両内の乗員支持ユニット(複数のユニット)の衝突性能をこれらがアレイにおいて結合している時に評価する際の主な課題は、アレイの力及び運動学が、そのアレイにおける個々の乗員支持部の数及び構成、並びにこれらの間で作用する力に依存しているということである。その結果、これらのアレイを試験する従来の手法は、アレイを例えば航空機に装着すると、完全なアレイを破壊的に試験しなければならない。更に、そり装備をこの非常に大きいアレイに同様に収容することが必要になることになる。
【0094】
各試験でいくつかのこのような乗員支持部を破壊的に試験するこれらの2つの要件及び試験するための大きいそりの使用は、試験するための重大なコスト障壁と、試験する経済的罰則をもたらすこれらのアレイの証明と、これらの経済的メリットに対するこれらのアレイの使用を抑止する証明とを生じる可能性がある。
【0095】
従って、このようなアレイを試験するための費用効果のある方法が、航空機のような車両においてこのようなアレイの使用を可能にしている。このようなアレイにおける高い乗員密度は、これらのアレイの装着の大きい経済的価値をもたらすことができ、従って、試験するためのこのような方法は、かなりの経済的価値を有することになる。
【0096】
本発明は、アレイにおけるユニットの小さい部分集合を有する大きいアレイの性能を評価する方法を提供し、それによって破壊的試験のために僅かに少しの乗員支持ユニットを必要とし、またこれらの試験に対して遥かに小さいそり装備を必要とし、それによって実質的にコストを低減するために大きいアレイの評価を可能にする。本方法は、従って、このようなアレイのユニットの装着を可能にするのに有意な経済的価値を有する。
【0097】
本明細書に説明する段状アーキテクチャのような乗員支持部の一定のタイプのアレイは、航空機においてはシートトラックに沿って支持される。このようなアレイは、アレイが、アレイの要素の各々に対して同一の支持部と共に長くなる時にベースが増加するので、減速の軸(これは、航空機の軸又は衝突状況において垂直装填から構成される航空機の軸に垂直に傾斜している軸とすることができる)に沿って質量のその中心を通る力のモーメントが、アレイのより長いベースの結果として増大するモーメントの腕によって打ち消されるという特性を有する。他方、慣性荷重のモーメントの腕は、シートトラックの方向に沿って同じ状態のままである。
【0098】
図5−01〜5−05を考慮しなければならない。これらは、2段アレイのユニットの場合を示している。考慮するアレイは、以下の通りである。
1.2下側/1上側
2.3下側/2上側
3.4下側/3上側
4.5下側/4上側
M−質量のその中心を通して作用する各ユニットの質量
X−各ユニットの幅
f−車両の減速
Y
1−ユニットの下段の質量の支持シートトラックからの高さ
Y
2−ユニットの上段の質量の支持シートトラックからの高さ
X
ij−航空機又は車両の運動の方向の支持ベース長さ
φ(x
ij)−位置に依存するラッチへのアレイアタッチメントのベースに沿った力密度
g−重力による加速度
d−航空機/車両の軸に沿って下段から離れた上段の変位。
1−上段ユニット
2−下段ユニット
3−ベース支持ユニット
4−シートトラック
【0099】
図示のアーキテクチャにおいて注意すべきことに、慣性質量減速による力のモーメントを打ち消すアレイのベースに沿って引張及び圧縮力がある。更に、シートトラックに作用するユニットの重力又は重量を打ち消す圧縮力がある。
【0100】
アレイのベースの前縁において力のモーメントを評価する時に、アレイの重量によるモーメント及びシートトラック上にアレイを保持するラッチにかかるあらゆる引張力は、加速度「f」(運動の方向に対して)による慣性荷重の運動を打ち消すことが見られる。加速度「f」が、アレイにかかる重力よりも遥かに高い時に(例えば、16G)、アレイを押し下げる高い引張力がある。(すなわち、
図1〜4から、トラック上の加速度「f」は、アレイの慣性荷重の時計回りモーメントを生成する。これは、アレイを「押し下げる」ように、アレイの遠端又は後端の方向に小さい重力負荷及び引張力によって打ち消する必要がある。
【0101】
アレイの長さが増大する時に、「f」の結果として慣性荷重による力の距離は、アレイにおける上側及び下側ユニットの数を比例して上昇させることを見ることができる。しかし、これらの力の垂直距離であるモーメントの腕は、同じ状態のままである。他方、アレイが長くなる時に、アレイのベース上のラッチの距離は、平均して前縁から更に離れる。従って、ラッチの力のモーメントの腕は増加し、より低い力が加速度「f」の慣性荷重を打ち消すのに必要であるだけである。
【0102】
水平に対する傾斜αにおけるシートトラックの傾斜試験において(
図5−01A)、シートトラック方向の成分(Y)、及び直角又はシートトラックに対して直角の成分(Z)が存在する水平(αが0である時に水平)な慣性荷重がある。シートトラックに対して水平な慣性荷重の成分には、α=0の場合と同じ効果がある。
【0103】
直角(Z)成分は、ここでアレイの慣性荷重を受け入れるように反動力変化を有する。従って、Z方向の反動力は、追加の圧縮力があって加速中にZ方向の慣性荷重を打ち消すという点で水平の場合とは異なる。(重力も、ここで水平の場合のZ成分のみであるが、これは、ほぼ14−20G程度の加速度が慣性荷重に対して考えられる時に、いずれの場合も小さい。)全体として、これは、ベースに沿った圧縮負荷の増加とベースに沿った引張荷重の減少をもたらす。従って、最大引張荷重は、水平の場合に生じることになる。
【0104】
上述したような傾斜の向きは、重要な垂直成分を有する胴体着陸におけるような角度の荷重を有する水平シートトラックと同等である。(唯一の違いは、14G又はそれよりも大きいGの減速と比較して比較的小さい重力である。)
【0105】
傾斜及び平坦の両方の場合に注意すべきことに、アレイの長さが増大する時にラッチの力が低下する。更に、ラッチの力が低下する時に、ラッチの力による得られるアレイの変位は、シートトラックに対するユニットの変位の結果として乗員の頭部に生じる下部突起を低減する。これはまた、ユニットの乗員の頭部加速度を低下させる。
【0106】
傾斜の場合には、腰部負荷は、大部分はZ慣性荷重から決定される。レベルは、Y成分によるアレイにかかる(
図5−01〜5−05の時計回り)モーメント及びZ方向直接負荷の両方によって決定される。Z成分はベースに沿って一定であるが、Y成分トルクは、後側を上げさせ、前側を下げさせる(両方とも航空機の軸に関連して)。全体としてα=60度の角度に対して、例えば、z成分は、(i+j)MfCosα又は(i+j)Mf.0.707であり、これは、負荷の重要な一部であり、ベースに沿って等しく分配されることになる。y成分は、(i+j)MfSinα又は(i+j)Mf.0.5になる。この角度でのこの成分は、時計回りモーメントを生じ、アレイの後側を引き上げ、前側を押し下げることになる。アレイサイズが増大するのに伴い、y力によりモーメントを支持するラッチの力は減少する。
【0107】
y及びz成分の両方は、アレイサイズとしてラッチ当たりの質量の僅かな増加の影響を受ける。全体として、アレイサイズの増大に伴ってy成分の生じる力の変動が優位に立つが、ピークの力は、アレイサイズの増大に伴いほぼ不変であり、力はアレイサイズの増大に伴い減少する。これは、腰部負荷に対する本発明の別の態様である。
【0108】
本発明の本方法の洞察は、以下の解析から得ることができる。
特に、f≫g(衝突条件、例えば、fに対して16Gにおけるような)に対して、重力負荷による圧縮力を支配する慣性荷重によるベースにわたる引張及び圧縮負荷の力密度の単調減少があることを見ることができる。
【0109】
アレイの近い縁部の回りのモーメントを等しいとして、以下のようになる。
簡素化のために、底部に沿って均一に分配されたM(i+j)の反動力によって打ち消された重力があることを考慮し、「f」の慣性荷重を打ち消すような線形に変化する力を仮定する。
式中、φ
zA、φ
zBは定数である。注意すべきことに、φ
zBは、ベースの一部に沿った引張力が「f」の慣性荷重を打ち消すことを可能にする。
従って、以下のようになる。
l>2に対して一般的な簡素化が存在し、以下のようになる。
慣性荷重はなく、重力のみがあり、かつM.(i+j)g=φ
zA.i.Xである。
従って=φ
zAを決定することができる。
【0110】
残りの定数φ
zBは、近傍(前縁)からの距離と共に増大する引張荷重を生じるべきである。この引張荷重定数は、力がより長いベースにわたって装着されるのでi、jの値の増加と共に減少する。これは、y1、y2がi.Xに比較して小さい場合に特にそうである。引張力と圧縮一定力の合計から得られる力は、遠端で引張、及び近端で圧縮であるべきである。
【0111】
最後に、これらの式は、下段上の上段とこれらのすぐ下の支持ラッチの負荷を考慮に入れる。アレイが長くなる時に、負荷は、2.0で漸近的になることは
図5−44から見ることができる。この負荷の変化は、水平の場合又はY成分に影響を与えない。更に、傾斜の場合には、負荷の変化は、y及びz成分の両方に影響を与えるが、この影響は、Y成分から生じる慣性荷重に対するラッチ荷重の変化によって支配される。(z成分は、y及びz成分の両方に影響を与える質量の上昇以外は一定である。)
【0112】
シミュレーションは、本発明の本方法を実験的に支持している。これらのシミュレーションは、ベースユニットの各々が、トラックの各々につき2つ、及びベースユニットの前縁及び後縁の方向に4つのラッチを有するより現実的な場合に基づいている。
【0113】
人の質量は、95thパーセンタイルの男又は約220ポンド/6’2”のものである。これは、50%パーセンタイルの男の証明のための標準試験における負荷よりも約30%高い。力及び負荷の実際値は、従って、標準試験において受けるものよりも高い。
【0114】
「平坦な」場合に対して、使用する加速度パルスは、17Gのピーク、90mSの上昇時間及び90mSの下降時間を有する三角形であった。60度傾斜の場合には、16Gの入力加速度ピーク、90mSの上昇時間及び90mSの下降時間を有した。ラッチは、垂直及び水平衝撃吸収特徴を有するように設計される。
【0115】
注意すべきことに、アレイは、変形可能材料で作られ及び従ってラッチ荷重は変形を受け入れる。シミュレーションはまた、経時的リバウンド及び関連の力を示している。
【0116】
図5−36〜
図5−43は、ユニットの2つの段アレイの場合を示している。考えられるアレイは、以下の通りである。
1.2下側/1上側(
図36、37)
2.3下側/2上側(
図38、39)
3.4下側/3上側(
図40、41)
4.5下側/4上側(
図42、43)
【0117】
図5−08〜5−28のプロットは、ラッチにおけるアレイ1〜4各々に対する力を示している。注意すべきことに、これらのグラフは、初期力及びリバウンド中の力を含む。
【0118】
図5−08及び09A、B、C、Dは、1〜4の場合のオーバーレイを示している。最大の力が、アレイにおけるユニットの数と共に単調に減少していることは容易に見られる。これは、上記説明及び本発明の本方法を支持する。
【0119】
図5−10、5−12、5−14、5−16は、それぞれ考慮する4つの場合のトラックに沿った力を示している。(これらは、
図5−08に対する寄与力である。)
【0120】
図5−11、5−13、5−15、5−17は、それぞれトラックに対して直角(平坦な場合は垂直)の力を示している。解析において予想したようにアレイの両端からの圧縮及び引張荷重があり、引張力は、どのくらい長くアレイがあるかに関係なくアレイの後側の近くのラッチの上に重なることを見ることができるであろう。初期の衝撃及びリバウンドの力の変化も見られる。力は、対になった配置であることが見られる。各対は、後側及び前側ラッチ(乗員軸に対して)を表し、対は、上述したようにベースユニットに沿って航空機の前側から航空機の後側まで配置される。
【0121】
更に、傾斜の場合に圧縮荷重の増加を評価するために、
図5−19及び5−20A、B、C、Dを提示する。圧縮荷重は、アレイサイズに伴い単調に減少していることが見られる。
【0122】
図5−21、5−23、5−25、5−27は、それぞれ考慮する4つの場合のトラックに沿った力を示している。(これらは、
図5−19に対する寄与力である。)
【0123】
図5−22、5−24、5−26、5−28は、それぞれトラックに対して直角(平坦な場合は垂直)の力を示している。解析において予想したようにアレイの両端からの圧縮及び引張荷重があり、引張力は、どのくらい長くアレイがあるかに関係なくアレイの後側の近くのラッチの上に重なることを見ることができるであろう。初期衝撃及びリバウンドの力の変化も見られる。力は、対になった配置であることが見られる。各対は、後側及び前側ラッチを表し(乗員軸に対して)、対は、上述したようにベースユニットに沿って航空機の前側から航空機の後側まで配置される。
【0124】
更に、より小さい変位の結果、得られる最大頭部加速度は、アレイの長さと共に単調に減少していることを見ることができる。
図5−18A、B、及びCは、他のより長いアレイにおいて模擬頭部加速度に関連して試験位置の各々の支配(2×1構成において)を示している。更に、
図5−34の表は、このシステムを明らかにするHIC値を示している。これは、頭部加速度及びHICを試験するための本発明の本方法を支持している。
【0125】
最後に、
図5−29〜5−35に見られるような腰部負荷(傾斜試験において)は、アレイサイズの増大に伴い腰部負荷の単調な減少を支持し、従って、本発明の本方法を支持する。Z方向に乗員を「押し上げる」加速度「f」の成分の直接結果である腰部負荷の成分に追加して、前側に対して後側の腰部負荷を増加させるY成分の結果、後側を引き上げて前側を押し下げる(航空機軸に対して)効果又は回転がある。これは、試験構成における上側乗客1の腰部負荷がより長いアレイにおいていずれかの及び全ての他の上側乗客の腰部負荷を支配する
図5−29で見られる。同様に
図5−30は、下側乗客1に対して同じものを示し、
図5−31は、下側乗客2に対して同じものを示している。
図5−35は、本発明の本方法を支持する腰部負荷の表を示している。
【0126】
乗客の軸が航空機軸に関して直接に横方向にないが横方向に傾斜していると考えられる場合の変形は、同じ原理を適用する時に有意に異なっていない。
【0127】
この解析及びシミュレーションからの推測は、2下側/1上側としてアレイを試験し、下側トラック負荷及び下側頭部加速度、並びに腰部負荷に関してより良く機能するより長いアレイの性能を推測することができるということである。
【0128】
特許請求する本方法は、互いに及び下のシートトラックによって支持された乗員支持部の隣接するアレイの試験法のためのものであり、アレイは、それに取りつけられた乗員支持部の第2の段を有し、最小数のユニット(例えば、2つの下側ユニット及び1つの上側ユニット)を有するアレイの部分集合の軸線方向及び垂直成分を有する軸線方向加速度及び加速度が、力変位、頭部加速度、及び腰部負荷のための要件又は規制を満たし、本明細書に提示する支配又は単調性増加を使用して、より長いアレイのより良好な性能を推測し、それによってより大きいコストによるより長いアレイの衝突試験を回避するための試験を含む。
【0129】
モジュール式乗員支持部の取りつけのためのラッチ
図5−06、
図5−07は、ラッチ機構の実施形態の異なる図である。衝突負荷状態中に、この実施形態のユニットは、加速度において激しいスパイクを受ける。本発明のラッチ機構は、ユニットがユニット及び乗員を保護し、シートトラックのピーク負荷を低減するのに必要な衝撃吸収性を与える。
【0130】
ラッチ配置は、シートトラック上のアパーチャを通して挿入された1組のスライダーを有し、フランジの下のアパーチャの間の位置まで摺動することができる。これは、これらのスライダーが取りつけたユニット又は乗員支持部ベースからの引張荷重を受け入れることを可能にする。水平移動は、1つ又はそれよりも多くのピン13−012によってロックされる。ラッチ13−011の本体の上に、その中に挿入された水平スライダーを有するスライド空洞がある。更に、一部の実施形態において、スライダー支持部13−013がある。水平スライダー13−015は、空洞内で摺動することを可能にされ、バネダンパー13−015で制御される。追加のバネダンパーは、スライダーの他方側にも挿入することができる。これは、システムが減衰下にあり、通常位置を通過した移動が衝撃荷重を導入した後に予想される場合に有用である。垂直衝撃吸収に対して、バネダンパー13−018及び13−019それぞれによって上向き及び下向き運動に対して制御される任意的スライダー13−016がある。
【0131】
ユニット/ベース/乗員支持部は、ピンアパーチャ13−019に取りつけられる。ラッチは、単一モジュール又は2つの隣接するモジュールに取りつけることができ、それによって車両の急速減速において2つのモジュールの慣性荷重から生じる引張及び圧縮力の無力化に寄与する。
【0132】
段状アーキテクチャによるエアスリーパー設計の一部の実施形態を開示する。本発明は、乗員の空間によって快適な生活を維持しながら航空機キャビンの充填密度を増加させ、それによってキャビンの単位容積当たりより大きい値を提供する。図面に示すミニキャビンは、航空機又は車両の横方向に対して横方向に配置されるか又はあらゆる角度で配置することができる。横方向位置に近い角度は、安全性のためには有利である。
【0133】
図6−01〜6−05に示すように、本明細書に示すようなエアスリーパーのアレイは、典型的には格納のために使用する1組のベースユニットを含み、いずれもこれらの内部で一体化されるか又はこれらに取りつけられたシートトラックに取りつけるための支持構造を収容する。これらは、ビンと呼ばれる。
図6−05に示すように、ベースユニットビンは、格納のために引き出す引き出しを有することができる。更に、これらの格納のための引き出しは、後側から前側までベルトの1つ又はそれよりも多くのループを有し、ビンの後側からアクセスするために前側まで格納した品目を移送することができる。これらのベルトは、後側及び前側にプーリーを有し、ベルトは、低摩擦面又は複数のローラによってその間の長さに沿って支持することができる。その中のビン及び部品の詳細は、
図6−15に示されている。ベルトは、手荷物を引くか又は押すことによって手動で作動するか又は電動式プーリー及びホイールに対して従来技術において十分に開示されているように電動式にすることができる。
【0134】
エアスリーパーアレイのための薄型が好ましい場合に、別の実施形態は、底部ビンを全く使用せず、航空機の床に直接又はシートトラック上にエアスリーパーミニキャビンを取りつける。
【0135】
これらのケースの中のストレージは、次に、下側スリーパーミニキャビンに類似する構造を有し、これらの上の構成要素を支持する上側スリーパーの上にすることができる。引き出しは有用でない場合があるが、ビンの前側にあるドアは、依然としてベルトの上に乗ることができる格納手荷物にアクセスすることになる。
【0136】
下側ビンに取りつけられるのは、エアスリーパー下側ミニキャビンである。下側ミニキャビンは、上側ミニキャビンを支持するための構造目的も有し、従って、追加の補強構造を必要とする。図は、シート移動機械がシート底部のすぐ下又はその背後の空間にあることを示すが、アームレスト14−025の下の空間は、下部キャビンを補強する剪断面14−013のリブ及び下端を補強するのに使用される。リブの間に、任意的ポップアップ格納空間がある。これらはまた、ヒンジ又は摺動カバーを有する格納空間とすることができる。これらの上面は、乗員の着座位置の中にあるアームの一部、及び乗員のスリープ位置のベッド面の一部になり、それによって快適性に関して好ましく覆われることになる。
【0137】
シートバック支持部14−001は、サイドウイングを有し、車両の急速減速の場合に乗員を支持する。背部支持部はまた、ほとんどの実施形態において、換気のための空気供給装置、読書灯、ヘッドフォンソケット、及びシートバックの位置のコースに関係なく上になっている乗員の視線にほぼ沿って投影される側壁の縁部に装着された1つ又はそれよりも多くのプロジェクタを有する。突起の表面は、ミニキャビンの天井、目的の垂直になるように傾斜したテーブルトップ、又は上側ミニキャビンのための航空機キャビンの天井とすることができる。空気供給装置の通気口は、シートの側面の上縁から乗員に一定の清浄な空気供給を提供するように向けることができる。
図14−010に示すように、ステップは、下部エアスリーパーミニキャビン及びそれを収容するように横方向に変位した上側ミニキャビンの縁部の上に配置される。これは、下側乗員に対して容易な出入りを可能にする。上側乗員の足及び脚は、スクリーン14−011及び後壁14−013の上側部分によって下側乗員の空間から分離される。後壁14−013はまた、航空機/車両の急速減速の場合にミニキャビン構造を支持する剪断「面」(平坦ではない場合がある)である。注意すべきことに、剪断面は、下側乗客の空間が損なわれないように下端において狭くなる必要がある。平面は、典型的には、下側乗客の膝位置にあり、その点における僅かに狭い空間は、乗客によって収容することができる。
【0138】
上側ミニキャビンは、限定された構造的役割を有し、ほとんどの実施形態ではこれらの上方のものを支持する必要はない。これらは、モニタ/カメラ/プロジェクタのため及びこの支持部14−008の上部において端部の方向に酸素マスク容器に酸素を誘導するためにも支持構造を有する。カメラは、ビデオ会議のために使用することができ、プロジェクタは、テーブル上に投影することができる(図示していないがミニキャビンの側壁から装着することができる)。酸素発生器を使用する場合に、これは、支持マウント14−008に収容することができる。14−007は、モニタ又はプロジェクタを示すが、プロジェクタは、マウント14−008上に直接に収容することができる。
【0139】
図6−05に示すように、ビン引き出し14−015は、手荷物を格納又は回収するために通路上に引き出すことができる。
図6は、下側ミニキャビン乗員の斜視図を示している。左には、上側ミニキャビンにアクセスするための階段がある。スクリーン又は投影空間は、階段の背後の壁の後側にある場合がある。上部の凹部は、空間を下側ミニキャビンに追加して、上側ミニキャビンのアームレストの下に重なる。
【0140】
図6−07は、本発明において得られる空間効率の別の態様を示している。下端にある階段は、下側乗員の空間と相互作用し、従って、注意深く設計しなければならない。本発明の一部の実施形態において、ミニキャビン14−023の一部分は、その下に重なる第1のステップの上の足空間のために切り欠かれる。切り欠きはまた、脚乗せ部(図示せず)の側面部分まで延びることができる。更に、第2のステップ14−022は、下側ミニキャビンにおいて高い乗員の脚空間が損なわれないようにミニキャビンの端部を向くように形成される。
【0141】
図6−11は、上側ミニキャビンに出入りしやすくするためのハンドルを示している。追加のハンドルは、下側ミニキャビンの縁部に沿っても装着することができる。
【0142】
図6−12、6−13は、シート位置を横になった状態から背筋を伸ばして座った状態に変化させるための機構を示している。線形性及び回転性の両方の多くの可能なアクチュエータ機構がある。一方は、シートパンの後側にある取付点と共に示されている。シートバックアンカーは、枢動部14−031によって支持されてベッド位置から座位まで移動する。更に、シートバックの下端において、シート底部14−032に対する枢動アタッチメントがある。図から認められるように、シート底部は、シートが平坦ベッド位置に傾斜して戻る時の方向に移動する。シート底部は、この実施形態ではその前端部において、シート底部が後方又は前方に移動するとシート前側の垂直位置に向くスロット14−029にスライダー又はローラ14−030を有し、それによってシート底部の向きの角度を定める。
【0143】
このアーキテクチャの別の変形において、枢動部14−031は、図示のようなシートバックに沿ってシートバックの底縁からの距離になく、むしろ実質的にシートバックに対して直角になる可能性がある肘のようなシートバックの後方に(着座位置に)又は下に(平坦ベッド位置に)突出したシートバックの底縁に取りつけられた1つ又はそれよりも多くのアーム上にある。ミニキャビン上の支持パンに対する枢動部は、このアームの端部にある。枢動部14−032は、例示的な実施形態におけるようにシートバックの端部にある。この配置は、シート底部が平坦ベッド位置に移動するとシート底部を引き戻し(前向きではなくて)、スロット高さは、シート底部が移動して戻るとシート底部の前側が上昇するように反転することになる。
【0144】
この配置の利点は、上述のアームの長さを変更して(及びスロットも)、平坦ベッド位置のシートバック及び高さを変更して下側乗員に利益を与え、上側乗員のためにシート底部を着座位置に前向きにもたらすことができることである。このアーキテクチャは、
図6−16及び6−17に示されている。図は、ピンがあるスロットの端部のみを示している。この輪郭は、リクライニング中に好ましい向きのあらゆる形状を取ることができる。
【0145】
図6−14は、シート底部の下のスロットにおいてシート底部の下に後退することができる脚乗せ部の中心部分を示している。代わりの設計は、シート底部の前縁の下に脚乗せ部ヒンジの中心部分を有することになる。従来技術において脚乗せ部を後退させるための多くのアクチュエータ機構がある。本発明は、しかし、シートバック角度支持部の前に使用する同じアクチュエータを有する一部の実施形態を提案し、かつ望む移動の終りにシート底部をロックし、脚乗せ部の中心部分にアクチュエータの端部をロックしてアクチュエータを押し出すか又はアクチュエータを引き戻すリミットスイッチを利用することによって中心脚乗せ部を作動させる。注意すべきことに、このアタッチメントは、背景技術において十分に開示されたレバー又は歯車を有して必要な力を低減して移動を増大する必要がある。中心脚乗せ部が完全に後退してリミットスイッチによって検出される時に、アクチュエータ端部は、この機構からアンロックされ、シートバック係合点の上にロックされてシートバックを移動する。
【0146】
シート底部機構
質量及び重量は、航空機アーキテクチャにおいては望ましくなく、従って、シート機構に必要なアクチュエータのより少ない数に有用性がある。
【0147】
この機構は、シート底部(及びシートバック)の角度、摺動する脚乗せ部の移動、及び必要に応じて脚乗せ部へのウイング及び/又は延長部の移動を作動させるように設計される。注意すべきことに、力/変位比は、その上の高質量の乗員によるシートの移動と脚乗せ部又は他の小さい部品の移動との間で変化する可能性がある。前者は、特に運動軸に近い場合に大きい力と小さい変位を必要とし、その軸において必要なトルクを提供することができ、脚乗せ部は、大きい距離であるが小さい力で移動する必要がある場合がある。これらの要件は、設計に受け入れられる。
【0148】
シートバック及び底部角度の作動は、枢動支持部16−1014上にシートバックを取りつけ、枢動支持部16−1015を有するシートバック上にシート底部を取りつけることによって達成される。シート底部の前側は、この実施形態において、シートバックの異なるリクライニング角度で望ましいシート底部角度を提供するように所定の経路に沿って摺動することができる。これ及びいずれかの他のシートバック、並びにシート底部上の点の運動を必要とするシート底部アーキテクチャは、本発明を利用することができる。
【0149】
本発明は、チャネルに装填するロック又はバネ、望ましい点へのアクチュエータの利用可能な力/移動を使用する。一実施形態において、シート底部(又はバック)は、シート底部の運動から利用可能な異なる向きにロッキング点を有する。最初に主スライダーをシート底部16−1009にロックする。これは、シート底部をその1つ又はそれよりも多くのロッキング点にロックしない時に、16−1009をロックするとシート底部が移動することを保証する。シート底部の望ましい位置で、シート底部ロックは作動し、同時にロック16−1009は解除される。それによって望ましい位置でシート底部(及びシートバック)をロックし、運動を主スライダーに伝達する。運動は、アクチュエータを停止することによって勿論いつでも停止することができる。
【0150】
第1の実施形態において、単一レバーによってアクチュエータの運動が続くと、主スライダー16−1004は作動され、そこへその枢動アタッチメントを移動することによって押し込みロッド2:16−1006を作動させる。押し込みロッド2:16−1006は、レバーとして作用するように設計され、シート底部上を摺動する脚乗せ部アセンブリに運動増幅を(増幅の力で)提供する。押し込みロッド2の一端は、シート底部上のピンの上を摺動するスロットを有する。スロット及びその形状の向きは、主スライダー16−1003への枢動接続に関して半径方向にできるだけ近い接触面を有するように設計される。モーメントの腕は、この接触点と枢動点の間で短いのに対して、モーメントの腕は、摺動する脚乗せ部16−1001上のスライダー16−1002上のピンと係合する類似のスロットの接触点に関してより長い。このスロットは、スライダー16−1002の運動の方向に近づくと、このピンとこのスロットの間に接触面を作るための向き及び形状を有するように設計される。
【0151】
しかし、端から端まで又は連続的に接続された複数のレバーにより、利用可能な力の比例減少による運動の増加がある。第2の実施形態において、多重「はさみ」又は「アコーディオン」移動は、互いにこれらの中央に枢転可能に取りつけられた複数対のレバー、シート底部に枢転可能に接続されるが、同じく「はさみ」が閉じる時に端部が一緒になることができるようにスライダー方向に直角に摺動することを可能にした第1の対のレバーの端部によっても可能である。第1のレバー対の枢動部は、スライダーに枢転可能に取りつけられ、従って、スライダーが第1の対のレバーの第1の端部から離れるように摺動すると、はさみは閉じる。第1の対のレバーの第2の端部は、第2の対のレバーの第1の端部に枢転可能に取りつけられ、第1の対のレバーの第1の端部が互いに移動すると、それは第1の対の第2の端部を互いに移動し、第2の対のレバーの第1の端部が枢転可能に接続される時にこれらも一緒に移動する。別の対の第1の端部に接続された一方の対の第2の端部とこのように接続された複数対のレバーは、一連の連続的に接続されたレバーを与えることになる。スライダーが移動し、第1の対のレバーの枢動部を移動すると、アセンブリ全体が延びることになる。従って、スライダー方向に対して直角に互いに摺動することを可能にしたこれらの接続部によって最後の対のレバーの第2の端部に枢転可能に接続された脚乗せ部は、脚乗せ部を前向きに押す。逆は、主スライダーが後退する時に起こることになる。
【0152】
最初の移動は、第1のレバー対の第1の端部まで通過し、第2の端部は、第2のレバー対の第1の端部を駆動し、相互接続された多数のこのようなレバー対に対して同様であり、遥かに大きい運動及びより小さい力を必要とする脚乗せ部を移動するシート底部の移動のために設計された力/変位である入力を有する第1のはさみの移動の増加をもたらす。レバー対の数及びレバーの長さは、増幅を決定するファクタであることになる。
【0153】
主スライダー16−1003の運動時又はその前に、脚乗せ部と脚乗せ部スライダーの間のロック16−1008は、係合する必要があり、それによって脚乗せ部スライダーの移動が、摺動する脚乗せ部ベース16−1001の運動に直接に伝達されることを保証する。脚乗せ部ベース16−1001の運動の予め決められた距離の後に、運動を脚乗せ部スライダーに伝達するが、脚乗せ部ベースに伝達しないように、脚乗せ部をシート底部にロックすることができ(ロックは図示せず)、同時に脚乗せ部ベースと脚乗せ部スライダーの間のロック16−1008を解除する。スライダーのこの運動は、脚乗せ部スライダーの前フランジを直接に移動し、脚の追加の支持のために脚乗せ部の両側(一方側を示す)の側面スライダー16−1004を移動する。
【0154】
側面スライダーは、脚乗せ部スライダー及び側面スライダーに枢転可能に取りつけられた押し込みロッド1:16−1005による枢動取りつけによって作動され、かつ横方向に運動の平行移動を可能にする向きを有する。
【0155】
逆の過程は、アクチュエータ方向が逆になると行われ、ロッキング機構作動が逆になる。注意すべきことに、各スライダー機構のバネ荷重を使用して、変位が進む時に力特性を変化させることができる。
【0156】
切り換えロックを使用しない第2の実施形態は、以下の通りに機能することができる。端部止め具は、エアスリーパーの支持構造に関してシート底部運動、及びシート底部に関して脚乗せ部ベースのために配置される。強力なバネ荷重を最初にシート底部と主スライダー16−1003の間に使用して、シート底部の端部止め具まで達する前に主スライダーがシート底部16−1000に対して移動するのを防止する。その後、端部止め具にかかる力は、シート底部の更なる運動を防止し、シート底部16−1000と主スライダー16−1003の間のバネは、主スライダーを圧縮して移動させることになり、それによって脚乗せ部スライダー16−1002を移動する押し込みロッド2:16−1006を作動させる。しかし、脚乗せ部スライダー16−1002と脚乗せ部ベース16−1001の間の強力なバネは、脚乗せ部スライダーが脚乗せ部ベースに対して移動するのを防止し、従って、脚乗せ部ベースは、その端部止め具に達するまでシート底部に対して移動する。従って、端部止め具は、脚乗せ部ベースの更なる運動を防止し、従って、脚乗せ部スライダーは、バネ荷重に対して移動して、フランジ16−1007及び/又は側面スライダー16−1004を作動させる。アクチュエータシャフトが撤退すると、運動は、同じシーケンスを逆に辿ることになる。
【0157】
本発明に使用することができる従来技術に開示された全ての枢動部及びスライダー配置に対して可能な多くの配置がある。
【0158】
エアスリーパー階段配置
図8−05〜8−08に示すように、階段プロフィールは、エアスリーパー筐体の中に入り込んでいる。臀部から頭部レベルでより多くの通路空間があることは、利点である。これに加えて、本発明は、出入りのための人間工学的に魅力的な階段上の傾斜を提供する。最後に、階段は、これらが下側乗客空間の先端及び一方の側にあるので、下側乗客移動を妨げないように配置される。シート底部及びその延長部の運動は、この実施形態ではステップを妨げない。上側エアスリーパーモジュールは、結果としてより短い前端部を有することになり、従って、スリープ又は平坦ベッド位置に対して、一部の実施形態において、前方にかつ狭い脚乗せ部の場合は側面にも同様に脚乗せ部の延長部を有することが望ましいであろう。これは、上記で同じく本発明に開示されている。
【符号の説明】
【0159】
5−1001−ラッチ張力レバー
5−1002−枢動ラッチ担体アセンブリ/ハウジング(前向き及び後向き位置可能)
5−1009−ラッチを回転させるためのアパーチャ(後向きから前向きに上にするために、逆も同様である)
5−1019−カムピン
5−1020−カムツマミナット
5−1021−カムアセンブリプーリー
5−1022−カムツマミナットのためにネジ切りされたカム張力バー
5−1023−ケーブルのためのアクセス孔
5−1024−プーリーのためのアクセススロット(管のこの端部上のラッチカムアセンブリの代わりのアタッチメント
5−1025−ピン
7−1007−フレームアセンブリ
7−1014−ブレース:中心枢動ロッドに対するラッチアセンブリ(ラッチ張力アセンブリの一部)
7−1015−フレーム本体上のラッチ張力アセンブリのための凹部
7−1017−前向きモードのラッチハウジングのためのフレーム本体上の孔
7−1018−後向きシートモードのためのラッチハウジングを取りつけるための足乗せ部/前部ブレース上の孔.
7−1022−前向き/後向き位置で固定するためのラッチ担体上のアパーチャ(固定するためのロッドは図示せず)
7−2000−主ローラ(支持ピンは図示せず)
7−2001−2次ローラ(支持ピンは図示せず)
7−2002−変形可能ストリップ
7−2003−下側フック
7−2004−上側フック
7−2005−本体
7−2006−変形可能ストリップ上の切り欠き(変形のためのより小さい力)
7−2007−第1の変形可能ストリップ上のスロット
7−2008−第2の変形可能ストリップ上のピン孔(ピンは図示せず)
7−2002A−第1の変形可能ストリップ
7−2002B−第2の変形可能ストリップ
7−2009−カッター
7−2010−カット可能ストリップ
7−2011−カッターのためのスロット。より長いスロットは、カッターの変位後に切断し始めることを可能にする(第2の及び最も高いレベルの力に対して)
7−2020−ウェビングストリップ調節のためのラッチ本体
7−2021−ウェビング制御ラッチキャッチ(ピン支持部は図示せず、張力がラッチハウジング上の保持壁の方向に引っ張る。解除するように装着されたバネ)
7−2022−ラッチハウジング上の保持壁
7−2023−シートの前側からラッチを開くためのレバー
7−2024−ラッチ本体に締結するためのファスナアパーチャ
7−2025−シート本体上に締結するためのアパーチャ
7−2026−車シートベルトラッチのためのインサート
7−2027−負荷制限器上に装着された車シートベルトラッチインサートのためのラッチ
8−1001−枢動管(フレーム上のオプションブッシングの中に挿入される)
8−1002−ラッチ張力アセンブリ
8−1003−ケーブルリード−イン(ラッチは図示せず)
8−1004−枢動管中のアパーチャ(枢動管はまた、ケーブルのインサートのための間にブレイクのある2つの部分内にある場合がある)
8−1005−枢動管を支持するためのラッチ張力アセンブリ上の任意的な支持ブッシュ
8−1006−ケーブル
9−2001−ハーネススロット
9−2002−解除キャッチ
9−2003−右半分−鳩尾板
9−2004−左半分−鳩尾板
9−2005−顎支持面
9−2006−鳩尾板上のrキャッチのアクセスアパーチャ
9−2007−顎当て
9−2008−ベルト
9−2009−粉砕パッド−レベル1
9−2010−粉砕パッド−レベル2
10−1000−肩部ガード
10−1001−ヘッドレスト
10−1002−ヘッドレスト枢動支持部
10−1003−ヘッドレスト枢動支持部リンク
10−1004−ヘッドレスト枢動支持部−前方枢動
10−1005−ヘッドレスト枢動支持部−後方枢動
10−1006−ヘッドレスト支持部(垂直移動機構に取りつけられ又はシートに固定される)
10−1007−垂直移動機構への取りつけ手段又は固定シート
10−1008−ショルダープレートの縁部−(ヘッドレスト枢動支持部リンク上のノッチと係合する)
10−1009−ショルダープレートの側面
10−1010−胸部保護
10−1011−ショルダースライド背面
10−1012−ショルダースライダー
10−1013−摺動するためのショルダースライダースロット
10−1014−ショルダースライド背面−スライダーを支持するため及びスロット上で摺動するためのピン
10−1015−ショルダースライド−ヘッドレストのための作動アーム
10−1016−ショルダースライド−ヘッドレストのための作動アーム−スロット
10−1017−ショルダースライドのためのヘッドレスト取りつけ枢動部−作動アーム(ピンは図示せず)
7−2000−主ローラ
7−2002−変形可能ストリップ
7−2003−下側フック
7−2004−上側フック
7−2005−本体
7−2006−変形可能ストリップ上の切り欠き
7−2012−シース
7−2013−ピン
7−2014−側面ローラ
7−2015−下側フックのための切り欠き
7−1016−端部がローラに向けて変形可能ストリップの端部に取りつけられた軌道に沿って移動すると端部を停止させる凹部
7−1017−管上の孔上の管に(僅かに可撓性)シースをロックするロックする突起
7−1018−ローラの中央に変形可能ストリップを保持するように変形可能ストリップの2つの脚のための凹部の側面
12−001−スプール
12−002−ウェビング
12−003−フィルテープ
12−004−フィルテープ、スプール上に固定するためのウェビング挿入スロット
12−005−引き戻し器ドラム
12−006−スプールへのピン負荷制限器
12−007−引き戻し器ドラムに対するピン負荷制限器A
12−008−引き戻し器ドラムに対するピン負荷制限器B
12−009−引き戻し器のためのバネ
12−010−ハウジング
12−011−負荷制限器Bの遅延係合のための引き戻し器ドラム上のスロット
12−012−ウェビング接続ためのスロット(ウェビングのループに螺合するための開放スロットとすることができる)
12−013−管状アクスルを摺動させるためにスプライン軸受面を有するスプール
12−014−スプール上のスプライン
12−015−ハウジングと係合するネジ山を有する摺動管状アクスル
12−016−負荷制限器A’は、有効捩り長を増減させるためのスロットを有する。
12−017−負荷制限器A’上のスロット
12−018−管状アクスルを摺動させる外面上のネジ山
12−019−フィルテープの段階的高さプロフィール.
12−020−ラチェット
12−021−バネ仕掛けラチェットキー
12−022−ラチェットキー2次バネ
12−023−ゴングストライク
12−024−ゴング(キーの2つのゴング信号位置に対する異なる周波数)
12−025−ケーブルを接続するためのアパーチャ又はラチェットキーを制御するためのウェビング(第2のケーブルは、ケーブル又はウェビングによってキーのロック及びアンロックを必要とする場合に枢動部から遠い側に接続することができる
12−026−ドラム上にピンを有する引き戻し器ドラム上でラチェットを支持するためのアパーチャ
13−001−上側ユニット/乗員支持部
13−002−下側ユニット/乗員支持部
13−003−ベースユニット
13−004−支持部のためのシートトラック
13−010−シートトラック
13−011−ラッチ本体
13−012−ラッチピン
13−013−水平スライダー支持部
13−014−水平スライダー
13−015−水平バネダンパー
13−016−ベースユニット又は乗員支持部のためのアタッチメントを有する垂直スライダー
13−017−下側垂直バネダンパー
13−018−上側垂直バネダンパー
13−019−ピン保持ユニット/乗員支持部/ベースのためのアパーチャ
13−020−水平スライダー支持部を支持するためのピン孔
10−1000−肩部ガード
10−1001−ヘッドレスト
10−1002−ヘッドレスト枢動支持部
10−1003−ヘッドレスト枢動支持部リンク
10−1004−ヘッドレスト枢動支持部−前方枢動
10−1005−ヘッドレスト枢動支持部−後方枢動
10−1006−ヘッドレスト支持部(垂直移動機構に取りつけられシートに固定される)
10−1007−垂直移動機構への取りつけ手段又は固定シート
10−1008−ショルダープレートの縁部(ヘッドレスト枢動支持部リンク上のノッチと係合する)
10−1009−ショルダープレートの側面
10−1010−胸部保護
10−1011−ショルダースライド背面
10−1012−ショルダースライダー
10−1013−摺動するためのショルダースライダースロット
10−1014−ショルダースライド背面−スライダーを支持してスロット上で摺動するためのピン
10−1015−ショルダースライド−ヘッドレストのための作動アーム
10−1016−ショルダースライド−ヘッドレストのための作動アーム−スロット
10−1017−ショルダースライドのためのヘッドレスト取りつけ枢動部−作動アーム(ピンは図示せず)
10−2001−雌型溝に適合する雄型突起を有するプーリー。軸力は、溝に対して突起を圧縮して互いに保持する。一部の実施形態は、軸負荷中に形態/プーリー面に対して同軸上にあって摩擦を増大させる円形部分上の鋸歯状縁部を使用する。
10−2002−雄型突起に適合する雌型溝を有するプーリー。軸力は、溝に対して突起を圧縮して互いに保持する。一部の実施形態は、軸負荷中に形態/プーリー面に対して同軸上にあって摩擦を増大させる円形部分上の鋸歯状縁部を使用する。
14−001−シートバック支持部
14−002−シート底部
14−002A−シート底部スリープ位置
14−002B−シート底部着座位置
14−003−上側スリーパー筐体/ミニキャビン
14−004−下側スリーパー筐体/ミニキャビン
14−005−支持ビン(フットフレームが、構造支持部のための個別の内側に一体化された)
14−006−ポップアップ格納ビン
14−006A−ポップアップ格納ビン−後退するとアームレスト又はベッド面を提供する
14−007−スクリーン又はプロジェクタ(テーブルトップ上に投影するための)
14−008−酸素マスクのためのマウント(及び実施形態に使用する場合に発電機)及びスクリーン又はプロジェクタのためのマウント
14−009−ユニット間のロッキング機構のための記号
14−010−上側スリーパーに出入りするためのステップ
14−011−下側乗員を保護する脚空間覆い
14−012−脚乗せ部−中心部分
14−013−ステップのための後壁はまた、上側スリーパーの支持部を強化するための剪断面補強要素である
14−014−出入りのためのハンドル
14−015−手荷物にアクセスするために開いたビン引き出し。一部の実施形態は、底部にベルトを有して手荷物を前後に移動する
14−016−人間乗員のプロフィール
14−017−特に衝撃条件下で上側スリーパーを支持するために下側スリーパーを補強するための剪断「面」(平坦でない場合がある)。
14−018−下側スリーパーの側壁を補強するためのリブ。リブは、一部の実施形態において、アームレストの下の空間内にあり、ポップアップビンを跨ぐ。
14−019−シートバック及びシート底部の傾きを変化させる一部の実施形態のための主アクチュエータ。一部の実施形態において、リミットスイッチを有する同じアクチュエータは、シート底部の下で摺動する脚乗せ部を押し出すために使用することができる。脚乗せ部の後退及び変位のためのより低い力及びより高い変位の要件は、従来技術において十分に開示された好ましい歯車又はレバーによって達成することができる。
14−020−シートパン
14−021−シート底部に取りつけられた脚乗せ部の側面要素
14−022−スリープ位置のシート底部及び脚乗せ部の上方のステップは、上側乗客の出入りによる衝突を回避するためにスリーパーの端部に位置決めされる。
14−023−下側スリーパーのフランジ上の切り欠き(及び一部の実施形態において、脚乗せ部の側面要素)は、出入りのための上側乗客の底部ステップ上の快適な足位置を可能にする。
14−024−上側乗客の出入りのための底部ステップ
14−025−下側スリーパー筐体の補強リブのための筐体(補強リブは図示せず)は、下側スリーパー筐体の両側にあることができる。
14−026−補強リブ
14−027−シートバックアンカー
14−027A−シートバックアンカースリープ位置
14−027B−シートバックアンカー着座位置
14−028−シート機構支持パン
14−029−シートパン上のシート底部前支持部のためのスライダー(又はローラ)スロット(シート底部前端部上のスライド又はローラ。スロットプロフィールは、シート底部が後端にある枢動部の回りを動くに連れて着座位置及び全ての倒された位置の角度を変化させることができる。
14−030−シートスライダー又はローラ(着座及びスリープ位置の2つの位置を示す
14−031−シートパン上のシートバックアンカーの枢動部
14−032A−スリープ位置でのシート底部後端上のシートアンカーの枢動部
14−032B−着座位置でのシート底部後端上のシートアンカーの枢動部
14−033−支持パン上のアクチュエータ枢動支持部
14−034−アクチュエータ本体(他の実施形態は、上述の枢動部のいずれかの回りで回転するように取りつけられた回転アクチュエータとすることができる
14−035−アクチュエータシャフト。代替実施形態は、シート底部がスリープ位置に達する時に起動するリミットスイッチを有することができ、その後、アクチュエータのヘッドは、押し出すことができる脚支持部にロックされる。変位力比のための可変歯車又はレバー配置は、従来技術において十分に開示されている。
14−036−シート底部に取りつけられた脚乗せ部側面部分
14−037−着座位置の時にシート底部の下に後退し、シート底部が正常にスリープ位置にある時(しかし、他の位置でも)完全スリープ面に装着することができる脚乗せ部中心部分を摺動させるためのシート底部のスロット
14−038−エアスリーパー乗員支持部を支持するようにそれに一体化又は取りつけられた構造支持部を有する底部ビン。航空機キャビンの床又はトラックに取りつけられる。
14−039−手荷物を移動するためのベルト
14−040−ベルトを案内するためのローラ/プーリー
14−041−ロード付きベルトを支持するための2次ローラ。代替実施形態は、プーリー間のベルトの2つの面の間に低摩擦面を有する。更に他の実施形態は、上側及び下側部分が互いに容易に摺動するように、ベルトの低摩擦内面を単に有することができる。
15−2000−主ローラ
15−2002−変形可能ストリップ
15−2003−下側フックは、曲げシートメタルから製作することができる
15−2004−上側フック
15−2005−本体管
15−2006−変形可能ストリップ上の切り欠き(変形のためのより小さい力)
15−2010−支持ピン
15−2011−下側ウェビングアタッチメントスロット
15−2012−ストリップ支持部のための引っ込みリップ
15−2013−アセンブリ楔
15−2014−ウェビングアタッチメントのためのピン(固定するために端部にヘッド及びコッタピンを有することができる)
15−2015−ウェビングアタッチメントのためのピンのためのアパーチャ
15−2016−本体チャネル部分(例えば、2005におけるような管の代わり)
15−3000−ヘッドレスト
15−3001−肩部ガード
15−3002−リンク
15−3003−ヘッドレスト枢動部に取りつけるための肩部ガード上のスロットアタッチメント
15−3004−ヘッドレスト枢動アクスル
15−3005−調節可能な高さのシートバック上のベルトスロット
15−3006−肩部ガードスライダー係合のためのヘッドレスト上の凹部
15−3007−シートの高さの調節背面上のスライドガイド
15−3008−肩部ガード内のスライド
15−3009−肩部ガードスライドと高さ調節背面の間の支持リベット/ボルト/摺動取りつけ手段のためのスロット
15−3010−ヘッドレスト上のリンク枢動部
15−3011−高さ調節背面上のリンクアタッチメント
16−1000−シート底部
16−1001−脚乗せ部ベース
16−1002−脚乗せ部スライダー
16−1003−主スライダー
16−1004−側面スライダー
16−1005−押し込みロッド1
16−1006−押し込みロッド2
16−1007−脚乗せ部スライダー上の任意的な前フランジ
16−1008−脚乗せ部を脚乗せ部スライダーにロックオンにする
16−1009−シート底部を主スライダーにロックオンにする
16−1010−アクチュエータ本体
16−1011−アクチュエータシャフト
16−1012−平坦ベッド位置のシートバック
16−1013−着座位置のシートバック
16−1014−エアスリーパーの支持部材上のシートバックの枢動部
16−1015−シートバックとシート底部の間の枢動部
16−1016−平坦ベッド位置のシート底部(着座位置のシート底部は図示せず)
116−1017−アクチュエータシャフトと主スライダーの間の枢動アタッチメント
16−1018−アクチュエータ本体とエアスリーパーの支持部材の間の枢動アタッチメント