(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、耳鼻咽喉科で用いられる噴霧装置(ネブライザー)1の斜視図である。
薬液霧発生装置の一例としての噴霧装置1は、箱状に形成された装置本体1Aを備えている。この装置本体1Aは、上面11、底面12、左側面13、右側面14、前面15、背面16を備えている。また、噴霧装置1には、薬液が置かれる薬液台21が設けられている。この薬液台21は、噴霧装置1の幅方向に沿って配置され、また、装置本体1Aの前面15側に取り付けられている。
【0009】
本実施形態の噴霧装置1では、同時に、3人の患者に対する薬液の提供(噴霧)を行えるようになっており、薬液の噴霧のためのユニット(以下、「噴霧用ユニット」と称する)が3人分用意されている。具体的には、本実施形態の噴霧装置1では、噴霧用ユニット10A〜10Cが設けられている。なお、薬液台21については共用される形となっており、薬液台21は、3つの噴霧用ユニット10A〜10Cを横断する形で設けられている。
【0010】
噴霧用ユニット10A〜10Cについて詳細に説明する。なお、噴霧用ユニット10A〜10Cの各々は同様に構成されており、ここでは、噴霧用ユニット10Cについて説明する。噴霧用ユニット10Cには、操作者(患者や看護師)による操作を受け付けるとともに操作者に対する情報の表示を行うUI(User Interface)24が設けられている。また、UI24の下方には、空気(圧縮空気)が排出される空気排出部25が設けられている。この空気排出部25は、前面15から突出するように設けられている。
【0011】
図2は、空気排出部25に接続された薬液霧発生ユニットを示した図である。
図1では図示を省略したが、
図2に示すように、薬液台21上には薬液霧発生ユニット200が置かれる。この薬液霧発生ユニット200には、一端が空気排出部25に接続されるチューブ210が設けられている。さらに、チューブ210からの空気が供給される薬液収容部220が設けられている。薬液収容部220では、チューブ210によって供給されてきた空気が薬液と混合し、薬液が霧状になる。さらに、本実施形態では、薬液収容部220に取り付けられ、患者への薬液の噴霧を行う薬液噴霧部230が設けられている。
【0012】
薬液霧発生ユニット200では、薬液収容部220において、上記のとおり、チューブ210によって供給されてきた空気が薬液と混合し、薬液が霧状になる。そして、霧状となったこの薬液が、薬液噴霧部230の端部に設けられた2つの排出口231から排出される。なお、
図2では、排出口231の部分が患者の鼻腔に挿入される薬液噴霧部230を例示しているが、患者に接する部分がマスク状に形成される薬液噴霧部230も存在する。また、
図2では、薬液収容部220に対して直接、薬液噴霧部230が取り付けられた態様を例示しているが、薬液収容部220と薬液噴霧部230とを離して設けてもよい。
【0013】
図1を再び参照し、噴霧用ユニット10Cについてさらに説明する。
噴霧用ユニット10Cには、患者と対峙する側である前面15側且つ上部に、上部パネル41が設けられている。付言すると、噴霧用ユニット10Cの表面には、噴霧用ユニット10Cの一部を覆う上部パネル41が設けられている。さらに、上部パネル41の下方には、下部パネル43が設けられ、上部パネル41と下部パネル43との間には、中間パネル42が設けられている。
また、噴霧用ユニット10Cには、3つの薬液ボトル50が設けられている。この3つの薬液ボトル50は、薬液台21の内部に収容されている。薬液ボトル50の各々には、空気供給用チューブ(後述)が接続され、この空気供給用チューブによって、薬液ボトル50に空気(圧縮空気)が供給される。これにより、上記と同様、薬液霧が発生する。
【0014】
そして、本実施形態では、この薬液霧が、噴霧用ユニット10Cの内部に収容された内部ホース100を通り、上部パネル41に形成された開口52まで供給される。この開口52には、外部ホース54が取り付けられており、開口52まで供給された薬液霧は、外部ホース54を通じて、患者の鼻腔等に供給される。より具体的には、外部ホース54の先端部には、上記薬液噴霧部230と同様の機能を有する薬液噴霧部(不図示)が取り付けられており、この薬液噴霧部を通じ、患者の鼻腔等に薬液霧が供給される。
【0015】
図3は、上部パネル41および薬液台21の図示を省略した状態の噴霧用ユニット10Cを示した図である。
同図に示すように、3つの薬液ボトル50は、中間パネル42の対向位置に配置される。さらに、この3つの薬液ボトル50は、収容皿80の上に載せられている。また、収容皿80の上には、薬液ボトル50の移動を規制するボトル固定部材90(
図3では不図示、後述)が設けられている。
【0016】
中間パネル42には、噴霧用ユニット10Cの内部と外部とを通じさせる矩形状の開口42Aが形成されており、この開口42Aを内部ホース100が通ることで、中間パネル42の背後に位置する内部ホース100が、中間パネル42の前面側に位置する薬液ボトル50まで達するようになっている。さらに、本実施形態では、上部パネル41(
図3では不図示)および中間パネル42の背後に、内部ホース100の案内を行うホース案内板205が設けられている。
【0017】
ホース案内板205は、鉛直方向に沿った平面であって噴霧装置1の奥行き方向に沿った平面(仮想平面、不図示)における断面の形状がC字状に形成されている。付言すると、ホース案内板205は、噴霧用ユニット10Cの手前側から奥側に向かって進行した後にこの手前側に戻る形状で形成され、且つ、曲率を有する形状で形成されている。
また、ホース案内板205の図中下端部には、3つの貫通孔250(
図3では1つのみ表示)が形成されている。
【0018】
そして、本実施形態では、この貫通孔250を、供給管の一例としての空気供給用チューブ56が通るようになっている。この空気供給用チューブ56は、薬液ボトル50に接続されており、これにより、不図示のコンプレッサーからの空気が薬液ボトル50に供給され、薬液霧が発生する。なお、
図3では、1本の空気供給用チューブ56のみ図示しているが、空気供給用チューブ56は、3つ設けられた薬液ボトル50に対応するように3本設けられている。
【0019】
図4、
図5は、噴霧用ユニット10Cの斜視図である。
上記では説明を省略したが、薬液台21の上面には、開口が形成されており、通常時においては、この開口は、
図4、
図5に示すように、塞ぎ板21Bによって塞がれている。そして、塞ぎ板21Bを外すと、塞ぎ板21Bの下方に位置する3つの薬液ボトル50(薬液台21の内部に収容された3つの薬液ボトル50)が現れるようになる。
【0020】
図6は、薬液ボトル50を説明する図である。
収容容器の一例としての薬液ボトル50には、薬液を収容するボトル本体50Aが設けられている。さらに、ボトル本体50Aの上部には、薬液の補充に用いられる補充用開口50B、補充用開口50Bを塞ぐ蓋部材50Cが設けられている。
また、ボトル本体50Aの外周面から突出した第1突出部50Dが設けられている。第1突出部50Dには、空気供給用チューブ56が接続される。また、第1突出部50Dは、円筒状に形成されており、空気供給用チューブ56によって供給されてきた空気を、ボトル本体50Aの内部へ供給する。
【0021】
また、薬液ボトル50には、ボトル本体50Aの外周面から突出した第2突出部50Eが設けられている。第2突出部50Eには、第2突出部50Eと内部ホース100(
図3参照)との接続に用いられる円筒状のコネクタ50Fが取り付けられている。第2突出部50Eも円筒状に形成されており、第2突出部50Eは、ボトル本体50Aから排出される空気(薬液霧)を、このコネクタ50Fを介して、内部ホース100へ供給する。
【0022】
ここで、本実施形態では、第2突出部50Eの外径よりもコネクタ50Fの外径の方が大きくなっており、これにより、本実施形態では、コネクタ50Fの端面50Gと、ボトル本体50Aの外面との間に、間隙50Hが形成されている。
なお、第1突出部50Dおよび第2突出部50Eは、ボトル本体50Aの周方向において、180°ずらされた状態で設けられている。
【0023】
また、薬液ボトル50の内部には、第1突出部50Dを通って供給されてきた空気が通る空気通過管50Jと、この空気通過管50Jから分岐し且つ下方に向かうように形成された分岐管50Kとが設けられている。空気通過管50Jの図中右端部には、吹き出し口50Pが形成されており、空気通過管50Jを通った空気は、この吹き出し口50Pから排出される。
【0024】
また、分岐管50Kの図中下端部には、薬液吸入口50Mが形成されている。ここで、本実施形態では、空気通過管50Jの内部を、空気を通過するのに伴い、分岐管50Kに設けられた薬液吸入口50Mから、薬液の吸引が行われる。そして、この薬液は、分岐管50Kを経由し、分岐管50Kと空気通過管50Jとの接続箇所に達する。そして、この接続箇所にて、薬液と空気とが混合する。
そして、空気と薬液とが混合した混合物が、空気通過管50Jの吹き出し口50Pから吹き出すようになる。吹き出し口50Pから吹き出したこの混合物は、吹き出し口50Pの対向位置に設けられた吹き付け部50Nに吹きつけられる。これにより、この混合物が霧状となり、薬液霧が発生する。
【0025】
図7は、収容皿80の上に設置されるボトル固定部材90を説明する図である。
図7(A)に示すように、ボトル固定部材90には、2つの脚部91が設けられている。さらに、この2つの脚部91により両端部が支持され、水平方向への薬液ボトル50の移動を規制する移動規制板92が設けられている。
さらに、移動規制板92に形成され、薬液ボトル50が収容される円形の貫通孔93、薬液ボトル50に形成された第1突出部50D(
図6参照)の移動を規制する第1規制部94、薬液ボトル50に形成された第2突出部50E(
図6参照)の移動を規制する第2規制部95が設けられている。なお、貫通孔93、第1規制部94、および、第2規制部95は、3つ設けられた薬液ボトル50に対応するように3組設けられている。
【0026】
移動規制部の一例としての第1規制部94は、矩形状に形成された板状の基材94Aと、この基材94Aの図中右側辺94Cから基材94Aの内部方向に向かう溝(凹部)94Bとにより構成されている。また、第2規制部95は、矩形状に形成された板状の基材95Aと、この基材95Aの図中左側辺95Dから基材95Aの内部方向に向かう溝(凹部)95Bとにより構成されている。
【0027】
ボトル固定部材90への薬液ボトル50の設置は、
図7(A)の矢印7Aに示すように、まず、貫通孔93の上方から貫通孔93に向けて薬液ボトル50を移動させ、貫通孔93の内部に、薬液ボトル50(ボトル本体50A)を収容する。付言すると、本実施形態では、貫通孔93が設けられている部分が、容器設置部となっており、本実施形態では、貫通孔93が設けられている部分に、薬液ボトル50を設置する。容器設置部に薬液ボトル50を設置すると、収容皿80の上に薬液ボトル50が置かれた状態となり、収容皿80によって薬液ボトル50の底部が支持される。
【0028】
次いで、本実施形態では、同図の矢印7Bに示すように、薬液ボトル50を時計回り方向に回転させる。これにより、
図7(B)に示すように、第1規制部94に設けられた溝94B内に、薬液ボトル50の第1突出部50Dが入り込み、第2規制部95に設けられた溝95B内に、薬液ボトル50の第2突出部50Eが入り込む。
これにより、薬液ボトル50の移動が規制されるようになる。具体的には、第1規制部94に第1突出部50Dが引っ掛かり、第2規制部95に第2突出部50Eが引っ掛かることで、上方への薬液ボトル50の移動が規制されるようになる。
【0029】
付言すると、本実施形態では、第1規制部94に設けられた溝94Bの内部、および、第2規制部95に設けられた溝95Bの内部が、移動規制位置となっており、薬液ボトル50を時計回り方向に回転させると、この移動規制位置に、第1突出部50D、第2突出部50Eが達し、第1突出部50D、第2突出部50Eの移動が規制されるようになる。
【0030】
ここで、本実施形態では、上記のとおり、薬液ボトル50に内部ホース100が接続されるが、この内部ホース100は剛性を有しており、この内部ホース100の影響を受けて、薬液ボトル50が傾くことがある。ここで、薬液ボトル50が傾くと、内部の薬液の液面が、薬液吸入口50M(
図6参照)よりも下方に位置し、薬液の吸引ができず、薬液霧が生成されてなくなってしまうおそれがある。
【0031】
一方で、本実施形態では、内部ホース100の影響を受けて薬液ボトル50が傾こうとしても、第1規制部94に第1突出部50Dが引っ掛かり、第2規制部95に第2突出部50Eが引っ掛かることで、この傾きを抑えられるようになり、薬液が生成されなくなるという事態の発生が抑制される。
【0032】
また、本実施形態では、貫通孔93(
図7(A)参照)の内部に薬液ボトル50が収容されることで、水平方向への薬液ボトル50の移動も規制される。具体的には、移動規制板92のうち、貫通孔93の周縁の部分に対し、薬液ボトル50が接触することで、水平方向への薬液ボトル50の移動が規制される。さらに、本実施形態では、間隙50H(
図6参照)内に、第2規制部95の基材95A(
図7(A)参照)が入り込み、これによっても、水平方向(第2突出部50Eが延びる方向)への薬液ボトル50の移動が規制される。
【0033】
なお、本実施形態では、抑制手段として機能する空気供給用チューブ56によって、
図7(A)に示した矢印7Bとは反対方向への薬液ボトル50の回転が抑制され、これにより、第1規制部94の溝94Bから、第1突出部50Dが外れることが起きにくくなる。また、同様に、第2規制部95の溝95Bから、第2突出部50Eが外れることが起きにくくなる。
【0034】
より具体的に説明すると、
図3に示すように、空気供給用チューブ56は、第1突出部50Dに接続された箇所を始点とした場合に、時計回り方向に向かって進行するように配置されている。付言すると、空気供給用チューブ56は、薬液ボトル50に一端が取り付けられ、さらに、この一端を始点として、薬液ボトル50に巻き付くように設けられている。これにより、反時計回り方向への薬液ボトル50の回転が規制され、溝94B,95Bから、第1突出部50D、第2突出部50Eが外れにくくなっている。
【0035】
図8(薬液ボトル50、空気供給用チューブ56等を上方から眺めた場合の図)を参照してさらに説明すると、本実施形態では、ホース案内板205に形成された貫通孔250(
図3も参照)が、薬液ボトル50の背後(真裏)に位置しておらず、図中左側にずれて配置されている。付言すると、ホース案内板205のうち、空気供給用チューブ56を支持する部分が、薬液ボトル50の背後に位置しておらず、図中左側にずれて配置されている。
【0036】
このため、ユーザが空気供給用チューブ56を配置する際、この空気供給用チューブ56は、薬液ボトル50の図中左側に配置される可能性が高まる。そして、空気供給用チューブ56が、薬液ボトル50の図中左側に配置されると、上記のとおり、空気供給用チューブ56は、第1突出部50Dに接続された箇所を始点として、時計回り方向に向かって進行するように配置される。そして、この場合、上記のとおり、矢印7Bで示した方向とは反対方向への薬液ボトル50の回転が抑えられ、溝94B,95Bから、第1突出部50D、第2突出部50Eが外れにくくなる。
【0037】
このように、ホース案内板205に形成された貫通孔250を、薬液ボトル50の背後ではなく、図中左側にずらして配置した場合は、ユーザによる特別な操作無しに(ユーザに特別な操作を強いることなく)、自然と、薬液ボトル50の左側に空気供給用チューブ56が配置される。そして、この場合、ユーザによる特別な操作無しに、溝94B,95Bからの、第1突出部50D、第2突出部50Eの外れを、起きにくくすることができる。
【0038】
なお、上記では、第1規制部94および第2規制部95の2つの規制部を設けた場合を一例に説明したが、何れか一方の規制部を省略することもできる。
図9は、第1規制部94を省略したボトル固定部材90を例示しており、この構成例でも、第2突出部50Eが第2規制部95に引っ掛かるようになり、規制部が全く設けられていない場合に比べ、薬液ボトル50の傾きが抑えられるようになる。
また、上記では、ボトル固定部材90に凹部(溝94B、95B)を形成し、薬液ボトル50に、この凹部に入り込む突出部(第1突出部50D、第2突出部50E)を設けた場合を一例に説明したが、ボトル固定部材90に突出部を設け、薬液ボトル50に凹部を設け、ボトル固定部材90の突出部が、薬液ボトル50の凹部に入り込むようにしてもよい。
【0039】
図10は、ボトル固定部材90の他の構成例を示した図である。
図10(A)に示す構成例では、貫通孔93が長穴状に形成されている。さらに、貫通孔93は、移動規制板92の長手方向に沿うように形成されている。また、第1規制部94には、上記と同様、基材94A、溝94Bが設けられている。この溝94Bは、基材94Aの左側辺94Dから基材94Aの内部方向に向かうように形成されている。また、第2規制部95にも、基材95Aと、溝95Bとが設けられている。この溝95Bも、基材95Aの左側辺95Dから基材95Aの内部方向に向かうように形成されている。
【0040】
ここで、ボトル固定部材90への薬液ボトル50の設置は、同図の点線(符号9A参照)に示すように、貫通孔93の図中左端部に、薬液ボトル50をまず収容する。なお、このとき、第1突出部50D(
図6参照)が図中手前側に位置するように(第1規制部94が設けられている側に位置するように)、また、第2突出部50Eが図中奥側に位置するように(第2規制部95が設けられている側に位置するように)、薬液ボトル50を収容する。
【0041】
次いで、矢印9Bに示すように、長穴状に形成された貫通孔93に沿って図中右下方向に、薬液ボトル50をスライド移動させる。これにより、第1規制部94に設けられた溝94B内に第1突出部50Dが収容され、第2規制部95に設けられた溝95B内に第2突出部50Eが収容される。
なお、図示は省略しているが、この構成例においても、
図3にて示したように、空気供給用チューブ56が、時計回り方向に巻き付くように配置されており、これにより、反時計回り方向への薬液ボトル50の移動が規制されている。これにより、
図10(A)に示した構成例では、第2規制部95に設けられた溝95Bからの第2突出部50Eの外れが生じにくくなる。
【0042】
次に、
図10(B)に示す構成例を説明する。
この構成例では、第1規制部94の基材94Aに形成された溝94Bが、基材94Aの右側辺94Cから基材94Aの内部に向かうように形成されている。また、第2規制部95側でも、基材95Aに形成された溝95Bが、基材95Aの右側辺95Cから基材95Aの内部に向かうように形成されている。
【0043】
ここで、ボトル固定部材90への薬液ボトル50の取り付けは、同図の点線(符号9C参照)に示すように、貫通孔93のうちの図中右端部に、薬液ボトル50をまず収容する。なお、このとき、上記と同様、第1突出部50Dが図中手前側に位置するように(第1規制部94が設けられている側に位置するように)、また、第2突出部50Eが図中奥側に位置するように(第2規制部95が設けられている側に位置するように)、薬液ボトル50を収容する。
【0044】
次いで、矢印9Dに示すように、長穴状に形成された貫通孔93に沿って図中左上方向に、薬液ボトル50をスライド移動させる。これにより、第1規制部94に設けられた溝94B内に第1突出部50Dが収容され、第2規制部95に設けられた溝95B内に、第2突出部50Eが収容される。
なお、この構成例においても、
図3にて示したように、空気供給用チューブ56が、時計回り方向に巻き付くように配置されており、これにより、反時計回り方向への薬液ボトル50の移動が規制されている。これにより、
図10(B)にて示した構成例では、第1規制部94に設けられた溝94Bからの第1突出部50Dの外れが生じにくくなる。
【0045】
ここで、
図7〜
図10にて示した構成では、噴霧装置1に対する薬液ボトル50の固定を簡易に行うことができるようになる。より具体的には、薬液ボトル50を回転させ、あるいは、薬液ボトル50を一方向にスライド移動させるだけで、薬液ボトル50の固定を行うことができるようになる。
なお、装置の小型化を図るという観点からは、薬液ボトル50を回転させて固定する態様の方が、薬液ボトル50をスライド移動させて固定する態様に比べ、装置の小型化を実現しやすい。付言すると、薬液ボトル50を回転させて固定する態様では、薬液ボトル50をスライド移動させるための空間が不要となるため、この空間の分だけ、装置の小型化を図れる。